JP5146320B2 - アプリケーション連携システム、アプリケーション連携方法、記録媒体およびアプリケーション連携プログラム - Google Patents

アプリケーション連携システム、アプリケーション連携方法、記録媒体およびアプリケーション連携プログラム Download PDF

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Description

本発明は、連携ルールをユーザの操作により獲得するアプリケーション連携システム、アプリケーション連携サーバ、抽出側連携装置、貼付側連携装置、アプリケーション連携プロキシサーバ、アプリケーション連携方法、記録媒体およびアプリケーション連携プログラムに関する。
業務アプリケーションによって作業を行う場合等には、複数のアプリケーション(以下、APと表記する。)間でデータを交換しながら処理を行うことがある。このような際、あらかじめ相互に連携することを前提にAPが設計されていれば、多数存在する専用の連携技術(例えば、CORBA(非特許文献1参照。)やSOAP、COM(非特許文献2参照。))を使用してAP間でデータ交換することができる。例えば、情報を検索しその結果を表示するWebAPの検索結果が、別の帳票入力APに入力される予定の場合で、情報検索WebAPが例えばSOAP等を利用したWebサービスインターフェイスを提供していて、かつ帳票入力APがそのWebサービスに対応している場合には、この方法(専用の連携技術)が使用できる。
一方、APの設計時には想定していなかった別APとAPとの間のデータ交換に対する需要は多い。例えば、上記の例のWebAPが連携手段を提供していなかったり、連携手段が提供されていても上記の帳票入力APがその連携手段に対応していなかったりする場合、ユーザが項目ごとに手動で値を移動する必要がある。したがって、手間がかかる上、他の作業者に手順を伝えることも難しい。
既存のAPを改造することなく、AP間でデータ交換を一括して行う技術が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されているAP連携システムは、連携情報収集部、データ変換部、通信部、コンフィギュレーションDB、データ出力部およびシステム設定プログラムを含む。このような構成を有するAP連携システムは、次のように動作する。
すなわち、コンフィギュレーション生成フェーズにおいては、システム設定プログラムは、ユーザからの入力に従って、ターゲットAP名、関連AP名、連携方法、関係ウィンドウから収集すべきデータの座標情報、及び、データ変換方法を、コンフィギュレーションDBに登録する。連携フェーズでは、コンフィギュレーションDBに格納された連携手順に従い、連携情報収集部は、ターゲットAP及び関連APの表示ウィンドウを識別し、連携手順内の座標情報に従いターゲットAPの表示ウィンドウから連携データを収集する。次に、連携情報収集部は、通信部を介して、収集した連携データを連携APに渡し、連携APの処理結果がデータ出力部に渡される。データ出力部は受け取った処理結果をターゲットAPや関連APの表示ウィンドウに出力する。
なお、Webページを記述するHTMLや、画面構成をXMLで表現するXAML(Extensible Application Markup Language)(非特許文献3参照。)等の木構造データ内の項目を指定する言語として、XPath(XML Path Language )(非特許文献4参照。)が知られている。また、Webサーバ上でプログラムを実行する機能として、Servlet(非特許文献5参照。)が知られている。
特開2005−285009号公報(段落0037−0041) "CORBA"、[online]、Object Management Group、[平成18年11月15日検索]、インターネット<URL : http://www.omg.org/technology/documents/formal/corba_iiop.htm> "COM"、[online]、マイクロソフト、[平成18年11月15日検索]、インターネット<URL : http://www.microsoft.com/japan/com/compapers.asp> "XAML"、[online]、マイクロソフト、[平成18年11月15日検索]、インターネット<URL : http://windowssdk.msdn.microsoft.com/en-us/library/ms752059.aspx> "XPath"、[online]、The World Wide Web Consortium 、[平成18年11月15日検索]、インターネット<URL : http://www.w3.org/TR/xpath> "Servlet"、[online]、Java Community Process、[平成18年11月15日検索]、インターネット<URL : http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr154/index.html >
上記技術の第1の問題点は、対象APや環境が変更された場合、再度連携手順の登録作業を行うまで連携ができないということである。その理由は、上記技術では、連携は、登録された連携手順に従って行われ、登録されている情報と実行中のAPの情報とが完全に一致しない場合には連携処理を行うことができないためである。
上記技術の第2の問題点は、新たなAP対の連携を行うためには登録作業が必要となるということである。その理由は、上記技術では、連携手順を連携を行うAP対ごとに設定する必要があり、コンフィギュレーションDBに設定されていないAP対に関しては、連携処理がまったく動作しないため、対象となるAP対専用の登録作業を行う必要があるためである。
上記技術の第3の問題点は、連携するAPのどちらか一方が変更された場合には、連携手順全体の再設定が必要となるということである。その理由は、上記技術では、連携手順全体を一つのデータとして登録することから、どちらか一方が変更された場合には連携手順全体が使用不可能となるためである。
上記技術の第4の問題点は、連携手順設定のためのコストが高いということである。その理由は、上記技術では、連携手順が間違っている場合には正しく動作せず、全ての場合に正しく動作する連携手順を設定する必要があるためである。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能なアプリケーション連携システム、アプリケーション連携サーバ、抽出側連携装置、貼付側連携装置、アプリケーション連携プロキシサーバ、アプリケーション連携方法、記録媒体およびアプリケーション連携プログラムを提供することにある。
つまり、本発明は、対象APが変更された場合にも再度連携手順の登録作業を行うことなく、AP上での修正作業によって連携手順を修正できるとともに、新たなAP対の連携を行う際にも、AP上でのユーザの操作から連携手順を設定できるアプリケーション連携システム、アプリケーション連携サーバ、抽出側連携装置、貼付側連携装置、アプリケーション連携プロキシサーバ、アプリケーション連携方法、アプリケーション連携プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明によるアプリケーション連携システムは、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムであって、前記抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段と、前記変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、データの抽出要求に応じて、前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択手段と、前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出手段と、データの貼付要求に応じて、前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択手段と、前記変換規則選択手段が選択した変換規則に従って、前記情報抽出手段が抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力手段とを備え、前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック手段、もしくは前記データ出力手段が出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック手段、または前記抽出規則フィードバック手段および前記貼付フィードバック手段とを含む。
本発明によるアプリケーション連携サーバは、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムにおけるアプリケーション連携サーバであって、前記抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段と、前記変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、データの抽出要求に応じて、前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択手段と、前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出手段と、変更要求に応じて前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を修正する抽出規則フィードバック反映手段と、データの貼付要求に応じて、前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択手段と、変更要求に応じて前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を修正する変換規則フィードバック反映手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による抽出側連携装置は、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられ、サーバが記憶する抽出されるデータを特定可能な情報を含む前記抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する抽出側連携装置であって、前記サーバが選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック手段を備えたことを特徴とする。
本発明による貼付側連携装置は、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられ、サーバが記憶する貼付位置を特定可能な情報を含む前記変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを前記第2のアプリケーションに貼り付ける貼付側連携装置であって、前記サーバが選択した変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力手段と、前記データ出力手段が出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるアプリケーション連携プロキシサーバは、サーバが記憶している抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられるアプリケーション連携プロキシサーバであって、前記サーバが選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理を端末装置に実行させるための第1アプリケーション制御手段と、前記サーバが選択した変換規則に従って、前記サーバが抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理と、前記第2のアプリケーションが出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理とを端末装置に実行させるための第2アプリケーション手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるアプリケーション連携方法は、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるためのアプリケーション連携方法であって、データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択し、前記選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出し、データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択し、前記選択した変換規則に従って、前記抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力し、前記選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する、もしくは前記出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する、または前記選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力すると共に前記出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する、ことを特徴とする。
