JP5142790B2 - 結束補助具 - Google Patents

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Description

この発明は、結束補助具に関し、さらに詳細には、新聞紙や雑誌等の被結束物を紐により束ねる際に使用する補助具に関する。
一般に、新聞、雑誌等の古紙は、リサイクル利用のために、回収されている。回収の際には、古紙は積み重ねられ、多くの場合、市販のポリプロピレン製の荷造り用結束紐で十字形に縛られ、回収場所へと運ばれている。この結束紐を用いて十字形に古紙を縛る作業は面倒であり、しかも緊張を保った状態で縛るのは難しく、結束紐が弛みやすい。このため、運搬途中に積み重ねた古紙がばらけたり、あるいは回収後の事業者による処理作業中にばらけたりすることが多い。
上記のような問題に対処するために、従来、いくつかの結束補助具が提案されている(特許文献1,2参照)。特許文献1に開示された結束補助具は、ベース上に支持部を設け、この支持部の頂部にベースとの間で折り返し溝を形成する折り返し用突片及び挟持溝を形成する係止用突片をそれぞれ設けたものである。しかしながら、特許文献1には被結束物を紐を十字形にして結束する使用形態については、何ら説明がない。仮に、特許文献1に記載のものを用い、紐を十字形して結束しようとする場合、紐の終端部は挟持溝に挟みこむこととなるが、挟持溝にはその段階で既に幾重にも紐が挟み込まれており、しかも挟持溝はテーパ状になっていることから紐の終端部が抜け出し易い。また、紐の始端部は、ベースに設けた孔に通してベースに固定する方式であり、面倒である。
特許文献2に開示された結束補助具は、プレートに複数の切れ目を設け、紐の始端部及び終端部を切れ目に入れ込み、さらにこれら紐の始端部及び終端部を他の切れ目にも入れ込むようにしたものである。しかしながら、プレートは被結束物の面上に接しており、紐を切れ目に入れ込むのにはプレートを浮かせなければならず面倒である。また浮かした分、紐が緩まざるを得ない。
特願2006−143320号公報 特願2007−91239号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、簡単な操作で被結束物を緊張状態で結束することができ、しかも終端部の処理も容易に行うことができる結束補助具を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、新聞紙、雑誌等の被結束物を結束紐により結束するための補助具であって、
ベースプレートと、
このベースプレートの端部に設けられ、該ベースプレートの上面側に折り曲げ可能となっている折曲片とを備え、
前記ベースプレートの上面には突起が形成され、
前記折曲片にはその周縁の一部から該折曲片の内側に向かって延びるスリットが形成されていることを特徴とする結束補助具にある。
より具体的には、前記折曲片は端部中央にV字形の切り欠きが形成され、前記スリットは前記切り欠きの奥部から形成されている。また、前記突起は頂部にフランジを有し、前記切り欠きの互いに対向する縁部が前記フランジの下面に係合可能となっている。また、前記スリットを挟む前記折曲片の両側部分が互いに段差を形成している。
前記ベースプレートの他方の端部に、該ベースプレート側に折り曲げ可能となっている第2の折曲片が設けられ、この第2の折曲片には前記ベースプレートに設けられた孔に嵌合可能な突起が設けられている構成とすることもできる。
この発明によれば、ベースプレートに設けた突起を介して結束紐を緊張させ、あるいは結束紐の方向を変えることができるので、簡単な操作で被結束物を結束することができる。また、結束紐の終端部の処理は、折り曲げ可能な折曲片に形成されたスリットに入れ込むことによりなされるので、折曲片を適宜角度起立させることにより容易にその処理を行うことができる。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明による結束補助具の実施形態を示す斜視図、図2は平面図、図3は側面図である。結束補助具1は、ベースプレート2と折曲片3とを備えている。結束補助具1は、ポリプロピレン等の樹脂材料を一体成形して作られ、ベースプレート2と折曲片3とは両者の境界部に形成される薄肉部4を介して連なっている。この薄肉部4は曲げ変形可能であり、これにより折曲片3はベースプレート2の上面側に折り曲げ可能である。
ベースプレート2の上面には円柱状の突起5が設けられ、突起5は頂部にフランジ6を有している。折曲片3の端部中央にはV字形の切り欠き7が形成されている。そして、折曲片3には切り欠き7の奥部から、折曲片3の中心線に沿って内側に延びるスリット8が形成されている。このスリット8の終端は孔9となっている。
折曲片3は前記のようにベースプレート2側に折り曲げ可能である。折曲片3をその端部が突起5のフランジ6に達するまで折り曲げ、さらに折り曲げると端部はフランジ6を乗り越えて、図4に示すように切り欠き7の互いに対向する縁部がフランジ6の下面に係合するようになっている。
折曲片3は、スリット8を挟む両側部分10a,10bが互いに段差を形成している。すなわち、一方の片側部分10aは他方の片側部分10bに対し、それらの厚み方向に関し段差を生じている。この段差はほぼ片側部分10a,10bの厚み分である。
次に上記結束補助具の使用態様について図5を参照しながら説明する。図5において、(a)〜(d)までは理解の容易のために突起5のフランジ6は示さず、突起5のみを断面で示してある。また、結束補助具1は積み重ねられた新聞紙や雑誌等の被結束物の上面に載置されるものとし、被結束物の形状は示されていない。因みに、結束補助具1の大きさは、例えば、幅が1.5cm程度、折曲片3を含めた長さが3cm程度であり、被結束物の平面大きさに比べて極めて小さい。
結束紐11としては、荷造り用紐として市販されているポリプロピレン製のものを使用することができる。以下の説明では、結束紐11が十字形となるように被結束物を結束するので、被結束物上で交差する一方の方向をX、他方の方向をYとする。
