JP5157457B2 - 半導体素子の制御回路 - Google Patents

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本発明は、半導体素子の制御回路及び半導体集積素子に関する。
近年の通信需要の飛躍的な増大に伴い、波長の異なる複数の信号光を多重化することによって、一本の光ファイバで大容量伝送を可能とする波長分割多重通信システム(WDM通信システム)の開発が進められている。
さらに、次世代の光通信システムとして、波長ルーティング、パケットスイッチング、Optical Add/Drop Multiplexer(OADM)等の技術検討が進められている。
特に、これらの次世代システムにおいては、波長可変レーザの波長スイッチング速度の高速化が求められている。
現在、波長可変レーザとしては、温度制御型のDFBレーザ、SG/SSG−DBR(Sampled Grating/Superstructure Grating Distributed Bragg Reflector)レーザ、DBRレーザ、TDA−DFB(Tunable Distributed Amplifier Distributed Feed Back laser)レーザ、TTG(Tunable Twin Guide)−DFBレーザ、外部共振器型レーザ等がある(例えば非特許文献1〜5参照)。
これらのうち、温度制御によって発振波長を制御するタイプの波長可変レーザは、温度制御に例えばマイクロヒータやペルチェ素子を用いるため、他の波長可変レーザと比べて波長制御の応答速度が遅い。
一方、SG/SSG−DBRレーザ、短共振器(Short cavity)DBRレーザ、TDA−DFBレーザ、TTG−DFBレーザ等のようなキャリア注入による屈折率変化を利用するキャリア注入型波長可変レーザは、波長スイッチング速度の高速化に適している。
キャリア注入による屈折率変化の応答速度は、キャリア寿命程度、即ち、数nsec程度であり、例えば波長フィードバック等の制御回路と合わせてもμsecオーダーでの波長スイッチング速度の実現が見込まれている。
K. Takabayashi, et al., "Mode-Hop-Free and Electrically Wavelength-Tunable Laser Array with 39.5 nm Tuning Range using Tunable Distributed Amplification DFB Structure", Semiconductor Laser Conference, 2006. Conference Digest. 2006 IEEE 20th International, 2006, page(s):27-28 B. Mason, et al., "Widely tunable sampled grating DBR laser with integratedelectroabsorption modulator", Photonics Technology Letters, IEEE, Volume 11, Issue 6, June 1999, page(s):638-640 M. C. Amann, et al., "Continuously tunable laser diodes: longitudinal versus transversetuning scheme", Selected Areas in Communications, IEEE Journal on, Volume 8, Issue 6, Aug. 1990, p age(s):1169-1177 H. Arimoto, et al., "Wavelength-Tunable Short-Cavity DBR Laser Array With Active Distributed Bragg Reflector", Lightwave Technology, Journal of, Volume 24, Issue 11, Nov. 2006, page(s):4366-4371 N. Fujiwara, et al., "Inherently mode-hop-free distributed Bragg reflector (DBR) laser array", Selected Topics in Quantum Electronics, IEEE Journal of, Volume 9, Issue 5, Sept.-Oct. 2003, page(s):1132-1137
ところで、通常、半導体素子を含む電気回路を高速で駆動する際には、電源と負荷のインピーダンスの整合を取る必要がある。
このため、例えば直接変調半導体レーザの出力を高速変調する場合には、半導体レーザのpn接合(ダイオード)に閾値電流よりも少し大きい直流電流を予め順バイアスしておき、そこに高速の変調信号(高周波変調信号)を重畳する方法が取られる。
