JP5151336B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複数の光ビームを用いて像担持体上にカラー画像または複数色を重ね合わせる画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、印刷機などにおいて主走査方向の画像倍率を補正する画像形成装置に関するものである。
従来、光ビーム走査装置を用いた画像形成装置は、光ビーム(レーザビーム)を画像信号により変調して偏向手段(たとえば、ポリゴンモータにより回転されるポリゴンミラー)により主走査方向に等角速度偏向をし、fθレンズにより等角速度偏向から等速度偏向への補正などを行い、像担持体としての感光体上に走査するように構成されている。しかしながら、この画像形成装置において、特にプラスチックレンズをfθレンズに用いた場合には、環境温度の変化や、装置内温度の変化などによってプラスチックレンズの形状、屈折率が変化する。また同様に、レーザビームの波長の変化などにより、屈折率が変化する。このため、感光体の像面での走査位置が変化して主走査方向の倍率誤差が発生し、高品位の画像が得られなくなる。
このようなことから環境温度の変化や、装置内温度の変化等によって発生する画像の倍率誤差、色ずれを補正するため、主走査内の2箇所でレーザビーム検知手段によりレーザビームを検知し、1つのレーザビーム検知手段で検知してから他のレーザビーム検知手段で検知するまでの時間を計測し、計測結果に応じて画像信号の周波数や位相を補正し、各レーザビームの走査倍率を補正している。
また、上記のような技術において、画像倍率調整に周波数変調を行ったり、位相変調を行ったりするものが開示されている(たとえば、特許文献1,2,3参照)。
特開2000−255098号公報 特開平8−258329号公報 特開2003−27973号公報
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、上記の補正のうち画像信号の位相を制御する補正方法は、短時間に補正量を変化させることが可能なため、通常印字のページ間で補正することが可能であるが、画像信号の周波数を制御する補正方法は、通常PLL回路が使用されるため、PLLの発振周波数の変更を開始してから、PLL発振周波数が安定するまで、印字動作を停止する必要があった。また、通常、上記の画像信号の周波数を補正する場合は、プリント枚数や時間をカウントし、位相補正による画像劣化への副作用が生じないと考えられる一定間隔毎に、補正が行われているが、これでは画像信号の周波数を補正するための停止回数が多くなり、画像形成装置の総体的な印字速度を大きく低下させている。と同時に、位相補正の補正量が大きくなり、位相補正による画像劣化の副作用が大きくなった場合でも、つぎの周波数補正時まで周波数を補正することがないので、位相補正による画像劣化が生じる可能性があった。
なお、特許文献1,2,2に開示されている技術にあっては、位相変調手段の位相変調量が規定値を超えるまでは位相変調手段にて倍率補正を行い、位相変調量が規定値を超えた時点で、再度周波数変調手段にて倍率補正を実施するものはない。
本発明は、前記に鑑みてなされたものであって、複数の光ビームにより画像形成を行う装置において、印字速度低下および画像劣化の可能性を防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームのうち、少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって前記像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、前記サブ位置制御手段の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の前記像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、有し、前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、前記主走査方向の所定領域は、主走査画像領域中であることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の前記像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、を備えた画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、かつ主走査作像範囲に応じて前記主走査方向の所定領域を変更する領域変更手段を有し、前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、さらに、主走査方向の作像範囲に応じて前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の前記規定値を変更する規定値変更手段を有することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって前記像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームにおけるビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置間隔調整量判定機能を有し、かつ転写紙サイズに応じて前記主走査方向の所定領域を変更する領域変更手段を有し、前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、さらに、転写紙サイズに応じて前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の規定値を変更する規定値変更手段を有することを特徴とする。