まず、図5(a)に示すように、結束紐11の始端部を折り返して結び目を作りループ状の始端部11aとする。そして、このループ状始端部11aを突起5に引っ掛ける。次に、図5(b)に示すように、結束紐11を被結束物の下面側をX方向にくぐらせ(結束紐11の上に被結束物を置くことにより、この操作は省略できる)、突起5に半回巻き付け、結束紐11の終端部側をX方向に引っ張る。そして、図5(c)に示すように、結束紐11を突起5にさらに巻き付け(1回あるいは2回程度)、終端部側の結束紐11の方向をY方向に変える。この段階で、突起5と結束紐11との間には摩擦が生じているので、結束紐11がX方向に緩むことはない。
次に、図5(d)に示すように、結束紐11を被結束物の下面側をY方向にくぐらせ、X方向の場合と同様に、突起5に半回巻き付け、結束紐11の終端部11b側をY方向に引っ張ったうえ突起5にさらに巻き付け、終端部11bを折曲片3のスリット8を通して孔9に入れ込む。その際、折曲片3を適宜角度に起立させ、終端部11bをスリット8に入れ込む。なお、このとき、結束補助具1は、結束紐11の突起5への巻き付けにより被結束物上を角度回転し、X,Y方向の結束紐部分からのズレを生じるので、折曲片3の起立が阻害されることはない。そして、最後に、図5(e)に示すように、折曲片3を折り曲げ、V字形切り欠き7の縁部をフランジ6の下面に係合させる。
上記のように、この発明による結束補助具1は、折り曲げ可能な折曲片3にスリット8が形成されているので、折曲片3を適宜角度に起立させることにより、終端部11bを容易にスリット8に入れ込むことができる。また、スリット8はV字形の切り欠き7の奥部から形成されているので、切り欠き7の縁部をガイドとして結束紐11の終端部11bをスリット8に容易に導くことができる。
また、スリット8を挟む折曲片3の両側部分10a,10bは互いに段差を形成しているので、結束紐11を低い方の片側部分10aに沿って滑らせることにより、スリット8に容易に入れ込むことができる。さらに、スリット8の終端には孔9が形成されているので、いったん孔9に入った結束紐11は拘束され、スリット8を通って抜け出すことはない。さらに、折曲片3の端部、具体的には、V字形切り欠き7の互いに対向する縁部が突起5のフランジ6の下面に係合するので、結束紐11の終端部11bは折曲片3とベースプレート2との間に挟持され、終端部11bが折曲片3から容易に抜け出すことはない。すなわち、フランジ6の下面に係合した折曲片3はストッパとして機能する。
図6は、この発明の別の実施形態を示す側面図である。この実施形態のものは、ベースプレート2の他端部、すなわち折曲片3(これを、以下、第1の折曲片3とする)と反対側の端部に、べープレート2の下方側に延びる第2の折曲片13を有している。第2の折曲片13は所定の長さを有する薄肉部14を介してベースプレート2に連なり、ベースプレート2の下面側に折り曲げ可能である。第2の折曲片13のベースプレート2側の面には突起15が設けられている。他方、ベースプレート2には孔16が設けられ、この孔16に突起15が嵌合可能である。
第2の折曲片13は結束紐の始端部を固定するためのものであり、次のようにして使用される。すなわち、結束紐の始端部を薄肉部14に2,3回巻き付けた後、図7に示すように、第2の折曲片13をベースプレート2側に折り曲げ、突起15を孔16に嵌合させる。この突起15の孔16への嵌合により、第2の折曲片13はベースプレート2の下面側に固定され、結束紐11の始端部11aはベースプレート2と第2の折曲片13との間に挟持される。この状態で始端部11aは摩擦によりベースプレート2に固定される。なお、突起5を有するベースプレート2及び第1の折曲片3の構造、機能は前記実施形態と全く同様であり、したがって始端部11aを固定した後の結束手順は、前記実施形態と全く同様である。
この発明の実施形態を示す斜視図である。 同実施形態のものの平面図である。 同実施形態のものの側面図である。 折曲片の係合状態を示す平面図である。 同実施形態のものの使用態様を示す図である。 別の実施形態を示す側面図である。 同実施形態のものの使用態様を示す図である。
符号の説明
1 結束補助具
2 ベースプレート
3 折曲片(第1の折曲片)
4 薄肉部
5 突起
6 フランジ
7 切り欠き
8 スリット
9 孔
11 結束紐
11a 始端部
11b 終端部
13 折曲片(第2の折曲片)
14 薄肉部
15 突起
16 孔

Claims (5)

  1. 新聞紙、雑誌等の被結束物を結束紐により結束するための補助具であって、
    ベースプレートと、
    このベースプレートの端部に設けられ、該ベースプレートの上面側に折り曲げ可能となっている折曲片とを備え、
    前記ベースプレートの上面には突起が形成され、
    前記折曲片にはその周縁の一部から該折曲片の内側に向かって延びるスリットが形成されていることを特徴とする結束補助具。
  2. 前記折曲片は端部中央にV字形の切り欠きが形成され、前記スリットは前記切り欠きの奥部から形成されていることを特徴とする請求項1記載の結束補助具。
  3. 前記突起は頂部にフランジを有し、前記切り欠きの互いに対向する縁部が前記フランジの下面に係合可能となっていることを特徴とする請求項2記載の結束補助具。
  4. 前記スリットを挟む前記折曲片の両側部分が互いに段差を形成していることを特徴とする請求項1,2又は3記載の結束補助具。
  5. 前記ベースプレートの他方の端部に、該ベースプレート側に折り曲げ可能となっている第2の折曲片が設けられ、この第2の折曲片には前記ベースプレートに設けられた孔に嵌合可能な突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の結束補助具。
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