JP5154359B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、高調波を発生する負荷機器に対して高調波補償電流を発生し、電源側へ流出する高調波電流を抑制するアクティブフィルタ等に用いる電力変換装置に関するものである。
アクティブフィルタは、高調波電流を発生している負荷機器の直近で高調波電流を相殺する高周波補償電流を発生するものである。従来のアクティブフィルタは、負荷電流を検出して、この負荷電流を基本波電流と高調波電流に分離し、高調波電流のみを取り出してこれと180度位相の異なる高調波補償電流を発生させる。そして、この高調波補償電流を負荷の接続点に注入することにより、負荷電流の高調波電流は相殺され、電源電流は高調波を含まない正弦波となる。このようなアクティブフィルタは、電力用の電流発生源として低損失である高周波PWMインバータが用いられていた(例えば、非特許文献1参照)。
「パワーエレクトロクス入門」(改訂2版)オーム社 山村昌監修、大野栄一編著、264頁−269頁
従来のアクティブフィルタは、以上のように高周波PWMインバータが用いられており、このため電源側へ流出する高調波電流を抑制するために大きなフィルタ回路を必要とし、アクティブフィルタの装置構成の小型化が困難であった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、出力側のフィルタ回路が格段と低減され小型化の促進された電力変換装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電力変換装置は、交流電源と負荷との間に並列に接続され、直流電源からの直流電力を交流に変換する単相インバータの交流側を複数直列接続して成る単相インバータ群と、上記複数の単相インバータの中から選択された所定の組み合わせによる各発生電圧の総和により上記単相インバータ群の出力電圧を階調制御し、上記交流電源からの電源電流を補正する出力電流を出力させる制御装置とを備える。そして、上記制御装置は、上記交流電源の電源電圧に基づいて上記出力電圧の基本階調を演算する基本階調演算部と、上記出力電流が目標電流に追従するように上記基本階調を補正するための階調補正値を演算する階調補正演算部と、上記基本階調を上記階調補正値にて補正して上記単相インバータ群の出力電圧階調を演算する出力階調演算部と、上記出力電圧階調に基づいて、上記単相インバータ群内の上記各単相インバータの出力の組み合わせを決定して上記単相インバータ群への制御信号を出力するインバータ制御演算部とを備えたものである。
この発明に係る電力変換装置は、各単相インバータの発生電圧を組み合わせた出力電圧の階調制御を行うため、大きなフィルタ回路を必要とすることなく電源側へ流出する高調波電流を抑制することができ、電力変換装置の装置構成の小型化、簡略化が促進できる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるアクティブフィルタの主回路構成を示した図であり、より具体的には、単相電源1と単相負荷2との間に並列に接続される電力変換装置3をアクティブフィルタに用いたものである。
図に示すように、電力変換装置3は、複数個(この場合3個)の単相インバータ41〜43を直列に接続して構成した多重インバータで、フィルタ回路5を備えて単相電源1に対して並列に接続される。
図2は図1の電力変換装置3内の単相インバータ4(41〜43)の回路構成を示す図である。図に示すように、単相インバータ4は、ダイオードを逆並列に接続した複数個のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の自己消弧型半導体スイッチング素子71〜74から成る例えばフルブリッジインバータで構成される。自己消弧型半導体スイッチング素子はIGBT以外にも、GCT、GTO、トランジスタ、MOSFET等でも、また自己消弧機能がないサイリスタ等でも強制転流動作が可能であればよい。
各単相インバータ4はそれぞれ独立した直流電源6を備え、図示された極性に充電された直流電源6の電圧を、出力端子91と92の間に任意の期間で出力することができる。具体的には直流電圧をVとした場合、スイッチング素子71〜74のオンオフの組合せによって{−V,0,V}の電圧値を単相インバータ4の出力端子間に印加することができる。ゲート駆動回路81〜84はそれぞれのスイッチング素子71〜74をオン、オフさせるためスイッチング素子71〜74のゲート、ソース間に所定の電圧を印加するための回路である。ゲート駆動回路81〜84の構成としては、制御回路とパワー回路の絶縁が必要であるため、パルストランス回路や、フォトカプラを用いた回路が用いられる。
