JP5153538B2 - 保守端末装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、血液分析装置、尿分析装置等の検体処理装置の保守を容易に実行することができる保守端末装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、血液分析装置、尿分析装置等に代表される臨床検体処理装置は、分析項目の増加、付加的要素の拡充、装置の小型化等に伴って、装置の構造が著しく複雑化している。したがって、修理作業、保守作業等には、熟練した技術者が設置場所に赴いて、正しい作業を的確に行う必要がある。
例えば特許文献1には、従来の血液分析装置が開示されており、特許文献1に開示されているケーシング内部、流体回路の図からも明らかなように、血液分析装置に代表される臨床検体分析装置は、無数の部品と、検体、試薬等を各機構に輸送するための複数の配管とで構成されており、各々が複雑に接続、配置されている。
特開2006−292738号公報
特許文献1に開示されているような複雑な配管、配線を有する臨床検体分析装置は、その構造の複雑さゆえ、修理作業、保守作業等には相当の工数を要する。例えば装置内の所定の機構が故障した場合、当該機構に接続された配管、配線等を取り外して部品を交換し、再度接続する等の作業工程となる。斯かる作業は、配管図、配線図等を参照しながら、実際の配管、配線を確認しつつ取り外す配管、配線、再接続する配管、配線を正確に把握する必要がある。
しかし、一度施設に設置された臨床検体分析装置は、修理のために装置を回収することができず、いきおい現場で修理作業、保守作業等を実行する必要がある。しかし、病院の検査室、検査センター等の施設には複数の検査機器が設置されており、修理作業、保守作業等に用いることができるスペースは限定されている。したがって、大きな配管図、配線図を広げるスペースを確保することすら困難であり、図面を確認しながら修理作業、保守作業等を行うことが困難であるという問題があった。
また、病気の早期発見が望まれる昨今においては、検査の迅速化が強く要求されており、臨床検体分析装置のような検査に用いる装置の修理作業、保守作業等に伴う稼動停止時間は可能な限り短縮する必要がある。したがって、配管図、配線図等を確認しながらの修理作業、保守作業等を実行することは、時間的観点からも制約を伴うという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複雑な配管、配線を伴う装置であっても、図面を広げることなく正確な修理作業、保守作業等を迅速に実行することができる保守端末装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る保守端末装置は、血液又は尿から選択される検体を処理する複数の流体部及び検体の流れを制御する複数の機器を備える検体処理装置の保守作業に用いる保守端末装置において、前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器について、各流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器を電気的に接続する配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ及び複数の配線データを一連の配管データ群及び一連の配線データ群として記憶するデータ記憶部と、記憶されている前記配管データ及び前記配線データ、及び/又は記憶されている前記一連の配管データ群及び一連の配線データ群を含む前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器についての配管図及び/又は配線図を表示する表示部と、ポインティングデバイスの操作によるポインタ位置が、表示された前記配管図の各配管データ又は表示された前記配線図の各配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データ、若しくは対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える表示切替部と、前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、前記ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の選択を受け付ける選択受付部と、該選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を前記表示部に表示させる詳細情報表示部とを備えることを特徴とする。
また、第2発明に係る保守端末装置は、第1発明において、前記データ記憶部は、前記配管データ及び前記配線データを記憶する配管・配線データ記憶部と、前記一連の配管データ群及び前記一連の配線データ群を前記配管データ又は前記配線データの位置情報に対応付けて記憶するデータ群記憶部とを有し、前記表示部は、記憶されている前記配管データ及び前記配線データを前記配管図及び前記配線図にそれぞれ表示し、前記表示切替部は、前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替えることを特徴とする。
また、第発明に係る保守端末装置は、第1又は第2発明において、前記選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の表示形式を、選択を受け付けた時点の表示形式に設定する表示形式設定部を備えることを特徴とする。
また、第発明に係る保守端末装置は、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、前記表示部は、記憶されている前記配管データ及び前記配線データを一のウインドウ上に表示するようにしてあり、前記詳細情報表示部は、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を他のウインドウ上に表示するようにしてあり、前記一のウインドウと前記他のウインドウとの表示内容を切り替えるウインドウ切替部を備えることを特徴とする。
