JP2001352562A - 立体データ処理システム - Google Patents

立体データ処理システム

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JP2001352562A
JP2001352562A JP2000170760A JP2000170760A JP2001352562A JP 2001352562 A JP2001352562 A JP 2001352562A JP 2000170760 A JP2000170760 A JP 2000170760A JP 2000170760 A JP2000170760 A JP 2000170760A JP 2001352562 A JP2001352562 A JP 2001352562A
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dimensional
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stereoscopic
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JP2000170760A
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Ken Yoshii
謙 吉井
Makoto Miyazaki
誠 宮崎
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体的なデータを処理して立体像を表示させ
るとともに、その立体像を立体モデルとして出力可能な
立体データ処理システムを提供すること。 【解決手段】 立体データ処理システム1において制御
装置10には立体表示装置30と立体造形装置40とが
接続されている。制御装置10では、立体データ取得部
111が立体データ記憶部14から立体データを読み出
す。そして、立体表示装置30において立体データに基
づいた立体像の表示を行う場合には、立体データ取得部
111は断面像生成部113に立体データを与える。ま
た、立体表示装置30において立体データに基づいた立
体モデルの作成を行う場合には、立体データ取得部11
1は造形用データ生成部114に立体データを与える。
断面像生成部113及び造形用データ生成部114で
は、立体データをそれぞれの出力対象に応じたデータフ
ォーマットに変換し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体的なデータを
処理する立体データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体像を表示するための立体表示
装置として、特開2000−78616号公報に開示さ
れるものがある。この立体表示装置は、高速に回転する
スクリーン上に物体の断面像を断続的に投影することに
より、残像効果を生じさせて断面像の包絡を視認させる
ことで、物体の立体表示を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような立体表示装置では、立体像を表示することは可能
であるが、その立体像として表示されたものを何らかの
媒体に立体モデル等として出力することはできなかっ
た。
【0004】そこで、この発明は、立体表示装置を含む
立体データ処理システムにおいて立体像として表示され
たものを、さらに具象化して機能を高めることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、立体的なデータを処理す
る立体データ処理システムであって、立体像の表示を行
う立体表示装置と、立体造形を行う立体造形装置と、立
体データに基づいて前記立体表示装置に立体像を表示さ
せるとともに、前記立体データに基づいて前記立体造形
装置に立体造形を行わせるように、前記立体表示装置と
前記立体造形装置とを制御する制御装置とを備えてい
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の立体データ処理システムにおいて、前記制御装置が、
前記立体表示装置に立体像を表示させるときに、前記立
体データを第1のデータフォーマットに変換して前記立
体表示装置にデータ供給を行い、前記立体造形装置に立
体造形を行わせるときに、前記立体データを第2のデー
タフォーマットに変換して前記立体造形装置にデータ供
給を行うことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、立体的なデータ
を処理する立体データ処理システムであって、立体像の
表示を行う立体表示装置と、立体造形を行う立体造形装
置と、前記立体表示装置に表示された前記立体像に対応
する立体データに基づいて、前記立体造形装置へのデー
タ出力を行う出力手段とを備えている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の立体データ処理システムにおいて、前記立体データに
対応する立体形状を変形させる形状変形手段をさらに備
えている。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の立体データ処理システムにおいて、前記
