JP5141309B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は前枠を閉鎖状態にロックするロック機構を備えたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には支持枠に前枠を装着した構成のものがある。この前枠は支持枠の左端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動可能に装着されたものであり、前枠の閉鎖状態では前枠が支持枠の遊技盤を前方から見て外側から囲むように支持枠に前方から接触する。この前枠は透明な前窓を支持するものであり、前窓は前枠の閉鎖状態で支持枠の遊技盤に前方から対向する。このパチンコ遊技機にはロック機構が搭載されている。このロック機構は前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するものであり、前枠を閉鎖状態から開放状態に回動操作して遊技盤の障害釘を手指で曲げる等の不正行為を防止することを目的に搭載されている。この構成の場合、不正行為者が前枠のロック状態で前枠を閉鎖状態から開放状態に向けて無理に操作したときには前枠および支持枠相互間に隙間が発生する虞がある。このため、前枠および支持枠相互間の隙間から遊技盤の内レールまたは外レールを乗り越えて遊技盤の遊技領域内にピアノ線を挿入し、遊技領域内の障害釘にピアノ線を引掛けて障害釘を曲げる等の不正行為が行われる虞がある。これら内レールおよび外レールのそれぞれは円弧状をなすものであり、遊技領域は内レールおよび外レール相互間に形成されている。
特開2005−319219号公報
本件出願人は支持枠に中間枠を装着することを提案した。この中間枠は支持枠の左端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動可能に装着されたものであり、中間枠の閉鎖状態では中間枠が前方から見て遊技盤の遊技領域を外側から囲むように遊技盤に前方から接触する。この中間枠は透明な中間窓を支持するものであり、中間枠の閉鎖状態では中間窓が遊技盤の遊技領域に前方から対向する。この中間枠は中間枠ロック機構を介して閉鎖状態にロックされるものであり、前枠および中間枠のそれぞれのロック状態で前枠を無理に操作する不正行為が行われたときには前枠および支持枠相互間に隙間が発生する虞があるものの中間枠が閉鎖状態に保持される。このため、遊技盤にピアノ線を不正に挿入するには前枠および支持枠相互間の不正な隙間を通して中間枠を無理に操作する難易度が高い作業を行う必要性が発生するので、遊技盤にピアノ線を挿入する不正行為を行うことが困難になる。しかしながら、障害釘相互間に挟まった遊技球を障害釘相互間から除去する目的で中間枠を閉鎖状態および開放状態相互間で通常に回動操作するときに中間枠の軸側である左端部が遊技盤の外レールに接触しないように外レールを中間枠の左端部から右側に遠ざける必要があるので、中間枠を追加した影響で外レールの径寸法が小さくなってしまう。このため、内レールの径寸法が外レールの径寸法に応じて小さくなるので、遊技盤の遊技領域の面積が中間枠を追加した影響で狭くなる新たな問題点が発生する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技盤にピアノ線を挿入する不正行為を行うことが困難であって遊技盤の遊技領域が狭くなることを抑えることができるパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[12]ガード部材を備えたところに特徴を有している。
[1]遊技盤は発射レールから遊技球が発射されるものである。図5の符号77は遊技盤に相当し、図5の符号74は発射レールに相当する。
[2]支持枠は遊技盤を支持するものであり、遊技盤の前端面と略同一面上の面を有する。図5の内枠7は支持枠に相当する。
[3]中間枠は支持枠の左端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動可能に設けられたものであり、閉鎖状態に回動操作されることに基づいて遊技盤の遊技領域を前方から見て外側から囲むように遊技盤および支持枠の平面の一方に前方から接触または遊技盤および支持枠の平面の双方に前方から接触する。図1の符号92は中間枠に相当し、図2の下軸98および図2の上軸99のそれぞれは中間枠92の軸に相当する。
[4]中間窓は中間枠に設けられたものであり、中間枠の閉鎖状態で遊技盤の遊技領域に前方から対向する透明なものである。図2の符号91は中間窓に相当する。
[5]切欠部は中間枠の少なくとも一部に設けられたものであり、遊技球をガイドするために前記遊技盤に設けられているレールが挿入される切欠状をなすものである。図7の符号122のレール挿入口は切欠部に相当する。
[6]前枠は支持枠に閉鎖状態および開放状態相互間で中間枠とは独立して回動可能に設けられたものであり、中間枠の閉鎖状態で閉鎖状態に回動操作されることに基づいて中間枠を前方から見て外側から囲むように支持枠に前方から接触する。図1の符号22は前枠に相当し、図2の上軸4および図2の下軸5のそれぞれは前枠22の軸に相当する。
[7]前窓は前枠に設けられたものであり、前枠および中間枠のそれぞれの閉鎖状態で遊技盤の遊技領域に中間窓を介して前方から対向する透明なものである。図1の符号23は前窓に相当する。
[8]中間枠ロック機構は中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられるものであり、図4の符号110は中間枠ロック機構に相当する。
[9]前枠ロック機構は前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられるものであり、図4の符号40は前枠ロック機構に相当する。
[10]錠機構は前枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものであり、前枠の閉鎖状態で前方から鍵を用いて操作されるものである。図3のシリンダー錠32は錠機構に相当する。
[11]操作子は中間枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものである。この操作子は前枠の閉鎖状態で前枠と前窓によって操作不能となるように覆われ、前枠の開放状態で前方から操作可能となるように開放される。図1の摘み119は操作子に相当する。
[12]ガード部材は中間枠の閉鎖状態で切欠部と対向するものであり、中間枠の閉鎖状態で中間枠と支持枠との相互間の隙間を塞ぐものである。図6の中間枠ガード部材129はガード部材に相当する。
前枠および中間枠のそれぞれのロック状態で前枠を無理に操作する不正行為が行われたときには前枠および支持枠相互間に隙間が発生する虞がある。この前枠は中間枠とは独立して回動するものであり、中間枠は前枠および支持枠相互間に隙間が不正に発生した状態で閉鎖状態に保持される。このため、遊技盤にピアノ線を不正に挿入するには前枠および支持枠相互間の不正な隙間を通して中間枠を無理に操作する難易度が高い作業を行う必要性が発生するので、遊技盤にピアノ線を挿入する不正行為を行うことが困難になる。しかも、前枠および中間枠のそれぞれのロック状態で中間枠を不正に開放状態に回動操作するには1)錠機構を不正に操作することに基づいて前枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換える作業と2)前枠を前枠ロック機構のロック解除状態で閉鎖状態から開放状態に不正に回動操作する作業と3)操作子を前枠の開放状態で不正に操作することに基づいて中間枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に操作する作業を順に行う必要性が発生する。このため、中間枠を閉鎖状態から開放状態に不正に回動操作するための難易度が高まるので、遊技盤の障害釘を手指で直接的に曲げる不正行為を行うことも困難になる。
障害釘相互間に挟まった遊技球を障害釘相互間から除去する目的で中間枠を閉鎖状態および開放状態相互間で通常に回動操作する場合には例えば外レールが中間枠の切欠状の切欠部に進入するので、中間枠が外レールに接触することがなくなる。このため、例えば外レールの径寸法を小さくすることに基づいて外レールを中間枠から遠ざけ、外レールの径寸法に合わせて内レールの径寸法を小さくする必要性がなくなるので、遊技盤の遊技領域の面積が中間枠を追加した影響で狭くなることが抑えられる。
