JPH1174599A - 信号伝送用半導体光源装置の駆動方法、信号伝送用光源装置、およびそれを用いた光通信方法および光通信システム - Google Patents

信号伝送用半導体光源装置の駆動方法、信号伝送用光源装置、およびそれを用いた光通信方法および光通信システム

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JPH1174599A
JPH1174599A JP10185639A JP18563998A JPH1174599A JP H1174599 A JPH1174599 A JP H1174599A JP 10185639 A JP10185639 A JP 10185639A JP 18563998 A JP18563998 A JP 18563998A JP H1174599 A JPH1174599 A JP H1174599A
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signal
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semiconductor laser
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Natsuhiko Mizutani
夏彦 水谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】偏波スイッチング可能な半導体レーザに強度変
調信号を発生させるための駆動方法である。 【解決手段】半導体レーザは光導波路の一部に流す電流
を変調することで異なる偏波モード間で発振がスイッチ
する構造であり、この電流の偏波モードスイッチング領
域では異なる偏波モードの光が共に出射されかつ各々の
強度が電流値に応じて変化する特性を有する。光導波路
の一部に流す電流を偏波モードスイッチング領域内の点
にバイアスした上で変調信号を加えて、少なくとも一方
の偏波モードについて変調信号に応じて強度変調された
光を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速変調時の動的
波長変動を抑え、高密度の波長多重光通信を実現するた
めに用いられる光通信用光源装置等の変調時の駆動方
法、およびそれを用いた光通信方式、光通信システムな
どに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量の通信を可能とする波長分
割多重光通信システムの光源として、発振偏光モードが
2つの異なる偏光モード間でスイッチングする偏波スイ
ッチング可能な動的単一モード(Dynamic Si
ngle Mode)半導体レーザが提案されている。
例えば、特開平2−159781号公報において、小振
幅のデジタル信号をバイアス注入電流に重畳することで
デジタル偏波変調を可能にする素子構造が提案されてい
る。
【0003】これは、回折格子からなる分布反射器を半
導体レーザ共振器内部に導入し、その波長選択性を利用
する構造のDFBレーザを用いたものであった。ここで
は、偏波スイッチング可能とすべく、発振波長近傍の波
長の光のTEモード、TMモードの両方に対して、発振
しきい値程度の電流注入のもとでの利得をおおよそ同程
度とするために、活性層の量子井戸に歪を導入したり、
或は活性層を無歪構造としブラッグ波長を利得スペクト
ルのピークよりも短波長側に設定している。また、レー
ザは複数の電極を持つ構成とし、これらの複数の電極に
対して不均一に電流注入を行うものである。そして、不
均一注入によって共振器の等価屈折率を不均一に変化さ
せて、TEモードとTMモードのうちで、位相整合条件
を満たして最低のしきい値利得となる波長と偏波モード
で発振する構成になっている。ここにおいて、不均一注
入のバランスをわずかに変えることでTEモードとTM
モード間の位相整合条件の競合関係が変化して、発振波
長と偏波モードを変えることができるというものであっ
た。
【0004】このデバイスの駆動方式としては、2電極
構成のDFB型半導体レーザの片側の電極に流すバイア
ス電流に上記の如く小振幅のデジタル信号を重畳させ、
TE/TMスイッチング変調させるというものがある。
これは、2電極への注入電流の適切なバイアス点の設定
によって、この出力光が偏光子を透過した後に、強度変
調された光として、大きな消光比の得られた状態でTE
モード偏波光を得ることができる技術であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記デジタル
偏波変調方式では、映像等のアナログ信号伝送のために
は、アナログ・デジタル変換器を用いて信号をデジタル
化したのちに、伝送する必要があり、アナログ映像伝送
に対してはシステムの部品点数が増大してしまうという
問題点があった。また、多値化したデジタル伝送方式に
よる伝送容量の拡大に対しても対応できなかった。
【0006】従って、本出願に係る発明の目的は、偏波
スイッチング可能なレーザに強度変調信号(特に、アナ
ログ強度変調信号や多値デジタル強度変調信号に適す
る)を発生させるための駆動方法、このような駆動方法
で簡単に光通信を行なうための光源装置、このような光
源装置を用いた強度変調による光通信方式、上記光源装
置に強度変調法を用いて多重化した光通信方式、上記の
ような高密度波長多重光伝送を用いて構築された光通信
システム等を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するための本発明の信号伝送用半導体光源装置の駆動
方法は、半導体レーザを光通信用光源として使うときの
