JP5140403B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯 Download PDF

Info

Publication number
JP5140403B2
JP5140403B2 JP2007318865A JP2007318865A JP5140403B2 JP 5140403 B2 JP5140403 B2 JP 5140403B2 JP 2007318865 A JP2007318865 A JP 2007318865A JP 2007318865 A JP2007318865 A JP 2007318865A JP 5140403 B2 JP5140403 B2 JP 5140403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
extension
projector
lamp body
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007318865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009140875A (ja
Inventor
誠 伊東
善之 福島
靖永 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2007318865A priority Critical patent/JP5140403B2/ja
Priority to EP08168190A priority patent/EP2071229B1/en
Priority to CN2008101793999A priority patent/CN101457888B/zh
Publication of JP2009140875A publication Critical patent/JP2009140875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5140403B2 publication Critical patent/JP5140403B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/30Ventilation or drainage of lighting devices
    • F21S45/33Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/50Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2102/00Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
    • F21W2102/10Arrangement or contour of the emitted light
    • F21W2102/13Arrangement or contour of the emitted light for high-beam region or low-beam region

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

本発明は車両用前照灯に関し、特に、プロジェクタ型ランプユニットを内設した灯室が、車両後方に延びる灯室端部を備える車両用前照灯に関する。
車両用前照灯には、プロジェクタ型ランプユニットを内設したものがある。プロジェクタ型ランプユニットは、一般的に、光源と、投影レンズと、光源からの光を投影レンズに向けて前方へ反射させるリフレクタとを備える。車両用前照灯は、ランプボディの前方にカバーを取り付けることで密閉された灯室を形成し、この灯室にプロジェクタ型ランプユニットが内設される。
また、プロジェクタ型ランプユニットを内設した車両用前照灯では、プロジェクタ型ランプユニットの投影レンズ以外の部分や、ランプボディとプロジェクタ型ランプユニットとの間の隙間などを覆って隠すためのエクステンションが内設される。このエクステンションは、プロジェクタ型ランプユニットからの光を外部に放つための開口部を有している。したがって、灯室内は、エクステンションを境に、カバーとエクステンションとの間の空間(前室)と、エクステンションとランプボディとの間の空間(後室)とに仕切られる。
そこで、プロジェクタ型ランプユニットは、略楕円球面状で形成されたリフレクタの開口が投影レンズによって覆われ、大きな開口を有しないユニット内空間にて光源が発熱するため、高温空気が外部へと流出し易い。流出した高温空気は、エクステンションとランプボディとの間に流れ、上昇気流となって対流を生じさせる。
例えばハイビームユニットの上方にロービームユニットを配置した車両用前照灯において、通常の使用状態ではロービームユニットの使用頻度が高く、使用頻度が低いハイビームユニット側の前面カバーの温度が上り難い。このため通常の使い方では、前面カバーのロービーム照射面にて生じた湿気は対流によって一旦上昇した後、下方の低温部側へ流れ込むためランプ底部に淀んでしまう。そのためハイビームユニット側の前面カバー内面に結露を生じさせ、曇り現象が発生する原因となる。
このような結露を防止するため、例えば特許文献1に開示される自動車用ランプは、整流板を設けることでランプ内の対流方向及び流速を変化させることにより、特に前面カバーに結露が発生するのを防止していた。
