JP5156476B2 - 光走査型光電スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は光走査型光電スイッチに関する。
従来より、レーザ等の光を用いて予め設定された所定領域内に物体が存在するか否かの検出を行う走査装置が提案されている(特許文献1〜3参照)。
特開平4−310890号(要約書) 特公平3−175390号(第1図) USP 5,455,669(図4)
光走査型光電スイッチは、いわゆる安全スキャナやセーフティレーザスキャナと呼ばれるもので、レーザ等の光で検出領域を走査し、検出領域内で反射した走査光を受光し、投光タイミングと受光タイミングの差、つまり、時間差と既知の光速とから物体までの距離を測定し、所定方位毎の距離から物体の位置を特定し、動作許可/動作不許可を示す安全信号を出力して、必要に応じて当該機器の機能を無効化する。
前記光走査型光電スイッチは、取り付けスペースの制約から、年々小型化を要求されている。一方、この種の光電スイッチは電源供給や信号の入出力を行うために5mm〜6mm程度の太いケーブルが必要となり、かかる太いケーブルを引き回す必要があるので、これが取付位置の制約を受ける要因となっている。
したがって、本発明の目的は、小型化と共に、取り付け位置の制約を改善し得る光走査型光電スイッチを提供することである。
前記目的を達成するために、本第1発明の光走査型光電スイッチは、所定の軸線を中心に回転し走査光で検出領域を走査する光走査手段と、前記検出領域内の物体で反射された前記走査光を受光し、それに応じた受光信号を生成する光電変換素子と、前記受光した走査光の照射方位を算出すると共に、当該照射方位についての前記受光信号に基づいて前記物体までの距離を算出し、前記照射方位および前記距離から前記物体の位置を認識する認識手段と、予め設定された保護領域内に前記物体が存在するか否かを判別する判別手段と、前記走査光の光路上に配置され前記走査光が透過するカバーと、前記カバーを挟んで対向配置され、光を用いて前記光路の一部としての前記カバーの状態を監視するための複数個の光学素子と、前記軸線に略平行で、かつ、前記カバーで覆われていない第1面および前記軸線に略直交する第2面を有し、前記第2面において前記光学素子の配列に概ね沿った外縁を持つ筐体と、前記光学素子からの前記光路の一部としての前記カバーの状態を含む自己の状態を監視し、自己の状態が安全な状態である事を確認する確認手段と、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在しないと判別されると共に前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認した場合は機能有効化信号を生成し、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在すると判別される場合、ならびに、前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認できない場合は機能無効化信号を生成する信号生成手段と、外部へ前記信号生成手段で生成された信号を出力すると共に電源ラインを含む第1コネクタとを備え、第1コネクタに接続される第2コネクタ付のケーブルの前記第2コネクタを受け入れ可能な凹所が前記筐体に形成され、前記第2コネクタ付のケーブルのケーブル部分を受け入れ可能な第1および第2溝が前記筐体に形成され、前記凹所および各溝は前記第2面から前記軸線方向に向って後退しており、前記凹所および前記第1溝は前記光学素子の配列に概ね沿った前記外縁から前記筐体の内方に向って後退しており、前記第2溝は前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、前記凹所が第1溝を介して前記第2溝に連なっていることを特徴とする。
本発明によれば、第2コネクタを受け入れ可能な凹所を設けたので、筐体から第2コネクタが張り出さないから、第2コネクタが接続された光走査型光電スイッチから突出する部分が無くなり実質的な小型化を図り得る。
また、ケーブル部分を第2溝に通すことなく筐体から遠ざかるように配線したり、あるいは、同ケーブル部分を第2溝に沿って配線することで、つまり筐体の端の第2溝に沿ってケーブル部分を配線することで、別の方向にケーブル部分を引き出すことができる。したがって、太いケーブル部分を引き回す自由度が大きくなり、取付位置の制約を受けにくくなる。
