JP5148236B2 - 半導体集積回路及び半導体集積回路の制御方法 - Google Patents

半導体集積回路及び半導体集積回路の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路及び半導体集積回路の制御方法に関する。
近年、半導体集積回路の多機能化、高集積化の進展が著しく、各々異なる機能を担務する複数の機能回路(IP(Intellectual Property)回路)がモノリシックに集積化されている。
多機能化された半導体集積回路には、通常、複数のマスタ回路、複数のスレーブ回路が搭載される。なお、マスタ回路は、他の回路に所定処理の実行を指示する回路である。マスタ回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、その他の信号処理回路(画像処理回路等)である。スレーブ回路は、他からの指令を受けて所定の処理を実行する回路である。スレーブ回路は、例えば、半導体記憶装置(以下、適宜、メモリと呼ぶ)である。
特許文献1乃至4には、マスタ回路、スレーブ回路を含むシステムが開示されている。特許文献1には、複数のプロセッサ同士相互の結合関係の変更を可能とし、LSIの汎用性を向上させる技術が開示されている。特許文献2には、機能モジュールの使用の有無を表すプロファイルデータに基づいて入出力端子の割当を行う技術が開示されている。特許文献3には、共有メモリにプロセッサごとの個別領域を割り当てる技術が開示されている。特許文献4には、マスタモジュールの障害解析を実行する技術が開示されている。
特開平6−274459号公報 特開2003−296294号公報 特開2001−166960号公報 特開平2−85953号公報
マスタ回路とスレーブ回路とが搭載された半導体集積回路においては、所定のマスタ回路に所定のスレーブ回路が予め割り当てられることがある。この場合、あるマスタ回路が非活性状態(停止状態又はスリープ状態)のとき、このマスタ回路に割り当てられたスレーブ回路は利用できない状態となる。
複数のマスタ回路、複数のスレーブ回路が搭載される半導体集積回路においては、非活性状態のマスタ回路数が増えるにつれて利用できないスレーブ回路数も増加し、システム資源の利用効率が著しく低下してしまうことが懸念される。このことは、マスタ回路が非活性状態となったとき、そのマスタ回路に割り当てられたスレーブ回路が利用されず、システム資源の利用効率が低下してしまう。
本発明にかかる半導体集積回路は、第1マスタ回路の動作状態に応じて、前記第1マスタ回路に割り当てられた第1スレーブ回路を第2マスタ回路に割り当てる。
このように、第1マスタ回路の動作状態に応じて、第1マスタ回路に割り当てられた第1スレーブ回路を第2マスタ回路に割り当てることによって、第1スレーブ回路を第1マスタ回路のみではなく第2マスタ回路も使用することができ、システム資源の利用効率を向上させることができる。
本発明にかかる半導体集積回路の制御方法は、第1及び第2マスタ回路、及び1つ以上のスレーブ回路を有する半導体集積回路の制御方法であって、前記第1マスタ回路の動作状態が非活性状態であることを検出したとき、前記第1マスタ回路に割り当てられた前記スレーブ回路を第2マスタ回路に割り当てる。
このように、第1マスタ回路の動作状態が非活性状態であるとき、第1マスタ回路に割り当てられた第1スレーブ回路を第2マスタ回路に割り当てることによって、スレーブ回路を第1マスタ回路のみではなく第2マスタ回路も使用することができ、半導体集積回路のシステム資源の利用効率を向上させることができる。
マスタ回路、スレーブ回路が搭載される半導体集積回路におけるシステム資源の利用効率を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。図1に、半導体集積回路50の概略的なブロック図を示す。図2に、回路ブロック間の優劣関係を説明するための説明図である。図3に、半導体集積回路50の動作を説明するための概略的なタイミングチャートを示す。
図1に示すように、半導体集積回路50は、マスタ回路1〜5、スレーブ回路6、システムコントローラ7、マスタステータスレジスタ8、バスコントローラ9、バス10を備える。半導体集積回路50は、モノリシックな半導体装置である。半導体集積回路50は、SoC(System On Chip)技術に基づいて多機能化されている。
マスタ回路1〜5は、他の回路に所定処理を指令する回路である。マスタ回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、その他の信号処理回路(画像処理回路等)である。
マスタ回路1〜5には、予めマスタID(マスタ識別子)が設定されている。マスタ回路1にはマスタID=1、マスタ回路2にはマスタID=2、マスタ回路3にはマスタID=3、マスタ回路4にはマスタID=4、マスタ回路5にはマスタID=5が設定されている。マスタ回路1〜5は、バス10を介して、バスコントローラ9に接続される。