本発明によるアプリケーション連携プログラムは、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するコンピュータに搭載されるアプリケーション連携プログラムであって、前記コンピュータに、データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択処理と、前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出処理と、データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択処理と、前記変換規則選択処理で選択した変換規則に従って、前記情報抽出処理で抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理とを実行させ、前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理、もしくは前記データ出力処理で出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理、または前記抽出規則フィードバック処理および前記貼付フィードバック処理とを実行させる。
本発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するコンピュータに搭載されるアプリケーション連携プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータに、データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択処理と、前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出処理と、データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択処理と、前記変換規則選択処理で選択した変換規則に従って、前記情報抽出処理で抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理とを実行させ、前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理、もしくは前記データ出力処理で出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理、または前記抽出規則フィードバック処理および前記貼付フィードバック処理とを実行させるためのアプリケーション連携プログラムを記録する。
上述した構成とすることで、対象APが変更された場合にも再度連携手順の登録作業を行うことなく、抽出規則、変換規則ではなく、結果であるAP上の値を修正することによって連携手順を修正できる。
第1の実施の形態におけるAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 抽出規則表を示す説明図である。 抽出情報を示す説明図である。 変換規則表を示す説明図である。 抽出処理の一例を示すフローチャートである。 貼付処理の一例を示すフローチャートである。 抽出規則選択処理の一例を示すフローチャートである。 抽出規則修正処理の一例を示すフローチャートである。 変換規則選択処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 第5の実施の形態におけるAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 第6の実施の形態におけるAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 本発明によるAP連携システムの第7の実施の形態を示すブロック図である。 本実施例のAP連携システムの構成例を示すブロック図である。 本発明によるAP連携システムの第2の実施例を示すブロック図である。
1 抽出元AP
2 貼付先AP
100 AP連携システム
110 抽出側連携装置
111 情報取得部
112 抽出規則フィードバック部
120 貼付側連携装置
121 データ出力部
122 貼付フィードバック部
130 AP連携サーバ
131 入出力部
132 抽出規則選択部
133 情報抽出部
134 変換規則選択部
135 データ変換部
136 抽出規則蓄積部
137 抽出規則表
138 抽出規則
139 抽出情報蓄積部
140 抽出情報
140−2 抽出元情報
141 変換規則蓄積部
142 変換規則表
143 変換規則
144 貼付フィードバック情報
145 フィードバック反映部
147 抽出規則フィードバック情報
148 貼付先識別子
149 貼付候補情報
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明によるAP連携システムの第1の実施の形態を示すブロック図である。図1に示すAP連携システム100は、抽出側連携装置110と、貼付側連携装置120と、AP連携サーバ130とを備えている。抽出側連携装置110は、抽出元AP1およびAP連携サーバ130と入出力可能に接続される。貼付側連携装置120は、貼付先AP2およびAP連携サーバ130と入出力可能に接続される。なお、抽出元AP1は、具体的には、抽出元AP1に従って動作するコンピュータである。また、貼付先AP2は、貼付先AP2に従って動作するコンピュータである。
ユーザは、まず最初に、ある抽出元AP1において、抽出したいデータ項目を指定して抽出する。その後、ユーザは、ある貼付先AP2の各入力部において、抽出したデータ項目のうち貼り付けたいデータ項目を指定して貼付を行う。ここで、AP連携サーバ130は、ユーザにより抽出されたデータ項目にもとづいて、抽出規則を生成して記憶する。また、AP連携サーバ130は、貼付先AP2の各入力部と貼付されたデータ項目との対応関係にもとづいて、変換規則を生成して記憶する。
その後、ユーザは、抽出したいデータ項目を指定することなく、例えば、画面上の「抽出ボタン」を押下する等の抽出指示を行うだけで、同じ抽出元AP1やフォーマットが同じまたは類似している抽出元AP1から、抽出規則に応じたデータ項目を抽出することができる。また、ユーザは、貼り付けたいデータ項目を指定することなく、例えば、画面上の「貼付ボタン」を押下する等の貼付指示を行うだけで、同じ貼付先AP2やフォーマットが同じまたは類似している貼付先AP2の各入力部に、変換規則に応じたデータ項目を貼り付けることができる。
また、ユーザは、抽出規則に応じて抽出されたデータ項目を修正することにより、抽出規則を修正することができる。同様に、ユーザは、変換規則に応じて貼り付けされたデータ項目を修正することにより、変換規則を修正することができる。
抽出側連携装置110は、ユーザからの抽出指示を受付ける機能を有し、抽出元AP1から情報を取得して抽出元情報140−2をAP連携サーバ130に渡す情報取得部111と、AP連携サーバ130から取得した抽出規則138を抽出元AP1に提示し、提示した抽出規則138がユーザの操作によって修正された場合には、修正された抽出規則フィードバック情報147をAP連携サーバ130に返送する抽出規則フィードバック部112とを備えている。抽出元情報140−2は、抽出元AP1から入力した情報であって、例えば、抽出元AP1における表示情報を含む情報である。抽出元情報140−2は、例えば、抽出元AP1がWebブラウザである場合、表示中のWebページのhtmlファイルである。
抽出規則138は、抽出元情報140−2が木構造データ(例えば、Webページを記述するHTMLや、画面構成をXMLで表現するExtensible Application Markup Language(XAML))で表される場合には、例えば、木構造データ内の項目を指定する言語(例えばXML内の項目を指定するXPath言語)で記載されることが好ましい。
貼付側連携装置120は、ユーザからの貼付指示を受付ける機能を有し、貼付先AP2を示す貼付先識別子148をAP連携サーバ130に渡し、AP連携サーバ130から貼付候補情報149を受け取り、貼付先AP2の各入力部に貼付候補情報149を出力するデータ出力部121と、ユーザの操作により、貼付先AP2の入力部の値が、別の貼付候補またはユーザが入力した値に修正された際に、修正内容を貼付フィードバック情報144としてAP連携サーバ130に通知する貼付フィードバック部122とを備えている。
AP連携サーバ130は、抽出側連携装置110および貼付側連携装置120からの通信を受付ける入出力部131と、抽出規則選択部132と、情報抽出部133と、抽出情報蓄積部139に蓄積されている抽出情報140に含まれる抽出元識別子および貼付先識別子148から変換規則表142に従って使用する変換規則143を決定する変換規則選択部134と、変換規則143に従って抽出情報140を変換するデータ変換部135と、抽出規則表137および抽出規則138を蓄積する抽出規則蓄積部136と、抽出情報140を蓄積する抽出情報蓄積部139と、変換規則表142、変換規則143および貼付フィードバック情報144を蓄積する変換規則蓄積部141と、貼付フィードバック情報144に基づいて変換規則143を更新するフィードバック反映部145とを備えている。
図2は、抽出規則表137の例を示す説明図である。図2に示すように、抽出規則表137には、抽出元識別子140−1と、抽出規則138とが含まれている。抽出元識別子140−1は、抽出元情報140−2を識別可能な情報であって、例えば、抽出元情報140−2のURI(Uniform Resource Identifiers:URLを含む概念、以下、URLという。)や、「実行ファイル名+ウィンドウタイトル」等の情報である。
抽出規則138は、抽出元情報140−2の一部として抽出された抽出項目にもとづいて生成される規則であって、抽出元情報140−2において抽出項目(抽出されるデータ)を特定可能な情報を含む。抽出規則138は、抽出規則選択部132によって、ユーザの抽出指示に応じて作成された抽出元情報140−2に適用される。その結果、抽出項目が抽出され、抽出元AP1に出力される。
図3は、抽出情報140の例を示す説明図である。図3に示すように、抽出情報140は、抽出元識別子140−1と、抽出元情報140−2と、抽出項目140−3とを含む情報である。抽出項目140−3は、抽出項目1〜nを含む。抽出情報140は、抽出元情報140−2の一部として抽出された抽出項目140−3を示す情報である。抽出項目140−3は、情報抽出部133が抽出元情報140−2に抽出規則138を適用することによって、抽出元識別子140−1および抽出元情報140−2に対応付けて記憶される。
図4は、変換規則表142の例を示す説明図である。図4に示すように、変換規則表142には、抽出元識別子140−1と、貼付先識別子148と、貼付先構造情報142−3と、変換規則143とが含まれている。貼付先識別子148は、貼付先AP2を識別可能な情報であって、例えば、貼付先AP2のURLや、「実行ファイル名+ウィンドウタイトル」等の情報である。なお、変換規則は貼付位置を特定可能な情報を含む。
変換規則143は、貼付先AP2の各入力部と、貼り付けられた抽出項目140−3との対応関係を示す規則である。変換規則143は、ユーザによる貼付指示があった場合に、抽出項目140−3に適用される。その結果、変換された抽出項目140−3が貼付候補情報149として貼付元AP2の各入力部に出力される。
抽出元識別子140−1、貼付先識別子148は、それぞれ抽出元AP1、貼付先AP2を識別するための符号である。例えば、抽出元AP1および貼付先AP2がWebアプリケーションの場合であれば、ページのURLを、抽出元識別子140−1、貼付先識別子148として使用できる。また、抽出元AP1および貼付先AP2が一般のAPの場合は、APの実行ファイル名と対象のウィンドウ名を連結した文字列(例えば、"app.exe:データ入力ウィンドウ")を、抽出元識別子140−1、貼付先識別子148として使用できる。さらに、抽出元AP1、貼付先AP2のデータ構造を解析し、その構造に対して一意である識別子を、抽出元識別子140−1、貼付先識別子148として使用してもよい。例えば、Webページから識別子を抽出する際にHTMLヘッダのテキストのハッシュ値を識別子として使用することにより、同じ構成を持ったWebページに同じ抽出規則や変換規則を使用することができる。
次に、図面を参照して第1の実施の形態の動作について説明する。まず、あらかじめ抽出規則138が記憶されている場合に、ユーザからの抽出指示に応じて、抽出元AP1から自動的にデータを抽出する処理について説明する。図5は、抽出処理の一例を示すフローチャートである。
抽出側連携装置110の情報取得部111は、ユーザからの抽出指示を受け取ると、抽出元AP1から取得可能な情報を抽出する(ステップS101)。情報取得部111は、例えば、抽出元AP1において表示されている情報を抽出する。
情報取得部111は、ステップS101において抽出した情報を、抽出元情報140−2として、抽出元識別子140−1とともにAP連携サーバ130に送信する(ステップS102)。
抽出規則選択部132は、抽出規則138を選択する(ステップS103)。抽出規則選択部132は、例えば、情報取得部111が出力した抽出元情報140−2と抽出元識別子140−1とを、入出力部131を介して入力し、入力した抽出元識別子140−1にもとづいて抽出規則138を選択する。抽出規則選択部132が抽出規則138を選択する処理方法については後述する。
次に、情報抽出部133は、ステップS103において選択された抽出規則138に従って、抽出元情報140−2から抽出項目140−3を抽出する。そして、情報抽出部133は、抽出項目140−3、抽出元情報140−2および抽出元識別子140−1を、抽出情報140として抽出情報蓄積部139に保存する(ステップS104)。また、抽出規則選択部132は、選択した抽出規則138を、抽出側連携装置110に返送する(ステップS105)。