本発明(請求項1)にかかる画像形成装置は、位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字の停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、必要な領域中において位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、画像領域の位相シフト量を監視することにより、画像領域中の画像劣化を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、作像範囲に応じた必要領域中での位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、作像範囲に応じて最適な監視領域および最適な規定値を選択することができるので、周波数変更回数を減少させることができ、より印字速度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、転写紙サイズに応じた必要な領域中での位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像形成装置は、転写紙サイズに応じて最適な監視領域および規定値が設定できるので、周波数変更回数を減少させることができ、より印字速度を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
以下は、光ビーム走査装置としてのレーザビーム走査装置を有する画像形成装置の実施の形態である。レーザビーム装置においては、画像信号に合わせて点灯する光ビーム発生手段としてのレーザダイオード(以下、LDという)ユニット内のLDから出射された光ビーム(レーザビーム)は、コリメートレンズにより平行光束化されてシリンダレンズを通り、偏向手段としてのポリゴンミラーによって偏向され、fθレンズおよびBTLを通って、像担持体としての感光体上を走査する。
ここに、ポリゴンミラーは駆動手段としてのポリゴンモータにより回転駆動され、感光体はドラム状感光体やベルト状感光体などが用いられる。fθレンズは、主にポリゴンミラーにより等角速度で走査しているレーザビームを感光体上で等速度で走査するように速度変換を行う。BTLは、主に副走査方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ補正など))を行う。感光体の周りには、帯電手段としての現像手段としての現像装置、転写手段としての転写器、クリーニング手段としてのクリーニング装置、除電手段としての除電器などが配置されており、通常の電子写真プロセスにより転写材としての記録紙上に画像が形成される。
すなわち、感光体は、駆動機構により回転駆動され、帯電器により一様に帯電された後にレーザビーム走査装置からのレーザビームにより走査されることで露光されて静電潜像が形成される。この感光体上の静電潜像は、現像装置により現像されて(顕像化されて)トナー像となり、また、給紙装置から転写材としての記録紙が給紙される。この記録紙は、転写器により感光体上のトナー像が転写され、定着装置によりトナー像が定着されて外部へ排出される。感光体は、トナー像転写後にクリーニング装置によりクリーニングされて残留トナーが除去され、除電器により除電されてつぎの電子写真プロセスに備える。
図1は、画像書込部としてのレーザビーム走査装置およびその周辺の制御系を示す。光ビームは、1セットしか示していないが、同期検知センサ105,106に入力する光ビームは、1つの実例としているため、他の光ビームは省略してある。
レーザビーム走査装置は、主走査方向両端部に光ビーム(レーザビーム)を検知する光ビーム検出手段としての同期検知センサ105,106が備えられており、fθレンズ103を透過したレーザビームが同期検知センサ105,106に入射し検知されるような構成となっている。図1においては、複数あるレンズの代表としてfθレンズ103のみを示している。同期検知センサ105は、同期検知信号となるレーザビーム走査同期信号の検知を行うための同期検知センサの役割も果たしている。
レーザビームが走査されることにより、同期検知センサ105,106がそれぞれレーザビームを検知してレーザビーム検知信号DETP1、DETP2を出力し、このレーザビーム検知信号DETP1、DETP2が、時間差計測部107へ送られ、時間差計測部107は、同期検知センサ105の出力信号DETP1と同期検知センサ106の出力信号DETP2との時間差を測定し、平均化するなどの算術機能を有し、制御装置(CPU100)からの設定タイミングに応じて測定/演算を行い、測定/算術結果を、倍率補正制御部110へ送る。倍率補正制御部110は、制御装置(CPU100)から設定された書込クロック周波数および位相シフト値の初期設定値または/かつ現在の設定値を記憶する記憶部を有する。倍率補正制御部110は、書込クロックの周波数によって主走査方向の画像倍率が変わることを利用して、また、書込クロック調整単位では、調整することができない微少時間を、位相をシフトすることにより画像倍率が変わることを利用して、最適な書込クロック周波数および位相シフト値を算出する機能を有する。さらに倍率補正制御部110は、または/かつ書込クロック周波数を固定して、最適な位相シフト値を算出する機能を有し、前記位相シフト値と制御装置(CPU100)から設定された基準値を比較する機能を有し、CPU100の設定により、書込クロックの設定および位相シフトを実施する制御信号を書込クロック生成部108へ送る。
書込クロック生成部108は、図に示されていない発振器からのクロックを受けて、書込クロックVCLKのn倍のクロックを生成するPLL発信部108−1と同期検知信号としての前記DETP1に同期してPLL発信クロックをn分周する。さらに書込クロック生成部108は、DETP1に同期した書込クロックVCLKを生成する機能および前記PLL発信クロック半周期の整数倍量を書込クロックの特定周期に加減することで、1画素単位で書込クロック周期をシフトする機能を有する複数の位相制御部108−2とからなる。そして、書込クロック生成部108は、前記倍率補正制御部110の制御を受けてそれぞれの光ビームに対する書込クロックの生成を行い、および位相シフトを実行する。なお、この図では、PLL発信部108−1は1つとしているが、複数ある実施もある。