なお、前記検出領域とは、物体で反射された走査光を受光し物体の存在を検出できる物体までの距離と走査光を走査する範囲によって定まる領域であり、予め、機器ごとに出荷前に設定されている。この検出領域内において本スイッチを用いる現場ごとに前記保護領域が予め設定されて所定の記憶部に記憶される。
つまり、検出領域は物体の存在を確実に認識可能な限界により定まり、一方、保護領域は作業者や外部機器の安全を確保する必要のある領域といえる。
本発明において、前記第1面と前記第2面とが交わる交線に沿って前記第2溝が前記筐体の一側端から他側端まで形成されているのが好ましい。
本態様によれば、ケーブル部分を凹所の反対側の側端から引き出すことが可能となる。
本発明において、前記光学素子がU字状の領域に配列され、前記凹所および第1溝が前記U字状の領域に対応する位置に設けられているのが好ましい。
カバーの汚れ等を検出する光学要素は本スイッチの筐体が大型化する要因となっているが、当該筐体の外縁の内方の部分を利用して第2コネクタおよびケーブル部分を配置することができるので、光走査型光電スイッチの実質的な小型化を図ることができる。
本第2発明の光走査型光電スイッチは、所定の軸線を中心に回転し走査光で検出領域を走査する光走査手段と、前記検出領域内の物体で反射された前記走査光を受光し、それに応じた受光信号を生成する光電変換素子と、前記受光した走査光の照射方位を算出すると共に、当該照射方位についての前記受光信号に基づいて前記物体までの距離を算出し、前記照射方位および前記距離から前記物体の位置を認識する認識手段と、予め設定された保護領域内に前記物体が存在するか否かを判別する判別手段と、前記走査光の光路上に配置され前記走査光が透過するカバーと、前記カバーを挟んで対向配置され、光を用いて前記光路の一部としての前記カバーの状態を監視するための複数個の光学素子と、前記軸線に略平行で、かつ、前記カバーで覆われていない第1面および前記軸線に略直交する第2面を有し、前記第2面において前記光学素子の配列に概ね沿った外縁を持つ筐体と、前記光学素子からの前記光路としての前記カバーの状態を含む自己の状態を監視し、自己の状態が安全な状態である事を確認する確認手段と、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在しないと判別されると共に前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認した場合は機能有効化信号を生成し、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在すると判別される場合、ならびに、前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認できない場合は機能無効化信号を生成する信号生成手段と、外部へ前記信号生成手段で生成された信号を出力すると共に電源ラインを含む第1コネクタとを備え、第1コネクタに接続される第2コネクタ付のケーブルの前記第2コネクタを受け入れ可能な凹所が前記筐体に形成され、前記第2コネクタ付のケーブルのケーブル部分を受け入れ可能な第1および第2溝が前記筐体に形成され、前記凹所および第1溝は前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、前記第2溝は前記第1面と第2面とが交わる交線に沿って設けられていると共に、前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、前記凹所が前記第1溝を介して前記第2溝に連なっており、前記第2溝が前記第1溝と連なる部位から前記交線に沿って前記筐体の少なくとも一方の側端まで前記第2溝が形成されている。
本第2発明においても第1発明と同様の利点が得られる。
本第2発明において、前記第2溝が前記交線に沿って前記筐体の一側端から他側端まで形成されているのが好ましい。
この場合、ケーブル部分を第1溝から第2溝に沿って、一側端側または他側端側の一つに選択的に引き出すことができる。
本第2発明において、前記筐体は前記カバーで覆われる開口が形成された主筐体と、前記主筐体に締結され前記筐体の第1面を形成する第1副筐体と、前記主筐体に締結され前記筐体の第2面を形成する第2副筐体とを備えているのが好ましい。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1〜図15は実施例1を示す。
本実施例の光走査型光電スイッチは、たとえば、ロボットなどの外部機器に接続され、接続された外部機器の動作許可/動作不許可等を示す安全信号を前記外部機器に出力するものである。たとえば、本光電スイッチは、所定のモードにおいて、図2(b)の人体などの物体Mを予め設定された保護領域A2内において検出した場合、動作不許可の信号を出力して本光電スイッチに接続された外部機器の動作を禁止する(無効化させる)。なお、保護領域A2は検出領域A1内において予め設定されて記憶される。
