JP3216632U - 自動車用サンシェード - Google Patents

Abstract

【課題】遮光性に優れ、かつドライブレコーダーをフロントガラスに装着した状態の車でも、サンシェードの腰折れ、歪みのない、遮光性に優れた自動車用サンシェードを提供する。【解決手段】自動車フロントウインドウの車内側に取り付ける自動車用サンシェード１０であって、フロントサンシェード本体２０と、サンシェード本体２０を自動車に備えられるサンバイザーに取り付ける手段として取付け用袋状布３０を備えるように構成した。【選択図】図１

Description

本考案は、自動車のフロントウインドウの車内側に取り付け、主として、太陽光の入光による車内温度の上昇を防止するための自動車用サンシェードに関するものである。

一般に自動車のフロントウインドウに取り付けるための日よけ具は、例えば、自動車用サンシェード本体外側に吸盤を用いて、自動車フロントウインドウに密着固定する、かつサンシェード上部中央部分を車内ルームミラーの逃れのＶ字型及びＵ字型に開口部を設けたものが主流であり、自動車のフロントウインドウにドライブレコーダー装着を行った自動車にサンシェードを装着しても、サンシェードの腰折れ、歪み、太陽光の侵入などの場合が生じうる。

したがって、前記サンシェード本体と自動車フロントウインドウには密着性があり、ドライブレコーダーを自動車フロントウインドウに装着すると、自動車のフロントウインドウとサンシェードの間に大きな空間が必要になります。

そのため、前記サンシェードではフロントウインドウに装着したドライブレコーダー装着車の場合、サンシェードの腰折れ、歪み、太陽光が漏れて、車室内に差し込むという問題が生じうる。

実用新案登録第３２０３３３１号

本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、目的とするところは、遮光性に優れ、かつドライブレコーダーをフロントウインドウに装着した状態の車でも、サンシェードの腰折れ、歪みのない、遮光性に優れた自動車用サンシェードを提供することにある。

また、考案の他の目的は、自動車用サンシェードの上部中央部分にルームミラーの開口部を無くし遮光性を損なわない自動車用サンシェードを提供することを目的とする。

本考案は、自動車のフロントウインドウの車内側に取付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントウインドウの内側に取付けられるサンシェード本体と、自動車に備えられるサンバイザーへの取付け手段を備え、前記取付け手段は前記サンシェード本体上端部に外側に開口している袋状部材を設け、前記サンバイザーを入れられることを特徴とする自動車用サンシェードである。

前記袋状部材は、前記サンバイザーに対応する位置に設けられたことを特徴とする請求項１に記載の自動車用サンシェードである。

自動車のフロントウインドウの車内側に取付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントウインドウの内側に取付けられるサンシェード本体と、自動車に備えられるサンバイザーへの取付け手段を備え、前記取付け手段は、サンシェード本体上端部１０ｃｍくらいに右左サイドにわたる幅方向に前記サンバイザーにひっかける帯状部材を設けたことを特徴とする自動車用サンシェードである。

自動車用サンシェード上端部に袋状部材を設けているので、従来に比べてフロントウインドウとの距離を確保でき、確実に太陽光を車室内に侵入することを防止する。

本考案にかかる自動車用サンシェードを示す正面図である。 同自動車サンシェードを示す裏面図である。 同自動車サンシェードの裏面要部拡大斜視図である。 同自動車サンシェードを自動車の車内のサンバイザー右側に取付ける状態の概略図である。 同自動車サンシェードを自動車の車内のサンバイザー一対に取付けた状態を示す概略図である。 同自動車サンシェード本体を収納保管時の状態を示す概略図である。 同自動車サンシェードの帯状部材仕様を示す正面図である。 同自動車サンシェードの帯状部材仕様のものを自動車のサンバイザー一対に取付けた状態を示す概略図である。 同自動車サンシェードの帯状部材仕様の自動車のサンバイザーに個々に取り付けた状態を示す概略図である。

以下、本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。

図１は本考案にかかる自動車用サンシェードの正面図であり、図２は、同自動車用サンシェードを示す裏面図であり、図３は同自動車サンシェードの要部拡大斜視図である。

図１および図２において、自動車用サンシェード１０は自動車のフロントウインドウ７０の内側に立て掛けるように設置して太陽光を遮光するものであり、自動車のフロントウインドウ７０の内面側の略全面を覆うことができるように構成されており、略台形状に形成されたサンシェード本体２０と前記フロントウインドウ７０の天井の前寄りの位置に設けられるサンバイザー６０に取付けるための取付け用袋状布３０を備えている。

