JPS61248165A - 画像表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル値で表現された原画像（例えば医用
画像）の一部分を拡大して表示する画像表示方法に関し
、特に原画像のどの部分を拡大して表示したものかがわ
かる画像表示方法に関する。

従来の技術 従来の例えば）ｌｊｌｃＴ装置等における画像表示は、
被検体のある断層面の断層像をデジタル値で表現したも
の（原画像）をそのまま画像表示装置の画面に表示する
か、或いは上記原画像の一部分を拡大して画面に表示し
ていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような画像表示においては、原画像のある
部分を拡大して画面に表示しても、その拡大画像が原画
像のどの部分を拡大したものかは画面の表示を見ただけ
ではわからなかった。従って、医師等が表示画面を読影
して診断する場合、その拡大画像が原画像のどの部分を
拡大したものかを見る必要があるときは、いちいち原画
像との対応関係を調べる特別の操作をしなければならず
、操作が煩雑であると共に迅速な診＠に寄与できないこ
とがあった。そこで、本発明はこのような問題点を解決
することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決する本発明の手段は、デジタル値で
表現された原画像の一部分を拡大範囲に指定し適宜の比
率で拡大して該部分の拡大画像を作り、これと並行して
上記原画像のデータから間引き処理または内挿計算によ
り原画像の縮小画像を作り、この縮小画像に上記原画像
に指定された拡大範囲を示す拡大範囲枠を書き込み、し
かる後に上記拡大画像の適宜の位置に上記拡大範囲枠つ
きの縮小画像を曹き込んで表示用の拡大画像を作り、こ
の拡大画１＃！を画像表示装置またはプリンタ装置を用
いて表示することを％徴とする画像表示方法によってな
される。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明による画ｍ表示方法の実施例を示す説明
図である。いま、第１図において、デジタル値で表現さ
れた医用画像等の原画像１の一部分を拡大して表示する
とする。まず、原画像１の一部分２を拡大して表示する
範囲に指定すると共に七の拡大率を適宜に指定して拡大
し、上記一部分２の拡大画像３を作る。そして、この拡
大画像３のデータは、制御コンピュータの記憶装置に書
′き込んでお（。上記拡大画像３の作成と並行して、上
記原画像１のデータに対して間引き処理または内挿計算
を施して適宜の比率で縮小し、原画像１の縮小画像４を
作る。次に、この縮小画像４１Ｃ対して、上記原画像１
の一部分２Ｖｃ対応する部位に該原画像１に指定された
拡大範囲を示す拡大範囲枠５を上記拡大率に相応して書
き込む。そして、この拡大範囲枠５つきの縮小画像４′
のデータは、制御コンピュータの記憶装置に保管してお
く。

その後、上記拡大範囲枠５つきの縮小画像４′のデータ
を取り出し、前記記憶装置に書き込まれた拡大画像３の
適宜の位置、例えば左下隅に上記縮小画像４′を書き込
んで、表示用の拡大画ｇＲ６を作る。そして、この表示
用の拡大画像６をＣＲＴ等の画像表示装置Ｔの画面に表
示したり、或いはレーザプ替ンタ等のプリンタ装置８で
フィルム上に表示する。このとき、上記画像表示装置７
の画面またはプリンタ装置８のフィルムには、第゛２図
に示すように、原画像１の一部分２忙対する拡大画像３
と、この拡大画像３は原画像１のどの部分を拡大したも
のかを示す拡大範囲枠５つきの縮小画像４′とが同時に
表示されるので、−目でどの部分を拡大したものかを判
断することができる。

