JP5144004B2 - 慣性センサ素子 - Google Patents

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Description

本発明は、慣性センサに用いられる慣性センサ素子に関する。
従来から、慣性センサ素子には、H型構造、音叉型構造、音片構造、三脚音叉構造などが採用されている。
ここで、H型構造の慣性センサ素子を例に説明すると、H型構造の慣性センサ素子は、基部と、断面が矩形形状であって基部から平行に延出する2本の腕部とから構成されている。また、基部より上側の腕部には当該腕部を屈曲振動させるために電圧を印加する励振電極が備えられ、基部よりも下側の腕部には基部より上側の腕部が振動するとともにY´軸を中心とする角速度が加わると生じるコリオリの力によって発生した電荷を検出する検出電極が備えられている。
この電荷を検出電極によって検出することにより、角速度の大きさと向きを知ることができる。
このような慣性センサ素子の場合、励振電極に電圧を印加すると、励振電極の陰極と陽極との位置関係が相対するように対向していないので、つまり、直交する位置となっているので、腕部内を電界が一様に作用しないこととなる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、慣性センサ素子に水晶振動子が用いられる場合を例に説明すると、慣性センサ素子は、育成された人工水晶の電気軸、機械軸、光軸に対して所定角度(例えば、0度〜15度)回転した方向であって、光軸から所定角度回転した方向を法線とする水晶板から切り出すことで形成される。したがって、電気軸(X軸)、機械軸(Y軸)、光軸(Z軸)より所定角度回転した方向を示す軸をそれぞれ、X´軸、Y´軸、Z´軸とする。具体的には、X´軸は、慣性センサ素子を構成する圧電材料(例えば水晶)の電気軸を示し、Y´軸は、X´軸を回転軸として回転した後の新たに設けられた機械軸を示し、Z´軸は、X軸を回転軸として回転した後の新たに設けられた光軸を示す。つまり、基部の長手方向であって基部の中央を通る軸をX´軸、腕部の長手方向であって基部の中央を通る軸をY´軸、X´軸及びY´軸の両方に直角に交わる軸をZ´軸とする。
特開2004−301734号公報(段落0002〜0009、図6)
しかしながら、このような慣性センサ素子の場合、電界が腕部に一様に作用しない、つまり、電界が腕部の四隅に集中しやすくなり、効率よく電界を腕部に作用させることができなかった。
例えば、圧電素子が水晶からなる場合、等価直列抵抗R1と等価直列容量C1と等価直列インダクタンスL1との直列接続に、電極間容量C0が並列に接続した回路が等価回路として近似されるが、一般に、X軸方向の電界成分が大きいほど等価直列抵抗R1が小さくなる。また、等価直列抵抗R1が小さくなることによりQ値が大きくなる。ここで、インピーダンスが小さいほど周波数特性に与える影響が小さく、また、Q値が大きいほど振動が減衰しにくくなる。また、Q値が大きいほど角速度検出感度が増大する。
したがって、断面が矩形形状となっている慣性センサ素子の腕部の四面に励振用電極を設けているため、この慣性センサ素子を小型化すると等価直列抵抗R1が大きくなり、高い角速度検出感度や起動時間等が得られなかった。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、等価回路の等価直列抵抗R1の値を減少させ、角速度検出感度や起動時間等への影響を軽減し、角速度検出感度が大きく、起動時間の早い慣性センサ素子及び慣性センサ素子の製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、2つの第一の基部と1つの第二の基部とから構成されるセンサ基部と、印加された電圧により屈曲振動をする励振用腕部と、前記励振用腕部が屈曲運動するとともに所定の回転軸を中心に角速度が加わって生じるコリオリの力によって発生した電荷を検出する検出用腕部とを備えた圧電素子を用いた慣性センサ素子であって、前記第一の基部から延出する延出部と、前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と相対する位置となるように前記第一の基部から延出する延出部に設けられる電極と、前記第二の基部から平行一対に延出する延出部と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と相対する位置となるように前記第二の基部から延出する延出部に設けられる電極と、を備え、前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とが接合されて、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが相対するように配列されて音叉構造に形成され、前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とを介して配列された、所定の前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが前記励振用腕部である場合は、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部に設けられた電極が励振用電極となり、前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とを介して配列された、所定の前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが前記検出用腕部である場合は、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部に設けられた電極が検出用電極となるように構成されることを特徴とする慣性センサ素子である。
