JP5152488B2 - 作業機械の動作制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、工作機械のマシニングセンタ、専用加工機、ロボット、刻印機、ワークストッカ、搬送装置などの作業機械の動作をシーケンス制御する作業機械の動作制御装置に関するもので、特に、作業機械が対象とする機種コードや機種コードをキーとする動作情報が変更される場合でも作業機械のシーケンス制御動作を容易に変更できるようにした作業機械の動作制御装置に関する。
特許文献1には、産業用制御装置のプログラミングシステムにおいて、入出力機器に対応するシンボルと入出力機器の動作に関連する画面におけるシンボルに対応する部分とを関連付け、画面上にシンボルに関するプログラムを変更するためのプログラム変更欄を入力条件に対する出力結果を真理値表の形態で表示させ、視覚化された制御画面上で真理値表を設定することで、専門知識を備えない一般作業者がラダー図を意識することなくプログラム変更できるようにしたものが記載されている。
特許文献2には、シーケンス制御装置において、動作選択指令によって動作が変わるラダープログラムと、複数の動作選択指令を番号や英数字や自然言語等で出力順に制御データ記憶手段に設定する制御データ入力処理手段と、制御データ記憶手段に設定された各動作選択指令を出力順に読み出してラダープログラムを実行するラダー実行手段を備え、制御対象機器や動作の変更に対して制御データ記憶手段に設定する出力順と動作選択指令の変更だけで制御動作を変更できるようにしたものが記載されている。
特許文献3には、加工機械やワーク搬送装置等を制御するプログラミング装置において、プログラム言語による指令と自然言語による語句が対応して設定される変換定義記憶手段と、自然言語による語句で機械制御動作を記述した自然言語ファイルを変換定義記憶手段の記憶内容に従ってプログラム言語による指令のプログラムに変換する言語変換手段を備え、機械制御動作を自然言語で作成することでプログラム言語による指令のプログラムを作成でき、プログラム言語を知らない者でも、プログラムの作成や修正を自然言語で行えるようにしたものが記載されている。
特許文献4には、制御盤と制御盤内の制御プログラムを作成するプログラム入力装置と制御盤に接続された操作盤とから成るシーケンス制御装置において、制御プログラムの所定データを代用する数値指定部分をレジスタに置き換え、そのレジスタの番号を変更可能な入力簡易手段を操作盤に備え、制御盤に接続された制御対象の変更に対して、入力簡易手段によりレジスタの番号を変えることでレジスタに所定データが記憶され、ラダープログラムの知識がなくても制御プログラムを変更できるようにしたものが記載されている。
特許文献5には、動作内容を示す動作内容欄と出力状態を示す出力ピンボード欄と動作工程を更新するための歩進条件を示す歩進条件欄とを動作工程毎に一行として動作工程順に一覧表示した入力画面を表示する表示手段と、表示手段により表示された入力画面において動作工程毎に各欄の指示を受け付ける指示手段と、指示手段により指示された欄において動作内容、出力状態または歩進条件の入力を受け付ける入力手段と、入力手段において入力された動作内容、出力状態または歩進条件を指示手段により指示された欄に対応するエリアに記憶する入力情報記憶手段を備え、複数の動作工程から成るシーケンス制御プログラムの作成に必要なデータの設定入力を受け付け、設定入力されたデータに基づいてシーケンス制御プログラムを作成するようにしたシーケンス制御プログラム作成装置が記載されている。
特開2000−194406号公報 特開2004−234042号公報 特開2000−322245号公報 特開2005−266970号公報 特開平8−221107号公報
特許文献1のプログラミングシステムでは、画面上にシンボルに関するプログラムを変更するためのプログラム変更欄を入力条件に対する出力結果を表示する真理値表を設定するものであるので、多数の条件設定を要する審理値表の作成に多くの時間を必要とし、また、作業対象である機種が変更になる度に審理値表や条件設定を見直す必要があり、プログラムの変更に多くの時間を要する問題がある。
特許文献2のシーケンス制御装置では、ラダー実行手段によって各動作選択指令を出力順に読み出してラダープログラムを実行する際のインターロック条件やアクチュエータ条件を設定する必要があり、プログラム作成に面倒な作業を必要とし、また、作業対象である機種が変更になる度にインターロック条件やアクチュエータ条件の見直しが発生し、プログラムの作成や変更に多くの時間を要する問題がある。