駆動方法であって、前記半導体レーザは光導波路の一部
に流す電流を変調することで偏波面の異なる2つの偏波
モード間で発振がスイッチする構造であり、さらに該電
流の偏波モードスイッチング領域では前記2つの偏波モ
ードの光が共に出射されかつ各々の強度が該電流値に応
じて各々変化する特性を有し、前記光導波路の一部に流
す電流を該スイッチング領域内の点にバイアスした上で
変調信号を加えて少なくとも一方の偏波モードについて
該変調信号に応じて強度変調された光を送出することを
特徴とする。この変調信号は、アナログ変調信号であっ
たり、デジタル信号に基づいて変調手段で生成されたア
ナログ変調信号であったり、デジタル信号に基づいて変
調手段で生成された多値デジタル変調信号であったりす
る。
【0008】図1に示す偏波変調半導体レーザのTEモ
ード光およびTMモード光のDC駆動時のI(光導波路
の一部に流す電流)−L(光出力)カーブ例に基づいて
本発明の信号伝送用半導体光源装置の駆動方法の原理を
説明する。このカーブは、光出射端側の電極に流す電流
を一定とした状態で、もう一方の変調側の電極に流
す電流Iを変えたときのTEモード光およびTMモー
ド光の出力を示したものである。ここでは、半導体レー
ザは、電流のスイッチング領域では前記2つの偏波モー
ドの光が共に出射されかつ各々の強度が該電流値に応じ
てほぼ線形的に変化する特性を有するものである。偏波
変調半導体レーザがDFBレーザなどの単一モードレー
ザである場合は、TMモード光およびTEモード光はい
ずれも、DFBレーザなどのグレーティングによって決
まるブラッグ波長(TEモードとTMモードで波長が異
なっている)での単一縦モード発振である。
【0009】このI−Lカーブで、スイッチングポイン
ト近傍(スイッチング領域)では、TEモード光および
TMモード光の共存するバイアス状態が存在している。
このバイアス状態の電流値の幅(すなわちスイッチング
領域の幅)をΔIswとする。ΔIswと比べて小さな
振幅の変調信号を印加すると(ここではアナログ変調信
号を示している)、I−Lカーブのスイッチング領域で
の急峻な立ち上がり特性に応じてTEモード光強度は大
きな振幅で強度変調された光となる。符号反転させた変
調信号を印加すれば、所望の変調されたTMモード光を
得ることもできる。
【0010】以上の説明において、I−Lカーブの特性
として光導波路の一部に流すバイアス電流の増大ととも
に、TMモードからTEモードへの切り替えが起こるス
イッチング領域を例に取ったが、バイアス電流の増加と
ともにTEモードからTMモードへ切り替わるようなス
イッチング領域を選定すれば、強度変調されたTMモー
ド光を得る事ができることは、容易に理解できよう。こ
の場合には、各光導波路に流すバイアス電流を適当に調
整して、図1のTE光とTM光との関係が逆になる様に
する。
【0011】より具体的には、以下の様な形態が可能で
ある。前記半導体レーザが活性層を含む光導波路に近接
して回折格子を有する分布帰還形半導体レーザであり、
該活性層が伸張歪の導入された多重量子井戸構造で構成
され、量子井戸内のホールの準位であるヘビーホールの
基底準位とライトホールの基底準位が等しいか若しくは
ライトホールの基底準位の方が電子の基底準位に近づい
ている。分布帰還形半導体レーザのTEモードとTMモ
ードの利得をほぼ等しくすることを、こうした構成で実
現している。これにより、上記変調が可能な偏波スイッ
チングレーザが実現できる。
【0012】また、前記半導体レーザが共振器方向に少
なくとも2つ以上の電極を有し、該電極に対応して共振
器を構成する複数の光導波路部分に独立に電流注入可能
であって、複数の量子井戸からなる該各導波路部の活性
層が主にTEモード光の利得に寄与する無歪ないし圧縮
歪の量子井戸と主にTMモード光の利得に寄与しTEモ
ード光の利得にも寄与のある伸張歪の量子井戸とをそれ
ぞれ1つ以上有し、これらの井戸で最低準位間のバンド
ギャップが等しく、また少なくとも1つの活性領域では
これらの井戸の数の組み合わせが他の活性領域と異なっ
ている。この様に構成された複数の導波路部分では、独
立に電流注入可能であり、かつ注入電流依存性が異なっ
ているので、TEモードの周回利得とTMモードの周回
利得が接近し、発振モードが競合するような注入電流の
バイアス状態を選定することができる。このようなバイ
アス状態のデバイスに対して、上記の駆動方法による強
度変調を行なうものである。この活性層構造について説
明すると、各導波路部はTEモード利得に寄与する井戸
とTMモード利得に寄与する井戸を1つ以上ずつ有する
ことで、TEモードおよびTMモードの両偏波モードに
対して利得を有するとともに、これらの井戸数が異なっ
ていることで、活性層の利得スペクトルの注入電流依存
性が異なったものとなる。いずれの導波路部分において
も、TEモードおよびTMモードに対する利得を有する
ので、偏波モードスイッチング時に共振器内の光強度分
布の変動が小さく、ホールバーニング効果を介した波長
変動の影響の小さなスイッチング特性が得られる。
【0013】また、上記ホールバーニング効果の影響を
抑えた半導体レーザが活性層を含む光導波路に近接して
回折格子を有する分布帰還形半導体レーザである。回折
格子のブラッグ波長に相当するTEモード光とTMモー
ド光との間(即ち、単一縦モード間)での偏波モードス
イッチングデバイスとなり、微小電流での偏波スイッチ
ング特性が安定したものとなる。
【0014】また、上記の半導体レーザの駆動方法にお
いて、変調信号の電流振幅が、上記2つの偏波モードの
光が共に出射されるような注入状態を維持する電流範囲
を超えないことを特徴とする。変調信号の電流振幅を、