前記取付け用袋布３０は、図１取付け用袋状布ウインドウ側３０ａと、図２取付け用袋状布車内側３０ｂの３方を縫着等にて袋状に形成している。

図３において、前記サンシェード本体２０は、前記フロントウインドウ７０の形状に合わせて、上辺よりも下辺を長くした正面略台形状に形成されると共に、前記サンシェード本体２０の上辺部分に、縫着等にて前記サンシェード本体２０の上辺とほぼ同じ幅の取付け用袋状布３０が設けられ、かつ前記取付け用袋状布３０は、左右の中心で二つの袋に分離、前記袋状布３０の左右の中心部は二つの袋に分離する手段として縫着やホック止め等を設けている。

図４に示すように、本考案に係る前記自動車サンシェード１０を前記自動車に取付ける場合は、例えば、先ず取付け用袋状布３０に前記サンバイザー６０を差し入れた状態を示す概略図である。

図５において、自動車の車内のフロントウインドウ７０の天井の前寄りの位置に設けられるサンバイザー６０一対に取付け用袋状布３０を差し入れ固定され、取付けた状態を示し、袋状の効果によりサンシェード本体１０とフロントウインドウ７０との空間を設け設置された概略図である

図５において、フロントウインドウ７０にドライブレコーダーを装着していても、自動車用サンシェード２０上端部に取付け用袋状部材３０を設けているので、フロントウインドウ７０と自動車用サンシェード１０に空間ができ、前記ドライブレコーダーの出っ張りを避け、太陽光を車内に侵入することを防止することができる。

図５において、自動車に備えられるサンバイザー６０に取付け用袋状部材３０を差し入れるだけなので素早く装着、脱着が簡単に行うことができる。

図５において、自動車に備えられるサンバイザー６０に取付け用袋状部材３０を差し入れ自動車サンシェードの設置を行うので、従来の自動車サンシェードの取付け方法の、前記従来の自動車サンシェードに備えられる吸盤を使用してフロントウインドウ７０に装着を行うと、フロントウインドウ７０に吸盤痕が残るが、取付け用袋状部材３０の効果でフロントウインドウ７０はそのままである。

図６において、自動車サンシェード本体１０の収納保管時の状態を示す概略図である。

前記実施例では、取付け手段として、取付け用袋状布３０を用いたが、図８のようにサンシェード本体２０上部右左両端に、帯状布５０を縫着等にて図９のように帯状布５０にサンバイザー６０を差し入れ設置しても良い。

図８において、例えば帯状布５０は、自動車サンシェード１０の上端から１５ｃｍまでに備え付けることで、自動車サンシェード１０とフロントウインドウ７０に空間ができ、フロントウインドウ７０に設置したドライブレコーダー等の出っ張りを避け、太陽光を車内に侵入することを防止することができる。

図９において、前記図８実施例では一対のサンバイザー６０に帯状布を差し入れたが、左右個々のサンバイザー６０に個々に帯状布５０を差し入れても良い。

１０ 自動車用サンシェード
２０ サンシェード本体
２１ 表面シート
２２ 縁布
２３ 折れ目筋
３０ 取付け用袋状布
３０ａ取付け用袋状布外側
３０ｂ取付け用袋状布内側
３１ 縫い目
４０ 収納バンド
５０ 帯状布
６０ サンバイザー
７０ フロントウインドウ

Claims (3)

1. 自動車のフロントウインドウの車内側に取付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントウインドウの内側に取付けられるサンシェード本体と、自動車に備えられるサンバイザーへの取付け手段を備え、前記取付け手段は前記サンシェード本体上端部に外側に開口している袋状部材を設け、前記サンバイザーを入れられることを特徴とする自動車用サンシェード。
2. 前記袋状部材は、前記サンバイザーに対応する位置に設けられたことを特徴とする請求項１に記載の自動車用サンシェード。
3. 自動車のフロントウインドウの車内側に取付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントウインドウの内側に取付けられるサンシェード本体と、自動車に備えられるサンバイザーへの取付け手段を備え、前記取付け手段は、サンシェード本体上端部に左右サイドにわたる幅方向に前記サンバイザーをひっかける帯状部材を設けたことを特徴とする自動車用サンシェード。

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