電力変換装置3は、このような単相インバータ41〜43の交流側を直列に接続して構成される。この場合、各単相インバータ41〜43の直流電源6の電圧はそれぞれ異なるもので、単相インバータ41の直流電圧をV1、単相インバータ42の直流電圧をV2、単相インバータ43の直流電圧V3とする。電力変換装置3の出力端子には各単相インバータ4の出力電圧の合計値を印加することができ、その出力電圧は、各単相インバータ4の出力の組合せによって決まる。即ち、電圧比V1:V2:V3=1:3:9とすると、電力変換装置3は、{−13、−12、−11、−10、−9、−8、−7、−6、−5、−4、−3、−2、−1、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13}なる計27レベルの電圧を任意の期間で出力することができる。
このため、後述する制御装置を備えて、各単相インバータ41〜43の出力電圧を適宜選択する階調制御により、所望の階段波形の出力電圧を得ることができ、小さなフィルタ回路5でも滑らかな交流波形が出力できる。
高調波を発生する負荷2としては、コンデンサインプット型整流回路等が多く用いられる。このような負荷2を接続した場合、大きなピーク電流を持つ高調波成分を含有した電流が電源1側に流出する。高調波成分を含んだ電流は送電線インピーダンスによる電圧降下を引き起こし、電源電圧ひずみの原因となり、例えば、大容量の場合は進相コンデンサの焼損、小容量の場合はブレーカの誤動作などの障害の原因ともなる。
ここでは、電力変換装置3を用いたアクティブフィルタにより、負荷2が発生する高調波成分電流を打ち消すような高調波補償電流を電力変換装置3から発生させ、高調波成分を含有した電流が電源側に流出することを抑制し、電源電流を高調波成分の無いほぼ正弦波電流とする。
次に、電力変換装置3の階調制御による高調波補償電流の電流制御および動作について、以下に説明する。
図3は、図1で示したアクティブフィルタに、電力変換装置3を駆動する制御装置の詳細構成を付加して図示したものである。制御装置は、電源電圧に基づいて出力電圧の基本階調を演算して基本階調信号18aを出力する基本階調演算部としてのCPU10(Central Processing Unit)と、CPU以外の外部回路で構成される。外部回路は、上記基本階調(基本階調信号18a)を補正するための階調補正値を演算して階調補正信号55aを出力する階調補正演算部と、上記基本階調を上記階調補正値(階調補正信号55a)にて補正して電力変換装置3の出力電圧階調指令56aを演算する出力階調演算回路56と、該出力電圧階調指令56aに基づいて各単相インバータ41〜43への制御信号を出力するインバータ制御演算回路57とを備える。
また、階調補正信号55aを出力する階調補正演算部は、電力変換装置3の出力電流(以下、インバータ電流Iと称す)が、負荷電流Iに基づいて演算される高調波補償基準電流24aに追従するように階調補正信号55aを出力するもので、レベルシフト回路25〜28、ヒステリシスコンパレータとなるコンパレータ29〜32、マルチプレクサ33〜38、フリップフロップ51〜53、減算器54、および加算器55を備える。
電流センサ11にて検出された負荷電流Iは、バンドパスフィルタ13により高調波成分を除去して負荷電流Iの基本波成分を抽出し、入力端子15からCPU10に入力される。また、図示しない電圧センサにて検出された電源電圧は入力端子16からCPU10に入力される。これら入力データは、CPU10に内蔵されているADコンバータによってアナログ値からディジタル値に変換され、得られたディジタルデータをもとに信号処理を行う。CPU10の出力端子17からは離散系の負荷電流基本波成分をDAコンバータを介して出力する。また、電力変換装置3は電源電圧に同期した電圧を出力する必要があるため、ADコンバータで検出した電源電圧値を階段波形に置き換えて、出力端子18〜21から2進数(4ビット)で基本階調信号18aを出力し、同時に、出力端子22から電源電圧極性信号22aを出力する。
