JP3488154B2 - 自動車の換気機能付きサイドバイザ - Google Patents

自動車の換気機能付きサイドバイザ

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JP3488154B2 JP30760199A JP30760199A JP3488154B2 JP 3488154 B2 JP3488154 B2 JP 3488154B2 JP 30760199 A JP30760199 A JP 30760199A JP 30760199 A JP30760199 A JP 30760199A JP 3488154 B2 JP3488154 B2 JP 3488154B2
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    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/20Accessories, e.g. wind deflectors, blinds

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物の換気機能付
きサイドバイザ、特に自動車の換気機能付きサイドバイ
ザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車のサイドバイザでは、窓ガラ
スの上端縁及び側端縁に沿って窓ガラスを外方から覆う
ひさしの機能を果たす、一般に有色透明な板状部材が公
知である。これは窓ガラスの特に上端縁従って窓枠に沿
って延びるひさしの形を有すると共に車内への直射日光
の差し込みを遮るフィルタの役目を果たす。しかし窓ガ
ラスを下げた場合に、サイドバイザの下端縁と窓ガラス
の上端縁との間又はサイドバイザの側端縁と窓ガラスの
側端縁との間が大きく開放されるために、通気性は十分
に充足されるが、その反面車外の砂塵、汚染空気、空気
中の飛行物体、例えば昆虫類や鳥類の車内への侵入の可
能性が生じる。これでは快適な運転が確保できないばか
りでなく、運転の安全性が損なわれ、予期しない交通事
故に繋がりかねない危険が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、サイ
ドバイザの本来のひよけ・フィルタ機能に加えて、窓ガ
ラスを下げる場合に、窓ガラスの上端縁とサイドバイザ
本体の下端縁との間の領域又はサイドバイザの側端縁と
窓ガラスの側端縁との間の領域に隙間が生じない程度に
窓ガラスを下げ、その際前記領域を通気性を確保すると
共に砂塵等の車内への侵入を阻止するようなサイドバイ
ザを案出することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、特許請
求の範囲第1項から特許請求の範囲第11項までに記載
された発明特定事項によって解決される。
【0005】
【実施の形態】本発明の実施形態によれば、従来から使
用されたサイドバイザ本体の下部を内方に湾曲させてこ
の領域に通気孔を設け、該下部領域にフィルタケースを
介してフィルタを付設し、又はサイドバイザ本体と窓ガ
ラスの上端縁との間に亘ってプレート状のフィルタを付
設し又は巻込フィルタを張設するように構成し、窓ガラ
スを下げた場合に窓ガラスの上端縁又は側端縁とサイド
バイザ本体の下端縁又は側端縁との間の領域を通気性を
有するように構成し、それによって車内と車外とを連通
する一方で、前記領域を通じて砂塵、汚染空気又は空気
中の飛行物体、例えば昆虫類や鳥類等の車内への侵入が
防止されるように構成されている。
【0006】
【実施例】図1〜図20に表された実施例に基づいて本
発明による自動車の換気機能付きサイドバイザを説明す
る。
【0007】図1によれば、自動車のサイドドアの窓枠
に付設された本発明によるサイドバイザ本体10が示さ
れている。窓ガラスの側端縁領域、特に下隅部にはふさ
ぎ板120が示されている。なお自動車本体1に設けら
れた窓ガラス用溝は、窓ガラス6の上端縁用溝と側端縁
用溝とは同一断面形状の一連の溝であるため便宜上同一
の符号2を付して説明することとする。ふさぎ板120
は、図2〜図12に表わす本発明による自動車の換気機
能付きサイドバイザの第1実施例、第2実施例及び第3
実施例に適用される。図1(a)、(b)及び(c)に
表わされたように、ふさぎ板120は窓ガラス6の側端
縁が嵌入するための窓ガラス側端縁用溝121と自動車
本体1の窓ガラス側端縁用溝2に嵌入するための凸縁1
22を備える。該ふさぎ板120は窓ガラス6の片側の
側端縁と自動車本体1の窓ガラス側端縁用溝2との間に
あって窓ガラスを下げた場合にサイドバイザ本体10か
ら外れる周辺領域における窓ガラスの片側の側端縁と窓
枠との空隙を密閉するふさぎ機能を有する。ふさぎ板1
20は窓ガラス6の側端縁が嵌入するための窓ガラス側
端縁用溝121を備えることなく、単に窓枠の下隅部に
固定される実施形態も可能である。図示しないが、サイ
ドバイザ本体10を窓ガラスの窓枠の下隅まで細く延ば
す構成が可能な場合には、図示のふさぎ板120を使用