また、第発明に係る保守端末装置は、第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記表示切替部は、前記配管データ又は前記配線データ、若しくは前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群が表示される色を、他の色へ切り替えるようにしてあることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第6発明に係るコンピュータプログラムは、血液又は尿から選択される検体を処理する複数の流体部及び検体の流れを制御する複数の機器を備える検体処理装置の保守作業に用いる保守端末装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、前記保守端末装置を、前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器について、各流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器を電気的に接続する配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ及び複数の配線データを一連の配管データ群及び一連の配線データ群として記憶するデータ記憶部、記憶されている前記配管データ及び前記配線データ、及び/又は記憶されている前記一連の配管データ群及び一連の配線データ群を含む前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器についての配管図及び/又は配線図を表示する表示部、ポインティングデバイスの操作によるポインタ位置が、表示された前記配管図の各配管データ又は表示された前記配線図の各配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データ、若しくは対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える表示切替部、前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、前記ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の選択を受け付ける選択受付部、及び該選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を前記表示部に表示させる詳細情報表示部として機能させることを特徴とする。
第1発明及び第6発明では、検体処理装置の複数の流体部及び複数の機器について、各流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器を電気的に接続する配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ及び複数の配線データを一連の配管データ群及び一連の配線データ群として記憶しておく。記憶されている配管データ及び配線データ、及び/又は記憶されている一連の配管データ群及び一連の配線データ群を含む検体処理装置の複数の流体部及び複数の機器についての配管図及び/又は配線図を表示し、ポインティングデバイスの操作によるポインタ位置が、表示された配管図の各配管データ又は表示された配線図の各配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データ、若しくは対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える。ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付け、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を表示部に表示させる。これにより、ポインティングデバイスの操作に応じて所望の配管データ及び配線データ、及び/又は記憶されている一連の配管データ群及び一連の配線データ群の表示形式を切り替えることができるので、複雑な配管、配線がなされている装置の修理作業、保守作業等を実行する場合に、大きな配管図、配線図等を広げることなく、一連の配管、配線を目視で容易に確認することができ、正しく接続されているか否かを確認しつつ正確に作業を実行することが可能となる。また、ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付け、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を表示部に表示させることにより、配管データの端部がどのように何に接続されているか、あるいは配線データの端部がどのように何に接続されているか等に関する詳細情報を目視で確認することができ、配管又は配線を取り外した場合であっても、元の状態へ確実に復旧させることが可能となる。
第2発明では、配管データ及び配線データを記憶するとともに、一連の配管データ群及び一連の配線データ群を配管データ又は配線データの位置情報に対応付けて記憶しておく。記憶されている配管データ及び配線データを配管図及び配線図にそれぞれ表示し、ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える。これにより、例えばマウス等のポインティングデバイスのポインタのポインタ位置が配管データ又は配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式が他の表示形式へ切り替わることにより一目で容易に確認することができるようになり、複雑な配管、配線がなされている装置の修理作業、保守作業等を実行する場合であっても、大きな配管図、配線図等を広げることなく、一連の配管、配線を目視で容易に確認することができる。したがって、配管、配線等が正しく接続されているか否かを確認しつつ正確に修理作業、保守作業等を実行することが可能となる。