CPU10の出力端子17から出力された負荷電流基本波成分は離散系であるため、フィルタ23で平滑し、減算器24を用いて、平滑された負荷電流基本波成分から負荷電流Iを減算することで、電力変換回路3に流すべき基準電流である高調波補償基準電流24aを生成する。
このように生成された高調波補償基準電流24aに追従するように、電圧変換装置3の出力電流であるインバータ電流Iを制御することで、図4に示すように、負荷電流Iの高調波成分はインバータ電流Iにより相殺され、正弦波形の電源電流Iが得られる。
インバータ電流Iの制御について、以下に説明する。
図5は、図4のインバータ電流I波形におけるA部分を拡大した部分拡大図である。
図3に示すように、生成された高調波補償基準電流24aに基づいて、レベルシフト回路25〜28を用いて、図5に示すような4つの閾値25a〜28a(閾値A、閾値B、閾値C、閾値D)を設定する。また、閾値Aより大きい領域を領域I、閾値Aと閾値Bとの間の領域を領域II、閾値Bと閾値Cとの間を領域III、閾値Cと閾値Dとの間を領域IV、閾値Dより小さい領域を領域Vとする。
インバータ電流Iの制御としては、図5に示すように、インバータ電流Iが領域IIIの範囲内、即ち、閾値Bと閾値Cとを往復するように、ヒステリシスコンパレータ30、31を用いて、電力変換装置3の出力電圧(出力電圧階調指令56a)を選択する。ここでは出力電圧階調指令56aとして、CPU10から出力される基本階調18aに階調補正値55aとして0もしくは+1を加算する。なお、この場合、CPU10から出力される基本階調18aは、図6に示すように電源電圧波形に内接するように整数部だけを絶対値で出力したものとする。これにより、電源電圧の極性が正の場合、階調補正値55aを0としてインバータ電流Iを減少させ、階調補正値55aを+1としてインバータ電流Iを増加させることができる。また、電源電圧の極性が負の場合は、階調補正値55aを0としてインバータ電流Iを増加させ、階調補正値55aを+1としてインバータ電流Iを減少させることができる。
このような階調補正値55aの決定方法について、図3に基づいて以下に説明する。4つの閾値25a〜28a(閾値A、閾値B、閾値C、閾値D)と電流センサ12によって検出したインバータ電流Iとをヒステリシスコンパレータ29〜32を用いて比較し、それぞれの出力信号をY1、Y2、Y3、Y4とする。図7に各領域におけるコンパレータ出力Y1〜Y4の値、および階調補正値を示す。コンパレータ出力Y1〜Y4はマルチプレクサ33〜38に図示するように入力される。マルチプレクサ33〜38には、電源電圧極性信号22aも入力され、電源電圧極性に応じて出力信号を切り替える。ここでは、電源電圧が正のときにはマルチプレクサ入力の上段が出力され、電源電圧が負のときにマルチプレクサ入力の下段が出力される。マルチプレクサ33〜38から出力された信号は、フリップフロップ回路51〜53に入力される。フリップフロップ回路51〜53はセット(S)、リセット(R)方式である。フリップフロップ回路51〜53の出力信号は減算器54および加算器55を通すことで階調補正値55aが得られる。なお、図3に破線で示した部分はPLD(Programmable Logic Device)などのデバイスを用いて実現することができる。
一例として、電源電圧の極性が正の場合について、図7および図8を用いて説明する。図8は、CPU10から出力される基本階調18aがサンプリングによる遅れを伴わない正常時における、インバータ電流Iと出力電圧(出力電圧階調指令56a)との関係を示すものである。
CPU10からの電源電圧極性信号22aにより、上述したようにマルチプレクサ33〜38では、マルチプレクサ入力の上段が出力される。ここで、インバータ電流Iが減少し、領域IIIから領域IVへ移行するとする。このときコンパレータ31の出力信号Y3がLからHへと変化し、マルチプレクサ33からはH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51のセット端子に入力され、出力端子(Q)からはH信号が出力される。このとき、階調補正値51aは+1となる。他のフリップフロップ52、53から出力される信号はLであり、減算器54および加算器55を通して、階調補正値55aは階調補正値51aの値である+1となる。
