JP5542624B2 - プラント監視装置 - Google Patents

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本発明は、プラント監視装置に関し、特にプラント監視装置の監視画面にプラント系統図を表示させて監視操作する際のタッチパネルの操作性の向上に関する。
従来のプラント監視装置の例として、監視対象である設備の各部に配設した計測手段により当該設備の稼動状態を計測するとともに、タッチパネルを有する監視画面上に当該設備の全体系統図を表示し、画面上をタッチ操作することによりタッチした座標に該当する系統部位の細部系統図を抽出して当該設備の稼動状態を監視するものがある。
例えば特許文献1では、CRT上に表示された設備の構成機器を表す部分にタッチすることによって、CRT上の表示が当該構成機器の細部画面に順次切替わり、いずれの画面においても当該構成機器の異常部位が識別可能に表示される設備稼働監視装置が提示されている。
また、特許文献2では、プラントの警報状態を一括して表示した警報一括画面を検索ベースとし、オペレータがこの警報一括画面中の特定の警報表示をタッチセンサにて指定することにより、警報に関連したすべての画面が表示され、さらに各画面の拡大表示を指定することにより拡大画面が表示されるプロセス監視装置が提示されている。
特開昭64−79801号公報 特開昭61−217897号公報
このように、タッチパネルを採用した従来のプラント監視装置では、表示装置に表示された全体系統図またはメニュー画面等をオペレータがタッチ操作することにより、タッチした座標に該当する細部系統図または関連画面等に切替わるように構成されていた。このため、例えば現在表示している細部系統部とは別の部位の細部系統図を表示させたい場合、元の全体系統図に戻り、再度、見たい部分にタッチする必要があり、端末操作が多くオペレータの負担が大きいという問題があった。
また、ベースとなる全体系統図から細部系統図に画面が切替わると、オペレータは、全体系統図における位置を把握しながら細部系統図を見ることができないため、現在表示されている細部系統図が全体系統図のどの部位に該当するのか分からなくなるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、プラント設備の全体系統図及び細部系統図を表示する監視画面において監視操作する際のオペレータの負担が小さく、操作性の高いプラント監視装置を提供することを目的とする。
本発明に係るプラント監視装置は、監視対象であるプラント設備の全体系統図をベース画面として表示する監視画面及びこの監視画面へのポインタの接近を検出するタッチセンサを有する表示手段と、タッチセンサにより入力されたポインタ接近位置信号に基づいてポインタ接近座標を計算する入力処理手段と、監視画面に表示される全体系統図に含まれる各系統部位についての細部系統図を記憶する系統図データ記憶手段と、入力処理手段により計算されたポインタ接近座標に該当する系統部位の細部系統図の候補を系統図データ記憶手段から複数抽出する系統図データ抽出手段と、監視画面に表示される全体系統図上にポインタ接近座標の近傍を囲む座標枠を表示するとともに、監視画面上にウィンドウ画面を作成し、系統図データ抽出手段によって抽出された細部系統図の複数の候補をウィンドウ画面に表示する出力処理手段と、ウィンドウ画面に表示された細部系統図の複数の候補のいずれかにポインタでタッチ操作したとき、タッチされた細部系統図をウィンドウ画面に拡大表示する画面切替手段とを備え、系統図データ記憶手段は、左右方向に互いに隣接する系統部位の細部系統図を一列に並べた状態で系統図番号を付して記憶しており、ウィンドウ画面に表示された細部系統図にポインタにより左右方向のスライド操作をすることにより、画面切替手段は、該細部系統図の前後の系統図番号の細部系統図を系統図データ記憶手段から呼び出し、シームレスに切替え表示するものである。
本発明によれば、監視画面に表示される全体系統図上にポインタ接近座標の近傍を囲む座標枠を表示するとともに、監視画面上のウィンドウ画面にポインタ接近座標に該当する系統部位の細部系統図を表示するようにしたので、オペレータは全体系統図上でどの系統部位を監視中であるかを把握、確認しながら監視操作を行うことが可能であり、また、ウィンドウ画面に拡大表示された細部系統図にスライド操作することにより、該細部系統図の前後の系統図番号の細部系統図を表示させることができるため、オペレータはプラントの構造に沿った監視操作を容易に行うことができ、オペレータの負担が小さく、操作性が高いプラント監視装置が得られる。