選択された抽出規則138を受け取った抽出規則フィードバック部112は、抽出元AP1を介してユーザに抽出規則138の各項目を提示する。すなわち、抽出規則フィードバック部112は、AP連携サーバ130から入力した抽出規則138を抽出元情報140−2に適用して抽出項目を抽出し、抽出元AP1に出力する。抽出規則フィードバック部112は、例えば、ユーザの修正操作を監視して、抽出元AP1に出力した抽出項目が修正されたか否かを判断する(ステップS106)。
ステップS106において、ユーザが抽出規則138の修正を指示した場合には(はい)、抽出規則フィードバック部112は、修正された抽出規則を抽出規則フィードバック情報147としてAP連携サーバ130に送信する(ステップS107)。例えば、抽出元AP1に出力された抽出項目にユーザが抽出したい項目が含まれていない等の場合に、ユーザが抽出規則の修正を指示することが考えられる。例えば、ユーザが新たな抽出項目を指定した場合、抽出規則フィードバック部112は、ユーザによって指定された抽出項目にもとづいて、新たな抽出規則として抽出規則フィードバック情報147を生成し、AP連携サーバ130に出力する。ステップS106において、ユーザが抽出規則138の修正を指示しない場合(いいえ)、AP連携システム100は、一連の処理を終了する。
AP連携サーバ130の情報抽出部133は、抽出規則フィードバック情報147にもとづいて、蓄積されている抽出規則138を修正する(ステップS108)。情報抽出部133が抽出規則138を修正する処理方法については後述する。
また、情報抽出部133は、抽出情報蓄積部139に保存されている抽出情報140に含まれる抽出元情報140−2から、新しい抽出規則138に従って、再度抽出項目140−3を抽出し、抽出情報蓄積部139に保存しなおす(ステップS109)。
次に、あらかじめ変換規則143が記憶されている場合に、ユーザからの貼付指示に応じて、貼付先AP2に自動的にデータを貼り付ける処理について説明する。図6は、貼付処理の一例を示すフローチャートである。
貼付側連携装置120のデータ出力部121は、ユーザからの貼付指示を受け取ると、貼付先識別子148をAP連携サーバ130に送信する(ステップS111)。
次に、変換規則選択部134は、使用する変換規則143を選択する(ステップS112)。変換規則選択部134は、例えば、データ出力部121が出力した貼付先識別子148を入出力部131を介して入力するとともに、抽出情報140から抽出元識別子140−1を抽出し、入力した貼付先識別子148および抽出元識別子140−1にもとづいて変換規則143を選択する。変換規則選択部134が変換規則143を選択する処理方法については、後述する。
次に、データ変換部135は、選択された変換規則143に従って、抽出情報蓄積部139に蓄積されている抽出情報140を変換する(ステップS113)。例えば、データ変換部135は、抽出情報140に含まれる抽出項目140−3に変換規則143を適用し、その適用結果を、貼付候補情報149として貼付側連携装置120に送信する。
貼付候補情報149を受け取ったデータ出力部121は、貼付先AP2の各入力部に、貼付候補情報149の対応する項目を出力する(ステップS114)。例えば、データ出力部121は、貼付先AP2の各入力部に対応付けられた抽出項目140−3を含む貼付候補情報149を入力し、貼付先AP2の各入力部に、対応する抽出項目140−3を出力する。
貼付フィードバック部122は、ユーザの修正操作を監視し、貼付先AP2に出力した項目が修正されたか否かを判断する(ステップS115)。ステップS115において、貼付先AP2に出力した項目が修正された際は(はい)、貼付フィードバック部122は、どの項目がどのように修正されたかを貼付フィードバック情報144としてAP連携サーバ130に送信する。例えば、貼付フィードバック部122は、ユーザによって修正された項目にもとづいて、新たな変換規則として貼付フィードバック情報144を生成し、AP連携サーバ130に送信する。ステップS115において、貼付先AP2に出力した項目が修正されない場合(いいえ)、AP連携システム100は、一連の処理を終了する。
AP連携サーバ130は、貼付フィードバック情報144を変換規則蓄積部141に蓄積する(ステップS116)。フィードバック反映部145は、変換規則蓄積部141に蓄積された貼付フィードバック情報144に従い、ユーザが修正した値を出力するよう変換規則143を修正する(ステップS117)。
次に、抽出規則選択の方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。図7は、図5に示すステップS103における抽出規則選択処理の一例を示すフローチャートである。抽出規則選択部132は、抽出元識別子140−1を取得する(ステップS121)。抽出規則選択部132は、入力した抽出元識別子140−1を抽出規則表137から検索する(ステップS122)。すなわち、抽出規則選択部132は、入力した抽出元識別子140−1が抽出規則表137に登録されているか否かを判断する。
ステップS122において、入力した抽出元識別子140−1が抽出規則表137に記載されている場合には(はい)、抽出規則選択部132は、記載されている抽出規則138を選択する(ステップS123)。すなわち、抽出規則選択部132は、一致する抽出元識別子140−1を含む抽出規則を選択する。
ステップS122において、入力した抽出元識別子140−1が抽出規則表137に登録されていない場合は(いいえ)、抽出規則選択部132は、抽出規則表137に登録されている抽出元識別子140−1のうち、入力した抽出元識別子140−1と最も一致度の高い抽出元識別子140−1に対応する抽出規則138を初期抽出規則として選択する(ステップS124)。すなわち、抽出規則選択部132は、最も類似する抽出元識別子140−1を含む抽出規則138を選択する。抽出規則選択部132は、例えば、入力した抽出元識別子140−1と登録されている抽出元識別子140−1との文字列の差分にもとづいて、一致度を求める。そして、抽出規則選択部132は、入力した抽出元識別子140−1に対応付けて、初期抽出規則として選択した抽出規則138を抽出規則表137に記載する(ステップS125)。
次に、抽出規則修正の方法について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8は、図5に示すステップS108における抽出規則修正処理の一例を示すフローチャートである。
抽出規則フィードバック情報147を受け取った情報抽出部133は、修正前後の抽出規則138を比較する(ステップS131)。ステップS131において、修正の量が規定値以下でない場合は(いいえ)、情報抽出部133は、選択した抽出規則138が正しくなかったと判断し、抽出規則表137に新たな項目を追加して、修正後の抽出規則138を抽出元識別子140−1と関連付けて抽出情報蓄積部139に登録し(ステップS132)、抽出規則修正処理を終了する。
ステップS131において、修正の量が規定値以下の場合には(はい)、ステップS133に移行する。ステップS133において、情報抽出部133は、修正前のいずれかの項目の条件を緩和することで修正後の項目を含むように変更できるか否かを判断する。ステップS133において、変更できると判断した場合は(はい)、ステップS134に移行する。
ステップS134において、情報抽出部133は、条件を緩和する副作用として、選択されるべきでない項目の数があらかじめ決められている規定値以上選択されないか否かを判断する。ステップS134において、選択されないと判断した場合は(はい)、情報抽出部133は、緩和した条件を新たな抽出項目として抽出情報蓄積部139に登録し(ステップS135)、ステップS137に移行する。
ステップS133,S134の判断に合致しなかった場合は(いいえ)、情報抽出部133は、修正後の項目を追加登録し(ステップS136)、ステップS137に移行する。情報抽出部133は、ステップS133からS136までの操作を全ての修正項目について実行したか否かを判断し(ステップS137)、実行していないと判断した場合には(はい)、ステップS133に移行する。実行したと判断した場合には(いいえ)、情報抽出部133は、抽出規則修正処理を終了する。
次に、変換規則選択の方法について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9は、図6に示すステップS112における変換規則選択処理の一例を示すフローチャートである。
貼付先識別子148を受け取った変換規則選択部134は、抽出情報蓄積部139に蓄積されている抽出情報140の抽出元識別子140−1を取得し(ステップS141)、抽出元識別子140−1と貼付先識別子148を変換規則表142から検索する。ここで、変換規則選択部134は、例えば、データ出力部121が出力した貼付先識別子148を入出力部131を介して入力する。
変換規則選択部134は、入力した貼付先識別子148および抽出元識別子140−1が変換規則表142に登録されているか否かを判断する(ステップS142)。貼付先識別子148および抽出元識別子140−1がともに登録されている場合は(はい)、変換規則選択部134は、記載されている変換規則を選択し(ステップS148)、変換規則選択処理を終了する。
いずれか一方または双方が変換規則表142に登録されていない場合(いいえ)は、変換規則選択部134は、貼付側連携装置120に、貼付先AP2が受け取るデータの貼付先構造情報142−3を要求する(ステップS143)。そして、変換規則選択部134は、貼付先AP2の貼付先構造情報142−3で変換規則表142を検索し、貼付先構造情報142−3が一致するか否かを判断する(ステップS144)。
ステップS144において、貼付先構造情報142−3が一致する場合(はい)、変換規則選択部134は、変換規則表142に登録されている項目のうち、貼付先AP構造情報142−3及び抽出元識別子140−1が最も類似した(一致度が最も高い)変換規則143を選択し(ステップS145)、ステップS146に移行する。例えば、変換規則選択部134は、貼付先AP2の貼付先構造情報142−3に一致する貼付先構造情報142−3と、入力した抽出元識別子140−1に最も類似する抽出元識別子140−1とに対応する変換規則143を選択する。ここで、抽出元識別子140−1が類似する場合には、抽出および貼付するデータも類似すると推察できるため、変換規則選択部134は、類似する抽出元識別子140−1に対応する変換規則143を選択することが望ましい。
類似度は、例えば、識別子文字列の差分として求められる。すなわち、抽出規則選択部132や変換規則選択部134は、識別子文字列の差分が所定値以下である場合に類似度が高いと判断し、また、識別子文字列の差分が最も小さい場合に類似度が最も高いと判断する。また、別の例では、識別子がURLで示される場合には、抽出規則選択部132や変換規則選択部134は、URLを“.”や“/”の区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、一致する要素の数で求めてもよい。すなわち、抽出規則選択部132や変換規則選択部134は、一致する要素の数が所定値よりも多い場合に類似度が高いと判断し、また、一致する要素の数が最も多い場合に類似度が最も高いとする。そのような類似度の求め方を採用することにより、別のサーバに配備された同種APの変換規則を取得しやすくなり、修正が必要なくなる可能性が高くなる。
類似した変換規則143が登録されていない場合は、変換規則選択部134は、新たな変換規則143を作成し選択する(ステップS147)。例えば、ステップS144において、貼付先構造情報142−3が一致しない場合(いいえ)、変換規則選択部134は、新たな変換規則143を作成して選択し、ステップS146に移行する。また、変換規則選択部134は、選択した変換規則143を変換規則表に登録し(ステップS146)、変換規則選択処理を終了する。
本実施の形態では、ユーザによる値の修正操作がフィードバックされてAP連携サーバに返信され、AP連携サーバはフィードバックされた情報により抽出規則、変換規則を修正するように構成されているため、ユーザは少ない操作で連携手順の定義、修正ができる。
なお、AP連携システム100が、抽出規則蓄積部136と、変換規則蓄積部141と、抽出規則選択部132と、情報抽出部133と、変換規則選択部134と、入出力部131とを有し、さらに、抽出規則フィードバック部112または貼付フィードバック部122を有していれば、上記作用効果が生じる。
また、本実施の形態では、抽出情報がAP連携サーバに一旦置かれるように、システムが構成されているため、抽出元APと貼付先APが異なる計算機上で動作するAPの場合にも連携することができる。
また、本実施の形態では、変換規則は、AP連携サーバに保存されるため、フィードバックが反映された抽出規則、変換規則を他のユーザや他の計算機上でも使用することができる。
なお、本実施の形態では、抽出側連携装置と貼付側連携装置は別々に構成される例を示したが、抽出側連携装置と貼付側連携装置は両方の機能を含んだ一つの構成であってもよい。また、抽出元AP、貼付先APは同一のAPでもよい。また、情報抽出側(抽出元AP1および抽出側連携装置110)と情報出力側(貼付先AP2および貼付側連携装置120)は、別々の機器上で動作してもよい。例えば、情報抽出側がパーソナルコンピュータ等であって、情報出力側が携帯電話機等であってもよい。
また、入出力部131は、例えばServletによって構成され、本実施の形態に示したようにAP連携サーバ全体の通信を受け持ってもよいし、通信種別ごとに別々の入出力部が設けられてもよい。