発明では、選択を受け付けた場合、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、選択を受け付けた時点の表示形式に設定することにより、配管データの端部がどのように何に接続されているか、あるいは配線データの端部がどのように何に接続されているか等に関する詳細情報を目視で確認することができ、配管又は配線を取り外した場合であっても、元の状態へ確実に復旧させることが可能となる。
発明では、記憶されている配管データ及び配線データを一のウインドウ上に表示し、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を他のウインドウ上に表示し、一のウインドウと他のウインドウとの表示内容を切り替えることにより、全体の配管又は配線を把握する場合には配管データ及び配線データを大きなウインドウに、接続状態を示す画像を小さなウインドウに表示しておき、接続作業時には逆に表示するよう表示を切り替えることができる。したがって、必要な画像を大きなウインドウで表示することができ、目視で確認しながら確実に修理作業、保守作業等を実行することが可能となる。
発明では、配管データ又は配線データ、若しくは一連の配管データ群又は一連の配線データ群が表示される色を、他の色へ切り替えることにより、色の違いにより一連の配管データ群又は一連の配線データ群を区別することが可能となる。
上記構成によれば、ポインティングデバイスの操作に応じて所望の配管データ及び配線データ、及び/又は記憶されている一連の配管データ群及び一連の配線データ群の表示形式を切り替えることができるので、複雑な配管、配線がなされている装置の修理作業、保守作業等を実行する場合に、大きな配管図、配線図等を広げることなく、一連の配管、配線を目視で容易に確認することができ、正しく接続されているか否かを確認しつつ正確に作業を実行することが可能となる。また、ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付け、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を表示部に表示させることにより、配管データの端部がどのように何に接続されているか、あるいは配線データの端部がどのように何に接続されているか等に関する詳細情報を目視で確認することができ、配管又は配線を取り外した場合であっても、元の状態へ確実に復旧させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係る保守端末装置について、図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る保守端末装置を、CPUを用いて具現化した場合のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る保守端末装置1は、少なくとも、CPU(中央演算装置)11、RAM12、記憶装置13、入力装置14、表示装置15、可搬型ディスクドライブ16、通信装置17及び上述したハードウェアを接続する内部バス18で構成されている。CPU11は、内部バス18を介して保守端末装置1の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置13に記憶されているコンピュータプログラム100に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
RAM12は、SRAM、フラッシュメモリ等で構成され、コンピュータプログラム100の実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラム100の実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。もちろん、コンピュータプログラム100は、事前に記憶装置13に記憶されていても良い。
記憶装置13は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置13に記憶されているコンピュータプログラム100は、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体90から、可搬型ディスクドライブ16によりダウンロードされ、実行時には記憶装置13からRAM12へ展開して実行される。もちろん、通信装置17を介して外部コンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムであっても良い。
また記憶装置13は、配管及び/又は配線に関するデータを記憶しているデータ記憶部131を備えている。データ記憶部131は、配管データ及び配線データを記憶している配管・配線データ記憶部132、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ又は複数の配線データを、一連の配管データ群又は一連の配線データ群として記憶するデータ群記憶部133を備えている。配管・配線データ記憶部132に記憶されている配管データ及び配線データは、CADデータのようなベクトルデータであっても良いし、イメージデータのようなラスターデータであっても良い。画面に表示された場合に画面上のポインタが指示する位置を算出することができるよう、例えば画面中央の絶対座標値及び該絶対座標値からの相対座標値を記憶していれば、データ形式は問わない。
また、一連の配管データ群又は一連の配線データ群は、配管データ又は配線データの位置情報に対応付けてデータ群記憶部133に記憶されている。一連の配管データ群又は一連の配線データ群は、配管・配線データ記憶部132に記憶されている配管データ及び配線データに重ね合わせて表示しても良いし、単独で表示しても良い。同様に配管データ及び配線データのみを単独で表示しても良い。配管・配線データ記憶部132に記憶されている配管データ及び配線データがCADデータである場合には、多層データとして別個に記憶しても良い。
通信装置17は内部バス18に接続されており、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワーク網に接続されることにより、外部のコンピュータ等とデータ送受信を行うことが可能となっている。すなわち、上述した記憶装置13は、保守端末装置1に内蔵される構成に限定されるものではなく、通信装置17を介して接続されている外部のストレージ等の外部記録媒体であっても良い。