書込クロック生成部108で周波数可変および位相可変による主走査の画像倍率補正がなされたそれぞれの光ビームに対応する書込クロックVCLK1〜3は、光ビーム発生手段の駆動部としてのLD変調装置101へ送る。LD変調装置101は、レーザビーム走査装置におけるLDユニット内のLD109の点灯を書込クロック生成部108からの書込クロックVCLKに同期させた画像信号に応じて制御する。したがってLDユニット内のLD109から画像信号に応じて変調されたレーザビームが出射され、このレーザビームがポリゴンミラー102により偏向されてfθレンズ103を介して感光体104上を走査することになる。
また、図1の画像書込部において、倍率補正制御部110は、独立の制御部としてではなく、時間差計測部107は、測定/算術結果を制御装置(CPU100)へ送る。CPU100は、書込クロック周波数および位相シフト値の初期設定値または/かつ現在の設定値を記憶し、最適な書込クロック周波数および位相シフト値、または/かつ書込クロック周波数を固定して、最適な位相シフト値を算出し、前記位相シフト値と基準値を比較し、必要に応じて制御信号を書込クロック生成部108へ送る構成でも実施することが可能である。
なお、図1においては、書込クロック生成部108と時間差計測部107および倍率補正制御部110は別々のブロックとして示しているが、これらが1つのブロックとして書込クロック生成部となる構成もある。
図2は、本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(1)を示すフローチャートである。まず、電源投入後または機械停止後の再起動後など、制御装置(CPU100)は、倍率補正制御部110へ書込クロック初期値および位相シフト初期値を設定し、初期設定値の書込クロックや位相シフトに応じて、レーザビーム走査装置を動作させる(ステップS1)。なお、この図2の動作には、指示していないが、この段階で印字可能となるので、印字を行うこともある。
つぎに、CPU100は、紙間(連続して搬送される記録紙の間隔)または印字中などのポリゴンモータの回転中かつLD点灯可能状態のときにタイミングを見計らい、倍率調整値算出指示を時間差計測部107および倍率補正制御部110へ出力する(ステップS2)。時間差計測部107は、指定されたタイミングおよび測定回数などにしたがい、測定結果および/または平均値などの計算結果を倍率補正制御部110へ出力する(ステップS3)。倍率補正制御部110は、測定/計算結果から書込クロックを固定した場合の位相シフト値を算出し(ステップS4)、位相シフト値とCPU100によりあらかじめ設定されている基準値を比較し、比較結果を記憶する。CPU100は、記憶された比較結果を読み出す。また、倍率補正制御部110は、前記の位相シフト値を算出すると平行して、測定/計算結果から最適な書込クロックにした場合の、書込クロックおよび位相シフト値を算出し記憶しておく(ステップS5)。
つづいて、CPU100は、位相シフト値≦基準値であるか否かを判断する(ステップS6)。ここで位相シフト値≦基準値の場合は、連続印字中に紙間などをあける必要がないため、調整量算出後の印字に有効となるようにタイミングを見計らって、倍率補正制御部110へ倍率調整指示を送り、倍率補正制御部110はそれを記憶し、位相シフトを実施する制御信号を、書込クロック生成部108へ送る(ステップS7)。一方、ステップS6において位相シフト値>基準値の場合は、連続印字中などで紙間などをあける必要があるため、連続印字を一時中断して都合のよいタイミングをCPU100が見計らい、倍率調整指示を倍率補正制御部110へ行い、倍率補正制御部110はそれを記憶し、つぎの印字に有効となるように、書込クロック設定および位相シフトを実施する制御信号を書込クロック生成部108へ送る(ステップS8)。つづいて、倍率調整指示であるか否かを判断する(ステップS9)。ここで倍率調整指示であると判断した場合、位相シフト設定を行い(ステップS10)、書込クロック生成部108は、前記の設定に従って書込クロックを変更し、その後、印字を行う(ステップS11)。一方、ステップS9において倍率調整指示ではないと判断した場合、書込クロックの設定および位相シフトの設定を行い(ステップS12)、書込クロック生成部108は、前記の設定に従って書込クロックを変更し、その後、印字を行う(ステップS11)。
図3は、本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(2)を示すフローチャートである。図2との違いは、測定/計算結果から最適な書込クロックにした場合の、書込クロックおよび位相シフト値を算出するタイミングであり、書込クロックを固定した場合の位相シフト値が位相シフト値>基準値の場合のみ算出を行うことにある。すなわち、図2の動作にステップS27の動作が加わり、他の動作は図2と同様である。よって、ここでの他の重複説明は省略する。
図4は、本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(3)を示すフローチャートである。まず、電源投入後または機械停止後の再起動後など、制御装置(CPU100)は、書込クロック生成部108へ書込クロック初期値および位相シフト初期値を設定し、初期設定値の書込クロックや位相シフトに応じて、レーザビーム走査装置を動作させる(ステップS41)。なお、図4の動作には、指示していないが、この段階で印字可能となるので、印字を行うこともある。
