JP5144831B1 - 自動車用カーテン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車内に簡単に取り付けることができ、しかも、簡単に開閉することができる自動車用カーテン装置を提供する。
【解決手段】 カーテン5の上端部に、カーテン5を窓ガラスの内面に保持するように窓ガラスの上端部に係合される係合部材7が横方向のスライドファスナー8を介して連結され、スライドファスナー8は、スライダー17をカーテン5の横方向一端から他端側に向けてスライドすることによってカーテン5が係合部材7に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くように構成され、
カーテン5の横方向の一端側がスライダー17に連動して横方向に移動するようにスライダー17に連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用カーテン装置に関するものである。
自動車の窓ガラスの内面に配置されるカーテンを備えた自動車用カーテン装置には、窓ガラスの上方にカーテンレールを横方向に取り付け、このカーテンレールにカーテンの上端部の複数箇所を横方向に移動自在に保持するようにしたものがある(例えば特許文献1)。
また、従来の自動車用日除け装置には、日除けカバーをリング状の張り枠の内側に張設し、これを吸盤で窓ガラスの内面に吸着するようにしたものがある(例えば特許文献2)。
更に、従来の自動車用日除けシートには、日除けシートを面ファスナーを用いて窓ガラスの一部を覆うように取り付け、日除けシート(カーテン)を開けたときには丸め束ねたシートをカーテンタッセルで縛って保持するようにしたものがある(例えば特許文献3)。
特開2007−44476号公報 特開2010−116162号公報 特開2008−6948号公報
しかし、特許文献1の従来の場合、窓ガラスの上方にカーテンレールを取り付け、このカーテンレールにカーテンの上端部の複数箇所を移動自在に保持する必要があり、カーテンの取り付けが面倒であった。また、カーテンレールが必要である他にレール固定用の幅広クリップが必要であり、構成部材が多くなり製造が面倒で製造費が高くなるという問題があった。さらに、自動車の窓ガラスの上方の適当な位置に幅広クリップでカーテンレールを固定するための安全握りがない場合にはカーテンレールを取り付けることができなくなるし、このような場合にカーテンレールを止めネジ等で固定してしまうと、止めネジ等で自動車の内装を傷つけるという問題もあった。
また、特許文献2の従来の場合、日除けカバーを窓ガラスの内面に吸着具(吸盤)によって比較的簡単に取り付けることができるが、ガラスの汚れなどによって吸着しにくい場合もあり、更に取り外し後はガラスに後が残り易いという問題があった。更に、日除けカバーを開閉することができず、日除けが不要になった場合には日除けカバーを取り外し、必要になれば取り付ける必要があり、その都度日除けカバーを着脱しなければならず、取り扱いが面倒であるし、取り外した場合に日除けカバーの収納場所に困るという問題もあった。
そして、特許文献3の場合、日除けシートに設けられた面ファスナーを、車内に予め取り付けた面ファスナーに係合させて取り付ける必要があり、日除けシートを使用しない場合も社内に取り付けた面ファスナーが目について見苦しいという問題があった。更に、日除けシートを丸め束ねてカーテンタッセルで縛ることはできるが、両手を用いて行う必要があり、たとえば運転者が運転中に片手で開閉操作することは困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、カーテンを自動車の内装を傷つけるおそれもなく簡単に取り付けることができ、しかも、カーテンを片手で簡単に開閉することができる自動車用カーテン装置を提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、自動車の窓ガラスの内面に配置されるカーテン5を備えた自動車用カーテン装置において、
カーテン5の上端部に、カーテン5を窓ガラスの内面に保持するように窓ガラスの上端部に係合される係合部材7が横方向のスライドファスナー8を介して連結され、
スライドファスナー8は、スライダー17をカーテン5の横方向一端から他端側に向けてスライドすることによってカーテン5が係合部材7に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くように構成され、