前枠は例えば左端部の軸を中心に支持枠に回動可能に支持されたものであり、前枠の左端部および支持枠の左端部相互間には前枠が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに支持枠に接触しないように隙間が形成されている。中間枠は例えば左端部の軸を中心に支持枠に回動可能に支持されたものであり、中間枠の左端部および支持枠の左端部相互間には中間枠が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに支持枠に接触しないように隙間が形成されている。このため、前枠および中間枠のそれぞれの閉鎖状態で前枠支持枠の隙間から中間枠支持枠との相互間の隙間を通して切欠部に至るピアノ線の挿入経路が発生する。ガード部材は中間枠の閉鎖状態で中間枠支持枠との相互間の隙間を塞ぐものであり、例えば切欠部は中間枠の閉鎖状態で前方から見てガード部材に右向から対向している。このため、前枠の左端部および支持枠の左端部相互間の隙間から中間枠の左端部および支持枠の左端部相互間の隙間を通して切欠部に至るピアノ線の挿入経路が遮断されるので、中間枠の切欠部を通して遊技盤の遊技領域内にピアノ線を挿入することが困難になる。
外枠1は、図1に示すように、前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、上下方向へ指向する左側板と上下方向へ指向する右側板と左右方向へ指向する上板と左右方向へ指向する下板を相互に接合することから構成されている。この外枠1はパチンコホールの台島に設置されるものであり、外枠1の左側板には、図2に示すように、上金具2および下金具3が固定されている。この上金具2には上下方向へ指向する円柱状の上軸4が固定されており、下金具3には上下方向へ指向する円柱状の下軸5が固定されている。これら上軸4および下軸5のそれぞれは軸心線が相互に共通の垂直線上に配置されたものであり、外枠1には下金具3の下方に位置して横長な長方形状の化粧板6が固定されている。
外枠1には、図1に示すように、化粧板6の上方に位置して内枠7が装着されている。この内枠7は上下方向へ指向する左枠部と上下方向へ指向する右枠部と左右方向へ指向する上枠部と左右方向へ指向する下枠部を有する四角枠状をなすものであり、内枠7の左枠部には水平な板状の上金具8および水平な板状の下金具9のそれぞれが固定されている。この内枠7は、図2に示すように、外枠1の上軸4を内枠7の上金具8に回動可能に挿入し、外枠1の下軸5を内枠7の下金具9に回動可能に挿入することから外枠1に装着されたものであり、閉鎖状態および開放状態相互間で上軸4および下軸5の双方を中心に回動操作される。この内枠7の閉鎖状態は内枠7の右枠部が外枠1の右側板に前方から接触し、内枠7の上枠部が外枠1の上板に前方から接触した状態であり、内枠7の左枠部は内枠7の閉鎖状態で外枠1の左側板に対して前方に離間する。この内枠7の開放状態は内枠7が上軸4および下軸5の双方を中心に閉鎖状態に比べて前方へ回動した状態であり、内枠7は内枠ロック機構10(図4参照)を介して閉鎖状態にロックされる。この内枠ロック機構10は内枠7が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを禁止するロック状態および内枠7が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換わるものであり、内枠ロック機構10の詳細は次の通りである。
内枠7の右枠部には、図4に示すように、上下方向へ指向する板状のロックベース11が固定されている。このロックベース11は内枠7の後方に位置するものであり、内枠7の閉鎖状態で外枠1の内部に挿入される。このロックベース11には板状の内枠上フック12および板状の内枠下フック13のそれぞれが左右方向へ指向する軸14を中心に回動可能に装着されている。これら内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれは前から後に向けて水平となるロック位置および前から後に向けて上昇するロック解除位置相互間で軸14を中心に回動操作されるものであり、内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれの後端部には下方へ突出する爪部15が形成され、両爪部15のそれぞれには前から後に向けて上昇する傾斜状の操作面16が形成されている。
外枠1の右側板には、図4に示すように、上ロックプレート17および下ロックプレート18のそれぞれが固定されている。上ロックプレート17は内枠上フック12の爪部15がロック位置で上方から係合するものであり、下ロックプレート18は内枠下フック13の爪部15がロック位置で上方から係合するものであり、内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれのロック位置では内枠7が内枠上フック12および上ロックプレート17相互間の係合力と内枠下フック13および下ロックプレート18相互間の係合力の双方で閉鎖状態から開放状態に回動操作することが不能なロック状態にされている。これら内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれはスプリングのばね力でロック解除位置からロック位置に向けて付勢されたものであり、内枠上フック12の爪部15はスプリングのばね力で上ロックプレート17に係合した状態に保持され、内枠下フック13の爪部15はスプリングのばね力で下ロックプレート18に係合した状態に保持されている。
内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれは連結プレートを介して相互に連結されている。この連結プレートはロックベース11に移動可能に装着されたものであり、連結プレートには摘みが形成されている。この摘みは内枠7の右枠部を貫通して前方へ操作可能に突出するものであり、内枠7は摘みを手指で操作することに基づいて下記1)および2)の手順で閉鎖状態から開放状態に開放操作され、下記3)の手順で開放状態から閉鎖状態に閉鎖操作される。
1)摘みを手指で操作する。すると、内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれが連結プレートを介してロック位置からロック解除位置にスプリングのばね力に抗して回動し、内枠上フック12の爪部15が上ロックプレート17から外れ、内枠下フック13の爪部15が下ロックプレート18から外れ、内枠ロック機構10が内枠7を閉鎖状態から開放状態に回動操作することが可能なロック解除状態になる。この内枠ロック機構10のロック解除状態で内枠7を前方へ操作し、閉鎖状態から開放状態にする。
2)内枠7を閉鎖状態から開放状態に操作した後に摘みから手指を離す。すると、内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれがスプリングのばね力でロック解除位置からロック位置に復帰し、摘みが連結プレートと共に内枠上フック12および内枠下フック13の双方に連動して操作前の状態に復帰する。
3)内枠7を開放状態から後方へ操作する。すると、内枠上フック12の操作面16が上ロックプレート17によって押圧されることに基づいて内枠上フック12がロック位置からロック解除位置にスプリングのばね力に抗して回動し、内枠下フック13の操作面16が下ロックプレート18によって押圧されることに基づいて内枠下フック13がロック位置からロック解除位置にスプリングのばね力に抗して回動する。これら内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれは内枠7が閉鎖状態に復帰した時点でロック解除位置からロック位置にスプリングのばね力で復帰するものであり、内枠上フック12の爪部15は内枠上フック12がロック位置に復帰することに基づいて上ロックプレート17に上方から係合し、内枠下フック13の爪部15は内枠下フック13がロック位置に復帰することに基づいて下ロックプレート18に上方から係合するものであり、内枠ロック機構10は内枠7が開放状態から閉鎖状態に操作されることに基づいて自動的にロック解除状態からロック状態に復帰する。内枠ロック機構10は以上のように構成されている。