出力手段が、前記立体データを前記立体造形装置に適し
たデータフォーマットに変換して出力することを特徴と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】<1.第1の実施の形態>まず、この発明
の第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の
実施の形態における立体データ処理システム1の構成を
示すブロック図である。
【0012】立体データ処理システム1は、制御装置1
0とプリンタ20と立体表示装置30と立体造形装置4
0とを備えて構成される。
【0013】制御装置10は、いわゆるパソコン等と呼
ばれる一般的なコンピュータによって構成されており、
CPUやメモリ等によって機能的に実現される制御部1
1と、液晶ディスプレイやCRT等のように画像を2次
元的に表示する2次元表示部12と、キーボードやマウ
ス等によって構成される操作入力部13と、磁気ディス
ク装置や半導体メモリ等によって構成される立体データ
記憶部14とを備えて構成される。
【0014】制御部11は立体データ取得部111と印
刷出力部112と断面像生成部113と造形用データ生
成部114として機能する。
【0015】立体データ取得部111は立体データ記憶
部14にアクセスし、操作入力部13からの操作内容に
応じて物体に関する立体的形状等がデータ化された立体
データを取得する。そして、立体データ取得部111は
操作入力部13からの入力情報に基づいて立体データ
を、表示処理部115、印刷出力部112、断面像生成
部113、造形用データ生成部114のうちの少なくと
も1つに与える。
【0016】表示処理部115は、立体データ取得部1
11から立体データを取得すると、それを2次元表示部
12の画面に表示するための2次元的な表示用データに
変換する。そして、その2次元的な表示用データを2次
元表示部12に与えることにより、立体データに基づく
2次元画像の表示を行う。
【0017】印刷出力部112は、制御装置10に対し
て接続されるプリンタ20に対して印刷用データを出力
するためのものであり、立体データ取得部111から得
られる立体データを印刷用紙等の平面に印刷するための
印刷用データに変換し、それをプリンタ20に出力す
る。これにより、プリンタ20は印刷用紙等の平面に立
体データに基づく2次元画像の印刷を行う。
【0018】断面像生成部113は、立体表示装置30
に対して出力すべき断面像の生成を行い、その断面像デ
ータを立体表示装置30に与える。立体表示装置30
は、高速で回転するスクリーンに対して断面像生成部1
13から得られる断面像を投影するとともに、その断面
像をスクリーンの回転位置に応じて更新していくこと
で、断面像の包絡としての立体像を表示するものであ
る。立体表示装置30では、断面像生成部113から断
面像に関するデータを入力することで、回転走査するス
クリーンの回転空間内に残像効果による立体像を表示す
ることが可能となるのである。断面像生成部113にお
いては、上記のように立体表示装置30において適切な
立体表示を行うことが可能なように、立体データ取得部
111から得られる立体データから所定角度間隔で立体
的形状を切断したときの複数の断面像をデータ化するの
である。
【0019】また、造形用データ生成部114は、立体
造形装置40に対して造形用として用いられる造形用デ
ータの生成を行い、その造形用データを立体造形装置4
0に与える。立体造形装置40は、RP(ラピッド・プ
ロトタイピング)システム等と呼ばれるような立体モデ
ルを生成する装置である。立体モデルを生成する装置と
しては、例えば、光硬化樹脂をレーザ光で硬化させる光
造形タイプ、熱可塑性樹脂を溶融して微小なノズルから
射出して積層する樹脂積層タイプ、熱可塑性樹脂材料等
の粉末をレーザ光で焼結する粉末焼結積層タイプ、ロー
ル紙等のシート材をレーザ光やカッタ等で切断して積層
するシート積層タイプ、微小粉末による薄層形成とバイ
ンダ塗布による粉末結合とを繰り返す粉末積層タイプ等
のように種々のタイプの装置がある。造形用データ生成
部114は、上記のいずれのタイプの装置であっても利
用可能であって、適切な造形を行うことの可能な造形用
データを、立体データ取得部111から得られる立体デ
ータに基づいて生成するのである。
【0020】次に、立体表示装置30について説明す
る。図2は、立体表示装置30の一例を示す図である。
図2の立体表示装置30は、スクリーン338に断面像
を投影するための光学系や各種データ処理を行うための
制御機構が内蔵されたハウジング320と、そのハウジ
ング320の上部側に設けられて内部に回転するスクリ
ーン338を収容する円筒状の風防320aとを備えて
いる。
【0021】風防320aはガラスやアクリル樹脂等の
透明な材質で形成されており、内部側で回転するスクリ
ーン338に投影される断面像を外部より視認すること
ができるように構成されている。また、風防320aは
内部空間を密封しており、そのことによってスクリーン
338の回転の安定化や回転駆動するモータの消費電力
の低減を図っている。
【0022】ハウジング320の前面側には液晶ディス
プレイ(LCD)321、着脱可能な操作スイッチ32
2、記録メディアの着脱口323が配置されており、ま