特開2004−119198号公報
ところで、近年、車両用前照灯においては、大型化、スラント(傾斜形状)化に伴い、光源から離れて灯室端部の延出する灯具形状が求められている。このようなスラント形状により、灯室は、内設したプロジェクタ型ランプユニットの側方であって車両後方に延出した図6に示すような灯室端部500を有することとなる。
灯室端部500は、ランプボディ501と前面カバー(カバー)503との間に薄厚の扁平空間505が形成される。そして、前面カバー503とランプボディ501との間には、扁平空間を厚み方向に仕切るようにしてエクステンション507が配設される。
そこで、エクステンション507とランプボディ501との間には、プロジェクタ型ランプユニットからの高温空気が流出するため、灯室端部500においては、エクステンション507の終端部507aを回り込んで、前面カバー503に向かって吹き出す高温空気の空気流509が発生し易い。このような高温空気流509が発生すると、光源から離間されているとともに、外気によって冷却される前面カバーの内面に結露511が生じる。この結露現象は、灯室端部500の光源からの離間距離が大きくなればより顕著となった。また、上記した従来例のように、ハイビームユニットとロービームユニットとが上下に配置されていない構造、すなわち、水平配置の構造においても、灯室端部における結露は同様に発生した。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、灯室端部の後部において、エクステンションとランプボディとの間からエクステンションの終端部を廻り込んで、カバーに吹き付ける空気流を阻止できる車両用前照灯を提供することで、灯室端部の後部におけるカバーでの結露防止を図ることを目的とする。
本発明に係る上記目的は、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、
光源と、投影レンズと、前記光源からの光を前記投影レンズに向けて前方へ反射させるリフレクタと、を有するプロジェクタ型ランプユニットと、
前記ランプボディと前記プロジェクタ型ランプユニットとの間の隙間を覆うエクステンションと、を備えた車両用前照灯であって、
前記灯室が、前記プロジェクタ型ランプユニットの側方において車両後方に延びる灯室端部を有し、
前記プロジェクタ型ランプユニットから前記灯室端部の後部に流れる空気を阻止する空気流阻止部が、前記灯室端部の前部における前記エクステンションと前記ランプボディとの間に設けられることを特徴とする車両用前照灯により達成される。
上記構成の車両用前照灯によれば、プロジェクタ型ランプユニットから漏れて、エクステンションとランプボディとの空間から灯室端部の後部へ流れようとする高温空気が、空気流阻止部によって止められる。これにより、高温空気が灯室端部の前部から後部へと流入しなくなるので、灯室端部の後部において、流入した高温の空気がエクステンションとランプボディとの間からエクステンションの終端部を廻り込んでカバーに吹き付けられなくなる。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記空気流阻止部は、前記ランプボディと前記エクステンションとの隙間を小さくする方向に前記エクステンション又は前記ランプボディの一部分が突出して形成されていることが望ましい。
このような構成の車両用前照灯によれば、空気流阻止部が、ランプボディ又はエクステンションと一体に形成され、形成が容易になる。また、ランプボディに対してエクステンションを組み付けると同時に、ランプボディとエクステンションとの隙間を閉鎖することができ、高温空気流を阻止するための専用部材を取り付ける余分な組み付け作業が発生しない。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記プロジェクタ型ランプユニットの下方となる前記エクステンションの下部には、前記カバーと前記エクステンションとの間の空気を前記エクステンションと前記ランプボディとの間に流入させるための通気開口部が設けられることが望ましい。
このような構成の車両用前照灯によれば、エクステンションとランプボディとの間の空間には、プロジェクタ型ランプユニットの熱による上昇気流が形成され、カバーにより冷やされて低温高湿となった空気が、通気開口部からエクステンションとランプボディとの間へ流れ、エクステンションの裏面及びランプボディの面で結露する。これにより、灯室端部におけるカバー内面において高温・多湿空気による結露が生じ難くなる。
本発明に係る車両用前照灯によれば、プロジェクタ型ランプユニットから漏れて、エクステンションとランプボディとの空間から灯室端部の後部へ流れようとする高温空気が、空気流阻止部によって止められるので、灯室端部の後部においてエクステンションとランプボディとの間からエクステンションの終端部を廻り込んでカバーに吹き付ける空気流を阻止でき、灯室端部におけるカバー内面の結露を防止することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る車両用前照灯の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係る車両用前照灯の水平断面図、図2は図1に示した車両用前照灯の正面図、図3は図2のIII−III矢視図、図4は図1に示した車両用前照灯を正面左上から見た斜視図、図5は図1に示した車両用前照灯の灯室端部の拡大断面図である。