特許文献3のプログラミング装置では、プログラムの作成や修正を自然言語で行えるようにしたものであっても、自然言語によるプログラムの作成に多くの時間を必要とし、作業対象である機種が変更になる度にプログラムの変更に多くの時間を要する問題がある。
特許文献4のシーケンス制御装置では、制御対象の変更に対して、入力簡易手段によりレジスタの番号を変えることで、レジスタに所定データが記憶されて制御プログラムが変更されるようにしてあるので、作業対象である機種が変更になる度に多くのレジスタの番号を変更する必要があり、プログラムの変更に多くの時間を要する問題がある。
特許文献5のシーケンス制御プログラム作成装置では、動作内容欄と出力ピンボード欄と歩進条件欄を動作工程毎に一行として動作工程順に一覧表示した入力画面に入力手段により動作内容、出力状態、歩進条件を入力してシーケンス制御プログラムを作成するようになっているので、プログラム作成のために動作工程順に動作内容、出力状態、歩進条件を入力する必要があり、プログラム作成に多くの時間を必要とし、また、作業対象である機種が変更になる度に動作工程順に動作内容、出力状態、歩進条件を入力する必要があり、プログラムの変更に多くの時間を要する問題がある。
以上のように、特許文献1〜5に記載の先行技術においては、ラダープログラムを直接作成する面倒な作業や高度な専門知識を要する作業を省いているが、依然として、作業機械が作業対象とする機種が変更になる度にプログラムの変更に面倒な作業や多くの時間を要する問題がある。また、単独の作業機械のシーケンス制御装置に関するもので、個々の作業機械毎に制御プログラムの動作を作成及び管理する必要があり、作業機械の数が多くなるとプログラムの作成や変更にきわめて多くの人手を要する問題がある。
本願発明の課題は、作業機械が作業対象とする機種や動作が変更になっても、作業機械のプログラム制御動作をパーソナルコンピュータによる機種コードをキーとする動作情報(機種コードのみの情報を含む)の設定によって簡易、迅速に変更できるようにした作業機械の動作制御装置を提供しようとするものである。また、本願発明の課題は、異なる複数の作業機械のプログラム制御動作を1つのパーソナルコンピュータによる機種コードをキーとする動作情報の設定によって簡易、迅速に変更でき、複数の作業機械のプログラム制御動作を総合的に一括管理できるようにした作業機械の動作制御装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本願の請求項1の発明は、機種名の異なる複数の作業機械の動作を夫々のシーケンス制御装置によりシーケンス制御するようにした作業機械の動作制御装置において、各作業機械は、機種コードで識別される作業対象のワークにに対してシーケンス制御動作を行う関連性を有し、各作業機械のシーケンス制御装置に、機種コードをキーとする各種の動作情報に対応する作業機械の各動作シーケンスを設けると共に、設定された機種コードをキーとする動作情報に基づいて対応する動作シーケンスを選択して作業機械をシーケンス制御動作するようにした制御プログラムを設け、各作業機械のシーケンス制御装置にシーケンス制御用の機種コードをキーとする動作情報を表示および送受信可能なパーソナルコンピュータを備え、パーソナルコンピュータに各作業機械が作業対象とする機種コードをキーとする動作情報を一括して設定できるようにしたデータ設定プログラムと、各作業機械における作業対象の機種コードを扱う各作業機械共通の共通部と作業機械の各機種コードをキーとする各動作情報を扱う各作業機械専用の専用部が設けられたデータテーブルとを設け、共通部には作業対象とするワークの機種コードを設定し、専用部には対応するワークに対して作業動作する動作情報を設定し、各作業機械のシーケンス制御装置のデータ領域に、各作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報を記憶させる格納エリアと、作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報とそれらの各動作情報に対応する動作シーケンスを記憶させておくデータエリアとを設け、格納エリアに機種コードと機種