つまり、レーザ駆動回路を例えば図17に示すような回路構成とし、半導体レーザのpn接合(ダイオード)に閾値電流よりも少し大きい直流電流を予め順バイアスしておくことで、ダイオードのように非線形なインピーダンス特性を有する半導体レーザでも一定のインピーダンスを持つ素子として駆動することが可能となり、半導体レーザのpn接合(ダイオード)に直列に適切な負荷(マッチング抵抗)を接続することで、高周波変調信号に対して容易にインピーダンス整合を取ることができ、半導体レーザのpn接合(ダイオード)を含むレーザ駆動回路を高速で駆動できることになる。
また、例えば半導体光変調器を高速で駆動する場合には、変調器駆動回路を例えば図18に示すような回路構成とすることで、半導体光変調器のpn接合(ダイオード)に高速の信号電圧(高周波変調信号)を逆向きに印加する(逆方向バイアス)。この場合、pn接合にはほとんど電流が流れない。このため、半導体光変調器のpn接合(ダイオード)を含むノードは回路的には信号電圧によらずオープンに近い状態となっている。この場合、半導体光変調器のpn接合(ダイオード)に対して並列に適切な負荷(マッチング抵抗)を接続することで、電源から見たインピーダンスを一定に保つことができ、高周波信号に対して容易にインピーダンス整合を取ることができ、半導体光変調器のpn接合(ダイオード)を含む変調器駆動回路を高速で駆動できることになる。
しかしながら、上述のキャリア注入型波長可変レーザでは、pn接合(ダイオード)を含む波長制御領域に備えられる波長制御層に、ダイオードを介して電流を注入して、キャリア密度を変え、屈折率を変化させることによって、発振波長のスイッチングを行なうが、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なうには、電流注入量を大きく変化させる必要があり、この場合、ダイオードに印加される電圧が大きく変化することになる。
例えば、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう際に、ダイオードのターンオン電圧以下の電圧から波長制御層がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲でダイオードに印加される順方向バイアス電圧が変化すると、ダイオードのインピーダンスは、数100MΩから数Ωまで変化することになる。
このため、上述のキャリア注入型波長可変レーザは、一定のインピーダンスとなる条件で、広い波長帯域で波長スイッチング動作をさせることができず、ある電圧領域ではインピーダンスの不整合によって、高周波信号が波長制御層に伝達されず、高速で波長スイッチング動作をさせることができない。
つまり、上述のキャリア注入型波長可変レーザでは、広い波長領域で波長スイッチング動作をさせる際にインピーダンス整合を取るのが難しく、キャリア注入型波長可変レーザの波長制御領域のpn接合(ダイオード)を含む駆動回路を高速で駆動することができない。
なお、ここでは、キャリア注入型波長可変レーザを例に挙げて、その課題を説明しているが、例えば、動作時にダイオード(pn接合)の立ち上がり電圧を挟んで上下の電圧がダイオードに印加されるSOAゲートスイッチのように、ダイオード(pn接合)を含み、動作時にダイオードのインピーダンスが所定値以上変化する半導体素子においても同様の課題がある。
そこで、ダイオード(pn接合)を含み、動作時にダイオードのインピーダンスが所定値以上変化する半導体素子の制御回路(駆動回路)において、信号電源とのインピーダンス整合が容易に得られるようにして、高速動作を実現できるようにしたい。
このため、本半導体素子の制御回路は、半導体素子を構成する半導体層に接続され、動作時にインピーダンスが変化するダイオードと、ダイオードに接続され、高周波信号を供給する信号電源と、ダイオードに並列に接続されたトランジスタとを備え、トランジスタは、信号電源から高周波信号を供給され、ダイオード及びトランジスタを含む電気回路のインピーダンスが電気回路に印加される電圧に対してほぼ一定となるようなインピーダンス特性を有し、信号電源と電気回路とのインピーダンスを整合させるためのマッチング抵抗と、トランジスタの電流電圧特性が飽和する電圧がダイオードの立ち上がり電圧に合うように、トランジスタのベースにバイアス電流を供給するベース電源と、トランジスタのエミッタに直列に接続されたエミッタ抵抗と、トランジスタのコレクタに直列に接続されたコレクタ抵抗とを備え、エミッタ抵抗及びコレクタ抵抗は、ダイオードの立ち上がり前の電気回路のインピーダンスが、ダイオードの立ち上がり後のダイオードのインピーダンスに合うように設定されていることを要件とする。
したがって、本半導体素子の制御回路によれば、ダイオード(pn接合)を含み、動作時にダイオードのインピーダンスが所定値以上変化する半導体素子の制御回路(駆動回路)において、信号電源とのインピーダンス整合が容易に得られ、高速動作を実現できるという利点がある。