た側面側にはディジタル入出力端子324が設けられて
いる。液晶ディスプレイ321は、操作入力を行う際の
操作案内画面の表示手段及び表示対象物のインデックス
のための2次元画像の表示手段として用いられる。ディ
ジタル入出力端子324はSCSI端子あるいはIEE
E1394端子等であり、このディジタル入出力端子3
24に上記の制御装置10が所定のケーブルを介して接
続される。さらにハウジング320の外周面の4箇所に
は音声出力のためのスピーカ325が配置されている。
【0023】スクリーン338による立体画像の表示
は、制御装置10から与えられる断面像を回転するスク
リーン338の各回転位置に応じて更新しつつ投影する
ことで行われる。つまり、高速で回転するスクリーン3
38に対して断面像が断続的に投影されることによっ
て、断面像の包絡を残像効果によって視認させることが
可能となり、立体表示を実現しているのである。
【0024】次に、立体表示装置30においてスクリー
ン338上に断面画像を投影するための光学系について
説明する。図3は、立体表示装置30における光学系を
含む構成を示す図である。図3に示すように立体表示装
置30における光学系は、照明光学系340と投影光学
系350とDMD(ディジタル・マイクロミラー・デバ
イス)333とTIRプリズム344と立体表示制御部
370とを備えて構成される。
【0025】DMD333は、スクリーン338に投影
する断面画像を生成する画像生成手段として機能するも
のであり、1辺が16μm程度の矩形の金属片(例えば
アルミニウム片)の極めて小さなミラーを1画素として
1チップあたり数十万枚の規模で平面に敷き詰めた構造
を有し、各画素直下に配置されたSRAM出力の静電電
界作用により各ミラーの傾斜角を個々に±10度で制御
できるデバイスである。そして、各ミラーを個別にON
/OFF制御することにより、ON/OFFのミラー分
布に対応した断面像が生成されてスクリーン338上に
投影されることになる。
【0026】この実施形態においては、DMD333の
大きな特徴の一つである高速応答性を利用することによ
り、高速回転するスクリーン338の回転位置に応じた
断面像を生成することができ、適切な立体表示を行うこ
とが可能となる。
【0027】なお、図3に示すようにDMD333の画
像生成面側には、照明光学系340からの照明光を各微
小ミラーに導くとともに、DMD333で生成された断
面像を投影光学系350に導くためにTIRプリズム3
44が配設されている。
【0028】照明光学系340は、白色光源341と照
明レンズ系342とを有しており、白色光源341から
の照明光は照明レンズ系342により平行光とされる。
照明レンズ系342はコンデンサレンズ342a、イン
テグレータ342b、カラーフィルタ343およびリレ
ーレンズ342cにより構成される。白色光源341か
らの照明光はコンデンサレンズ342aにより集光され
てインテグレータ342bに入射する。そして、インテ
グレータ342bによって光量分布が均一な状態とされ
た照明光は、回転式のカラーフィルタ343によって
R,G,Bのいずれかの色成分に分光される。分光され
た照明光はリレーレンズ342cにより平行光とされた
上で、TIRプリズム344に入射し、DMD333上
に照射される。
【0029】DMD333は、立体表示制御部370か
ら与えられる断面像に関するデータ(2次元画像デー
タ)に基づいて個々の微小ミラーの傾斜角度を変化させ
ることにより照明光のうちの断面像を投影するのに必要
な光成分のみを投影光学系350に向けて反射させる。
【0030】投影光学系350は投影レンズ系351と
スクリーン338とを有している。投影レンズ系351
は両テレセントリックレンズ311と投影レンズ313
と投影ミラー336,337と像回転補償機構34とを
備えており、このうち投影レンズ313と投影ミラー3
36,337はスクリーン338を回転軸Zのまわりに
回転させる回転部材339の内部側に配置されている。
【0031】DMD333で反射された光(断面像)は
両テレセントリックレンズ311により平行光にされ、
断面像の回転補償を行うために像回転補償機構334を
通過する。そして、像回転補償機構334において回転
補償が行われた光束は投影ミラー336、投影レンズ3
13、投影ミラー337を経由して最終的にスクリーン
338の主面(投影面)上に投影される。
【0032】この光学系において、投影ミラー336、
投影レンズ313、投影ミラー337及びスクリーン3
38は回転部材339に固定されており、回転部材33
9の回転とともにスクリーン338の中心軸を含む垂直
な回転軸Zの回りに角速度Ωで回転する。つまり、体積
走査を行うためにスクリーン338を回転させる際に
は、回転部材339内部に配置された投影ミラー33
6、投影レンズ313及び投影ミラー337もスクリー
ン338と一体となって回転するため、スクリーン33
8がいかなる角度になっても常にその正面側から断面像
の投影を行うことができるのである。
【0033】スクリーン338の回転角度は位置検出器
373により常に検出されている。そして、立体表示制
御部370は、スクリーン338が1回転する間に投影
すべき複数の断面像に関するデータを制御装置10より
入力し、位置検出器373から得られる位置検出信号に