コード毎の各動作情報を項目別にテーブル化した機種コード対応テーブルを格納し、パーソナルコンピュータのデータ設定プログラムが、機種コード対応テーブルに記憶された機種コードと、各機種コードをキーとする各動作情報を夫々データテーブルの共通部と専用部に取り込んで表示し、それらの動作情報を参照してデータテーブルに作業対象の機種コードをキーとする各動作情報を設定し、設定された各機種コードをキーとする各動作情報をシーケンス制御装置の機種コード対応テーブルに設定し、各作業機械の制御プログラムが、、機種コード対応テーブルの情報を参照しながら、機種コードをキーとする各動作情報に基づいてデータエリアに対応する動作シーケンスを選択し、データテーブルを参照すること無く機種コード対応テーブルの情報のみでシーケンス制御動作を行うようにしたことを特徴とする。
本願の請求項1の発明では、機種名の異なる複数の作業機械に対して、パーソナルコンピュータのデータ設定プログラムによってデータテーブルに各作業機械が対象とする機種コードをキーとする動作情報を一括して設定し、各作業機械における作業対象の機種コードを扱う各作業機械共通の共通部と作業機械の各機種コードをキーとする各動作情報を扱う各作業機械専用の専用部が設けられたデータテーブルとを設け、各作業機械のシーケンス制御装置のデータ領域に、各作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報を記憶させる格納エリアと、作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報とそれらの各動作情報に対応する動作シーケンスを記憶させておくデータエリアとを設け、格納エリアに機種コードと機種コード毎の各動作情報を項目別にテーブル化した機種コード対応テーブルを格納し、パーソナルコンピュータのデータ設定プログラムが、機種コード対応テーブルに記憶された機種コードと、各機種コードをキーとする各動作情報を夫々データテーブルの共通部と専用部に取り込んで表示し、それらの動作情報を参照してデータテーブルに作業対象の機種コードをキーとする各動作情報を設定し、設定された各機種コードをキーとする各動作情報をシーケンス制御装置の機種コード対応テーブルに設定し、各作業機械の制御プログラムが、機種コード対応テーブルの情報を参照しながら、機種コードをキーとする各動作情報に基づいてデータエリアに対応する動作シーケンスを選択し、データテーブルを参照すること無く機種コード対応テーブルの情報のみでシーケンス制御動作を行うようにしたので、パーソナルコンピュータによって各作業機械が対象とする機種コードをキーとする動作情報を設定することで、各作業機械の制御プログラムの動作を簡易迅速に設定でき、各作業機械が対象とする機種コードの変更に対して、パーソナルコンピュータによる機種コードをキーとする動作情報の設定でもって各作業機械の制御プログラムの動作をラダー変更なしで簡易迅速に変更でき、複数の作業機械の制御プログラム動作を少ない時間で総合的に一括管理できる効果を奏する。
また、作業機械の台数が多い場合でも、パーソナルコンピュータの記憶容量を少なくでき、小型のパーソナルコンピュータによって多数台の作業機械の制御プログラムの動作を管理でき、製造コストを低くできる。
また、シーケンス制御装置に記憶させた各機種コードをキーとする各動作情報を参照しながらパーソナルコンピュータによる機種コードをキーとする動作情報の設定を簡易迅速にかつ正確にできる利点を有する。
さらに、作業機械の数が多くても、各作業機械の制御プログラムの動作を少ない時間で一括管理できる利点を有する。
図1は本発明の実施形態を示すブロック図で、複数の異なる作業機械1を対象とする作業機械の動作制御装置を示している。複数の異なる作業機械1の機械名としては、例えば、ワークストッカ1A、マシニングセンタ1B、専用加工機1C、ロボット1D、刻印機1Eおよび搬送装置1Fを示している。これらの作業機械1は夫々シーケンス制御装置Pを備えている。シーケンス制御装置Pとしては、ワークストッカ1A、専用加工機1C、ロボット1D、刻印機1Eおよび搬送装置1Fにおいては、プログラマブルロジックコントローラ(以下コントローラと記す)PLCa〜PLCeを備え、マシニングセンタ1BにおいてはNC装置NCbを備えている。各作業機械1のシーケンス制御装置Pに対しては、各作業機械1の動作をシーケンス制御する各情報をデータテーブルTに入力設定して各作業機械1に送受信可能な1台のパーソナルコンピュータ(以下パソコンと記す)PCが有線または無線で接続されている。各作業機械1は、作業対象とする機種コードで識別されるワークが搬送されるのに伴いそのワークに対して順次作業を行う関連性のある作業機械を示している。
