JP5150959B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを光軸方向に変位駆動して被写体の像を結像させるレンズ駆動装置に関する。
近年、カメラが搭載されたカメラ付き携帯電話機が普及するにつれ、その携帯電話機を用いて様々な被写体を撮影する機会が増えている。例えば、友人や風景など、カメラのレンズからある程度離れた被写体を撮影(通常撮影)したり、バスの時刻表や花びらなど、カメラのレンズと近接した位置にある被写体を撮影(接写撮影)したりする場合がある。
接写撮影(マクロ撮影)の場合、カメラのレンズ位置は、通常撮影時のレンズ位置よりも、僅かに被写体側に近づいた位置にする必要がある。そのため、この種の撮影レンズ系では、レンズを光軸方向に変位駆動する駆動機構を備えており、スイッチの切り替えによってこの駆動機構を駆動し、レンズを光軸方向に移動させることができるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示された撮像装置は、撮像光学系が配置された鏡筒と、可動レンズを有し、鏡筒に対して光軸方向へ移動される可動部と、当該可動部を光軸方向へ移動させるリニアアクチュエータと、可動部を保持する保持部と、弾性変形可能な複数のバネ部と、を有している。また、可動部は、レンズホルダと、駆動用コイルと、コイルホルダと、を有している。このような構成において、駆動用コイルに対する通電によるリニアアクチュエータの駆動によって、可動部を無限遠側からマクロ端側へと移動させることができる。その結果、可動部を所望の位置に停止させることができる。
ここで、駆動用コイルの端部は、コイルホルダに形成されたコイル巻回用突部に巻回されている。また、コイル巻回用突部は、コイルホルダの上下両端部に、それぞれ上方及び下方へ突出されて形成されている。さらに、駆動用コイルをコイル巻回用突部に巻回した後は、導通機能を高めるために、或いは、駆動用コイルをコイル巻回用突部に確実に接着するため、駆動用コイルの上からハンダ付けを行うことが一般的である。
特開2006−227103号公報(段落[0088]、図13)
しかしながら、半田付けによって、駆動用コイルとコイル巻回用突部を電気的に接続した場合、半田付けした箇所が盛り上がってしまい、設計空間を狭めることになる。すなわち、半田付けした箇所が盛り上がってしまうと、相対する部品との間隔を確保しなければならず、設計空間を狭めることになる。加えて、相対する部品との十分な間隔を確保しようとすると、装置自体の厚み・大きさが増大してしまい、近年における装置の小型化要請に沿わないという問題を生じてしまう。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、半田付けした箇所の半田の厚みによって設計空間が狭められるのを防ぎ、ひいては装置の薄型化に貢献することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) レンズを保持するとともに光軸方向に移動可能な移動体と、バネ部材を介して前記移動体を支持する支持体と、前記移動体に保持されたコイルを備え、前記移動体を光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、前記バネ部材は、電気的に分割された複数のバネ片を有し、前記バネ片には、前記コイルの巻き始め部又は巻き終わり部のいずれか一方を電気的に接続するコイル接続部が形成されており、前記コイル接続部は折り曲げ可能であって、かつ、前記移動体には折り曲げられた前記コイル接続部を収納する収納部が設けられていることを特徴とするレンズ駆動装置。
本発明によれば、レンズ駆動装置は、移動体と、支持体と、磁気駆動機構と、電気的に分割(分離)された複数のバネ片を有しており、そのバネ片には、コイルの巻き始め部又は巻き終わり部のいずれか一方を電気的に接続するコイル接続部が形成されている。そして、このコイル接続部は折り曲げ可能であって、かつ、上述した移動体には折り曲げられたコイル接続部を収納する収納部が設けられていることとしたので、コイルの上に盛られた半田は、コイル接続部ごと収納部に折り込まれることになる。