このように、第一の基部とこの第一の基部から延出する延出部とにわたって接合電極が形成され、この接合電極と相対する位置となるように延出部に電極が形成され、また、第二の基部とこの第二の基部から延出する延出部とにわたって接合電極が形成され、この接合電極と相対する位置となるように延出部に電極が形成されているので、接合電極を向かい合わせにして接合すると、延出部同士で接合電極を挟む状態となって腕部を形成する。
この腕部を励振用腕部とする場合は、接合電極と相対する位置となるように各延出部に形成された電極が励振用電極となる。また、この腕部を検出用腕部とする場合は、接合電極と相対する位置となるように各延出部に形成された電極が検出用電極となる。
したがって、励振時に延出部(腕部)内に生じる電界は、接合電極と電極とが相対する位置となっていることにより一様に延出部(腕部)内に生じるため、X軸方向の電界成分が大きくなり、等価回路における等価直列抵抗R1の値を減少させることができるようになっている。
したがって、角速度検出感度や起動時間等への影響が軽減され、角速度検出感度が大きく、起動時間を早くすることができる。
このように、第一の基部と当該第一の基部に対して対称に第一の基部から延出する延出部とにわたって接合電極が形成され、この接合電極と相対する位置となるように延出部に電極が形成されているので、接合電極を向かい合わせにして接合すると、延出部同士で接合電極を挟む状態となって腕部を形成する。
所定の腕部が励振用腕部である場合は、接合電極と相対する位置となるように延出部に形成された電極が励振用電極となる。また、他の腕部が検出用腕部である場合は、接合電極と相対する位置となるように延出部に形成された電極が検出用電極となる。
したがって、延出部(腕部)内に生じる電界は、接合電極と電極とが相対する位置となっていることにより一様に延出部(腕部)内に生じるため、X軸方向の電界成分が大きくなり、等価回路における等価直列抵抗R1の値を減少させることができるようになっている。
このような慣性センサ素子及び慣性センサ素子の製造方法によれば、等価回路の等価直列抵抗R1の値を減少させ、角速度検出感度や起動時間等への影響を軽減し、角速度検出感度が大きく、起動時間を早くすることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明に用いる図面では、説明を明確にするために、一部誇張して記載した構成が示されている。また、各実施形態の説明において、同一要素には同一符号を記載し、重複した説明を省略するものとする。
また、各実施形態において、圧電素子に水晶を用いた場合について説明する。
また、特別に説明する場合を除き、各実施形態における慣性センサ素子の各軸の方向として前記のとおり、X´軸、Y´軸、Z´軸とするが、本発明はこれに限定されず、これらが、X軸、Y軸、Z軸と同一となっても良い。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す斜視図である。図2は、接合電極同士を接合する前の状態を示す模式図である。図3(a)は図1のA−A断面図であり、図3(b)は、図1のB−B断面図である。
図1に示すように、本発明の第一の実施形態に係る慣性センサ素子10は、H型構造で形成されており、腕部11,センサ基部12,接合電極13,電極14から構成されている。
センサ基部12は、2つの第一の基部12Aと1つの第二の基部12Bとから構成されており、第一の基部12A,12Aと第二の基部12Bとは、一直線上に配置される。つまり、2つの第一の基部の間に第二の基部が配列される。また、第一の基部12Aと第二の基部12Bとの間には接合電極が介在している。
これら第一の基部12A,12Aには、図2に示すように、パッケージ(図示せず)に慣性センサ素子を固定するための支持部15C,15Cを設けることができるようになっている。同様に、第二の基部12Bには、パッケージ(図示せず)に慣性センサ素子10を固定するための支持部15A,15Bを設けることができるようになっている。
図2に示すように、第一の基部12Aからは延出部111が延出している。この延出部111は、断面が矩形形状であって、第一の基部12Aに対して対称に延出して、棒状に形成されている。
なお、第一の基部12Aを含み、第一の基部12Aを挟んだ延出部111,111の一つの面は、凹凸のない一様な平面となっていることが望ましい。
また、第二の基部12Bの両端からは延出部112が平行に延出している。この延出部112は、断面が矩形形状であって、第二の基部12Bに対して対称に延出して、第二の基部12Bを含めた全体の平面形状がH型に形成されている。
なお、第二の基部12Bを含み、第二の基部12Bを挟んだ延出部112,112の面は、凹凸のない一様な平面となっていることが望ましい。