以下、図面により、本実施形態にかかる半導体素子の制御回路及び半導体集積素子について、図1〜図16を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる半導体素子の制御回路は、例えば光通信用光源であるキャリア注入型波長可変レーザ(半導体レーザ;直接変調レーザ;光半導体素子;ここではTDA−DFBレーザ;図13参照)の発振波長を高速でスイッチングする制御を行なう回路(駆動回路)である。
このため、本実施形態では、制御対象となる半導体素子は、図13,図14に示すように、波長制御層14及びこの波長制御層14を上下で挟み込んだp型半導体層15とn型半導体層13とからなるpn接合(ダイオード;pn接合ダイオード;半導体ダイオード)1を含む波長制御領域10Bを備えるキャリア注入型波長可変レーザ(例えばTDA−DFBレーザ)10である。
このキャリア注入型波長可変レーザ10は、波長制御領域10Bのpn接合(ダイオード)1を順バイアスし、波長制御層14にダイオード1を介して電流を供給してキャリアを注入し、波長制御層14のキャリア密度を変えて(即ちプラズマ効果及びバンドフィリング効果によって)屈折率(等価屈折率)を変化させることによって、発振波長のスイッチングを行なうものであるため、より具体的な制御対象は、キャリア注入型波長可変レーザ10の波長制御領域10Bに含まれる波長制御層14である。なお、回折格子を備える半導体レーザの発振波長は、共振器内の回折格子の周期(ピッチ長)と導波路の等価屈折率によって決定される。
特に、本キャリア注入型波長可変レーザ10では、図2に示すように、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう場合、動作時にダイオードのターンオン電圧(立ち上がり電圧)以下の電圧から波長制御層14がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲で、波長制御領域10Bのダイオード1に印加される順方向バイアス電圧(Diode voltage)が変化することになる。
ここで、図3は、本キャリア注入型波長可変レーザ10の波長制御領域10Bのダイオード(pn接合からなる半導体ダイオード)1のインピーダンス変化を示している。
図3に示すように、本キャリア注入型波長可変レーザ10の波長制御領域10Bのダイオード1は、バイアス電圧に対して非線形なインピーダンス特性を有するため、ダイオード1のターンオン電圧以下の電圧から波長制御層14がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲でダイオード1に印加される順方向バイアス電圧が変化すると、ダイオード1のインピーダンスは、数100MΩから数Ωまで変化することになる。
このため、従来の回路構造(例えば図17参照)では、キャリア注入型波長可変レーザを、一定のインピーダンスとなる条件で、広い波長帯域で波長スイッチング動作をさせることができず、ある電圧領域ではインピーダンスの不整合によって、高周波信号が波長制御層に伝達されず、高速で波長スイッチング動作をさせることができない。
例えば、信号電源とダイオードとの間に直列に45Ωのマッチング抵抗を挿入して、インピーダンス50Ωの信号電源とのインピーダンス整合を取った場合、実際にインピーダンス整合状態で駆動できるのは、ダイオードに印加される順方向バイアス電圧が1.0V程度以上の領域に制限されてしまい(例えば図3参照)、ダイオードのターンオン電圧以下の電圧から1.0V程度までの電圧領域(例えば図3参照)では高速で波長スイッチング動作をさせることができない。
そこで、本半導体素子の制御回路は、図1に示すように、キャリア注入型波長可変レーザ10の波長制御領域10B(図13参照)に含まれる波長制御層(半導体層)14(図14参照)に接続されたダイオード(pn接合)1と、ダイオード1に接続され、ダイオード1を介して波長制御層14(図14参照)に高周波信号(RF信号)を供給する信号電源(高周波電源;信号電圧源;信号電流源)2と、直流(DC)バイアス電源3と、ダイオード1に並列に接続された非線形素子4と、信号電源2とダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路(信号電源2から高周波信号を供給される電気回路)5とのインピーダンスを整合させるためのマッチング抵抗6とを備える。なお、図1中、符号1Aは、ダイオード1のターンオン後のインピーダンスを決めるダイオード直列抵抗を示している。
ここで、非線形素子4は、電気回路5のインピーダンス(信号電源2から見たインピーダンス)が、電気回路5に印加される電圧に対してほぼ一定となるような、非線形なインピーダンス特性(ダイオード1のインピーダンス特性と異なる、非線形なインピーダンス特性)を有する。
