JP5141321B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特にハフニウム(Hf)とシリコン(Si)を含む高誘電率酸化物のゲート絶縁膜を有するMOS型電界効果トランジスタ(MOSFET)を備えた半導体装置の製造方法に関する。
なお、酸化シリコンより高い誘電率を高誘電率と呼ぶ。
MOSFETのゲート絶縁膜は、ゲート電極とチャネル領域の間に所定の容量を確保し、かつゲート電極をチャネル領域から電気的に絶縁してゲートリーク電流を抑制することが求められる。従来、ゲート絶縁膜は、酸化シリコン膜ないし酸化窒化シリコン膜で形成された。スケーリング則に従ってMOSFETの微細化を進めると、酸化シリコン膜で形成される場合のゲート絶縁膜の膜厚は、1.5nm以下になる。このように薄いゲート絶縁膜を用いると、ゲート電極とチャネル領域間にトンネル電流が流れ、ゲートリーク電流が増大してしまう。
酸化ハフニウムは、酸化シリコンより著しく高い誘電率を有する。ハフニウムを含む酸化物膜等の高誘電率絶縁膜でゲート絶縁膜を形成すれば、酸化シリコン膜換算膜厚(EOT)を1.5nm以下としても、実際の膜厚を十分厚くしてゲートリーク電流を抑制することが可能となる。ハフニウムを含む酸化物膜を形成する方法としては、CVD、スパッタリング等があるが、直接ハフニウムを含む酸化物膜を形成できること、また条件の調整により膜中の含有元素の比率を制御できること等から、CVDが広く用いられるようになっている。
ゲート電極は、通常、多結晶(ポリ)シリコンで形成する。ゲート絶縁膜をハフニウムを含む酸化物膜、例えばハフニウムシリケート膜、で形成し、ゲート電極を多結晶シリコン膜で形成したMOSFETにおいては、トランジスタ特性の閾値が大きくなってしまうフェルミレベルピンニングという現象が起こることが知られている(C. Hobbs et al., Tech. Digest of 2003 Symposium on VLSI Technology, pp.9 (2003)、K. Shiraishi et al., Tech. Digest of 2004 Symposium on VLSI Technology, pp.108 (2004))。
フェルミレベルピンニングは、ハフニウムシリコン酸化物膜あるいはハフニウムシリコン酸窒化物膜においては、ハフニウムの比率を減少させることにより抑制され、閾値の変化が小さくなることが明らかになっている(E. Cartier et al., Tech. Digest of 2004 Symposium on VLSI Technology, pp.44 (2004))。ゲートリーク電流の抑制の観点から要求される、ゲート絶縁膜の膜厚の増加は、SiOにHfOを僅か混入することで達成可能である。
通常、MOSFETの閾値は、チャネル領域へのイオン注入によって制御される。高い閾値を得るために多量のイオン注入を行なうと、キャリアの散乱が増加し、キャリアの移動度が低下してしまう。上述の抑制されたフェルミレベルピンニング現象を利用すると、多量のイオン注入を行なうことなく、閾値の大きなMOSFETを形成することが可能となる。抑制されたフェルミレベルピンニングを利用することにより、キャリア散乱が抑制され、性能(動作電流)を改善できることが報告されている(Y. Shimamoto et al., Tech. Digest of 2005 Symposium on VLSI Technology, pp.132 (2005)、H. Nakamura et al., Tech. Digest of 2006 Symposium on VLSI Technology, 19.4, (2006))。
MOSFETの特性を改善するのに適当なレベルにフェルミレベルピンニングを抑制(閾値変化を減少)するためには、従来広くCVDで形成していたハフニウムシリコン酸化物膜(Hf比率[Hf/(Hf+Si)]が50%程度)に比べて、大きくHf比率を減少させる(Hf比率[Hf/(Hf+Si)]を30%未満にする)必要がある。しかし、このようなハフニウム比率の低いハフニウムシリコン酸化物膜をCVDで形成することは容易でない。
