JP5151765B2 - 自動二輪車の車体フレーム構造 - Google Patents

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本発明は、クルーザータイプの自動二輪車に用いて好適な車体フレーム構造に関する。
自動二輪車においては、後輪を回転可能に支持するリヤスイングアームが、車体フレームに設けられたピボット部で上下に揺動自在に支持される。
特許文献1には、ヘッドパイプ、左右の一対のメインフレーム、左右一対のダウンチューブ、及びメインフレームとダウンチューブの後端を連結する左右一対の後端チューブにより左右の閉ループを構成し、ピボット点を後端チューブよりも車体前方に配置する自動二輪車の車体フレームが開示されている。かかる構成により、リヤスイングアームの揺動角を小さく抑えて乗心地性向上を図るとともに、ピボット点での抵抗とベアリングの磨耗を小さく抑えることができる。
特開平9−48377号公報
特許文献1に開示されている車体フレーム構造について更に説明すると、左右のメインフレーム間にブラケットが架設され、左右のダウンチューブ間にクロスパイプが横架され、これらブラケットとクロスパイプとの間に1本の縦チューブが立設されている。さらに、この縦チューブの中間高さ位置から左右にパイプが延設され、左右のパイプの外端部が、左右のダウンチューブに立設されたリヤアームブラケットにそれぞれ結着されている。そして、これら左右のリヤアームブラケットに、ピボット部が取り付けられている。
しかしながら、特許文献1に開示されている車体フレーム構造では、クロスパイプと縦チューブ、縦チューブと左右のパイプ等のように、ピボット部まわりで複数のパイプを溶接しなければならない。特にパイプの表面にパイプを立てて溶接する箇所が多く、生産性に優れているとはいえない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、後輪を支持するピボット部まわりの強度を確保するとともに、生産性に優れた自動二輪車の車体フレーム構造を提供することを目的とする。
本発明の自動二輪車の車体フレーム構造は、フロントフォークを支持するヘッドパイプと、前記ヘッドパイプからエンジンの上方を通るように後方に向かって延伸する左右一対のメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に向かって延伸するとともに、前記エンジンの下方を通るように後方に向かって延伸する左右一対のダウンチューブと、前記メインフレームの後端と前記ダウンチューブの後端とを左右それぞれに連結する左右一対のシートピラーと、前記左右のシートピラーよりも前方にて前記左右のメインフレーム間に架設された上クロスメンバと、前記左右のシートピラーよりも前方にて前記左右のダウンチューブ間に架設された下クロスメンバと、上端及び下端が前記上クロスメンバ及び前記下クロスメンバに夫々結合され、前記上下クロスメンバ間に架設された左右一対のリヤアームブラケットと、前記リヤアームブラケットに設けられた、リヤスイングアームを上下に揺動自在に支持する支持部と備えたことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記リヤアームブラケットは、左右方向の幅に比べて前後方向の長さの方が長い矩形状の断面を有する矩形パイプにより構成される点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記上クロスメンバは、上下半割の最中構造を有する点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記左右のメインフレームは、燃料タンクの後端部に対応する位置で幅狭となっており、その幅狭部に前記上クロスメンバが配置されている点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記上クロスメンバの左右の端部が前記左右のメインフレームの内側面に溶接されている点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記上クロスメンバ及び前記左右のメインフレームに固着したリーンフォースを備え、前記リーンフォースが燃料タンクを支持するブラケットを兼ねる点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記支持部よりも上方にて前記左右のリヤアームブラケット間に架設された中間クロスメンバを備え、前記中間クロスメンバには、リヤクッションユニットの上部が取り付けられる支持部が設けられ、前記下クロスメンバには、前記リヤクッションユニットの下部と前記リヤスイングアームとが連係するリンク機構が取り付けられる支持部が設けられている点にある。
また、本発明の自動二輪車の車体フレーム構造の他の特徴とするところは、前記リヤアームブラケットには、前記中間クロスメンバの近傍及び前記下クロスメンバの近傍に前記エンジンの後部を支持する支持部が設けられている点にある。