本実施形態に係る車両用前照灯100は、図1に示すように、車両の右前端部に配置される灯具であって、ランプボディ21とその前端開口部に取り付けられた素通し状の前面カバー(カバー)23とで形成された灯室22内に、2つの灯具ユニット25,27が車幅方向に隣接配置された状態で収容される。そして、この車両用前照灯100においては、灯具ユニット25の点灯によりロービーム用配光パターンを形成するとともに、灯具ユニット25,27の同時点灯によりハイビーム用配光パターンを形成する。
これら2つの灯具ユニット25,27は、いずれも車両前後方向に延びる光軸を有しており、ランプボディ21にエイミング機構29を介して上下方向および左右方向に傾動可能に支持されている。そして、このエイミング機構29によるエイミング調整が完了した段階では、灯具ユニット25の光軸は、車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びるようになっており、一方、灯具ユニット27の光軸は、車両前後方向に延びるようになっている。
前面カバー23は、車両前端部の右側コーナ部の車体形状に沿って、その車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方へ回り込むとともに、その下端縁から上端縁へ向けて後方へ回り込むように形成されている。このため、2つの灯具ユニット25,27は、図4に示すように、車幅方向外側に位置する灯具ユニット25が、車幅方向内側に位置する灯具ユニット27に対して、ある程度後方側へずれるようにして配置されている。
また、上記灯室22内には、ランプボディ21と2つの灯具ユニット25,27との間の隙間を覆うエクステンション31が、前面カバー23に沿うようにして設けられている。このエクステンション31には、各灯具ユニット25,27の投影レンズ39,51をその前端部近傍において囲む開口部31a,31bが形成されている。開口部31a,31bは、灯具ユニット25,27からの光を外部に放つための開口となる。
次に、各灯具ユニット25,27の構成について説明する。
まず、灯具ユニット25の構成について説明する。
灯具ユニット25は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、光源バルブ33と、リフレクタ35と、レンズホルダ37と、投影レンズ39と、シェード41とを備えてなる。
投影レンズ39は、前方側表面39aが凸曲面で後端面(後方側表面)39bが平面の平凸レンズとして構成されており、レンズ中心軸が光軸上に配置されている。そして、この投影レンズ39は、その後方焦点を含む焦点面上の像を反転像として前方へ投影するようになっている。投影レンズ39の前方側表面39aは、リフレクタ35を介して投影レンズ39に入射した光を、光軸と略平行に出射する。
レンズホルダ37は、リフレクタ35の前端開口部から前方へ向けて段付き先細りで略筒状に延びるように形成されており、その後端部においてリフレクタ35に固定支持されるとともに、その前端部において投影レンズ39を固定支持している。
光源バルブ33は、放電発光部を光源とするメタルハライドバルブ等の放電バルブであって、その光源はバルブ中心軸方向に延びる線分光源として構成されている。そして、この光源バルブ33は、その光源が投影レンズ39の後方焦点よりも後方側において光軸上に配置されるようにして、リフレクタ35の後端開口部に後方側から挿入固定されている。
リフレクタ35は、光源からの光を前方へ向けて光軸寄りに反射させる反射面35aを有している。この反射面35aは、略楕円状の断面形状を有しており、反射面35aで反射した光源からの光を、鉛直断面内においては投影レンズ39の後方焦点近傍に略収束させる。
リフレクタ35は、4箇所に形成されたエイミングブラケット43によって、エイミング機構29を介してランプボディ21に支持されている。
シェード41は、レンズホルダ37の内部空間における略下半部に位置するようにして、レンズホルダ37に固定支持されている。このシェード41は、その上端縁が投影レンズ39の後方焦点を通るように形成されており、これによりリフレクタ35の反射面35aからの反射光の一部を遮蔽して、投影レンズ39から前方へ出射する上向き光の大半を除去するようになっている。
次に、灯具ユニット27の構成について説明する。
この灯具ユニット27も、灯具ユニット25と同様にプロジェクタ型の灯具ユニットであって、光源バルブ45と、リフレクタ47と、レンズホルダ49と、投影レンズ51とを備えてなる。
この灯具ユニット27は、灯具ユニット25のようなシェード41を備えていないが、それ以外の構成については灯具ユニット25の場合と略同様である。ただし、この灯具ユニット27のリフレクタ47は、灯具ユニット25のリフレクタ35に比して、光源からの光の収束位置を投影レンズ51の後方焦点にやや近づけるよう、その反射面の形状が設定されている。
また、この灯具ユニット27も、そのリフレクタ47の4箇所に形成されたエイミングブラケット53によって、エイミング機構29を介してランプボディ21に支持されている。
上記のように、前面カバー23は、車両前端部の右側コーナ部の車体形状に沿って、その車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方へ回り込むように形成されている。これにより、灯室22は、図1〜図4に示すように、灯具ユニット25の側方であって車両後方に延びる灯室端部55を備えている。