この1階調分の階調補正によってインバータ電流Iが減少から増加へ変化し、領域IIIの範囲であるとき、フリップフロップ51はセット端子、リセット端子共にLのため、出力信号はHのまま維持され、階調補正値55aは+1で1階調加算の状態が継続する。インバータ電流Iが増加し続け領域IIIから領域IIへと移行するとき、コンパレータ30の出力信号Y2はLからHへと変化し、マルチプレクサ34からはH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51のリセット端子に入力され、出力端子(Q)からはL信号が出力される。このとき、階調補正値51aは0となる。他のフリップフロップ52、53から出力される信号はLであり、減算器54および加算器55を通して、階調補正値55aは階調補正値51aの値である0となる。
階調補正値55aが0となると、インバータ電流Iは減少する。インバータ電流Iは領域IIIの範囲となり、フリップフロップ51はセット端子、リセット端子共にLとなるため、状態は保持され(階調補正値55aは0)、領域IVに移行するまで減少を続ける。その後は同様の原理で階調補正値55aが+1になり、インバータ電流Iは増加の方向へ変化する。
このように、階調補正値55aは、図7中の矢印58で示すように推移して、図8に示すように、基本階調18aに階調補正値55aである0もしくは+1を交互に加算した出力電圧階調指令56aを生成して、インバータ電流Iを領域IIIの範囲内、即ち、閾値Bと閾値Cとを往復するように制御する。即ち、インバータ電流Iが増加して閾値Bを超えると階調補正値55aを0としてインバータ電流Iを減少させ、インバータ電流Iが減少して閾値Cより小さくなると階調補正値55aを+1としてインバータ電流Iを増加させる。閾値A〜Dは、その時点の高調波補償基準電流24aに基づいて生成されるので、インバータ電流Iは、高調波補償基準電流24aに追従するように制御される。
電源電圧の極性が負の場合、CPU10からの電源電圧極性信号22aにより、上述したようにマルチプレクサ33〜38では、マルチプレクサ入力の下段が出力される。ここで、インバータ電流Iが減少し、領域IIIから領域IVへ移行するとする。このときコンパレータ31の出力信号Y3がLからHへと変化し、マルチプレクサ34からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51のリセット端子に入力され、出力端子(Q)からはL信号が出力される。このとき、階調補正値51aは0となる。他のフリップフロップ52、53から出力される信号はLであり、減算器54および加算器55を通して、階調補正値55aは階調補正値51aの値である0となる。
階調補正値55aが0になると、インバータ電流Iが増加し、領域IIIの範囲であるとき、フリップフロップ51はセット端子、リセット端子共にLのため、出力信号はLのまま維持され、階調補正値55aは0の状態が継続する。インバータ電流Iが増加し続け、領域IIIから領域IIへと移行するとき、コンパレータ30の出力信号Y2はLからHへと変化し、マルチプレクサ33からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51のセット端子に入力され、出力端子(Q)からはH信号が出力される。このとき、階調補正値51aは+1となる。他のフリップフロップ52、53から出力される信号はLであり、減算器54および加算器55を通して、階調補正値55aは階調補正値51aの値である+1となる。
階調補正値55aが+1となると、インバータ電流Iは減少する。インバータ電流Iは領域IIIの範囲となり、フリップフロップ51はセット端子、リセット端子共にHとなるため、状態は保持され(階調補正値55aは+1)、領域IVに移行するまでインバータ電流Iは減少を続ける。その後は同様の原理で階調補正値55aが0になり、インバータ電流Iは増加の方向へ変化する。
このように、階調補正値55aは、図7中の矢印59で示すように推移して、基本階調18aに階調補正値55aである0もしくは+1を交互に加算した出力電圧階調指令56aを生成して、インバータ電流Iを領域IIIの範囲内、即ち、閾値Bと閾値Cとを往復するように制御する。
CPU10から出力される基本階調18aがADコンバータのサンプリング間隔の影響による遅れで誤った階調値を出力した場合には、インバータ電流Iは階調補正を行っても、領域IIIから領域IIあるいは領域IVの範囲に外れてしまう。このように基本階調出力に遅れがある場合の制御について以下に説明する。