スイッチング点近傍の立ち上がり特性の急峻で線形性の
よい部分に限定する事で、非線形性が小さく線形性の優
れた(元の信号に対して歪みが少ない)強度変調を行な
うことができる。
【0015】また、上記の半導体レーザの変調された出
力光の該偏波面の異なる2つの偏波モードの光を分岐す
る手段と、該分岐された第1の偏波モードの光を光伝送
路に結合させる手段と、第2の偏波モードの光を電気信
号に変換する手段とを備え、上記の駆動方法で変調され
て光伝送路に結合された第1の偏波モードの光の変調状
態が安定化するように、該電気信号を元に該半導体レー
ザに注入する電流を制御する。伝送に用いない偏波モー
ドの光を利用して、電流のバイアス状態をモニターする
事ができ、上記駆動法において電流のバイアス点を安定
化させて信号の非線形性を小さくすることができる。
【0016】前記電気信号を元に半導体レーザに流す電
流を制御する方法が、上記の電気信号を低域通過フィル
タを通したのちに差動アンプで基準電圧と比較した出力
を比例、積分回路によって適当な帰還率で該半導体レー
ザを駆動する直流電流源にフィードバックする制御方法
である。簡単な構成で安定度の高いバイアス点安定化制
御をできる。
【0017】更に、上記目的を達成するための本発明の
光通信用光源装置は、上に記載の駆動方法で駆動される
半導体レーザと偏光選択手段からなり、該半導体レーザ
に変調信号で変調を行ない、その出力端に偏光選択手段
を配して一方の偏波モードの光のみを取り出すことを特
徴とする。上で述べた2つの偏波モードの光を分岐する
手段は、ここでの偏光選択手段としても機能させられ
る。
【0018】更に、上記目的を達成するための本発明の
光通信方法は、上に記載の駆動方法で駆動される光通信
用光源装置を用いて強度変調された光を光ファイバで伝
送し、光受信器で受光する(直接検波したり、受けた光
を復調手段を用いて復調して元の信号を得たりする)こ
とを特徴とする。これにより、信号の伝送可能な通信方
式が実現される。
【0019】更に、上記目的を達成するための本発明の
光通信方法は、送信光源を複数接続し1本の光ファイバ
に複数の波長の光をそれぞれ変調して伝送させ、受信側
で所望の波長の光にのせた信号のみを取り出すような波
長分割多重伝送をする光通信方法において、上に記載の
駆動方法で駆動される光通信用光源装置を用いて強度変
調された光を光ファイバで伝送し、光フィルタを備えた
光受信器で受光する(直接検波したり、受けた光を復調
手段を用いて復調して元の信号を得たりする)すること
を特徴とする。波長多重によって、高速、大容量の通信
ができる。
【0020】更に、上記目的を達成するための本発明の
光通信システムは、1本の光ファイバに複数のノードを
接続し、複数の波長の光をそれぞれ変調して波長分割多
重伝送する光通信システムにおいて、おのおののノード
は送信部と受信部からなる光−電気変換装置を有し、上
に記載の光通信方法により通信を行うことを特徴とす
る。これにより、低コストでスループットの高い光LA
Nシステムなどを構築できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、上記の原理を適用した本
発明の実施の形態を説明する。
【0022】[第1の実施例]先ず、アナログ強度変調
信号に係る例である本発明による第1の実施例を説明す
る。図3は、半導体DFBレーザの断面斜視図で、30
1は基板となるn−InP、302はn−InPバッフ
ァ層、303は、0.1μm厚のInGaAsP下部光
ガイド層(バンドギャップ波長1.17μm)、304
は井戸層が13nm厚のInGaAs(0.6% 伸張
歪)、障壁層が10nm厚のInGaAsP(バンドギ
ャップ波長1.17μm)からなる歪3重量子井戸活性
層、305は深さ0.05μmの回折格子gの形成され
た0.15μm厚のInGaAsP上部光ガイド層(バ
ンドギャップ波長1.17μm)、306はp−InP
クラッド層、307はp−InGaAsコンタクト層、
308はSiNの絶緑膜、309はコンタクト層30
7が除去された電極分離領域、310は光出射側のp−
電極であるCr/Au層、311はバイアス電流に信号
を重畳した電流を流す側のp−電極であるCr/Au
層、312は基板側電極であるAuGe/Au層、31
3は反射防止膜となるSiOx膜、314はリッジを埋
め込むポリイミドである。ここでは、キャップ層307
とp−InP層306を選択的に除去して幅2.5μm
のリッジを形成している。上記0.6%伸長歪で井戸幅
13nmの量子井戸活性層304は、井戸内の重い正孔
のエネルギー準位と軽い正孔のエネルギー準位が概ね等
しいために、TMモードの光に対する利得がTEモード
の光に対する利得と近くなっていて、良好な偏波スイッ
チング現象の見られる活性層構成となっている。
【0023】上記構成で、回折格子gのピッチが24
0.2nmから241.8nmまでの素子、すなわちT
Eモードのブラッグ波長をASE(Amplified
Spontaneous Emission)ピーク
波長±10nm程度の範囲に設定した素子において、図
1に示す偏波スイッチング特性が得られる。すなわち、
電極310に一定バイアス電流Iを流して電極311
に注入する電流Iを増加させていくと、しきい値以上
の電流注入で点線で示す様にTMモード光の発振が始ま
り、さらに注入電流Iを増加させると実線で示す様に
TEモード光の発振が始まって同時にTMモード光の発
振が弱まって終にはほぼ止まってしまうというものであ
る。これらのTEモード光とTMモード光はいずれも、
内部に回折格子gの分布反射器が形成されているのでブ
ラッグ波長の単一縦モード発振であり、導波路の複屈折
性に応じて波長はわずかに異なりTEモード光が約3.