カーテン5の横方向の一端側がスライダー17に連動して横方向に移動するようにスライダー17に連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記窓ガラスは昇降により開閉するものとされ、窓ガラスが上昇して閉じたときに係合部材7が窓ガラスの上端部と共に窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合しかつ窓ガラスが下降して開くときに係合部材7が窓ガラスの上端部と共に窓枠11の上部嵌合溝12から外れるように、係合部材7が可撓性を有するシート材により構成され、かつ係合部材7を窓ガラスの上端部に係合したときに窓ガラスの外面側に垂れ下がるように錘部材26が係合部材7に連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記錘部材26は、カーテン5の重量と均衡するように厚手の布材により構成され、係合部材7を横方向に伸長した状態に保形するように係合部材7の略全長に亘る長さを有していて係合部材7の横方向略全長に亘って連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、スライダー17を横方向一端から他端側に向けてスライドするときに係合部材7の横方向一端部が動かないように保形すべく、係合部材7の横方向一端部に補強布29が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記カーテン5の内面側に配置される第2カーテン6が具備され、カーテン5の上部内面に第1面ファスナー24が設けられ、第2カーテン6の上部外面に、前記第1面ファスナー24に着脱自在に接着される第2面ファスナー33が設けられ、第2カーテン6は第1面ファスナー24と第2面ファスナー33とを介してカーテン5の内面に沿って配置されるようにカーテン5に着脱自在に連結可能とされ、
前記カーテン5は窓ガラスの外方が透けて見えるように薄手の布材により構成され、第2カーテン6は窓ガラス外方からの太陽光を遮断するように厚手の布材により構成されている点にある。
本発明によれば、カーテンを窓ガラスの内面に取り付ける場合、係合部材を窓ガラスの上端部に係合すればよく、カーテンを極めて簡単に取り付けることができる。また、止めネジや吸盤等は不要であるから止めネジ等で自動車の内装を傷付けたり、吸盤でガラスに汚れを残すおそれもない。
しかも、スライダーを横方向の一端から他端側に向けて開方向にスライドしたときに、スライダーと共にカーテンの一端側が横方向の他端側に移動してカーテンが開くため、カーテンの端部が垂れ下がるなどして邪魔になることもなく、見た目も綺麗である。反対に、スライダーを横方向の他端側から一端に向けて閉方向にスライドしたときには、スライダーと共にカーテンの一端側が横方向の一端に向けて移動してカーテンを閉じることができる。このように、スライダーをスライドすることによってカーテンを簡単かつ確実に開閉することができ、カーテンが不要になってもカーテンをその都度着脱する面倒もなくなる。
また、自動車用カーテン装置はカーテンにスライドファスナーを介して係合部材を連結することによって構成することができ、構成部材が少なくて製造容易でかつ安価に製造することができる。
本発明の一実施形態を示す自動車用カーテン装置の展開状態の分解正面図である。 同カーテンを窓ガラスに取り付けた状態であってカーテンを閉じた状態とやや開いた状態とを示す自動車用カーテン装置の正面図である。 同カーテンを窓ガラスに取り付けた状態であってカーテンを閉じた状態と開いた状態とを示す自動車用カーテン装置の正面図である。 同スライドファスナーの一端部側の拡大正面図である。 同係合部材を係合して窓ガラスを閉じた状態の縦断面図である。 同第2カーテンの背面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態を示している。図1〜図6において、自動車用カーテン装置1は、自動車のサイドガラス(窓ガラス)3の内面に配置される第1カーテン5と、第1カーテン5の内面側に配置される第2カーテン6とを備えている。
第1カーテン5の上端部に係合部材7が横方向のスライドファスナー8を介して連結され、係合部材7をサイドガラス3の上端部に係合することにより第1カーテン5をサイドガラス3の内面に保持するようになっている。
ここで、自動車のサイドガラス3は、窓ガラスの一例である運転者側のサイドガラスであり、このサイドガラス(窓ガラス)3は昇降により開閉するものとされ、図5に示すようにサイドガラス3が上昇して閉じたときに窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合するように構成されている。
スライドファスナー8は、図4に示すように、横方向のファスナーエレメント15と、ファスナーエレメント15を挟む上下一対のファスナーテープ16と、ファスナーエレメント15に噛み合うスライダー17とを備え、スライダー17に連結孔18を有する引き手取付部19が突設されており、引き手21を引き手取付部19にその連結孔18を介して挿通することによって引き手21がスライダー17に連結されている。