光路:
本光電スイッチは、たとえば、レーザ光などの光を走査して前記物体Mの検出を行うが、まず、光学系について説明する。
光照射手段;
図1に示すように、投光素子LDから出射されたレーザ光からなる光L1は、投光レンズ10を通り、投光第1および第2ミラー(反射鏡)11,12により偏向されて、所定の第1の軸線Zに沿って照射される。したがって、投光レンズ10、投光第1および第2ミラー11,12は、前記第1の軸線Zに沿って光L1を照射する光照射手段を構成している。
光走査手段2;
前記投光第2ミラー12によって反射された光L1は、光走査手段2に向って照射される。前記光走査手段2は、前記第1の軸線Zを中心に回転し、当該第1の軸線Zに対して略45°傾けて設置されたミラーからなる。光走査手段2は、図7に示すモータ8によって回転駆動されることにより、図2(b)の破線で示すように、前記照射手段から照射された光L1を第1の軸線Zに直交する面内に向けて偏向と共に走査する。光走査手段2によって偏向された走査光L1は、該光走査手段2が回転駆動されることにより、図2(b)に示す検出領域A1において走査されて照射される。
光走査手段2は、前記検出領域A1内に物体Mが存在する場合には、図1に示すように、当該物体Mで反射された走査光L1(以下、「反射光L2」という)を前記第1の軸線Zに沿った方向に偏向する。
受光反射体21,光電変換素子22;
前記光走査手段2によって偏向された反射光L2は、受光レンズ20によって集光される。前記受光レンズ20は、第1の軸線Zと一致する光軸を有しており、受光レンズ20によって集光された反射光L2は受光反射体21によって偏向され、光電変換素子22に集光される。
前記受光反射体21は、第1の軸線Zに対して略45°傾けて設置され、前記受光レンズ20により集光された反射光L2の光軸を、第1の軸線Zに対して略直交する第2の軸線Yに沿って偏向し、光電変換素子22に集光させる。
前記光電変換素子22は、受光反射体21により偏向された反射光L2を受光し、当該受光した反射光L2を光電変換して、受光信号を生成する。
機器構成:
図2(a)に示すように、前記投光素子LDおよび光電変換素子22は、制御手段30に接続されている。
前記制御手段30には、図3に示すように、本光電スイッチの種々の状態を表示するための液晶表示器38aおよびLED(Light Emitting Diode)38bと、前記保護領域A2などの設定を行うための操作部39が接続されている。
一方、図2の制御手段30には、第1コネクタ5が接続されている。前記第1コネクタ5には、前記外部機器に接続される第2コネクタ付のケーブル5Aが接続される。第2コネクタ付のケーブル5Aは、ケーブル部分51の端部に第2コネクタ50を有する。
前記制御手段30は、距離算出手段31、方位算出手段32、位置認識手段33、判別手段34、確認手段35、信号生成手段36および表示制御手段37などを備えている。
方位算出手段32;
方位算出手段32は、前記投光および受光において、光走査手段2により前記検出領域A1に向けて偏向された走査光L1の照射方位(偏向方位)と物体Mからの反射光L2が入光する方位とを算出する。
ここで、図7に示すモータ8の回転軸には、たとえば、光電式のロータリエンコーダ8aが設けられている。光L1,L2の偏向方位は、前記ロータリエンコーダ8aからの出力に基づき、光走査手段2の回転角度を算出することで求められる。
距離算出手段31;
距離算出手段31は、前記各偏向方位について、光電変換素子22からの受光信号に基づいて物体Mまでの距離を算出する。すなわち、投光素子LDからの走査光L1の投光タイミングと、物体Mによって反射された反射光L2を受光した光電変換素子22の受光タイミングの差に、既知の光速を乗算して物体までの距離を算出する。前記投受光タイミングに基づく距離の算出は、所定の微小時間ごとに繰り返し行われる。
位置認識手段33;
図2(a)に示す位置認識手段33は、物体Mの位置の認識を行う。すなわち、位置認識手段33は、前記投受光タイミング毎に、前記方位算出手段32により算出された偏向方位と、当該偏向方位において距離算出手段31が算出した物体Mまでの距離とに基づいて、当該物体Mの位置を算出することにより、該物体Mの位置を認識する。
判別手段34;
判別手段34は、位置認識手段33により算出された物体Mの位置に基づいて、予め設定された保護領域A2内に物体Mが存在するか否かを判別する。