したがって、半田が盛られていたとしても、コイル接続部の折り曲げ度合いによっては、相対する部品との間隔を大きくしなければならないことはない。その結果、設計空間が狭められるのを防ぐことができ、ひいては装置の薄型化に貢献することができる。また、コイル接続部を折り曲げて、コイルの上に盛られた半田の厚みを無視できるようになれば、相対する部品との間隔を十分に確保することができ、ひいては、カメラ付き携帯電話機などレンズ駆動装置が搭載される機器の落下強度等の信頼性を向上させることができる。
(2) 前記コイル接続部は、前記バネ片を前記移動体に位置決めする位置決め用孔の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
本発明によれば、上述したコイル接続部は、バネ片を移動体に位置決めする位置決め用孔の近傍に配置されていることとしたので、コイル接続部を折り曲げたことによって、バネ片が浮き上がってしまうのを防ぐことができる。すなわち、バネ片の位置決め用孔には移動体の突起が挿入されるので、位置決め用孔の付近のバネ片を折り曲げても、浮き上がりにくくなっている。そのため、位置決め用孔の付近にコイル接続部を設けることで、コイル接続部を折り曲げても、バネ片が浮き上がり難くなる。
(3) 前記コイル接続部は、前記移動体に保持されたコイルから引き回されたコイル線がからげられたコイルからげ部を有し、前記コイルからげ部及び前記コイル線は、前記収納部に収納された状態で、接着剤で前記収納部に固定されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
本発明によれば、上述したコイル接続部は、移動体に保持されたコイルから引き回されたコイル線がからげられたコイルからげ部を有している。そして、これらコイル線とコイルからげ部は、上述した収納部に収納された状態で、接着剤で収納部に固定されているので、落下や振動衝撃に対し、コイルからげ部が動くことを防止して、コイル断線の危険性を低くすることができる。
(4) 前記コイル線は、前記コイルからげ部に半田付けされ、かつ、前記コイルからげ部近傍で絶縁被膜が溶けた絶縁被膜溶解部と、前記コイルからげ部から離れて絶縁被膜が溶けていない絶縁被膜非溶解部と、が形成されており、前記コイル線のうち少なくとも前記絶縁被膜溶解部は、接着剤で前記収納部に固定されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
本発明によれば、コイルからげ部に半田付けされたコイル線には、コイルからげ部近傍で絶縁被膜が溶けた絶縁被膜溶解部と、コイルからげ部から離れて絶縁被膜が溶けていない絶縁被膜非溶解部と、が形成されている。そして、コイル線のうち少なくとも絶縁被膜溶解部は、接着剤で収納部に固定されていることとしたので、落下や振動衝撃に対し、コイルからげ部が動くことを防止して、コイル断線の危険性を低くすることができる。
特に、コイル線の絶縁被膜に関し、半田付け時の熱によって溶けた部分は、半田メッキされた状態となり、柔軟性を欠いた硬い状態となる。一方、絶縁被膜が溶けていない部分は、線自体のもつ柔軟性を維持している。これらの境界付近では、一方(絶縁被膜溶解部)が硬く動き難いのに対し、他方(絶縁被膜非溶解部)が自由に動くようになっている。そのため、落下・振動・衝撃などによって断線する虞がある。そこで、本発明のように、少なくとも絶縁被膜溶解部を接着剤で覆うようにすれば、断線の危険性を低くすることができる。
上記のレンズ駆動装置において、前記移動体はレンズを保持するスリーブを有するとともに、前記スリーブは、光軸方向の前端面側に取り付けられた第1の板バネと、光軸方向の後端面側に取り付けられた第2の板バネとにより光軸方向に移動可能に取付けられ、前記第1の板バネと第2の板バネの一方は、電気的に分離された2枚のバネ片からなり、該2枚のバネ片には、前記コイルの巻き始め部及び巻き終わり部を電気的に接続する前記コイル接続部が形成されているように構成することができる。