しない実施形態も可能である。その場合には図3(a)
で表わすサイドバイザ本体が図3(a)の左端領域が更
に延ばされ、図1に示すふさぎ板120の機能を担うよ
うになることは勿論である。図13及び図17において
は、窓ガラスの両側端縁に配置されたふさぎ板131、
132及び141、142も、図1に示すふさぎ板12
0と本質的には同様な機能及び形状を有するが、図13
及び図17においてはふさぎ板が、窓ガラスの両側の側
端縁に配置されている点でのみ相違する。勿論図1にお
いても必要に応じてふさぎ板は窓ガラスの両側の側端縁
に配置されることもできる。要するにふさぎ板120、
131、132及び141、142は、窓ガラス6の側
端縁と自動車本体に設けられた窓ガラス側端縁用溝2と
に係合して、窓ガラス6を下げた場合にこれらの間に生
じ得る空隙をふさぐ機能を担う。本発明による自動車の
換気機能付きサイドバイザはサイドドア窓の他、後部窓
にも適用されることができる。本発明による自動車の換
気機能付きサイドバイザが後部窓に適用される場合は走
行中自動車の後部からの砂塵、昆虫等の侵入は少ないこ
とから、サイドバイザ本体なしで両側のふさぎ板のみで
済ませる構成も可能である。運転席のフロントガラス窓
用としては運転に支障のないように適用する必要があ
り、支障を来すおそれのある時は停車時にのみ使用する
こともできる。
【0008】図2〜図7には本発明による自動車の換気
機能付きサイドバイザの第1実施例が表わされている。
図2によれば、自動車本体1に窓ガラス6の上端縁が嵌
入すべき窓ガラス上端縁用溝2が形成されている。この
窓ガラス上端縁用溝2には窓ガラス6を上げた場合に窓
ガラス6の上端縁に固定ねじ8によって固定されたパッ
キン7の全長に亘って上方に突出する凸縁が嵌入して窓
ガラス6の上端縁と窓枠との間の空隙の密閉が行われ
る。自動車本体1には更に固定具用座3が形成されてお
り、固定具用座3にはサイドバイザ本体10を係止する
ための固定具4が図示しない方法で、例えばねじ止めに
より固定されている。サイドバイザ本体10の固定具4
による固定は、固定具4に設けられた突起とサイドバイ
ザ本体10に形成された係止ノッチ11(図5)との係
合によって行われる。サイドバイザ本体10の垂直下方
に幾分湾曲して下がる下部は更に窓ガラス6に向かうよ
うに内方に曲げられており、曲げられた下部には複数の
通気孔12が設けられ、該下部には、フィルタ21を内
蔵したフィルタケース15が嵌合している(図5)。下
部の複数の通気孔12の形状は円形の他、星形、矩形、
三角形、スリット、長孔等任意の形状にされることがで
きる該下部の通気孔の形状は後で説明する他の実施例で
も同様である。フィルタ21は、紙、布、網、金属メッ
シュ、通気性を施されたプラスチック材等から成ること
ができる。フィルタケース15は、プラスチック、ゴ
ム、アルミニウム合金、マグネシウム合金等から成るこ
とができかつU字形を有し、上下の脚部に複数の通気孔
15a及び15bを有する(図4、5及び6)。フィル
タケース15の窓ガラス6に面した側には窓ガラス6と
サイドバイザ本体10との間のシールのためのゴムパッ
キン22が窓ガラス6に達するまで延びており、パッキ
ン22は固定ねじ23によってフィルタケース15に固
定されている。ゴムパッキン22の窓ガラスとの当接機
構によってサイドバイザ本体10の下部と窓ガラス6の
上端縁との間の流通経路を通じて雨水、虫、砂塵、塵
埃、等が車内に侵入することが防止される。また、サイ
ドバイザ本体10の下部からのフィルタケース15の滑
脱を阻止するためにフィルタケース15の一端にワイヤ
16の一端を固定し、ワイヤ16の他端には吊り環17
を取付け、吊り環17をサイドバイザ本体10にナット
14を介して固定された吊りボルト13のフックに係合
させてフィルタケース15をサイドバイザ本体10に係
留することができる。吊り環17はその開放された一端
に固定されたヒンジピン18につる巻ばね19を介して
吊り環17の開放された他端を閉じるように枢支された
爪部材20を備える〔図4(a)及び(b)〕。サイド
バイザ本体10、フィルタ21及びフィルタケース15
はそれぞれ図3(a)、(b)及び(c)に表されてい
る。フィルタは金網、合成樹脂、繊維、穿孔板等から成
ることができる。フィルタケース15はその上下の脚部
に多数の通気孔15a及び15bを備える。ゴムパッキ
ン22の全体形状は図示してないが、窓ガラス6の全幅
に相当する長さを有しかつ図3(a)に表されたサイド
バイザ本体10の下端縁の長さに相応する長さを有する
ことは勿論である。
【0009】図8〜図10によれば、本発明による自動
車の換気機能付きサイドバイザの第2実施例が表わされ
ている。窓ガラス6の上端縁に取付けられるアルミニウ
ム又はプラスチックから成ることができるパッキン7′
は、図2に表わす第1実施例の場合と機能は同様である
が形状が若干異なり、窓ガラス上端縁用溝2に嵌入する
凸縁に隣接して更に密閉補助のためのゴムから成る押え
パッキンを備えている。窓ガラス6へのパッキン7′の
固定は固定ボルト8′による。固定ボルト8′は第2実