電源電圧の極性が正で、インバータ電流Iが領域IIIから領域IVに移行したときは、先に説明したように、階調補正値55aが+1になる。このとき、CPU10から出力される基本階調18aに1階調が加算される。しかし、電源電圧の時間変化率が正のとき、サンプリングに時間遅れが生じると、階調値が不足するときがある。このときのインバータ電流Iと出力電圧(出力電圧階調指令56a)との関係について、図9に示す。
図9に示すように、電圧変化率が正の場合は、基本階調値切替タイミングが遅れているため、切り換えるべき時点61以降の遅れ時間の間は、インバータ電流Iが減少して閾値Cより小さくなった時点62で階調補正値55aを+1としても、出力電圧階調指令56aが電源電圧より不足しているためインバータ電流Iが減少し続ける。そして、閾値Dより小さくなる時点63で、即ち、インバータ電流Iが領域IVから領域Vに移行するとコンパレータ32からH信号が出力され、マルチプレクサ37からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ53のセット端子に入力され、出力端子(Q)からはH信号が出力される。この信号は、CPU10からの基本階調18aの出力遅れを補正するための階調ずれ補正値53aであり、加算器55によって階調補正値51aに加えられる。この場合、階調補正値51a(+1)に階調ずれ補正値53a(+1)を加算して、階調補正値55aは+2となる。
その後、インバータ電流Iは増加の方向へ変化し、領域Vから領域IVへ移行すると、マルチプレクサ37の出力はLとなり、フリップフロップ53はセット端子、リセット端子共にLとなるため、状態は保持され(階調補正値55aは+2)、インバータ電流Iは増加し続ける。領域IVから領域IIIに移行するとコンパレータ31の出力信号はHからLへと変化する。フリップフロップ53はセット端子、リセット端子共にLとなるため、状態は保持され(階調補正値55aは+2)、領域IIへ移行するまで、インバータ電流Iは増加を続ける。そして、インバータ電流Iが領域IIIから領域IIへ移行するとコンパレータ30の出力信号Y2はLからHへと変化し、マルチプレクサ34およびマルチプレクサ38からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51およびフリップフロップ53のリセット端子に入力され、フリップフロップ51およびフリップフロップ53の出力端子(Q)からはともにL信号が出力される。つまり、階調補正値51a(0)に階調ずれ補正値53a(0)を加算して、階調補正値55aは0となる。その後、インバータ電流Iは減少の方向へ変化する。そして、基本階調出力が正しい値となるまで同様の原理で補正を行う。
電源電圧の極性が正で電圧変化率が負のとき、サンプリングに時間遅れが生じると、CPU10からの基本階調18aは電源電圧と内接するように整数値を出力しているため、階調値が1階調多く出力されるときがある。このときのインバータ電流Iと出力電圧(出力電圧階調指令56a)との関係について、図10に示す。
図10に示すように、電圧変化率が負の場合は、基本階調値切替タイミングが遅れているため、切り換えるべき時点61a以降の遅れ時間の間は、インバータ電流Iが増加して閾値Bを超えた時点62aで階調補正値55aを0としても、出力電圧階調指令56aが電源電圧より大きいためインバータ電流Iが増加し続ける。このため、閾値Aを超える時点63aで、即ち、インバータ電流Iが領域IIから領域Iへと移行すると、コンパレータ29からH信号が出力され、マルチプレクサ35からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ52のセット端子に入力され、出力端子(Q)からはH信号が出力される。この信号は、CPU10からの基本階調18aの出力遅れを補正するための階調ずれ補正値52aであり、減算器54によって階調補正値51aから減算される。この場合、階調補正値51a(0)から階調ずれ補正値52a(+1)を減算して、階調補正値55aは−1となる。