第1および第2光学素子71,72;
ここで、本光電スイッチの筐体1には、前記走査光L1および反射光L2を透過する図3の透明なフロントカバー4が装着されている。たとえば、カバー4が汚れ等で曇っている場合には、図2(a)の光電変換素子22に入射する反射光L2の光量が低下し、物体Mの位置検出の感度が低下する。
なお、ここで「透明」とは、走査光L1の波長に対して透過可能であることを意味しており、走査光L1が赤外光である場合には、フロントカバー4はこの赤外光の波長に対して透過性を有している。
そこで、図2(a)に示す前記カバー4の状態を監視するための複数個の第1および第2光学素子71,72を設け、カバー4の状態を常時監視している。第1および第2光学素子71,72は、カバー4を挟んで対向配置され、第1光学素子71からの光がカバー4を通って第2光学素子72に入射し、光路の一部としてのカバー4の状態を第2光学素子72が制御手段30に送信する。
確認手段35;
確認手段35は、前記第2光学素子72からのカバー4の状態を含む自己の状態を監視し、自己の状態が安全な状態であることを確認する。すなわち、確認手段35は、本光電スイッチが故障しているか否かの検出を行う故障検出手段、つまり、所期の検出等を行うことができる安全な状態か否かを確認する手段を構成している。本光電スイッチが故障していると確認手段35が判断した場合には、液晶表示器38aやLED38bに当該状態を制御手段30が表示させると共に、信号生成手段36を介して、動作不許可の信号を外部機器に向けて送信する。
また、第2光学素子72からの信号に基づきカバー4が劣化し、交換時期であると確認手段35が判断した場合、液晶表示器38aやLED38bに当該状態を制御手段30が表示させる。
なお、第1光学素子と第2光学素子がカバー4を挟んで対峙して配置される場合について説明したが、本件発明はこれに限らず、たとえば、第3の光学素子である鏡を第2光学素子72と置き換えて配置し、第2光学素子72を第1光学素子71の近傍に配置する。この場合、第1光学素子71から投射された光はカバー4を通過して第3の光学素子である鏡で反射し、この反射光が再びカバー4を通過して第2光学素子72で受光される。
信号生成手段36;
信号生成手段36は判別手段34の判別結果に基づいて安全信号を生成する。
たとえば、所定のモードにおいて、本スイッチの正常な動作が期待できる前記正常な状態であることを前記確認手段35が確認し、かつ、保護領域A2内に物体Mが存在しないと判別手段34が判別した場合には、信号生成手段36は安全信号として機能有効化信号を生成する。前記生成された当該信号は、制御手段30から第1コネクタ5を介して外部機器に向けて送信され、外部機器の動作が許容される。
一方、所定のモードにおいて、判別手段34により物体Mが保護領域A2内に存在すると判別された場合、ならびに、確認手段35により自己の状態が安全な状態である事を確認できない場合には、信号生成手段36は安全信号として機能無効化信号を生成する。前記生成された当該信号は、制御手段30から第1コネクタ5を介して外部機器に送信され、外部機器の動作が禁止および緊急停止される。
筐体1:
図3に示すように、本光電スイッチは前記筐体1に表示操作盤3を備えている。
図6に示すように、本光電スイッチの筐体はカバー4で覆われる開口1dを有する主筐体1a、光学系を含む構成機器からなる図5の機器本体9および前記筐体1の一部としての裏蓋(第1副筐体)1bを備えている。前記機器本体9は、主筐体1a内に装填され、該主筐体1a内に固定されると共に、裏蓋1bにより背面が密閉される。図4(a),(b)に示すように、前記裏蓋1bは、前記第1の軸線Zに略平行で、かつ、カバー4で覆われていない第1面E1を有する。
一方、主筐体1aの底部は、筐体1の一部としての底板(第2副筐体)1cで閉塞されている。図4(a)に示すように、前記底板1cは、前記第1の軸線Zに略直交する第2面E2を有し、前記第2面E2において図3の第2光学素子72の馬蹄形の配列に概ね沿った外縁Eeを持つ。なお、前記第2面E2は前記表示操作盤3とは反対側の面に設定されている。
図6に示すように、筐体1には前記開口1dが形成されている。開口1dは光走査手段2から前記検出領域A1(図2(b))に至るまでの光路を含み、前記第1の軸線Z(図7)に直交する横断面において略U字状に形成されている。
前記開口1dには、筐体1に取り外し可能に設けられ、該筐体1の開口1dを覆う前記カバー4が装着される。前記筐体1とカバー4との間には、弾性変形可能なシール部材6が介挿される。
機器本体9;