一般的にハフニウムシリコン酸化物膜のCVDに用いられている、アミン系、MMP系、ブトキシ系のハフニウム原料とアミン系、TEOS、無機シラン系のシリコン原料を用いた、通常の条件(温度、圧力等)のCVDでは、Hf比率[Hf/(Hf+Si)]が30%未満のハフニウムシリコン酸化物膜を形成することは困難である。これは、上記原料の分解特性、特にハフニウム原料に比べてシリコン原料の熱分解が劣っていること、に起因している。
CVDの条件を変えることでHf比率を減少することは可能である。例えば、ハフニウム原料の供給量をシリコン原料の供給量に対して極端に減少する(1/100未満にする)ことにより、Hf比率[Hf/(Hf+Si)]を30%未満にすることが可能になる。さらに減少するためには、より大きな原料供給量差をつける必要がある。
CVD時の温度を上げることで、シリコン原料の熱分解が促進され、ハフニウム原料の分解との差が小さくなり、結果的にハフニウム比率を減少することもできる。
特開2005−123471号は、ハフニウムソースとしてTDEAH、Hf[N(C,SiソースとしてTDMAS,Si[N(CH、Oソースとして酸素を用い、ハフニウムシリコン酸化物膜のCVDを行う際に、中間で成膜雰囲気の圧力を、例えば100Paから800Paに、増大することで表面層のハフニウム比率を下げられることを報告している。
このように、温度を上げたり、圧力を増加した条件でCVDを行うと、堆積したハフニウムシリコン酸化物膜のウェハ面内の膜厚分布が大きく劣化する。成膜温度や圧力を上げることは、シリコン原料の熱分解を促進するが、一方でシリコン原料の熱分解が条件に非常に敏感になり、ウェハ内の僅かな温度分布や装置内のガス流の不均一性が成膜に強く影響を及ぼすようになるためと考えられる。
特開2005−79223号は、ハフニウムシリケート膜の上にシリコン膜を形成して絶縁ゲート電極を作成すると、界面近傍に固定電荷が生じて0.6V以上の閾値変化をもたらすことを開示し、ハフニウムシリケート膜上にSiOの反応防止層を形成することを提案し、反応防止層作成の1つの例としてハフニウムシリケート膜をHSO/H混合水溶液で処理して表面付近のHfを抜き去ることを提案する。
なお、酸化ハフニウム等の高誘電率絶縁膜のエッチング液として、種々の提案がされている。
特開2004−311993号、2007−157839号は、有機酸又は無機酸の少なくともいずれかとフッ素化合物を含有する水溶液、またはフッ素化合物と水溶性有機溶媒と無機酸を含有し、残部が水である表面処理剤を提案する。
C. Hobbs et al., Tech. Digest of 2003 Symposium on VLSI Technology, pp.9 (2003)、 K. Shiraishi et al., Tech. Digest of 2004 Symposium on VLSI Technology, pp.108 (2004)、 E. Cartier et al., Tech. Digest of 2004 Symposium on VLSI Technology, pp.44 (2004) Y. Shimamoto et al., Tech. Digest of 2005 Symposium on VLSI Technology, pp.132 (2005)、 H. Nakamura et al., Tech. Digest of 2006 Symposium on VLSI Technology, 19.4, (2006) 特開2005−123471号公報 特開2005−79223号公報 特開2004−311993号公報 特開2007−157839号公報
本発明の1つの目的は、ハフニウムシリコン酸化物を含む高誘電率のゲート絶縁膜を備え、フェルミレベルピンニングによる閾値変動を抑制した高性能の半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、ゲート絶縁膜として、ハフニウム比率の低いハフニウムシリコン酸化物膜に相当する抑制した閾値変動を有し、ウェハ面内の膜厚均一性が優れたハフニウムシリコン酸化物膜を形成できる半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、ウエハ面内の膜厚均一性に優れた条件でハフニウムシリコン酸化物膜を形成し、エッチング処理によって閾値変動を抑制する半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の1観点によれば、