その後、インバータ電流Iが増加から減少の方向へ変化し、領域Iから領域IIに変化し、領域IIの範囲であるとき、フリップフロップ52はセット端子、リセット端子共にLのため、出力信号はHのまま維持され、状態は保持され(階調補正値55aは−1)て、インバータ電流Iが減少し続ける。インバータ電流Iが領域IIから領域IIIへと移行するとき、コンパレータ30の出力信号はHからLへと変化する。フリップフロップ51およびフリップフロップ53はセット端子、リセット端子共にLのため、出力信号はLのまま維持され、階調補正値55aは−1の状態が継続する。さらにインバータ電流Iが減少し続け、領域IIIから領域IVへと移行するとき、コンパレータ31の出力信号はLからHへと変化し、マルチプレクサ33からH信号が出力される。この信号がフリップフロップ51のセット端子に入力され、出力端子(Q)からはH信号が出力される。さらに、マルチプレクサ36からH信号が出力され、フリップフロップ52のリセット端子に入力される。したがって階調補正値51a(+1)から階調ずれ補正値52a(0)を減算して、階調補正値55aは+1となる。
その後は同様の原理でインバータ電流Iが領域IIIの範囲で増減するように階調補正を行う。
以上のように決定された階調補正値55aは、CPU10外部のディジタル回路である出力階調演算回路56にて、基本階調18aに加算されて出力電圧階調指令56aが出力される。この出力電圧階調指令56aは、インバータ制御演算回路57に入力されて、各単相インバータ4のゲート駆動回路81〜84へ送る制御信号を送出する。インバータ制御演算回路57は、PLD(Programmable Logic Device)などのデバイスを用いて実現することができる。
この実施の形態では、複数の単相インバータ41〜43を直列接続した電力変換装置3をアクティブフィルタに用い、各単相インバータ41〜43の出力電圧を適宜選択する階調制御により、所望の階段波形の出力電圧を得て、インバータ電流Iを制御するため、フィルタ回路5を格段と小型化でき、アクティブフィルタの装置構成の小型化が促進できる。
また、インバータ電流Iを高調波補償基準電流24aに追従するように制御するのに、制御装置は、電源電圧に基づいて出力電圧の基本階調18aを出力する基本階調演算部のみをCPU10で構成し、階調補正信号55aを出力する階調補正演算部と、電力変換装置3の出力電圧階調指令56aを演算する出力階調演算回路56と、各単相インバータ41〜43への制御信号を出力するインバータ制御演算回路57とは、CPU以外の外部回路で構成した。このため、CPU10の負担を軽減させることができ、安価なCPU10でも対応可能となり、制御装置のコスト低減が図れる。また、階調補正信号55aを出力する階調補正演算部では、ヒステリシスコンパレータ29〜32を用い、高速、高精度に、インバータ電流Iを高調波補償基準電流に追従するように制御できる。また、CPU10のサンプリング間隔が比較的大きい場合でも、階調ずれ補正値52a、53aを演算して補正できるようにしたため、安価なCPU10でも、高速、高精度で信頼性の高い高調波抑制制御が行える。
なお、この実施の形態では、CPU10からの基本階調18aは電源電圧の正弦波に内接するように整数部だけを出力したが、図11で示すように、電源電圧の正弦波に外接するように階調値を出力しても良い。この場合、階調補正値は、内接させた場合の階調補正値55aから1を引けば良い。このように、基本階調18aを、電源電圧の正弦波に内接あるいは、外接させるように出力することにより、階調補正値55aの演算が容易になり、インバータ電流Iを高調波補償基準電流に追従させる電流制御が容易で信頼性良く行える。
また、ヒステリシスコンパレータ29〜32の閾値幅の設定については、電源電流のリプルが許容される範囲内となるように設定する。電流リプルを小さくするには、ヒステリシスコンパレータ29〜32の閾値幅を小さく設定すれば良いが、スイッチング素子71〜74の周波数が高くなる。このように、電流制御精度とスイッチング周波数との関係は、トレードオフの関係となることから、ヒステリシスコンパレータ29〜32の閾値幅は、一段あたりの階調電圧値、および単相インバータ4を構成するスイッチング素子71〜74の許容される最大スイッチング周波数から決定される。また、電流の変化率については、電源インピーダンス、およびフィルタ回路4のリアクトルの大きさによって異なるため、電源電流のリプルが許容される範囲内となるようにフィルタリアクトルの設計を行う。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、インバータ電流Iを高調波補償基準電流24aに追従するように制御したが、図12に示すように、CPU10から出力された離散系の負荷電流基本波成分をフィルタ23で平滑した基準電流(負荷電流基本波成分)に追従するように、電源電流Iを制御しても良い。