各作業機械1のシーケンス制御装置Pは、図2に示すように、データを記憶可能なデータ領域Yを備えている。データ領域Yには、作業機械1が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報とそれらの各動作情報に対応する動作シーケンスを記憶させておくデータエリアKを設け、そのデータエリアKに各作業機械1が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報とそれらの各動作情報に対応する各動作シーケンスが予め記憶(格納)されている。各動作シーケンスは、パソコンPCによって設定される機種コードをキーとする動作情報に基づいて選択して用いるプログラム等で、通常は変更されるものではなく、専門知識を有する者によって作成されている。データ領域Yには、パソコンPCによってデータテーブルTに設定された機種コードとその機種コードをキーとする動作情報を機種コード毎に項目別にテーブル化して格納するための機種コード対応項目別格納エリアL(以下格納エリアLと記す)を設け、その格納エリアLに機種コードと機種コード毎の各動作情報を項目別にテーブル化した機種コード対応テーブルがパソコンPCによって格納設定されるようにしてある。
前記パソコンPCは、図2に示すように、中央処理装置CPU、データ設定プログラムQ1やデータテーブルTなどを記憶する記憶部R、液晶ディスプレイなどの表示部3、キーボードなどの入力部4、各作業機械1のシーケンス制御装置Pに対して情報を有線または無線で送受信する入出力部5を夫々備えている。データテーブルTには、各作業機械1における作業対象の機種コードを扱う各作業機械共通の共通部Uと作業機械1の各機種コードをキーとする各動作情報を扱う各作業機械専用の専用部Vが設けられている。共通部Uには各作業機械1に搬送されて作業対象とするワーク種別等の機種コードが設定され、専用部Vには対応する作業機械1において設定機種コードのワークに対して作業動作する動作情報を設定するようになっている。例えば、専用部V1〜V6が、順に、作業機械1のワークストッカ1A、マシニングセンタ1B、専用加工機1C、ロボット1D、刻印機1Eおよび搬送装置1Fに対応し、例えば、ワークストッカ1Aの専用部V1には素材コードが、マシニングセンタ1Bの専用部V2には動作プログラム番号が、専用加工機1Cの専用部V3には動作プログラム番号や加工ヘッド番号が、ロボット1Dの専用部V4には動作プログラム番号やロボットハンド番号が、刻印機1Eの専用部V5には刻印文字等が、搬送装置1Fの専用部V6には動作プログラム番号が設定されるようになっている。
データ設定プログラムQ1は、各シーケンス制御装置Pの格納エリアLに格納される機種コード対応テーブルの機種コードと機種コードをキーとする動作情報を設定したり変更するためのもので、各シーケンス制御装置Pの格納エリアLに格納されている作業対象の各機種コードと各機種コードをキーとする各動作情報を読み出し、それらの動作情報を参照しながら各作業機械1が作業対象とする機種コードとその機種コードをキーとする動作情報をデータテーブルTに入力設定できるようになっている。データ設定プログラムQ1は、例えば、図3に示すように、スタートにより、ステップS1で、各シーケンス制御装置PLCにおけるデータ領域Yの格納エリアLに格納されている機種コード対応テーブルの機種コードと機種コードをキーとする各動作情報を記憶部Rの共通部Uと各専用部Vに取り込んで表示する。ステップS2で、各シーケンス制御装置PLCから取り込まれた動作情報を動作設定用としてデータテーブルTのファイルにバックアップするか否かの判断を行い、必要に応じてバックアップを行う。その後、ステップS4で、データテーブルTの共通部Uと各専用部Vのファイルに書き込まれた機種コードや動作情報の表示を見ながら共通部Uと各専用部Vに設定すべき機種コードや動作情報のデータを修正したり設定して所要のデータを設定する。ステップS5で、共通部Uと専用部Vに設定された機種コードと機種コードをキーとする動作情報の各データを各シーケンス制御装置PLCへ送信して格納エリアLの機種コード対応テーブルに書き込むようになっている。