本発明によれば、後輪を支持するピボット部まわりの強度を確保するとともに、生産性に優れた自動二輪車の車体フレーム構造を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1、2は、本発明の実施形態に係るクルーザータイプの自動二輪車の例を示している。まず、自動二輪車100の全体構成について概略説明する。なお、各図要所において、車両の前方及び後方をそれぞれ矢印Fr及び矢印Rrで、右方及び左方をそれぞれ矢印R及び矢印Lで表わす。本明細書でいう前後左右とは、これら矢印で示すように、車両を基準にした前後左右を意味する。
車両の前方において、ヘッドパイプ2にはステアリング軸101が回動可能に挿通し、このステアリング軸101にトップブリッジ102及びボトムブリッジ103を介して2本のフロントフォーク104が支持される。ここでは図示を省略するが、フロントフォーク104の上部にはハンドルバーが固定され、フロントフォーク104の下部には前輪が回転可能に支持される。
ヘッドパイプ2からは、詳しくは後述するが、メインフレーム1L、1R、ダウンチューブ4L、4R及びシートピラー5L、5Rを含む車体フレーム105が後方に向かって延出する。車体フレーム105の後部ではリヤスイングアーム106が上下に揺動自在に支持される。ここでは図示を省略するが、リヤスイングアーム106の後端には後輪が回転可能に支持される。また、後輪が路面から受ける衝撃を吸収緩和するためのリヤクッションユニット111が設置されている。
ヘッドパイプ2の後方では車体フレーム105によって燃料タンク107が支持される。そして、燃料タンク107の後方にシート108、109が連設され、ライダーはシート108に着座して、フットレスト110に足を載せて運転することができる。
燃料タンク107の下方において車体フレーム105内には水冷式のV型2気筒エンジンEが搭載される。エンジンEは、車体フレーム105に設けたブラケット22、23、24(図3を参照)等により支持されている。
以下、図3〜8を参照して、本実施形態に係る自動二輪車の車体フレーム構造について説明する。図3は車体フレーム105を斜め後方から見た斜視図、図4はその一部拡大図である。図5は車体フレーム105を斜め前方から見た斜視図である。図6は車体フレーム105を下方から見た斜視図である。
ヘッドパイプ2から左右一対のメインフレーム1L、1RがエンジンEの上方を通るように後方に向かって斜め下方に延伸する。メインフレーム1R、1Lは、燃料タンク107が載置されるタンクレール部1aと、シート108が載置されるシートレール部1bとを連接してなり、ヘッドパイプ2から左右に広がり、その後徐々に幅狭となって、幅狭部1cを挟んで再び幅広となる形状を有する。この幅狭部1cが、燃料タンク107の後端部に対応する位置となる。メインフレーム1L、1Rは断面円形のパイプにより形成されており、これにより曲げ加工が容易で生産性が向上し、コストダウンが可能になる。
また、ヘッドパイプ2から左右一対のダウンチューブ4L、4Rが下方に向かって延伸するとともに、エンジンEの下方を通るように後方に向かって略水平に延伸する。ダウンチューブ4L、4Rは断面円形のパイプにより形成されており、これにより曲げ加工が容易で生産性が向上し、コストダウンが可能になる。
左側のメインフレーム1Lの後端と左側のダウンチューブ4Lの後端とは、シートピラー5Lにより連結される。同様に、右側のメインフレーム1Rの後端と右側のダウンチューブ4Rの後端とは、シートピラー5Rにより連結される。
これらヘッドパイプ2、メインフレーム1L、1R、ダウンチューブ4L、4R、シートピラー5L、5Rにより左右にそれぞれ独立して閉ループが構成されることになる。
シートピラー5L、5Rよりも前方にてメインフレーム1L、1R間には上クロスメンバ6が架設される。上クロスメンバ6は、メインフレーム1L、1Rの幅狭部1cに配置され、メインフレーム1L、1Rの形状に合わせて後方に向かって徐々に幅広となる形状を有する。
ここで、上クロスメンバ6は、図7(a)に示すように、車両の前後方向に沿う断面が略コの字状を有する上下のメンバ部材6a、6bを接合してなる、上下半割の最中構造を有する。また、上クロスメンバ6は、図7(b)に示すように、その左右の端部が開口しており、上の縁部6cがメインフレーム1L、1Rの内側面に溶接され、下のメンバ部材6bの底面が左右に延出してメインフレーム1L、1Rの下面に溶接される。この場合に、上クロスメンバ6の後端部6d(図4を参照)は溶接されない。この溶接に際して、パイプ状のメインフレーム1L、1Rの肉厚と、最中構造の上クロスメンバ6の肉厚とを同程度としておけば、両者の間での熱容量の差を小さくして、適正な溶接を行うことが可能になる。なお、図7(a)、(b)は模式図であり、これら両図における厚み等のサイズは整合されたものではない。
上クロスメンバ6の前部上面及び左右のメインフレーム1L、1Rの内側面にはリーンフォース7が溶接される。リーンフォース7は、板部材を加工したものであり、メインフレーム1L、1Rの形状に合わせて前方に向かって徐々に幅広となる形状を有する。より具体的には、図4に示すように、リーンフォース7には、上クロスメンバ6の前部上面に溶接されると平面部7aと、平面部7aの前方にて一段下がった平面部7bと、メインフレーム1L、1Rの内側面に溶接される左右の溶接部7cとが形成されている。また、リーンフォース7の平面部7aの中央には凸状部7dが形成されており、この凸状部7dが燃料タンク107を支持するブラケットを兼ねる。
