JP3200341U - 自動車用網戸 - Google Patents

自動車用網戸 Download PDF

Info

Publication number
JP3200341U
JP3200341U JP2015003803U JP2015003803U JP3200341U JP 3200341 U JP3200341 U JP 3200341U JP 2015003803 U JP2015003803 U JP 2015003803U JP 2015003803 U JP2015003803 U JP 2015003803U JP 3200341 U JP3200341 U JP 3200341U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen door
flexible tube
side visor
automobile
visor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015003803U
Other languages
English (en)
Inventor
英男 鈴木
英男 鈴木
Original Assignee
英男 鈴木
英男 鈴木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 英男 鈴木, 英男 鈴木 filed Critical 英男 鈴木
Priority to JP2015003803U priority Critical patent/JP3200341U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200341U publication Critical patent/JP3200341U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】自動車のサイドバイザーに着脱可能な自動車用網戸を提供する。【解決手段】自動車のサイドバイザーの庇部下縁に沿って嵌合する長尺で断面がU字状の可撓性チューブ2の底面2aに、チューブの長さ方向に沿って片側に細幅帯状の網体3を水平方向に突設した。網体は合成樹脂、グラスウールや炭素繊維などで形成され、可撓性チューブはシリコンゴムや軟質合成樹脂材料で形成される。可撓性チューブと網体は必要とする長さに切断して使用することができる。【選択図】図2