第一の基部12Aをまたいで延出部111,111に形成される凹凸のない一様な平面の全体に接合電極13が形成されるとともに、延出部111,111に、この接合電極13と相対する位置となるように電極14,14が形成される。
また、第二の基部12Bをまたいで延出部112,112に形成される凹凸のない一様な平面の全体に接合電極13が形成されるとともに、延出部112,112に、この接合電極13と相対する位置となるように電極14,14が形成される(電極形成工程)。
なお、接合電極13と、電極14とはAu(金)で形成されているが、これに限定されない。
ここで、本発明の慣性センサ素子10は、第一の基部12Aをまたいで延出部111,111の平面に形成された接合電極13と、第二の基部12Bをまたいで延出部112,112の平面に形成された接合電極13とを向かい合わせにして接合して一体に構成されている(接合工程)。
接合電極13を接合する際に、GGI接合(超音波金−金接合)又は陽極接合を用いることができる。
例えば、接合電極13,13にAuが用いられる場合であって、当該接合電極13,13同士の接合にGGI接合を用いた場合は、第二の基部12Bとこれから延出している延出部112を固定し、第二の基部12Bをまたいで延出部112,112の平面に形成された接合電極13と、第一の基部12Aをまたいで延出部111,111の平面に形成された接合電極13とを向かい合わせの状態にし、第一の基部12A又は/及び第二の基部12Bに超音波をかけながら、接合電極13同士を押し当てつつ温度を上昇させて互いの接合電極13を接合させる。なお、固定側となる部材は、適宜変更しても良い。
また、陽極接合においても、互いの接合電極13同士を接合することができる。
このようにすると、接合電極13を介して第一の基部12Aから延出する延出部111と第二の基部12Bから延出する延出部112とで4つの腕部11,11,11,11が形成される。このように形成された腕部11・・・は、接合電極13を介して配列された所定の延出部111,112同士が励振用腕部11A(図1〜図3参照)となり、接合電極13を介して配列された他の延出部111,112同士が検出用腕部11B(図1〜図3参照)となる。
例えば、図2に示すように、センサ基部12に対して紙面上方に位置する腕部11,11を励振用腕部11Aとし、紙面下方に位置する腕部11,11を検出用腕部11Bとする。このとき、励振用腕部11Aを構成する延出部111に設けられた電極14と延出部112に設けられた電極14とを励振用電極14Aとし、検出用腕部11Bを構成する延出部111に設けられた電極14と延出部112に設けられた電極14とを検出用電極14Bとする。
なお、本発明はこれに限定されず、励振用腕部11Aをセンサ基部12に対して紙面下方に位置させ、検出用腕部11Bを、紙面上方に位置させても良い。
また、腕部11を検出用腕部11Bで用いる場合は、検出用電極14B(電極14)を複数設けても良い(図1及び図3参照)。
例えば、検出用腕部11Bには、第一の基部12Aから延出する延出部111に極性の異なる二つの検出用電極14B,14Bが形成され、第二の基部12Bから延出する延出部112にも、極性の異なる二つの検出用電極14B,14Bが形成され、相対する延出部111の検出用電極14B,14Bと延出部112の検出用電極14B,14Bとの極性が異なるようになっている。
このとき、接合電極13は、アナロググランドに接続されて基準電位とされる。そして、2つの励振用腕部11A,11Aに設けられた励振用電極14A・・・から励振用腕部11Aに交流の電圧を印加すると、一方の励振用腕部11Aには、接合電極13から励振用電極14Aに向かう一様な電界と励振用電極14Aから接合電極13に向かう一様な電界とが交互に発生する。また、他方の励振用腕部11A,11Aには、これとは逆となる、励振用電極14Aから接合電極13に向かう一様な電界と接合電極13から励振用電極14Aに向かう一様な電界とが交互に発生する(その一例を図3(a)に示す。)。
また、検出用電極14B・・・を設けた2つの検出用腕部11B,11Bを用いて、励振用腕部の長手方向と平行な軸(Y´軸)を回転軸とする角速度ωで回転した場合であって、励振用腕部11Aに交流の電圧を印加した場合に生じるコリオリの力で検出用腕部11B,11Bに生じた電荷を検出する。
このときの一方の検出用腕部11Bに発生する電界の向きは、電気軸方向に、相対する第一の基部12Aから延出する延出部111に設けられた検出用電極14Bから第二の基部12Bから延出する延出部112に設けられた検出用電極14Bへ向かう向きと、相対する第二の基部12Bから延出する延出部112に設けられた検出用電極14Bから第一の基部12Aから延出する延出部111に設けられた検出用電極14Bへ向かう向きとの2方向1組の電界が、それぞれ、その向きを反転するように生じる(その一例を図3(b)に示す。)。他方の検出用腕部11Bには、これとは逆向きの電界が生じる。
このように慣性センサ素子10を構成したので、図3(a)、(b)に示すように、X軸方向の電界成分が大きくなり、腕部11に一様に電界が生じるので、等価回路における等価直列抵抗R1の値を減少させることができる。
これにより、角速度検出感度や起動時間等への影響が軽減され、角速度検出感度が大きく、起動時間が早い慣性センサ素子とすることができる。