施例に示された固定ボルト8と同様であるが、ねじ頭部
が大きくかつ平取りされていて手で掴み易い形状となっ
ている。サイドバイザ本体30は第2実施例の場合と略
同様にその下部で窓ガラス6に向かうように内方に湾曲
しており、該下部には複数の通気孔31を有する(図
8、9、10)。サイドバイザ本体30はその上部にお
いてボルト孔32を通る固定ねじ5により自動車本体1
に固定されたフィルタ取付け板4′に固定される。該フ
ィルタ取付け板4′とサイドバイザ本体30のフィルタ
係止溝33(図10)との間にフィルタ34の上端が挟
持され、フィルタ34の下端はサイドバイザ本体30の
下部に当接する。サイドバイザ本体30の下部の通気孔
31の1つとフィルタ34の長孔35を曲がりボルト3
6が通っており、曲がりボルト36はナット37によっ
て締めつけられてフィルタ34をサイドバイザ本体30
の下部に押圧固定する。38はフィルタ34の長孔35
に対するふさぎ板であり、38aは曲げボルト36との
干渉を防ぐための長孔である(図9)。フィルタ34の
下端にはゴムパッキン40が固定軸39によって固定さ
れ、ゴムパッキン40は、その爪状先端が窓ガラス6と
当接するまで窓ガラス6に向かって延びており、それに
よって窓ガラスの上げ下げの際に図示のように上方又は
下方に撓みながら窓ガラス6とサイドバイザ本体30の
下部との間のシールを行う。フィルタ34は、金網、合
成樹脂、紙、有孔金属板から成ることができ、単層から
複数層、例えば一層から七層までの層から構成されるこ
とができる。図8に示すサイドバイザ本体30、フィル
タ34及びゴムパッキン40及び7′の全体形状は示し
てないが、図3(a)、(b)及び(c)に示すサイド
バイザ本体10、フィルタ21に相応する長さを有す
る。
【0010】図11及び12は、本発明による自動車の
換気機能付きサイドバイザの第3実施例を表わす。窓ガ
ラス6の上端縁に取付けられるパッキン7′は、図8に
表わす第2実施例の場合と機能も形状も同様である。窓
ガラス6へのパッキン7′の固定は固定ねじ8′によ
る。固定ねじ8′は第2実施例が表されて固定ねじ8′
と同様であるサイドバイザ本体50は第2実施例の場合
と略同様にその下部で窓ガラス6に向かうように内方に
湾曲しており、該下部には複数の通気孔51を有する
(図11)。サイドバイザ本体50はその上部において
自動車本体1に固定されている。サイドバイザ本体50
の下部は窓ガラス6に向かうように内方に曲げられてお
り、曲げられた該下部に複数の通気孔52aを有する。
該下部にはフィルタ53を内蔵したフィルタケース52
が嵌合され、フィルタケース52はその上下の脚部に複
数の通気孔52a及び52bを備える。フィルタケース
52の窓ガラス6に面した側にはゴムパッキン54が窓
ガラス6に当接するまで延びており、ゴムパッキン54
は固定ねじ55によってフィルタケース52に固定され
る。フィルタは金網、合成樹脂、繊維、穿孔板等から成
ることができる。
【0011】図13は、図1と同様な図であり、自動車
のサイドドアの窓に付設された本発明によるサイドバイ
ザ本体60が示されている。窓ガラスの下部の両側の側
端縁に沿ってふさぎ板131及び132が配置されてい
る。ふさぎ板131及び132は、本質的には図1
(b)及び(c)に表わされたと同様な方法でふさぎ板
131、132は窓ガラス6の側端縁が嵌入するための
窓ガラス側端縁用溝と窓ガラス側端縁用溝2に嵌入する
ための凸縁を備える。該ふさぎ板131、132は窓ガ
ラス6の側端縁と窓ガラス側端縁用溝2との間にあって
窓ガラス6を下げた時に窓ガラス6の側端縁と窓枠との
間の空隙を密閉するふさぎ機能を有する。
【0012】図14は本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第4実施例を表わす。サイドバイザ本
体60は、その上部において図示しない方法で自動車本
体1に固定されている。サイドバイザ本体60の下部は
窓ガラス6に向かうように内方に曲げられており、曲げ
られた該下部には複数の通気孔61を有する。通気孔6
1は楕円孔、スリット孔等として形成されることができ
る。該下部の端には固定ねじ69及びナット70を介し
てゴムパッキン68が固定されている。ゴムパッキン6
8の自由端は窓ガラス6に当接するまで延びている。窓
ガラス6の上端縁には固定ねじ67によって巻込フィル
タケース66が固定されている。巻込フィルタケース6
6内には巻軸65が配設されており、巻込フィルタ64
の一端を固定された巻軸65はその図示しないつる巻き
ばねによって常に一方向に回転付勢されて支承されてい
る。巻込フィルタ64は、金網又は布等から成り、巻込
フィルタ64の他端の係止部材63の固定されている領
域は、図示により区別してないが、巻込フィルタ64の
他の領域とは別の材料、例えば毛状のふさぎ材料であっ
て、例えば合成樹脂、植物の枝や茎、布等から成るシー
ト状物から成ることができる。図示しないつる巻きばね
の力に抗して巻込フィルタ64を引出して巻込フィルタ
64の他端に固着された係止部材63を、サイドバイザ