また、抽出規則蓄積部、抽出情報蓄積部、変換規則蓄積部は、同一の記憶装置で構成されてもよく、本実施の形態で示した例とは異なるわけ方でわけられた別々の記憶装置で構成されてもよい。
また、本実施の形態で示した、抽出規則選択、抽出規則修正、変換規則選択の方法は一例であり、抽出規則が登録されていない場合には全要素を抽出する、または何も抽出しないような抽出規則選択や、追加された抽出規則をそのまま蓄積する抽出規則修正や、抽出された項目を出現順に貼り付ける変換規則選択方法を使用してもよい。
なお、抽出規則蓄積部136は、一般的に、抽出規則記憶手段と呼ぶことができる。変換規則蓄積部141は、一般的に、変換規則記憶手段と呼ぶことができる。抽出規則選択部132は、一般的に、抽出規則選択手段と呼ぶことができる。情報抽出部133は、一般的に、情報抽出手段と呼ぶことができる。変換規則選択部134は、変換規則選択手段と呼ぶことができる。入出力部131は、一般的に、データ出力手段と呼ぶことができる。抽出規則フィードバック部112は、一般的に、抽出規則フィードバック手段と呼ぶことができる。貼付フィードバック部122は、一般的に、貼付フィードバック手段と呼ぶことができる。抽出情報蓄積部139は、一般的に、抽出情報記憶手段と呼ぶことができる。フィードバック反映部145は、一般的に、変換規則フィードバック反映手段と呼ぶことができる。データ出力部121は、一般的に、データ出力手段と呼ぶことができる。
また、抽出側連携装置110と貼付側連携装置120とAP連携サーバ130が一体の場合、AP連携システム100は、CD−ROM、ハードディスクまたはメモリに記録されたプログラムに従って動作するコンピュータによって実現されてもよい。ハードディスクまたはメモリは、一般的に、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体と呼ぶことができる。この場合、このコンピュータは、そのプログラムを記録媒体から読み取り実行することによって、抽出側連携装置110、貼付側連携装置120、および、AP連携サーバ130として機能する。
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、情報抽出部133は、抽出側連携装置内110に含まれる。情報取得部111は、抽出元識別子140−1のみをAP連携サーバ130に送信する。
抽出規則選択部132は、抽出元識別子140−1から、使用する抽出規則138を選択し、抽出側連携装置110に送信する。
情報抽出部133は、受け取った抽出規則138に従って、情報取得部111によって取得された抽出元情報140−2から情報を抽出し、抽出情報140としてAP連携サーバに送信するとともに、抽出した箇所をユーザに提示する。
抽出規則フィードバック部112は、ユーザによって情報抽出部133が提示した抽出箇所の修正操作が行われた場合には、例えば、抽出規則フィードバック情報147をAP連携サーバ130に送信する。情報抽出部133は、例えば、蓄積されている抽出規則138を修正し、再度抽出情報140を抽出する。
本実施の形態では、抽出元情報のすべてをAP連携サーバに送信することなく、抽出した情報のみを送信するため、通信量を削減することができる。
実施の形態3.
次に、本発明の第3の実施の形態について、図10を用いて説明する。図10は、本発明によるAP連携システムの第3の実施の形態を示すブロック図である。
AP連携システム200は、AP連携システム100における、抽出側連携装置110と貼付側連携装置120の機能を併せ持ったAP連携処理装置210を備え、さらに、AP連携サーバ100にあった情報抽出部133、抽出情報蓄積部139、データ変換部135をAP連携処理装置210内に備えている。
このように構成されたAP連携システム200は、抽出元情報をAP連携サーバ230に送るかわりに、抽出元識別子140−1のみを送り、抽出規則138を受取り、AP連携処理装置210内で情報を抽出し、抽出情報蓄積部139に保存する。情報貼付時も、AP連携システム200は、貼付先識別子148を送り、貼付候補に代わり変換規則143を受取り、AP連携処理装置内でデータを変換する。
本実施の形態では、変換データをAP連携サーバに送信する必要がないため、通信量を軽減することができる。
なお、抽出規則、変換規則のいずれかまたは両方をAP連携処理装置内に一時記憶しておき、一時記憶されてない場合や一時記憶が古くなった場合に、AP連携サーバが取得するように構成してもよい。また、AP連携サーバの全機能をAP連携処理装置内に備えてもよい。その場合、一切の通信を行うことなく、AP連携を実行できる。
実施の形態4.
次に、本発明の第4の実施の形態について、図11を用いて説明する。図11は、本発明によるAP連携システムの第4の実施の形態を示すブロック図である。
AP連携システム300は、連携機能付AP310と、連携機能付AP320と、AP連携サーバ330とを備えている。なお、連携機能付AP310は、具体的には、連携機能付AP310に従って動作するコンピュータである。また、連携機能付AP320は、連携機能付AP320に従って動作するコンピュータである。
AP連携サーバ330は、入出力部131と、変換規則選択部134と、データ交換部135と、抽出情報蓄積部139と、変換規則蓄積部141と、フィードバック反映部145とを備えている。第1の実施の形態におけるAP連携サーバ130と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態において、AP連携サーバ330は、連携機能付AP310によって送信された抽出情報140と、連携機能付AP320によって送信された貼付先識別子148とにもとづいて、変換規則143を選択する。そして、AP連携サーバ330は、受信した抽出情報140に含まれる抽出項目140−3に変換規則143を適用し、貼付候補情報149として連携機能付AP320に送信する。
連携機能付AP310は、情報送信部311を備え、ユーザの指示によって抽出情報140をAP連携サーバ330に送信する。ここで、抽出情報140は、例えば、連携機能付AP310において指定された抽出項目を含む情報である。
連携機能付AP320は、データ受信部321と、貼付フィードバック部122と、画面表示部323とを備えている。データ受信部321は、自らの識別子を貼付先識別子148として、AP連携サーバ330に送信する。貼付候補情報149を受け取ったデータ受信部321は、AP内の画面表示部323に貼付候補項目を表示する。貼付フィードバック部322は、ユーザの操作もしくはAPが持つ規則に従って、貼付フィードバック情報144をAP連携サーバ330に送信する。
本実施の形態では、AP自身が連携機能を持つため、抽出するべき項目をAPの設計に従って適切に指定することができる。このため、ユーザの修正作業を削減することができる。
また、AP連携サーバ330は、AP連携サーバ130と同様の機能を持ち、連携機能付AP310と連携する場合には、AP連携サーバ330に含まれる要素のみを利用し、それ以外のAPから抽出する際はAP130の機能を利用するように構成されてもよい。
実施の形態5.
次に、本発明の第5の実施の形態について、図12を用いて説明する。本実施の形態では、AP連携サーバ130Aは、第1の実施の形態におけるAP連携サーバ130の構成に加えて、抽出規則表汎化部130a、抽出規則統合部130b、変換規則表汎化部130c、変換規則統合部130dを備えている。抽出規則表汎化部130aは、一般的に、抽出規則表汎化手段と呼ぶことができる。抽出規則統合部130bは、一般的に、抽出規則統合手段と呼ぶことができる。変換規則表汎化部130cは、一般的に、変換規則表汎化手段と呼ぶことができる。変換規則統合部130dは、一般的に、変換規則統合手段と呼ぶことができる。
抽出規則表汎化部130aは、任意のタイミングで、抽出規則表を調べ、汎化できる項目をまとめる。例えば、参照している抽出規則138が同じで、抽出元識別子140−1も一部以外が等しい項目は、抽出元識別子の異なる部分は任意の文字に合致する項目に汎化することができる。
例えば、抽出規則表137に、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/aaaa 」、抽出規則138として「規則A」が対応付けられて記憶されるとともに、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/bbbb 」、抽出規則138として「規則A」が対応付けられて記憶されている場合、抽出規則138は同じ「規則A」であって、抽出元識別子140−1は「http://www.xxx.co.jp/ 」の部分が等しい。したがって、抽出規則表汎化部130aは、抽出元識別子140−1の異なる部分「aaaa」および「bbbb」を、任意の文字「*」に汎化することができる。その結果、抽出規則表137には、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/*」、抽出規則138として「規則A」が対応付けられて記憶される。すなわち、抽出規則表汎化部130aは、一部が合致する複数の抽出元識別子の各々に対応する抽出規則を、複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる。
変換規則表汎化部130cは、任意のタイミングで、変換規則表142を調べ、汎化できる項目をまとめる。例えば、参照している変換規則143が同じで、貼付先構造情報142−3が同一で、抽出元識別子140−1、貼付先識別子148も一部以外が等しい項目は、識別子の異なる部分を任意の文字に合致する項目に汎化することができる。すなわち、変換規則表汎化部130cは、変換規則の内容および変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の変換規則を1つの変換規則にまとめる。
抽出規則統合部130bは、任意のタイミングで、抽出規則138を調べ、同一の項目を抽出する抽出規則138を1つにまとめ、抽出規則表137をまとめた抽出規則138に関連付ける。
例えば、抽出規則138として、「規則B」が「/html/head/title」であって、「規則C」が「/html/head/title」である場合について説明する。この場合、抽出規則統合部130bは、規則Bと規則Cとが同一の内容であることから、1つにまとめて「規則D」とする。ここで、抽出規則表137に、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/cccc 」、抽出規則138として「規則B」が対応付けられて記憶されるとともに、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/dddd 」、抽出規則138として「規則C」が対応付けられて記憶されている場合、規則Bと規則Cとを規則Dにまとめたことから、抽出規則統合部130bは、抽出規則表137に、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/cccc 」、抽出規則138として「規則B」を対応付けて記憶するとともに、抽出元識別子140−1として「http://www.xxx.co.jp/dddd 」、抽出規則138として「規則C」を対応付けて記憶する。すなわち、抽出規則統合部130bは、抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる。
変換規則統合部130dは、任意のタイミングで、変換規則143を調べ、同一の変換を行う変換規則143を一つにまとめ、変換規則表142をまとめた変換規則143に関連付ける。具体的には、変換規則統合部130dは、貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる。
本実施の形態では、このような構成とすることで、抽出規則表汎化部130aが抽出規則表の項目を削減するため、抽出規則表の大きさを小さく保てる。また、汎化した項目間でフィードバック情報を共有できるため、APの変更に対して抽出規則をすばやく修正できる。
変換規則表汎化部130cが変換規則表の項目を削減するため、変換規則表の大きさを小さく保てる。また、汎化した項目間でフィードバック情報を共有できるため、APの変更に対して変換規則をすばやく修正できる。
抽出規則統合部130bが抽出規則を削減するため、抽出規則の数を小さく保てる。また、統合した項目間でフィードバック情報を共有できるため、APの変更に対して抽出規則をすばやく修正できる。
変換規則統合部130dが変換規則を削減するため、変換規則の数を小さく保てる。また、統合した項目間でフィードバック情報を共有できるため、APの変更に対して変換規則をすばやく修正できる。
抽出規則表汎化部130a、抽出規則統合部130b、変換規則表汎化部130c、変換規則統合部130dは、いずれか一つのみ、もしくはいずれかの組合せを備えるように構成されてもよい。
汎化、統合のタイミングの例として、ある時刻になった際に行う方法がある。また別の方法として、登録されている変換規則、抽出規則が規定数を超えたときに行う方法もある。
また、本システムは、汎化、統合の結果をユーザに提示し、ユーザの確認があった際に蓄積部の内容を修正するように構成されてもよい。
また、抽出側連携装置110と貼付側連携装置120とAP連携サーバ130Aが一体の場合、AP連携システム100は、CD−ROM、ハードディスクまたはメモリに記録されたプログラムに従って動作するコンピュータによって実現されてもよい。ハードディスクまたはメモリは、一般的に、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体と呼ぶことができる。この場合、このコンピュータは、そのプログラムを記録媒体から読み取り実行することによって、抽出側連携装置110、貼付側連携装置120、および、AP連携サーバ130Aとして機能する。
実施の形態6.