スライドファスナー8は横方向に細長い長方形状に形成され、その縦幅L2は3cm程度に設定され、その横幅は後述する第1カーテン5の横幅D1と同一に設定されている。
第1カーテン5は、サイドガラス3の外方が透けて見えるように薄手でかつ白色又は薄色の布材、例えばレース生地により構成されている。第1カーテン5は長方形状に形成され、その縦幅L1は45cm程度で横幅D1は40cm程度に設定されている。
第1カーテン5の上部内面に第1面ファスナー24が横方向に設けられている。第1面ファスナー24は第1カーテン5の上部にその横方向の略全長に亘って配置され、第1面ファスナー24は第1カーテン5の上部から下側のファスナーテープ16の下端部に亘って縫着又は接着により取り付けられている。
係合部材7は、可撓性を有するシート材である第1カーテン5と同様の薄手の布材により構成され、横方向に細長い長方形状に形成されている。係合部材7の縦幅L3は3cm程度に設定され、横幅は第1カーテン5の横幅D1と同一に設定されている。
係合部材7に錘部材26が連結されて、係合部材7をサイドガラス3の上端部に係合したときに錘部材26がサイドガラス3の外面側に垂れ下がるようにしている。
而して、係合部材7をサイドガラス3の上端部に係合すると、サイドガラス3が上昇して閉じたときに係合部材7がサイドガラス3の上端部と共に窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合し、かつサイドガラス3が下降して開くときに係合部材7がサイドガラス3の上端部と共に窓枠11の上部嵌合溝12から外れるようになっている。
第1カーテン5の上端部がスライドファスナー8の下側のファスナーテープ16の下端部に縫着又は接着により連結され、係合部材7の下端部がスライドファスナー8の上側のファスナーテープ16の上端部に縫着又は接着により連結されている。そして、スライダー17を第1カーテン5の横方向一端(前端)から他端側(後端側)に向けてスライドすることによって第1カーテン5が係合部材7に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くように構成されている。
なお、第1カーテン5の上端部をファスナーテープ16に縫着する際等に第1カーテン5に横方向に複数のギャザー28が形成されている。
係合部材7の横方向一端部の外面側に錘部材26とスライドファスナー8のファスナーテープ16とを連結するように補強布(力布)29が設けられ、これによりスライダー17を横方向一端から他端側に向けてスライドするときに係合部材7の横方向一端部が動かないように保形している。
第1カーテン5の横方向の一端側が連結環31によりスライダー17に連結されている。連結環31は弾性線材を円形に2重に巻回して直径2cm程度の円環状に形成してなり、連結環31を下側(第1カーテン5側)のファスナーテープ16の一端部に挿通すると共に、スライダー17の引き手取付部19にその連結孔18を介して挿通することによって、第1カーテン5の横方向の一端側の上部を連結環31と下側のファスナーテープ16とを介してスライダー17に連結して、第1カーテン5の横方向の一端側がスライダー17に連動して横方向に移動するようになっている。これにより、スライダー17を横方向の一端から他端側に向けて開方向にスライドしたときに、図2及び図3に2点鎖線で示す如く、スライダー17と共に第1カーテン5の一端側が横方向の他端側に移動して第1カーテン5が開く。反対に、スライダー17を横方向の他端側から一端に向けて閉方向にスライドしたときには、図2及び図3に実線で示す如く、スライダー17と共に第1カーテン5の一端側が横方向の一端に向けて移動して第1カーテン5が閉じるようになっている。
錘部材26は、第1カーテン5の重量と均衡するように厚手の布材により構成され、横方向に細長い長方形状に形成されている。厚手の布材とは、例えば厚さ1〜2mmの不織布を2枚〜数枚重ねたものなどが適している。錘部材26の縦幅L4は5cm程度に設定され、横幅は第1カーテン5の横幅D1と同一に設定されている。
従って、錘部材26は、係合部材7の略全長に亘る長さを有していて、係合部材7を横方向に伸長した状態に保形するように係合部材7の横方向略全長に亘って縫着又は接着等により連結されている。
第2カーテン6はサイドガラス3外方からの太陽光を遮断するように遮光性及び断熱性の高い黒色などの厚手の布材により構成されている。第2カーテン6は、第1カーテン5と同様に長方形状に形成され、その縦幅L5が45cm程度で横幅D5が40cm程度に設定されている。