本発明の実施の形態1に係るプラント監視装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視装置の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視装置の監視画面に表示される画像の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視装置の動作を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視装置の監視画面に表示される画像の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプラント監視装置の動作を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプラント監視装置の監視画面に表示される画像の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視装置の動作を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視装置の監視画面に表示される画像の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプラント監視装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態5に係るプラント監視装置の動作を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るプラント監視装置の監視画面に表示される画像の具体例を示す図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係るプラント監視装置の構成を示している。図1に示すように、プラント監視装置1を構成する表示手段2は、監視対象であるプラント設備の全体系統図であるプラント全体系統図をベース画面として表示する監視画面(図示せず)と、この監視画面へのポインタの接近を検出するタッチセンサ3を有する。タッチセンサ3は、監視画面を3Dタッチ方式にて操作するもので、本実施の形態1ではオペレータの手指で操作を行うが、ポインタとしてタッチペン等のツールを用いることもできる。
入力処理手段4は、タッチセンサ3により入力されたポインタ接近位置信号(以下、指接近位置信号とする)に基づいてポインタ接近座標(以下、指接近座標とする)を計算する。また、系統図データ記憶手段6は、監視画面に表示されるプラント全体系統図に含まれる各系統部位(構成機器)についての細部系統図データを記憶している。系統図データ抽出手段5は、入力処理手段4により計算された指接近座標に該当する系統部位の細部系統図を系統図データ記憶手段6から抽出する。
出力処理手段7は、監視画面に表示された全体系統図上に指接近座標の近傍を囲む座標枠を表示するとともに、監視画面上にウィンドウ画面を作成する。さらに、系統図データ抽出手段5によって系統図データ記憶手段6から抽出された細部系統図を、ウィンドウ画面に表示する。
次に、本実施の形態1に係るプラント監視装置1の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップ1(S1)において、表示手段2の監視画面には、ベース画面であるプラント全体系統図が表示されている。ステップ2(S2)において、オペレータは、監視画面に表示されたプラント全体系統図上で、監視したい系統部位に手指を接近させる。これにより、タッチセンサ3が指接近操作を検出し、指接近位置信号が入力処理手段4に入力される。
続いてステップ3(S3)において、入力処理手段4は、指接近位置信号に基づいて指接近座標を計算する。また、S3と同時に、ステップ4(S4)において、出力処理手段7は、監視画面上にウィンドウ画面を作成する。なお、このとき、プラント全体系統図上に、指接近座標の近傍を囲む座標枠が表示される。
S3に続いて、ステップ5(S5)では、系統図データ抽出手段5により、指接近座標に該当する系統部位の細部系統図が系統図データ記憶手段6から抽出される。本実施の形態1では、プラント全体系統図上の座標枠に該当する系統部位の4つの細部系統図が候補として抽出される。さらに、ステップ6(S6)において、表示手段2への表示が実行され、S4で作成されたウィンドウ画面に、S5で抽出された4つの細部系統図が表示される。
図3は、本実施の形態1に係るプラント監視装置1の監視画面に表示される画像の具体例を示している。図3(a)に示すように、表示手段2の監視画面2aには、ベース画面としてプラント全体系統図30が表示されている。このプラント全体系統図30に対し、オペレータが手指を接近させると、図3(b)に示すように指接近座標の近傍が楕円枠21にて囲まれる。
続いて、楕円枠21で囲まれた指接近座標の近傍に該当する系統部位の細部系統図がウィンドウ画面23に表示され、オペレータが監視画面2aから手指を離すと、図3(c)に示すように、楕円枠21は消え、矩形の座標枠22に変わる。なお、手指を離した後も、ウィンドウ画面23に表示された細部系統図は残る。図3(c)に示す例では、ウィンドウ画面23に、A細部系統図301、B細部系統図302、C細部系統図303、及びD細部系統図304の4つの細部系統図が表示されている。
なお、本実施の形態1では、指接近座標に該当する系統部位の細部系統図として4つの候補を抽出し、ウィンドウ画面23に表示するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。抽出される細部系統図の候補は4つ以外の数であってもよく、また、1つであってもよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、監視画面2aに表示されるプラント全体系統図30上に指接近座標の近傍を囲む座標枠22を表示するとともに、監視画面2a上のウィンドウ画面23に指接近座標に該当する系統部位の細部系統図を表示するようにしたので、オペレータは、プラント全体系統図30上でどの系統部位を監視中であるかを把握、確認しながら、監視操作及びプラント操作を行うことが可能である。
