JP3234923U - 自動車用サンシェード - Google Patents
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Abstract
【課題】バックミラーの近傍にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等が取付られていても、それらを回避して取り付けることのできる自動車用サンシェードを提供する。【解決手段】自動車のフロントウインドの車内側に取り付ける自動車用サンシェード10であって、前記フロントガラスの内側に取り付けられるサンシェード本体11と、前記サンシェード本体の上部中央に設けられたバックミラーの逃がし開口部Sを備え、前記逃がし開口部Sは自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避できる横幅を有してなることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、自動車のフロントウインドの車内側に取り付け、主として、太陽光の入光による車内温度の上昇を防止するための自動車用サンシェードに関するものである。
従来、自動車用サンシェードとしては、例えば、本件出願人が考案した実用新案登録第3203331号(特許文献1)に記載のものが公知である。前記公報に記載の自動車用サンシェードは、表裏一対のシート材からなり、かつ天地方向に複数の区画部が形成されたサンシェード本体と、前記区画部に介装される複数個の芯材とを備えている。前記心材は、金属製の角線が所定の略長楕円形状に湾曲形成された芯材本体と、その両端部を結束して固定する針金とにより構成されている。そして、前記サンシェード本体の上辺部分の略中央には、自動車のフロントウインドの上部中央に設けられているバックミラーを通すための略V字状の逃がし開口部を形成すると共に、前記逃がし開口部を開閉する遮蔽幕が設けられている。
前記構成の自動車用サンシェードは、前記サンシェード本体の内部に天地方向に向けて前記芯材が介装されているので、天地方向の剛性に優れたものとなり、天地方向において腰折れすることはなく、常に伸張した状態で立て掛けることができ、また、その際、前記逃がし開口部に周縁に設けた遮蔽幕を開閉して前記バックミラーを回避して取り付けることができる。
しかしながら、前記従来のにがし開口部は、前記バックミラーを回避して取り付けるように形成されているが、最近はドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等がバックミラーの近傍に取り付けられる場合が多く、このような自動車には前記従来の自動車用サンシェードを取り付けることができなかったり、取り付けられるとしても、うまく取り付けることは出来なかった。
特に、自動運転支援システムの認識装置に対象物との距離を正確に認識するために、2個のカメラを横方向に離間させて取り付けているものがあり、その場合は、前記自動運転支援システムの認識装置の横幅は非常に長いものとなり、前記従来の自動車用サンシェードでは取り付けることができなかったり、取り付けられるとしても、うまく取り付けることは出来ないこととなる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バックミラーの近傍にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等が取付られていても、それらを回避して取り付けることのできる自動車用サンシェードを提供することにある。
請求項1に記載の自動車用サンシェードは、自動車のフロントウインドの車内側に取り付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントガラスの内側に取り付けられるサンシェード本体と、前記サンシェード本体の上部中央に設けられたバックミラーの逃がし開口部を備え、前記逃がし開口部は自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避できる横幅を有してなること特徴とする。
請求項1に記載の自動車用サンシェードにあっては、自動車のフロントウインドの車内側に取り付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントガラスの内側に取り付けられるサンシェード本体と、前記サンシェード本体の上部中央に設けられたバックミラーの逃がし開口部を備え、前記逃がし開口部は自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避できる横幅を有しているので、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項2に記載の自動車用サンシェードは、請求項1に記載の自動車用サンシェーにおいて、前記逃がし開口部は前記サンシェード本体の上部横幅の1/2前後の幅を有してなること特徴とする。
請求項2に記載の自動車用サンシェードにあっては、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項3に記載の自動車用サンシェードは、請求項1又は2に記載の自動車用サンシェードにおいて、前記逃がし開口部は、長方形状に形成されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の自動車用サンシェードにあっては、請求項1又は2に記載の自動車用サンシェードに加えて、前記逃がし開口部は、長方形状に形成されているので、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、ドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置の取付形状に合わせて、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項4に記載の自動車用サンシェードは、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車用サンシェードにおいて、前記逃がし開口部は前記逃がし開口部を開閉する遮蔽幕が設けられてなることを特徴とする。