つぎにCPU100は、紙間または印字中などのポリゴンモータの回転中かつLD点灯可能状態のときにタイミングを見計らい、倍率調整値算出指示を時間差計測部107へ出力する(ステップS42)。時間差計測部107は、指定されたタイミングおよび測定回数などにしたがい、測定結果および/または平均値などの計算結果を算出し、CPU100はその算出結果を読み出す(ステップS43)。CPU100は、測定/計算結果から書込クロックを固定した場合の位相シフト値を算出する(ステップS44)。つづいて、位相シフト値とあらかじめ設定されている基準値を比較する(ステップS45)。ここで位相シフト値≦基準値の場合は、連続印字中に紙間などを開ける必要がないため、算出後の印字に有効となるようにタイミングを見計らって、位相シフトを実施する制御信号を、書込クロック生成部108へ送る(ステップS46)。一方、前記位相シフト値の値が、位相シフト値>基準値の場合は、前記測定/計算結果から最適な書込クロックにした場合の、書込クロックおよび位相シフト値を算出する(ステップS48)。この場合は、書込クロックを変更するため、連続印字中などで紙間などを開ける必要があるため、連続印字を一時中断して都合のよいタイミングをCPU100が見計らい、書込クロック設定および位相シフト実施する制御信号を書込クロック生成部108へ送るようにする(ステップS49)。書込クロック生成部108は、上記の設定にしたがって書込クロックを変更し、その後印字を行う(ステップS47)。
ところで、複数の光ビームの場合、表1に示すように、ビーム毎に位相シフト値が算出される。ここでは、4ビームの場合について示す。
Figure 0005151336
また、複数の光ビームに対しては、下記(1)または(2)の判定を行う。
(1).算出された位相シフト値の内で、最大の位相シフト値を位相シフト値とし、基準値と比較して判定を行う。
(2).算出された位相シフト値の加算結果を位相シフト値とし、基準値と比較して判定を行う。
図5に示すように、fθレンズの倍率変動特性に応じておよび/または想定される印字サイズ幅に応じて主走査方向に領域分割し、位相シフト値も表2に示すように領域毎に設定する。構成として、倍率補正制御部110またはCPU100も領域毎に基準値を設定し、位相シフト値を算出/記憶する構成とする。
位相シフト値の判定は、主走査方向全体でなく、下記領域のうち指定された領域のみで実施する。すなわち位相シフト値と基準値の比較を、領域毎に行い、指定領域内で、位相シフト値≦基準値となる領域、位相シフト値>基準値となる領域を割り出し、位相シフト値>基準値となる領域数が設定された個数以上になった場合、書込クロック設定を実施する。
なお、図5では、fθレンズの倍率変動特性に応じておよび/または想定される印字サイズ幅に応じて領域分割を行っているが、等間隔に分割する方法などもある。
図7に上記主走査方向を領域分割した際の位相シフト値判定のフローチャートを示す。この基本動作は、図2と同じであり、主走査方向を複数の領域に分割し、指定した領域内で位相シフト値>基準値となる領域数が何領域有るかを判定することが異なる点であり、下記に図2と異なる部分のみ記す。
ステップS51では、表2に示されるように、全体で位相シフト値を設定するのではなく、領域毎に位相シフト値を設定する。また、ステップS54,S55では、書込クロックを固定した場合および書込クロックを最適とした場合の領域毎の位相シフト値を算出する。また、ステップS56では、領域毎の位相シフト値と領域毎の基準値を比較し、位相シフト値>基準値となる領域数を算出する。また、ステップS57では、ステップS56の比較で、算出された領域数と設定値を比較し、判定する。また、ステップS60、S62では、領域毎に位相シフト値を算出する。
なお、図3、図4についても、前記と同様の変更により、動作の流れを変更することができる。
Figure 0005151336
また、前記位相シフト値と基準値の比較においては、表3に示すように、複数領域をまとめて比較する方法もある。位相シフト値は、領域毎に設定されているが、基準値と比較する際は、各領域のシフト値を合計し(表3においては、[2][3][4]、[5][6]、[7][8][9])比較を行う。
判定は、前記と同様に指定領域内で位相シフト値>基準値となる領域数または前記でまとめられた複数の領域を1領域とした時の領域数が、設定された個数以上になった場合、書込クロック設定を実施する。構成として、倍率補正制御部110またはCPU100は、表3に示される領域毎に位相シフト値を算出/記憶すると共に複数領域毎にまとめられた基準値を設定可能とする記憶部を有する。
なお、表3の方法で分かることであるが、指定領域を1つの領域とすることも可能である。
Figure 0005151336
図6は、主走査を画像領域と非画像領域に分割した図を示す。前記表3のように分割された領域で、画像形成が行われる範囲を主走査画像領域とし、画像形成が行われない両端を非画像領域とする。
図8に、主走査作像サイズに応じて、指定領域設定を変更する場合のフローチャートを示す。このフローチャートは図7のフローチャートを変更して示しており、ステップS73の部分が追加されている。このフローチャートでは、下記表4に示すように、主走査作像サイズに応じて、指定領域設定を変更する機能を有する。なお表4では作像サイズを長さで示しているが、時間や画素数などで設定することも可能である。
Figure 0005151336
主走査作像サイズに応じて、基準値を変更する場合の動作は、前記図8のフローチャートのステップS73を図9のステップS91に変更することにより、実現可能である。表5のA〜Eは、表4の主走査作像サイズを示すA〜Eに対応している。この動作フローにおいては、下記表5に示すように、前記主走査作像サイズに応じて基準値を変更する機能を有する。
Figure 0005151336
また、主走査作像サイズに応じて、基準値を変更する場合、表6および表7で示しているように、基準値の作像サイズを、指定領域で指定した作像サイズと独立で指定することも可能である。
Figure 0005151336
Figure 0005151336
また、図3に示されている、書込クロックを最適にした場合の位相シフト算出を判定後に実施する動作や図4に示されているCPU100によって判定を実施する動作も前記と同様の変更を行うことができる。
転写紙サイズに応じて、指定領域設定を変更する場合のフローチャートは、図8のステップS73を図10のステップS101に変更することにより変更することが可能である。この動作においては、下記表8に示すように、転写紙サイズに応じて指定領域を変更する機能を有する。
Figure 0005151336