図4は、データテーブルTの入力画面の一例を示している。機種名欄は、操作画面で人が操作するときの識別表示用のものである。機種コード欄は、各作業機械1の動作用キーである機械動作識別用数値として利用する機種コードを入力するもので、本実施態様では、各作業機械1が作業対象とするワーク種別等の機種コードで、予め定めてある機種コードを選択して入力するようになっている。なお、図では、機種コード欄は、作業機械1のマシニングセンタ1Bや専用加工機1Cやロボット1Dの動作用キーとして動作プログラム番号を入力するように兼用しているが、機種コードとは別にプログラム番号入力欄を設けても良い。部品番号欄には、図では、機種コードをキーとする動作情報として、作業機械1の刻印機1Eの刻印文字や刻印位置や刻印大きさ等の刻印情報を入力するようになっているが、刻印情報欄を別に設けるようにしても良い。種別欄は、動作情報として、作業機械1のロボット1Dのロボットハンド番号を入力するようになっている。パレット欄は、作業機械1の搬送装置1Fにおいてパレットを使用する際に投入するパレット番号を入力するようになっている。素材コード欄は、作業機械1のワークストッカ1Aにおいてワーク(被作業物)の素材を識別するための素材コードを入力するもので、素材の内容によって作業動作を変えるときに設定するようになっている。なお、入力欄やその名称は必要に応じて増減させたり変更しても良い。
一例として、ワークストッカ1Aの場合は、機種コード欄に作業対象の機種コードを入力し、その機種コードをキーとする動作情報として素材コード欄に投入物の素材コードを入力する。マシニングセンタ1Bの場合は、作業対象の機種コードに対応する所定のNCプログラムによって動作するようになっているので、機種コード欄に動作プログラム番号を入力する。専用加工機1Cの場合は、マシニングセンタ1Bの場合と同様に、機種コード欄にNCプログラム番号を入力し、必要に応じて種別欄に加工ヘッド番号を入力する。ロボット1Dの場合は、マシニングセンタ1Bの場合と同様に、機種コード欄に動作プログラム番号を入力し、種別欄に動作情報としてロボットハンド番号を入力する。刻印機1Eの場合は、機種コード欄に作業対象の機種コードを入力し、その機種コードをキーとする動作情報として部品番号欄に刻印文字や刻印位置や刻印大きさ等の刻印情報を入力する。搬送装置1Fの場合は、機種コード欄に動作プログラム番号を入力し、パレット欄にパレットを使用する際に投入するパレット番号を入力するようになっている。
図4の入力画面において、読み出しボタンは、シーケンス制御装置PLCの格納エリアLに格納されている機種コード対応テーブルの設定データを読み出すときに利用するもので、押し操作によって各シーケンス制御装置PLCの格納エリアLに設定されている機種コード対応テーブルの設定データを画面表示するようになっている。機種コード部品番号設定ボタンは、入力画面に入力した機種コードをキーとする刻印情報のみ設定する場合の刻印情報設定ボタンとして利用しており、押し操作によって機種コード欄の機種コードと部品番号欄の刻印情報をシーケンス制御装置PLCeの格納エリアの機種コード対応テーブルに設定するようになっている。機種設定ボタンは、入力画面に入力したロボット情報のみ設定する場合のロボット情報設定ボタンとして利用しており、押し操作によって機種コード欄の動作プログラム番号と種別欄のロボットハンド番号をシーケンス制御装置PLCdの格納エリアの機種コード対応テーブルに設定するようになっている。パレット設定ボタンは、入力画面に入力したパレット情報のみ設定する場合のパレット情報設定ボタンとして利用しており、押し操作によって機種コード欄の動作プログラム番号とパレット欄のパレット番号をシーケンス制御装置PLCfの格納エリアの機種コード対応テーブルに設定するようになっている。素材設定ボタンは、入力画面に入力した素材情報のみ設定する場合の素材情報設定ボタンとして利用しており、押し操作によって機種コード欄の機種コードと素材コード欄の素材コードをシーケンス制御装置PLCaの格納エリアの機種コード対応テーブルに設定するようになっている。全設定ボタンは、入力画面に入力した機種コードをキーとする動作情報の総てを一括して設定する場合の設定ボタンであり、押し操作によって入力画面に入力したデータを夫々対応するシーケンス制御装置PLCの格納エリアLの機種コード対応テーブルに設定するようになっている。名称読出ボタンと名称書込ボタンは、夫々機種名称の読み出しと書き込みのための操作ボタンである。