半導体基板表面にシリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなる第1の膜を形成し、
前記第1の膜の表面にハフニウムとシリコンを含有する高誘電率酸化物膜を形成し、
前記高誘電率酸化物膜に対し、HfOに対するエッチング速度がSiOに対するエッチング速度より大きなエッチング液によるHfO優先エッチングを行ない、
エッチング後の前記高誘電率酸化物膜の上にゲート電極層を形成する、
半導体装置の製造方法
が提供される。
SiOのエッチング速度に対してHfOのエッチング速度が大きいエッチング液は、ハフニウムとシリコンを含有する高誘電率酸化物(HfSiO)膜をエッチングした時HfO分子を優先的にエッチングすると考えられ、ハフニウム比率が減少したHfSiO高誘電率膜に相当する閾値変動が得られる。
ウェハ面内の膜厚均一性に優れた、ハフニウム比率が高いHfSiO膜を形成することができる。エッチングのウェハ面内均一性は良好にできるので、膜厚のウェハ面内均一性に優れ、かつ閾値変動の抑制されたHfSiO高誘電率酸化物膜を得ることができる。
本発明者らは、ハフニウム酸化物に対するエッチング速度がシリコン酸化膜に対するエッチング速度より大きいエッチング液で、ハフニウムシリコン酸化物膜をエッチングすると、ハフニウム酸化物が優先的にエッチングされるであろうから、残るハフニウムシリコン酸化物膜の少なくとも表面は元の膜よりもハフニウム比率の小さいハフニウムシリコン酸化物膜になるであろうと考えた。
この着想に基づくゲート絶縁膜の製造方法を、図1A−1Eを参照して説明する。
図1Aはゲート絶縁膜の形成工程を示すフロー図である。また、図1B−1Eは各形成工程を示すシリコン基板の断面図である。
図1AのステップS1に示すシリコン酸化膜の形成工程を行う。図1Bに示すように、シリコン基板1の表面を、例えば酸化性ガス雰囲気中で熱酸化し、シリコン基板1表面にシリコン酸化膜2を形成する。シリコン基板1表面に酸素を含むプラズマを照射したりすることによってシリコン酸化膜2を形成することもできる。シリコン酸化膜2は、シリコン基板1の表面を保護する機能を有する。シリコン酸化膜2の厚さは、最終的に目的とする薄い酸化シリコン換算膜厚を達成できる厚さ、例えば1nm程度とする。
図1AのステップS2に示す、ハフニウムとシリコンを含む酸化物(HfSiO)膜の形成を、シリコン酸化膜2上の化学気相堆積(Chemical Vapor Deposition: CVD)により行なう。図1Cに示すように、シリコン酸化膜2上に、Hfソースガス、Siソースガス、Oソースガスを供給し、所定温度でHfSiO膜3を堆積する。このHfSiO膜3は、後工程でエッチングするので、その分厚く形成する。例えば厚さ3nm程度である。
図1AのステップS3に示す、HfSiO膜に対するHfO優先エッチングを行なう。図1Dに示すように、シリコン酸化物のエッチング速度に比べてハフニウム酸化物のエッチング速度の大きなエッチング液4でHfSiO膜3をウェットエッチする。エッチング液に接するHfSiO膜表面には、HfOとSiOが存在すると考えられる。エッチング液4は、HfOに対するエッチング速度がSiOに対するエッチング速度より大きいので、HfSiO膜表面のHfOが優先的にエッチされるであろう。所望膜厚となる時点でエッチングを停止する。例えば、残膜厚を約1nmとする。高誘電率酸化物のゲート絶縁膜表面をエッチングするので、残膜の表面を清浄な状態にすることが可能であろう。
必要に応じて、図1AのステップS4に示す窒化を行い、さらにステップS5に示す酸化雰囲気中のアニールを行う。図1Eに示すように、所望雰囲気5中のアニールでこれらの処理を行うことができる。窒化は、例えば窒素プラズマやアンモニアガスを含む雰囲気中でのアニールを用いて行うことができる。HfSiO膜は、HfSiON膜となる。酸素を含むガス雰囲気中でアニールを行うことにより、HfSiON膜3を緻密化することも可能であろう。ステップS4の窒化は、基板界面まで窒素が拡散しないような条件で行う。ステップS5の酸素を含む雰囲気中でのアニールは、シリコン酸化膜2の膜厚が増加しないような条件で行う。これらの工程を省略してもよい。いずれか一方のみを行ってもよい。