5nm長波長側にある。また、偏波モードが完全に切り
替わるためには、注入電流Iを4mA増加させる必要
があり、切り替えの途中の状態では両偏波の光が共存し
て出力されている。この切り替えの範囲内では、少なく
ともTEモード光とTMモード光の一方がほぼ線形的に
変化する部分がある必要があるが、図1の例では両モー
ドの強度共ほぼ線形的に変化している。アナログ強度変
調光として選択する偏波モードは、この切り替えのスイ
ッチング範囲内でほぼ線形的に変化するモードである。
【0024】本実施例においては、電極311に注入す
る電流Iのバイアス点を上記両偏波の共存する範囲内
とした上で、微小なアナログ信号を印加して、これに対
応して各モードの光強度を変調し、さらにレーザ出射端
に設けた偏光子で一方の偏波モード(図1ではTEモー
ド光)の光を取り出して微小なアナログ信号である変調
信号に応じたアナログ強度変調光を得るものである。こ
の際、変調信号に応じたアナログ強度変調光を得られる
のは、上記切り替えの範囲内で各モード光がほぼ線形的
に変化しているからである。このときの時間波形の例を
図4に示す。
【0025】図4の1)は変調電流とDCバイアスを合
わせて電極311に注入する電流波形、2)はビームス
プリッタ透過後のTEモード偏波の光強度、3)はビー
ムスプリッタで分離されたTMモード偏波の光強度であ
る。TEモード偏波の光の強度としてアナログ変調信号
に応じたアナログ強度変調信号が得られ、TEモード光
とTMモード光の強度が逆相になっていることがわか
る。低周波域では熱の影響を受けてレーザの特性が劣化
するため、変調帯域は200kHzから2GHzまでで
あった。
【0026】以上の様に切り替え幅以下の振幅のアナロ
グ信号を印加してアナログ強度変調信号を得るという本
実施例に対して、前記した従来の偏波変調の提案におい
ては、この切り替え幅以上の振幅のディジタル信号を電
極311に印加して、TEモードとTMモードのモード
スイッチングを起こさせてデジタル信号を伝送するとい
うものであった。
【0027】次に、上記方式での変調を行なうための本
実施例の駆動方法について、図2に沿って詳細に述べ
る。偏光ビームスプリッタ22によって分けられた半導
体レーザ21からの発振光のTEモード光は、アイソレ
ータ23を通して光ファイバ20に結合されて信号とし
て伝送される。図4の説明の所で既に触れたビームスプ
リッタ22が図1の説明での偏光子の機能を果たしてい
る。アイソレータ23は、伝送路等からの反射光が半導
体レーザ21に入射して発振が乱れることを防ぐだけで
なく、アイソレータ23の両面に備えられたグラントム
ソンプリズムによってTEモード偏波とTMモード偏波
の消光比を向上させる機能も有する。このとき、TEモ
ード光とTMモード光の消光比は20dB以上得られ
た。
【0028】一方、ビームスプリッタ22によって取り
出された半導体レーザ21からの発振光のTMモード光
はホトダイオード24によって検出されて、電流のバイ
アス点がモニターされる。この信号をローパスフィルタ
25によつて帯域10kHz以下の信号にすると、高速
信号で変調している成分が平均化され、図5に示すよう
にバイアス点の最適点からのずれ量に応じた出力電圧が
得られる。差動アンプ26にて基準電圧と比較後、変調
信号を加える側の電極28(図3の電極311に対応)
にDCバイアスを流す電流源27にフィードバックし
て、バイアス点の最適点への安定化を、例えば、PI
(比例、積分)制御で行なう。これにより、環境温度な
どの変動による長期的なバイアス点の変動に対応するこ
とがでる。
【0029】なお、この制御のフィードバックは、変調
しない電流を加える側の電極30(図3の電極310に
対応)にDCバイアスを流す電流源29に対して行なっ
てもよい。
【0030】以上に様にして、半導体レーザの光導波路
の一部に流す電流を安定的にスイッチング領域内にバイ
アスした上で、アナログ変調信号を加えて各偏波モード
についてアナログ強度変調された光を送出することがで
きる。
【0031】[第2の実施例]本発明による第2の実施
例を図6に沿って説明する。図6は、偏波スイッチング
可能な半導体DFBレーザの斜視図である。第1の実施
例と基本的に同様の構成であるが、3電極素子構成とし
て偏波スイッチングのバイアス点とスイッチング電流幅
に関する制御性ないし柔軟性を向上させている。
【0032】図6において、601は基板となるn−I
nP、602はn−InPバッファ層、603はInG
aAsP下部光ガイド層、604は井戸層が13nm厚
のInGaAs(0.6% 伸張歪)、障壁層が10n
m厚のInGaAsPからなる歪3重量子井戸活性層、
605は深さ0.05μmの回折格子gの形成されたI
nGaAsP上部光ガイド層、606はp−InPクラ
ッド層、607はp−InGaAsコンタクト層、60
8はSiNの絶縁膜、609はコンタクト層607が
除去された電極分離領域、610は光出射側のp−電極
であるCr/Au層、611は位相調整領域のp−電極
であるCr/Au層、612は信号を重畳した電流を流
す側のp−電極であるCr/Au層、613は基板側電
極であるAuGe/Au層、614は反射防止膜となる
SiOx膜、615はリッジを埋め込むポリイミドであ
る。ここで、キャップ層607とp−InP層606を
選択的に除去して幅2.5μmのリッジを形成してい
る。
【0033】以上の構成を用いて、出射側の電極610
と位相調整領域611の電極611に一定のDCバイア
ス電流I、Iを流し、電極612に流す電流による
偏波スイッチングのバイアス点が所望の値となるように
調整した。波長多重システムでの使用のために発振波長
の精密制御が要請される場合にも、この2つの電極61
0、611のバイアスとスイッチング領域を選定して、
発振波長を選択することができる。この様に調整した上
で、電極612にDCバイアスIとアナログ変調電流
ΔIを流す。
【0034】バイアス点の安定化の方法は第1実施例と
同様に帰還制御を行なった。どのDCバイアス電流に対
して帰還制御を行なうかは適宜決定すればよい。
【0035】[第3の実施例]本実施例の光源となる偏
波スイッチング可能なDFB半導体レーザについて図7
のレーザ断面図によって説明する。図7において、72
1、722は独立して電流注入可能な2つの導波路部分
を示す。活性層を除く層構成は、導波路部分721、7
22ともに共通である。n−InP基板701上に、深
さ0.05μm、ピッチ0.24μmの回折格子702
を形成し、これを概略0.2μm厚さのn−InGaA
sP層703(バンドギャップ波長1.15μm)で埋