本体60の上部にサイドバイザ本体60と一体的に形成
された係止穴62に係止する。それによって巻込フィル
タ64がサイドバイザ本体60の内方に張設されること
ができる。フィルタ係止部材63を係止穴62との係合
を解くと、巻込フィルタ64はつる巻きばねの力によっ
て巻込フィルタケース66内に巻込まれるようになる。
巻込フィルタ64は金網、合成樹脂、繊維、穿孔板等か
ら成ることができる。図14に示すサイドバイザ本体6
0、巻込フィルタ64及びゴムパッキン68の全体形状
は図示してないが、図13の符号60で示されたサイド
バイザ本体の略全長に相応する幅を有することは勿論で
ある。巻込フィルタ64の幅の両端縁から外れる領域で
は、サイドバイザ本体60は存在しないので、窓ガラス
6の側端縁と自動車本体1の窓ガラス側縁用溝とに亘っ
てふさぎ板131及び132が装着される。ふさぎ板1
31及び132は、それぞれサイドバイザ本体60と接
続される側の端にサイドバイザ本体60の内方空間との
遮断のためのリブを備えることができる。このリブは後
で述べる図19及び図20に示す実施例の場合のように
2〜3の通気孔を備えることができる。該ふさぎ板13
1、132は窓ガラス6の側端縁と窓ガラス側端縁用溝
2との間にあって窓ガラスを下げた場合に窓ガラスの側
端縁と窓枠との間の空隙を密閉するふさぎ機能を有す
る。
【0013】図15は本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第5実施例を表わす。サイドバイザ本
体80は、その上部において図示しない方法で自動車本
体1に固定されている。サイドバイザ本体80の下部は
窓ガラス6に向かうように内方に曲げられており、曲げ
られた該下部にはスリット又は丸孔として形成された複
数の通気孔81を有する。該下部の端には固定ねじ88
及びナット89を介してゴム又は樹脂から成るゴムパッ
キン87が固定されている。ゴムパッキン87の自由端
は窓ガラス6に当接するまで延びている。窓ガラス6の
上端縁には固定ねじ86によって巻込フィルタ係止部材
又はキャッチャー85が固定されている。サイドバイザ
本体80の上部にボルトによる固定又は接着によって巻
込フィルタケース83が固定されており、巻込フィルタ
ケース83内には巻込フィルタ84の一端が固定された
巻軸82が図示しないつる巻きばねによって常に一方向
に回転付勢されて支承されている。図示しないつる巻き
ばねの力に抗して巻込フィルタ84を引出し、巻込フィ
ルタ84の他端に固着された巻込フィルタ係止部材85
を窓ガラス6の上端縁に固定ねじ86によって固定する
ことにより巻込フィルタ84が張設されることができ
る。巻込フィルタ84は金網、合成樹脂、繊維、穿孔板
等から成ることができる。図15に示すサイドバイザ本
体80、巻込フィルタ84及びゴムパッキン87の全体
形状は図示してないが、図13の符号60で示されたサ
イドバイザ本体の略全長に相応する幅を有することは勿
論である。図13のサイドバイザ本体60が、この実施
例では説明の都合上サイドバイザ本体80の符号を付さ
れているに過ぎないからである。巻込フィルタ64の幅
の両端縁から外れる領域ではサイドバイザ本体80は存
在しないので、窓ガラス6の側端縁と自動車本体1の窓
ガラス側縁用溝2とに亘ってふさぎ板131及び132
が装着される。ふさぎ板131及び132は、それぞれ
サイドバイザ本体80と接続される側の端にサイドバイ
ザ本体80の内方空間との遮断のためのリブを備えるこ
とができる。このリブは後で述べる図19及び図20に
示す実施例の場合のように2〜3の通気孔を備えること
ができる。該ふさぎ板131、132は窓ガラス6の側
端縁と窓ガラス側端縁用溝2との間にあって窓ガラスを
下げた場合に窓ガラスの側端縁と窓枠との間の空隙を密
閉するふさぎ機能を有する。
【0014】図16には本発明による自動車の換気機能
付きサイドバイザの第6実施例が表されている。サイド
バイザ本体90は図示しない方法で自動車本体1に固定
される。サイドバイザ本体90の下部は窓ガラス6に向
かうように内方に曲げられており、曲げられた該下部の
端にはボルト93、座金92を介してフィルタ91がサ
イドバイザ本体90に固定されている。サイドバイザ本
体90の下部には他の実施例の場合とは異なり通気孔を
有しない。フィルタ91は一層又は多層の毛状、畳箒状
の材料、樹脂、天然繊維等の要素から成ることができ、
従って通気性を有し、これらの各要素をそれぞれ接着、
焼き付け等により結束し、ボルトナット、リベット、ク
リップ等によりサイドバイザ本体90に固定され得る。
またフィルタ91はサイドバイザ本体90と一体形成さ
れることもできる。フィルタ91は窓ガラス6に当接す
るまで延びていて窓ガラス6との間のシールを担う。
【0015】図17は図1と同様な図であり、自動車の
サイドドアの窓に付設された本発明によるサイドバイザ
本体100が示されている。窓ガラスの両側端縁領域に
はふさぎ板141及び142が配置されている。ふさぎ
板141及び142は、本質的には図1(b)及び
(c)と同様な方法でふさぎ板141、142は窓ガラ