入力装置14は、キーボード及びマウス等のデータ入力媒体である。表示装置15は、CRTモニタ、LCD等の表示装置である。
図2は、本発明の実施の形態に係る保守端末装置1の機能ブロック図である。図2に示すように本実施の形態に係る保守端末装置1は、流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器の動作を制御する制御線の配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ又は複数の配線データを、一連の配管データ群又は一連の配線データ群として配管データ又は配線データの位置情報に対応付けて記憶するデータ記憶部131を、記憶装置13に備えている。
表示部201は、記憶されている配管データ及び配線データ、及び/又は一連の配管データ群又は一連の配線データ群を表示する。すなわち、配管データ及び配線データのみを表示しても良いし、一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみを表示しても良いし、配管データ及び配線データとともに、一連の配管データ群又は一連の配線データ群を重ね合わせて表示しても良い。
指示信号受付部202は、マウス等のポインティングデバイスの操作による指示信号を受け付け、表示切替部203は、マウス等の操作による指示信号を受け付けた場合、指示されている配管データ又は配線データ、又は一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える。例えば初期表示では配管データ又は配線データのみが表示されていた場合には、指示信号を受け付けた配管データ又は配線データのみの表示形式を切り替える。同様に初期表示では一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみが表示されていた場合には、指示信号を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみの表示形式を切り替える。
また、初期表示では配管データ又は配線データが、一連の配管データ群又は一連の配線データ群ともに「黒」で表示されていたものを、指示信号を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみを「赤」で表示するように表示形式を切り替える。これにより、配管データ及び配線データが混在して表示されているため、どの配管又は配線がどこに接続されているかを判断することが困難である場合であっても、指示信号を受け付けた配管又は配線に対応する配管データ又は配線データ又は一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみ表示形式を切り替えることができ、指示された配管又は配線がどこに接続されているか容易に判断することができる。
ここで、ポインティングデバイスの操作による指示信号の受付とは、マウス等のポインタの位置情報の受付であっても良いし、クリック等の操作による選択を受け付けても良い。すなわち、マウス等のポインタを移動させるだけで表示形式を切り替えても良いし、クリック等の操作がなければ表示形式を切り替えないようにしても良い。
上述した構成の保守端末装置1での処理手順について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る保守端末装置1のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。
図3において、保守端末装置1のCPU11は、配管データ及び配線データ、及び/又は一連の配管データ群及び一連の配線データ群を記憶装置13のデータ記憶部131から読み出して表示する(ステップS301)。
図4は、表示されている配管データ及び配線データの例示図である。図4に示すように、配管データ及び配線データは、特に区別されることなく表示される。したがって、どの配管、どの配線が接続されているのか即座に把握することは、熟練者であっても困難である。
図4では、同じ線種、同じ表示色にて、一連の配管データ群及び一連の配線データ群のみを表示しても良い。したがって、配管データ及び配線データのみが表示されているのか、一連の配管データ群及び一連の配線データ群のみが表示しているのか、あるいは両方が表示されているのかは、操作者にはわからない。もちろん、配管データ及び配線データがCADデータである場合には、階層ごとに一連の配管データ群及び一連の配線データ群を設定して、全ての階層を同時に表示すれば足りる。
図3に戻って、保守端末装置1のCPU11は、マウス等のポインティングデバイスによる指示信号を受け付けたか否かを判断する(ステップS302)。CPU11が、指示信号を受け付けていないと判断した場合(ステップS302:NO)、CPU11は、指示信号の受付待ち状態となる。
CPU11が、指示信号を受け付けたと判断した場合(ステップS302:YES)、CPU11は、指示信号に対応する配管データ又は配線データ、若しくは一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える(ステップS303)。例えば、配管データ又は配線データ、若しくは一連の配管データ群又は一連の配線データ群が「黒」で表示されていたものを、指示信号に対応する配管データ又は配線データ、若しくは一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみを「赤」で表示するように表示形式を切り替える。
これにより、配管データ及び配線データが混在して表示されているため、どの配管又は配線がどこに接続されているかを判断することが困難である場合であっても、指示された配管データ又は配線データ、若しくは一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみ表示形式を切り替えることにより、指示された配管又は配線がどこに接続されているか容易に判断することができる。