め込み、平坦化している。この上にノンドープの多重量
子井戸の活性層704がある。活性層704の詳細につ
いては後で述べる。
【0036】さらに、上部光ガイド層として厚さ0.1
5μmのp−InGaAsP層(バンドギャップ波長
1.15μm)705、p−InP(厚さ1.5μm)
からなるクラッド層706、p−InGaAs(厚さ
0.3μm)のコンタクト層107を形成している。ま
た、横方向の光閉じ込め、キャリアの閉じ込めのため
に、活性層704での幅を2μmとするリッジを形成
し、高抵抗InP層によって埋め込んでいる(不図
示)。更に、p側電極であるCr/AuZnNi/Au
層712、713、基板側のn電極のAuGeNi/A
u層709を形成し、合金化している。続いて、p側電
極とコンタクト層707までを除去して電極分離領域7
10とし、レーザの両端面にはSiOx膜711を形成
して反射防止膜としている。
【0037】つぎに活性層704の多重量子井戸につい
て、図8(a)によって説明する。活性層704の量子
井戸構造は、0.5%圧縮歪のInGaAs層813を
厚さ4nmの井戸とし、障壁層にバンドギャップ波長
1.15μmのInGaAsP層(厚さ15nm)81
4を用いた圧縮歪み量子井戸と、0.9%伸張歪のIn
GaAs層815を厚さ18nmの井戸とし、障壁層に
バンドギャップ波長1.15μmのInGaAsP層
(厚さ15nm)816を用いた伸長歪み量子井戸とを
組み合わせている。図8(b)にこのバンド構造を示
す。いずれの量子井戸構造もバンドギャップ波長はおお
よそ1.55μmとなっていて、圧縮歪み井戸813で
は主にTEモードのブラッグ波長近傍の光に利得を与え
(伝導帯の電子の準位と重い正孔の準位間の遷移に関係
する)、伸張歪み井戸815ではTEモードのブラッグ
波長近傍の光(伝導帯の電子の準位と重い正孔の準位間
の遷移に関係する)とTMモードのブラッグ波長近傍の
光(伝導帯の電子の準位と軽い正孔の準位間の遷移に関
係する)の両方に利得を与える。
【0038】第1の導波路部分721においては、下側
に圧縮歪み井戸813を3層、上側に伸張歪み井戸81
5を3層有している。また、第2の導波路部分722に
おいては、下側に圧縮歪み井戸813を3層、上側に伸
長歪み井戸815を2層としている。この層の構成は、
第1の導波路部分721だけからなるDFB−LDでは
TMモード光での連続発振となり、第2の導波路部分7
22だけからなるDFB−LDではTEモード光での連
続発振となるような層構成と、グレーティングピッチの
組み合わせとなっている。このような一方のみの導波路
部分からなるDFB−LDにおいては、発振に至らない
偏波のブラッグ波長近傍の光に対しても比較的大きな光
学利得を有している。従って、両者を結合した本実施例
の様な構造もその様になり、ホールバーニング効果によ
る悪影響の小さいものとなる。即ち、両者を結合した本
実施例の構造では、第1の導波路部分、第2の導波路部
分の何れも、両方の偏波のブラッグ波長近傍の光に対し
て光学利得を有している。その為、スイッチングする2
つの偏波モードでの発振状態夫々でのレーザ共振器方向
の光強度分布は類似のものとなり、スイッチング時のレ
ーザ共振器内でのキャリア分布の変動が小さい。
【0039】このような第1の導波路部分721と第2
の導波路部分722を接続したデバイスにおいては、次
のような特徴があり、動作の記述は単純ではない。1つ
は、第1の部分721の利得スペクトルの偏波面依存性
と第2の部分722の利得スペクトルの偏波面依存性が
異なっていることであり、もう1つはDFBレーザであ
ることによって、周回損失の波長依存性(周回損失の偏
波面依存性)が存在することである。
【0040】しかし、この様な構成において、2電極に
注入する電流量を適当に調整することで、上記の特徴の
寄与を考慮しつつTEモードでの周回利得とTMモード
での周回利得の競合するようなバイアス状態を選定する
ことができる。ここから、一方の電極に注入する電流を
わずかに増やして、例えば、TMモード光で発振した状
態を変調バイアス点とする。もう一方の電極に対して
は、バイアス電流に微小変調信号を重畳して注入し、こ
うすることで上記実施例と同様に偏波スイッチング動作
が得られた。
【0041】偏波スイッチング特性は図1に示す様なも
のである。また、図7において、伸長歪みの井戸数の多
い導波路部分721の電極712に一定バイアス電流を
流して、伸長歪みの井戸数の少ない導波路部分722の
電極713に注入する電流を増加させていくと、上記の
実施例と同様に素子のしきい値以上の電流注入でTMモ
ード光の発振が始まり、さらに注入電流を増加させると
TEモード光の発振が始まって同時にTMモード光の発
振が弱まって終にはほぼ止まってしまう。この辺りの動
作原理は第1実施例で説明した通りである。また、駆動
方法についても、第1実施例で説明した通りである。
【0042】[第4の実施例]本発明による第4の実施
例を図9に沿って説明する。層構成は第3の実施例と同
様の構成であるが、ファブリペロ共振器によるレーザ発
振である。
【0043】901は基板となるn−InP、902は
n−InPバッファ層、903はInGaAsP下部光
ガイド層、904は量子井戸活性層、905はInGa
AsP上部光ガイド層、906はp−InPクラッド
層、907はp−InGaAsコンタクト層、908は
p−電極のCr/Au層、913は基板側電極であるA
uGe/Au層である。914は電極金属とキャップ層
907を選択的に除去した分離溝である。レーザの導波
路の横方向の閉じ込め構造は、リッジ型導波路としてい
る。デバイスの両端面はへき開面となっている。
【0044】活性層の量子井戸の構成は、第3の実施例
と同様にTEモードに対して利得を与える0.5%圧縮
歪の量子井戸を3層と、主にTMモードに対して利得を
与え、TEモードにも利得のある0.9%の伸張歪の量
子井戸をこの順に積層している。第1の導波路部911
においては、0.9%伸張歪の量子井戸は3層積まれて
いるが、第2の導波路部912においては、2層となっ
ている。
【0045】第1の導波路部911を出射側とし、2つ
の導波路部911と912に注入する電流量を調整し
て、第3の実施例の場合と同様にTEモードの利得とT
Mモードの利得の競合するバイアス状態を選定すること
ができる。このようなバイアス点近傍で、TMモードに
利得を与える第1の導波路部911の電流を大きくすれ
ばTMモード発振となり、電流を小さくすればTEモー
ド発振となる。すなわち、DFBレーザの第3の実施例