なお、上記実施の形態1では、負荷電流Iは、バンドパスフィルタ13により高調波成分を除去して負荷電流Iの基本波成分を抽出してCPU10に入力したが、この場合、CPU10内で負荷電流Iの基本波成分を抽出するようにした。
この場合も、実際には電力変換装置3の出力階調制御により、インバータ電流Iを変化させて電源電流Iを制御しているため、結果的には上記実施の形態1と同様に、インバータ電流Iが高調波成分を打ち消す高調波補償基準電流に追従するように制御されるものとなり、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1によるアクティブフィルタの主回路構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による単相インバータの回路構成を示す図である。 この発明の実施の形態1によるアクティブフィルタの回路構成の詳細を示す図である。 この発明の実施の形態1によるアクティブフィルタの動作を説明する波形図である。 図4で示したインバータ電流I波形における部分拡大図である。 この発明の実施の形態1による基本階調と電源電圧との関係を示す図である。 この発明の実施の形態1による階調補正値の演算を説明する図である。 この発明の実施の形態1による、正常時のインバータ電流Iと出力電圧との関係を示す波形図である。 この発明の実施の形態1による、サンプリング遅れがある場合のインバータ電流Iと出力電圧との関係を示す波形図である。 この発明の実施の形態1による、サンプリング遅れがある場合のインバータ電流Iと出力電圧との関係を示す波形図である。 この発明の実施の形態1の別例による基本階調と電源電圧との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2によるアクティブフィルタの回路構成の詳細を示す図である。
符号の説明
1 電源、2 負荷、3 電力変換装置、4(41〜43) 単相インバータ、
6 直流電源、10 CPU、18a 基本階調信号、24a 高調波補償基準電流、
25a〜28a 閾値A〜D、29〜32 ヒステリシスコンパレータ、
51a 階調補正値、52a,53a 階調ずれ補正値、54 減算器、55 加算器、55a 階調補正信号、56 出力階調演算回路、57 インバータ制御演算回路、
71〜74 スイッチング素子、I 負荷電流、I インバータ電流。

Claims (5)

  1. 交流電源と負荷との間に並列に接続され、直流電源からの直流電力を交流に変換する単相インバータの交流側を複数直列接続して成る単相インバータ群と、
    上記複数の単相インバータの中から選択された所定の組み合わせによる各発生電圧の総和により上記単相インバータ群の出力電圧を階調制御し、上記交流電源からの電源電流を補正する出力電流を出力させる制御装置とを備え、
    上記制御装置は、
    上記交流電源の電源電圧に基づいて上記出力電圧の基本階調を演算する基本階調演算部と、
    上記出力電流が目標電流に追従するように上記基本階調を補正するための階調補正値を演算する階調補正演算部と、
    上記基本階調を上記階調補正値にて補正して上記単相インバータ群の出力電圧階調を演算する出力階調演算部と、
    上記出力電圧階調に基づいて、上記単相インバータ群内の上記各単相インバータの出力の組み合わせを決定して上記単相インバータ群への制御信号を出力するインバータ制御演算部とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 上記基本階調は、上記交流電源の電源電圧波形に内接あるいは外接するように決定することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記基本階調演算部をCPUで構成し、上記階調補正演算部、上記出力階調演算部および上記インバータ制御演算部を上記CPUよりも演算速度が高速な外部論理回路で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 上記各単相インバータの入力となる直流電圧値は異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 上記出力電圧階調の各レベルの電圧は等間隔に並ぶものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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