マスタ回路4、5は、マスタ回路1〜3よりも回路規模が小さい小規模なCPU(小型CPU)である。マスタ回路4は、バス10と接続されるインターフェイス回路(入出力回路)11を有する。同様に、マスタ回路5は、バス10と接続されるインターフェイス回路(入出力回路)12を有する。なお、以下の説明では、マスタ回路4をCPU1と呼び、マスタ回路5をCPU2と呼ぶこともある。
スレーブ回路6は、他からの指示を受けて所定処理を実行する回路である。スレーブ回路は、例えばメモリである。スレーブ回路6は、マスタIDに基づいて、あるアクセスがどのマスタ回路によるアクセスなのかを判別する。ここでは、スレーブ回路6は、3つの領域に分割されている。すなわち、スレーブ回路6は、第1領域としてのM1領域(スレーブ回路)14、第2領域としてのM2領域(スレーブ回路)15、第3領域としてのM3領域(スレーブ回路)16を有する。M1領域14は、マスタ回路1向けに割り当てられた領域である。換言すると、M1領域14は、マスタ回路1の専用領域である。スレーブ回路6は、マスタIDに基づいて、M1領域14に対するアクセスがマスタ回路1からのアクセスであるのかを判断する。すなわち、バス10を介して伝達されるマスタIDがマスタ回路1に予め設定されたマスタIDであれば、スレーブ回路6はM1領域14へのアクセスを許容する。また、バス10を介して伝達されるマスタIDがマスタ回路1以外のマスタ回路1に設定された値でなければ、M1領域14へのアクセスを拒否する。同様に、M2領域15は、マスタ回路2に割り当てられた領域であり、M3領域16は、マスタ回路3に割り当てられた領域である。上記説明におけるM1領域14へのアクセス制限の説明は、M2領域15及びM3領域16についても同様に当てはまる。M1領域14は、スレーブ回路6が分割されて形成されるものではあるが、それ自体、スレーブ回路として機能するものとする。M2領域15、M3領域16についても同様である。
システムコントローラ7は、半導体集積回路50のシステム全体を制御するマスタ回路である。すなわち、図2に示すように、システムコントローラ7は、最上位の回路ブロックであって、マスタ回路1〜5を制御する。なお、図2に示すように、マスタ回路1〜5は、中位の回路ブロックであって、スレーブ回路6を制御する。スレーブ回路6は、最下位の回路ブロックであって、マスタ回路1〜5からの指示に基づいて動作する。
システムコントローラ7は、マスタ回路1〜5のそれぞれを制御する。例えば、システムコントローラ7は、マスタ回路1の起動、再起動、マスタ回路1における処理開始、処理停止等を制御するのみならず、他のマスタ回路に対しても並行に指示を行うことができる。
また、システムコントローラ7は、CPU1のインターフェイス回路11に接続される。システムコントローラ7は、インターフェイス回路11を介してマスタ回路4に各種コマンドを発行したり、マスタ回路4の内部リソースにアクセスしたりすることができる。CPU2についてもインターフェイス回路12を介して同様な操作を行うことができる。
システムコントローラ7は、マスタステータスレジスタ8を参照して、マスタ回路1〜5の各々の動作状態を確認する。システムコントローラ7は、マスタ回路1〜5の各々の動作状態に応じて、バス設定を変更し、あるマスタ回路に割り当てられたスレーブ回路を他のマスタ回路に割り当てる。
例えば、システムコントローラ7は、マスタ回路2が非活性状態のとき、マスタ回路2に割り当てられたM2領域15をCPU1に割り当てる。これによって、マスタ回路2が非活性状態にあったとしても、M2領域15はCPU1により活用されるため、半導体集積回路50全体としてのシステム資源の利用効率が向上する。
なお、図1に示すように、システムコントローラ7には予めマスタIDとして0が設定されている。システムコントローラ7に設定されたマスタID=0は、バス10を介して、バスコントローラ9に伝達される。
マスタステータスレジスタ8は、複数のビットを有するレジスタである。個々のビットには、マスタ回路夫々の動作状態を示すステータス値(状態値)が保持される。具体的には、マスタステータスレジスタ8のあるビットには、マスタ回路1が活性状態(稼動状態)であるのか、非活性状態(停止状態又はスリープ状態)であるのかを示すステータス値が設定される。例えば、このステータス値が1(Hレベル)のとき、マスタ回路1は稼働状態にあり、このステータス値が0(Lレベル)のとき、マスタ回路1は停止状態又はスリープ状態のいずれかであることがわかる。
なお、活性化状態(以下、稼動状態とも適宜呼ぶ)とは、マスタ回路から他の回路に何らかの処理を命じる指示が発行され得る状態を意味するものとする。非活性状態とは、スリープ状態のほか、停止状態のようにマスタ回路の機能が実質的に停止している状態も含むものとする。