具体的には、ダイオード1のインピーダンス特性が、図3に示すように、ダイオード1に印加される電圧(Diode voltage)に対して非線形なインピーダンス特性になっている場合、非線形素子4のインピーダンス特性が、図4に示すように、非線形素子4に印加される電圧(Tuning voltage)に対して非線形なインピーダンス特性になるようにする。
これにより、ダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路5のインピーダンス、即ち、非線形素子4のインピーダンスとダイオード1のインピーダンスとの合成インピーダンスが、図5に示すように、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう場合に信号電源2から電気回路5に供給される電圧(Vsource)の範囲のほぼ全域にわたってほぼ一定となる。この場合、電気回路5の電流電圧特性(信号電源2から電気回路5に供給される電流(Total current)と電圧(Vsource)との関係を示す特性)は、図6に示すようになる。
なお、本実施形態では、図7に示すように、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう場合、動作時に信号電源2から電気回路5に供給される電圧(Signal voltage)は、広い範囲で変化することになる。
次に、合成インピーダンスを一定にする原理を、図8を参照しながら説明する。
ダイオード1の電流電圧特性(ダイオード1に流れる電流とダイオード1に印加される電圧との関係を示す特性)が、図8中、点線Aで示すようになる場合、非線形素子4の電流電圧特性(非線形素子4に流れる電流と非線形素子4に印加される電圧との関係を示す特性)が、図8中、破線Bで示すようになるようにする。
具体的には、図8中、破線Bで示すように、非線形素子4の電流電圧特性が飽和する電圧がダイオード1の立ち上がり電圧(ターンオン電圧)に合うようにし、かつ、非線形素子4の電流電圧特性の線形領域(非線形素子4の線形動作領域)の傾き(インピーダンス)とダイオード1の電流電圧特性の線形領域(ダイオード1の線形動作領域)の傾き(インピーダンス)とが同程度になるように、非線形素子4の電流電圧特性を設定する。これにより、非線形素子4のインピーダンス特性が図4に示すように設定される。
この結果、ダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路5の電流電圧特性[電気回路5に流れる電流(回路電流)と電気回路5に印加される電圧(回路電圧)との関係を示す特性;信号電源2から見た電気回路5の電流電圧特性]が、図8中、実線Cで示すように線形になり、一定の傾き(インピーダンス)になる。つまり、ダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路5のインピーダンス(合成インピーダンス)は、電気回路5に印加される電圧に対して一定となる。ここでは、電気回路5のインピーダンスを、ダイオード1の電流電圧特性の線形領域のインピーダンスに合わせている。
なお、ここでは、ダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路5の電流電圧特性が線形になるように調整して、電気回路5に印加される電圧の全域にわたって一定の傾き(インピーダンス)になるようにしているが、これに限られるものではなく、少なくとも、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう場合にダイオード1に印加される電圧(順方向バイアス電圧)の範囲の全域にわたってほぼ一定の傾き(インピーダンス)になっていれば良く、インピーダンス不整合を生じない程度に所定の範囲でインピーダンスが変わっていても良い。例えば、非線形素子4の電流電圧特性の線形領域のインピーダンスが、ダイオード1の電流電圧特性の線形領域のインピーダンスよりも大きくても良いし、小さくても良い。また、例えば、非線形素子4の電流電圧特性が飽和する電圧が、ダイオード1の立ち上がり電圧よりも高くても良いし、低くても良い。
上述のように、合成インピーダンスがほぼ一定になるようにしているため(即ち、ダイオード1及び非線形素子4を含む電気回路5の電流電圧特性がほぼ一定の傾きになるようにしているため)、信号電源2とのインピーダンス整合を容易に取ることができる。例えば、信号電源2と電気回路5との間に直列にマッチング抵抗(例えば45Ω)6を入れることで、例えばインピーダンス50Ωの信号電源2に容易にインピーダンス整合させることができる。