シリコン酸化膜2上に、表面でハフニウム比率の減少したHfSiON層3が形成されるであろう。なお、MOSFETの性能劣化を引き起こさない程度の窒素をシリコン酸化膜2に導入し、シリコン酸化窒化膜としてもよい。
本発明者の着想を検証するため、サンプルを作成し、測定を行なった。まず、ステップS1,S2に従い、p型シリコン基板上にシリコン酸化膜、HfSiO膜を積層したサンプルを作成した。HfSiO膜のHf比率[Hf/(Hf+Si)]は、11%と5.6%に設定し、厚さ1nm、2nm、5nmのサンプルを作成した。この状態で、HfSiO膜の膜厚分布を測定し、標準偏差(1σ)を求めた。Hf比率を11%に設定したHfSiO膜の厚さ分布の標準偏差(1σ)は約3%、HF比率を5.6%に設定したHfSiO膜の厚さ分布の標準偏差(1σ)は約9%であった。Hf比率を下げると厚さ分布の標準偏差が大きくなることが判る。また、厚膜ほど膜厚の面内分布が均一化されることが観察された。
フェルミレベルピンニング効果の変動を測定するため、HfSiO膜の上に多結晶シリコン膜を堆積して絶縁ゲート電極構造とし、フラットバンド電圧Vfb(閾値に相当する)のシフト量を測定した。
図2に測定結果を示す。横軸がHfSiO膜の膜厚を単位nmで示し、縦軸がフラットバンド電圧Vfbのシフト量を単位Vで示す。黒三角▲がHf比率11%のサンプルの測定点を示し、線7がHf比率11%のサンプルの測定点を結ぶ線である。黒菱形◆がHf比率5.6%のサンプルの測定点を示し、線8がHf比率5.6%のサンプルの測定点を結ぶ線である。HfSiO膜厚が増加すると、Vfbのシフト量が(ほぼリニアに)増加する傾向にあり、同一膜厚の場合、ハフニウム比率が小さいほどVfbのシフトが小さいことが判る。
さらに、p型シリコン基板上にシリコン酸化膜、Hf比率11%のHfSiO膜を厚さ約3nm積層し、SiOのエッチング速度に対しHfOのエッチング速度が約20倍のエッチング液でHfSiO膜をエッチしたサンプルを作成した。エッチング速度は約2nm/分であった。エッチング速度の面内分布は小さい。測定したHfSiO膜の残膜厚は0.8nmであった。エッチング後のHfSiO膜の上に多結晶シリコンのゲート電極を形成し、フラットバンド電圧Vfbのシフト量を測定した。厚さ0.8nmのHfSiO膜を有する絶縁ゲート電極のVfbシフトは約40mVであった。線7から予想される、Hf比率11%、厚さ0.8nmのHfSiO膜のフラットバンド電圧のシフト量は中空丸○で示すように、約90mVである。フラットバンド電圧のシフト量が約50mV抑制され、半分以下になったと考えられる。HfO優先エッチングにより、Vfbシフト量を抑制できることが推定できる。フラットバンド電圧のシフト量の減少は、HfSiO膜の少なくとも表面におけるHf比率が小さくなったことに起因すると考えられる。
HfOに対するエッチング速度がSiOに対するエッチング速度より高いエッチング液でHfSiO膜をエッチすると、少なくとも表面においてHfOが優先的に除去され、Hf比率の小さいHfSiO膜の特性を示すようになると考えられる。Hf比率の高いHfSiO膜を形成しても、HfO優先エッチングにより、Hf比率の小さいHfSiO膜の特性が得られる。成膜の容易な組成のHfSiO膜を堆積することにより、膜厚の面内分布の均一性を向上できるであろう。また、所望の膜厚より厚い膜を堆積し、その後エッチングで薄くする方法は、膜厚の面内分布のよい、より大きな膜厚を利用できるので、膜厚の面内分布の均一性をさらに向上することを可能にする。
HfSiO膜表面のHf比率の減少は、エッチングにおける、SiOに対するエッチング速度に対するHfOに対するエッチング速度の比に依存するであろう。エッチング溶液のHfO/SIOのエッチング速度比を変えることによりエッチング後のフラットバンド電圧Vfbのシフト量、ないしHfSiO膜の少なくとも表面のハフニウム比率を変更できるであろう。例えば、HfO/SIOのエッチング速度比を大きくすればエッチング後のHfSiO膜の少なくとも表面のハフニウム比率は小さくなり、Vfbシフト量(閾値変動量)が小さくなり、HfO/SIOのエッチング速度比を小さくすればエッチング後のHfSiO膜の少なくとも表面のハフニウム比率は大きくなり、Vfbシフト量(閾値変動量)が大きくなると考えられる。