本実施形態に係るバスコントローラ9は、制御レジスタ13を有し、制御レジスタ13に設定された保持値を変更することによりバス設定を変更する。この操作により、スレーブ回路に伝達されるマスタIDが変更され、当初の組み合わせ以外のマスタ回路−スレーブ回路間においても信号伝達が可能となる。また、バスコントローラ9は、制御レジスタ13を有する。制御レジスタ13は、複数のビットを有するレジスタである。制御レジスタ13には、マスタ回路−スレーブ回路間の信号伝達の制御方法を示す信号値が設定される。例えば、制御レジスタ13に所定値が設定されると、バスコントローラ9は、マスタ回路4からのアクセス要求であっても、それがマスタ回路2からのアクセス要求であるとみなしてスレーブ回路で処理されるようにバス設定を変更することができる。
システムコントローラ7は、上述の制御レジスタ13の保持値の設定を変更する。これにより、あるマスタ回路から発行されたアクセス要求が他のマスタ回路から発行されたアクセス要求であるものとして処理されるようにバス設定が変更される。例えば、上述の具体例と同様に、システムコントローラ7が、制御レジスタ13に所定値を設定すると、バス設定は変更され、マスタ回路4が発行したアクセス要求は、それがマスタ回路2から発行されたアクセス要求であるものとして処理される。
バス10は、信号の伝送路であって、アドレスバス、データバス、制御線を有する。バス10には、マスタ回路1〜5、スレーブ回路6、システムコントローラ7、マスタステータスレジスタ8、バスコントローラ9が接続される。
ここで、図3を参照して、半導体集積回路50の動作について説明する。
時刻t0のとき、マスタ回路1は稼働状態、マスタ回路2は稼働状態、マスタ回路3は稼働状態、CPU1はスリープ状態、CPU2はスリープ状態である。尚、図3においては稼動状態をRUN、スリープ状態をSLEEPと表している。
時刻t1のとき、マスタ回路2はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のマスタ回路2の動作状態を示すステータス値は、マスタ回路2が非活性状態であることを示す値が設定される。このステータス値の変更を受けて、システムコントローラ7は、バス設定を変更し、マスタ回路2に割り当てられていたM2領域15をCPU1に割り当てる。具体的には、システムコントローラ7は、制御レジスタ13の保持値をマスタ回路2を示す値からCPU1を示す値に変更する。これによって、CPU1からのアクセス要求は、マスタ回路2からのアクセス要求としてスレーブ回路6で処理される。すなわち、スレーブ回路6にマスタIDとして2が伝達され、スレーブ回路6のM2領域15は、CPU1により利用可能となる。システムコントローラ7は、バス設定の変更後、CPU1を起動させ、CPU1に処理開始を指示することにより、CPU1を稼働状態とする。なお、この時、マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値には、CPU1が活性状態であることを示す値が設定される。
時刻t2のとき、CPU1はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値は、CPU1が非活性状態であることを示す値が設定される。このステータス値の変更に基づいて、システムコントローラ7は、CPU1による処理が終了したことを検出すると、バス設定を初期化し、CPU1に割り当てられていたM2領域15をマスタ回路2に割り当てる。具体的には、システムコントローラ7は、制御レジスタ13の保持値を初期値であるマスタ回路2を示す値に戻す。これによって、スレーブ回路6に伝達されるマスタIDが2から4に変更される。以降、CPU1からスレーブ回路6に対するアクセス要求は、スレーブ回路6において、それがCPU1から発行された要求であると認識され、マスタ回路2からのアクセス要求として処理が行われなくなる。
なお、時刻t1から時刻t2の間に、マスタ回路2がスリープ状態から稼働状態に変化することはない。なぜなら、少なくともM2領域15がCPU1に割り当てられている間、システムコントローラ7はマスタ回路2を起動させないからである。
また、システムコントローラ7がマスタステータスレジスタ8のステータス値を確認すること以外の方法によっても、CPU1における処理終了を確認することができる。すなわち、システムコントローラ7がインターフェイス回路11を介してCPU1の動作状態を確認することで、CPU1の処理終了を検出してもよい。また、システムコントローラ7が、バス10を介して、CPU1からの処理終了通知を受けることによって、CPU1における処理の終了を検出してもよい。
時刻t3のとき、マスタ回路3はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のマスタ回路3の動作状態を示すステータス値は、マスタ回路3が非活性状態であることを示す値が設定される。このステータス値の変更を受けて、システムコントローラ7は、バス設定を変更し、マスタ回路3に割り当てられていたM3領域16をCPU1に割り当てる。これによって、スレーブ回路6に伝達されるマスタIDが4から3に変更され、スレーブ回路6は、CPU1から発行されたアクセス要求をマスタ回路3から発行されたアクセス要求であるものとして処理する。すなわち、スレーブ回路6のM3領域16は、CPU1により利用可能となる。システムコントローラ7は、バス設定の変更後、CPU1を稼働状態とする。マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値は、CPU1が活性状態であることを示す値が設定される。