実際には、配管データ又は配線データと、対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群を同時に表示することが好ましい。配管データ又は配線データ、対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群のデータ形式を問わないからである。図5は、両データを表示する場合の本発明の実施の形態に係る保守端末装置1の機能ブロック図である。図5に示すように本実施の形態に係る保守端末装置1は、流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器の動作を制御する制御線の配線に関する配線データを記憶する配管・配線データ記憶部132、及び連続的に接続されている複数の配管データ又は複数の配線データを、一連の配管データ群又は一連の配線データ群として配管データ又は配線データの位置情報に対応付けて記憶するデータ群記憶部133を、記憶装置13に備えている。
表示部201は、記憶されている配管データ及び配線データを表示する。本実施の形態では、配管・配線データ記憶部132に記憶されている配管データ及び配線データとともに、データ群記憶部133に記憶されている一連の配管データ群又は一連の配線データ群も重ね合わせて表示する。
判断部501は、ポインティングデバイスによる指示位置、すなわちマウス等のポインタの位置が、配管データ又は配線データの表示位置の所定範囲内に位置するか否かを判断する。これにより、マウス等のポインタが、配管データ又は配線データのうち、どの配管データ又は配線データを指示しているか判断することができる。
表示切替部203は、判断部501でマウス等のポインタが所定範囲内に位置すると判断した場合、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える。例えば初期表示では配管データ又は配線データ、一連の配管データ群又は一連の配線データ群ともに「黒」で表示されていたものを、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみを「赤」で表示するように表示形式を切り替える。これにより、配管データ及び配線データが混在して表示されているため、どの配管又は配線がどこに接続されているかを判断することが困難である場合であっても、指示された配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみ表示形式を切り替えることにより、指示された配管又は配線がどこに接続されているか容易に判断することができる。
選択受付部502は、判断部501でマウス等のポインタが所定範囲内に位置すると判断した場合、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付ける。具体的には、マウス等のポインタが配管データ又は配線データを指示している状態で、操作者がクリック操作等をすることにより選択を受け付ける。
表示形式設定部503は、選択受付部502で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、選択を受け付けた時点の表示形式に設定して固定する。これにより、配管及び配線に追従してマウス等のポインタを移動させた場合であっても、追従対象となる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式が変更することがなく、確実に接続関係を確認することができる。
詳細情報表示部504は、選択受付部502で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続に関する詳細情報を表示する。具体的には、マウス等のポインタが配管データ又は配線データを指示している状態で、操作者がクリック操作等をして選択を受け付けることにより、一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部における接続状態を表示する。これにより、配管は、どの装置にどのように接続されているか、配線はどの機器のどの端子に接続されているか等に関する詳細情報を確認することができ、配管及び配線を取外して再度接続する場合であっても、配管誤り、配線誤り等が生じるのを未然に防止することが可能となる。
ウインドウ切替部505は、配管データ及び配線データを一のウインドウ上に表示し、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続状態を示す詳細情報を他のウインドウ上に表示する場合に、一のウインドウと他のウインドウとの表示内容を切り替える。表示内容を切り替えるトリガは特に限定されるものではなく、他のウインドウ上でマウス等をクリック操作しても良いし、マウス等のポインタが他のウインドウ表示領域に入った時点で切り替えても良い。
上述した構成の保守端末装置1での処理手順について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係る保守端末装置1のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。
図6において、保守端末装置1のCPU11は、配管データ及び配線データを記憶装置13から読み出し、表示装置15へ表示する(ステップS601)。同時にCPU11は、一連の配管データ群及び一連の配線データ群を読み出し、表示されている配管データ及び配線データの前面に重ね合わせて表示する(ステップS602)。
CPU11は、マウス等のポインタの位置が、配管データ又は配線データの表示位置の所定範囲内に位置するか否かを判断する(ステップS603)。CPU11が、所定範囲内に位置しないと判断した場合(ステップS603:NO)、CPU11は、マウス等のポインタの位置が所定範囲内に位置するまで待ち状態となる。