この場合、前記2枚のバネ片のそれぞれは、前記スリーブに取り付けられる円弧状のスリーブ側取り付け部と、前記支持体側に取り付けられる支持体側取り付け部と、前記スリーブ側取り付け部と前記支持体側取り付け部との間に形成され前記スリーブの光軸方向への移動を規制するアーム部とを有するように構成した場合、前記円弧状のスリーブ側取り付け部の先端部に前記コイル接続部が形成されているとともに、前記スリーブの前記光軸方向端面には、前記コイル接続部を収納する収納凹部が形成されていることが好ましい。
前記2枚のバネ片のそれぞれは、前記スリーブ側取り付け部の前記先端部の近傍に、前記バネ片を前記スリーブに位置決めする位置決め用孔が形成されており、前記位置決め用孔を介して前記バネ片の前記スリーブ側取り付け部が前記スリーブに位置決め固定されるとともに、前記コイル接続部が前記収納凹部内に収納されるようにすることが好ましい。
更に、上記のレンズ駆動装置において、前記コイル接続部は、接着剤により前記収納部に接着固定されているように構成すれば、落下、振動衝撃に対し、コイル接続部が動くことを防止し、コイル断線の危険性を少なくすることができる。この場合、前記コイル接続部は、前記コイルがからげられ半田付けされたコイルからげ部を有し、前記接着剤は、前記コイルからげ部と、半田付け時に生じた前記コイルの絶縁被膜が溶けた部分とを少なくとも覆うように充填され、前記コイル接続部と前記コイルとが前記接着剤により前記収納部に接着固定されていることが好ましい。このように構成しておけば、コイル接続部とともに半田付け時に生じた前記コイルの絶縁被膜が溶けた部分の境界部を含むように接着剤で覆い、収納部に固定することになるから、コイル断線の危険性を更に減少させることができる。
本発明に係るレンズ駆動装置によれば、半田が盛られるコイル接続部を折り曲げることによって、相対する部品との間隔を大きくとる必要がなくなり、ひいては装置の薄型化に貢献することができる。一方で、コイル接続部を折り曲げて半田の厚みを無視できるようになれば、相対する部品との間隔を大きくとることができるようになり、ひいてはレンズ駆動装置の堅牢性や信頼性などを高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[機械構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置1の外観構成を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置1の機械構成を示す分解斜視図である。
図1及び図2において、レンズ駆動装置1は、ヨーク11と、カバー12と、スリーブ13と、第1の板バネ14と、第2の板バネ15と、ワイヤースプリング16と、マグネット17と、コイル18(第1のコイル181及び第2のコイル182)と、ホルダ19と、を有している。
なお、レンズが組み込まれたレンズバレル(鏡筒)については、図示を省略している。また、レンズ駆動装置1は、スリーブ13を光軸Lの方向に沿って、被写体(撮像対象)に近づくA方向(前側)、被写体とは反対側(像側)に近づくB方向(後側)の双方向に移動させるものである(図1参照)。また、一又は複数枚のレンズが組み込まれたレンズバレル(上述のとおり図示せず)を保持するスリーブ13は、ワイヤースプリング16等と併せて光軸Lの方向に移動可能に構成されており、「移動体」の一例に相当する。また、ヨーク11、カバー12やホルダ19などは、第1の板バネ14及び第2の板バネ15を介してスリーブ13等を光軸Lの方向に移動可能に支持する「支持体」の一例に相当する。また、スリーブ13等は、スリーブ13に保持されたコイル18やマグネット17を備える「磁気駆動機構」によって、光軸Lの方向に駆動される。
ヨーク11は、例えば鋼板などの強磁性板から構成されている。また、ヨーク11は、レンズ駆動装置1の前面及び側面で露出し、その中央には、被写体からの反射光をレンズに取り込むための円形の入射窓111が形成されている。一方、カバー12は、ヨーク11に取付けられ、その中央には、被写体からの反射光をレンズに取り込むための円形の入射窓121が形成されている。ホルダ19は、像側で撮像素子(図示せず)を保持するものである。