Description

本考案は、自動車の側窓上部に取り付けられたサイドバイザーに取り付ける自動車用網戸に関する。
従来から自動車用網戸は種々のものが提案されている。多くのものは側窓のガラス面に沿って窓枠形状に形成した網戸を窓ガラス内側に嵌め込むか、ドア内部に網戸本体を内蔵し窓ガラスの昇降に沿って作動させる方式のものである(特許文献1、2)。炎天下等で自動車の窓を閉め切ったままであると車内が異常に高温となることから側窓を若干降ろして換気を図ることがよく行われる。その際、外部から蚊や虫が車内に入り込む可能性が高いことから様々な自動車用の網戸が提案されている。
また、最近では雨除けと遮光を兼ねたサイドバイザーが普及しており、殆どの車に装備されている。運転者或いは搭乗者は側窓を若干降ろして室内の換気をする場合や煙草の煙を外部に排出する場合など、雨天のときには側窓の開いた隙間から雨が吹き込むのを避ける目的でサイドバーザーが普及している。
近時、このサイドバイザーに網戸を一体的に内蔵したものが提案されている(特許文献3)。しかしながら、サイドバイザーは種々の形状のものがあり自動車の車種によっても異なるため、夫々の車種に適応した網戸を内蔵したサイドバイザーを制作することはコスト面からも事実上困難である。また、制作できたにせよ製造コストが嵩み普及は望めない。
特開2006−45397号公報 特開2013−91455号公報 特開平9−277826号公報
そこで、本考案は既設のサイドバイザーに着脱可能な簡易な網戸を取り付けることを課題とし、サイドバイザーを装着した様々な自動車を調査した。そこで、殆どのサイドバイザーは取付け用フランジ或いは接着剤によりドア窓枠の上部に固定され、窓枠に沿う長尺帯状の庇部を備え、該庇部は窓枠から外方に若干突出して垂下し庇部と窓ガラス面との間に所定の空隙を介在させている。
本考案者は、サイドバイザーの長尺帯状の庇部の下縁が解放されており、先端の風切り部と後端が窓枠部に密着して装着されていることから、該庇部の下縁に嵌り込む長尺チューブに窓ガラス面に向って略直角に取り付けた細幅の網体を突設すれば、窓ガラスをサイドバイザーの庇位置まで下ろしたときにガラス面と細幅網体とが接触し、開口する下方からの蚊や虫の侵入を阻止し得ること、又同時に換気が図かれ車内の温度上昇を抑え得る効果があることに着目した。そこで簡易な構成で種々の形状の既設のサイドザイザーに容易に取り付けることのできる自動車用網戸を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、本考案の自動車用網戸は、サイドバイザーの庇部下縁に沿って嵌合する長尺で断面がU字状の可撓性チューブの底部に細幅帯状の網体を長さ方向片側に水平方向に突設したことで構成されている。
本考案によれば、断面がU字状の長尺な可撓性チューブに細幅の網を一体に形成した長尺帯状の部材として構成し、様々な自動車用のサイドバイザーの庇部の下縁に沿って取付け可能な簡易網戸の構成としたことでコストを低減し、しかも不要時には取り外すことができるようにした。サイドバイザーへの取付けは断面がU字状の可撓性チューブの開口部をサイドバイザーの庇部の下縁に沿って順次嵌め込み、必要により挟持部材にて固定することで簡単に取付けでき、外す場合も容易で、繰り返し使用が可能である。しかも、サイドバイザーの庇部への固定手段はU字状の可撓性チューブの開口部を嵌め込むだけのため、型式の異なる様々なサイドバイザーに適応できる。
言うまでもないが、サイドバイザーの長尺な庇部の曲げ形状は窓枠の曲げ形状に合致して形成されており、可撓性チューブは該庇部の曲げ形状に沿って追従するため既設のどんなサイドバイザーにも簡単に装着することができる。
また、網体は細帯状に可撓性チューブの長さ方向に沿って窓ガラス面に略直角に当接するため、窓ガラスを若干降ろしたとき細帯状の網体はガラス面上部と接触し一部開口する窓の開口部に蚊や虫の入り込む隙間を形成しない。
本考案の実施例を示す自動車用網戸の概略図である。 同網戸を拡大した斜視図である。 自動車のサイドバイザーに自動車用網戸を取り付けた状態の断面図である。 保持クリップにより自動車用網戸を取り付けた状態の断面図である。 本考案の自動車用網戸をサイドバイザーに取り付けた斜視図である。 自動車に取り付けられたサイドバイザーを示す斜視図である。
以下、本考案を図示する実施形態により具体的に説明する。
一般的にサイドバイザー10は図5に示すように、自動車の側窓13に窓枠形状に沿って曲折する長尺帯状に形成され、フランジなどにより窓枠14に固定されている。従って、窓ガラス15を若干降ろすと窓ガラス15上縁と窓枠14との間で細幅の開口部Bが現われ、サイドバイザー10の庇部10aが外側より開口部Bを覆う形で固定されている(図3参照)。そのため、外部からの雨の車内への侵入を防いでいる。
図1は、本考案の自動車用網戸1の全体の概略を示しており、サイドバイザー10の庇部10aの下縁に固定される長尺で断面がU字状の可撓性チューブ2と、該チューブ2の底面2aに水平方向片側に向けて一体に接着された細幅帯状の網体3で構成される。該網体3は例えば、合成樹脂、グラスウールや炭素繊維などで形成され、可撓性チューブ2の底面2aに長さ方向に沿って帯状に接着されている。
また、網体3には予め網のほつれを防止するための加工処理が施されることもある。又、可撓性チューブ2は庇部10aへの嵌め込みを容易とするよう例えば、シリコンゴムや塩化ビニール等の軟質合成樹脂材料で形成することが好ましい。従って、可撓性チューブ2と網体3は必要とする長さに切断して使用することができる。
尚、細幅帯状の網体3はサイドバイザー10の構造、形状により適宜の幅で形成される。即ち、サイドバイザーは多くの自動車で標準装備として装着されているものが多いが、車種により形状が異なり、庇部と窓ガラス面との間隔も若干相違する。また、標準装備されていない場合にサイドバイザーのみを別途取り付けることもあり、その場合もサイドバイザーの庇部と窓ガラス面との間隔はまちまちで一定しない。従って、予め製造に当たっては細幅帯状の網体3の幅を幾つかの寸法に分類して作ることも必要となる。また、簡易な手段として、取り付けに当たって庇部と窓ガラス面との間隔に合わせて網体3の幅を必要寸法にカットして使用することも可能である。
更に、自動車の車種が異なるようにサイドバイザー10の庇部10aの長さ方向の距離も異なるため、場合により長尺の網戸1を対象物の長さに切断して使用することもできる。
更に、サイドバイザー10の庇部10a下縁との固定を強固とするため必要によりU字状の可撓性チューブ2の外面と庇部10aの表裏面に沿って長さ方向に粘着テープ4が貼着されることもある。
或いは、粘着テープ4に代えて保持クリップ5で固定することもある(図4参照)。この場合、保持クリップ5は庇部10aとの間で所定距離を置いて部分的に把持するようにしてもよい。いずれの手段で保持を確実とするかは任意に選択する技術マターであって本考案の要旨を構成するものではない。
又、網体の網目間隔は特に制限されることはなく、家庭用網戸として使用される網のメッシュ程度でよい。
更に、本考案の自動車用網戸は運転席側と助手席側の両側窓に装着される他、乗用車にあってはサイドバイザーが装備されていれば後部両側窓に装着することもできる。
次に本考案の作用を説明する。
長尺帯状の網戸1をサイドバイザー10の庇部10a下縁に沿って、U字状の可撓性チューブ2の把持部2bを押し開きながら嵌めこむ。長尺帯状の細幅網体3はU字状の可撓性チューブ2の底面2aに片側に向け水平方向に突設されており、該細幅網体3の端縁3aが窓ガラス面に接触するようにチューブ2をはめ込むことになる。
かくして、庇部10aの下縁と窓ガラス15面との間の空隙部Aは細幅網体3により塞がれることから、窓ガラス15を庇部10a位置まで降ろしても蚊や虫などの侵入を防ぐことができる。空隙部Aを塞ぐのが網体であるから換気などのサイドバイザーとしての機能に障害となることはない。
尚、前記したように、自動車のサイドバイザー10は車の走行方向先端の風切り部11と後端部12は窓枠に密着するよう固定されているため、前記庇部10aとガラス面との空隙部Aは下面のみ解放された細幅の袋状を呈している。従って、この解放された下面が細幅網体3により塞がれるため蚊や虫の侵入を完全に防止することができると共に、換気が図れることから車内の温度上昇を抑える効果も奏する。
また、網戸1を使用しない場合は、前記取付け順と逆に可撓性チューブ2を庇部10aから外すのみで網戸1は可撓性チューブ2と一体に取り外されるから作業が楽であり、取り外された網戸1は再度の使用のために保管される。
1 自動車用網戸
2 可撓性チューブ
2a 底面
2b 把持部
3 網体
3a 網体の端縁
4 粘着テープ
5 保持クリップ
10 サイドバイザー
10a サイドバイザーの庇部
14 窓枠
15 窓ガラス
A 空隙部
B 開口部