CPU11が、所定範囲内に位置すると判断した場合(ステップS603:YES)、CPU11は、マウス等のポインタにより指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える(ステップS604)。例えば、ステップS601及びステップS602では、配管データ又は配線データ、一連の配管データ群又は一連の配線データ群ともに「黒」で表示されていたものを、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみを「赤」で表示するように表示形式を切り替える。
斯かる構成でも、配管データ及び配線データが混在して表示されているため、どの配管又は配線がどこに接続されているかを判断することが困難である場合であっても、指示された配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみ表示形式を切り替えることにより、指示された配管又は配線がどこに接続されているか容易に判断することができる。
図7は、指示された配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を切り替えた場合の例示図である。図7では、太実線で記載されている配管71が表示形式が切り替えられた配管である旨を示している。このように、複雑な配管及び配線であっても、表示形式を切り替えることにより一連の配管データ群又は一連の配線データ群を目視で容易に確認することが可能となる。
図6に戻って、保守端末装置1のCPU11は、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS605)。具体的には、マウス等のポインタが配管データ又は配線データの上、又はその近傍に位置する場合に、クリック操作等で対応する配管データ又は配線データが選択されたか否かを判断する。
CPU11が、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付けていないと判断した場合(ステップS605:NO)、CPU11は、処理をステップS603へ戻し、上述した処理を繰り返す。CPU11が、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS605:YES)、CPU11は、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、選択を受け付けた時点の表示形式に設定して固定する(ステップS606)。
これにより、配管及び配線に追従してマウス等のポインタを移動させた場合であっても、追従対象となる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式が変更することがなく、確実に接続関係を確認することができる。
一方、表示形式が変更されている一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部、すなわち一連の配管データ群又は一連の配線データ群が終了して、他の機器、装置等に接続されている部分では、実際にどのようなコネクタ、端子等によりどのように接続されているのか不明確な場合が多い。そこで、一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付けたと判断した場合、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続に関する詳細情報を表示しても良い。
図8は、本発明の実施の形態に係る保守端末装置1のCPU11の詳細情報表示処理の手順を示すフローチャートである。図8に示すように、保守端末装置1のCPU11が、指示されている配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の選択を受け付けたと判断した場合(ステップS605:YES)、CPU11は、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続に関する詳細情報を記憶装置13から読み出し(ステップS801)、読み出した詳細情報を表示装置15へ、既に表示されている配管データ及び配線データと重ねて表示する(ステップS802)。
具体的には、マウス等のポインタが配管データ又は配線データを指示している状態で、操作者がクリック操作等をして選択を受け付けることにより、一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部における接続状態等を表示する。図9は、詳細情報が端部における拡大図面である場合の例示図である。図9では、配管データ又は配線データが表示されているウインドウとは別個に、他のウインドウ上にて拡大配管データ91を表示している。
詳細情報は、端部における拡大図面に限定されるものではなく、三次元的な斜視図、写真等であっても良い。図10は、選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がチャンバである場合の詳細情報表示の例示図である。
図10に示すように、選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がチャンバ101である場合、チャンバ101の拡大斜視図102を別ウインドウとして表示している。このように具体的な図面を表示することにより、どこにどのように配管を接続するか、目視で確実に確認することができる。
同様に図11は、選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がバルブである場合の詳細情報表示の例示図である。図11に示すように、選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がバルブ111である場合、バルブ111の拡大斜視図112を別ウインドウとして表示している。これにより、配管は、どの装置にどのように接続されているか、配線はどの機器のどの端子に接続されているか等に関する詳細情報を確認することができ、配管及び配線を取外して再度接続する場合であっても、配管誤り、配線誤り等が生じるのを未然に防止することが可能となる。
なお、詳細情報を表示する場合、複数のウインドウに表示することが好ましいが、さらにウインドウ間で表示対象を切り替えるようにすることが好ましい。図12は、ウインドウ切替の例示図である。