ス6の側端縁が嵌入するための溝と窓ガラス側端縁用溝
に嵌入するための凸縁を備える。ふさぎ板141及び1
42は、それぞれサイドバイザ本体100と接続される
側の端にサイドバイザ本体100の内方空間との遮断の
ためのリブを備えることができる。このリブは後で述べ
る図19及び図20に示す実施例の場合のように2〜3
の通気孔を備えることができる。該ふさぎ板141、1
42は窓ガラス6の側端縁と窓ガラス側端縁用溝2との
間にあって窓ガラスを下げた場合に窓ガラスの側端縁と
窓枠との間の空隙を密閉するふさぎ機能を有する。
【0016】図18は本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第7実施例を表わす。サイドバイザ本
体100は、その上部領域において固定具4′′によっ
て自動車本体1に固定されている。サイドバイザ本体1
00の下部は窓ガラス6に向かうように内方に曲げられ
ており、該下部には複数の通気孔103を有する。該下
部の端には、フック103aに係止されたフィルタ10
4が固定ねじ106a及びナット106を介して固定さ
れている。更にフィルタ104の一端の領域にフィルタ
104と共にゴムパッキン107がサイドバイザ本体1
00の下部に固定されており、ゴムパッキン107の自
由端は窓ガラス6に当接するまで延びている。窓ガラス
6の上端縁には固定ねじ110を介してフィルタ係止部
材又はキャッチャー109が固定されており、フィルタ
係止部材又はキャッチャー109はフィルタ部材108
と一体的に結合されてフィルタを形成する。フィルタ部
材108には複数の通気孔108aが設けられている。
フィルタ、従ってフィルタ部材108の他端はサイドバ
イザ本体100の押えリブ100aまで達しており、そ
れによってフィルタは該押えリブ100aと窓ガラス6
の上端縁との間に摩擦係合されることができる。窓ガラ
スの両側端縁領域にはふさぎ板141及び142が配置
されている。ふさぎ板141及び142は、それぞれサ
イドバイザ本体100と接続される側の端にサイドバイ
ザ本体100の内方空間との遮断のためのリブを備える
ことができる。このリブは後で述べる図19及び図20
に示す実施例の場合のように2〜3の通気孔を備えるこ
とができる。該ふさぎ板141、142は窓ガラス6の
側端縁と窓ガラス側端縁用溝2との間にあって窓ガラス
を下げた場合に窓ガラスの側端縁と窓枠との間の空隙を
密閉するふさぎ機能を有する。
【0017】図19及び図20には、本発明による自動
車の換気機能付きサイドバイザの第8実施例を表わす。
サイドバイザ本体150は、窓ガラス6を下げた場合に
窓枠の上部直線領域に配置され、窓ガラス6の一方の側
端縁に沿って少なくとも1つのふさぎ板151が配置さ
れ、該ふさぎ板151はサイドバイザ本体150の一端
と係合され、その内側では窓ガラス側端縁用溝152に
よって窓ガラス6の側端縁上に座着し、一方ふさぎ板1
51の外方の凸縁153は自動車本体1の窓ガラス側端
縁用溝に2に嵌入される。それによってサイドバイザ本
体150とふさぎ板151とが窓ガラス6に対して位置
決めされて固定される。他方では窓ガラス6の他方の側
端縁に沿って少なくとも1つのふさぎ板155が配置さ
れ、該ふさぎ板155はサイドバイザ本体150の他端
と係合され、その内側では窓ガラス側端縁用溝156に
よって窓ガラス6の側端縁上に座着し、一方ふさぎ板1
55の外方の凸縁157は自動車本体1の窓ガラス側端
縁用溝2に嵌入される。それによってサイドバイザ本体
150とふさぎ板155とが窓ガラス6に対して位置決
めされて固定される。ふさぎ用リブ154及び158は
共にサイドバイザ本体150の両端においてサイドバイ
ザ本体150の内面に密着してふさぎ板151、155
との間を遮断するために役立つ。しかしある程度の通気
を必要とするため2〜3の通気孔154a、158aが
あけられている。
【0018】この実施例では自動車の換気機能付きサイ
ドバイザはフィルタを使用することなく、窓ガラスを適
当に下げた状態で自動車の換気機能付きサイドバイザを
窓ガラスと窓枠との間に組付けるだけという簡易な方法
で、所望の換気機能及び車外の砂塵、昆虫類等の侵入が
阻止されることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明のによれば、サイドバイザの本来
のひよけ・フィルタ機能に加えて、窓ガラスの上端縁と
サイドバイザ本体の下端縁との間の領域又はサイドバイ
ザの側端縁と窓ガラスの側端縁との間の領域に空隙が生
じない程度に窓ガラスを下げる場合に、前記領域が通気
性を有するが車内への砂塵等の侵入が防止されるように
構成されることができ、それによって自動車運転中の外
気の採り入れにより車内の換気ひいては自然換気による
空調が達成されると共に、車内への砂塵、空中飛行物
体、例えば昆虫類等の侵入が防止されることにより国内
・国外を問わず比較的外気温の高い地理的条件下でしか
も冷房作用の効果が低いような事情下においても快適な
運転が保証され、事故に繋がり得るような運転障害が回