転写紙サイズに応じて、基準値を変更する場合の動作は、前記図10のステップS101を図11のステップS111に変更することにより、実現可能である。なお表5と同様の表により、転写紙サイズに応じて、基準値を変更する機能を有する。また表7および表8と同様に、表9および表7により基準値を表8で指定した転写紙サイズと独立で指定することも可能である。
Figure 0005151336
また、図3に示されている、書込クロックを最適にした場合の位相シフト算出を判定後に実施する動作や図4に示されているCPU100によって判定を実施する動作も前記と同様の変更を行うことができる。
したがって、以上説明してきた実施の形態によれば、下記のような効果が得られる。第1に、周波数変調手段の周波数変更回数を減少させることができるので、周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第2に、位相シフトの最大値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第3に、位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第4に、判定領域を選択することができるので、他の部分の位相シフト量が多くなっても周波数補正をしなくて済み、さらに画像形成装置の総体的な印字速度を向上させることができる。
また、第5に、必要領域中での位相シフトの最大値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第6に、必要領域中での位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第7に、画像領域の位相シフト量を監視することにより、画像領域中の画像劣化を防止することができる。第8に、作像範囲に応じて監視する領域を最適にすることができるので、不要な部分の位相シフトを計数することによる周波数変更なくすことが出来、より印字速度を向上させることができる。第9に、作像範囲に応じた必要領域中での位相シフトの最大値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。
また、第10として、作像範囲に応じた必要領域中での位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第11として、作像範囲に応じて最適な監視領域および最適な規定値を選択することができるので、結果周波数変更回数を減少させることができ、より印字速度を向上させることができる。第12として、転写紙サイズに応じて最適な監視領域を変更することができるので、監視領域の設定を容易に行うことができ、かつ不要な部分の位相シフトを計数する事による周波数変更なくすことができ、より印字速度を向上させることができる。第13として、転写紙サイズに応じた必要領域中での位相シフトの最大値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第14として、転写紙サイズに応じた必要領域中での位相シフトの合計値で判定するので、画像劣化を防止し、かつ周波数変更による印字停止時間を小さくすることができ、画像形成装置の生産性を向上させることができる。第15として、転写紙サイズに応じて最適な監視領域および規定値が設定できるので、周波数変更回数を減少させることができ、より印字速度を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、複数の光ビームを用いて像担持体上にカラー画像または複数色を重ね合わせる画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、印刷機などに有用であり、特に、主走査方向の画像倍率を補正する際に、周波数変更による印字停止時間を小さくすることができる装置やシステムに適している。複数の光ビームを用いて像担持体上にカラー画像または複数色を重ね合わせる画像を形成する装置に適している。
本発明の実施の形態にかかる画像書込部としてのレーザビーム走査装置およびその周辺の制御系を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(1)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(2)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(3)を示すフローチャートである。 fθレンズの倍率変動特性に応じておよび/または想定される印字サイズ幅に応じて主走査方向に領域分割する例を示す説明図である。 主走査を画像領域と非画像領域に分割した例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(4)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(5)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(6)の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(7)の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる位相シフト値判定の動作例(8)の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
100 CPU
101 LD変調装置
102 ポリゴンスキャナ
103 fθレンズ
104 感光体
105,106 同期検知センサ
107 時間差計測部
108 書込クロック生成部
109 LD
110 倍率補正制御部

Claims (7)

  1. 画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された複数の光ビームのうち、少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、