また、ベース画面として常にプラント全体系統図30を表示し、細部系統図をウィンドウ画面23に表示することにより、現在表示されている細部系統図を他の系統部位の細部系統図に変更したい場合に、従来のようにプラント全体系統図の画面を呼び出す必要がないため、操作が容易でオペレータの負担が小さく、操作性が高いプラント監視装置が得られる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るプラント監視装置の構成を示している。なお、図4中、図1と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態2に係るプラント監視装置1は、上記実施の形態1における入力処理手段4(図1参照)に替わり、画面操作判別手段41と座標計算手段8を備え、さらに、ウィンドウ画面の表示を切替える画面切替手段9を備えている。
表示手段2のタッチセンサ3は、監視画面への手指による接近操作、1点タッチ操作、複数点同時タッチ操作、及び監視画面に手指を接触させた状態でのスライド操作をそれぞれ検出する。画面操作判別手段41は、これらの操作を判別し、指接近操作があった場合には、座標計算手段8において指接近座標を計算する。すなわち、画面操作判別手段41と座標計算手段8は、上記実施の形態1における入力処理手段4と同じ機能を含むものである。
また、画面切替手段9は、上記実施の形態1においてウィンドウ画面に表示された細部系統図の複数の候補のいずれかに手指でタッチ操作したとき、タッチされた細部系統図をウィンドウ画面に拡大表示する。ウィンドウ画面へのタッチ操作が画面操作判別手段41により判別されると、画面切替手段9は、タッチ操作された細部系統図を拡大表示するよう出力処理手段7に伝達する。
次に、本実施の形態2に係るプラント監視装置1の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、図5中、S1〜S6は上記実施の形態1の図2と同じ内容であり、S1〜S5については説明を省略する。S6において、表示手段2のウィンドウ画面に細部系統図の複数の候補が表示される。続いて、ステップ7(S7)において、画面操作判別手段41は、細部系統図の複数の候補へのタッチ操作の有無を判別する。
S7において、タッチ操作があった場合(YES)、ステップ8(S8)に進み、画面切替手段9は、タッチされた細部系統図の拡大表示を出力処理手段7へ伝達する。これにより、S6において表示手段2への表示が実行され、タッチされた細部系統図がウィンドウ画面に拡大表示される。また、S7において、タッチ操作が無かった場合(NO)は、S6のウィンドウ画面のままで処理が終了する。
図6は、本実施の形態2に係るプラント監視装置1の監視画面に表示される画像の具体例を示している。なお、図6中、図3と同一、相当部分には同一符号を付している。図6(a)では、座標枠22に該当する系統部位の細部系統図として4つの候補(A細部系統図301、B細部系統図302、C細部系統図303、及びD細部系統図304)がウィンドウ画面23に表示され、オペレータの手指が、D細部系統図304にタッチ操作を行っている。これにより、図6(b)に示すように、タッチ操作されたD細部系統図304が、ウィンドウ画面23に拡大表示される。
本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、細部系統図の複数の候補のいずれかにタッチ操作することにより、ウィンドウ画面に拡大表示されるようにしたので、拡大表示された細部系統図に対して監視操作及びプラント操作を行うことができ、操作性が向上する。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係るプラント監視装置の構成は、上記実施の形態2と同様であるので、図4を流用して説明する。本実施の形態3では、系統図データ記憶手段6は、左右方向に互いに隣接する系統部位の細部系統図を一列に並べた状態で系統図番号を付して記憶しており、ウィンドウ画面に表示された細部系統図にポインタにより左右方向のスライド操作をすることにより、画面切替手段9は、該細部系統図の前後の系統図番号の細部系統図を系統図データ記憶手段6から呼び出し、シームレスに切替え表示する。なお、現在表示されている細部系統図の系統図番号に対して、前の系統図番号の細部系統図を表示させる場合と、後ろの系統図番号の細部系統図を表示させる場合では、スライド方向が反対となる。
スライド操作は、監視画面のウィンドウ画面にポインタを接触させた状態で、ほぼ一定方向に行われる。本実施の形態3では、ポインタとしてオペレータの手指を用い、指1本によるタッチ操作と区別するために、複数本(2本)の手指によりスライド操作を行うようにしている。なお、スライド操作を1本の手指で行うようにしてもよいが、その場合にはタッチ操作の際に数msecの処理待ちをプログラムに組む必要がある。