次に、本発明の第6の実施の形態について、図13を用いて説明する。図13は、本発明によるAP連携システムの第6の実施の形態を示すブロック図である。AP連携システム600は、複数のAP連携処理装置601と、AP連携サーバ630とを備えている。AP連携サーバ630は、AP連携サーバ130の構成に加えて、ユーザ認証部660と、ユーザ別情報蓄積部603とを備えている。
このように構成されたAP連携システム600は次のように動作する。すなわち、各AP連携処理装置601は、AP連携サーバ630と通信を行う際は、ユーザ認証情報を送信する。ユーザ認証部660は、受け取ったユーザ認証情報に従って、ユーザ別情報蓄積部603に蓄積された、抽出規則、変換規則を使用して連携処理を行う。ユーザ別情報蓄積部603に蓄積されていない場合には、ユーザ認証部660は、抽出規則蓄積部136、抽出情報蓄積部139、変換規則蓄積部141に蓄積された情報を使用する。
また、ユーザ認証部660は、任意のタイミングで、ユーザ別情報蓄積部603に蓄積された抽出規則、変換規則を、抽出規則蓄積部136、抽出情報蓄積部139、変換規則蓄積部141に反映する。任意のタイミングの例としては、一定の期間が過ぎた場合や、ユーザ別情報蓄積部603に一定の情報が蓄積された場合がある。また、フィードバック情報は常に、反映してもよい。
また、例えば、ユーザからの指示、他のユーザのユーザ別情報蓄積部603の情報が反映されたときや、ユーザ別情報蓄積部603の情報が古くなったとき等には、ユーザ認証部660が、ユーザ別情報蓄積部603の内容を破棄し、抽出規則蓄積部136、抽出情報蓄積部139、変換規則蓄積部141から情報を再取得するように構成されてもよい。
本実施の形態では、このような構成とすることで、複数のユーザがAP連携サーバを共有することにより、ユーザは他のユーザの修正の効果を得ることができる。
また、ユーザ別情報蓄積部が備えられ、ユーザ別情報蓄積部に情報が蓄積されている場合は、その情報を使用することにより、ユーザの好みにカスタマイズされた連携規則を使用することができる。
実施の形態7.
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図14は、本発明によるAP連携システムの第7の実施の形態を示すブロック図である。AP連携システム700は、AP連携プロキシ(プロキシサーバ)710と、AP連携サーバ130とを備えている。AP連携サーバ130の構成は、第1の実施の形態におけるAP連携サーバ130と同一であるため、詳細な説明は省略する。
AP連携プロキシ710は、連携機能挿入部701と、情報取得部711と、データ出力部721とを備えている。AP連携プロキシ710は、ブラウザ11(具体的には、ブラウザ11を搭載した端末装置)およびWebサーバ21,22と通信可能に接続される。なお、図14には、ブラウザが1台接続される場合を例示するが、ブラウザは2台以上であってもよい。同様に、図14には、Webサーバが2台接続される場合を例示するが、Webサーバは1台または3台以上であってもよい。
AP連携プロキシ710は、ブラウザ11からページアクセス要求があると、要求のあったWebサーバ(例えば、Webサーバ21)に接続してWebページを取得する。
連携機能挿入部701は、取得したWebページ内に抽出機能、貼付機能を挿入し、ブラウザに渡す。抽出機能、貼付機能は、例えば、ブラウザで実行可能なスクリプト言語で記述され、Webページの隅に抽出ボタン、貼付ボタンを表示するように実装される。
連携機能挿入部701は、例えば、抽出機能として、実施の形態1における抽出側連携装置110の機能をWebページに挿入して、ブラウザ11に送信する。また、連携機能挿入部701は、例えば、貼付機能として、実施の形態1における貼付側連携装置120の機能をWebページに挿入して、ブラウザ11に送信する。すなわち、連携機能挿入部701は、AP連携サーバ130が選択した抽出規則を第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理を端末装置に実行させるための第1アプリケーション制御手段に相当する。また、連携機能挿入部701は、AP連携サーバ130が選択した変換規則に従って、AP連携サーバ130が抽出したデータを第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理と、第2のアプリケーションが出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理とを端末装置に実行させるための第2アプリケーション手段に相当する。
情報取得部711は、AP連携サーバ130によって出力された抽出規則をブラウザ11に送信する。また、情報取得部711は、ブラウザ11によって送信された抽出元情報や抽出規則フィードバック情報をAP連携サーバ130に出力する。
データ出力部721は、AP連携サーバ130によって出力された貼付候補情報をブラウザ11に送信する。また、データ出力部721は、ブラウザ11によって送信された貼付先識別子や貼付フィードバック情報をAP連携サーバ130に出力する。
ユーザによって、抽出機能の使用が指示(例えば、挿入された抽出ボタンをクリック)されると、挿入された抽出機能によって、抽出情報が情報取得部711に送信される。例えば、挿入された抽出機能は、ユーザによって抽出ボタンが押下されると、情報取得部711を介してAP連携サーバ130に抽出元情報を送信する。また、抽出機能は、AP連携サーバ130から情報取得部711を介して抽出規則を受信し、受信した抽出規則を抽出元情報に適用して抽出項目を出力する。そして、抽出機能は、抽出項目がユーザによって修正されると、新たな抽出規則として抽出規則フィードバック情報を生成し、情報取得部711を介してAP連携サーバ130に送信する。
ユーザによって、貼付機能の使用が指示(例えば、挿入された貼付ボタンをクリック)されると、挿入された貼付機能によって、データ出力部721に貼付情報が要求され、取得された情報がWebページ内に出力される。例えば、挿入された貼付機能は、ユーザによって貼付ボタンが押下されると、データ出力部721を介してAP連携サーバ130に貼付先識別子を送信する。また、添付機能は、AP連携サーバ130からデータ出力部721を介して貼付候補情報を受信し、受信した貼付候補情報にもとづいてデータを出力する。そして、出力されたデータがユーザによって修正されると、貼付機能は、修正されたデータにもとづいて、新たな変換規則として貼付フィードバック情報を生成し、データ出力部721を介してAP連携サーバ130に送信する。
なお、図14に示された構成では、AP連携プロキシ710とAP連携サーバ130とを別々の機器としたが、同一の機器上にAP連携プロキシ710の機能とAP連携サーバ130の機能とを構築してもよい。
上記説明では、抽出機能はユーザの指示にもとづいて能動化されたが、ブラウザからページアクセス要求があった際に、抽出機能が能動化され情報を抽出するように構成してもよい。
上記説明では、貼付機能はユーザの指示にもとづいて能動化されたが、ブラウザからページアクセス要求があった際に、取得したページ内に入力欄がありAP連携サーバ130にそのページに出力可能な情報がある場合には、AP連携プロキシ710内であらかじめ情報をページに出力し、出力された状態のページをブラウザに渡すように構成してもよい。
本実施の形態では、ブラウザ、Webサーバともに特別な装置を導入することなく、AP連携を実現できる。また、このAP連携システム700を利用することにより、AP連携サービスを展開することができる。
(具値的な実施形態)
次に、具体的な実施形態を用いて本発明を実施するための最良の形態の動作を説明する。第1の実施の形態では、本発明によるシステムを用いて、異なるAP間でデータを抽出・貼付することができる。図15は、本発明によるAP連携システムの第1の具体的実施形態を示すブロック図である。図15に示すAP連携システム900は、Webブラウザ連携処理装置910と、AP連携サーバ130とを備えている。AP連携サーバ130の構成は、第1の実施の形態と同一である。Webブラウザ連携処理装置910は、第1の実施の形態における抽出側連携装置110および貼付側連携装置120に対応する。Webブラウザ連携処理装置910は、第1の実施の形態における情報抽出部111に代えて、html取得部911を含む。Webブラウザ連携処理装置910は、例えば、ブラウザのツールバーに組み込んだ機能として実現できる。また別の例では、ブラウザの拡張機能として登録したスクリプトとして実現できる。抽出元Webブラウザ91は抽出元AP1の一例であり、貼付AP先Webブラウザ92は貼付先AP2の一例である。
以下、本具体的実施形態の動作を説明する。Webブラウザ連携処理装置910は、ユーザの抽出指示を受けると、表示中のWebページのhtml946を取得し、ページのURLとともに抽出情報としてAP連携サーバ130に渡す。なお、html946は、第1の実施の形態における抽出元情報140−2に対応する。また、表示中のWebページ(以下、抽出元ページと表記する)のURLは、第1の実施の形態における抽出元識別子140−1に対応する。
抽出規則選択部132は、受け取った抽出情報内のURLに従って、抽出規則表137から使用すべき抽出規則138を選択する。抽出規則138が抽出規則表137に登録されていない場合は、抽出規則選択部132は、URLが最も類似した抽出規則138を使用する。抽出規則138の表現例として、XPath言語列が挙げられる。抽出規則選択部132は、選択した抽出規則138をWebブラウザ連携処理装置910に渡す。同時に、情報抽出部133は、html946内から情報を抽出し、抽出情報蓄積部139に蓄積する。
抽出規則フィードバック部112は、受け取った抽出規則138に従って抽出される項目をユーザに示す。例えば、抽出規則フィードバック部112は、Webページ中の抽出される項目にハイライトをつける、太字で表示する、枠をつける、別窓に抽出される項目のリストを表示する等の方法がある。
また、ユーザが抽出規則を修正する方法として、抽出すべき項目を表示中のWeb画面内で、マウスによってクリックする、選択肢リストを表示してその中から選択する等の方法がある。ユーザ操作によって抽出項目が修正された際は、抽出規則フィードバック部112は、新しい抽出規則138をAP連携サーバ130に送信する。
AP連携サーバ130は、新しい抽出規則138を既存の抽出規則138と比較し、抽出規則138を修正する。AP連携サーバ130が抽出規則138を修正する処理は、図8のフローチャートによって説明できる。ここで、図8に示すステップS133の処理における条件の緩和とは、例えば、登録されている変換規則143に以下に示す式1が含まれており、ユーザの指示によって式2が追加された際に、式3を追加することをいう。すなわち、式1に記載された”1番目の”spanタグという条件を緩和する。
/html/body/span[1][class=”foo”]/text() …式1
/html/body/span[2][class=”foo”]/text() …式2
/html/body/span[class=”foo”]/text() …式3
この際、bodyタグ内に多くのspanタグが含まれ、それらは抽出項目に含めるべきでない場合は、ステップS134の条件に一致しないため、この緩和は実行されない。また、タグ名の代わりに”*”を指定することにより任意のタグとすることや、”/”の代わりに”//”とし、すぐ内側のタグに限らず内包する全てのタグを対象にすることも条件の緩和に当たる。
次に、ユーザの指示により貼付が指示された際には、Webブラウザ連携処理装置910は、貼付先ページのURL948を変換規則選択部134に送信する。貼付先ページのURL948は、第1の実施の形態における貼付先識別子148に対応する。抽出元ページのURLおよび貼付先ページのURL948が変換規則表142に登録されていない場合は、変換規則選択部134は、Webブラウザ連携処理装置910に貼付先の構造情報を要求する。貼付先がWebページの場合の構造情報の好適な例は、formタグとその中に含まれるinputタグである。抽出元ページのURLおよび貼付先ページのURL948が変換規則表142に登録されていない場合、変換規則選択部134は、構造情報に従って、各inputタグに貼り付けるべき項目を出力するように変換規則143を作成する。
データ変換部135は、選択された変換規則143に従って、抽出情報140から貼付候補情報149を作成する。貼付候補情報149は、貼付先のinputタグを示す識別子とその値(さらに、一つ以上の値の候補を含んでもよい)をinputタグの数だけ含む。さらに、貼付候補情報149は、全inputタグ共通の他の候補を含んでもよい。
データ出力部121は、貼付候補情報149にもとづいて各inputタグに候補となるデータを入力する。他の選択肢がある場合には、inputタグをリストボックスに置き換えることによりユーザが選択できるようにしてもよい。
貼付フィードバック部122は、表示中のページにonchange等の仕組みを利用して各inputタグ(または置き換えたリストボックス)の値の変更を監視し、ユーザによって修正が行なわれた際は、修正情報(貼付フィードバック情報144)をAP連携サーバ130に送信する。変更の監視はonsubmitの仕組みを利用して、入力値がWebサーバに送信される直前に取得するようにしてもよい。
本具体的実施形態では、Webページからの情報の抽出、貼付の例を示したが、クライアントで動作するAPについても同様に連携処理ができる。その際、抽出元APからの情報の取得には、APを実行する基本ソフトのAPI(例えばMicrosoft Windows (登録商標)のWM_GETTEXT)が利用できる。また抽出元、貼付先の構造が木構造形式で表現されている場合には、本具体的実施形態と同様にXPathによる指定が可能であり、木構造で表現されていない場合には座標情報で指定する方法がある。
抽出元AP、貼付先APへの操作を抽出側連携装置、貼付側連携装置で取得できないAPは、対象APの上に透明のキャプチャウィンドウを表示する手段を備えていてもよい。その手段は、抽出規則フィードバック部112または貼付フィードバック部122に含まれるとする。その手段は、キャプチャウィンドウへの操作を取得しつつ、対象APにも同じ操作を透過的に送信することにより、ユーザの修正操作を取得する(操作を監視する処理を行う)ことができる。また、この方法では、キャプチャウィンドウ上に非透明の要素を配置することにより抽出規則の提示のために該当部分のハイライト表示(入力を支援する処理)を行うこともできる。また、対象APのテキスト入力欄の上にセレクトボックスを表示することで、ユーザに選択肢形式の入力を提示する(入力を支援する処理を行う)こともできる。