時刻t4のとき、CPU1はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値は、CPU1が非活性状態であることを示す値が設定される。システムコントローラ7は、CPU1による処理が終了したことを検出すると、バス設定を初期化し、CPU1に割り当てられていたM3領域16をマスタ回路3に割り当てる。これによって、M3領域16は、CPU1からのアクセスをマスタ回路2からのアクセスであるものとして処理しなくなる。
時刻t5のとき、マスタ回路1、マスタ回路2はスリープ状態である。このとき、マスタステータスレジスタ8のマスタ回路1の動作状態を示すステータス値は、マスタ回路1が非活性状態であることを示す値が設定される。マスタ回路2についても同様である。このステータス値の変更を受けて、システムコントローラ7は、バス設定を変更し、マスタ回路1に割り当てられていたM1領域14をCPU1に割り当てる。同様に、システムコントローラ7は、バス設定を変更し、マスタ回路2に割り当てられていたM2領域15をCPU2に割り当てる。
これによって、スレーブ回路6は、CPU1から発行されたアクセス要求をマスタ回路1から発行されたアクセス要求であるものとして処理する。同様に、スレーブ回路6は、CPU2から発行されたアクセス要求をマスタ回路2から発行されたアクセス要求であるものとして処理する。すなわち、スレーブ回路6に伝達されるマスタIDが変更され、スレーブ回路6のM1領域14は、CPU1により利用可能となる。また、スレーブ回路6のM2領域15は、CPU2により利用可能となる。システムコントローラ7は、バス設定の変更後、CPU1、CPU2を稼働状態とする。マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値は、CPU1が活性状態であることを示す値が設定される。CPU2についても同様である。
時刻t6のとき、CPU1、CPU2はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のCPU1の動作状態を示すステータス値は、CPU1が非活性状態であることを示す値が設定される。また、マスタステータスレジスタ8のCPU2の動作状態を示すステータス値は、CPU2が非活性状態であることを示す値が設定される。
システムコントローラ7は、CPU1及びCPU2による処理が終了したことを検出すると、バス設定を初期化し、CPU1に割り当てられていたM1領域14をマスタ回路3に割り当てると共に、CPU2に割り当てられていたM2領域15をマスタ回路3に割り当てる。これによって、M1領域14は、CPU1からのアクセスをマスタ回路1からのアクセスであるものとして処理しなくなる。また、M2領域15は、CPU2からのアクセスをマスタ回路2からのアクセスであるものとして処理しなくなる。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、あるマスタ回路が非活性状態となったとき、システムコントローラがバス設定を変更することに基づいてスレーブ回路に伝達されるマスタIDを変更し、非活性状態となったマスタ回路に割り当てられていたスレーブ回路を他のマスタ回路に割り当てる。これによって、非活性状態のマスタ回路に割り当てられていたスレーブ回路は、新たに割り当てられたマスタ回路によって利用可能な状態となり、システム資源の利用効率が向上する。
また、新たなマスタ回路による処理が終了するとき、システムコントローラがバス設定を初期化し、他のマスタ回路に割り当てられていたスレーブ回路を元のマスタ回路に割り当てる。これによって、半導体集積回路の本来的な動作が妨げられることはない。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態について、図4を参照して説明する。図4に、半導体集積回路51の概略的なブロック図を示す。
本実施形態に係る半導体集積回路51は第1実施形態に係る半導体集積回路50とは異なり、図4に示すように、外部端子21、システムコントローラ20を有する。CPU1のインターフェイス回路11には、システムコントローラ20が外部端子21を介して接続される。CPU2のインターフェイス回路12には、システムコントローラ20が外部端子21を介して接続される。なお、ここでは、システムコントローラ20は、半導体集積回路51が搭載された半導体チップ外に設けられる。尚、システムコントローラ20は、半導体集積回路51とモノリシック化されていても良い。