避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による自動車の換気機能付きサ
イドバイザを備えた自動車の部分図であり、(a)は、
その正面図、(b)は窓の下隅のふさぎ板の部分詳細
図、そして(c)はその横断面図である。
【図2】図2は、自動車の換気機能付きサイドバイザの
図1に示された第1実施例の中心断面図である。
【図3】図3は、図1に示された自動車の換気機能付き
サイドバイザの主要構成部分を表わす斜視図であり、
(a)はサイドバイザ本体、(b)はフィルタそして
(c)はフィルタケースである。
【図4】図4は、サイドバイザ本体に吊下げられるフィ
ルタケースを示し、(a)はその正面図、そして(b)
は吊り環部分の詳細図である。
【図5】図5は、サイドバイザを内側を示す図である。
【図6】図6は、サイドバイザの正面図である。
【図7】図7は、図2に示すサイドバイザ固定具及びフ
ィルタケースの内側を示す図である。
【図8】図8は、本発明による自動車の換気機能付きサ
イドバイザの第2実施例の中心断面図である。
【図9】図9は、図8に表わすサイドバイザの内側を示
す図である。
【図10】図10は、図8に表わすサイドバイザのサイ
ドバイザ本体の内側を示す図である。
【図11】図11は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第3実施例の中心断面図である。
【図12】図12は、図11に表わす自動車の換気機能
付きサイドバイザを内側から見た破断図である。
【図13】図13は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザを備えた自動車の部分図である。
【図14】図14は、図13に表わす本発明による自動
車の換気機能付きサイドバイザの第4実施例の中心断面
図である。
【図15】図15は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第5実施例の中心断面図である。
【図16】図16は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザの第6実施例の中心断面図である。
【図17】図17は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザを備えた自動車の部分図である。
【図18】図18は、図17に表わす本発明による自動
車の換気機能付きサイドバイザの第7実施例の中心断面
図である。
【図19】図19は、本発明による自動車の換気機能付
きサイドバイザを備えた自動車の部分図である。
【図20】図20は、図19に表わす本発明による自動
車の換気機能付きサイドバイザの第8実施例の中心断面
図である。
【符号の説明】
1 自動車本体 2 窓ガラス上端縁用溝 3 固定具用座 4 固定具 4′ フィルタ取付け板 4′′ 固定具 5 固定ねじ 6 窓ガラス 7 パッキン 7′ パッキン 8 固定ねじ 8′ 固定ねじ 10 サイドバイザ本体 11 係止ノッチ 12 通気孔 13 吊りボルト 14 ナット 15 フィルタケース 15a 通気孔 15b 通気孔 16 吊ひも 17 吊り環 18 ヒンジピン 19 つる巻きばね 20 係止爪 21 フィルタ 22 ゴムパッキン 23 固定ねじ 30 サイドバイザ本体 31 通気孔 32 ボルト孔 33 フィルタ係止溝 34 フィルタ 35 長孔 36 曲がりボルト 37 ナット 38 長孔ふさぎ板 38a 長孔 39 固定軸 40 ゴムパッキン 50 サイドバイザ本体 51 通気孔 52 フィルタケース 52a 通気孔 52b 通気孔 53 フィルタ 54 ゴムパッキン 55 固定ねじ 60 サイドバイザ本体 61 通気孔 62 フィルタ係止穴 63 フィルタ係止部材 64 巻込フィルタ 65 巻軸 66 巻込フィルタケース 67 固定ねじ 68 ゴムパッキン 69 固定ねじ 70 ナット 80 サイドバイザ本体 81 通気孔 82 巻軸 83 巻込フィルタケース 84 巻込フィルタ 85 フィルタ係止部材 86 固定ねじ 87 ゴムパッキン 88 ナット 89 固定ねじ 90 サイドバイザ本体 91 フィルタ 92 座金 93 固定ねじ 100 サイドバイザ本体 100a 押えリブ 100b ストッパ縁 103 通気孔 104 フィルタ 105 フィルタ押え板 105a 通気孔 106 ナット 106′ 固定ねじ 107 ゴムパッキン 108 フィルタ部材 108a フィルタ係止部材 109 通気孔 110 固定ねじ 120 ふさぎ板 121 窓ガラス側端縁用溝 122 凸縁 131 ふさぎ板 132 ふさぎ板 141 ふさぎ板 142 ふさぎ板 150 サイドバイザ本体 150a 通気孔 152 窓ガラス側端縁用溝 153 凸縁 154 ふさぎ用リブ 154a 通気孔 155 ふさぎ板 156 窓ガラス側端縁用溝 157 凸縁 158 ふさぎ用リブ 158a 通気孔

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(10)は横断面で見て、その上部で