内枠7には、図1に示すように、前扉20が装着されている。この前扉20は内枠7の前方に配置されたものであり、前板21と前枠22と前窓23を有している。前板21は、図3に示すように、前方から見て縦長な長方形状をなすものであり、前板21には円形状の開口部24が形成されている。前窓23は透明なガラス板からなるものであり、図1に示すように、前板21に開口部24を後方から塞ぐように固定されている。前枠22は前板21を取囲む四角筒状をなすものである。この前枠22は前板21から後方へ突出するものであり、前板21の左端面に沿って上下方向へ指向する左板部と前板21の右端面に沿って上下方向へ指向する右板部と前板21の上端面に沿って左右方向へ指向する上板部と前板21の下端面に沿って左右方向へ指向する下板部を有している。
前枠22の左板部には、図1に示すように、上金具25および下金具26のそれぞれが固定されている。この前枠22は外枠1の上軸4を前枠22の上金具25に回動可能に挿入し、外枠1の下軸5を前枠22の下金具26に回動可能に挿入することから内枠7に装着されたものであり、閉鎖状態および開放状態相互間で内枠7と共通の上軸4および下軸5の双方を中心に内枠7に対して回動操作される。この前枠22の閉鎖状態は前枠22の右板部が内枠7の右枠部に前方から接触し、前枠22の上板部が内枠7の上枠部に前方から接触し、前枠22の下板部が内枠7の下枠部に前方から接触した状態であり、前枠22の左板部は前枠22の閉鎖状態で内枠7の左枠部から前方に離間し、内枠ロック機構10の摘みは前枠22の閉鎖状態で前扉20によって操作不能に覆われる。この前枠22の開放状態は上軸4および下軸5の双方を中心に閉鎖状態に比べて前方へ回動した状態であり、内枠ロック機構10の摘みは前枠22の開放状態で前方に操作可能に開放される。
化粧板6の上面には、図3に示すように、ゴム製のシール板27が貼付されており、前枠22の閉鎖状態ではシール板27が前枠22の下板部および化粧板6相互間で弾性的に押し潰されることに基づいて前枠22の下板部および化粧板6相互間の隙間をピアノ線を挿入することが不能に塞ぐ。前板21には上皿28および下皿29が固定されている。これら上皿28および下皿29のそれぞれは上面が開口する容器状をなすものであり、前板21に対して前方へ突出している。上皿28は遊技球を貯留するものであり、前窓23より低所に配置されている。下皿29は上皿28内から溢れた遊技球を受けるものであり、上皿28より低所に配置されている。前板21にはハンドル台30が固定されている。このハンドル台30は前板21から前方へ突出するものであり、ハンドル台30には発射ハンドル31が前後方向へ指向する軸32を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル31は遊技者が手指で操作するものであり、予め決められた発射停止位置および発射停止位置に比べて時計回り方向の発射位置相互間で操作される。
前板21には、図3に示すように、右側部に位置してシリンダー錠32が装着されている。このシリンダー錠32は、図4に示すように、前後方向へ指向する円筒状の外筒33および前後方向へ指向する円筒状の内筒34を有するものであり、外筒33は前板21に回転不能に固定され、内筒34は外筒33の内周面に予め決められたロック位置およびロック位置に対して反時計回り方向へ90°回転したロック解除位置相互間で外筒33の軸心線を中心に回転可能に挿入されている。この内筒34には、図3に示すように、鍵穴35が形成されており、鍵穴35は内筒34のロック位置で上下方向へ指向し、内筒34のロック解除位置で左右方向へ指向する。
シリンダー錠32の鍵穴35は前扉20の閉鎖状態で前扉20の前方から内筒34内に専用の鍵を着脱可能に挿入するためのものであり、シリンダー錠32は専用の鍵が挿入されていない状態で内筒34がロック位置に回転不能にロックされた施錠状態になり、専用の鍵が挿入された状態で内筒34がロック位置およびロック解除位置相互間で回転可能にロック解除された解錠状態になる。このシリンダー錠32の内筒34には、図1に示すように、錠プレート36が連結されている。この錠プレート36は前板21の後方に突出する扇形状をなすものであり、シリンダー錠32の内筒34と共にロック位置およびロック解除位置相互間で回転操作される。
前板21には、図1に示すように、操作プレート37が上下方向へ直線的に移動可能に装着されている。この操作プレート37は前板21の後方に配置されたものであり、操作プレート37および前板21相互間にはスプリングが介在されている。このスプリングは操作プレート37を上方へ付勢するものであり、操作プレート37は錠プレート36のロック位置ではスプリングのばね力で錠プレート36に下方から接触したロック位置に保持されている。この錠プレート36は操作プレート37を移動操作するものであり、シリンダー錠32を介してロック位置からロック解除位置に回動操作されることに基づいて操作プレート37をスプリングのばね力に抗してロック位置から下方のロック解除位置に押下げ、シリンダー錠32を介してロック解除位置からロック位置に回動操作されることに基づいて操作プレート37をスプリングのばね力でロック解除位置から上方のロック位置に復帰させる。
前扉20は、図4に示すように、前枠ロック機構40を介して閉鎖状態にロックされている。この前枠ロック機構40は前枠22が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを禁止するロック状態および閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられるものであり、シリンダー錠32は前枠22の閉鎖状態で前方から前枠ロック機構40をロック状態からロック解除状態に切換えるための操作機構として機能する。この前枠ロック機構40の詳細構成は次の通りである。
内枠7のロックベース11には、図4に示すように、2本の上ガイドピン41が固定されている。これら両上ガイドピン41のそれぞれは左右方向へ指向する円柱状をなすものであり、両上ガイドピン41のそれぞれは前枠上フックプレート42の長孔状のスリット43内に挿入されている。この前枠上フックプレート42はロックベース11に対して平行なものであり、両スリット43のそれぞれの内面が上ガイドピン41の外周面に沿って案内されることに基づいてロック位置およびロック位置に比べて下方のロック解除位置相互間で上下方向へ移動操作される。これら前枠上フックプレート42およびロックベース11相互間にはスプリングが介在されており、前枠上フックプレート42はスプリングのばね力で上方に付勢されている。
前枠上フックプレート42には、図1に示すように、1個の前枠上フック44が形成されている。この前枠上フック44の前端部には上方へ突出する爪部45が形成されており、爪部45には後から前に向けて下降する傾斜状の操作面46が形成されている。この前枠上フック44の爪部45は上スリット47を通して内枠7の前方に突出している。この上スリット47は内枠7の右枠部に形成されたものであり、前枠上フック44の爪部45が前枠上フックプレート42と共にロック位置およびロック解除位置相互間で移動することを許容する。
内枠7のロックベース11には、図4に示すように、2本の下ガイドピン48が固定されている。これら両下ガイドピン48のそれぞれは左右方向へ指向する円柱状をなすものであり、両下ガイドピン48のそれぞれは前枠下フックプレート49の長孔状のスリット50内に挿入されている。この前枠下フックプレート49はロックベース11に対して平行なものであり、両スリット50のそれぞれの内面が下ガイドピン48の外周面に沿って案内されることに基づいてロック位置およびロック位置に比べて下方のロック解除位置相互間で上下方向へ移動操作される。これら前枠下フックプレート49およびロックベース11相互間にはスプリングが介在されており、前枠下フックプレート49はスプリングのばね力で上方に付勢されている。