では変調側の電極に注入する電流を増大させるときにT
Eモードの光強度が増大したのに対して、ファブリペロ
共振器の本実施例では変調側の電極に注入する電流を増
大させるときにTMモードの光強度が増大するというよ
うに、TEモードとTMモードの関係が入れ替わってい
る。この場合、所望の変調信号の正負を反転させたもの
を印加する、あるいは、偏波分離手段によって分離した
TMモード光を信号光として伝送路に送出すれば第3の
実施例と同様になる。本実施例は単一縦モード発振でな
くマルチモードになるが、偏波スイッチングの原理、動
作は第3実施例での説明と同じである。
【0046】[第5の実施例]本発明による偏波スイッ
チング可能な光通信用光源の駆動方法を用いて、光伝送
を行なった実施例を図10に沿って説明する。
【0047】図10において、951は、本発明によっ
てバイアス点が安定化された状態でアナログ信号伝送を
行なう光通信用光源である。このアナログ偏波変調で
は、デバイス内でのキャリアの変動が極めて小さいの
で、通常の直接強度変調(ここでは注入電流がオン・オ
フされるのでキャリアの変動が大きい)で問題になるよ
うなチャーピングが非常に小さいため、例えば1GHz
程度の帯域のアナログ信号を伝送する際に10GHz間
隔で並べてもクロストークが小さい。従って、この光源
装置を用いた場合、チャンネル間隔が小さくできて波長
の利用効率の高い波長多重が可能である。
【0048】アナログ変調されたこの光源951から出
射された光はシングルモードファイバ952に結合され
て伝送される。光ファイバ952を伝送した信号光は、
受信装置において、光フィルタ953によって所望の波
長の光が選択分波され、光検出器954によってアナロ
グ信号が復調される。ここで、フィルタ953としては
チューナブルファイバファブリペロフィルタが用いられ
る。
【0049】ここでは、光源と受信装置を1つずつしか
記載していないが、光カプラなどで幾つかの光源あるい
は受信装置をつなげて伝送してもよい。
【0050】[第6の実施例]上記実施例では、アナロ
グ信号を用いて偏波変調レーザを変調する例であった
が、デジタル信号に基づいて偏波変調レーザを変調する
場合にも本発明の原理は適用できる。本実施例と第7の
実施例はデジタル信号に基づいて偏波変調レーザを変調
する例に係る。
【0051】本発明による光通信用光源の駆動方法を用
いて電気的なデジタル信号を伝送する第6の実施例を図
11に沿って説明する。デジタルベースバンド信号を用
いて、例えば、QPSK(4相位相変調)、16QAM
(16値直交振幅変調)等の方式の変調回路1101に
よって副搬送波(光が搬送波であるので、副搬送波と言
う)をアナログ変調し、帯域フィルタ1102によって
帯域制限されたアナログ変調信号とする。この変調信号
に対しては、これと異なる副搬送波を用いて重複しない
帯域で変調信号を多重化した副搬送波多重化を行っても
よい。周波数利用効率の点からは、この様な多重化を行
なった信号での変調が望ましい。
【0052】このアナログ信号で上記の如くアナログ偏
波変調レーザモジュール1103を駆動し、出射された
光をシングルモードファイバ1104に結合させて伝送
する。レーザモジュール内の偏光ビームスプリッタおよ
びアイソレータによって、一方のモード光(例えば、T
Eモード光)のみが取り出されることは、上記実施例に
述べたものと同様である。光ファイバ1104を伝送し
た信号光から、受信装置の光フィルタ1105において
所望の波長の光を選択分波して、光検出器1106でア
ナログ信号を復調し、復調回路1107の出力としてデ
ジタルベースバンド信号を得る。副搬送波多重化を行っ
ている場合には、多重数に相当する数の復調回路を用意
して光検出器1106で得られたアナログ信号をこれら
に分配すればよい。
【0053】[第7の実施例]本発明による光通信用光
源の駆動方法を用いて電気的なデジタル信号を伝送する
別の実施例を図12に沿って説明する。
【0054】変調回路1201は、多値のデジタルベー
スバンド信号を生成する。例えば、2値のデジタルベー
スバンド信号を2 bit D/Aコンバータからなる
変調回路によって変換して、4値のデジタルベースバン
ド信号とするものである(例えば、1、0のデジタル信
号を2bitずつ分けて各組を4値に対応させる)。ま
た、複数のデジタルベースバンド信号を多重化して多値
のデジタルベースバンド信号を生成するものであっても
よい(例えば、2つの1、0のデジタル信号を1bit
ずつ取って組を作り、各組を4値に対応させる)。
【0055】この信号は電圧として多くの値をとるもの
であるが、この信号をアナログ偏波変調レーザモジュー
ル1202に対するアナログ変調信号であるとみなし
て、偏波変調レーザを駆動し、出射された光をシングル
モードファイバ1203に結合させて伝送することがで
きる。光ファイバ1203を伝送した信号光から、受信
装置の光フィルタ1204において所望の波長の光を選
択分波し、光検出器1205と復調回路1206で復調
して多値のデジタルベースバンド信号が得られる。そし
て、後段の復調回路1207の出力として元の2値のデ
ジタルベースバンド信号を得ることができる。
【0056】[第8の実施例]図13に、本発明による
偏波スイッチング可能な半導体レーザを波長多重光LA
Nシステムに応用する場合の各端末に接続される光−電
気変換部(ノード)の構成例を示し、図14、図15に
そのノード961を用いた光LANシステムの構成例を
示す。外部に接続された光ファイバ970を媒体として
光信号がノード961に取り込まれ、分岐部972によ
りその一部が波長可変光フィルタ等を備えた受信装置9
73に入射する。受信装置973は制御回路978で制
御されており、この受信装置973により所望の波長の
光信号だけ取り出して信号検波を行う。一方、ノード9
61から光信号を送信する場合には、上記実施例の半導
体レーザ装置974をアナログ信号或はデジタル信号に
従って制御回路979で前記の適当な方法で駆動し、偏
波変調して、偏光板975(これにより偏波変調信号が
振幅強度変調信号に変換される)を通して(更にアイソ
レータを入れてもよい)出力光を合流部976を介して
光伝送路970に入射せしめる。また、半導体レーザ及
び波長可変光フィルタを2つ以上の複数設けて、波長可
変範囲を広げることもできる。また、図9の実施例を用
いる場合には、波長フィルタを用いてマルチモードの内
の1つを選択して伝送する必要がある。
【0057】光LANシステムのネットワークとして、
図14に示すものはバス型であり、AおよびBの方向に
ノード981〜985を接続しネットワーク化された多