ある成膜条件においてハフニウム比率11%のHfSiO膜の膜厚分布が径200mmのウェハ面内で標準偏差で3%なのに対して、5.6%の膜では膜厚分布が標準偏差で9%であった。Hf比率を減少すると面内膜厚均一性が劣化する。エッチングを用いてHfSiO膜を薄くした時は、ハフニウム比率を減少したと同様のVfbシフト量(閾値変動)の抑制効果を得ても、面内膜厚均一性の優れたHfSiO膜が得られる。ハフニウム比率が大きな成膜条件が使えるため、ハフニウム比率が低い場合と同様の特性を実現しても、面内膜厚均一性の優れたHfSiO膜を形成することが可能になる。
以下、上記のゲート絶縁膜形成方法を用いた、第1の実施例によるMOSFETの製造方法を説明する。図3A−3Fは、MOSFETの製造方法の主要工程を示す、半導体基板の断面図である。
図3Aに示すように、シリコン基板70にSTI(Shallow Trench Isolation)等により素子分離領域71を形成する。例えば、シリコン基板70上に、熱酸化によって酸化膜を形成し、その上に化学気相堆積(CVD)によって窒化シリコン膜を形成する。レジストパターンを用いて、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜をエッチングし、エッチングマスク兼化学機械研磨(CMP)ストッパとして機能する窒化シリコン膜パターンを形成する。窒化シリコン膜をエッチングマスクとして、シリコン基板をエッチングして素子分離溝を形成する。必要に応じて溝内にライナ膜を形成し、高密度(HD)プラズマCVDによる酸化シリコン膜等で素子分離溝を埋め、不要部をCMPで除去し、素子分離領域71を形成する。その後、窒化シリコン膜は除去する。
シリコン基板70に対し、所定導電型の不純物をイオン注入し、活性化アニールを行って拡散させ、MOSFETのチャネル領域となるチャネル不純物拡散領域72を形成する。
図3Bに示すように、シリコン基板70に対して所定の酸化性ガス雰囲気で熱酸化を行い、チャネル不純物拡散領域72の表面にシリコン酸化膜73を形成する。例えば、0.1Torr〜760Torr(1Torr≒133Pa)の圧力になるように流量調整された酸素を含む酸化性ガス雰囲気中、500℃〜1000℃で、1秒間〜600秒間の熱処理を行い、チャネル不純物拡散領域72表面に厚さが0.3nm〜2nmになるシリコン酸化膜73を形成する。
酸化性ガスには、一酸化窒素ガス、一酸化二窒素ガス、二酸化窒素ガス、水蒸気、オゾンガス、水素と酸素の混合ガス、酸素ガス、これらのガスを2種以上含んだ混合ガス等、酸素を含むガスを広く利用することができる。また、酸化性ガスと、窒素またはアルゴン等の不活性ガスとの混合ガスも利用することが可能である。
シリコン酸化膜73の形成には、プラズマを用いた酸化を利用することもできる。その場合、プラズマには、酸素プラズマ等酸化性のプラズマを広く利用することができる。プラズマの照射条件は、チャネル不純物拡散領域72表面に厚さ0.3nm〜2nmのシリコン酸化膜73が形成されるような条件、例えば、その方式によっても異なるが、電力については100W〜2000Wの範囲から、また、ガス圧力については1mTorr〜1Torrの範囲から選択する。
このようにして形成されたシリコン酸化膜に、必要に応じて窒素を導入する。窒素の導入には、例えばアンモニアガスを含む雰囲気中での加熱や窒素を含むプラズマによるプラズマ窒化を用いることができる。アンモニアガスを含む雰囲気中での加熱は、例えば、0.1Torr〜760Torr(1Torr≒133Pa)の圧力になるように流量調整されたアンモニアガスを含む窒化性ガス雰囲気中、500℃〜1000℃で、1秒間〜600秒間窒素導入処理を行う。プラズマ窒化の場合は、例えば、電力については100W〜2000Wの範囲から、また、ガス圧力については1mTorr〜1Torrの範囲から、時間については1秒間〜600秒から、過剰の窒素が基板界面に導入されない条件を選択する。