同期して各断面像に関するデータを順次にDMD333
に与える。この結果、スクリーン338の回転位置に応
じた断面像を投影することができ、スクリーン338の
回転空間内に立体像の表示を行うことが可能となる。
【0034】なお、像回転補償機構334は、いわゆる
イメージローテータの構成によって実現されており、回
転部材339がある回転速度Ωで回転する場合に、像回
転補償機構334がΩ/2の速度で回転するように構成
される。これにより、回転部材339が回転するにつれ
てスクリーン338に投影される断面像がスクリーン3
38の投影面で面内回転することを防止することがで
き、常に断面像の上下関係を正しく表示することが可能
になる。
【0035】立体表示装置30は上記のように構成され
ており、立体表示制御部370と制御装置10とは通信
可能な状態で接続されており、制御装置10における断
面像生成部113がスクリーン338が1回転する間に
表示すべき複数の断面像を生成する。
【0036】ここで、断面像生成部113における処理
の概要について説明する。
【0037】図4は、断面像生成部113において行わ
れる立体データから断面像データへの変換過程を示す図
である。まず、図4(a)のような表示対象物の立体デ
ータに対して、回転表示を行う際の中心軸となる回転軸
を設定する。この状態が図4(b)である。そして、立
体データを1回転で何分割するかを設定し、図4(c)
に示すように分割数に応じて表示対象物をほぼ均等な角
度ごとの放射面状に切断する。この切断によって導かれ
る表示対象物の断面像を画像データとして表現すること
により、図4(d)に示すような所定角度ごとに切断さ
れた表示対象物の断面像に関する2次元の画像データが
生成される。
【0038】図4(d)に示すような1回転する際に表
示対象物の立体画像を表示するのに必要な断面像の全て
の画像データが1シーン分の断面像に関するデータフォ
ーマットとなる。立体表示装置30では、この1シーン
分の断面像に基づいて立体表示を行うことにより、表示
対象物がある一つの状態にあるときの立体像を投影する
ことができるのである。
【0039】そして、断面像生成部113は生成した1
シーン分の断面像を立体表示装置30に出力する。立体
表示装置30では、立体表示制御部370が断面像生成
部113より入力する1シーン分の断面像を保持してお
き、スクリーン338の回転位置に応じて1シーン分の
断面像のうちから投影すべき断面像を特定し、その断面
像を読み出してDMD333に与えることで立体像の表
示を実現する。
【0040】次に、造形用データ生成部114における
処理の概要について説明する。造形用データ生成部11
4は、立体データを取得すると、それを造形用データに
変換する。造形用データは、例えばSTL(ステレオリ
ソグラフィー)フォーマットによるデータである。
【0041】図5は、STLフォーマットによる造形用
データの概念を示す図である。STLフォーマットは、
立体データによって示される立体形状の表面を微小平面
に分割し、各平面の頂点の座標と法線ベクトルとによっ
て1つの平面を定義するデータフォーマットである。こ
の微小平面を三角形で定義すると、各平面の頂点座標は
3つとなる。このため、図5に示すようにSTLフォー
マットによる造形用データは、1つの微小平面FC1に
関して、法線方向ベクトルデータDNと、微小三角形の
第1の頂点座標データDAと、第2の頂点座標データD
Bと、第3の頂点座標データDCとの4つのデータを含
んでいる。
【0042】図6は、STLフォーマットに含まれるデ
ータの概念を示す図である。図6に示すように、例えば
立体データによって示される立体形状が球状である場
合、その球面に微小平面FC1である三角形を設定す
る。そして、その微小平面FC1の3つ頂点A,B,C
のXYZ空間での座標値と法線方向ベクトルnとを用い
て、微小平面FC1を規定するのである。そして、立体
形状の表面を分割して得られる全ての微小平面について
同様に座標値と法線方向ベクトルとを用いて各微小平面
を規定する。
【0043】そして、図5に示すように、全ての微小平
面FC1,FC2,…について、法線方向ベクトルデー
タDNと第1ないし第3の頂点座標データDA〜DCと
を含んで構成されるデータ構造が、STLフォーマット
の造形用データとして定義される。
【0044】また、カラー造形が可能な場合には、各微
小平面について上記4つのデータ以外に平面のカラーデ
ータを付加するようにしてもよい。
【0045】このようなSTLフォーマットによる造形
用データは、立体造形装置40がいずれのタイプの装置
であっても汎用的に利用することのできるデータであ
る。そして、立体造形装置40ではSTLフォーマット
の造形用データを入力すると、自身の造形タイプに適合
した制御データに変換して三次元造形を行うように構成
される。
【0046】図7は、立体造形装置40の内部構造を示
す概念図である。図7に示すように、立体造形装置40
は造形用データ入力部41、データ変換部42、駆動制
御部43及び造形駆動機構44を備えて構成される。造
形駆動機構44は、立体造形装置40の造形タイプに応
じた造形動作を行うための動作機構である。
【0047】造形用データ入力部41は、制御装置10
の造形用データ生成部114より入力するSTLフォー