図5及び図6に示すように、第2カーテン6の上部外面に、前記第1面ファスナー24に着脱自在に接着される第2面ファスナー33が横方向に設けられている。第2面ファスナー33は第2カーテン6の上部にその横方向の略全長に亘って配置されて、第2カーテン6の上部に縫着又は接着により取り付けられ、第2カーテン6は第1面ファスナー24と第2面ファスナー33とを介して第1カーテン5の内面に沿って配置されるように第1カーテン5に着脱自在に連結可能とされている。
上記実施形態によれば、第1カーテン5をサイドガラス3に取り付ける場合、サイドガラス3を下降させて開いた状態で、サイドガラス3の上端部に係合部材7を係合して、錘部材26がサイドガラス3の外面側に垂れ下がるようにすればよく、第1カーテン5をサイドガラス3の内面側に極めて簡単に取り付けることができる。また、第1カーテン5を取り付ける際に止めネジや吸盤等は不要であるから自動車の内装を傷付けたり汚したりするおそれもない。
サイドガラス3に係合部材7を係合した後、サイドガラス3を上昇させて閉じると、図5に示すように、サイドガラス3の上端部に係合部材7が係合した状態で、第1カーテン5はサイドガラス3と共に上昇して、サイドガラス3の上端部を窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合させることができる。このとき、サイドガラス3の外面側に垂れ下がった錘部材26が、自動車の窓枠11の上部外面に取り付けられた雨除けカバー35の内側に体裁よく収まる。その結果、雨で濡れたり強い風を受けたりしないように錘部材26を雨除けカバー35で保護することができる。
そして、スライダー17を横方向の一端から他端側に向けて開方向にスライドしたときに、図2及び図3に2点鎖線で示すように、スライダー17と共に第1カーテン5の一端側が横方向の他端側に移動して第1カーテン5が開く。反対に、スライダー17を横方向の他端側から一端に向けて閉方向にスライドしたときには、図2及び図3に実線で示すように、スライダー17と共に第1カーテン5の一端側が横方向の一端に向けて移動して第1カーテン5が閉じる。このように、スライダー17をスライドすることによって第1カーテン5を片手でも簡単かつ確実に開閉することができ、第1カーテン5が不要になっても第1カーテン5をその都度着脱する面倒もなくなる。また、第1カーテン5を開いたときに一端側の布地が垂れ下がるなどして邪魔になることもなく、見た目も綺麗である。
また、自動車用カーテン装置1は第1カーテン5にスライドファスナー8を介して係合部材7を連結することによって構成することができ、構成部材が少なくて製造容易でかつ安価に製造することができる。
また、本実施形態では、係合部材7が可撓性を有するシート材により構成され、係合部材7をサイドガラス3の上端部に係合したときにサイドガラス3の外面側に垂れ下がるように錘部材26が係合部材7に連結されているので、係合部材7によってサイドガラス3を傷付けるおそれがなくなるし、係合部材7をサイドガラス3の上端部に密着するように沿わせて係合することができ、係合部材7の係合がサイドガラス3の開閉の妨げになるようなこともなく、サイドガラス3の開閉をスムーズになし得る。また、サイドガラス3の上端部がカーブしていても、係合部材7は可撓性を有するシート材であるから、多少の融通が利くため、係合部材7をサイドガラス3の上端部に沿って良好に係合させることができ、第1カーテン5をサイドガラス3の内面側に確実に配置することができる。
また、錘部材26があるため、サイドガラス3の上端部に係合部材7を係合した後、サイドガラス3を上昇してサイドガラス3の上端部を窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合させる際に、サイドガラス3の内側に配置した第1カーテン5の重さに対してサイドガラス3の外側に配置した錘部材26の重さを均衡させて、第1カーテン5の重みでサイドガラス3の上端部から係合部材7が外れるのを効果的に防止することができる。
従って、係合部材7がシート材により構成されているにも拘わらず、サイドガラス3の昇降によっても、係合部材7のサイドガラス3の上端部への係合が外れることがなくなり、係合部材7を係合させた状態でサイドガラス3の上端部を窓枠11の上部嵌合溝12に確実かつ簡単に嵌合させることができる。また、第1カーテン5はサイドガラス3の外方が透けて見えるように薄手での布材により構成されているので、自動車の運転席側のサイドガラス3の内面に第1カーテン5を取り付けた場合でも、運転者は第1カーテン5及びサイドガラス3を通してバックミラーを良好に見ることができる。
また、サイドガラス3の上端部に係合部材7を係合した後に、サイドガラス3を上昇して閉じておくことにより、サイドガラス3の上端部に係合部材7を係合した状態で窓枠11の上部嵌合溝12に嵌合させておくことができ、これによりサイドガラス3の上端部から係合部材7が風や振動等で不測に外れるのを確実に防止することができる。