図12(a)では、配管データ及び配線データ121を主ウインドウAに表示し、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続状態を示す詳細情報122を副ウインドウBに表示している。しかし、接続作業を実行する場合には、配管又は配線がどのように延伸しているかに関する情報よりも、端部にて機器、装置等にどのように接続されているかに関する情報の方が重要度が高い。
そこで、図12(b)では、配管データ及び配線データ121を副ウインドウBに表示し、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続状態を示す詳細情報122を主ウインドウAに表示するよう切り替えることにより、作業効率を高めることができる。
各ウインドウでの表示内容を切り替えるトリガは特に限定されるものではなく、副ウインドウB上でマウス等をクリック操作した場合に切り替えても良いし、マウス等のポインタが副ウインドウBに入った時点で切り替えても良い。
以上の本実施の形態によれば、マウス等の操作に応じて所望の配管データ及び配線データ、及び/又は記憶されている一連の配管データ群及び一連の配線データ群の表示形式を切り替えることができるので、複雑な配管、配線がなされている装置の修理作業、保守作業等を実行する場合に、大きな配管図、配線図等を広げることなく、一連の配管、配線を目視で容易に確認することができ、正しく接続されているか否かを確認しつつ正確に作業を実行することが可能となる。
また、マウス等のポインタが、表示されている配管データ又は配線データを指示していると判断した場合、対応する配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替えることにより、複雑な配管、配線がなされている装置の修理作業、保守作業等を実行する場合に、大きな配管図、配線図等を広げることなく、一連の配管、配線を目視で容易に確認することができ、正しく接続されているか否かを確認しつつ正確に作業を実行することが可能となる。また、選択を受け付けるまでは、マウス等のポインタの位置の変動により、表示形式が絶えず切り替わるのに対し、選択を受け付けてからは、配管経路又は配線経路を追いかけてマウス等のポインタの位置が変動した場合であっても、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式が変動せず、配管経路又は配線経路を確実に確認することが可能となる。
さらに、選択を受け付けた場合、選択を受け付けた一連の配管データ群又は一連の配線データ群の端部の接続に関する詳細情報を表示することにより、一連の配管データ群の端部がどのように何に接続されているか、あるいは一連の配線データ群の端部がどのように何に接続されているか等に関する詳細情報を目視で確認することができ、配管又は配線を取り外した場合であっても、元の状態へ確実に復旧させることが可能となる。
なお、表示形式の変更は、表示する色を変更する方法に限定されるものではなく、例えば表示する配管データ又は配線データの線幅、線種を変更する方法であっても良い。例えばマウス等のポインタが指示した一連の配管データ群又は一連の配線データ群のみ、線幅が広くなるよう表示しても良いし、線種が一点鎖線、破線等で表示するようにしても良い。また逆に、マウス等のポインタが指示した一連の配管データ群又は一連の配線データ群以外の一連の配管データ群又は一連の配線データ群について表示形式を変更しても良い。例えばマウス等のポインタが指示した一連の配管データ群又は一連の配線データ群以外の一連の配管データ群又は一連の配線データ群の線幅を狭く細線として表示しても良いし、線種が一点鎖線、破線等で表示するようにしても良い。
また、詳細情報の種類は特に限定されるものではなく、上述の実施例のような静止画像のみならず、実際に作業をしている状況を撮影した動画像であっても良い。また、作業順序が特定されている場合等には、順序を明示するような画像を表示しても良い。
その他、上述した実施の形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、配管データ、配線データ等は、サーバ等の外部コンピュータに全て記憶しておき、無線LAN等の通信手段を介して保守端末装置1が取得するようにしても良い。
本発明の実施の形態に係る保守端末装置を、CPUを用いて具現化した場合のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る保守端末装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る保守端末装置のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 表示されている配管データ及び配線データの例示図である。 両データを表示する場合の本発明の実施の形態に係る保守端末装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る保守端末装置のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 指示された配管データ又は配線データが含まれる一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を切り替えた場合の例示図である。 本発明の実施の形態に係る保守端末装置のCPUの詳細情報表示処理の手順を示すフローチャートである。 詳細情報が端部における拡大図面である場合の例示図である。 選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がチャンバである場合の詳細情報表示の例示図である。 選択を受け付けた一連の配管データ群の終点がバルブである場合の詳細情報表示の例示図である。 ウインドウ切替の例示図である。
符号の説明
1 保守端末装置
11 CPU
12 RAM
13 記憶装置
14 入力装置
15 表示装置
16 可搬型ディスクドライブ
17 通信装置
18 内部バス
90 可搬型記録媒体
100 コンピュータプログラム
131 データ記憶部
132 配管・配線データ記憶部
133 データ群記憶部