なお、マシニングセンタと専用加工機の動作プログラム番号のみ設定する設定ボタンは、その必要性が低いので、個別に設けてないが、必要に応じて別個に設けても良い。
各作業機械1のシーケンス制御装置Pには、パソコンPCで設定されてデータ領域Yの格納エリアLに格納(記憶)された機種コード対応テーブルの情報を参照しながら、機種コードをキーとする各動作情報に基づいてデータエリアKの対応する動作シーケンスを選択して作業機械1をシーケンス制御動作するようにした制御プログラムQ2が組み込まれている。制御プログラムQ2は、図5に示すように、スタートにより、ステップS11で、パソコンPCで設定されてデータ領域Yの格納エリアLに格納されている機種コード対応テーブル(設定テーブル)の機種コードを読込み、ステップS12で、格納エリアLに格納されている機種コード対応テーブル(設定テーブル)から機種コードをキーとする動作情報を検索し、ステップS13で、機種コードをキーとする動作情報があるか否かの判断を行い、機種コードをキーとする動作情報があるときは、ステップS14で、データエリアKに予め記憶されている動作シーケンスから機種コードをキーとする動作情報に対応するものを選択してシーケンス制御装置の設定エリアに設定する。該当する機種コードをキーとする動作情報がないときは、ステップS15で、アラーム表示を行って作業者に異常を知らせる。ステップS16で、シーケンス制御装置Pの設定エリアに設定されたシーケンス制御用の動作シーケンスに基づいて、該当する機種コードの被作業物に対して設定された所定のシーケンス制御動作を行うようになっている。
制御プログラムQ2は、ステップS14で、シーケンス制御装置PLCのデータエリアKに予め記憶された動作シーケンスから設定された動作情報に対応するものを選択しての設定エリアに設定し、ステップS16で、シーケンス制御用の設定エリアに設定された動作シーケンスに基づいて所定のシーケンス制御動作を行うものであるから、シーケンス制御装置PLCの動作の設定や変更を動作シーケンス選択のための簡単な条件設定で行うことができ、専門知識を要するラダー変更を行う必要がないので、シーケンス制御装置PLCの動作変更をプログラム作成の専門知識を有しないものでも容易に行うことができる。
図6は、ワークストッカ1Aのシーケンス制御装置PLCaに設けた制御プログラムQ2の動作の一例を示すもので、格納エリアLの機種コード対応テーブル(設定テーブル)には、機種コード1〜4が設定され、また、機種コード1と機種コード2をキーとする素材コードAと、機種コード4をキーとする素材コードBと、機種コード3をキーとする素材コードCとの3つの動作情報が設定されている。シーケンス制御装置PLCaのデータエリアKには、予め、素材ストッカ動作シーケンスA〜Cの3つの動作シーケンスが設定され、これらの素材ストッカ動作シーケンスA〜Cが夫々素材コードA〜Cに対応している。従って、パソコンPCのデータテーブルを用いて設定テーブルに機種コード1〜4をキーとする素材コードA〜Cを設定することで、制御プログラムQ2が素材コードA〜Cに対応する素材ストッカ動作シーケンスA〜Cを選択してワークストッカ1Aの動作をシーケンス制御するようになっている。
図7は、刻印機1Eのシーケンス制御装置PLCeに設けた制御プログラムQ2のチャート図を示している。制御プログラムQ2は、スタートにより、ステップS21で、データ領域Yの機種コード対応テーブルに格納されている作業対象の機種コードを読込み、ステップS22で、機種コード対応テーブルから機種コードをキーとする動作情報を検索し、ステップS23で、該当する機種コードをキーとする動作情報があるか否かの判断を行い、機種コードをキーとする動作情報があるときは、ステップS24で、データエリアKに予め記憶された動作シーケンスとしての刻印動作情報から動作情報に対応するものを選択してシーケンス制御装置の設定エリアに設定する。該当する機種コードをキーとする動作情報がないときは、ステップS25で、アラーム表示を行って作業者に異常を知らせ、その後、ステップS26で、刻印機1Eのシーケンス制御装置PLCeの設定エリアに設定された刻印動作情報に基づいて、刻印機1Eがワークである被刻印物に対して設定されたシーケンス制御動作を行って刻印動作を行うようになっている。なお、市販の刻印機のシーケンス制御装置は、刻印文字、位置、大きさ等を外部から設定できるようになっており、その機能を利用することでシーケンス制御の刻印動作情報の設定を行うことができる。