コイル18は、第1のコイル181及び第2のコイル182から構成され、これらは光軸Lの方向に2段に配置され、いずれも円環状となっている。そして、スリーブ13の外周面に所定の間隔をおいて巻き付けられる。また、8個のマグネット17が光軸方向に2段に重ねて配置されており、各段のマグネット17は、前側のマグネット17が第1のコイル181に対して及び後側のマグネット17は第2のコイル182に対して外周側で対向し、図1等に示すように、外形がほぼ四角形状したヨーク11の内周面のうち4箇所の角部分に固定される。
本実施形態では、マグネット17は、いずれにおいても内面と外面とが異なる極に着磁されている。例えば、前側に配置された4個のマグネット17は、その内面がN極に着磁され、外面がS極に着磁され、後側に配置された4個のマグネット17は、その内面がS極に着磁され、外面がN極に着磁されている。
第1の板バネ14及び第2の板バネ15は、双方とも金属製の薄板から形成されており、光軸Lの方向における厚さを同じにしている。図2に示すように、第1の板バネ14は、スリーブ13の光軸方向の前端面に取り付けられる(なお、例えばこの前端面に溶着されたり接着されたりする)円弧状のスリーブ側取り付け部14bと、樹脂形成されたカバー12に取り付けられるカバー側取り付け部14cと、スリーブ側取り付け部14bとカバー側取り付け部14cとの間に形成され、スリーブ13の光軸方向への移動を規制するアーム部14dと、を有している。なお、第2の板バネ15は、後述する図3及び図4に示すように、電気的に分離された2枚のバネ片15A,15Bからなっている。各バネ片15A,15Bは、それぞれスリーブ13の光軸方向の後端面側に取り付けられる円弧状のスリーブ側取り付け部15bと、樹脂形成されたホルダ19に取り付けられるホルダ側取り付け部15cと、スリーブ側取り付け部15bとホルダ側取り付け部15cとの間に形成され、スリーブ13の光軸方向への移動を規制するアーム部15dと、を有している。
ヨーク11は、第1のコイル181及び第2のコイル182が配置されている領域の光軸方向の寸法、および、マグネット17の光軸方向の寸法よりも大きくなっているため、前側のマグネット17と第1のコイル181との間に構成される磁路、及び、後側のマグネット17と第2のコイル182との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくすることができ、その結果、スリーブ13の移動量と、第1のコイル181及び第2のコイル182に流す電流との間のリニアリティを向上させることができるようになっている。
レンズ駆動装置1は、円環状のワイヤースプリング16を備えている。ワイヤースプリング16は、マグネット17との間に作用する磁気吸引力により、スリーブ13に対して光軸Lの方向の付勢力を印加する。このため、移動体(スリーブ13等)がコイルの非通電時に自重で変位することを防止することができ、ひいては移動体(スリーブ13等)に所望の姿勢を維持させることができるようになっている。さらに、耐衝撃性を向上させることができるようになっている。
ここで、本実施形態に係るレンズ駆動装置1では、第2の板バネ15は、外部電源からの電流をコイル18に供給する際の媒体となるもので、コイル18の巻き始め部と巻き終わり部に電気的に接続されている。すなわち、第2の板バネ15は、光軸方向の1箇所で電気的に分割された2個のバネ片15A,15Bを有しており、これらバネ片15A,15Bには、コイル18の巻き始め部又は巻き終わり部のいずれか一方を電気的に接続するコイル接続部15e,15e'(図3参照)が形成されている。以下、図3〜図5を用いて、このコイル接続部15e,15e'について詳述する。
[コイル接続部]
図3は、レンズ駆動装置1からホルダ19を取り外し、後側から見たときの平面図である。図4は、図3に示すレンズ駆動装置1で、一のコイル接続部15e付近を拡大したときの様子を示す斜視図である。図5は、コイル接続部15eを折り曲げたときの様子を示す図である。なお、図3における第2の板バネ15には、完成時には取り去られる枠体15a及び連結体15a'がついている。