特に、キャリア注入型波長可変レーザにおいて、広い波長帯域で波長スイッチング動作を行なう場合、動作時にダイオード1のターンオン電圧以下の電圧から波長制御層14(図14参照)がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲でダイオード1に印加される順方向バイアス電圧が変化することになるが、本実施形態では、この電圧範囲の全域にわたって信号電源2から見たインピーダンスがほぼ一定になっており、マッチング抵抗6によって信号電源2とのインピーダンス整合が取れているため、広い波長帯域で波長スイッチング動作を高速で行なうことが可能となる。
ところで、本実施形態では、非線形素子4として、図9に示すように、トランジスタ4Xを用いている。
具体的には、図9に示すように、npn型トランジスタ4Aを用いている。
本実施形態では、npn型トランジスタ4Aのコレクタが、ダイオード1のp側(p型半導体層側;第1導電型側)に接続されており、npn型トランジスタ4Aのエミッタが、接地電位に接続されている。また、npn型トランジスタ4Aのコレクタ及びダイオード1のp側(p型半導体層側)が、信号電源2の+側(正電位側)に接続され、ダイオード1のn側(n型半導体層側;第2導電型側)及び信号電源2の−側(負電位側)が、接地電位に接続されている。なお、図9では直流バイアス電源3は図示を省略している。
ここで、トランジスタのコレクタ−エミッタ間の電流電圧特性(コレクタ−エミッタ間電圧とコレクタ電流との関係を示す特性)は、図10に示すように、ベース電流に依存している。
このため、図9に示すように、トランジスタ4Xの電流電圧特性が飽和する電圧がダイオード1の立ち上がり電圧に合うように、トランジスタ4Xのベースにバイアス電流(ベース電流)を供給するベース電源7を備えるものとし、さらに、トランジスタ4Xのエミッタに直列に接続されたエミッタ抵抗8、及び、トランジスタ4Xのコレクタに直列に接続されたコレクタ抵抗9とを備えるものとし、エミッタ抵抗8及びコレクタ抵抗9を、ダイオード1の立ち上がり前のダイオード1及びトランジスタ4Xを含む電気回路5のインピーダンスがダイオード1の立ち上がり後のダイオード1のインピーダンスに合うように設定すれば良い。
この場合、ベース電源7から供給されるベース電流の設定によって、ダイオード1が立ち上がってダイオード1に電流が流れているときは、トランジスタ4Xに流れる電流(コレクタ電流)が飽和し、一定の電流が流れることになる。また、エミッタ抵抗8及びコレクタ抵抗9の設定によって、ダイオード1の立ち上がり前に電気回路5に流れる電流が調整されることになる。
また、本実施形態では、トランジスタ4Xのコレクタに直列にコレクタ抵抗9が接続されており、このコレクタ抵抗9によって、ダイオード1とトランジスタ4Xとの電気的な接続が調整できるようになっている。
このように、本実施形態では、ベース電源7から供給されるベース電流、エミッタ抵抗8、及び、コレクタ抵抗9の設定によって、ダイオード1及びトランジスタ4Xを含む電気回路5のインピーダンス(合成インピーダンス;信号電源2から見たインピーダンス)が、電気回路5に印加される電圧に対してほぼ一定になるようにしている。
なお、本実施形態では、トランジスタ4Xとして、npn型トランジスタ4Aを用いているが、これに限られるものではなく、図11に示すように、pnp型トランジスタ4Bを用いることもできる。この場合、pnp型トランジスタ4Bのエミッタが、ダイオード1のp側(p型半導体層側)に接続され、pnp型トランジスタ4Bのコレクタが、接地電位に接続されるようにすれば良い。また、pnp型トランジスタ4Bのエミッタ及びダイオード1のp側(p型半導体層側)が、信号電源2の+側(正電位側)に接続され、ダイオード1のn側(n型半導体層側)及び信号電源2の−側(負電位側)が、接地電位に接続されるようにすれば良い。なお、この場合、pnp型トランジスタ4Bのベースには負電流を供給する。なお、図11では直流バイアス電源3は図示を省略している。
また、本実施形態では、非線形素子4としてトランジスタ4Xを用いているが、これに限られるものではなく、例えば図12に示すように、非線形素子4として半導体抵抗4Yを用いることもできる。
ところで、本実施形態では、図13に示すように、制御対象の半導体素子であるキャリア注入型波長可変レーザ10と、非線形素子4として用いるトランジスタ4Xとを同一基板(半導体基板)11上に集積して、半導体集積素子12を構成している。なお、キャリア注入型波長可変レーザ10とトランジスタ4Xとは電気的に十分分離されている。
ここで、キャリア注入型波長可変レーザ10は、図13に示すように、利得を発生しうる活性層を含む利得領域(半導体レーザ領域)10Aと、発振波長を制御しうる波長制御領域10Bとを光軸方向に交互に有するTDA−DFBレーザである。なお、図示しないが、光導波路の全長にわたって光導波路に沿って回折格子が設けられている。