記実施態様では、機種コードをキーとする動作情報を設定してその機種コードをキーとする動作情報に対応する動作シーケンスを選択してシーケンス制御動作を行うようにしているが、機種コードのみを設定してその機種コードの情報に対応する動作シーケンスを選択してシーケンス制御動作を行うようにしても良い。
作業機械が各機種コードの被作業物に対して順次作業を行う場合は、核機種コードを順次設定しておくことで、各機種コードの被作業物に対して順次シーケンス制御動作を行うことができる。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 パソコンによる作業機械の制御動作設定を示すブロック図である。 パソコンのデータ設定プログラムの動作を示すチャート図である。 パソコンによるデータ設定用の入力画面を示す説明図である。 作業機械の制御プログラムの動作を示すチャート図である。 ワークストッカに実施した制御プログラムの動作を示すチャート図である。 刻印機に実施した制御プログラムの動作を示すチャート図である。
符号の説明
1 作業機械
PC パソコン
3 表示部
4 入力部
5 入出力部
R 記憶部
T データテーブル
U 共通部
V 専用部
Q1 データ設定プログラム
P シーケンス制御装置
Y データ領域
K データエリア
L 機種コード対応項目別格納エリア(格納エリア)
Q2 制御プログラム

Claims (1)

  1. 機種名の異なる複数の作業機械の動作を夫々のシーケンス制御装置によりシーケンス制御するようにした作業機械の動作制御装置において、
    各作業機械は、機種コードで識別される作業対象のワークに対してシーケンス制御動作を行う関連性を有し、
    各作業機械のシーケンス制御装置に、機種コードをキーとする各種の動作情報に対応する作業機械の各動作シーケンスを設けると共に、設定された機種コードをキーとする動作情報に基づいて対応する動作シーケンスを選択して作業機械をシーケンス制御動作するようにした制御プログラムを設け、各作業機械のシーケンス制御装置にシーケンス制御用の機種コードをキーとする動作情報を表示および送受信可能なパーソナルコンピュータを備え、
    パーソナルコンピュータに各作業機械が作業対象とする機種コードをキーとする動作情報を一括して設定できるようにしたデータ設定プログラムと、各作業機械における作業対象の機種コードを扱う各作業機械共通の共通部と作業機械の各機種コードをキーとする各動作情報を扱う各作業機械専用の専用部が設けられたデータテーブルとを設け、
    共通部には作業対象とするワークの機種コードを設定し、専用部には対応するワークに対して作業動作する動作情報を設定し、
    各作業機械のシーケンス制御装置のデータ領域に、各作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報を記憶させる格納エリアと、作業機械が作業対象とする各機種コードをキーとする各動作情報とそれらの各動作情報に対応する動作シーケンスを記憶させておくデータエリアとを設け、格納エリアに機種コードと機種コード毎の各動作情報を項目別にテーブル化した機種コード対応テーブルを格納し、
    パーソナルコンピュータのデータ設定プログラムが、機種コード対応テーブルに記憶された機種コードと、各機種コードをキーとする各動作情報を夫々データテーブルの共通部と専用部に取り込んで表示し、それらの動作情報を参照してデータテーブルに作業対象の機種コードをキーとする各動作情報を設定し、設定された各機種コードをキーとする各動作情報をシーケンス制御装置の機種コード対応テーブルに設定し、
    各作業機械の制御プログラムが、機種コード対応テーブルの情報を参照しながら、機種コードをキーとする各動作情報に基づいてデータエリアに対応する動作シーケンスを選択し、データテーブルを参照すること無く機種コード対応テーブルの情報のみでシーケンス制御動作を行うようにしたことを特徴とする作業機械の動作制御装置。
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