前枠下フックプレート49は、図4に示すように、前枠上フックプレート42に比べて上下方向の長さ寸法が大きなものであり、前枠下フックプレート49には、図1に示すように、上下方向に相互に離間する2個の前枠下フック51が形成されている。これら両前枠下フック51のそれぞれの前端部には上方へ突出する爪部52が形成されており、両爪部52のそれぞれには後から前に向けて下降する傾斜状の操作面53が形成されている。これら両前枠下フック51のそれぞれの爪部52は下スリット54を通して内枠7の前方に突出している。これら両下スリット54のそれぞれは内枠7の右枠部に形成されたものであり、前枠下フック51の爪部52が前枠下フックプレート49と共にロック位置およびロック解除位置相互間で移動することを許容する。
前枠22には、図1に示すように、右板部に位置して3個の前枠ロック金具55が固定されている。これら3個の前枠ロック金具55のそれぞれは水平方向の断面がコ字状をなすものであり、3個の前枠ロック金具55のそれぞれには縦長な長孔状の係合孔56が形成されている。前枠上フック44の爪部45は前枠22の閉鎖状態で前枠上フックプレート42がロック位置に移動している場合に前枠ロック金具55の係合孔56を通して前枠ロック金具55に下方から係合するものであり、前枠上フックプレート42のロック解除位置で前枠22が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることに基づいて前枠ロック金具55の係合孔56内から前方に抜取られる。両前枠下フック51のそれぞれの爪部52は前枠22の閉鎖状態で前枠下フックプレート49がロック位置に移動している場合に前枠ロック金具55の係合孔56を通して前枠ロック金具55に下方から係合するものであり、前枠下フックプレート49のロック解除位置で前枠22が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることに基づいて前枠ロック金具55の係合孔56内から前方に抜取られる。
内枠7のロックベース11には、図4に示すように、内枠上フック12および内枠下フック13のそれぞれの下方に位置してガイドピン57が固定されている。これら両ガイドピン57のそれぞれは左右方向へ指向する円柱状をなすものであり、両ガイドピン57のそれぞれはスライドプレート58の長孔状のスリット59内に挿入されている。このスライドプレート58はロックベース11に対して平行なものであり、両スリット59のそれぞれの内面がガイドピン57の外周面に沿って案内されることに基づいてロック位置およびロック位置より下方のロック解除位置相互間で上下方向へ移動操作される。
スライドプレート58には、図4に示すように、上プッシャ60および下プッシャ61のそれぞれが形成されている。これら上プッシャ60および下プッシャ61のそれぞれはスライドプレート58から前方へ突出するものであり、上プッシャ60には上操作子62が下方から接触し、下プッシャ61には下操作子63が下方から接触している。上操作子62は前枠上フックプレート42に形成されたものであり、前枠上フックプレート42用のスプリングのばね力で上プッシャ60に接触した状態に保持されている。下操作子63は前枠下フックプレート49に形成されたものであり、前枠下フックプレート49用のスプリングのばね力で下プッシャ61に接触した状態に保持されている。
スライドプレート58は前枠上フックプレート42および前枠下フックプレート49のそれぞれを共通に操作するものであり、スライドプレート58がロック位置から下方のロック解除位置に移動操作されたときには上プッシャ60から上操作子62を通して前枠上フックプレート42に操作力が伝達され、下プッシャ61から下操作子63を通して前枠下フックプレート49に操作力が伝達され、前枠上フックプレート42および前枠下フックプレート49のそれぞれがスライドプレート58と共にスプリングのばね力に抗して下降する。このスライドプレート58のロック位置で前枠上フックプレート42に下方への操作力が伝達されたときには前枠上フックプレート42がスライドプレート58の静止状態でスプリングのばね力に抗して単独で下降し、スライドプレート58のロック位置で前枠下フックプレート49に下方への操作力が伝達されたときには前枠下フックプレート49がスライドプレート58の静止状態でスプリングのばね力に抗して単独で下降する。
スライドプレート58には、図1に示すように、操作部64が形成されている。この操作部64はスライドプレート58から前方へ突出するものであり、操作部64には縦長な長孔状の係合孔65が形成されている。この操作部64はスリット66を通して内枠7の前方に突出している。このスリット66は内枠7の右枠部に形成されたものであり、操作部64がスライドプレート58と共にロック位置およびロック解除位置相互間で移動することを許容する。この操作部64の係合孔65は前枠22の閉鎖状態でスライドプレート58および操作プレート37のそれぞれがロック位置に保持されている場合に操作プレート37が挿入されるものであり、操作プレート37はシリンダー錠32の内筒34がロック位置に保持された施錠状態でロック位置に保持される。
前枠22の閉鎖状態でスライドプレート58および操作プレート37のそれぞれがロック位置に保持されている場合には前枠上フック44の爪部45が前枠ロック金具55に前枠ロック金具55の係合孔56を通して下方から係合し、両前枠下フック51のそれぞれの爪部52が前枠ロック金具55に前枠ロック金具55の係合孔56を通して下方から係合することに基づいて前枠22が閉鎖状態にロックされており、前枠22は下記1)および2)の手順で閉鎖状態から開放状態に操作され、下記3)および4)の手順で開放状態から閉鎖状態にロックされる。
1)前枠22のロック状態でシリンダー錠32の鍵穴35内に前方から鍵を挿入し、鍵をロック位置からロック解除位置に回動操作する。すると、操作プレート37がシリンダー錠32の内筒34を介してロック位置からロック解除位置に下降することに基づいてスライドプレート58の操作部64を下方へ押圧する。このシリンダー錠32の操作力でスライドプレート58が前枠上フックプレート42用のスプリングのばね力および前枠下フックプレート49用のスプリングのばね力の双方に抗してロック位置からロック解除位置に移動し、スライドプレート58がロック位置からロック解除位置に移動することに連動して前枠上フック44の爪部45が前枠ロック金具55から外れ、両前枠下フック52のそれぞれの爪部52が前枠ロック金具55から外れ、前枠ロック機構40が前枠22を閉鎖状態から開放状態に操作することが可能なロック解除状態になる。
2)鍵をロック解除位置に回動操作したまま前枠22に前方への操作力を加え、前枠22を閉鎖状態から開放状態に回動操作する。すると、操作プレート37がスライドプレート58の操作部64の係合孔65内から前方に抜取られ、前枠上フックプレート42および前枠下フックプレート49のそれぞれがスプリングのばね力でロック解除位置から上方のロック位置に復帰する。この前枠上フックプレート42の復帰力が上操作子62からスライドプレート58の上プッシャ60に伝達され、前枠下フックプレート49の復帰力が下操作子63からスライドプレート58の下プッシャ61に伝達され、スライドプレート58が前枠上フックプレート42および前枠下フックプレート49の双方を介してロック解除位置からロック位置に復帰する。
3)前枠22の開放状態でシリンダー錠32の鍵をロック解除位置からロック位置に戻し、シリンダー錠32から鍵を前方へ抜取る。すると、シリンダー錠32の錠プレート36が操作プレート37から離間し、操作プレート37が操作プレート37用のスプリングのばね力でロック解除位置からロック位置に上昇し、操作プレート37がスライドプレート58の操作部64の係合孔65内に前方から進入することが可能な状態になる。
4)前枠22に後方への操作力を加え、前枠22を開放状態から閉鎖状態に回動操作する。すると、操作プレート37がスライドプレート58の操作部64の係合孔65内に前方から進入し、スライドプレート58の移動が操作プレート37によって拘束される。このスライドプレート58の拘束状態で前枠上フック44の爪部45の操作面46が前枠22の前枠ロック金具55に接触することに基づいて下方への操作力を受け、両前枠下フック51のそれぞれの爪部52の操作面53が前枠22の前枠ロック金具55に接触することに基づいて下方への操作力を受ける。このため、前枠上フックプレート42がスライドプレート58の静止状態で下降することに基づいて前枠上フック44の爪部45が前枠ロック金具55の係合孔56を通して前枠ロック金具55に係合し、前枠下フックプレート49がスライドプレート58の静止状態で下降することに基づいて両前枠下フック51のそれぞれの爪部52が前枠ロック金具55の係合孔56を通して前枠ロック金具55に係合し、前枠ロック機構40が前枠22を閉鎖状態から開放状態に回動操作することが不能なロック状態になる。前枠ロック機構40は以上のように構成されている。