そして、波長制御領域10Bは、図14に示すように、n型半導体基板(ここではn型InP基板)11上に、n型半導体層(第1導電型半導体層;クラッド層;ここではn型InP層)13、電流注入によって屈折率が変化して発振波長を制御しうる波長制御層(制御対象;コア層;ここではアンドープInGaAsP層)14、p型半導体層(第2導電型半導体層;クラッド層;ここではp型InP層)15を積層した導波路構造になっており、特定の光を導波する光導波路の一部を構成している。また、n型半導体層13とp型半導体層15とが、波長制御層(機能層)14を間に挟んで接合されており、pn接合(上記ダイオード1)を構成している。つまり、波長制御領域10Bは、上記ダイオード1を含むものとして構成されている。本実施形態では、波長制御層14は不純物が添加されていない半導体層からなり、この波長制御層14がn型半導体層13とp型半導体層15との間に挟み込まれた構造になっているため、波長制御領域10Bは、上記ダイオード1として、pin接合ダイオード(制御対象ダイオード)を含むものとして構成されている。なお、図14中、符号16はp側電極を示しており、符号17は埋込層を示している。
具体的には、本半導体集積素子12は、図14に示すように、n型InP基板11上に、InGaAsP系のTDA−DFBレーザ10を形成するとともに、InP系のnpn型トランジスタ4Aを形成することによって構成されている。
ここで、InGaAsP系のTDA−DFBレーザ10は、図13に示すように、InGaAsP系活性層を含む利得領域10A及びInGaAsP系波長制御層を含む波長制御領域10Bを備え、これらは一般的な作製方法によって形成することができる。
npn型トランジスタ4Aは、以下のようにして形成される。
つまり、まず、n型InP基板11上にn型InP(1×1017cm-3)からなるエミッタ層(第1導電型半導体層)20を例えば500nm積層し、このn型InPエミッタ層20上にp型InP(1×1019cm-3)からなるベース層(第2導電型半導体層)21を例えば50nm積層し、p型InPベース層21上にn型InP(1×1017cm-3)からなるコレクタ層(第1導電型半導体層)22を例えば100nm積層する(例えば図14参照)。なお、結晶成長は、例えばMOCVD法、MBE法等を用いれば良い。
次に、適宜、例えばフォトリソグラフィ等によってパターニングを行なった後、例えばドライエッチング等によって、図13,図14に示すように成形する。
そして、図13,図14に示すように、n型InPコレクタ層22上にコレクタ電極23、p型InPベース層21上にベース電極24、n型InPエミッタ層20上にエミッタ電極25を、例えばイオンビーム蒸着等によって形成する。このようにして、InP系のnpn型トランジスタ4Aが形成される。
その後、TDA−DFBレーザ10のp側電極16[このp側電極16は、TDA−DFBレーザ10の波長制御領域10B(波長制御層14を含む)に接続された電極(波長制御電極)であり、利得領域10Aに設けられる電極(利得電極)とは別に設けられている]と、npn型トランジスタ4Aのコレクタ電極23とを、例えばワイヤボンディング等によって電気的に接続する。
なお、ここでは、キャリア注入型波長可変レーザ10として、TDA−DFBレーザを例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えば、SG/SSG−DBRレーザ、短共振器(Short cavity)DBRレーザ、TDA−DFBレーザ、TTG−DFBレーザ等の他の構造のキャリア注入型波長可変レーザに本発明を適用することもできる。この場合、他の構造の波長可変レーザ10Xは、例えば図16に示すように、利得を発生しうる活性層を含む利得領域(半導体レーザ領域)10XAと、発振波長を制御しうる波長制御領域10XBとを有し、この波長可変レーザ10Xと、トランジスタ4X(非線形素子4)とが、同一基板11上に集積されて半導体集積素子12Xが構成される。そして、波長制御領域10XBは、上述の実施形態(図14参照)のものと同様に、第1導電型半導体層、電流注入によって屈折率が変化して発振波長を制御しうる波長制御層、第2導電型半導体層を積層してなり、ダイオードを含むものとして構成される。
また、ここでは、InGaAsP/InP系半導体集積素子12を例に挙げて説明しているが、材料系はこれに限定されるものではなく、例えばGaAs系の半導体材料を用いて構成することもできる。
また、ここでは、npn型トランジスタ4Aを形成する場合を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えばpnp型トランジスタ4Bを形成する場合には、基板上にp型InP(1×1017cm-3)コレクタ層を例えば500nm積層し、その上にn型InP(1×1019cm-3)ベース層を例えば50nm積層し、さらにその上にp型InP(1×1017cm-3)エミッタ層を例えば100nm積層すれば良い。
また、トランジスタ4Xの形成方法は、これに限定されるものではなく、例えばイオン注入や熱拡散等を用いて形成しても良い。