図7に示すように、前記光走査手段2の下方には、第1の軸線Zを中心に該光走査手段2を回転させるための前記モータ8が設けられている。図8に示すように、モータ8の回転軸には前記ロータリエンコーダ8aが設けられている。
図9に示すように、前記受光反射体21は、第1の軸線Zに対して略45°傾けて設置されている。前記受光レンズ20により集光された反射光L2の光軸は、反射光L2の立体角の中心を第1の軸線Zに対して略直交する第2の軸線Yに沿った方向に偏向され、機器本体9の背面方向B側に設けられた光電変換素子22に集光される。
図10(a),(b)に示すように、投光第2ミラー12は、受光レンズ20の第1の軸線Zの略中心に取り付けられている。
第2コネクタ50:
図11(a)の第2コネクタ50には図11(b)の多数の接続端子53が嵌入するハウジング52が設けられている。
図11(b)に示すように、第2コネクタ50を凹所15の奥の第1コネクタ5に差し込むと、接続端子53がハウジング52内に嵌入して導通し、ケーブル部分51を介して、光走査型光電スイッチと外部機器との信号の送受信や、本光電スイッチへの電力の供給が可能となる。
なお、パソコンなどとデータの入出力を行う際には、図3の上部の小蓋300で閉塞された第3コネクタを用いる。
凹所15、第1および第2溝61,62:
図4(a),(b)および図12(a),(b)に示すように、筐体1には、前記第2コネクタ50を受け入れ可能な前記凹所15が形成されている。前記凹所15は受け入れたコネクタ50の外表面が筐体1の外表面と概ね同一となる大きさに形成するのが好ましい。
一方、筐体1には前記ケーブル部分51を受け入れ可能な第1および第2溝61,62が形成されている。前記各溝61,62は、受け入れたケーブル部分51が筐体1の第1面E1および第2面E2よりも筐体1の内方に後退した位置となるように形成するのが好ましい。
前記凹所15および各溝61,62は、前記第2面E2よりも前記第1の軸線方向Zの上方に向って後退している。
ここで、図3に示すように、前記複数個の第2光学素子72はカバー4の下端の周囲に沿ってU字状の領域に配列されている。前記凹所15および前記第1溝61は、前記U字状の領域の一方の端部に対応する位置、つまり、筐体1aの一方の側面における第1面E1の近傍に形成されている。図4(a),(b)に示す凹所15および前記第1溝61は、第2面E2よりも筐体1の内方に向って後退している。
前記第2溝62は、第1面E1よりも筐体1の内方に向って後退している。第2溝62は、第1面E1と第2面E2とが交わる交線Xに沿って筐体1の一側端S1から他側端S2まで形成されている。
前記凹所15は、第1溝61を介して第2溝62に連なって形成されており、前記凹所15,第1および第2溝61,62は全体して略L字状に形成されている。
図12(a)に示すように、第2コネクタ50は、第1コネクタ5(図4(a))に接続された後、ビス53によって筐体1に固定される。
ケーブル部分51の引き出し方法:
ケーブル部分51は、以下に例示するように、筐体1の様々な取付場所に応じて種々の方向に引き出すことができる。
筐体1の表示操作盤3が上向となるように取り付ける場合;
図13および図14(a)に示すように、第2コネクタ50の近傍でケーブル部分51を屈曲することにより、ケーブル部分51を筐体1から遠ざかる第1の横方向X1に引き出すことができる。かかる場合には、図13に示すように、第2コネクタ50の近傍のケーブル部分51が第1溝61内に入り込んだ状態となる。
図13および図14(b)に示すように、ケーブル部分51を第1の軸線方向Zの下方Z1に向って引き出すこともできる。
図14(c)に示すように、ケーブル部分51を筐体1の背面を通る第2の横方向X2に引き出す場合には、図13に示すように、ケーブル部分51を第1溝61および第2溝62に沿うように屈曲させて引き出す。
筐体1の操作盤3が下向になるように取り付ける場合;
図15(a)に示すように、第1面E1を上方に向けて取り付けた場合、ケーブル部分51を前記第1の横方向X1、第2の横方向X2および鉛直上方Z2などに向って引き出すことができる。
図15(b)に示すように、第2面E2を上方に向けて取り付けた場合、ケーブル部分51を前記第1の横方向X1、第2の横方向X2および鉛直上方Z2などに向って引き出すことができる。
図16(a),(b)は実施例2を示す。
本実施例の場合、凹所15および第1溝61は、筐体1の第1面E1(裏蓋1b)に形成されており、筐体1の第1面E1から、該筐体1の内方に向って後退している。第2溝62は、前記第1面E1と第2面E2とが交わる交線Xに沿って設けられていると共に、前記第1面E1から筐体1の内方に向って後退している。