内枠7には、図2に示すように、上皿28および下皿29の双方の後方に位置して台板部71が形成されている。この台板部71は内枠7の左枠部と下枠部と右枠部相互間を接続する板状をなすものであり、台板部71には台板部71の前方に位置して機構板72が固定されている。この機構板72にはロータリーソレノイドからなる発射ソレノイド73が固定されている。この発射ソレノイド73は発射ハンドル31が発射停止位置に保持されている遊技停止状態で電気的にオフされるものであり、発射ハンドル31が発射停止位置から時計回り方向へ回動操作されている遊技状態で電気的にオンされる。この発射ソレノイド73の出力軸には打球槌が連結されており、発射ソレノイド73は電気的なオン状態で打球槌を待機位置および待機位置に比べて左方の打球位置相互間で往復的に移動操作する。
機構板72には、図2に示すように、機構板72の前方に位置して発射レール74が固定されている。この発射レール74は発射ソレノイド73の電気的なオン状態で上皿28内から遊技球が1個単位で移送されるものであり、右から左に向けて上昇する傾斜状をなしている。この発射レール74の右端部には球止め部75が形成されており、球止め部75には遊技球が通過することが不能な大きさの貫通孔が形成されている。この球止め部75は上皿28内から発射レール74に移送された遊技球が発射レール74の右端部から転落することを防止するものであり、打球槌は待機位置から打球位置に移動することに基づいて球止め部75が転落不能に支持する遊技球を球止め部75の貫通孔を通して右から左に向けて叩き、発射レール74に沿って右から左に向けて転動させる。
内枠7には、図5に示すように、台板部71の上方に位置して空間状の遊技盤収納室76が形成されており、遊技盤収納室76内には板状の遊技盤77が垂直に収納されている。この遊技盤77は、図6に示すように、内枠7の閉鎖状態で外枠1の内部に位置するものであり、遊技盤77の前面は内枠7の左枠部と右枠部と上枠部と下枠部のそれぞれの全面に比べて後方に位置している。この遊技盤77には、図5に示すように、内レール78と外レール79と球止め部材80が固定されている。内レール78は上面が開口する円弧状をなすものであり、外レール79は内レール78の外周部に配置された円弧状をなすものであり、球止め部材80は内レール78の右端部および外レール79の右端部相互間の隙間を塞いでいる。
内レール78および外レール79相互間には、図5に示すように、左側部に位置して発射通路81が形成されている。この発射通路81は下端部および上端部のそれぞれが開口する円弧状をなすものであり、発射通路81の下端部の入口は発射レール74の左端部に隙間を介して対向している。この発射通路81の入口は発射レール74の左端部から発射された遊技球が進入するものであり、発射通路81内に進入した遊技球は発射通路81に沿って円弧状の軌跡を描きながら上昇した後に発射通路81の上端部の出口から放出される。
遊技盤77には、図5に示すように、発射通路81の右方に隣接して遊技領域82が形成されている。この遊技領域82は内レール78と外レール79と球止め部材80によって囲まれた領域のうち発射通路81を除く残りの円形状の領域を称するものであり、発射通路81の出口から放出された遊技球が転動することが可能な最大範囲に相当する。遊技盤77には遊技領域82内に位置して複数の障害釘が固定されており、発射通路81の出口から遊技領域82内に放出された遊技球は障害釘に当りながら遊技領域82内を転動する。この遊技領域82は前枠22の閉鎖状態で前窓23に後方から対向するものであり、遊技領域82内を転動する遊技球は前枠22の閉鎖状態で前方から前窓23を通して視覚的に認識可能にされている。
遊技盤77には遊技領域82内に位置して複数の入賞口が固定されている。これら複数の入賞口のそれぞれは遊技球が遊技領域82内を転動する途中で入賞することが可能なものであり、遊技球が複数の入賞口のそれぞれに入賞したときには上皿28内に遊技球が賞品として払出される。遊技盤77には、図5に示すように、貫通孔状のアウト口83が形成されている。このアウト口83は内レール78の最低部に配置されたものであり、複数の入賞口のいずれにも入賞しなかった遊技球は内レール78に沿って転動することに基づいてアウト口83内に進入し、アウト口83を通して遊技盤77の後方に排出される。
内枠7には、図7に示すように、中間扉90が装着されている。この中間扉90は透明なガラス板製の中間窓91および中間窓91を支持する中間枠92を有するものであり、中間扉90の詳細構成は次の通りである。中間枠92は前面および後面のそれぞれが開口する八画筒状をなすものであり、中間窓91は中間枠92の内周面に嵌合されている。この中間枠92の前端部には、図2に示すように、中間枠92を取囲む八画環状の窓受け93が形成されている。この窓受け93は中間枠92の内部に突出するものであり、中間窓91は後方から窓受け93に接触することに基づいて中間枠92から前方に脱落することが防止されている。
中間枠92には、図2に示すように、左端部に位置して下金具取付板94および上金具取付板95のそれぞれが形成されている。これら下金具取付板94および上金具取付板95のそれぞれは中間枠92から左方へ突出するものであり、下金具取付板94には下金具96が固定され、上金具取付板95には上金具97が固定されている。これら下金具96および上金具97のそれぞれは水平な板状をなすものであり、下金具96には円柱状の下軸98が装着され、上金具97には円柱状の上軸99が装着されている。これら下軸98および上軸99のそれぞれは軸心線が相互に共通の垂直な基準線上に配置されたものであり、下軸98は下金具96に移動不能に固定され、上軸99は上金具97に基準線に沿って直線的に移動可能に支持されている。この上軸99の外周面には座板100が移動不能に固定されており、上軸99の外周面には座板100および上金具97相互間に位置して圧縮コイルスプリングからなる扉スプリング101が挿入されている。
内枠7の左枠部には、図5に示すように、下金具102および上金具103のそれぞれが固定されている。これら下金具102および上金具103のそれぞれは貫通孔を有する水平な板状をなすものであり、下金具102の貫通孔内には、図2に示すように、上方から中間枠92の下軸98が回動可能に挿入され、上金具103の貫通孔には下方から中間枠92の上軸99が回動可能に挿入されている。この中間枠92は下軸98および上軸99の双方を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作にされるものである。この中間枠92の閉鎖状態は中間枠92の右側の垂直部分が内枠7の右枠部に前方から接触し、中間枠92のうち右側の垂直部分を除く残りの部分が遊技盤77に前方から接触した状態であり、中間枠92および内枠7相互間の接触面は内枠7および前枠22相互間の接触面に比べて後方に配置され、中間枠92および遊技盤77相互間の接触面は内枠7および前枠22相互間の接触面に比べて後方に配置されている。この中間枠92は閉鎖状態で遊技盤77の遊技領域82を前方から見て外側から取囲むものであり、中間窓91は中間枠92の閉鎖状態で遊技盤77の遊技領域82に前方から対向する。この中間枠91の閉鎖状態で前枠22が閉鎖状態に回動操作された状態では前枠22が中間枠92を前方から見て外側から取囲み、前窓23が遊技盤77の遊技領域82に中間窓91を介して前方から対向する。
中間枠92の開放状態は閉鎖状態に比べて前方へ下軸98および上軸99の双方を中心に回動した状態であり、中間窓91は中間枠92の開放状態で遊技盤77の遊技領域82を前方に開放する。この中間枠92の開放状態では中間枠92の右側の垂直部分が内枠7の右枠部から離間し、中間枠92のうち右側の垂直部分を除く残りの部分が遊技盤77から離間する。この中間枠92は内枠7に対して着脱されるものであり、中間枠92を内枠7から取外す取外し手順は下記1)および2)の通りであり、中間枠92を内枠7に取付ける取付け手順は下記3)および4)の通りである。