数の端末及びセンタ991〜995を設置することがで
きる。ただし、多数のノードを接続するためには、光の
減衰を補償するために光増幅器を伝送路970上に直列
に配することが必要となる。また、各端末991〜99
5にノード981〜985を2つ接続し伝送路を2本に
することでDQDB方式による双方向の伝送が可能とな
る。また、ネットワークの方式として、図14のAとB
をつなげたループ型(図15に示す)やスター型或はそ
れらを複合した形態等のものでもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明により以
下のような効果が得られる。偏波スイッチング可能な半
導体レーザを用いて、アナログ信号或はデジタル信号に
よって、大きな振幅で(よって、伝送中などにおいて信
号が劣化するのに対して耐性が大きくなる)強度変調さ
れた光が得られる。また、適当な特性を持つ偏波スイッ
チング可能な半導体レーザを用いて線形性の優れた(よ
って、歪みの小さい)強度変調を行なうことができる。
さらに、伝送に用いない偏波モードの光を利用して、バ
イアス状態をモニターする事ができ、電流のバイアス点
を安定化させることができる。また、簡単な構成で安定
度の高いバイアス状態を制御できる。
【0059】更に、このような変調を行なうのに好適に
使用可能な偏波スイッチングレーザを提供できる。ま
た、強度変調された光を分離して強度変調信号として信
号伝送するための光源装置、アナログ信号或はデジタル
信号の伝送可能な通信方式、波長多重によって簡単に大
容量の通信がてきる波長多重光伝送方法などを実現でき
る。これを用いて、低コストでスループットの高い光L
ANシステムなどを構築できる。
【0060】また、多値化したデジタル伝送方式を用い
て伝送容量の拡大を図ろうとするのに対しても対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による偏波スイッチングレーザを
用いた強度変調の説明図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施例による偏波スイッ
チング可能な半導体レーザの駆動方法を説明する図であ
る。
【図3】図3は第1の実施例の偏波スイッチング可能な
半導体レーザを示す一部除去した断面斜視図である。
【図4】図4は変調電流と各モードの光出力を示す図で
ある。
【図5】図5はバイアス点の最適バイアス点からのずれ
とモニター光出力の関係を示す図である。
【図6】図6は第2の実施例の偏波スイッチング可能な
半導体レーザを示す一部除去した断面斜視図である。
【図7】図7は第3の実施例の偏波スイッチング可能な
半導体レーザを示す断面図である。
【図8】図8は第3の実施例の偏波スイッチング可能な
半導体レーザの活性層である多重量子井戸の構成とバン
ド構造を示す図である。
【図9】図9は第4の実施例の偏波スイッチング可能な
半導体レーザを示す断面図である。
【図10】図10は本発明による偏波スイッチング可能
な光通信用光源の駆動方法を用いて光伝送を行なう第5
の実施例を示す図である。
【図11】図11は本発明による偏波スイッチング可能
な光通信用光源の他の駆動方法を用いて光伝送を行なう
第6の実施例を示す図である。
【図12】図12は本発明による偏波スイッチング可能
な光通信用光源の他の駆動方法を用いて光伝送を行なう
第7の実施例を示す図である。
【図13】図13は第8の実施例の光−電気変換装置を
示す図である。
【図14】図14は第8の実施例のバス型の光LANネ
ットワークを示す図である。
【図15】図15は第8の実施例のループ型の光LAN
ネットワークを示す図である。
【符号の説明】
20、952、970、1103、1203 光ファイ
バ 21、974 偏波スイッチング可能な半導体レーザ 22 偏光ビームスプリッタ 23 光アイソレータ 24 フォトディテクタ 25 ローパスフィルタ 26 差動アンプ 27、29 直流電流源 28、30、310、311、312、610、61
1、612、613、709、712、713、90
8、913電極 301、601、701、901 基板 302、602、902 バッファ層 303、305、603、605、703、705、9
03、905 光ガイド層 304、604、704、904 歪量子井戸活性層 306、606、706、906 クラッド層 307、607、707、907 コンタクト層 308、608 絶縁層 309、609、710、914 電極分離領域 313、614、711 反射防止膜 314、615 ポリイミド 702、g 回折格子 721、722、911、912 導波路部分 813 圧縮歪量子井戸 814、816 障壁層 815 伸張歪量子井戸 951 光源装置 953、1105、1204 光フィルタ 954、1106、1205 光検出器 972 光分岐部 973 受信装置 975 偏光子 976 合流部 961、981〜985、981〜986 ノード 978、979 制御回路 991〜996 端末 1101、1201 変調回路 1107、1206、1207 復調回路 1102 帯域フィルタ 1103、1202 偏波変調レーザモジュール

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザを光通信用光源として使うと
    きの駆動方法であって、前記半導体レーザは光導波路の
    一部に流す電流を変調することで偏波面の異なる2つの
    偏波モード間で発振がスイッチする構造であり、さらに
    該電流の偏波モードスイッチング領域では前記2つの偏
    波モードの光が共に出射されかつ各々の強度が該電流値
    に応じて各々変化する特性を有し、前記光導波路の一部
    に流す電流を該偏波モードスイッチング領域内の点にバ
    イアスした上で変調信号を加えて少なくとも一方の偏波
    モードについて該変調信号に応じて強度変調された光を
    送出することを特徴とする信号伝送用半導体光源装置の
    駆動方法。
  2. 【請求項2】前記変調信号はアナログ変調信号であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の信号伝送用半導体光源装
    置の駆動方法。
  3. 【請求項3】前記変調信号はデジタル信号に基づいて変
    調手段で生成されたアナログ変調信号であることを特徴
    とする請求項1記載の信号伝送用半導体光源装置の駆動
    方法。
  4. 【請求項4】前記変調信号はデジタル信号に基づいて変