また、サイドガラス3を下降させても、係合部材7をサイドガラス3の上端部に係合した状態で窓枠11の上部嵌合溝12から抵抗なくスムーズに外してサイドガラス3と共に下降させることができる。従って、例えば自動車の運転席側のサイドガラス3の内面に第1カーテン5を取り付けた場合に、駐車場で駐車券を受け取る際に、サイドガラス3を下げると第1カーテン5も一緒に下降するため、駐車券の受け取りに支障を生じるようなこともない。
また、前記錘部材26は、第1カーテン5の重量と均衡するように厚手の布材により構成され、係合部材7を横方向に伸長した状態に保形するように係合部材7の略全長に亘る長さを有していて係合部材7の横方向略全長に亘って連結されているので、錘部材26でサイドガラス3を傷つけるのを防止できるし、また、錘部材26によって、係合部材7を横方向に伸長した状態に保形することができ、その結果、第1カーテン5をサイドガラス3の内面に幅方向に大きく広げて配置することが可能になり、第1カーテン5の日除け等の機能を増大させることができる。
また、スライダー17を横方向一端から他端側に向けてスライドするときに係合部材7の横方向一端部が動かないように保形すべく、係合部材7の横方向一端部に補強布(力布)29が設けられているので、係合部材7が可撓性を有するシート材により構成されているにも拘わらず、片手でスライドファスナー8のスライダー17を横方向にスライドして、第1カーテン5をスムーズに開閉することができる。
また、第2カーテン6は第1面ファスナー24と第2面ファスナー33とを介して第1カーテン5の内面に沿って配置されるように第1カーテン5に着脱自在に連結可能とされる。前記第1カーテン5は、サイドガラス3の外方が透けて見えるように薄手の布材により構成され、第2カーテン6はサイドガラス3外方からの太陽光を遮断するように厚手の布材により構成されているので、第2カーテン6を第1カーテン5に連結した場合には、第1カーテン5に連動させて第2カーテン6も開閉することが可能になり、非常に便利である。しかも、第1カーテン5と第2カーテン6との2重構造によって自動車用カーテン装置1の日除け機能乃至遮光機能を増大させることができると共に日除け機能乃至遮光機能を2段階に調整することができるようになる。また、断熱機能を増大させることができるので、特に停車時の室内温度上昇を防ぐために有効である。更にこの第2カーテン6によって、車室内の目隠しも効果的になし得、また、車室内を効果的に装飾することも可能になる。
なお、前記実施形態では、第1カーテン5の内面側に配置される第2カーテン6が具備され、第1カーテン5はサイドガラス3の外方が透けて見えるように薄手の布材により構成され、第2カーテン6はサイドガラス3外方からの太陽光を遮断するように厚手の布材により構成されているが、これに代え、第2カーテン6を省略するようにしてもよく、この場合、第1カーテン5を、太陽光を遮断するように厚手の布材により構成するようにしてもよい。更に、第2カーテン6は遮光性の高い黒色・銀色などのプラスチック製シートや、竹材などで構成するようにしてもよい。
また、自動車用カーテン装置1(第1カーテン5)を取り付ける窓ガラスはサイドガラス3に限定されず、昇降により開閉する窓ガラスであれば、自動車のリヤガラスや場合によってはフロントガラスに自動車用カーテン装置1(第1カーテン5)を取り付けることができる。また、昇降により開閉する窓ガラスでなくても、例えば左右方向外方に開閉自在に揺動するように構成されたサイドガラスやリヤガラスに自動車用カーテン装置1(第1カーテン5)を取り付けることも可能である。
また、前記実施形態では、自動車の運転席側のサイドガラス3の内面に自動車用カーテン装置1(第1カーテン5)を取り付けた場合に、スライドファスナー8は、スライダー17を第1カーテン5の前後方向(横方向)の前端(一端)から後端側(他端側)に向けてスライドすることによって第1カーテン5が係合部材7に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くように構成されているが、これに代え、スライドファスナー8を第1カーテン5に対して前記実施形態の場合とは逆向きに取り付けるようにしてもよく、このようにすることによって、自動車用カーテン装置1(第1カーテン5)を例えば自動車の助手席側のサイドガラスの内面に取り付けた場合に、スライダー17を第1カーテン5の前後方向(横方向)の前端(一端)から後端側(他端側)に向けてスライドすることによって第1カーテン5が係合部材7に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くようにすることができる。