本実施形態においては、上述のバス設定の変更、バス設定の初期化は、システムコントローラ20により制御されたCPU1又はCPU2により実行される。
具体的には、システムコントローラ20により起動されたCPU1は、マスタステータスレジスタ8を参照し、他のマスタ回路の動作状態を監視する。マスタ回路1がスリープ状態であれば、CPU1はバス設定を変更し、CPU2にM1領域14を割り当てる。そして、システムコントローラ20により起動されたCPU2はM1領域14を利用可能となる。これにより、非活性状態のマスタ回路に割り当てられていたスレーブ回路は、新たに割り当てられたマスタ回路によって利用され、半導体集積回路51におけるシステム資源の利用効率が向上する。
また、システムコントローラ20により起動されたCPU1は、CPU2による処理が終了したことを検出すると、バス設定を初期化し、CPU2に割り当てられていたM1領域14をマスタ回路1に割り当てる。これによって、CPU2から発行されたアクセス要求はマスタ回路1から発行されたアクセス要求であるものとしてスレーブ回路6で処理されなくなる。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、バス設定の変更、バス設定の初期化は、システムコントローラ20により制御されたCPU1により実行される。すなわち、バス設定の変更、バス設定の初期化は、必ずしも半導体集積回路内のシステムコントローラにより実行される必要はない。なお、適切なシステム構成を採用することで、CPU2ではなく、システムコントローラ20により制御されたCPU1自身にM1領域14を割り当てることも可能である。なお、この場合、バス設定の変更の有無に関わらず、CPU1は、マスタステータスレジスタ8、制御レジスタ13にアクセス可能なものとする。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態について、図5乃至図7を参照して説明する。図5に、半導体集積回路52の概略的なブロック図を示す。図6に、マスタモジュールの動作を説明するための概略的なタイミングチャートを示す。図7に、半導体集積回路52の動作を説明するための概略的なタイミングチャートを示す。
本実施形態に係る半導体集積回路52は第1実施形態に係る半導体集積回路50とは異なり、図5に示すように、マスタモジュール30、モード制御レジスタ35を有する。なお、マスタ回路4、5は図面上省略されているものとする。
マスタモジュール30は、複数のマスタ回路を含む回路モジュールである。マスタモジュール30には、マスタIDとして6が予め設定されている。
マスタモジュール30は、IP回路(機能回路)31、マスタ回路32を有する。IP回路31は、所定機能を実現するマスタ回路である。マスタ回路32は、小規模なCPUであって、IP回路31よりも回路規模が小さい。以下、マスタ回路32をCPU3と呼ぶこともある。
IP回路31は、内部にハードウェア(例えば、論理演算ユニット(ALU(Arithmetic and Logical Unit))36、メモリ37を有する。CPU3は、IP回路31のインターフェイス回路を介して、IP回路31内のハードウェア36やメモリ37にアクセス可能である。また、CPU3はインターフェイス回路(入出力回路)38を有する。
IP回路31は、バス34を介して、バス10に接続され、CPU3は、バス34を介して、バス10に接続される。また、CPU3は、バス33を介して、IP回路31内のスレーブ回路(ハードウェア36、メモリ37)に接続される。なお、CPU3のインターフェイス回路38はバス10に接続される。CPU3は、バス10を介してシステムコントローラ7に接続される。
モード制御レジスタ35は、バス10を介して、システムコントローラ7に接続される。モード制御レジスタ35は、バス33及びバス34の設定条件に対応する所定値を保持する。例えば、モード制御レジスタ35の保持値が1(Hレベル)のとき、バス34の制御によって、CPU3はバス10にアクセス可能な状態となり、IP回路31はバス10にアクセス不可能な状態となる。モード制御レジスタ35の保持値が0(Lレベル)のとき、バス34の制御によって、IP回路31はバス10にアクセス可能な状態となり、CPU3はバス10にアクセス不可能な状態となる。すなわち、モード制御レジスタ35の保持値を変更することに基づいて、IP回路31又はCPU3のいずれかを排他的に(選択的に)バス10にアクセス可能な状態にさせる。なお、CPU3が稼動状態のとき、CPU3は、活性化状態のバス33を介して、IP回路31内のスレーブ回路にアクセス可能である。また、モード制御レジスタ35からバス33、34に対して、モード制御レジスタ35の保持値に応じたモード信号が出力される。
ここで、図6を参照して、マスタモジュール30の動作を説明する。
時刻t0のとき、IP回路31は稼働状態RUNで、モード信号はLレベルで、CPU3はスリープ状態である。