図3及び図4に示すように、第2の板バネ15は、スリーブ13の光軸方向の後端面に取り付けられる円弧状のスリーブ側取り付け部15bと、樹脂形成されたホルダ19に取り付けられるホルダ側取り付け部15cと、スリーブ側取り付け部15bとホルダ側取り付け部15cとの間に形成され、スリーブ13の光軸方向への移動を規制するアーム部15dと、を有している。
また、第2の板バネ15は、上述のとおり、電気的に分離された2枚のバネ片15A,15Bからなっている。各バネ片15A,15Bは、それぞれスリーブ側取り付け部15bと、2個のホルダ側取り付け部15cと、2個のアーム部15dと、を有している。なお、図3では、バネ片15Aに設けられた、1個のスリーブ側取り付け部15b,2個のホルダ側取り付け部15c,及び2個のアーム部15dを図示している(バネ片15Bについては、図示を省略している)。また、アーム部15dは、隣の角部に配置されたホルダ側取り付け部15cの近傍まで延びている。
ホルダ側取り付け部15cには、ホルダ19の突起(図示せず)が挿入される穴が形成されており、この穴を通じてホルダ19に位置決めされる。一方、スリーブ側取り付け部15bには、スリーブ13の後端面に形成された突起部13aが係合する、位置決め用孔15g(図4参照)が設けられている。図3では、スリーブ13の後端面に形成された4個の突起部13a、スリーブ側取り付け部15bに形成された4個の位置決め用孔15gに挿入されている。
ここで、バネ片15A及びバネ片15Bのスリーブ側取り付け部15bの一端には、それぞれコイル接続部15e及びコイル接続部15e'が設けられている。また、コイル接続部15eは、半円状に切り欠かれたコイルからげ部15fを有しており、このコイルからげ部15fに、コイル18の巻き始め部又は巻き終わり部(コイル線18a)のいずれか一方がからげられる。そして、コイル線18aを巻回した後は、その上から半田付けがなされ、盛られた半田30(図5参照)も含めてコイル接続部15eが収納凹部13bに収納される(折り曲げられる)。なお、説明は省略するが、コイル接続部15e'についても同様である。
また、上記の収納凹部13bは、スリーブ13の後端面の一部を切り欠いた形状であるので、明確な凹部として形成されているが、スリーブ13の後端面に取付けられるスリーブ側取り付け部15bに対して、コイル接続部15eがスリーブ13側に収納されている状態となっていれば、即ち、段差形状となっていれば、収納凹部13bとみなせるものである。
図5に示すように、コイル接続部15eは、コイルからげ部15fにからげられたコイル18や半田30とともに、収納凹部13b内に収納されている。これにより、従来のように、コイル接続部15eがバネ片15Aと同一平面状に形成されていた場合には、第2の板バネ15の前側の面(基準面X)よりも半田30が盛り上がり、設計空間が狭められていたが、本実施形態に係るレンズ駆動装置1によれば、半田30の盛り上がりについても、コイル接続部15eを折り曲げることにより、基準面X(図5参照)よりも低く、収納凹部13b内に収納することができるので、レンズ駆動装置1の薄型化に貢献することができる。また、コイル接続部15eの折り曲げ度合いを調整すれば、コイル接続部15eが相対する部品との間隔を確保することができるので、カメラ付き携帯電話機などレンズ駆動装置1が搭載される機器の落下強度等の信頼性を向上させることができる。
また、図6に示すように、コイルからげ部15f及びコイル線18aは、収納凹部13bに収納された状態で、接着剤40で収納凹部13bの内面に固定されていてもよい。これにより、落下や振動衝撃に対し、コイルからげ部が動くことを防止して、コイル断線の危険性を低くすることができる。なお、接着剤40としては、粘度の高いエポキシ系UV接着剤を使用することが好ましい。これにより、塗布後の接着剤タレが少なく、UV照射により短時間で硬化させることができる。また、作業後の取扱いも容易となる。その結果、作業性を向上させることができる。