1)中間枠92を扉スプリング101のばね力に抗して上方へ移動操作し、中間枠92の下軸98を下金具96の貫通孔内から上方へ抜取る。
2)中間枠92の下軸98を下金具96から抜取った後に中間枠92を下方へ移動操作し、中間枠92の上軸99を上金具97の貫通孔内から下方へ抜取り、中間枠92を内枠7から取外す。
3)中間枠92の上軸99を下方から上金具97の貫通孔内に挿入する。
4)中間枠92の上軸99を上金具97に挿入した状態で中間枠92を扉スプリング101のばね力に抗して上方へ移動操作し、中間枠92の下軸98を下金具96の貫通孔内に上方から挿入する。
中間枠92は、図4に示すように、中間枠ロック機構110を介して閉鎖状態にロックされている。この中間枠ロック機構110は中間枠92が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを禁止するロック状態および中間枠92が閉鎖状態から開放状態に回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換わるものであり、中間枠ロック機構110の詳細構成は次の通りである。
内枠7のロックベース11には、図4に示すように、前枠上フックプレート42および前枠下フックプレート49相互間に位置して2本のガイドピン111が固定されている。これら両ガイドピン111のそれぞれは左右方向へ指向する円柱状をなすものであり、中間枠フックプレート112の縦長な長孔状のスリット113内に挿入されている。この中間枠フックプレート112はロックベース11に対して平行なものであり、両スリット113のそれぞれの内面がガイドピン111の外周面に沿って案内されることに基づいてロック位置およびロック位置に比べて下方のロック解除位置相互間で上下方向へ移動操作される。これら中間枠フックプレート112およびロックベース11相互間にはスプリングが介在されており、中間枠フックプレート112はスプリングのばね力でロック解除位置からロック位置に向けて付勢されている。
中間枠フックプレート112には、図4に示すように、1個の中間枠フック114が形成されている。この中間枠フック114の前端部には上方へ突出する爪部115が形成されており、爪部115には後から前に向けて下降する傾斜状の操作面116が形成されている。この中間枠フック114の爪部115は、図8に示すように、スリット117を通して内枠7の前方に突出している。このスリット117は内枠7の右枠部に形成された切欠状をなすものであり、中間枠フック114の爪部115が中間枠フックプレート112と共にロック位置およびロック解除位置相互間で移動することを許容する。
中間枠92には、図7に示すように、右側の垂直部分に位置してロックプレート118が固定されている。このロックプレート118は中間枠フック114の爪部115の移動方向に対して直角に交差する水平なものであり、中間枠92の閉鎖状態では、図2に示すように、中間枠フック114の爪部115が中間枠フックプレート112用のスプリングのばね力で下方からロックプレート118の前面に係合することに基づいて中間枠92が閉鎖状態にロックされている。
中間枠フックプレート112には、図4に示すように、摘み119が形成されており、摘み119は、図1に示すように、内枠7のスリット117を通して前方に突出している。このスリット117は摘み119が中間枠フックプレート112と共にロック位置およびロック解除位置相互間で移動することを許容するものであり、摘み119は前枠22の閉鎖状態で前板21と前枠22と前窓23によって前方から操作することが不能に覆われ、前枠22の開放状態で前方から操作することが可能に開放される。この摘み119は中間枠フック114の爪部115の上方に配置されたものであり、中間枠92が閉鎖状態にロックされた状態で摘み119が下方へ操作されたときには中間枠フックプレート112が中間枠フックプレート112用のスプリングのばね力に抗してロック位置からロック解除位置に移動し、中間枠フック114の爪部115がロックプレート118から外れ、中間枠ロック機構110が中間枠92を閉鎖状態から開放状態に操作することが可能なロック解除状態になる。
中間枠92が開放状態から後方へ回動操作されたときには中間枠92のロックプレート118が中間枠フック114の操作面116に前方から接触し、中間枠フック114の操作面116が中間枠92のロックプレート118から下方への操作力を受けることに基づいて中間枠フックプレート112が中間枠フックプレート112用のスプリングのばね力に抗して下降する。この中間枠フック114の爪部115は中間枠92が開放状態から閉鎖状態に到達した時点で中間枠92のロックプレート118に中間枠フックプレート112用のスプリングのばね力で下方から係合するものであり、中間枠ロック機構110は中間枠92が開放状態から閉鎖状態に回動操作された時点で自動的に中間枠92を閉鎖状態から開放状態に操作することが不能なロック状態になる。この中間枠92のロックプレート118には、図7に示すように、前方へ突出する摘み120が形成されており、中間枠92は摘み120を手指で摘まんで閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作される。中間枠ロック機構110は以上のように構成されている。
中間枠92には、図7に示すように、球発射口121が形成されている。この球発射口121は中間枠92を部分的に切欠いた切欠状をなすものであり、図2に示すように、中間枠92の下端部の水平部分に配置されている。この球発射口121は中間枠92の閉鎖状態で遊技盤77の発射通路81の入口が挿入されるものであり、中間枠92の閉鎖状態では打球槌が叩いた遊技球が発射レール74の左端部から中間枠92の球発射口121を通って発射通路81の入口に進入する。
中間枠92には、図7に示すように、レール挿入口122が形成されている。このレール挿入口122は中間枠92を部分的に切欠いた切欠状をなすものであり、図2に示すように、中間枠92の左端部の垂直部分に配置されている。このレール挿入口122は中間枠92を閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作する場合に遊技盤77の外レール79に最も接近する中間枠92の下軸98および上軸99相互間に配置されたものであり、中間枠92を閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作する場合には遊技盤77の外レール79がレール挿入口122を通して中間枠92の左方に突出することに基づいて中間枠92が遊技盤77の外レール79に接触することが防止される。
内枠7の左枠部には、図6に示すように、外側ガード部材123が固定されている。この外側ガード部材123は前枠22の閉鎖状態で内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間に介在されるものであり、図9に示すように、前枠22の開放状態でも内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間に介在される。この外側ガード部材123は左ガード部124および前ガード部125を有している。左ガード部124は、図6に示すように、前枠22の閉鎖状態で内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間の隙間を左方から覆うものであり、前ガード部125は左ガード部124から右方へ突出する部分を称している。この外側ガード部材123は上下方向へ指向するL字柱状をなすものであり、内枠7の左枠部に上金具8および下金具9相互間の全域に位置して固定されている。この外側ガード部材123は前枠22の閉鎖状態で内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間の前後方向の隙間を狭めるものであり、外側ガード部材123の上端はレール挿入口122の上端より高所に配置され、外側ガード部材123の下端はレール挿入口122の下端より低所に配置されている。