時刻t1のとき、IP回路31はスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のマスタモジュール30の動作状態を示すステータス値は、マスタモジュール30が非活性状態であることを示す値が設定される。なお、マスタモジュール30の動作状態を示すステータス値を参照することで、IP回路31、マスタ回路32の動作状態を判別することができるものとする。言うまでもなく、IP回路31、マスタ回路32ごとにステータス値を割り当ててもよい。
ステータス値の変化を受けて、システムコントローラ7は、モード制御レジスタ35の保持値をHレベルに設定し、モード信号をHレベルに設定する。これにより、CPU3は、バス33を介して、IP回路31内のスレーブ回路にアクセス可能となる。また、CPU3は、バス34を介して、バス10にアクセス可能となる。
また、システムコントローラ7は、CPU3を起動する。これにより、CPU3が主体的に機能するようにマスタモジュール30は設定される。つまり、CPU3はバス10にアクセス可能になる。なお、CPU3の起動方法は、インターフェイス回路38を介して行う必要はない。
CPU3は、IP回路31とは異なる機能を実現する。これによってマスタモジュール30の多機能化を図ることができる。また、CPU3は、バス33を介して、スリープ状態のIP回路31内のスレーブ回路(ハードウェア36、メモリ37)を利用することができる。CPU3がIP回路31内のスレーブ回路を利用することによって、半導体集積回路52におけるシステム資源の利用効率は向上する。
なお、システムコントローラ7は、マスタステータスレジスタ8のマスタモジュール30の動作状態を示すステータス値を参照する代わりに、直接、IP回路31にアクセスし、その動作状態を判断しても良い。
時刻t2のとき、CPU3はスリープ状態となる。システムコントローラ7は、CPU3による処理終了を検出すると、モード制御レジスタの設定を初期化する。すなわち、システムコントローラ7は、モード制御レジスタ35の保持値をLレベルとし、モード信号をLレベルに設定する。これにより、IP回路31が主体的に機能できるようにマスタモジュール30は設定される。
時刻t3のとき、IP回路31は稼働状態となる。そして、マスタステータスレジスタ8のマスタモジュール30の動作状態を示すステータス値は、マスタモジュール30が活性状態であることを示す値が設定される。
上述のように、本実施形態では、IP回路31が機能していないとき、CPU3を機能させることで、マスタモジュール30に異なる機能を付加する。また、CPU3にIP回路31内のスレーブ回路(ハードウェア36、メモリ37)を利用可能とさせ、半導体集積回路52におけるシステム資源の利用効率を向上させることができる。
ここで、図7を参照して、半導体集積回路52の動作について説明する。
時刻t0のとき、マスタ回路1は稼働状態RUN、マスタ回路2は稼働状態RUN、マスタ回路3は稼働状態RUN、IP回路31は稼働状態RUN、モード信号はLレベル、CPU3はスリープ状態である。
時刻t1のとき、マスタ回路2はスリープ状態となる。また、マスタモジュール30もスリープ状態となる。このとき、マスタステータスレジスタ8のマスタ回路2の動作状態を示すステータス値は、マスタ回路2が非活性状態であることを示す値が設定される。マスタモジュール30についても同様である。
システムコントローラ7は、バス設定を変更し、マスタ回路2に割り当てられていたM2領域15をマスタモジュール30に割り当てる。これによって、スレーブ回路6に伝達されるマスタIDが変更され、マスタモジュール30から発行されたアクセス要求はマスタ回路2から発行されたアクセス要求であるものとしてスレーブ回路6で処理される。すなわち、スレーブ回路6のM2領域15は、マスタモジュール30により利用可能となる。
システムコントローラ7は、バス設定の変更後、モード制御レジスタ35の保持値をHレベルに設定し、モード信号をHレベルに設定する。また、システムコントローラ7は、CPU3を起動する。これにより、CPU3を用いて、IP回路31のスリープ中にIP回路31とは異なる機能を実現できる。すなわち、マスタモジュールの多機能化を図ることができる。
また、スリープ状態のIP回路31内のスレーブ回路(ハードウェア36、メモリ37)は、バス33を介して接続されたCPU3によって利用可能な状態となる。これにより、IP回路31内のシステム資源の利用効率が向上する。また、第1の実施形態と同様にバス10の設定が変更されているため、CPU3は、バス10を介して、M2領域15にアクセスすることも可能である。つまり、モード制御レジスタ35の保持値の変更に伴ってマスタモジュール30の動作状態に変更があったとしても、M2領域15はCPU3により利用され得る状態に設定可能である。これにより、半導体集積回路52内のシステム資源の利用効率はさらに向上する。