マットの造形用データをデータ変換部42に与える。デ
ータ変換部42では、造形用データを、立体造形装置4
0において造形動作を行うことが可能な制御用データに
変換する。そして、データ変換部42にて生成される制
御用データを駆動制御部43に与える。駆動制御部43
は造形駆動機構44を制御用データに基づいて動作制御
することによって所定の材料が積層された立体モデルを
生成する。つまり、立体造形装置40はSTLフォーマ
ットの造形用データに基づいて、立体データの示す立体
的形状と同形状を有する立体モデルを生成するように構
成されているのである。
【0048】上記のような構成の立体データ処理システ
ム1において、ユーザが立体データを2次元的に表示さ
せようとする際には、2次元表示部12に2次元画像を
表示させるように操作入力部13より所定の入力を行
う。また、立体データの内容をプリンタ20、立体表示
装置30、立体造形装置40のいずれかに出力しようと
する際には、出力先を操作入力部13より指定すること
により、ユーザの所望する出力先に対して立体データに
基づく内容が出力される。
【0049】図8は、立体データの出力を行う際に、2
次元表示部12に表示される画面12aを示す図であ
る。図8に示すように2次元表示部12には出力項目と
して「プリンタ」、「立体表示装置」、「立体造形装
置」の3項目があり、ユーザは画面12aに表示される
マウスポインタ12bを操作入力部13で操作すること
により、3項目のうちから出力対象となる装置を指定す
る。
【0050】例えば、ユーザが「プリンタ」を出力対象
として指定した場合には、制御装置10において立体デ
ータ取得部111が立体データ記憶部14から立体デー
タを取得し、それを印刷出力部112に与える。印刷出
力部112はその立体データを印刷用データに変換し、
プリンタ20に印刷用データを出力する。この結果、プ
リンタ20からは印刷用紙の平面に立体データに基づく
2次元画像が印刷されることになる。
【0051】また、ユーザが「立体表示装置」を出力対
象として指定した場合には、制御装置10において立体
データ取得部111が立体データ記憶部14から立体デ
ータを取得し、それを断面像生成部113に与える。断
面像生成部113は、立体データから1シーン分の断面
像を生成し、それを立体表示装置30に出力する。この
結果、立体表示装置30においてスクリーン338の回
転に応じて一連の断面像が順次に投影され、スクリーン
338の回転空間内に立体像の表示が行われることにな
る。
【0052】さらに、ユーザが「立体造形装置」を出力
対象として指定した場合には、制御装置10において立
体データ取得部111が立体データ記憶部14から立体
データを取得し、それを造形用データ生成部114に与
える。造形用データ生成部114は、立体データからS
TLフォーマットの造形用データを生成し、それを立体
造形装置40に出力する。この結果、立体造形装置40
において立体データの示す形状に応じた立体モデルが生
成されることになる。
【0053】したがって、この実施の形態の立体データ
処理システム1においては、立体データに基づいて立体
表示装置30に立体像を表示させるとともに、立体デー
タに基づいて立体造形装置40に立体造形を行わせるよ
うに、制御装置10が立体表示装置30における立体表
示と、立体造形装置40における立体造形とを制御す
る。制御装置10の立体表示装置30に対する制御は、
立体表示用となる1シーン分の断面像に関するデータの
供給を行うことにより行われる。また、制御装置10の
立体造形装置40に対する制御は、立体造形用となる造
形用データの供給を行うことにより行われる。したがっ
て、立体データ処理システム1では、立体データに基づ
く立体像の表示を行うことができるとともに、その立体
像を有形物である立体モデルとして取得することが可能
になる。
【0054】また、立体データ処理システム1において
は、制御装置10が、立体表示装置30に立体像を表示
させる際には立体データを1シーンを構成する複数の断
面像で構成された第1のデータフォーマットに変換して
立体表示装置30にデータ供給を行う一方、立体造形装
置40に立体造形を行わせる際には立体データをSTL
フォーマットである第2のデータフォーマットに変換し
て立体造形装置40にデータ供給を行うように構成され
ているため、同一の立体データから立体表示装置30と
立体造形装置40との出力対象に応じたデータ出力が可
能となっており、出力対象ごとに立体データを保有する
必要がないので、効果的である。
【0055】<2.第2の実施の形態>次に、この発明
の第2の実施の形態について説明する。図9は、第2の
実施の形態における立体データ処理システム1aの構成
を示すブロック図である。なお、図9においては上記第
1の実施の形態で説明した構成部材と同様の構成部材に
ついては同一符号を付しており、ここではその詳細な説
明は省略する。
【0056】この立体データ処理システム1aは、制御
装置10と立体表示装置30と立体造形装置40とを備
えて構成される。
【0057】制御装置10は、CPUやメモリ等によっ
て機能的に実現される制御部11と、操作入力部13
と、立体データ記憶部14とを備えて構成される。ま
た、制御部11は立体データ取得部111と立体編集処
理部116と断面像生成部113と出力処理部117と