本実施の形態3に係るプラント監視装置の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、図7中、S1〜S8は上記実施の形態2の図5と同じ内容であり、S1〜S7については説明を省略する。S8において、画面切替手段9は、タッチされた細部系統図の拡大表示を出力処理手段7へ伝達し、S6においてタッチされた細部系統図がウィンドウ画面に拡大表示される。
続いて、ステップ9(S9)において、画面操作判別手段41は、ウィンドウ画面への指2本でのスライド操作の有無を判別する。S9において、指2本でのスライド操作があった場合(YES)、ステップ10(S10)に進み、画面切替手段9は、現在表示されている細部系統図の次(前後)の系統図番号の細部系統図を表示するよう出力処理手段7へ伝達する。これにより、S6において表示手段2への表示が実行され、次の系統図番号の細部系統図がウィンドウ画面に表示される。また、S9においてスライド操作がなかった場合(NO)は、S8のウィンドウ画面のままで処理が終了する。
図8は、本実施の形態3に係るプラント監視装置1の監視画面に表示される画像の具体例を示している。なお、図8中、図6と同一、相当部分には同一符号を付している。図8(a)では、オペレータの2本の手指により、ウィンドウ画面23に拡大表示されたD細部系統図304に対して左方向にスライド操作を行っている。これにより、図8(b)に示すように、D細部系統図304の次の系統図番号であるE細部系統図305が系統図データ記憶手段6から呼び出され、ウィンドウ画面23に表示される。
なお、本実施の形態3では、系統図データ記憶手段6は、左右方向に互いに隣接する系統部位の細部系統図を一列に並べた状態で系統図番号を付して記憶しているが、すべての細部系統図を上下左右方向に繋げた状態で系統図番号を付して記憶するようにした場合、左右方向のみでなく上下や斜め方向のスライド操作も可能となる。
本実施の形態3によれば、上記実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果に加え、ウィンドウ画面23に拡大表示された細部系統図にスライド操作することにより、該細部系統図の前後の系統図番号の細部系統図を表示させることができるため、オペレータはプラントの構造に沿った監視操作を容易に行うことができ、操作性が向上する。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係るプラント監視装置の構成を示している。なお、図9中、図4と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態4に係るプラント監視装置1は、上記実施の形態2及び実施の形態3と同様の構成に加え、画面切替手段9によるウィンドウ画面に表示された細部系統図の切替え表示に伴い、監視画面に表示されたプラント全体系統図上の座標枠を移動させる画面追跡手段10をさらに備えたものである。
本実施の形態4に係るプラント監視装置の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10中、S1〜S10は上記実施の形態3の図7と同じ内容であり、S1〜S8については説明を省略する。S9において、ウィンドウ画面への指2本でのスライド操作があった場合(YES)、S10で画面切替手段9は次の系統図番号の細部系統図を表示するよう出力処理手段7へ伝達する。これにより、S6において、次の系統図番号の細部系統図がウィンドウ画面に表示される。
さらに、本実施の形態4では、S9においてスライド操作があった場合(YES)、ステップ11(S11)に進み、プラント全体系統図上の座標枠を、細部系統図の切替え表示と同時に移動するよう出力処理手段7へ伝達し、座標枠がウィンドウ画面に表示されている細部系統図に該当する系統部位を示すようにする。また、S9においてスライド操作がなかった場合(NO)は、S8のウィンドウ画面のままで処理が終了する。
図11は、本実施の形態4に係るプラント監視装置1の監視画面に表示される画像の具体例を示している。なお、図11中、図8と同一、相当部分には同一符号を付している。図11(a)では、オペレータの2本の手指により、ウィンドウ画面23に拡大表示されたD細部系統図304に対して左方向にスライド操作を行っている。このスライド操作に伴い、指接近座標の近傍を囲む座標枠22は、右方向(図中矢印方向)に移動している。
その結果、図11(b)に示すように、D細部系統図304の次の系統図番号のE細部系統図305が系統図データ記憶手段6から呼び出され、ウィンドウ画面23に表示される。また、座標枠22は、E細部系統図305に該当する系統部位を示す位置に固定される。
本実施の形態4によれば、上記実施の形態1〜実施の形態3と同様の効果に加え、ウィンドウ画面23に表示された細部系統図の切替え表示に伴い、監視画面2aに表示されたプラント全体系統図30上の座標枠22を移動させるようにしたので、オペレータは、どの系統部位を監視しているか視覚的に損なうことなく、継続した監視操作を行うことが可能である。
実施の形態5.