時刻t2のとき、CPU3はスリープ状態となる。システムコントローラ7は、CPU3による処理が終了したことを検出すると、バス設定を初期化し、マスタモジュール30に割り当てられていたM2領域15をマスタ回路2に割り当てる。これによって、スレーブ回路6に伝達されるマスタIDが初期化され、マスタモジュール30から発行されたアクセス要求はマスタ回路2から発行されたアクセス要求であるものとして処理されなくなる。
また、システムコントローラ7は、モード制御レジスタの設定を初期化する。すなわち、システムコントローラ7は、モード制御レジスタ35の保持値をLレベルとし、モード信号をLレベルに設定する。これにより、IP回路31が主体的に機能可能な状態にマスタモジュール30は設定される。
時刻t3のとき、IP回路31は稼働状態となる。そして、マスタステータスレジスタ8のマスタモジュール30の動作状態を示すステータス値は、マスタモジュール30が活性状態であることを示す値が設定される。
本実施形態においては、CPU3の活用により、マスタモジュールの多機能化を図ることができる。また、IP回路31が非活性状態のとき、CPU3は、活性化状態のバス33を介して、IP回路31内のスレーブ回路(ハードウェア36、メモリ37)にアクセス可能である。そして、マスタモジュール30内のシステム資源の利用効率が向上する。
さらに、本実施形態の半導体集積回路52においても、第1、第2の実施形態と同様に、マスタ回路2が非活性状態となったとき、バス設定を変更し、マスタ回路2に割り当てられていたM2領域15をマスタモジュール30に割り当てる。そして、M2領域15は、CPU3によって利用可能となる。これによって、非活性状態のマスタ回路に割り当てられていたスレーブ回路は、CPU3によっても利用可能な状態となり、半導体集積回路52内のシステム資源の利用効率がさらに向上する。
本発明の技術的範囲は上述の実施形態に限定されない。マスタ回路、スレーブ回路の具体的な機能は任意である。M1領域14、M2領域15、M3領域16は、個々に分離されたスレーブ回路であっても良い。バス設定の変更方法は上述の実施形態に限定されない。レジスタの保持値の変更に基づく方法以外の方法で、バス設定を変更しても良い。システムコントローラ20を外部端子21に接続する態様は、パラレルインターフェイスに限られず、シリアルインターフェイス(JTAG(Joint Test Action Group)、USB(Universal Serial Bus)等)であっても良い。
半導体集積回路50の概略的なブロック図である。 回路ブロック間の優劣関係を説明するための説明図である。 半導体集積回路50の動作を説明するための概略的なタイミングチャートである。 半導体集積回路51の概略的なブロック図である。 半導体集積回路52の概略的なブロック図である。 マスタモジュール30の動作を説明するための概略的なタイミングチャートである。 半導体集積回路52の動作を説明するための概略的なタイミングチャートである。
符号の説明
50 半導体集積回路
1 マスタ回路
2 マスタ回路
3 マスタ回路
4 マスタ回路
5 マスタ回路
6 スレーブ回路
7 システムコントローラ
8 マスタステータスレジスタ
9 バスコントローラ
10 バス
11 インターフェイス回路
12 インターフェイス回路
13 制御レジスタ
14 M1領域
15 M2領域
16 M3領域
20 システムコントローラ
21 端子
30 マスタモジュール
31 IP回路
32 マスタ回路
33 バス
34 バス
35 モード制御レジスタ
36 ハードウェア
37 メモリ
38 インターフェイス回路

Claims (16)

  1. 第1マスタ回路と、
    第2マスタ回路と、
    前記第1マスタ回路に割り当てられ、アクセス要求に含まれるマスタ識別子が前記第1のマスタ回路を示すときにのみ前記アクセス要求を受け付ける第1スレーブ回路と、
    前記第1マスタ回路と、前記第2マスタ回路と、前記第1スレーブ回路と接続される第1バスと、
    前記第1マスタ回路からのアクセス要求を、前記第1バスを介して前記第1スレーブ回路に伝達するように設定されたバスコントローラと、
    前記第1マスタ回路が非活性状態にあるときに、前記第2マスタ回路からのアクセス要求に含まれた、前記第2マスタ回路を示すマスタ識別子を、前記第1マスタ回路を示すマスタ識別子に置換することを示す指示を前記バスコントローラに行うシステムコントローラとを有し、
    前記バスコントローラは、前記システムコントローラからの前記指示の受信後、前記第2マスタ回路からのアクセス要求に対して、該アクセス要求に含まれた、前記第2マスタ回路を示すマスタ識別子を、前記第1マスタ回路を示すマスタ識別子への置換を行ってから、該アクセス要求を、前記第1バスを介して前記第1スレーブ回路に伝達することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記システムコントローラは、
    前記指示を行うと共に、前記第2マスタ回路を起動させ、