図3Cに示すように、シリコン酸化膜(酸窒化膜の場合を含む)73の表面に、ハフニウムとシリコンを含む酸化物(HfSiO)膜74を形成する。HfSiO膜74の形成は、例えば化学気相成長(CVD)により行う。その場合、ハフニウム原料には、TDMAHf(テトラキスジメチルアミノハフニウム),TDEAHf(テトラキスジエチルアミノハフニウム),TEMAHf(テトラエチルメチルアミノハフニウム)、Hf(t−OC)(テトラ−t−ブトキシハフニウム)等が、シリコン原料には、SiH(モノシラン), Si(ジシラン), Si(NEtMe)(テトラキスエチルメチルアミノシラン), Si(NMe)(テトラキスジメチルアミノシラン), SiH(NMe)(トリスジメチルアミノシラン), SiOH(t−BuO)(トリブトキシシラノール), TEOS(テトラエトキシシラン), DMS(ジメチルシラン)等が、用いられる。酸化材としては、Oガス、Oガス、HOなどの酸化性のガスが用いられる。堆積温度は、原料および所望の堆積速度にもよるが、400℃〜700℃であり、堆積時間は、シリコン酸化膜73表面に厚さ1nm〜5nmのHfSiO膜74が形成されるように選択する。ハフニウム比率は、ウェハ面内の膜厚分布が小さくなるように選択することができる。
図3Dに示すように、シリコン酸化物のエッチング速度に比べてハフニウム酸化物のエッチング速度の大きなエッチング液75により、HfSiO膜74のHfO優先エッチングを行う。エッチングにより得られるHfSiO膜74xは、膜厚が減少すると共に、(HfOが優先的に除去されることに起因すると考えられる)ハフニウム比率の小さなHfSiO膜に相当する閾値特性が得られる。
ここで用いるエッチング液としては、例えば、公開特許公報2004−311993、2007−005656に開示されている有機酸又は無機酸の少なくともいずれかとフッ素化合物を含有する水溶液を用いることができる。フッ素化合物は、フッ化水素酸、フッ化アンモニウム、フッ化水素アンモニウムまたはフッ化テトラメチルアンモニウムのうち、少なくとも1種類を含み、含有量は、0.001〜20重量%である。有機酸は、シュウ酸、クエン酸、マロン酸、コハク酸、酢酸またはプロピオン酸のうち、少なくとも1種類を含み、含有量は、0.01〜15重量%である。無機酸は、硫酸、硝酸、塩酸、リン酸またはスルファミン酸のうち、少なくとも1種類を含み、含有量は、0.01〜50重量%である。また、上記公報の出願人である三菱瓦斯化学社より入手可能な高誘電率ゲート絶縁膜エッチング液「ELM−HDG413」を用いることもできる。エッチング膜厚とHfO/SIOのエッチング速度比は、所望のVfbシフト量によって決定する。例えば、エッチング膜厚は、HfSiO膜が3nmであれば2nmエッチングして1nmの低Vfbシフト量のHfSiO膜を残す。エッチング速度は、0.01nm〜0.1nm/secが好ましい。エッチング速度比は、HfO/SIOのエッチング速度比が10〜40が好ましい。このような条件を満たすよう、エッチング液の成分や液温を調整する。
エッチング後、必要に応じて、熱処理を行なう。窒化あるいは酸素を含む雰囲気中の加熱、あるいは両者で、HfSiO膜中に窒素を導入する工程、あるいは密度を増加する工程、あるいは両者を行なう。
窒化は、窒化性ガス雰囲気での熱処理や窒素を含むプラズマの照射によって行うことができる。窒化性ガス雰囲気中での熱処理によって窒化する場合は、0.1Torr〜760Torrの圧力になるように流量調整された窒素を含む窒化性ガス(アンモニアガス、一酸化窒素ガス、一酸化二窒素ガス、二酸化窒素ガス等)の雰囲気中、500℃〜1000℃で、1秒間〜600秒間の熱処理を行って窒化する。窒素を含むプラズマの照射によって窒化する場合は、窒素プラズマ、アンモニアプラズマ、一酸化窒素プラズマ等、窒素を含むプラズマを用い、例えば、電力100W〜2000W、ガス圧力1mTorr〜1Torrの範囲内で選ぶ。両者とも、シリコン酸化膜/シリコン基板界面に窒素が拡散して界面の窒素濃度が大きく増加しないような条件を選択して窒化する。
酸素を含む雰囲気中の加熱は、シリコン酸化膜(酸窒化層)73の膜厚の増加が起こらない条件を選択して行う。例えば、酸素濃度0.01〜1%の酸素/窒素混合ガス中で、温度700℃〜1100℃、時間1秒〜600秒の範囲で加熱を行う。酸素の代わりに、1酸化2窒素、酸化窒素、2酸化窒素ガスを用いることもできる。なお、これらの工程の少なくとも一方を省くこともできる。
図3Eに示すように、ゲート絶縁膜であるHfSiO膜またはHfSiON膜74xの上に多結晶シリコン膜76をCVDによって堆積する。多結晶シリコン膜76の上に、ゲート電極形状のフォトレジストパターン77を形成し、反応性イオンエッチング(RIE)等の異方性エッチングで、多結晶シリコン膜76をエッチングし、所定形状のゲート電極76aをパターニングする。