第３図は、本発明の画像表示方法の実施に使用する装置
を示すブロック図であり、この装置は、制御コンピュー
タ９とプリンタ部１０とから成る。上記制御コンピュー
タ９は、ｉｊｇ１図に示す原画像１から表示用の拡大画
像６を作ると共にそのデータを記憶または出力するもの
で、キーボード１１と、中央処理装置（ＣＰＵ）１２と
、磁気ディスク１３と、画像データメモリ１４と、ＣＲ
Ｔ等の画像表示装置１１５と、プリンタ部１０＆Ｃ対す
る第−及び第二のコントロー２１６，１７．！：、を有
して成る。またプリンタ部１０は、上記制御コンピュー
タ９によって作成された表示用の拡大画像６をフィルム
等の媒体に書込み表示するもので、レーザ発振器などの
光源１８と、ＩＭＡ変＊器１９及び光変調ａ２０から成
る光変調系と、ガルバノミラ−またはポリゴン等の回転
反射鏡２１及び固定反射鏡２２から成る一次元走査系と
、モータ２３及び送りローラ２４から成るフィルム２５
の搬送系とを有して成る。

ここで、このように構成された装置の動作を説明すると
、まず、キーボード１１を操作してａ気ディスク１３に
保管しである原画像１（第１図参照）を呼び出し、上記
原画像１の一部分２を拡大範囲に指定すると共に適宜の
拡大率で拡大して、該部分２の拡大＋ｉｔｊ像３を作る
。そして、この拡大画像３のデータは、画１遼データメ
モリ１４に書き込まれる。次に、上記拡大画像３の作成
と並行して、上記原画像１のデータから間引き処理また
は内挿計算により原画像１の縮小画１＃！４を作ると共
に、この縮小画像４に対し【上記原画像１の一部分２に
対応する部位に上記拡大率に相応した拡大範囲枠５を書
き込み、拡大範囲枠５つきの縮小画［４’（第１図参照
）を作る。そして、この縮小画［４’のデータは、磁気
ディスク１３に保管してお（。次に、キーボード１１か
らの入出力命令により、上記拡大範囲枠５つきの縮小画
像４′のデータを上記磁気ディスク１３から取り出し、
前記１１１ｉｉｉ＠データメモリ１４に書き込まれた拡
大画像３の適宜の位置、例えば左下隅に書き込んで、表
示用の拡大画像６（第１図参照）を作る。この状態で、
上記画像データメモリ１４から上記表示用の拡大＃Ｊ１
’１６のデータを読み出し、イメージメモリ２６を介し
て画像表示装置１５へ送ると、その画面に表示用の拡大
画像６が表示される。

また、プリンタ部１０のフィルム２５に書込み表示する
には、まず、上記制御コンピュータ９の画像データメモ
リ１４から表示用の拡大画像６のデータを読み出し、Ｉ
ＩＭＡ変換器１９を介して光変調器２０へ送る。この光
変調器２０には光源１８からレーザビーム等の光ビーム
が照射されており、この光ビームを上記光変調器２０で
変調して、回転反射＠！２１へ照射する。この回転反射
鏡２１は、上記照射された光ビーム２Ｔをフィルム２５
に対してＸ方向に一次元の走査を行うもので、制御コン
ピュータ９内の第一のコントローラ１６により制御され
るアンプ２８によって駆動され、所定の方向に回転され
る。上記回転反射鏡２１で反射された回転光ビームは、
フィルム２５の上方に設けられた固定反射鏡２２により
直角下方に反射されてフィルム２５０表面に対して直角
に入射すると共に、該フィルム２５の搬送方向と直角に
Ｘ方向の走査がされる。そして、上記フィルム２５は、
制御コンピュータ９内の第二のコントローラ１７により
制御されるモータ２３の駆動によって送りローラ２４が
回転し、この送りローラ２４により上記Ｘ方向の走査と
直交する方向ＶＣＷＩＩ送され、この搬送によりＹ方向
の走査がされる。この結果、上記フィルム２５に表示用
の拡大画像６が表示される。

なお、以上の説明では、第３図において画像データメモ
リ１４をバッファメモリとして用いた場合を示したが、
本発明はこれに限られず、磁気ディスク１３をバッファ
メモリとして用いてもよい。