次に、第2の具体的実施形態を説明する。第6の実施の形態では、本発明によるシステムを用いて、複数のユーザ間で、抽出・貼付するデータを共有することができる。図16は、本発明によるAP連携システムの第2の具体的実施形態を示すブロック図である。図16に示すAP連携システム600は、AP連携処理装置601と、AP連携処理装置602と、AP連携サーバ630とを備えている。AP連携サーバ630は、ユーザ認証部660と、ユーザ別情報蓄積部603−1,603−2とを含む。
ユーザ認証部660は、IDとパスワードによってユーザを識別、認証する。他の例としては、電子証明書によってユーザを識別、認証するように構成してもよい。
ユーザ1がAP1で作業中に、AP1での処理内容をユーザ2に渡したいと思った際に、ユーザ1は、AP連携処理装置601に情報抽出指示を行う。ユーザ1は、その際に情報の提供先であるユーザ2を指定する。AP連携処理装置601は、AP1から抽出元情報を取得し、ユーザ1のID・パスワード、提供先ユーザとしてユーザ2のIDとともに、AP連携サーバ630に送る。
AP連携サーバ630のユーザ認証部660は、情報がユーザ1からのものであることを確認すると、その情報を、ユーザ1用の情報が蓄積されるユーザ別情報蓄積部603−1に抽出情報として蓄積し、提供先であるユーザ2からのアクセスを許可する符号をつける。
次に、ユーザ1がユーザ2に他の手段(例えば、口頭での連絡やメールによる連絡等)で準備ができたことを伝えると、ユーザ2は、AP連携処理装置602に貼付を指示する。AP連携処理装置602は、AP連携サーバ630にユーザ2のID・パスワードと提供元であるユーザ1のIDとともに、AP2の貼付先識別子を送る。
AP連携サーバ630のユーザ認証部660は、要求がユーザ2からのものであることを確認し、ユーザ1のユーザ別情報蓄積部603−1に蓄積されている抽出情報にユーザ2からのアクセスを許可する符号が付いていることを確認する。そして、ユーザ認証部660は、ユーザ別情報蓄積部603−2または変換規則蓄積部141に蓄積されている変換規則143に従って、ユーザ別情報蓄積部603−1に蓄積されている抽出情報を変換し、貼付候補情報をAP連携処理装置602に送信する。AP連携処理装置602は、AP2に貼付候補情報の対応する項目を出力する。
本具体的実施形態では、受け渡しする抽出情報を、提供元のユーザ別情報蓄積部に蓄積する構成例を示したが、提供先のユーザ別情報蓄積部に蓄積するように構成してもよい。その場合は、あらかじめユーザ2のユーザ別情報蓄積部にユーザ1が抽出情報を置いてもよい許可を設定しておく必要がある。または、各ユーザに受け入れ専用情報蓄積部を構成し、他ユーザからの情報はすべて受け入れ専用情報蓄積部で受け取るように構成してもよい。
なお、アプリケーションからデータを抽出するとは、アプリケーションプログラムが作成したり取得したりしたデータ(具体的には、作表プログラムやブラウザなどのアプリケーションプログラムに従って動作するCPUが作成したり取得したりしたデータ)を抽出することも含む。また、アプリケーションにデータを貼り付けるとは、アプリケーションプログラムが作成したり取得したりしたデータに対して抽出されているデータを挿入したり、抽出されているデータでアプリケーションプログラムが作成したり取得したりしたデータを上書きしたりすることも含む。
上記実施形態において、抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、抽出規則選択手段は、第1のアプリケーションからのデータの抽出要求を受けたときに、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択してもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子に対応するデータ識別情報を出力することができる。
上記実施形態において、抽出元識別子はURIであり、抽出規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断してもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する抽出元識別子を選択することができる。
上記実施形態において、変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、変換規則選択手段は、第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択し、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択してもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子および貼付先識別子に対応する変換規則を出力することができる。
上記実施形態において、貼付先識別子はURIであり、変換規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断してもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する貼付先識別子を選択することができる。
上記実施形態において、一部が合致する複数の抽出元識別子の各々に対応する抽出規則を、複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化手段を備えてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合手段を備えてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、変換規則の内容および変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化手段を備えてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合手段を備えてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出規則フィードバック手段から変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を抽出情報記憶手段に記憶させてもよい。そのような構成によれば、抽出情報記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出規則フィードバック手段は、第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行してもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
上記実施形態において、貼付フィードバック手段は、対象アプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行してもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
上記実施形態において、抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、抽出規則選択手段は、第1のアプリケーションからのデータの抽出要求を受けたときに、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択してもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子に対応するデータ識別情報を出力することができる。
上記実施形態において、抽出元識別子はURIであり、抽出規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断してもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する抽出元識別子を選択することができる。
上記実施形態において、変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、変換規則選択手段は、第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択し、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択してもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子および貼付先識別子に対応する変換規則を出力することができる。
上記実施形態において、貼付先識別子はURIであり、変換規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断してもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する貼付先識別子を選択することができる。
上記実施形態において、一部が合致する複数の抽出元識別子の各々に対応する抽出規則を、複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化手段を備えてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合手段を備えてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、変換規則の内容および変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化手段を備えてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合手段を備えてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出規則フィードバック手段から変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を抽出情報記憶手段に記憶させてもよい。そのような構成によれば、抽出情報記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、抽出規則フィードバック手段は、第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行してもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
上記実施形態において、貼付フィードバック手段は、対象アプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行してもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
上記実施形態において、抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、コンピュータに、抽出規則選択処理で、第1のアプリケーションからのデータの抽出要求を受けたときに、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択する処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子に対応するデータ識別情報を出力することができる。
上記実施形態において、抽出元識別子はURIであり、コンピュータに、抽出規則選択処理で、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する抽出元識別子を選択することができる。
上記実施形態において、変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、コンピュータに、変換規則選択処理で、第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択させ、第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択する処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、一致または類似する抽出元識別子および貼付先識別子に対応する変換規則を出力することができる。
上記実施形態において、貼付先識別子はURIであり、コンピュータに、変換規則選択処理で、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、URIが一致する度合にもとづいて、一致または類似する貼付先識別子を選択することができる。
上記実施形態において、コンピュータに、一部が合致する複数の抽出元識別子の各々に対応する抽出規則を、複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、コンピュータに、抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、コンピュータに、変換規則の内容および変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、コンピュータに、貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、変換規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、コンピュータに、抽出規則フィードバック処理で変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を抽出情報記憶手段に記憶させるようにしてもよい。そのような構成によれば、抽出規則記憶手段に記憶する情報量を少なくすることができる。
上記実施形態において、コンピュータに、抽出規則フィードバック処理で、第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
上記実施形態において、コンピュータに、貼付フィードバック処理で、対象アプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行させるようにしてもよい。そのような構成によれば、ウィンドウへの操作を取得しつつ、アプリケーションに同じ操作を送信することができる。
なお、本発明によるAP連携システムの好ましい一実施態様は、一つ以上の抽出側連携装置と、一つ以上の貼付側連携装置と、AP連携サーバから構成される。抽出側連携装置は、ユーザの指示により、抽出元APから情報を取得しAP連携サーバに渡す情報取得部と、AP連携サーバから取得した抽出項目をユーザに提示し、ユーザの操作によって提示した抽出項目が修正された場合には、修正された抽出項目をAP連携サーバに返送する抽出項目フィードバック部を備えたことを特徴とする。