図3Fに示すように、ゲート電極76aをマスクにして所定導電型の不純物のイオン注入を行い、ソース・ドレイン・エクステンション領域78を形成する。次いで、ゲート電極76aの側壁にサイドウォールスペーサSWを形成し、ゲート電極76aとサイドウォールスペーサSWをマスクにして所定導電型の不純物のイオン注入を行い、ソース・ドレイン拡散領域79を形成する。公知のシリサイド化工程により、ゲート電極76a表面およびソース・ドレイン拡散領域79表面にシリサイド層SL、例えばコバルトシリサイドやニッケルシリサイドを形成する。このようにして、MOSFETの基本構造が形成される。以降、周知の技術により、層間絶縁膜や配線等の形成を行う。
本実施例によれば、制御性がよく、膜厚均一性の良いHf比率[Hf/(Hf+Si)]のHfSiO膜を形成し、所定のエッチング液でHfOを優先的にエッチングすることにより、ウエハ内の膜厚均一性に優れ、Hf比率の低いHfSiO膜に相当する閾値特性を有する高誘電率ゲート絶縁膜を実現し、高性能のMOSFETを作成できる。
第1の実施例では、HfOに対する優先的エッチングでVfbシフト量を抑制したHfSiO高誘電率ゲート絶縁膜を形成した。2種類以上のエッチング条件を用いることにより、閾値の異なるMOSFETを作成することも可能である。
図4A−4Cは、第2の実施例によるMOSFETの製造方法の主要工程を示す半導体基板の断面図である。
図4Aに示すように、シリコン基板80にSTI(Shallow Trench Isolation)による素子分離領域81を形成して、活性領域AR1,AR2を画定する。シリコン基板80に対し、所定導電型の不純物をイオン注入し、活性化アニールを行って拡散させ、活性領域AR1,AR2にMOSFETのチャネル領域となるチャネル不純物拡散領域82−1,82−2を形成する。活性領域AR1,AR2に濃度の異なる不純物拡散領域を形成してもよい。シリコン基板80に対し、所定の酸化性ガス雰囲気で所定の熱処理を行い、シリコン酸化膜83を形成する。シリコン酸化膜83の形成方法は、第1の実施例同様である。
シリコン酸化膜(酸窒化層)の表面に、ハフニウムとシリコンを含む酸化物(HfSiO)膜84をCVDで形成する。HfSiO膜84の形成方法は、第1の実施例同様である。
図4Bに示すように、右側の活性領域AR2を覆い、左側の活性領域AR1を露出する開口を有するレジストパターンRP1を形成する。一般的に用いられている、不純物イオン注入打ち分け用フォトレジストマスク同様のフォトレジストマスクである。
レジストパターンRP1の開口内に露出したHfSiO膜84に対して、HfO優先エッチングを行なう。基本的には、第1の実施例同様の、シリコン酸化物のエッチング速度に比べてハフニウム酸化物のエッチング速度の大きな(HfO/SiOエッチング速度比が大きい)エッチング液によるウエットエッチングを行う。膜厚を減少すると共に、閾値シフト量を抑制したHfSiO高誘電率膜84xとする。
この、HfO優先エッチングに用いるエッチング液は、第1の実施例同様である。ただし、エッチング溶液のHfO/SiOエッチング速度比に関しては、所望の閾値シフト量が得られるように選ぶ。例えば、HfO/SiOエッチング速度比が大きいほど、閾値シフト量は小さくなる傾向となる。その後、レジストパターンRP1は除去する。
図4Cに示すように、左側の活性領域AR1を覆い、右側の活性領域AR2を露出する開口を有するレジストパターンRP2を形成する。レジストパターンRP2の開口内に露出したHfSiO膜84に対して、HfO優先エッチングを行なう。基本的には、第1の実施例同様の、シリコン酸化物のエッチング速度に比べてハフニウム酸化物のエッチング速度の大きな(HfO/SiOエッチング速度比が大きい)エッチング液によるウエットエッチングを行う。膜厚を減少すると共に、閾値シフト量(閾値変動量)を抑制したHfSiO高誘電率膜84yとする。その後、レジストパターンRP2は除去する。
このウエットエッチングは、基本的には図4Bに示すウエットエッチングと同様であるが、エッチング液のHfO/SiOエッチング速度比に関しては、所望の閾値シフト量が得られるように選ぶ。例えば、HfO/SiOエッチング速度比が大きいほど、閾値シフト量は小さくなる傾向となる。