特に、図6において、上述のとおり、コイルからげ部15fにからげられたコイル線18aは、コイルからげ部15fに半田付けされている。また、前記コイルからげ部近傍で絶縁被膜が溶けた絶縁被膜溶解部18bと、コイルからげ部15fから離れて絶縁被膜が溶けていない絶縁被膜非溶解部18cと、が形成されている。絶縁被膜溶解部18bと絶縁被膜非溶解部18cとの境界に境界部18dが存在する。図6に示すように、少なくとも絶縁被膜溶解部18bを、接着剤40で収納凹部13bの内面に固定することによって、コイル断線の危険性を更に低くすることができる。なお、コイル断線の危険性を更に低くするために、絶縁被膜溶解部18bのみならず、絶縁被膜非溶解部18cの一部(絶縁被膜溶解部18bと絶縁被膜非溶解部18cの境界付近における、絶縁被膜非溶解部18cの一部)も接着剤40で収納凹部13bの内面に固定することが好ましい。
また、半田付けした箇所の半田の厚みによって設計空間が狭められるという目的を達成するためには、上記のように、コイル接続部15eを、コイルからげ部15fにからげられたコイル18や半田30とともに、収納凹部13bへ収納すればよい。一方、更に、落下、振動衝撃に対し、コイル接続部15eが動くことを防止し、コイル断線の危険性を減少させるためには、図6に示すように、前記コイル接続部15eを前記収納凹部13b内に収納するとともに、接着剤40を前記収納凹部13bに充填して前記コイル接続部15eを前記接着剤40により覆うとともに前記収納凹部13b、即ち、スリーブ13に接着固定することが好ましい。
スリーブ13に保持されたコイル18から、コイルからげ部15fまで引き回されたコイル18が、コイルからげ部15fで半田付けされた状態においては、コイルからげ部15f近傍のコイル18には、コイルの絶縁被膜が溶けた部分と、コイルの絶縁被膜がそのまま残っている部分との境界部18dが形成される。半田付け時の熱により、コイルの絶縁被膜が溶けた部分は、柔軟性を欠いた硬い状態となるのに対し、コイルの絶縁被膜がある状態では、コイル線自体の持つ柔軟性がある。これら異なる状態の境界部18dでは、柔軟性を欠いた硬い部分が動きずらいのに対し、柔軟性を持つ部分は自由に動くことができるので、落下振動衝撃のストレスに対して断線し易くなる。従って、接着剤40の充填は、コイルからげ部15fとともにコイルからげ部15f近傍のコイル18まで、具体的には、接着剤40が前述の異なる状態の境界部18dも覆ってスリーブ13に接着固定するように充填することが好ましい。このようにすれば、落下、振動衝撃に対し、コイルの断線の危険性を更に減少させることができる。
接着剤40を前記収納凹部13b全体に充填するようにすれば、自ずとコイルからげ部15fとともに境界部18dを覆うことができる。しかし、接着剤40は、必ずしも収納凹部13b全体を覆うように充填する必要はなく、また、収納凹部13bが明確な凹部として形成されていない場合もあるが、前述の理由により、接着剤40は、コイルからげ部15fだけでなく境界部18dを覆うように充填し、スリーブ13に接着固定することが好ましい。
[基本動作]
本実施形態に係るレンズ駆動装置1において、移動体は、通常(第1のコイル181及び第2のコイル182のコイルの非通電時)は、撮像素子側(像側)に位置している。このとき、ワイヤースプリング16は、マグネット17との間に作用する磁気吸引力によって、移動体の変位を規制している。ただし、ワイヤースプリング16とマグネット17との距離はある程度保たれているため、ワイヤースプリング16とマグネット17との磁気吸引力が強くなり過ぎることはない。これにより、移動体の中心軸がずれるのを防ぎ、ひいてはチルト特性の悪化を防ぐことができる。
このような状態において、第1のコイル181及び第2のコイル182に電流を流すと、第1のコイル181及び第2のコイル182は、それぞれ上向き(前側)の電磁力を受けることになる。これにより、第1のコイル181及び第2のコイル182並びにスリーブ13は、被写体側(前側)に移動し始める。
このとき、第1の板バネ14とスリーブ13の前端との間、及び第2の板バネ15とスリーブ13の後端との間には、それぞれスリーブ13の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ13を前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ13の移動を規制する弾性力が釣り合ったとき、スリーブ13は停止する。また、第1のコイル181及び第2のコイル182に、逆方向の電流を流すと、第1のコイル181及び第2のコイル182は、それぞれ下向き(後側)の電磁力を受けることになる。