前枠22には、図6に示すように、内側ガード部材126が固定されている。この内側ガード部材126は右ガード部127および後ガード部128を有するものであり、右ガード部127は前枠22の閉鎖状態で外側ガード部材123の左ガード部124に前ガード部125を挟んで右方から対向する板状をなし、後ガード部128は前枠22の閉鎖状態で外側ガード部材123の前ガード部125に後方から隙間を介して対向する板状をなしている。この内側ガード部材126は前枠22の左板部に沿って上下方向へ指向するものであり、前枠22の左板部に上金具25および下金具26相互間の全域に位置して固定されている。
内枠7の左枠部には、図2に示すように、中間枠ガード部材129が固定されている。この中間枠ガード部材129は中間枠92の下金具96および中間枠92の上金具97相互間に位置するものであり、レール挿入口122は前方から見て中間枠ガード部材129に右方から対向している。この中間枠ガード部材129は、図9に示すように、内枠7の外側ガード部材123に右方から対向し、前枠22の閉鎖状態で前枠22の内側ガード部材126に後方から対向するものであり、ベース部130と連結部131とガード部132と位置決め部133を有している。
中間枠ガード部材129のベース部130は、図9に示すように、上方から見て左右方向へ指向する板状の部分を称するものであり、座板134に前方から接触している。この座板134は内枠7の左枠部に形成された縦長なものであり、内枠7の左枠部には座板134の上端部と下端部と上下方向の中間部のそれぞれに位置してボス部が形成されている。これら複数のボス部のそれぞれは前面が開口する円筒状をなすものであり、中間枠ガード部材129は、図2に示すように、前方からベース部130を通して複数のボス部のそれぞれにネジ135を螺合することに基づいて内枠7の左枠部に着脱可能に固定されている。
中間枠ガード部材129の連結部131は、図9に示すように、上方から見て前後方向へ指向する板状の部分を称するものである。中間枠ガード部材129のガード部132は上方から見て左右方向へ指向する板状の部分を称するものであり、ベース部130および連結部131のそれぞれに比べて後方に配置されている。このガード部132は連結部131を介してベース部130に連結されたものであり、ガード部132の左半部は内枠7の左枠部に前方から接触している。このガード部132の右半部は、図2に示すように、中間枠92の閉鎖状態で内枠7の左枠部および中間枠92の左端部の垂直部分相互間の隙間を狭めるものであり、ガード部132の右端部には、図6に示すように、傾斜部136が形成されている。この傾斜部136は左から右に向けて前方へ傾斜するものであり、中間枠92が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに中間枠92の左端部の垂直部分がガード部132に接触することを防止する。
中間枠ガード部材129の位置決め部133は、図9に示すように、上方から見て前後方向へ指向する板状の部分を称するものであり、ガード部132から後方へ突出している。この位置決め部133は内枠7の左枠部に右方から接触するものであり、中間枠ガード部材129は位置決め部133が内枠7の左枠部に右方から接触することに基づいて傾斜部136が内枠7に接触することなくガード部132が内枠7の左枠部および中間枠92の左端部の垂直部分相互間の隙間を狭める目標位置に配置される。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
前枠22および中間枠92のそれぞれのロック状態で前枠22を前方へ無理に操作する不正行為が行われたときには内枠7および前枠22相互間に隙間が発生する虞がある。この前枠22は中間枠92とは独立して回動するものであり、中間枠92は内枠7および前枠22相互間に隙間が不正に発生した状態で閉鎖状態に保持される。このため、遊技盤77にピアノ線を不正に挿入するには内枠7および前枠22相互間の不正な隙間を通して中間枠92を前方へ無理に操作する難易度が高い作業を行う必要性が発生するので、遊技盤77にピアノ線を挿入する不正行為を行うことが困難になる。
前枠22および中間枠92のそれぞれのロック状態で中間枠92を不正に開放状態に操作するには1)シリンダー錠32を不正に操作することに基づいて前枠ロック機構40をロック状態からロック解除状態に切換える作業と2)前枠22を前枠ロック機構40のロック解除状態で閉鎖状態から開放状態に不正に操作する作業と3)摘み119を前枠22の開放状態で不正に操作することに基づいて中間枠ロック機構110をロック状態からロック解除状態に操作する作業を順に行う必要性が発生する。このため、中間枠92を閉鎖状態から開放状態に不正に操作するための難易度も高まるので、遊技盤77の障害釘を手指で直接的に曲げる不正行為を行うことも困難になる。
遊技盤77の障害釘相互間に挟まった遊技球を障害釘相互間から除去する場合にはシリンダー錠32を鍵によって操作することに基づいて前枠ロック機構40をロック状態からロック解除状態に切換え、前枠ロック機構40のロック解除状態で前枠22を閉鎖状態から開放状態に回動操作することに基づいて摘み119を前方から操作可能となるように開放する。この摘み119の開放状態で摘み119を操作することに基づいて中間枠ロック機構110をロック状態からロック解除状態に切換え、中間枠92を中間枠ロック機構110のロック解除状態で閉鎖状態から開放状態に回動操作する。この中間枠92の通常の回動操作時には外レール79が中間枠92の切欠状のレール挿入口122内に進入するので、中間枠92が外レール79に接触することがなくなる。このため、外レール79の径寸法を小さくすることに基づいて外レール79を中間枠92から右方へ遠ざけ、外レール79の径寸法に合わせて内レール78の径寸法を小さくする必要がなくなるので、遊技盤77の遊技領域82の面積が中間枠92を追加した影響で狭まることが抑えられる。
前枠22は左板部の上軸4および左端部の下軸5の双方を中心に内枠7に回動可能に支持されたものであり、前枠22の左板部および内枠7の左枠部相互間には前枠22が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに内枠7に接触しないように隙間が形成されている。中間枠92は左端部の垂直部分の下軸98および左端部の垂直部分の上軸99の双方を中心に内枠7に回動可能に支持されたものであり、中間枠92の左端部の垂直部分および内枠7の左枠部相互間には中間枠92が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに内枠7に接触しないように隙間が形成されている。このため、前枠22および中間枠92のそれぞれの閉鎖状態で前枠22の左板部および内枠7の左枠部相互間の隙間から中間枠92の左端部の垂直部分および内枠7の左枠部相互間の隙間を通してレール挿入口122に至るピアノ線の挿入経路が発生する。中間枠ガード部材129は中間枠92の閉鎖状態で中間枠92の左端部の垂直部分および内枠7の左枠部相互間の隙間を塞ぐものであり、レール挿入口122は中間枠92の閉鎖状態で前方から見て中間枠ガード部材129に右向から対向している。このため、前枠22の左板部および内枠7の左枠部相互間の隙間から中間枠92の左端部の垂直部分および内枠7の左枠部相互間の隙間を通してレール挿入口122に至るピアノ線の挿入経路が遮断されるので、中間枠92のレール挿入口122を通して遊技盤77の遊技領域82内にピアノ線を挿入することが困難になる。
前枠22の閉鎖状態で内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間に外側ガード部材123を介在し、内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間の前後方向の隙間を外側ガード部材123によって狭めたので、内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間の隙間にピアノ線を挿入することが困難になる。しかも、前枠22の閉鎖状態で外側ガード部材123の左ガード部124に内側ガード部材126の右ガード部127を対向させ、外側ガード部材123の前ガード部125に内側ガード部材126の後ガード部128を対向させた。このため、内枠7の左枠部および前枠22の左板部相互間の隙間から中間枠92のレール挿入口122に至るピアノ線の挿入経路が屈曲するので、中間枠92のレール挿入口122を通して遊技盤77の遊技領域82内にピアノ線を挿入することが一層困難になる。