したがって、凹所15は第1溝61を介して第2溝62に連なって形成されており、前記凹所15,第1および第2溝61,62は全体として略T字状に形成されている。
前記第2溝62は、第1溝61に連なる部位63から前記交線Xに沿って、筐体1の両方の側端S1,S2まで形成されている。なお、符号200は指挿入用凹部を示す。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
図16(b)に示すように、凹所15に第2コネクタ50を取り付けると、第1の横方向X1、第2の横方向X2および第1の軸線方向Zに沿った方向Z1に向かってケーブル部分51を引き出すことができる。
なお、前記実施例2において、第2溝62は、第1の横方向X1ないし第2の横方向X2の一方向のみに形成してもよい。
本発明は光走査型光電スイッチに用いることができる。
本発明の実施例1にかかる光走査型光電スイッチの光学系を示す概略斜視図である。 図2(a)は同光走査型光電スイッチを示す概略構成図、図2(b)は光走査型光電スイッチの検出領域および保護領域を示す概略平面図である。 光走査型光電スイッチを示す概略斜視図。 図4(a)は光走査型光電スイッチを示す概略右側面図、図4(b)は右下からの概略斜視図である。 光走査型光電スイッチの分解斜視図である。 カバーおよびシール部材を分解した状態で示す光走査型光電スイッチの概略斜視図である。 光走査型光電スイッチの概略縦断面図である。 光走査型光電スイッチの機器本体を示す概略右側面図である。 光走査型光電スイッチの機器本体の概略縦断面図である。 図10(a)は下方から見た機器本体上部を示す概略断面図、図10(b)は同機器本体上部のXB−XB線断面図である。 図11(a)は第2コネクタおよびケーブルの一部を示す概略斜視図、図11(b)は第2コネクタを第1コネクタに結合した状態を部分的に示す拡大概略断面図である。 筐体に第2コネクタを取り付けた状態を示す概略側面図および下方から見た概略斜視図である。 筐体に第2コネクタを取り付けた状態を示す斜め下方裏面から見た概略斜視図である。 ケーブルの引き出し状態(方向)を示す概略斜視図である。 図15(a)は筐体の底面を図示しない壁面に取り付けた場合のケーブル引き出し状態を示す概略斜視図、図15(b)は筐体の底面を上方に向けて取り付けた場合のケーブルの引き出し状態を示す概略斜視図である。 図16(a)は実施例2にかかる光走査型光電スイッチを示す裏面下方から見た概略斜視図、図16(b)は同光走査型光電スイッチに第2コネクタを取り付けた状態を示す裏面下方から見た概略斜視図である。
符号の説明
1:筐体
1a:主筐体
1b:裏蓋(第1副筐体)
1c:底板(第2副筐体)
4:カバー
5:第1コネクタ
15:凹所
22:光電変換素子
33:位置認識手段
34:判別手段
35:確認手段
36:信号生成手段
35:確認手段
36:信号生成手段
50:第2コネクタ
51:ケーブル部分
61:第1溝
62:第2溝
72:第2光学素子
E1:第1面
E2:第2面
L1:走査光
L2:反射光(反射された走査光)
Z:第1の軸線

Claims (6)

  1. 所定の軸線を中心に回転し走査光で検出領域を走査する光走査手段と、
    前記検出領域内の物体で反射された前記走査光を受光し、それに応じた受光信号を生成する光電変換素子と、
    前記受光した走査光の照射方位を算出すると共に、当該照射方位についての前記受光信号に基づいて前記物体までの距離を算出し、前記照射方位および前記距離から前記物体の位置を認識する認識手段と、
    予め設定された保護領域内に前記物体が存在するか否かを判別する判別手段と、
    前記走査光の光路上に配置され前記走査光が透過するカバーと、
    前記カバーを挟んで対向配置され、光を用いて前記光路の一部としての前記カバーの状態を監視するための複数個の光学素子と、
    前記軸線に略平行で、かつ、前記カバーで覆われていない第1面および前記軸線に略直交する第2面を有し、前記第2面において前記光学素子の配列に概ね沿った外縁を持つ筐体と、
    前記光学素子からの前記光路の一部としての前記カバーの状態を含む自己の状態を監視し、自己の状態が安全な状態である事を確認する確認手段と、
    前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在しないと判別されると共に前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認した場合は機能有効化信号を生成し、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在すると判別される場合、ならびに、前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認できない場合は機能無効化信号を生成する信号生成手段と、