本発明による貼付側連携装置の好ましい一実施態様は、AP連携サーバに貼付先APを示す識別子を渡し、AP連携サーバから貼付候補情報を受け取り、貼付先APの各入力部(貼付箇所に相当)に貼付候補情報を出力するデータ出力部と、ユーザの操作により貼付先APの入力部の値が別の貼付候補、またはユーザが入力した値に修正された際に、修正内容を貼付フィードバック情報としてAP連携サーバに通知する貼付情報フィードバック部を備えたことを特徴とする。貼付候補の好適な構成例では、木構造データ内の項目を指定する言語によって指定した貼付位置と貼り付ける値及び貼り付ける値の他の候補の組で表現する。
本発明によるAP連携サーバの好ましい一実施態様は、抽出規則選択部と、情報抽出部と、蓄積されている抽出情報の抽出元識別子と貼付先識別子から使用する変換規則を決定する変換規則選択部と、変換規則に従って抽出情報を変換するデータ変換部と、抽出規則表、抽出規則を蓄積する抽出規則蓄積部と、抽出情報を蓄積する抽出情報蓄積部と、変換規則表、変換規則、フィードバック事例を蓄積する変換規則蓄積部と、フィードバック情報から変換規則を更新するフィードバック反映部を備えている。
また、上述のように構成された本実施形態によるAP連携システムは、次のように動作することを特徴とする。すなわち、まず、ユーザからの抽出指示による情報抽出時には、情報取得部は、抽出元APから取得可能な全情報を、抽出元情報として、抽出元識別子とともにAP連携サーバに送信する。
抽出規則選択部は、抽出元識別子を抽出規則表から検索し、記載されている抽出規則を抽出側連携装置に返送する。抽出元識別子が抽出規則表に登録されていない場合は、抽出規則選択部は、抽出規則表に登録されている抽出元識別子のうち、最も類似した抽出規則を初期抽出規則として選択し、抽出規則表に記載する。次に、抽出規則選択部は、抽出元情報から選択抽出規則に従って情報を抽出した抽出情報と抽出元情報を抽出情報蓄積部に保存する。
抽出項目を受け取った抽出項目フィードバック部は、抽出元APを介してユーザに抽出項目を提示する。ユーザが抽出項目の修正を指示した場合には、抽出項目フィードバック部は、修正された抽出項目を抽出項目フィードバック情報としてAP連携サーバに送信する。抽出項目フィードバック情報を受け取った情報抽出部は、抽出情報蓄積部に保存されている、抽出元情報から、新しい抽出項目に従って再度、情報を抽出し抽出情報蓄積部に保存しなおす。また情報抽出部は、修正前後の抽出項目を比較し抽出規則蓄積部に蓄積された抽出項目および抽出規則表を修正する。
次に、ユーザからの貼付指示による情報貼付時には、貼付側連携装置は、貼付先識別子をAP連携サーバに送信し、貼付先識別子を受け取った変換規則選択部は、抽出情報蓄積部に蓄積されている抽出情報の抽出元識別子と、貼付先識別子を変換規則表から検索する。貼付先識別子が変換規則表に登録されていない場合は、変換規則選択部は、貼付側連携装置に貼付先APが受け取るデータの構造情報を要求し、変換規則表に登録されている変換規則のうち、貼付先AP構造情報及び抽出元識別子が最も類似した変換規則を選択する。
次にデータ変換部は、抽出情報蓄積部に蓄積されている抽出情報を、選択した変換規則に従って変換し、貼付候補情報として貼付側連携装置に送信する。貼付候補情報には、ユーザに第1に提示する候補以外に、一つ以上の他の選択肢を含んでもよい。貼付候補情報を受け取ったデータ出力部は、貼付先APの各入力部に貼付候補情報を出力する。貼付候補情報に他の選択肢が含まれる場合には、データ出力部は、ユーザが選択的に選べるように提示してもよい。貼付フィードバック部は、ユーザの修正操作(または、他の選択肢を選択した操作)を監視し、貼付候補情報が修正された際は、どの候補がどのように修正されたか(または、どの選択肢が選択されたか)を貼付フィードバック情報としてAP連携サーバに送信する。AP連携サーバは、貼付フィードバック情報をフィードバック事例として蓄積する。フィードバック反映部は、フィードバック事例に従い、ユーザが修正した値を出力するよう変換規則を修正する。
上述した構成とすることで、対象APが変更された場合にも再度連携手順の登録作業を行うことなく、抽出規則、変換規則ではなく、結果であるAP上の値を修正することによって連携手順を修正できる。その理由は、本発明によるAP連携システムは、抽出項目フィードバック部を備え、ユーザ操作により抽出項目が修正された際には、抽出規則を修正するように動作するためである。また、本発明によるAP連携システムは、貼付フィードバック部、フィードバック反映部を備え、貼り付けた項目がユーザ操作によって修正された際には、変換規則を修正するように動作するためである。
また、新たなAP対の連携を行う際に、連携するためのユーザ補助を行ない、AP上でのユーザの操作から連携手順を設定することができる。その理由は、本発明のAP連携システムは、抽出規則と変換規則を蓄積し、新しい抽出元APと連携する際には、もっとも類似した抽出規則をユーザに提示し、ユーザは提示された抽出規則の正しくない箇所のみを修正することで正しい抽出規則が作成されるためである。また、登録されていないAP対間で連携を行う際には、もっとも類似した抽出元、貼付先の変換規則を使用し、ユーザの修正操作によって正しい変換規則を作成するように動作するためである。
この出願は、2006年11月29日に出願された日本出願特願2006−321823を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
(産業上の利用可能性)
上記実施形態は、複数のWebアプリケーションや業務アプリケーション間でのユーザ主導での連携支援ツールと言った用途に使用できる。また、上記実施形態は、複数のコンピュータや携帯情報端末に渡って情報を交換する、情報交換システムと言った用途にも使用できる。また、上記実施形態は、熟練者の操作を蓄積し、未熟練者の操作を支援する業務効率化ツールと言った用途にも使用できる。

Claims (41)

  1. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムであって、
    前記抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段と、
    前記変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、
    データの抽出要求に応じて、前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択手段と、
    前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出手段と、
    データの貼付要求に応じて、前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択手段と、
    前記変換規則選択手段が選択した変換規則に従って、前記情報抽出手段が抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力手段とを備え、
    前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック手段、もしくは前記データ出力手段が出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック手段、または前記抽出規則フィードバック手段および前記貼付フィードバック手段とを含む
    ことを特徴とするアプリケーション連携システム。
  2. 前記抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、
    前記抽出規則選択手段は、前記データの抽出要求を受けたときに、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が前記抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択する
    請求の範囲1記載のアプリケーション連携システム。
  3. 前記抽出元識別子はURIであり、
    前記抽出規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する
    請求の範囲2記載のアプリケーション連携システム。
  4. 前記変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、
    前記変換規則選択手段は、前記第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択し、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択する
    請求の範囲1または2記載のアプリケーション連携システム。
  5. 前記貼付先識別子はURIであり、
    前記変換規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する
    請求の範囲4記載のアプリケーション連携システム。
  6. 一部が合致する複数の前記抽出元識別子の各々に対応する前記抽出規則を、前記複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化手段を備えた
    請求の範囲2または3記載のアプリケーション連携システム。
  7. 抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の前記抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合手段を備えた
    請求の範囲2、3または6記載のアプリケーション連携システム。
  8. 前記変換規則の内容および前記変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の前記変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化手段を備えた
    請求の範囲4または5記載のアプリケーション連携システム。
  9. 前記貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の前記変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合手段を備えた
    請求の範囲4、5または8記載のアプリケーション連携システム。
  10. 前記抽出規則フィードバック手段から変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を前記抽出情報記憶手段に記憶させる
    請求の範囲1から9のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携システム。
  11. 前記抽出規則フィードバック手段は、前記第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行する
    請求の範囲1から10のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携システム。
  12. 前記貼付フィードバック手段は、前記第2のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行する
    請求の範囲1から10のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携システム。
  13. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムにおけるアプリケーション連携サーバであって、
    前記抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段と、
    前記変換規則を記憶する変換規則記憶手段と、
    データの抽出要求に応じて、前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択手段と、
    前記抽出規則選択手段が選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出手段と、
    変更要求に応じて前記抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を修正する抽出規則フィードバック反映手段と、
    データの貼付要求に応じて、前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択手段と、
    変更要求に応じて前記変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を修正する変換規則フィードバック反映手段と
    を備えたことを特徴とするアプリケーション連携サーバ。
  14. 前記抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、
    前記抽出規則選択手段は、前記データの抽出要求を受けたときに、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が前記抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択する
    請求の範囲13記載のアプリケーション連携サーバ。
  15. 前記抽出元識別子はURIであり、
    前記抽出規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する
    請求の範囲14記載のアプリケーション連携サーバ。
  16. 前記変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、
    前記変換規則選択手段は、前記第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択し、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択する
    請求の範囲13または14記載のアプリケーション連携サーバ。
  17. 前記貼付先識別子はURIであり、
    前記変換規則選択手段は、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する