上記実施例1においては、中間枠92の閉鎖状態で中間枠92が遊技盤77の遊技領域82を前方から見て外側から取囲むように中間枠92を内枠7のみに前方から接触または遊技盤77のみに前方から接触させても良い。
上記実施例1においては、前枠22および中間枠92のそれぞれを内枠7の右端部に上下方向へ指向する軸を中心に回動可能に装着しても良い。この構成の場合、レール挿入口122は下記1)の配置とし、中間枠ガード部材129は下記2)の配置とすることが好ましい。その他発明1は当該事項を記載したものである。
1)中間枠92を閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作する場合に遊技盤77の内レール78に最も接近する中間枠92の右端部の垂直部分にレール挿入口122を形成し、遊技盤77の内レール78をレール挿入口122内に進入させることに基づいて中間枠92が内レール78に接触することを防止する。
2)内枠7の右枠部に中間枠92の閉鎖状態で前方から見てレール挿入口122が左方から対向するように中間枠ガード部材129を固定し、中間枠92の閉鎖状態で内枠7の右枠部および中間枠92の右端部の垂直部分相互間の前後方向の隙間を中間枠ガード部材129によって塞ぐ。
[その他発明1]
発射レールから遊技球が発射される遊技盤と、
前記遊技盤に設けられた内レールと、
前記遊技盤に前記内レールの外側に位置して設けられ、遊技球が転動する遊技領域および前記発射レールから発射された遊技球を当該遊技領域に放出する発射通路のそれぞれを前記内レールとの間に形成する外レールと、
前記遊技盤を支持する支持枠と、
前記支持枠の右端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動可能に設けられ、閉鎖状態に回動操作されることに基づいて前記遊技盤の遊技領域を遊技者側である前方から見て外側から囲むように前記遊技盤および前記支持枠の一方に前方から接触または前記遊技盤および前記支持枠の双方に前方から接触する中間枠と、
前記中間枠に設けられ、前記中間枠の閉鎖状態で前記遊技盤の遊技領域に前方から対向する透明な中間窓と、
前記中間枠の右端部に位置して設けられ、前記中間枠が閉鎖状態および開放状態相互間で回動操作されるときに前記内レールが進入する切欠状のレール挿入口と、
前記支持枠の右端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で前記中間枠とは独立して回動可能に設けられ、前記中間枠の閉鎖状態で閉鎖状態に回動操作されることに基づいて前記中間枠を前方から見て外側から囲むように前記支持枠に前方から接触する前枠と、
前記前枠に設けられ、前記前枠および前記中間枠のそれぞれの閉鎖状態で前記遊技盤の遊技領域に前記中間窓を介して前方から対向する透明な前窓と、
前記中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および前記中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられる中間枠ロック機構と、
前記前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および前記前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられる前枠ロック機構と、
前記前枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものであって、前記前枠の閉鎖状態で前方から鍵を用いて操作される錠機構と、
前記中間枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものであって、前記前枠の閉鎖状態で前記前枠と前記前窓によって操作不能となるように覆われると共に前記前枠の開放状態で前方から操作可能となるように開放される操作子と、
前記支持枠の右端部に設けられ、前記中間枠の閉鎖状態で前方から見て前記レール挿入口が左方から対向するものであって前記中間枠の閉鎖状態で前記中間枠の右端部および前記支持枠の右端部相互間の隙間を塞ぐガード部材を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
上記実施例1においては、中間枠92を内枠7に換えて遊技盤77に装着しても良い。
本発明の実施例1を示す図(パチンコ遊技機の外観を前扉の開放状態で示す斜視図) パチンコ遊技機の外観を前扉の除去状態で前方から示す図 パチンコ遊技機の外観を前扉の装着状態で前方から示す図 図3のA−A線に沿う断面図 パチンコ遊技機の外観を前扉および中間扉の除去状態で前方から示す図 (a)は図3のB−B線に沿う断面図、(b)はXb部を拡大して示す図 パチンコ遊技機の外観を前扉および中間扉の開放状態で示す斜視図 パチンコ遊技機の外観を前扉および中間扉の開放状態で前方から示す図 (a)は図8のA−A線に沿う断面図、(b)はXb部を拡大して示す図
符号の説明
4は上軸(軸)、5は下軸(軸)、7は内枠(支持枠)、21は前板、22は前枠、23は前窓、32はシリンダー錠(錠機構)、40は前枠ロック機構、74は発射レール、77は遊技盤、78は内レール、79は外レール、81は発射通路、82は遊技領域、91は中間窓、92は中間枠、98は下軸(軸)、99は上軸(軸)、110は中間枠ロック機構、119は摘み(操作子)、122はレール挿入口、129は中間枠ガード部材(ガード部材)を示している。

Claims (1)

  1. 発射レールから遊技球が発射される遊技盤と、
    前記遊技盤を支持するとともに、前記遊技盤の前端面と略同一面上の平面を有する支持枠と、
    前記支持枠の左端部に上下方向へ指向する軸を中心に閉鎖状態および開放状態相互間で回動可能に設けられ、閉鎖状態に回動操作されることに基づいて前記遊技盤の遊技領域を前方から見て外側から囲むように前記遊技盤および前記支持枠の前記平面の一方に前方から接触または前記遊技盤および前記支持枠の前記平面の双方に前方から接触する中間枠と、
    前記中間枠に設けられ、前記中間枠の閉鎖状態で前記遊技盤の遊技領域に前方から対向する透明な中間窓と、
    前記中間枠の少なくとも一部に設けられ、遊技球をガイドするために前記遊技盤に設けられているレールが挿入される切欠状の切欠部と、
    前記支持枠に閉鎖状態および開放状態相互間で前記中間枠とは独立して回動可能に設けられ、前記中間枠の閉鎖状態で閉鎖状態に回動操作されることに基づいて前記中間枠を前方から見て外側から囲むように前記支持枠に前方から接触する前枠と、
    前記前枠に設けられ、前記前枠および前記中間枠のそれぞれの閉鎖状態で前記遊技盤の遊技領域に前記中間窓を介して前方から対向する透明な前窓と、
    前記中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および前記中間枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられる中間枠ロック機構と、
    前記前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを禁止するロック状態および前記前枠が閉鎖状態から開放状態に向けて回動操作されることを許容するロック解除状態相互間で切換えられる前枠ロック機構と、
    前記前枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものであって、前記前枠の閉鎖状態で前方から鍵を用いて操作される錠機構と、
    前記中間枠ロック機構をロック状態からロック解除状態に切換えるためのものであって、前記前枠の閉鎖状態で前記前枠と前記前窓によって操作不能となるように覆われると共に前記前枠の開放状態で前方から操作可能となるように開放される操作子と、
    前記中間枠の閉鎖状態で前記切欠部と対向するものであって前記中間枠の閉鎖状態で前記中間枠と前記支持枠との相互間の隙間を塞ぐガード部材を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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