例えば、図4Bで用いるエッチング液のHfO/SiOエッチング速度比に比べて、図4Cで用いるエッチング液のHfO/SiOエッチング速度比を小さく選ぶと、HfSiO膜84y上に形成したゲート電極の閾値のシフト量は、HfSiO膜84x上に形成したゲート電極の閾値シフト量に比べて大きくなる。このように、素子形成領域毎にHfO/SiOエッチング速度比の異なるエッチング溶液でHfSiOをエッチングすることにより、異なる閾値を持つトランジスタを混在させることが可能である。
その他の工程は、第1の実施例同様である。2つの異なる閾値を持つトランジスタを形成する場合を説明したが、異なる条件のエッチング工程数を3以上にすることにより、同一のゲート絶縁膜から3つ以上の異なる閾値を持つトランジスタを形成することも可能である。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらの限定されるものではない。例えば、種々の変更、置換、改良、組み合わせ等が可能なことは、当業者に自明であろう。
図1Aはゲート絶縁膜の形成工程を示すフロー図であり、図1B−1Eは各形成工程を示すシリコン基板の断面図である。 図2は、HfSiO膜の膜厚に対するフラットバンド電圧Vfbのシフト量の測定結果を示すグラフである。 図3A−3Fは、本発明の第1の実施例による、MOSFETの製造方法の主要工程を示す、半導体基板の断面図である。 図4A−4Cは、本発明の第2の実施例によるMOSFETの製造方法の主要工程を示す、半導体基板の断面図である。
符号の説明
1、70,80 半導体基板、
71,81 素子分離領域、
72,82 チャネル不純物拡散領域、
2,73,83 シリコン酸化膜、
3,74,84 HfSiO膜、
4,75,85 HfO対する優先的エッチング液、
78 ソース・ドレイン・エクステンション領域、
79 ソース・ドレイン拡散領域。

Claims (6)

  1. 半導体基板表面にシリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなる第1の膜を形成し、
    前記第1の膜の表面にハフニウムとシリコンを含有する高誘電率酸化物膜を形成し、
    前記高誘電率酸化物膜に対し、HfOに対するエッチング速度がSiOに対するエッチング速度より大きなエッチング液によるHfO優先エッチングを行ない、
    エッチング後の前記高誘電率酸化物膜の上にゲート電極層を形成する、
    半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板表面にシリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなる第1の膜を形成し、
    前記第1の膜の表面にハフニウムとシリコンを含有する高誘電率酸化物膜を形成し、
    前記高誘電率酸化物膜に対し、HfOに対するエッチング速度がSiOに対するエッチング速度より大きなエッチング液によるHfO優先エッチングを行ない、膜厚を減少すると共に、少なくとも表面のHf比率[Hf/(Hf+Si)]を減少し、
    エッチング後の前記高誘電率酸化物膜の上にゲート電極層を形成する、
    半導体装置の製造方法。
  3. 前記エッチング液が、有機酸又は無機酸の少なくともいずれかとフッ素化合物を含有する水溶液である請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記HfO優先エッチングにおけるHfO/SIOのエッチング速度比が10〜40である請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記HfO優先エッチングのエッチング速度が、0.01nm〜0.1nm/secである請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記半導体基板が、複数の活性領域を有し、前記HfO優先エッチングが、異なる活性領域の高誘電率酸化物膜に対して、SiOエッチング速度に対する、HfOエッチング速度の比が異なるエッチング液を用いて行なわれる請求項1〜5のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
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