    請求の範囲16記載のアプリケーション連携サーバ。
  18. 一部が合致する複数の前記抽出元識別子の各々に対応する前記抽出規則を、前記複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化手段を備えた
    請求の範囲14または15記載のアプリケーション連携サーバ。
  19. 抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の前記抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合手段を備えた
    請求の範囲14、15または16記載のアプリケーション連携サーバ。
  20. 前記変換規則の内容および前記変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の前記変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化手段を備えた
    請求の範囲16または17記載のアプリケーション連携サーバ。
  21. 前記貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の前記変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合手段を備えた
    請求の範囲16、17または20記載のアプリケーション連携サーバ。
  22. 変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を前記抽出情報記憶手段に記憶させる
    請求の範囲13から21のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携サーバ。
  23. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられ、サーバが記憶する抽出されるデータを特定可能な情報を含む前記抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する抽出側連携装置であって、
    前記サーバが選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック手段を備えたことを特徴とする抽出側連携装置。
  24. 前記抽出規則フィードバック手段は、前記第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行する
    請求の範囲23記載の抽出側連携装置。
  25. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられ、サーバが記憶する貼付位置を特定可能な情報を含む前記変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを前記第2のアプリケーションに貼り付ける貼付側連携装置であって、
    前記サーバが選択した変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力手段と、
    前記データ出力手段が出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック手段と
    を備えたことを特徴とする貼付側連携装置。
  26. 前記貼付フィードバック手段は、対象アプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行する
    請求の範囲25記載の貼付側連携装置。
  27. サーバが記憶している抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するアプリケーション連携システムで用いられるアプリケーション連携プロキシサーバであって、
    前記サーバが選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理を端末装置に実行させるための第1アプリケーション制御手段と、
    前記サーバが選択した変換規則に従って、前記サーバが抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理と、前記第2のアプリケーションが出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理とを端末装置に実行させるための第2アプリケーション手段と
    を備えたことを特徴とするアプリケーション連携プロキシサーバ。
  28. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるためのアプリケーション連携方法であって、
    データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択し、
    前記選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出し、
    データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択し、
    前記選択した変換規則に従って、前記抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力し、
    前記選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する、もしくは前記出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する、または前記選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力すると共に前記出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する、
    ことを特徴とするアプリケーション連携方法。
  29. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するコンピュータに搭載されるアプリケーション連携プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択処理と、
    前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出処理と、
    データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択処理と、
    前記変換規則選択処理で選択した変換規則に従って、前記情報抽出処理で抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理とを実行させ、
    前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理、もしくは前記データ出力処理で出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理、または前記抽出規則フィードバック処理および前記貼付フィードバック処理と
    を実行させるためのアプリケーション連携プログラム。
  30. 前記抽出規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子に対応付けられ、
    前記コンピュータに、
    前記抽出規則選択処理で、前記データの抽出要求を受けたときに、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択し、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する抽出規則が前記抽出規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する抽出規則を選択する処理を実行させる
    請求の範囲29記載のアプリケーション連携プログラム。
  31. 前記抽出元識別子はURIであり、
    前記コンピュータに、
    前記抽出規則選択処理で、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する処理を実行させる
    請求の範囲30記載のアプリケーション連携プログラム。
  32. 前記変換規則は、データの抽出元になるアプリケーションを示す抽出元識別子とデータの貼付先になるアプリケーションを示す貼付先識別子とに対応付けられ、
    前記コンピュータに、
    前記変換規則選択処理で、前記第2のアプリケーションへのデータの貼付要求を受けたときに、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則を選択し、前記第2のアプリケーションを示す貼付先識別子に一致する貼付先識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合、または前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に一致する抽出元識別子に対応する変換規則が前記変換規則記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1のアプリケーションを示す抽出元識別子に最も類似する抽出元識別子に対応する変換規則を選択する処理を実行させる
    請求の範囲29または30記載のアプリケーション連携プログラム。
  33. 前記貼付先識別子はURIであり、
    前記コンピュータに、
    前記変換規則選択処理で、URIを区切り文字で区切り、区切られた各々を要素として、要素が一致する度合にもとづいて類似の程度を判断する処理を実行させる
    請求の範囲32記載のアプリケーション連携プログラム。
  34. 前記コンピュータに、
    一部が合致する複数の前記抽出元識別子の各々に対応する前記抽出規則を、前記複数の抽出元識別子の各々を特定可能な共通の抽出元識別子を含む1つの抽出規則にまとめる抽出規則汎化処理を実行させる
    請求の範囲30または31記載のアプリケーション連携プログラム。
  35. 前記コンピュータに、
    抽出されるデータを特定可能な情報が同じである複数の前記抽出規則がある場合に、それらの抽出規則の各々に対応する抽出元識別子を1つの抽出規則に対応させる抽出規則統合処理を実行させる
    請求の範囲30、31または34記載のアプリケーション連携プログラム。
  36. 前記コンピュータに、
    前記変換規則の内容および前記変換規則に対応付けられた情報の一部が合致する複数の前記変換規則を1つの変換規則にまとめる変換規則汎化処理を実行させる
    請求の範囲32または33記載のアプリケーション連携プログラム。
  37. 前記コンピュータに、
    前記貼付位置を特定可能な情報が同じである複数の前記変換規則がある場合に、それらの変換規則の各々に対応する抽出元識別子および貼付先識別子を1つの変換規則に対応させる変換規則統合処理を実行させる
    請求の範囲32、33または36記載のアプリケーション連携プログラム。
  38. 前記コンピュータに、
    前記抽出規則フィードバック処理で変更後の抽出規則を入力し、変更後の抽出規則と変更前の抽出規則とを比較し、変更量が規定値以下である場合には変更前の抽出規則を緩和し、緩和後の抽出規則に従って抽出されるデータの数が規定値以下であるときには、緩和後の抽出規則を抽出情報記憶手段に記憶させる
    請求の範囲29から37のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携プログラム。
  39. 前記コンピュータに、
    前記抽出規則フィードバック処理で、前記第1のアプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第1のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第1のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行させる
    請求の範囲29から38のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携プログラム。
  40. 前記コンピュータに、
    前記貼付フィードバック処理で、前記第2アプリケーション上に透明のウィンドウを配置し、前記第2のアプリケーションへの入力を支援する処理と前記第2のアプリケーションへの操作を監視する処理とのうちのいずれか、または双方の処理を実行させる
    請求の範囲29から38のうちのいずれか1項に記載のアプリケーション連携プログラム。
  41. 抽出されるデータを特定可能な情報を含む抽出規則に従って第1のアプリケーションからデータを抽出し、貼付位置を特定可能な情報を含む変換規則に従って、前記第1のアプリケーションから抽出されたデータを第2のアプリケーションに貼り付けるための処理を実行するコンピュータに搭載されるアプリケーション連携プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    データの抽出要求に応じて、抽出規則記憶手段に記憶されている抽出規則を選択する抽出規則選択処理と、
    前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則に従って前記第1のアプリケーションからデータを抽出する情報抽出処理と、
    データの貼付要求に応じて、変換規則記憶手段に記憶されている変換規則を選択する変換規則選択処理と、
    前記変換規則選択処理で選択した変換規則に従って、前記情報抽出処理で抽出したデータを前記第2のアプリケーションに貼り付けるために出力するデータ出力処理とを実行させ、
    前記抽出規則選択処理で選択した抽出規則を前記第1のアプリケーションに提示し、提示した抽出規則で特定されるデータの変更指示に応じて変更後の抽出規則を出力する抽出規則フィードバック処理、もしくは前記データ出力処理で出力したデータの変更指示に応じて変更内容を示す情報を出力する貼付フィードバック処理、または前記抽出規則フィードバック処理および前記貼付フィードバック処理と
    を実行させるためのアプリケーション連携プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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