造形用データ生成部114として機能する。
【0058】立体編集処理部116は、操作入力部13
からの入力情報に基づいて立体形状の作成又は編集を行
うための処理部である。例えば、編集対象となる立体デ
ータが操作入力部13より指定された場合には、立体デ
ータ取得部111が立体データ記憶部14から立体デー
タを取得し、その立体データを断面像生成部113に与
える。断面像生成部113は立体編集処理部116から
与えられる立体データから1シーン分の断面像を生成し
て立体表示装置30に出力する。この結果、立体表示装
置30においては、立体編集処理部116から断面像生
成部113に与えられる断面像に基づく立体表示を行う
ことが可能になる。
【0059】また、立体編集処理部116が立体データ
を断面像生成部113に送出する際には、ポインタ表示
用となる所定の立体形状を立体データに付加し、その所
定の立体形状が付加された立体データを送出する。これ
により、立体表示装置30におけるスクリーン338の
回転空間内に、表示対象物の立体像とともに、操作用の
ポインタを表示させることが可能になる。そして、立体
編集処理部116は、操作入力部13からの入力情報に
応じてポインタ表示用の立体形状の相対位置関係をリア
ルタイムで修正し、その修正後の立体形状を立体データ
に対して付加することで、立体データにおけるポインタ
の位置をリアルタイムで変更する。そして、リアルタイ
ム変更が行われる度に、立体データを断面像生成部11
3に送出する。さらに、断面像生成部113は、ポイン
タの位置が変更された状態での断面像を生成して立体表
示装置30に出力する。この結果、立体表示装置30に
おいては、立体データの示す立体形状が表示されるとと
もに、スクリーン338の回転空間内に表示されるポイ
ンタの表示位置が操作入力部13への操作内容に応じて
変更されることになる。
【0060】また、立体編集処理部116は、ポインタ
の位置が変更される際に、ポインタの変位量を計算す
る。そして、ポインタが移動する際に、立体データの示
す立体形状に対してドラッグアンドドロップ等の所定の
操作を伴っている場合には、立体編集処理部116は、
その立体形状のドラッグされた部分又は立体形状の全体
をポインタの変位量に基づいて移動させる。ここに、立
体編集処理部116が立体データの示す立体形状のドラ
ッグされた部分を移動させる場合には、当該部分の変位
量に基づいてその近傍部分の変位量を求めて移動させ、
立体データの示す立体形状を変形させる。
【0061】そして、上記のように変形された立体形状
に基づいて立体データを修正するとともに、その修正さ
れた立体データにポインタ表示用の立体形状を付加して
断面像生成部113に送出するのである。
【0062】したがって、立体編集処理部116は立体
データ記憶部14から得られる立体データの示す立体形
状を編集して立体データを修正することが可能となって
いるのである。なお、上記では立体形状の変形について
説明したが、立体形状の付加や削除等を行うことも可能
であり、上記の変形にはそのような付加及び削除も含ま
れる。
【0063】これに対して、編集対象となる立体データ
が操作入力部13より指定されなかった場合には、立体
データ取得部111は、円柱、球、角柱、円錐等の基本
立体形状を立体表示装置30に表示させるように機能
し、それら基本立体形状のうちから操作入力部13より
指定される一の基本立体形状を元に上記の編集処理を行
う。これにより、ユーザによって立体データの指定が行
われなかった場合には、新規に立体形状の作成、つまり
立体データの生成を行うことになる。そして、新規に作
成された立体形状は、上記の編集処理によって再度変形
等されることも可能である。
【0064】このように立体編集処理部116は立体デ
ータに対応する立体形状を変形させるように構成されて
おり、変形後の立体形状を立体表示装置30に表示させ
ることが可能となっている。したがって、ユーザが立体
データに対応する立体形状を編集する際には、立体像の
表示を視認しつつ編集作業を行うことができるので、2
次元画像で視認しつつ行う作業に比べ、効率的かつ正確
な編集操作を行うことが可能になる。
【0065】そして、操作入力部13から所定の出力指
令があった場合には、立体編集処理部116はその時点
で有効となっている立体データを出力処理部117へと
送出する。出力指定の時点で有効となっている立体デー
タとは、その時点で立体表示装置30に立体表示されて
いる立体像の源となる立体データであり、例えば立体形
状の変形が行われた場合にあっては、その変形に伴って
修正された立体データである。
【0066】また、出力指令に応じて出力処理部117
が機能し、出力処理部117は立体データを造形用デー
タ生成部114へと送出する。
【0067】造形用データ生成部114では、出力処理
部117から得られる立体データに基づいてSTLフォ
ーマット等の造形用データを生成し、その造形用データ
を立体造形装置40に出力する。これにより、立体造形
装置40では、立体表示装置30に表示された立体像に
対応する立体モデルを生成することが可能になる。
【0068】次に、この実施の形態における立体データ
処理システム1aでの制御装置10の処理手順について
説明する。図10は、この実施の形態における制御装置
10の処理手順を示すフローチャートである。