また、シートピラー5L、5Rよりも前方にてダウンチューブ4L、4R間には下クロスメンバ8が架設される。下クロスメンバ8は、ダウンチューブ4L、4R間を略水平につなぐ箱型形状を有する。この下クロスメンバ8には、詳しくは後述するが、リヤクッションユニット111の下部とリヤスイングアーム106とが連係するリンク機構が取り付けられる支持部であるブラケット18が一体的に設けられている。
さらに、上下クロスメンバ6、8をつなぐように左右一対のリヤアームブラケット9L、9Rが設けられる。リヤアームブラケット9L、9Rは、図4に示すように、左右方向の幅wに比べて前後方向の長さlの方が長い矩形状の断面を有する矩形パイプにより構成され、剛性の高いものとなっている。そして、各リヤアームブラケット9L、9Rの上端が上クロスメンバ6の下面に溶接され、下端が下クロスメンバ8の上面に溶接される。このようにリヤアームブラケット9L、9Rの矩形状の端面を上クロスメンバ6及び下クロスメンバ8の平面に当接させて溶接できるので、溶接品質を向上させるとともに、溶接の容易化(例えば溶接部分の隙間の管理が容易)により生産性を高めることができる。
リヤアームブラケット9L、9Rの上下方向の中間位置には、リヤスイングアーム106を上下に揺動自在に支持するための支持部であるピボット部10が設けられている。ピボット部10は、左右のリヤアームブラケット9L、9Rを貫通するようにして架設されている。ピボット部10には、図1に示すように、リヤスイングアーム106の前端がピボット軸106dを介して上下に揺動自在に支持される。リヤスイングアーム106は、アッパーアーム106a、ロアーアーム106b、アームエンド106c等により構成され、側面視においてアッパーアーム106a、ロアーアーム106bがそれぞれメインフレーム1L、1R、ダウンチューブ4L、4Rに連なって一体の剛体構造をなすかのような外観構成となっている。
ピボット部10よりも上方にてリヤアームブラケット9L、9R間には中間クロスメンバ11が架設される。中間クロスメンバ11はパイプ状の部材からなり、左右のリヤアームブラケット9L、9Rを貫通するようにして架設されている。この中間クロスメンバ11には、リヤクッションユニット111の上部が取り付けられる支持部であるブラケット17が一体的に設けられている。
リヤアームブラケット9L、9Rには、中間クロスメンバ11の近傍及び下クロスメンバ8の近傍にエンジンEの後部を支持するエンジン支持部であるブラケット22、23が設けられる(図1を参照)。
ここで、図1に示すように、リヤアームブラケット9L、9R間のやや後方には、リヤクッションユニット111が配設される。具体的には、図8に示すように、リヤクッションユニット111の上部が中間クロスメンバ11のブラケット17に軸支される。また、リンクプレート20及びリンクロッド21によりリンク機構が構成されており、リンクプレート20の一端が下クロスメンバ8のブラケット18に軸支され、他端にはリヤクッションユニット111の下端が軸支される。そして、リンクプレート20に回転可能に連結するリンクロッド21が、具体的には図示しないが、リヤスイングアーム106に軸支される構造となっている。自動二輪車の走行中に路面の起伏に従って後輪が上下動してリヤスイングアーム106が上下に揺動すると、この振動はリンク機構を介してリヤクッションユニット111の伸縮動に変換され、路面から受ける衝撃が吸収緩和される。
なお、上述したクロスメンバ6、8、11以外にも、メインフレーム1L、1R間にブリッジ12〜14、ダウンチューブ4L、4R間にガゼット3及びブリッジ16、メインフレーム1L(1R)とダウンチューブ4L(4R)との間にブリッジ15L(15R)が設置されている。シート荷重は、メインフレーム1L、1R後端のブリッジ14を介してメインフレーム1L、1Rによって支持されるとともに、シートピラー5L、5Rを介してダウンチューブ4L、4Rにも支持される。
以上のようにした自動二輪車の車体フレーム構造において、リヤアームブラケット9L、9Rが剛性の高い矩形パイプにより構成されており、さらに上クロスメンバ6、中間クロスメンバ11、下クロスメンバ8に連結するので、ピボット部10まわりの強度を高くすることができる。しかも、製造に際しては、リヤアームブラケット9L、9Rに、上クロスメンバ6、中間クロスメンバ11(ブラケット17を含む)、ピボット部10、下クロスメンバ8(ブラケット18を含む)を予め連結させて小組立て体としておくことにより、製造ラインを短縮化して生産性を向上させることができる。
また、上クロスメンバ6を最中構造としているので、軽量化を図るとともに、形状の自由度を高くすることができる。例えば上クロスメンバを鍛造品とすることも考えられるが、その場合、重量が大きい、形状の自由度が小さい、熱容量の違いによる溶接性の悪化等の欠点が考えられる。それに対して、上クロスメンバ6を最中構造とすることにより、軽量化を図ることができる。また、鍛造品とするのに比べて形状の自由度が高く、メインフレーム1L、1Rや上クロスメンバ6にかかる力を分散させることができる。