Claims (6)

  1. 血液又は尿から選択される検体を処理する複数の流体部及び検体の流れを制御する複数の機器を備える検体処理装置の保守作業に用いる保守端末装置において、
    前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器について、各流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器を電気的に接続する配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ及び複数の配線データを一連の配管データ群及び一連の配線データ群として記憶するデータ記憶部と、
    記憶されている前記配管データ及び前記配線データ、及び/又は記憶されている前記一連の配管データ群及び一連の配線データ群を含む前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器についての配管図及び/又は配線図を表示する表示部と、
    ポインティングデバイスの操作によるポインタ位置が、表示された前記配管図の各配管データ又は表示された前記配線図の各配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データ、若しくは対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える表示切替部と、
    前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、前記ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の選択を受け付ける選択受付部と、
    該選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を前記表示部に表示させる詳細情報表示部と
    を備えることを特徴とする保守端末装置。
  2. 前記データ記憶部は、
    前記配管データ及び前記配線データを記憶する配管・配線データ記憶部と、
    前記一連の配管データ群及び前記一連の配線データ群を前記配管データ又は前記配線データの位置情報に対応付けて記憶するデータ群記憶部と
    を有し、
    前記表示部は、記憶されている前記配管データ及び前記配線データを前記配管図及び前記配線図にそれぞれ表示し、
    前記表示切替部は、前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替えることを特徴とする請求項1記載の保守端末装置。
  3. 前記選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の表示形式を、選択を受け付けた時点の表示形式に設定する表示形式設定部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の保守端末装置。
  4. 前記表示部は、記憶されている前記配管データ及び前記配線データを一のウインドウ上に表示するようにしてあり、
    前記詳細情報表示部は、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を他のウインドウ上に表示するようにしてあり、
    前記一のウインドウと前記他のウインドウとの表示内容を切り替えるウインドウ切替部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の保守端末装置。
  5. 前記表示切替部は、
    前記配管データ又は前記配線データ、若しくは前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群が表示される色を、他の色へ切り替えるようにしてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の保守端末装置。
  6. 血液又は尿から選択される検体を処理する複数の流体部及び検体の流れを制御する複数の機器を備える検体処理装置の保守作業に用いる保守端末装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    前記保守端末装置を、
    前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器について、各流体部を連結する配管に関する配管データ及び機器を電気的に接続する配線に関する配線データ、及び/又は連続的に接続されている複数の配管データ及び複数の配線データを一連の配管データ群及び一連の配線データ群として記憶するデータ記憶部、
    記憶されている前記配管データ及び前記配線データ、及び/又は記憶されている前記一連の配管データ群及び一連の配線データ群を含む前記検体処理装置の前記複数の流体部及び前記複数の機器についての配管図及び/又は配線図を表示する表示部、
    ポインティングデバイスの操作によるポインタ位置が、表示された前記配管図の各配管データ又は表示された前記配線図の各配線データの表示位置の所定範囲内に位置する場合に、対応する配管データ又は配線データ、若しくは対応する一連の配管データ群又は一連の配線データ群の表示形式を、他の表示形式へ切り替える表示切替部、
    前記ポインタ位置が所定範囲内に位置する場合に、前記ポインティングデバイスの操作によって、対応する配管データ又は配線データが含まれる前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の選択を受け付ける選択受付部、及び
    該選択受付部で選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記一連の配管データ群又は前記一連の配線データ群の端部の流体部又は機器の拡大画像を前記表示部に表示させる詳細情報表示部
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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