    自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(1
    2)を有し、該下部にはフィルタ(21)を内蔵しかつ
    同様に通気孔(15a、15b)を備えたフィルタケー
    ス(15)が取付けられており、フィルタケース(1
    5)の窓ガラス(6)に面した側には窓ガラス(6)に
    当接するまでゴムパッキン(22)が延びており、それ
    によって窓ガラス(6)を下げた場合に前記通気孔(1
    2、15a、15b)及び前記フィルタ(21)を介し
    て車内と車外との通気性が確保されると共に車内への砂
    塵、昆虫類等の侵入が防止されることを特徴とする前記
    自動車の換気機能付きサイドバイザ。
  2. 【請求項2】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(10)は横断面で見てその上部で自
    動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(1
    2)を有し、該下部にはフィルタ(21)を内蔵しかつ
    同様に通気孔(15a、15b)を備えたフィルタケー
    ス(15)が取付けられており、フィルタケース(1
    5)は吊りひも(16)を介してサイドバイザ本体(1
    0)に係留されており、フィルタケース(15)の窓ガ
    ラス(6)に面した側には窓ガラス(6)に当接するま
    でゴムパッキン(22)が延びておりそれによって窓ガ
    ラス(6)を下げた場合に前記通気孔(12、15a、
    15b)及び前記フィルタ(21)を介して車内と車外
    との通気性が確保されると共に車内への砂塵、昆虫類等
    の侵入が防止されることを特徴とする前記自動車の換気
    機能付きサイドバイザ。
  3. 【請求項3】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(30)は横断面で見て、その上部で
    自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(3
    1)を有し、該下部と、該上部のフィルタ係止溝(3
    3)及びフィルタ取付け板(4′)とに亘ってフィルタ
    (34)が係入されかつ曲がりボルト(36)によって
    該下部に固定されており、該下部及びフィルタ(34)
    の下端には固定ねじ(39)を介してゴムパッキン(4
    0)が固定されておりかつゴムパッキン(40)は自動
    車の窓ガラス(6)に当接するまで延びており、それに
    よって窓ガラス(6)を下げた場合に前記通気孔(3
    1)及び前記フィルタ(34)を介して車内と車外との
    通気性が確保されると共に車内への砂塵、昆虫類等の侵
    入が防止されることを特徴とする前記自動車の換気機能
    付きサイドバイザ。
  4. 【請求項4】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(50)は横断面で見て、その上部で
    自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(5
    1)を有し、該下部にはフィルタ(53)を内蔵しかつ
    同様に通気孔(52a、52b)を備えたフィルタケー
    ス(52)が取付けられたおり、フィルタケース(5
    2)の窓ガラス(6)に面した側には窓ガラス(6)に
    当接するまでゴムパッキン(54)が延びており、それ
    によって窓ガラス(6)を下げた場合に前記通気孔(5
    1)及び前記フィルタ(53)を介して車内と車外との
    通気性が確保されると共に車内への砂塵、昆虫等の侵入
    が防止されることを特徴とする前記自動車の換気機能付
    きサイドバイザ。
  5. 【請求項5】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(60)は横断面で見て、その上部で
    自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(6
    1)を有し、該下部の窓ガラス(6)に面した側には窓
    ガラス(6)に当接するまでゴムパッキン(68)が延
    びており、一方窓ガラス(6)の上端縁に沿って巻込フ
    ィルタケース(66)が取付けられており、巻込フィル
    タケース(66)につる巻きばねによって一方向に回転
    付勢されて支承された巻軸(65)には巻込フィルタ
    (64)の一端が固定されかつ巻込フィルタ(64)の
    他端には係止部材(63)が固定されており、前記つる
    巻きばねのばね力に抗して巻込フィルタ(64)を張る
    場合に係止部材(63)が前記サイドバイザ本体(6
    0)の係止穴(62)に係止され、それによって窓ガラ
    ス(6)を下げた場合に前記通気孔(61)及び前記巻