請求項4に記載の自動車用サンシェードにあっては、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車用サンシェードに加えて、前記逃がし開口部は前記逃がし開口部を開閉する遮蔽幕が設けられているので、は自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避するよう構成された前記逃がし開口部であっても、前記逃がし開口部から漏光することなく、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項1に記載の自動車用サンシェードによれば、自動車のフロントウインドの車内側に取り付ける自動車用サンシェードであって、前記フロントガラスの内側に取り付けられるサンシェード本体と、前記サンシェード本体の上部中央に設けられたバックミラーの逃がし開口部を備え、前記逃がし開口部は自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避できる横幅を有しているので、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項2に記載の自動車用サンシェードによれば、請求項1に記載の自動車用サンシェーにおいて、前記逃がし開口部は、例えばm、前記サンシェード本体の上部横幅の1/2前後の幅を有しているので、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項3に記載の自動車用サンシェードによれば、請求項1又は2に記載の自動車用サンシェードにおいて、請求項1又は2に記載の自動車用サンシェードにおいて、前記逃がし開口部は、長方形状に形成されているので、、自動車のフロントウインド上部にドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置が取り付けられている場合でも、ドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置の取付形状に合わせて、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
請求項4に記載の自動車用サンシェードによれば、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車用サンシェードにおいて、、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車用サンシェードに加えて、前記逃がし開口部は前記逃がし開口部を開閉する遮蔽幕が設けられているので、前記ドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避するよう構成された前記逃がし開口部であっても、前記逃がし開口部から漏光することなく、前記フロントガラスの内側にうまく取り付けることができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本考案に係る自動車用サンシェードを示す正面斜視図であり、図2(a)は同正面図であり、(b)は同裏面図である。また、図3(a)は同平面図であり、(b)は同底面図である。図4(a)は同左側面図であり、(b)は同右側面図である。
図1乃至図4において、10は自動車用サンシェードであり、自動車のフロントガラスFGの内側(車内側)に立て掛けて載置して太陽光を遮光するものであり(図7、図8参照)、前記自動車用サンシェード10は、前記フロントガラスFGの内面側の略全面を覆うことができるように、前記フロントガラスFGの形状にそって、正面視略台形状に形成している。
前記自動車用サンシェード10は、サンシェード本体11と前記サンシェード本体11の上部に設けられた逃がし開口部Sを遮蔽する遮蔽部17とで構成されており、前記サンシェード本体11は、前記フロントガラスFGの形状に合わせて、上辺よりも下辺を長くした正面視略正台形状に形成されると共に、前記自動車用サンシェード10の上辺部分の略中央には、前記フロントガラスFGの上部中央に設けられているバックミラー40及びバックミラー周辺の前記フロントガラスFGに取り付けられるドライブレコーダー50や自動運転支援システムの認識装置60等の付属装置を通すための略長方形状の大型の逃がし開口部Sを形成している。
前記サンシェード本体11は、前記フロントガラスFGの形状に合わせて、上辺よりも下辺を長くした正面視略正台形状に形成されると共に、前記逃がし開口部Sを開閉する遮蔽部17を設けている。
図5(a)は図2(a)におけるA−B部分拡大図であり、(b)は図5(a)におけるC−C切断部端面図である。
また、前記自動車用サンシェード10は、53に示すように、ポリエチレン樹脂製の気泡緩衝シート12cを合成樹脂製のアルミ蒸着シート12a、12bで挟み込んで接着し形成されており、図1乃至図4に示すように、周縁を縁布13を当てて縫製して成形している。
そして、前記サンシェード本体11は、天地方向に向けて、9カ所、折り込み線11aを付けて、互い違いに折り込んで、長尺状に区画し10個の区画部12を形成しており、前記折り込み線11aによって、前記自動車用サンシェード10は、幅方向に蛇腹状に折りたたむことができる。また、展開した場合にも、図3に示すように蛇腹状が若干残っており、立てかけて載置する際に安定性が向上する。さらに、前記サンシェード本体11の一方の側部にはゴム製の結束バンド16が2個取り付けられており、蛇腹状に折りたたんだ状態で巻き回して結束することができる。
そして、前記逃がし開口部Sは、サンシェード本体11の上辺部分の略中央に、前記フロントガラスFGの上部中央に設けられているバックミラー40及びドライブレコーダー50や自動運転支援システムの認識装置60等の付属装置を通すために略長方形状の大きな逃がし開口部Sとして形成されている。