図12は、本発明の実施の形態5に係るプラント監視装置の構成を示している。なお、図12中、図4と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態5に係るプラント監視装置1は、上記実施の形態2及び実施の形態3と同様の構成に加え、ウィンドウ画面に表示された細部系統図へのポインタ(ここではオペレータの手指)による複数点同時タッチ操作に対し、そのタッチ数に対応したメニュー画面を抽出する関連メニュー抽出手段11を備えている。
また、系統図データ記憶手段6に記憶された細部系統図に関連するトレンドデータを記憶するトレンドデータ記憶手段12を備えている。関連メニュー抽出手段11は、ウィンドウ画面に表示された細部系統図への3点同時タッチ操作に対して、トレンドデータ記憶手段12から該細部系統図に関連するトレンドデータ一覧メニューを抽出する。
さらに、系統図データ記憶手段6に記憶された細部系統図に関連するロジックデータを記憶するロジックデータ記憶手段13を備えている。関連メニュー抽出手段11は、ウィンドウ画面に表示された細部系統図への2点同時タッチ操作に対して、ロジックデータ記憶手段13から該細部系統図に関連するロジックデータ一覧メニューを抽出する。なお、関連メニュー抽出手段11により抽出されたメニュー画面は、出力処理手段7によりウィンドウ画面に表示される。
本実施の形態5に係るプラント監視装置の動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、図13中、S1〜S8は上記実施の形態4の図10と同じ内容であり、S1〜S7については説明を省略する。S8において、画面切替手段9は、タッチされた細部系統図の拡大表示を出力処理手段7へ伝達し、S6においてタッチされた細部系統図がウィンドウ画面に拡大表示される。
さらに、ステップ12(S12)において、画面操作判別手段41は、オペレータによる複数本指でのウィンドウ画面へのタッチ操作の有無を判別し、タッチ操作があった場合(YES)は、ステップ13(S13)またはステップ15(S15)に進む。S13では、画面操作判別手段41は指2本でのタッチ操作を検出し、ステップ14(S14)において、関連メニュー抽出手段11はウィンドウ画面に表示されている細部系統図に該当するロジックデータを、ロジックデータ記憶手段13から抽出する。
また、S15では、画面操作判別手段41は指3本でのタッチ操作を検出し、ステップ16(S16)において、関連メニュー抽出手段11はウィンドウ画面に表示されている細部系統図に該当するトレンドデータを、トレンドデータ記憶手段12から抽出する。S14またはS16に続いて、ステップ17(S17)において一覧メニューが作成され、S6において、出力処理手段7によりウィンドウ画面に一覧メニューが表示される。また、S17に続いてS12に進み、再度、複数本指でのタッチ操作の有無を判別する。S12において、複数本指でのタッチ操作がなかった場合(NO)は、S8のウィンドウ画面のままで処理が終了する。
図14は、本実施の形態5に係るプラント監視装置1の監視画面に表示される画像の具体例を示している。なお、図14中、図11と同一、相当部分には同一符号を付している。図14(a)では、ウィンドウ画面23に拡大表示されたD細部系統図304に対して、オペレータは指2本でのタッチ操作を行っている。これにより、関連メニュー抽出手段11は、D細部系統図304に関連するロジックデータをロジックデータ記憶手段13から抽出し、図14(b)に示すように、ロジックデータ一覧メニュー131がウィンドウ画面23に表示される。
本実施の形態5によれば、上記実施の形態1〜実施の形態3と同様の効果に加え、ウィンドウ画面23に表示された細部系統図への複数点同時タッチ操作に対し、そのタッチ数に対応したメニュー画面を抽出するようにしたので、細部系統図に関する様々なメニューを容易に呼び出すことが可能となり、操作性がさらに向上する。
本発明は、プラント設備の全体系統図、及び各系統部位の細部系統図を表示する監視画面において、オペレータが監視操作を行うプラント監視装置に利用することができる。
1 プラント監視装置、2 表示手段、2a 監視画面、3 タッチセンサ、
4 入力処理手段、5 系統図データ抽出手段、6 系統図データ記憶手段、
7 出力処理手段、8 座標計算手段、9 画面切替手段、10 画面追跡手段、
11 関連メニュー抽出手段、12 トレンドデータ記憶手段、
13 ロジックデータ記憶手段、21 楕円枠、22 座標枠、