    込フィルタ(64)を介して車内と車外との通気性が確
    保されると共に車内への砂塵、昆虫等の侵入が防止され
    ることを特徴とする前記自動車の換気機能付きサイドバ
    イザ。
  6. 【請求項6】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(80)は横断面で見て、その上部で
    自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(8
    1)を有し、該下部の窓ガラス(6)に面した側には窓
    ガラス(6)に当接するまでゴムパッキン(87)が延
    びており、サイドバイザ本体(80)の上部には巻込フ
    ィルタケース(83)が固定されており、巻込フィルタ
    ケース(83)につる巻きばねによって一方向に回転付
    勢されて支承された巻軸(82)には、巻込フィルタ
    (84)の一端が固定されておりかつ巻込フィルタ(8
    4)の他端には巻込フィルタ係止部材(85)が固定さ
    れており、前記つる巻きばねの力に抗して巻込フィルタ
    (84)を張る場合に、該巻込フィルタ係止部材(8
    5)が窓ガラス(6)の上端縁に固定され、それによっ
    て窓ガラス(6)を下げた場合に前記通気孔(81)及
    び前記巻込フィルタ(84)を介して車内と車外との通
    気性が確保されると共に車内への砂塵、昆虫等の侵入が
    防止されることを特徴とする前記自動車の換気機能付き
    サイドバイザ。
  7. 【請求項7】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(100)の横断面で見て、その上部
    で自動車車体(1)に取付けられ、その下部は窓ガラス
    (6)に向かうように内方に湾曲されていて通気孔(1
    03)を有し、該下部の窓ガラス(6)に面した側には
    窓ガラス(6)に当接するまでゴムパッキン(107)
    が延びており、サイドバイザ本体(100)の上部には
    ストッパリブ(100a)が設けられており、フィルタ
    部分(108)とフィルタ係止部材(109)とから成
    るフィルタの一端は前記サイドバイザ本体(100)の
    ストッパリブ(100a)にそして他端はフィルタ係止
    部材(109)によって窓ガラス(6)の上端縁にロッ
    クされ、それによって窓ガラス(6)を下げた場合に前
    記通気孔(103、105a)及び前記フィルタ(10
    4、108)を介して車内と車外との通気性が確保され
    ると共に車内への砂塵、昆虫等の侵入が防止されること
    を特徴とすることを特徴とする前記自動車の換気機能付
    きサイドバイザ。
  8. 【請求項8】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 サイドバイザ本体(150)は、窓ガラス(6)を下げ
    た場合に窓枠の上部直線領域に配置され、窓ガラス
    (6)の一方の側端縁に沿って少なくとも1つのふさぎ
    板(151)が配置され、該ふさぎ板(151)はサイ
    ドバイザ本体(150)の一端と係合され、他方窓ガラ
    ス(6)の他方の側端縁に沿って少なくとも1つの他の
    ふさぎ板(155)が配置され、該ふさぎ板(155)
    はサイドバイザ本体(150)の他端と係合されその際
    サイドバイザ本体(150)は複数の通気孔(150
    a)を有し、ふさぎ板(151;155)はそれぞれ窓
    ガラス(6)の端縁用溝(152;156)と、自動車
    本体(1)の窓ガラスの端縁用溝(2)に嵌入する凸縁
    (153;157)と、サイドバイザ本体(150;1
    55)との接続部におけるふさぎ用リブ(154;15
    8)とを一体的に備えておりそれによって上記のように
    窓ガラス(6)を下げた場合に前記通気孔(150a)
    を介して車内と車外との通気性が確保されると共に車内
    への砂塵、昆虫等の侵入が防止されることを特徴とする
    前記自動車の換気機能付きサイドバイザ。
  9. 【請求項9】 自動車の換気機能付きサイドバイザにお
    いて、 自動車の窓ガラス(6)の片側端縁又は両側端縁に沿っ
    て該片側端縁又は該両側端縁と自動車本体(1)の窓ガ
    ラス用溝(2)との間にふさぎ板(120;131、1
    32;141、142)が配設されていることを特徴と
    する請求項1から7までのうちのいずれか一項に記載の
    自動車の換気機能付きサイドバイザ。
  10. 【請求項10】 自動車の換気機能付きサイドバイザに
    おいて、 該自動車の換気機能付きサイドバイザが自動車の後部窓
    に適用されることを特徴とする請求項1から9までのう
    ちのいずれか一項に記載の自動車の換気機能付きサイド
    バイザ。
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