Claims (1)

  1. 自動車のサイドバイザー10の庇部10a下縁に沿って嵌合する長尺で断面がU字状の可撓性チューブ2の底面2aに、該チューブ2の長さ方向に沿って片側に細幅帯状の網体3を水平方向に突設した自動車用網戸。
JP2015003803U 2015-07-28 2015-07-28 自動車用網戸 Active JP3200341U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003803U JP3200341U (ja) 2015-07-28 2015-07-28 自動車用網戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003803U JP3200341U (ja) 2015-07-28 2015-07-28 自動車用網戸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3200341U true JP3200341U (ja) 2015-10-15

Family

ID=54330322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015003803U Active JP3200341U (ja) 2015-07-28 2015-07-28 自動車用網戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200341U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11325448B2 (en) Side window visor for a vehicle
CN203511235U (zh) 车辆内饰部件
US7762876B2 (en) Cabin exhaust apparatus and method for providing vehicle ventilation using same
JP3488154B2 (ja) 自動車の換気機能付きサイドバイザ
US20070068638A1 (en) Anti-wind buffeting device for an automobile
US7137428B1 (en) Car screen and window
US20010023745A1 (en) Screening arrangement for a vehicle side window
JP3200341U (ja) 自動車用網戸
US2917111A (en) Automative shade screen
CA2960303A1 (en) Screen system
JP2015214191A (ja) 車両用サンシェード装置及び車両用フレームガーニッシュ
US1785891A (en) Ventilator for automobiles
KR200470660Y1 (ko) 차량용 바람유도기구
US20160185190A1 (en) Infill Panel for Vehicle Window
KR20090012369U (ko) 자동차용 차단막
US20070278821A1 (en) Wind deflector and screened ventilation system with cigarette egress passageway
JP2004042772A (ja) サンシェードの上部取付部材
JPH10278577A (ja) 車両用サイドバイザ
KR19980017222U (ko) 자동차의 방충망 겸용 햇빛가리개
KR101809870B1 (ko) 메쉬망을 갖는 차량용 선바이저
KR200226193Y1 (ko) 자동차용 다기능 차광막
KR200200132Y1 (ko) 자동차 유리 성에방지커버
KR100588692B1 (ko) 차량용 도어사이드 웨더스트립의 장착 구조
KR200280288Y1 (ko) 자동차용 차양막
SK501112014U1 (sk) Slnečná clona

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3200341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250