【0069】図10に示すように、制御装置10におい
てはまず立体データ記憶部14に記憶されている立体デ
ータの読み込み指示があったか否かを判断する(ステッ
プS1)。読み込み指示がなかった場合にはステップS
2に進んで、立体形状の作成を行って、立体データの生
成を行う。このとき、生成された立体データに基づく立
体形状は立体表示装置30に立体像として表示される。
一方、読み込み指示があった場合にはステップS3に進
んで、立体データ記憶部14から指定された立体データ
の読み込みを行う。このときも、立体データ記憶部14
から得られた立体データに基づく立体形状は立体表示装
置30に立体像として表示される。
【0070】そして、ステップS4に進み、ユーザは立
体表示装置30に表示される立体像を視認しつつ立体形
状の編集操作を行う。このとき立体編集処理部116
は、ユーザ操作に基づいてステップS2又はS3で得ら
れた立体データの修正を行う。
【0071】そして、ステップS5に進み、立体編集処
理部116は断面像生成部113に修正後の立体データ
を送出する。これにより断面像生成部113では編集さ
れた立体形状についての断面像の生成が行われる。
【0072】ステップS6では、断面像生成部113に
て生成された1シーン分の断面像に関するデータが立体
表示装置30へと出力される。この結果、立体表示装置
30には編集後の立体像が表示され、ユーザは編集作業
の結果得られる立体形状が所望する立体形状であるか否
かを判断することが可能になる。
【0073】そしてステップS7では、ユーザが所望す
る立体形状であるか否かを判断し、その判断結果に応じ
て処理の入力操作を行う。ここにおいて、ユーザの所望
する立体形状であった場合にはステップS8に進み、ユ
ーザの所望する立体形状でなかった場合にはステップS
1に戻って上記の処理を繰り返す。
【0074】ステップS8では、制御部11は操作入力
部13より保存指令があったか否かを判断し、「YE
S」の場合はステップS9に進み、生成又は修正された
立体データを立体データ記憶部14に保存する。また、
「NO」の場合はステップS10に進む。
【0075】ステップS10では、制御部11は操作入
力部13より出力指令があったか否かを判断し、「YE
S」の場合はステップS11に進む。そして、ステップ
S11において、造形用データ生成部114がその時点
で有効となっている立体データをSTLフォーマット等
の造形用データに変換する。その後、造形用データ生成
部114が生成した造形用データを立体造形装置40に
出力して、立体表示装置30に表示されている立体像に
対応する形状の立体モデルを生成させる(ステップS1
2)。
【0076】また、ステップS10にて「NO」と判断
される場合は、立体造形の必要がないので処理手順は終
了する。
【0077】以上のような処理手順を制御装置10にお
いて行うことで、立体表示装置30に立体像を表示しつ
つ編集作業を行うとともに、その編集作業の結果として
表示されている立体像に対応する立体モデルを生成する
ことが可能になる。
【0078】したがって、この実施の形態の立体データ
処理システム1aでは、立体表示装置30に表示された
立体像に対応する立体データに基づいて、立体造形装置
40に対するデータ出力を行うように構成されているた
め、立体表示装置30に表示される立体像を確認した後
にその立体像に対応する立体モデルの生成を行うことが
できるのである。
【0079】また、この実施の形態の立体データ処理シ
ステム1aにおいては、立体データに対応する立体形状
を変形させる形状変形手段として立体編集処理部116
が設けられているため、立体表示装置30において立体
像を視認しつつ立体形状を変形させていくことが可能と
なっている。
【0080】<3.変形例>以上、この発明に係る立体
データ処理システムの一構成例についての説明したが、
この発明は上記説明したものに限定されるものではな
い。
【0081】例えば、上記説明においては立体データ処
理システム1,1aにおける制御装置10と立体表示装
置30とが、別体として構成されている例について説明
したが、立体表示装置30に上記の制御装置10として
の機能を含めるように構成してもよい。
【0082】また、上記説明においては立体表示装置3
0が、回転するスクリーン上に断面像を投影することに
よって対象物の立体像を表示する構成例について説明し
たが、スクリーンが投影面に垂直な方向に直進走査する
ようなものであり、そのような直進走査するスクリーン
に断面像を投影するものであってもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、制御装置が、立体データに基づいて立体
表示装置に立体像を表示させるとともに、立体データに
基づいて立体造形装置に立体造形を行わせるように、立
体表示装置と立体造形装置とを制御するように構成され
ているため、立体データに基づく立体像の表示を行うこ
とができるとともに、その立体像を有形物である立体モ
デルとして取得することが可能になる。
【0084】請求項2に記載の発明によれば、制御装置
が、立体表示装置に立体像を表示させるときに立体デー
タを第1のデータフォーマットに変換して立体表示装置
にデータ供給を行い、立体造形装置に立体造形を行わせ
るときに立体データを第2のデータフォーマットに変換