しかも、上クロスメンバ6をメインフレーム1L、1R間の幅狭部1cに配置しているので、上クロスメンバ6の小型化、軽量化を図るとともに、メインフレーム1L、1R間をしっかりと連結することができる。上クロスメンバ6の小型化により、上下のメンバ部材6a、6bを溶接する長さも短くでき、生産性を高めることができる。さらに、上クロスメンバ6及びリーンフォース7をメインフレーム1L、1Rの内側に配置しているので、溶接ビードが外観上に現れにくく、見た目が悪くなるのを避けることができる。
また、リヤアームブラケット9L、9Rにおいて、中間クロスメンバ11の近傍及び下クロスメンバ8の近傍はリヤクッションユニット111の反力が作用する箇所であり、この箇所でブラケット22、23によりエンジンEを支持することにより、車体フレームの補強が効率よくなされ、余計な補強が不要となり、軽量化及びコスト低減の面で効果が期待される。
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
実施形態に係る自動二輪車の要部を示す右側の側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の要部を示す平面図である。 車体フレームを斜め後方から見た斜視図である。 車体フレームの一部拡大図である。 車体フレームを斜め前方から見た斜視図である。 車体フレームを下方から見た斜視図である。 上クロスメンバの構造を説明するための模式図である。 車体フレームとリヤクッションユニットとの関係を説明するための図である。
符号の説明
1L、1R メインフレーム
2 ヘッドパイプ
4L、4R ダウンチューブ
5L、5R シートピラー
6 上クロスメンバ
7 リーンフォース
8 下クロスメンバ
9L、9R リヤアームブラケット
10 ピボット部
11 中間クロスメンバ
17 ブラケット
18 ブラケット
22 ブラケット
23 ブラケット

Claims (8)

  1. フロントフォークを支持するヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプからエンジンの上方を通るように後方に向かって延伸する左右一対のメインフレームと、
    前記ヘッドパイプから下方に向かって延伸するとともに、前記エンジンの下方を通るように後方に向かって延伸する左右一対のダウンチューブと、
    前記メインフレームの後端と前記ダウンチューブの後端とを左右それぞれに連結する左右一対のシートピラーと、
    前記左右のシートピラーよりも前方にて前記左右のメインフレーム間に架設された上クロスメンバと、
    前記左右のシートピラーよりも前方にて前記左右のダウンチューブ間に架設された下クロスメンバと、
    上端及び下端が前記上クロスメンバ及び前記下クロスメンバに夫々結合され、前記上下クロスメンバ間に架設された左右一対のリヤアームブラケットと、
    前記リヤアームブラケットに設けられた、リヤスイングアームを上下に揺動自在に支持する支持部と備えたことを特徴とする自動二輪車の車体フレーム構造。
  2. 前記リヤアームブラケットは、左右方向の幅に比べて前後方向の長さの方が長い矩形状の断面を有する矩形パイプにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  3. 前記上クロスメンバは、上下半割の最中構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  4. 前記左右のメインフレームは、燃料タンクの後端部に対応する位置で幅狭となっており、その幅狭部に前記上クロスメンバが配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  5. 前記上クロスメンバの左右の端部が前記左右のメインフレームの内側面に溶接されていることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  6. 前記上クロスメンバ及び前記左右のメインフレームに固着したリーンフォースを備え、
    前記リーンフォースが燃料タンクを支持するブラケットを兼ねることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  7. 前記支持部よりも上方にて前記左右のリヤアームブラケット間に架設された中間クロスメンバを備え、
    前記中間クロスメンバには、リヤクッションユニットの上部が取り付けられる支持部が設けられ、
    前記下クロスメンバには、前記リヤクッションユニットの下部と前記リヤスイングアームとが連係するリンク機構が取り付けられる支持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
  8. 前記リヤアームブラケットには、前記中間クロスメンバの近傍及び前記下クロスメンバの近傍に前記エンジンの後部を支持するエンジン支持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の自動二輪車の車体フレーム構造。
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