    調手段で生成された多値デジタル変調信号であることを
    特徴とする請求項1記載の信号伝送用半導体光源装置の
    駆動方法。
  5. 【請求項5】前記半導体レーザは、偏波モードスイッチ
    ング領域では前記2つの偏波モードの光が共に出射され
    かつ各々の強度が該電流値に応じてほぼ線形的に変化す
    る特性を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載の信号伝送用半導体光源装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】前記半導体レーザが活性層を含む光導波路
    に近接して回折格子を有する分布帰還形半導体レーザで
    あり、該活性層が伸張歪の導入された多重量子井戸構造
    で構成され、量子井戸内のホールの準位であるヘビーホ
    ールの基底準位とライトホールの基底準位が等しいか若
    しくはライトホールの基底準位の方が電子の基底準位に
    近づいていることを特徴とする1乃至5の何れか記載の
    信号伝送用半導体光源装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】前記半導体レーザが共振器方向に少なくと
    も2つ以上の電極を有し、該電極に対応して共振器を構
    成する複数の光導波路部分に独立に電流注入可能である
    ことを特徴とする1乃至6の何れか記載の信号伝送用半
    導体光源装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】前記半導体レーザが共振器方向に少なくと
    も2つ以上の電極を有し、該電極に対応して共振器を構
    成する複数の光導波路部分に独立に電流注入可能であっ
    て、複数の量子井戸からなる該各導波路部の活性層が無
    歪ないし圧縮歪の量子井戸と伸張歪の量子井戸とをそれ
    ぞれ1つ以上有し、これらの井戸で最低準位間のバンド
    ギャップが等しく、また少なくとも1つの活性領域では
    これらの井戸の数の組み合わせが他の活性領域と異なっ
    ていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか信号伝
    送用半導体光源装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】前記半導体レーザが活性層を含む光導波路
    に近接して回折格子を有する分布帰還形半導体レーザで
    あることを特徴とする請求項8記載の信号伝送用半導体
    光源装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】前記半導体レーザがファブリペロ型半導
    体レーザであることを特徴とする請求項8記載の信号伝
    送用半導体光源装置の駆動方法。
  11. 【請求項11】前記バイアスされた変調信号の電流値
    が、上記2つの偏波モードの光が共に出射されるような
    前記電流の偏波モードスイッチング領域から外れないこ
    とを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の信号
    伝送用半導体光源装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】前記半導体レーザの変調された出力光の
    偏波面の異なる2つの偏波モードの光を分岐する手段
    と、該分岐された第1の偏波モードの光を光伝送路に結
    合させる手段と、第2の偏波モードの光を電気信号に変
    換する手段とを備え、該光伝送路に結合された第1の偏
    波モードの光の変調状態が安定化するように、該電気信
    号を元に該半導体レーザに注入する電流を制御すること
    を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の信号伝
    送用半導体光源装置の駆動方法。
  13. 【請求項13】前記制御は、前記電気信号を低域通過フ
    ィルタを通したのちに差動アンプで基準電圧と比較した
    出力を比例、積分回路によって適当な帰還率で該半導体
    レーザを駆動する直流電流源にフィードバックする制御
    方法であることを特徴とする請求項12記載の信号伝送
    用半導体光源装置の駆動方法。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13の何れかに記載の駆動
    方法で駆動される半導体レーザと偏光選択手段からな
    り、該半導体レーザに変調信号で変調を行ない、その出
    力端に偏光選択手段を配して一方の偏波モードの光のみ
    を取り出すことを特徴とする光通信用光源装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至13の何れかに記載の駆動
    方法で駆動される請求項14記載の光通信用光源装置を
    用いて強度変調された光を光ファイバで伝送し、光受信
    器で受光することを特徴とする光通信方法。
  16. 【請求項16】送信光源を複数接続し1本の光ファイバ
    に複数の波長の光をそれぞれ変調して伝送させ、受信側
    で所望の波長の光にのせた信号のみを取り出すような波
    長分割多重伝送をする光通信方法において、請求項1乃
    至13の何れかに記載の駆動方法で駆動される請求項1
    4記載の光通信用光源装置を用いて強度変調された光を
    光ファイバで伝送し、光フィルタを備えた光受信器で受
    光することを特徴とする光通信方法。
  17. 【請求項17】前記光受信器で直接検波することを特徴
    とする請求項15または16記載の光通信方法。
  18. 【請求項18】前記光受信器で受光した送信光を復調手
    段を用いて復調して元の信号を得ることを特徴とする請
    求項15または16記載の光通信方法。
  19. 【請求項19】1本の光ファイバに複数のノードを接続
    し、複数の波長の光をそれぞれ変調して波長分割多重伝
    送する光通信システムにおいて、おのおののノードは送
    信部と受信部からなる光−電気変換装置を有し、請求項
    15乃至18の何れかに記載の光通信方法により通信を
    行うことを特徴とする光通信システム。
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