して立体造形装置にデータ供給を行うように構成されて
いるため、同一の立体データから立体表示装置と立体造
形装置との出力対象に応じたデータ出力が可能となって
おり、出力対象ごとに立体データを保有する必要がな
く、効果的である。
【0085】請求項3に記載の発明によれば、立体表示
装置に表示された立体像に対応する立体データに基づい
て、立体造形装置へのデータ出力を行うように構成され
ているため、立体表示装置に表示される立体像を確認し
た後にその立体像に対応する立体モデルの生成を行うこ
とができる。
【0086】請求項4に記載の発明によれば、立体デー
タに対応する立体形状を変形させる形状変形手段をさら
に備えるため、立体表示装置における立体像を視認しつ
つ立体形状を変形させていくことが可能である。
【0087】請求項5に記載の発明によれば、立体デー
タを立体造形装置に適したデータフォーマットに変換し
て出力するように構成されているため、立体造形装置に
おいて立体データの示す立体形状に対応する立体モデル
を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における立体データ処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】立体表示装置の一例を示す図である。
【図3】立体表示装置における光学系を含む構成を示す
図である。
【図4】断面像生成部において行われる立体データから
断面像データへの変換過程を示す図である。
【図5】STLフォーマットによる造形用データの概念
を示す図である。
【図6】STLフォーマットに含まれるデータの概念を
示す図である。
【図7】立体造形装置の内部構造を示す概念図である。
【図8】立体データの出力を行う際に2次元表示部に表
示される画面を示す図である。
【図9】第2の実施の形態における立体データ処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態における制御装置の処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a 立体データ処理システム 10 制御装置 11 制御部 12 2次元表示部 13 操作入力部 14 立体データ記憶部 30 立体表示装置 40 立体造形装置 111 立体データ取得部 113 断面像生成部 114 造形用データ生成部 116 立体編集処理部 117 出力処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F213 WA25 WB01 WL08 WL10 WL12 WL22 WL43 WL67 WL85 WL87 WL96 4K018 CA44 CA50 EA51 EA60 5C061 AB14 AB16 AB21 AB24 5C080 AA18 BB05 CC04 DD21 EE17 EE26 FF09 GG02 JJ02 JJ05 JJ06 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体的なデータを処理する立体データ処
    理システムであって、 立体像の表示を行う立体表示装置と、 立体造形を行う立体造形装置と、 立体データに基づいて前記立体表示装置に立体像を表示
    させるとともに、前記立体データに基づいて前記立体造
    形装置に立体造形を行わせるように、前記立体表示装置
    と前記立体造形装置とを制御する制御装置と、を備える
    ことを特徴とする立体データ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の立体データ処理システ
    ムにおいて、 前記制御装置は、前記立体表示装置に立体像を表示させ
    るときに、前記立体データを第1のデータフォーマット
    に変換して前記立体表示装置にデータ供給を行い、前記
    立体造形装置に立体造形を行わせるときに、前記立体デ
    ータを第2のデータフォーマットに変換して前記立体造
    形装置にデータ供給を行うことを特徴とする立体データ
    処理システム。
  3. 【請求項3】 立体的なデータを処理する立体データ処
    理システムであって、 立体像の表示を行う立体表示装置と、 立体造形を行う立体造形装置と、 前記立体表示装置に表示された前記立体像に対応する立
    体データに基づいて、前記立体造形装置へのデータ出力
    を行う出力手段と、を備えることを特徴とする立体デー
    タ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の立体データ処理システ
    ムにおいて、 前記立体データに対応する立体形状を変形させる形状変
    形手段、をさらに備えることを特徴とする立体データ処
    理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の立体デー
    タ処理システムにおいて、 前記出力手段は、前記立体データを前記立体造形装置に
    適したデータフォーマットに変換して出力することを特
    徴とする立体データ処理システム。
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