また、前記実施形態では、係合部材7が可撓性を有するシート材である薄手の布材により構成されているが、これに代え、係合部材7を、可撓性を有するシート材である合成樹脂シートで形成してもよい。また、係合部材7を合成樹脂等で剛性のある薄い逆U字状に形成し、サイドガラス3の上端部に着脱自在に係合するようにしてもよい。また、このような場合には、錘部材26を省略するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、第1カーテン5の横方向の一端側が連結環31によりスライダー17に連動して横方向に移動するようにスライダー17に連結されているが、連結環31に代えて、紐や布や鎖その他で第1カーテン5の横方向の一端側をスライダー17に連結するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、錘部材26は第1カーテン5の重量と均衡するように厚手の布材により構成されているが、これに代え、錘部材26を、弾性を有するゴム材や合成樹脂により構成するようにしてもよい。
また、第1カーテン5及び第2カーテン6の形状や大きさは、窓ガラスに適合するように適宜変更すればよい。
1 自動車用カーテン装置
3 サイドガラス(窓ガラス)
5 第1カーテン
6 第2カーテン
7 係合部材
8 スライドファスナー
11 窓枠
12 上部嵌合溝
17 スライダー
24 第1面ファスナー
26 錘部材
29 補強布
33 第2面ファスナー

Claims (5)

  1. 自動車の窓ガラスの内面に配置されるカーテン(5)を備えた自動車用カーテン装置において、
    カーテン(5)の上端部に、カーテン(5)を窓ガラスの内面に保持するように窓ガラスの上端部に係合される係合部材(7)が横方向のスライドファスナー(8)を介して連結され、
    スライドファスナー(8)は、スライダー(17)をカーテン(5)の横方向一端から他端側に向けてスライドすることによってカーテン(5)が係合部材(7)に対して横方向の一端側から分離した状態に開閉自在に開くように構成され、
    カーテン(5)の横方向の一端側がスライダー(17)に連動して横方向に移動するようにスライダー(17)に連結されていることを特徴とする自動車用カーテン装置。
  2. 前記窓ガラスは昇降により開閉するものとされ、窓ガラスが上昇して閉じたときに係合部材(7)が窓ガラスの上端部と共に窓枠(11)の上部嵌合溝(12)に嵌合しかつ窓ガラスが下降して開くときに係合部材(7)が窓ガラスの上端部と共に窓枠(11)の上部嵌合溝(12)から外れるように、係合部材(7)が可撓性を有するシート材により構成され、かつ係合部材(7)を窓ガラスの上端部に係合したときに窓ガラスの外面側に垂れ下がるように錘部材(26)が係合部材(7)に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用カーテン装置。
  3. 前記錘部材(26)は、カーテン(5)の重量と均衡するように厚手の布材により構成され、係合部材(7)を横方向に伸長した状態に保形するように係合部材(7)の略全長に亘る長さを有していて係合部材(7)の横方向略全長に亘って連結されていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用カーテン装置。
  4. スライダー(17)を横方向一端から他端側に向けてスライドするときに係合部材(7)の横方向一端部が動かないように保形すべく、係合部材(7)の横方向一端部に補強布(29)が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動車用カーテン装置。
  5. 前記カーテン(5)の内面側に配置される第2カーテン(6)が具備され、カーテン(5)の上部内面に第1面ファスナー(24)が設けられ、第2カーテン(6)の上部外面に、前記第1面ファスナー(24)に着脱自在に接着される第2面ファスナー(33)が設けられ、第2カーテン(6)は第1面ファスナー(24)と第2面ファスナー(33)とを介してカーテン(5)の内面に沿って配置されるようにカーテン(5)に着脱自在に連結可能とされ、
    前記カーテン(5)は窓ガラスの外方が透けて見えるように薄手の布材により構成され、第2カーテン(6)は窓ガラス外方からの太陽光を遮断するように厚手の布材により構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用カーテン装置。
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JPH1086665A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Hiroshi Mori 自動車キヤビン用カーテン装置
JPH10205247A (ja) * 1997-01-18 1998-08-04 Kenichi Kida 幕の取付構造

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