したがって、本実施形態にかかる半導体素子の制御回路及び半導体集積素子によれば、ダイオード(pn接合)1を含み、動作時にダイオード1のインピーダンスが所定値以上変化する半導体素子10の制御回路(駆動回路)において、信号電源2とのインピーダンス整合が容易に得られ、高速動作を実現できるという利点がある。
特に、上述のキャリア注入型波長可変レーザ10の波長制御領域10Bを制御する場合のように、制御対象が、広いバイアスレンジを持ち、インピーダンスの変化が大きい場合であっても、インピーダンス整合が容易に得られ、高速な変調動作を実現できるという利点がある。
ここで、図15中、実線Aは上述のような本実施形態の回路構成(図9参照)においてダイオード1に印加される電圧の時間応答波形を示しており、破線Bはダイオードに高周波電源を直接接続した従来の回路構成(例えば図17参照)の場合の時間応答波形を示している。
図15中、破線Bで示すように、従来の回路構成では、インピーダンス不整合になっているため、ダイオードに印加される電圧は信号波形に対して追従できていない。
これに対し、図15中、実線Aで示すように、上述の本実施形態の回路構成(図9参照)では、インピーダンス整合が取れているため、所望の時間(ここでは60nsec程度)で所望の電圧(動作時の最大印加電圧;ここでは2V程度)をダイオード1に印加できており、ダイオード1に印加される電圧は信号波形に対して追従できている。このため、本回路構成によれば、高速で波長スイッチング動作を行なえることになる。
なお、上述の実施形態では、波長可変レーザ10の波長スイッチング動作時に、ダイオード1のターンオン電圧(立ち上がり電圧)以下の電圧から波長制御層14がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲で、ダイオード1への順方向バイアス電圧を変化させるようにして、ダイオード1のターンオン後のダイオード1に流れる電流が変化する領域の全てを波長スイッチング動作に用いるようにしているが、これに限られるものではなく、例えば、所望の波長可変幅に応じて、波長可変レーザの波長スイッチング動作時に、ダイオードのターンオン電圧以下の電圧から波長制御層がキャリア飽和状態になる電圧までの範囲の一部の範囲で(例えばダイオードのターンオン電圧よりも所定値だけ高い電圧から波長制御層がキャリア飽和状態になる電圧までの範囲で)、ダイオードへの順方向バイアス電圧を変化させるようにして、ダイオードのターンオン後のダイオードに流れる電流が変化する領域の一部(例えばダイオード1がターンオンした後、ダイオード1の電流電圧特性が線形になるまでの領域の一部、及び、ダイオード1の電流電圧特性の線形領域の全部又は一部)を波長スイッチング動作に用いるようにしても良い。
また、上述の実施形態では、動作時にダイオード1のターンオン電圧(立ち上がり電圧)以下の電圧から波長制御層14がキャリア飽和状態になる電圧までの広い範囲でダイオードへの順方向バイアス電圧を変化させる波長可変レーザ10を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えば、動作時にダイオードの立ち上がり電圧を挟んで上下の電圧がダイオードに印加されるSOAゲートスイッチのように、ダイオードを含み、動作時にダイオード(pn接合)のインピーダンスが所定値以上変化する(信号電源のインピーダンスと不整合になる程度に大きく変化する)半導体素子を制御するのに本発明を適用することができる。
また、本発明は、上述した実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子(キャリア注入型波長可変レーザ)の波長制御領域に備えられるダイオードに印加される電圧(Diode voltage)と波長シフトとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子(キャリア注入型波長可変レーザ)の波長制御領域に備えられるダイオードのインピーダンス特性を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路に備えられる非線形素子のインピーダンス特性を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路における信号電源から見たインピーダンス特性を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路における信号電源から見た電流電圧特性を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路における信号電源電圧(Signal