23 ウィンドウ画面、30 プラント全体系統図、41 画面操作判別手段、
131 ロジックデータ一覧メニュー、301 A細部系統図、302 B細部系統図、
303 C細部系統図、304 D細部系統図、305 E細部系統図。

Claims (7)

  1. 監視対象であるプラント設備の全体系統図をベース画面として表示する監視画面と、この監視画面へのポインタの接近操作を検出するタッチセンサを有する表示手段、
    前記タッチセンサにより入力されたポインタ接近位置信号に基づいてポインタ接近座標を計算する入力処理手段、
    前記監視画面に表示される全体系統図に含まれる各系統部位についての細部系統図を記憶する系統図データ記憶手段、
    前記入力処理手段により計算されたポインタ接近座標に該当する系統部位の細部系統図の候補を前記系統図データ記憶手段から複数抽出する系統図データ抽出手段、
    前記監視画面に表示される全体系統図上に前記ポインタ接近座標の近傍を囲む座標枠を表示するとともに、前記監視画面上にウィンドウ画面を作成し、前記系統図データ抽出手段によって抽出された細部系統図の複数の候補を前記ウィンドウ画面に表示する出力処理手段
    前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図の複数の候補のいずれかに前記ポインタでタッチ操作したとき、タッチされた細部系統図を前記ウィンドウ画面に拡大表示する画面切替手段を備え、
    前記系統図データ記憶手段は、左右方向に互いに隣接する系統部位の細部系統図を一列に並べた状態で系統図番号を付して記憶しており、前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図に前記ポインタにより左右方向のスライド操作をすることにより、前記画面切替手段は、該細部系統図の前後の系統図番号の細部系統図を前記系統図データ記憶手段から呼び出し、シームレスに切替え表示することを特徴とするプラント監視装置。
  2. 請求項1に記載のプラント監視装置であって、前記タッチセンサは、前記監視画面への前記ポインタによる接近操作、1点タッチ操作、複数点同時タッチ操作、及び前記監視画面に前記ポインタを接触させた状態でのスライド操作をそれぞれ検出するものであり、これらの各操作を判別する画面操作判別手段を備えたことを特徴とするプラント監視装置。
  3. 請求項2に記載のプラント監視装置であって、前記ポインタとしてオペレータの手指を用い、前記スライド操作は複数本の手指により行うことを特徴とするプラント監視装置。
  4. 請求項に記載のプラント監視装置であって、前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図の切替え表示に伴い、前記監視画面に表示された全体系統図上の座標枠を移動させる画面追跡手段をさらに備えたことを特徴とするプラント監視装置。
  5. 請求項に記載のプラント監視装置であって、前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図への前記ポインタによる複数点同時タッチ操作に対し、そのタッチ数に対応したメニュー画面を抽出する関連メニュー抽出手段をさらに備え、前記関連メニュー抽出手段により抽出されたメニュー画面は、前記出力処理手段により前記ウィンドウ画面に表示されることを特徴とするプラント監視装置。
  6. 請求項に記載のプラント監視装置であって、前記系統図データ記憶手段に記憶された細部系統図に関連するロジックデータを記憶するロジックデータ記憶手段をさらに備え、前記関連メニュー抽出手段は、前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図への前記ポインタによる2点同時タッチ操作に対して、前記ロジックデータ記憶手段から該細部系統図に関連するロジックデータ一覧メニューを抽出することを特徴とするプラント監視装置。
  7. 請求項に記載のプラント監視装置であって、前記系統図データ記憶手段に記憶された細部系統図に関連するトレンドデータを記憶するトレンドデータ記憶手段をさらに備え、前記関連メニュー抽出手段は、前記ウィンドウ画面に表示された細部系統図への前記ポインタによる3点同時タッチ操作に対して、前記トレンドデータ記憶手段から該細部系統図に関連するトレンドデータ一覧メニューを抽出することを特徴とするプラント監視装置。
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