    前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、
    を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって前記像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、
    前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、
    前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、
    前記サブ位置制御手段の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、
    前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、
    前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の前記像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、
    を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、有し、
    前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、
    前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、
    前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、
    前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記主走査方向の所定領域は、主走査画像領域中であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、
    前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の前記像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、
    前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、
    前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、
    前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームのビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置の間隔調整量判定機能を有し、
    かつ主走査作像範囲に応じて前記主走査方向の所定領域を変更する領域変更手段を有し、
    前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする画像形成装置。
  5. さらに、主走査方向の作像範囲に応じて前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の前記規定値を変更する規定値変更手段を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 画像信号に応じて変調された複数の光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された複数の光ビームの内少なくとも一つの光ビームを主走査線上の2箇所でそれぞれ検出する2つの光ビーム検出手段と、
    前記2つの光ビーム検出手段のうちの一方が光ビームを検出してから前記2つの光ビーム検出手段のうちの他方が光ビームを検出するまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差計測手段で計測した時間差により、主走査方向の像担持体上の画像の倍率を補正する倍率補正手段と、
    を備え、画像信号に応じて変調された複数の光ビームを走査することによって前記像担持体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記倍率補正手段は、1ライン単位もしくはそれ以上の単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率補正を行うメイン位置制御手段と、1画素単位で走査線上におけるビームスポット位置間隔の疎密を変更することにより倍率を補正するサブ位置制御手段と、を有し、
    前記サブ位置制御手段または前記メイン位置制御手段および前記サブ位置制御手段は、複数の光ビームそれぞれに対して別の規定値を設定することが可能であり、
    前記サブ位置制御手段のビームスポット位置の間隔調整量が複数の光ビームそれぞれ異なり、
    前記サブ位置制御手段の主走査方向の所定領域内の複数の光ビームにおけるビームスポット位置の間隔調整量の合計と設定された前記規定値の大小を判定するビームスポット位置間隔調整量判定機能を有し、
    かつ転写紙サイズに応じて前記主走査方向の所定領域を変更する領域変更手段を有し、
    前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の結果より、前記規定値を超えるまでは前記サブ位置制御手段にて倍率補正を行い、前記規定値を超えた時点で、前記メイン位置制御手段にて倍率補正を実施することを特徴とする画像形成装置。
  7. さらに、転写紙サイズに応じて前記ビームスポット位置の間隔調整量判定機能の規定値を変更する規定値変更手段を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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