voltage)と波長シフトとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路において信号電源から見たインピーダンスを一定にするための原理を説明するための図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の具体的な構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の具体的な構成例における信号電源から見たインピーダンスの調整方法を説明するための図であって、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧、コレクタ電流、ベース電流との関係を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の他の具体的な構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の他の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体集積素子の構成を示す模式的平面図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体集積素子の構成を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体素子の制御回路の具体的な構成例におけるダイオード電圧の時間応答波形、及び、従来の回路構造の場合のダイオード電圧の時間応答波形を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体集積素子の他の構成例を示す模式的平面図である。 従来の直接変調レーザの駆動回路の構成を示す図である。 従来の半導体光変調器の駆動回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 ダイオード(pn接合)
2 信号電源
3 直流バイアス電源
4 非線形素子
4X トランジスタ
4A npn型トランジスタ
4B pnp型トランジスタ
5 電気回路
6 マッチング抵抗
7 ベース電源
8 エミッタ抵抗
9 コレクタ抵抗
10 キャリア注入型波長可変レーザ(TDA−DFBレーザ)
10A 利得領域(半導体レーザ領域)
10B 波長制御領域
10X 波長可変レーザ
10XA 利得領域(半導体レーザ領域)
10XB 波長制御領域
11 基板(n型半導体基板;n型InP基板)
12,12X 半導体集積素子
13 n型半導体層(第1導電型半導体層;n型InP層)
14 波長制御層(アンドープInGaAsP層)
15 p型半導体層(第2導電型半導体層;p型InP層)
16 p側電極
17 埋込層
20 n型InPエミッタ層(第1導電型半導体層)
21 p型InPベース層(第2導電型半導体層)
22 n型InPコレクタ層(第1導電型半導体層)
23 コレクタ電極
24 ベース電極
25 エミッタ電極

Claims (4)

  1. 半導体素子を構成する半導体層に接続され、動作時にインピーダンスが変化するダイオードと、
    前記ダイオードに接続され、高周波信号を供給する信号電源と、
    前記ダイオードに並列に接続されたトランジスタとを備え、
    前記トランジスタは、前記信号電源から高周波信号を供給され、前記ダイオード及び前記トランジスタを含む電気回路のインピーダンスが前記電気回路に印加される電圧に対してほぼ一定となるようなインピーダンス特性を有し、
    前記信号電源と前記電気回路とのインピーダンスを整合させるためのマッチング抵抗と、
    前記トランジスタの電流電圧特性が飽和する電圧が前記ダイオードの立ち上がり電圧に合うように、前記トランジスタのベースにバイアス電流を供給するベース電源と、
    前記トランジスタのエミッタに直列に接続されたエミッタ抵抗と、
    前記トランジスタのコレクタに直列に接続されたコレクタ抵抗とを備え、
    前記エミッタ抵抗及び前記コレクタ抵抗は、前記ダイオードの立ち上がり前の前記電気回路のインピーダンスが、前記ダイオードの立ち上がり後の前記ダイオードのインピーダンスに合うように設定されていることを特徴とする半導体素子の制御回路
  2. 前記半導体素子は、波長可変レーザ又はSOAゲートスイッチであることを特徴とする、請求項1に記載の半導体素子の制御回路。
  3. 記半導体素子と前記トランジスタとが同一基板上に集積されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の半導体素子の制御回路
  4. 前記半導体素子が、利得を発生しうる利得領域と、第1導電型半導体層、電流注入によって屈折率が変化して発振波長を制御しうる波長制御層、第2導電型半導体層を積層してなる波長制御領域とを備える波長可変レーザであり、
    前記波長制御領域が、前記ダイオードを含むことを特徴とする、請求項1又は3に記載の半導体素子の制御回路
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