その際、第1のコイル181及び第2のコイル182に流す電流量と、第1の板バネ14及び第2の板バネ15によってスリーブ13に働く弾性力を調整することで、スリーブ13(移動体)を所望の位置に停止させることができる。なお、電磁力と弾性力との釣り合いを利用してスリーブ13を停止させることで、係止部等と係止させるように部材同士を接触させる場合と異なり、衝突音の発生を防ぐことができる。
[実施形態の主な効果]
本実施形態に係るレンズ駆動装置1によれば、図3〜図5を用いて説明したように、コイル線18a上に盛られた半田は、コイル接続部15eを折り曲げた分だけ、収納凹部13bに折り込まれることとなる。したがって、相対する部品との間隔を大きくしなくてもよくなり、レンズ駆動装置1の薄型化・小型化に資することができる。
また、コイル接続部15eを折り曲げて、相対する部品との間隔を十分に確保した場合には、接触による断線を防止でき、落下強度等の信頼性が高まる。さらに、バネ片15A又は15Bの位置決め用孔15gの付近にコイル接続部15e,15e'を設けることで、コイル接続部15e,15e'を多く折り曲げたとしても、バネ片15A又は15Bは浮かび上がりにくくなる。
また、コイルからげ部15fやコイル線18a(特に、少なくとも絶縁被膜溶解部18bを含む)を、接着剤40で収納凹部13bの内面に固定することによって、落下や振動衝撃に対し、コイルからげ部が動くことを防止して、コイル断線の危険性を低くすることができる。
なお、接着剤40を収納凹部13b全体に充填すれば、自ずとコイルからげ部15fとともに絶縁被膜溶解部18bを覆うことができる。しかし、接着剤40は、必ずしも収納凹部13b全体を覆うように充填する必要はなく、少なくとも絶縁被膜溶解部18bが覆われていればよい。また、絶縁被膜溶解部の全てと、絶縁被膜非溶解部の一部で絶縁被膜溶解部に近い部分とを接着剤で覆うようにしてもよい。これにより、断線の危険性をより低くすることができる。
本実施形態では、コイル接続部15eを折り曲げる方向は、収納凹部13bの内側(すなわち後側)としたが、この方向以外の方向であってもよい。例えば、径方向外側や径方向内側であってもよい。また、コイル接続部15eについては、半田付けした後に折り曲げるのではなく、事前に折り曲げておき、その後半田付けを行ってもよい。導通をとる方法であれば、半田付けに限らず、他の方法であってもよい。
また、レンズ駆動装置1は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、PHS,PDA,バーコードリーダ,薄型のデジタルカメラ,監視カメラ,車の背後確認用カメラ,光学的認証機能を有するドア等である。
本発明に係るレンズ駆動装置は、装置の薄型化に貢献しうるものとして、また、装置の信頼性を高めることが可能なものとして、有用である。
本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置の外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置の機械構成を示す分解斜視図である。 レンズ駆動装置からホルダを取り外し、後側から見たときの平面図である。 図3に示すレンズ駆動装置で、一のコイル接続部付近を拡大したときの様子を示す斜視図である。 コイル接続部を折り曲げたときの様子を示す図である。 コイル接続部を折り曲げ、接着剤を用いたときの様子を示す図である。
符号の説明
1 レンズ駆動装置
11 ヨーク
12 カバー
13 移動体(スリーブ)
14 第1の板バネ
15 第2の板バネ
15e,15e' コイル接続部
15f コイルからげ部
15g 位置決め用孔
16 ワイヤースプリング
17 マグネット
18 コイル
18a コイル線
19 ホルダ
40 接着剤

Claims (9)

  1. レンズを保持するとともに光軸方向に移動可能な移動体と、