    外部へ前記信号生成手段で生成された信号を出力すると共に電源ラインを含む第1コネクタと、
    を備え、
    第1コネクタに接続される第2コネクタ付のケーブルの前記第2コネクタを受け入れ可能な凹所が前記筐体に形成され、
    前記第2コネクタ付のケーブルのケーブル部分を受け入れ可能な第1および第2溝が前記筐体に形成され、
    前記凹所および各溝は前記第2面から前記軸線方向に向って後退しており、
    前記凹所および前記第1溝は前記光学素子の配列に概ね沿った前記外縁から前記筐体の内方に向って後退しており、
    前記第2溝は前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、
    前記凹所が第1溝を介して前記第2溝に連なっていることを特徴とする光走査型光電スイッチ。
  2. 請求項1において、前記第1面と前記第2面とが交わる交線に沿って前記第2溝が前記筐体の一側端から他側端まで形成されている光走査型光電スイッチ。
  3. 請求項1もしくは2において、前記光学素子がU字状の領域に配列され、前記凹所および第1溝が前記U字状の領域に対応する位置に設けられている光走査型光電スイッチ。
  4. 所定の軸線を中心に回転し走査光で検出領域を走査する光走査手段と、
    前記検出領域内の物体で反射された前記走査光を受光し、それに応じた受光信号を生成する光電変換素子と、
    前記受光した走査光の照射方位を算出すると共に、当該照射方位についての前記受光信号に基づいて前記物体までの距離を算出し、前記照射方位および前記距離から前記物体の位置を認識する認識手段と、
    予め設定された保護領域内に前記物体が存在するか否かを判別する判別手段と、
    前記走査光の光路上に配置され前記走査光が透過するカバーと、
    前記カバーを挟んで対向配置され、光を用いて前記光路の一部としての前記カバーの状態を監視するための複数個の光学素子と、
    前記軸線に略平行で、かつ、前記カバーで覆われていない第1面および前記軸線に略直交する第2面を有し、前記第2面において前記光学素子の配列に概ね沿った外縁を持つ筐体と、
    前記光学素子からの前記光路としての前記カバーの状態を含む自己の状態を監視し、自己の状態が安全な状態である事を確認する確認手段と、
    前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在しないと判別されると共に前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認した場合は機能有効化信号を生成し、前記判別手段により物体が前記保護領域内に存在すると判別される場合、ならびに、前記確認手段により自己の状態が安全な状態である事を確認できない場合は機能無効化信号を生成する信号生成手段と、
    外部へ前記信号生成手段で生成された信号を出力すると共に電源ラインを含む第1コネクタと、
    を備え、
    第1コネクタに接続される第2コネクタ付のケーブルの前記第2コネクタを受け入れ可能な凹所が前記筐体に形成され、
    前記第2コネクタ付のケーブルのケーブル部分を受け入れ可能な第1および第2溝が前記筐体に形成され、
    前記凹所および第1溝は前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、
    前記第2溝は前記第1面と第2面とが交わる交線に沿って設けられていると共に、前記第1面から前記筐体の内方に向って後退しており、
    前記凹所が前記第1溝を介して前記第2溝に連なっており、
    前記第2溝が前記第1溝と連なる部位から前記交線に沿って前記筐体の少なくとも一方の側端まで前記第2溝が形成されている光走査型光電スイッチ。
  5. 請求項4において、前記第2溝が前記交線に沿って前記筐体の一側端から他側端まで形成されている光走査型光電スイッチ。
  6. 請求項4もしくは5において、前記筐体は前記カバーで覆われる開口が形成された主筐体と、前記主筐体に締結され前記筐体の第1面を形成する第1副筐体と、前記主筐体に締結され前記筐体の第2面を形成する第2副筐体とを備えた光走査型光電スイッチ。
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