(第二の実施形態)
次に、図4(a),(b)に示すように、本発明の第二の実施形態に係る慣性センサ素子20について説明する。この慣性センサ素子20は、音叉構造となっている点で第一の実施形態と異なる。
図4(a)は、本発明の第二の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す側面模式図であり、(b)は、本発明の第二の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す斜視図である。
この場合、図4(a),(b)に示すように、第一の基部12Aから延出する延出部111と第二の基部12Bから延出する延出部112とで2つの腕部11,11が形成される。これら腕部11,11は、一方の腕部11が励振用腕部11Aであり、他方の腕部11が検出用腕部11Bである。
したがって、励振用腕部11Aと検出用腕部11Bとの位置関係が第一の実施形態と比べて異なっていても、第一の実施形態と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。
例えば、電極14Aは延出部111の一つの面の全面に設けられる必要はなく、第一の基部12Aの一部分に至る位置から延出部111の端部から離れた位置の間に設けられても良い。
本発明の第一の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す斜視図である。 分割部材に形成した接合電極同士を接合する前の状態を示す模式図である。 (a)は図1のA−A断面図であり、(b)は、図1のB−B断面図である。 (a)は本発明の第二の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す側面模式図であり、(b)は本発明の第二の実施形態に係る慣性センサ素子の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10,20,30,40,50 慣性センサ素子
11 腕部
11A 励振用腕部
11B 検出用腕部
111,112 延出部
12 センサ基部
12A 第一の基部
12B 第二の基部
13 接合電極
14 電極
14A 励振用電極
14B 検出用電極

Claims (1)

  1. 2つの第一の基部と1つの第二の基部とから構成されるセンサ基部と、
    印加された電圧により屈曲振動をする励振用腕部と、
    前記励振用腕部が屈曲運動するとともに所定の回転軸を中心に角速度が加わって生じるコリオリの力によって発生した電荷を検出する検出用腕部と
    を備えた圧電素子を用いた慣性センサ素子であって、
    前記第一の基部から延出する延出部と、
    前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、
    前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と相対する位置となるように前記第一の基部から延出する延出部に設けられる電極と、
    前記第二の基部から平行一対に延出する延出部と、
    前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、
    前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と相対する位置となるように前記第二の基部から延出する延出部に設けられる電極と、
    を備え、
    前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とが接合されて、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが相対するように配列されて音叉構造に形成され、
    前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とを介して配列された、所定の前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが前記励振用腕部である場合は、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部に設けられた電極が励振用電極となり、
    前記第一の基部と前記第一の基部から延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極と、前記第二の基部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とにわたって形成されているX’軸が法線の凹凸のない一様な平面の全体に設けられる接合電極とを介して配列された、所定の前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部とが前記検出用腕部である場合は、前記第一の基部から延出する延出部と前記第二の基部から平行一対に延出する延出部に設けられた電極が検出用電極となるように構成される
    ことを特徴とする慣性センサ素子。
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