JP5157414B2 - 収容ケース - Google Patents
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Description
(1)本発明は、収容物を内部に収容する外装ケースの一部が、収容物の一部を構成するので、収容物を、外装ケースの一部を用いて構成することができる。よって、収容物を運搬するのみならず、収容物として使用するという複数の目的を達成する収容ケースを提供することができる。本発明により、収容ケースの更なる有効活用を行うことができる。
(2)本発明は、外装ケースの一部が、パネル等の収容物を支持するので、外装ケースの一部がパネルの支持部を担う。よって、パネルを、外装ケースの一部によって支えることができる。
(3)本発明は、外装ケースが、取り外し線を有するので、収容物を取り出す際に、取り外し線から取り外すことができる。よって、外装ケースの一部を取り外し線により簡易に取り外すことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は、本実施形態に係る収容ケース100からパネル2を取り外す状態を説明する図である。
図1(a)は、パネル2が外装ケース1に収容された状態の収容ケース100を示す。まず、A方向に最上面のフラップを開き、次に、最上面のフラップを開いたことで露出したフラップをB方向に開くことで、図1(b)に示す状態となる。
図1(b)の状態で、パネル2をC方向に引っ張って取り出すと、図1(c)に示すように、パネル2が、外装ケース1から取り外された状態になる。外装ケース1は、支持部11Aが形成されていた場所に孔があく。
外装ケース1は、奴式(たとう式)のケースであり、支持部11Aと残り部分11Bからなる底面部11を中心として、左右上下に側面部を備え、その外側にフラップ部を備える。底面部11を中心として左右には、左右側面部12を備え、さらにその外部に左右フラップ15を備える。底面部11を中心として上下には、上下側面部13を備え、さらにその外部に上下フラップ16を備える。
支持部11Aと残り部分11Bとは、切れ目線35により切り分けられる。切れ目線35は、ミシン目であり、支持部11Aに外部から圧力をかけることで、支持部11Aを簡単に取り外せるように構成される。
支持部11Aは、中央部31Aと、中央部31Aを挟んで左右に側面部31Bとを有する。中央部31Aと側面部31Bとの間には、折れ線32を有し、側面部31Bを折れ線32に沿って折り返すことができる。また、支持部11Aの中央部には、スリット33を有するフラップ36を備える。フラップ36は、その上部と略円弧状に形成された部分に切れ目線37を有する。フラップ36は、切れ目線37によりその上部と略円弧状に形成された部分を切り取られ、折れ線34を内側にして折り曲げることができる。
図4(a)に示すように、パネル2の裏面に支持部11Aが接合されている。まず、側面部31Bを折れ線32に沿って矢印D方向に持ち上げ、さらにフラップ36を折れ線34に沿ってE方向に引き上げる。
次に、図4(b)に示すように、フラップ36のスリット33を側面部31Bに引っ掛けて、フラップ36を固定させた支持部11Aにより、パネル2を直立させる。
また、外装ケース1を用いて支持部11Aを構成し、パネル2は、外装ケース1の中に収容されるので、パネル2を汚すことがない。また、支持部11Aは、パネル2をパネル2の裏面で支持するので、表面から見えない部分で用いることができ、外装ケース1を有効活用することができる。
さらに、支持部11Aを、切れ目線35により底面部11から容易に取り外すことができる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態では、外装ケース及びパネルを段ボール及び厚紙によるものとして説明したが、これらに限らない。例えば、外装ケース及びパネルは、プラスチックでできていてもよい。その場合でも、段ボールと同様に実現することができる。
本実施形態では、収容物をパネルとして説明したが、パネルの形はどのようなものであってもよい。また、パネルに限らずPOP(point−of−purchase:購買時点)広告等の様々なものに本発明を用いることができる。
本実施形態では、外装ケースの一部である支持部について説明したが、支持部の形状は、例えば、Vの字状にする等、どのような形状であってもよい。
2 パネル
11 底面部
11A 支持部
21 支持部糊代
35 切れ目線
100 収容ケース
Claims (2)
- 外装ケースと、
前記外装ケースの内部に収容する収容物と、
を備え、
前記収容物は、パネルであり、
前記外装ケースは、前記外装ケースの一部を前記収容物と接合して前記収容物の一部を構成し、
前記外装ケースの一部は、前記パネルを支持する支持部であること
を特徴とする収容ケース。 - 請求項1に記載の収容ケースにおいて、
前記外装ケースは、前記外装ケースの一部を前記収容物と共に取り外す取り外し線を有すること
を特徴とする収容ケース。
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JP2007325997A JP5157414B2 (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 収容ケース |
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JP2007325997A JP5157414B2 (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 収容ケース |
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JP5157414B2 true JP5157414B2 (ja) | 2013-03-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007325997A Expired - Fee Related JP5157414B2 (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 収容ケース |
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- 2007-12-18 JP JP2007325997A patent/JP5157414B2/ja not_active Expired - Fee Related
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