＃ｃ４図は、本発明の画像表示方法の実施に使用する製
電の変形例を示すブロック図である。この変形例は、プ
リンタ部１０′においてフィルム２５を固定しておき、
光源１８からの光ビーム２１を第一の回転反射鏡２　ｌ
ｘ　で反射してＸ方向の走査を行うと共に、新た忙設け
られた第二の回転反射鏡２１ｙで直角下方に反射してＹ
方向の走査を行い、上記二つの回転反射鏡２１ｘ、２１
ｙで二次元的に光ビームを走査してフィルム２５に表示
用の拡大画像６を表示するものである。なお、この場合
、制御コンピュータ９のコントローラ１６′は、Ｘ方向
及びＹ方向の二系統の走査を制御し、Ｘ方向の走査制御
は第一のアンプ２８ｘを介して行い、Ｙ方向の走査制御
は第二のアンプ２８ｙを介して行うようになつ【いる。

第５図は本発明の画像表示方法による表示画像の他の実
施例を示す説明図である。この実施例は、原画像１の一
部分に対する拡大画像３と拡大範囲枠つきの縮小画像４
′とを組み合せた表示用の拡大画像６，６・・・を、例
えば異なる部位について四８ｉ類同−の表示画像内に表
示したものである。この場合は、複数部位について同時
に表示されるので、各部分を比較観察することができる
。

なお、第２図及び第５図〈おいては、拡大範囲枠つきの
縮小画像４′は拡大画像３の左下隅に書き込んだものと
して示したが、本発明はこれに限られず、上記拡大画像
３内の任意の位置に書き込んでもよい。また、表示用の
拡大画像６内に、原画像１の一部分２に対する拡大画像
３の拡大率を書き込んだり、或いは画像上での単位長さ
を目盛とし【書き込んでもよい。

発明の効果 本発明は以上説明したように、原画像１の一部分２を拡
大範囲に指定してその拡大画像３を作ると共和、上記原
画像１の縮小画像４に該原画像１に指定された拡大範囲
枠５を書き込み、この拡大範囲枠５つきの縮小画像４′
を上記拡大画像３の適宜の位置に書き込んで表示用の拡
大画像６を作るので、１ｌｌｊ像表示装置またはプリン
タ装置には上記原画像１の一部分２に対する拡大画像３
と拡大範囲枠５つきの縮小画像４′とを同時に表示する
ことができる。従って、表示画面またはフィルムを見た
だげで、上記拡大画像３が原画像１のどの部分を拡大し
たものかを一目で判断することができる。このことから
医師等が表示画像を読影して診断する場合、拡大画像３
と原画像１との対応関係を調べる特別の操作を不要とし
、迅速な診断を可能とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像表示方法の実施例を示す説明
図、第２図は画家表示装置の画面またはプリンタ装置の
フィルムへの表示画像の例を、示す説明図、第３図は本
発明の画像表示方法の実施に使用する装置を示すブロッ
ク図、Ｍ４図は上記装置の変形例を示すブロック図、＄
５図は本発明の画像表示方法による表示画像の他の実施
例を示す説明図である。 １・・・）ＪＫ　　画　像、 ２・・・原画像の一部分、 ３・・・拡大画像、 ４・・・縮小画像、 ４′・・・拡大範囲枠つきの縮小画像、５・・・拡大範
囲枠、 ６・・・表示用の拡大画像、 ７・・・画像表示装置、 ８・・・プリンタ装置、 ９・・・制御コンピュータ、 １０．１０’・・・プリンタ部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. デジタル値で表現された原画像の一部分を拡大範囲に指
   定し適宜の比率で拡大して該部分の拡大画像を作り、こ
   れと並行して上記原画像のデータから間引き処理または
   内挿計算により原画像の縮小画像を作り、この縮小画像
   に上記原画像に指定された拡大範囲を示す拡大範囲枠を
   書き込み、しかる後に上記拡大画像の適宜の位置に上記
   拡大範囲枠つきの縮小画像を書き込んで表示用の拡大画
   像を作り、この拡大画像を画像表示装置またはプリンタ
   装置を用いて表示することを特徴とする画像表示方法。