前記逃がし開口部Sは、前記ドライブレコーダー50や前記自動運転支援システムの認識装置60等の付属装置を回避して取り付けるための十分な大きさを有しており、その形状も略長方形形状に構成し、前記付属装置を回避して取り付け易い形状としている。その大きさは、例えば、図1乃至3及び図7,図8に示すように、前記サンシェード本体11の上辺の約1/2程度の大きさとしている。なお、前記逃がし開口部Sの大きさは、前記ドライブレコーダー50や前記自動運転支援システムの認識装置60等の付属装置を回避して取り付けるための十分な大きさであれば良く、実施例に限定されるものではない。
図6は、前記遮蔽部17を取り外した状態を示す正面斜視図である。
前記遮蔽部17は、大型の前記逃がし開口部Sを遮光のため、閉鎖するため設けられており、前記遮蔽部17は布製の遮蔽幕18をその側縁と下縁を前記サンシェード本体11に縫着して固定されており、図6に詳細に示すように、前記遮蔽幕18の上辺は遮蔽幕縁布19によって補強すると共に縦中央に切り込み部17aを設け、そこから開閉できるように形成されており、前記切り込み部17aの上部には閉鎖するために、固定バンド20を取付けて、面ファスナ21で前記遮蔽部17を開閉自在としている。
図7はドライブレコーダー50をフロントガラスに取り付けた自動車の車内に自動車用サンシェード10を取り付けた状態を示す概略図であり、図8は自動運転支援システムの認識装置60をフロントガラスに取り付けた自動車の車内に自動車用サンシェード10を取り付けた状態を示す概略図である。
以上の構成からなる前記自動車用サンシェード10を使用する場合は、図7および図8に示すように、自動車のフロントガラスFGの内側に立て掛けて太陽光を遮蔽するのであるが、前記自動車用サンシェード10を前記フロントガラスFGの内側に立て掛けるときに、図7に示すように、バックミラー40の左側にドライブレコーダー50を取り付けている場合や、図8に示すように、バックミラー40の後ろ側に、幅広の自動運転支援システムの認識装置60を取り付けている場合であっても、前記逃がし開口部Sは、それらを回避するだけの十分な大きさであるので、それらが取り付けてあっても、容易に前記フロントガラスFGの内側に設置することができる。そして、前記逃がし開口部Sを前記遮蔽部17で閉鎖すると共に、前記サンシェード本体11の適宜箇所に設けたハトメ15に吸盤(図示なし)を取り付けて、ダッシュボードDB上に容易に固定することができる。
そして、前述のように自動車のフロントガラスFG内側に設置された前記自動車用サンシェード10は、折れ線部12aで蛇腹状に形成されているので、天地方向の剛性に優れたものとなり、天地方向において、腰折れすることはなく、常に伸張した状態で立て掛けることができる。
また、前記自動車用サンシェード10の前記逃がし開口部Sは、前記遮蔽幕30にて閉鎖されているので、前記逃がし開口部Sから光が漏れることなく、好適に太陽光を遮蔽することができる。
10 自動車用サンシェード
11 サンシェード本体
11a 折れ線部
12 区画部
12a アルミ蒸着シート
12b アルミ蒸着シート
12c 気泡緩衝シート
13 縁布
15 ハトメ
16 結束バンド(ゴム)
17 遮蔽部
17a
18 遮蔽幕
19 遮蔽部縁布
20 固定紐
21 面ファスナ
40 バックミラー
50 ドライブレコーダー
60 自動運転支援システムの認識装置
FG フロントガラス
S 逃がし開口部
DB ダッシュボード
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FG フロントガラス
S 逃がし開口部
DB ダッシュボード
Claims (4)
- 自動車のフロントウインドの車内側に取り付ける自動車用サンシェードであって、
前記フロントガラスの内側に取り付けられるサンシェード本体と、
前記サンシェード本体の上部中央に設けられたバックミラーの逃がし開口部を備え、
前記逃がし開口部は自動車のフロントウインド上部に取り付けられるドライブレコーダーや自動運転支援システムの認識装置等の付属装置を回避できる横幅を有してなること特徴とする自動車用サンシェード。 - 前記逃がし開口部は前記サンシェード本体の上部横幅の1/2前後の幅を有してなること特徴とする請求項1に記載の自動車用サンシェード。
- 前記逃がし開口部は、長方形状に形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用サンシェード。
- 前記逃がし開口部は前記逃がし開口部を開閉する遮蔽幕が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の自動車用サンシェード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003430U JP3234923U (ja) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | 自動車用サンシェード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003430U JP3234923U (ja) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | 自動車用サンシェード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3234923U true JP3234923U (ja) | 2021-11-11 |
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ID=78406380
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021003430U Active JP3234923U (ja) | 2021-09-03 | 2021-09-03 | 自動車用サンシェード |
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-
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- 2021-09-03 JP JP2021003430U patent/JP3234923U/ja active Active
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