    バネ部材を介して前記移動体を支持する支持体と、
    前記移動体に保持されたコイルを備え、前記移動体を光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記バネ部材は、電気的に分割された複数のバネ片を有し、
    前記バネ片には、前記コイルの巻き始め部又は巻き終わり部のいずれか一方を電気的に接続するコイル接続部が形成されており、
    前記コイル接続部は折り曲げ可能であって、かつ、前記移動体には折り曲げられた前記コイル接続部を収納する収納部が設けられていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記コイル接続部は、前記バネ片を前記移動体に位置決めする位置決め用孔の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記コイル接続部は、前記移動体に保持されたコイルから引き回されたコイル線がからげられたコイルからげ部を有し、
    前記コイルからげ部及び前記コイル線は、前記収納部に収納された状態で、接着剤で前記収納部に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記コイル線は、前記コイルからげ部に半田付けされ、かつ、前記コイルからげ部近傍で絶縁被膜が溶けた絶縁被膜溶解部と、前記コイルからげ部から離れて絶縁被膜が溶けていない絶縁被膜非溶解部と、が形成されており、
    前記コイル線のうち少なくとも前記絶縁被膜溶解部は、接着剤で前記収納部に固定されていることを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記移動体はレンズを保持するスリーブを有するとともに、
    前記スリーブは、光軸方向の前端面側に取り付けられた第1の板バネと、光軸方向の後端面側に取り付けられた第2の板バネとにより光軸方向に移動可能に取付けられ、
    前記第1の板バネと第2の板バネの一方は、電気的に分離された2枚のバネ片からなり、該2枚のバネ片には、前記コイルの巻き始め部及び巻き終わり部を電気的に接続する前記コイル接続部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記2枚のバネ片のそれぞれは、前記スリーブに取り付けられる円弧状のスリーブ側取り付け部と、前記支持体側に取り付けられる支持体側取り付け部と、前記スリーブ側取り付け部と前記支持体側取り付け部との間に形成され前記スリーブの光軸方向への移動を規制するアーム部とを有し、
    前記円弧状のスリーブ側取り付け部の先端部に前記コイル接続部が形成されているとともに、前記スリーブの前記光軸方向端面には、前記コイル接続部を収納する収納凹部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記2枚のバネ片のそれぞれは、前記スリーブ側取り付け部の前記先端部の近傍に、前記バネ片を前記スリーブに位置決めする位置決め用孔が形成されており、前記位置決め用孔を介して前記バネ片の前記スリーブ側取り付け部が前記スリーブに位置決め固定されるとともに、前記コイル接続部が前記収納凹部内に収納されるようにしたことを特徴とする請求項6記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記コイル接続部は、接着剤により覆われた状態で前記収納凹部に接着固定されていることを特徴とする請求項6記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記コイル接続部は、前記コイルがからげられ半田付けされたコイルからげ部を有し、前記接着剤は、前記コイルからげ部と、半田付け時に生じた前記コイルの絶縁被膜が溶けた部分とを少なくとも覆うように充填され、前記コイル接続部と前記コイルとが前記接着剤により前記収納凹部に接着固定されていることを特徴とする請求項8記載のレンズ駆動装置。
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