    起動した前記第2マスタ回路が非活性状態になったときに、前記置換を停止するよう前記バスコントローラを制御することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記システムコントローラは、前記バスコントローラが有するレジスタの保持値を変更することによって前記指示を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路。
  4. 少なくとも前記第1マスタ回路の動作状態を示す状態値を保持するマスタステータスレジスタをさらに備え、
    前記システムコントローラは、前記マスタステータスレジスタの前記状態値が、前記第1マスタ回路が非活性状態であることを示すとき、前記指示を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1バスに接続され、前記システムコントローラが接続されるインターフェイス回路を有する第3マスタ回路を更に備え、
    前記システムコントローラは、前記バスコントローラへの前記指示を、前記第3マスタ回路に行わせることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記システムコントローラは、外部端子を介して、前記第3マスタ回路の前記インターフェイス回路に接続されることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1マスタ回路及び前記第2マスタ回路に接続された第2バスをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  8. 前記第2マスタ回路及び前記第1スレーブ回路に接続された第3バスをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路。
  9. 前記システムコントローラは、さらに、少なくとも前記第2バスの設定を制御することを特徴とする請求項7または8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記システムコントローラは、前記第2バスに接続されたモード制御レジスタの保持値の変更に基づいて、前記第2バスの設定を変更することを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路。
  11. 前記第1マスタ回路及び前記第2マスタ回路は、前記第1バスに接続されるマスタモジュールに組み込まれていることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体集積回路。
  12. 前記第1バスには、第3マスタ回路、及び当該第3マスタ回路に割り当てられた第2スレーブ回路が更に接続され、
    前記システムコントローラは、さらに、前記第3マスタ回路の動作状態に応じて、前記第2スレーブ回路を前記マスタモジュールに割り当てることを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回路。
  13. 第1マスタ回路と、第2マスタ回路と、前記第1マスタ回路に割り当てられ、アクセス要求に含まれるマスタ識別子が前記第1のマスタ回路を示すときにのみ前記アクセス要求を受け付ける第1スレーブ回路と、前記第1マスタ回路からのアクセス要求を前記第1スレーブ回路に伝達するように設定されたバスコントローラとを備えた半導体集積回路の制御方法であって、
    前記第1マスタ回路が非活性状態にあるときに、前記第2マスタ回路からのアクセス要求に含まれた、前記第2マスタ回路を示すマスタ識別子を、前記第1マスタ回路を示すマスタ識別子に置換することを示す指示を前記バスコントローラに行い、
    前記指示を受信した前記バスコントローラが、前記第2マスタ回路からのアクセス要求に対して、該アクセス要求に含まれた、前記第2マスタ回路を示すマスタ識別子を、前記第1マスタ回路を示すマスタ識別子への置換を行ってから、該アクセス要求を前記第1スレーブ回路に伝達することを特徴とする制御方法。
  14. 前記指示を行うと共に、前記第2マスタ回路を起動させ、
    起動した前記第2マスタ回路が非活性状態になったときに、前記置換を停止するよう前記バスコントローラを制御することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記バスコントローラが有するレジスタの保持値を変更することによって前記指示を行うことを特徴とする請求項13または14に記載の制御方法。
  16. 前記半導体集積回路が、少なくとも前記第1マスタ回路の動作状態を示す状態値を保持するマスタステータスレジスタをさらに備え、
    前記マスタステータスレジスタの前記状態値が、前記第1マスタ回路が非活性状態であることを示すとき、前記指示を行うことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の制御方法。
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