灯室22内は、エクステンション31を境に、前面カバー23とエクステンション31との間の空間(前室)と、エクステンション31とランプボディ21との間の空間(後室)とに仕切られる。
灯室端部55におけるランプボディ21と前面カバー23とは、扁平空間を挟んで対面配置される。この扁平空間の厚み方向略中央部には延出されたエクステンション31の終端部31cが配設され、終端部31cは扁平空間を厚み方向に仕切っている。
この灯室端部55の前部55aにおけるエクステンション31とランプボディ21との間には、空気流阻止部57が設けられている。
空気流阻止部57は、灯具ユニット25を固定するエイミングブラケット43近傍に設けられ、ランプボディ21及び/又はエクステンション21に沿うように、上下左右方向に所定の長さで延びている。
この空気流阻止部57は、一端をランプボディ21に接着させ、もう一方の端部がエクステンション31に接触するように設置され、灯具ユニット25,27から灯室端部55の後部55bに流れる空気63(図5参照)を阻止する。同時に、エクステンション31のぶれを抑えている。
尚、空気流阻止部57は、例えば、ランプボディ21とエクステンション31との隙間を小さくする方向に、エクステンション31又はランプボディ21の一部分を突出させて形成することができる。
このように、空気流阻止部57が、ランプボディ21又はエクステンション31と一体に形成されると、形成が容易になるとともに、ランプボディ21に対してエクステンション31を組み付けると同時に、ランプボディ21とエクステンション31との隙間を閉鎖することができ、高温空気流を阻止するための専用部材を取り付ける余分な組み付け作業が発生しない。
また、図2〜図4に示すように、灯具ユニット25の下方となるエクステンション31の下部31dには、前面カバー23とエクステンション31との間の空気67(図3参照)を、エクステンション31とランプボディ21との間に流入させるための通気開口部59が設けられている。尚、この通気開口部59は、車両用前照灯100を車両に取り付けた際には、例えば車体の一部であるバンパ61によって覆われ、前方から視認されないようになっている。
本実施形態の車両用前照灯100によれば、灯具ユニット25,27から漏れて、エクステンション31とランプボディ21との空間から灯室端部55の後部55bへ流れようとする高温空気63(図5参照)が、空気流阻止部57によって止められる。これにより、高温空気63が灯室端部55の前部55aから後部55bへと流入しなくなるので、灯室端部55の後部55bにおいて、流入した高温空気63がエクステンション31の終端部31cとランプボディ21との間から終端部31cを廻り込んで前面カバー23に吹き付けられなくなる。
また、エクステンション31とランプボディ21との間の空間、および前面カバー23とエクステンション31との間の空間には、灯具ユニット25,27の開口部31a,31bからの熱による上昇気流65(図3参照)が形成される。
そして、前面カバー23により冷やされて低温高湿となった空気67は、通気開口部59からエクステンション31とランプボディ21との間へ流れ、後室においてランプボディ21の内面等で結露する。これにより、灯室端部55における前面カバー23の内面において高温・多湿空気による結露が生じ難くなる。
即ち、本実施形態の車両用前照灯100によれば、灯具ユニット25,27から漏れて、エクステンション31とランプボディ21との空間から灯室端部55の後部55bへ流れようとする高温空気63が、空気流阻止部57によって止められるので、灯室端部55の後部55bにおいてエクステンション31とランプボディ21との間からエクステンション31の終端部31cを廻り込んで前面カバー23に吹き付ける空気流509(図6参照)を阻止でき、灯室端部55における前面カバー23内面の結露511(図6参照)を防止することができる。
なお、本発明は、灯室端部55が近接の灯具ユニット25から140mm以上離れている構造において、顕著な効果が発揮される。すなわち、灯室端部55が灯具ユニット25から140mm以上離れていると、光源バルブ33からの熱が殆ど伝わらなくなり、湿気を帯びた空気が冷やされ結露し易くなる。このような灯具において、特に高温空気63の灯室端部55への流入を阻止して、結露が防止できるという顕著な効果が発揮される。
また、上記実施形態では、2つの灯具ユニット25,27が共にプロジェクタ型ランプユニットである場合を例に説明したが、本発明に係る車両用前照灯は、少なくとも1つのプロジェクタ型ランプユニットを備えるものであれば、上記と同様の効果を奏するものである。
本発明に係る車両用前照灯の水平断面図である。 図1に示した車両用前照灯の正面図である。 図2のIII−III矢視図である。 図1に示した車両用前照灯を正面左上から見た斜視図である。 図1に示した車両用前照灯の灯室端部の拡大断面図である。 従来の車両用前照灯における灯室端部の拡大断面図である。
符号の説明
21…ランプボディ
22…灯室
23…前面カバー(カバー)
25,27…灯具ユニット(プロジェクタ型ランプユニット)
31…エクステンション
31a,31b…開口部
31d…エクステンションの下部
33,45…光源バルブ(光源)
35,47…リフレクタ
39,51…投影レンズ
55…灯室端部
55a…灯室端部の前部
55b…灯室端部の後部
57…空気流阻止部
59…通気開口部
100…車両用前照灯

Claims (3)

  1. ランプボディとカバーで形成された灯室内に、
    光源と、投影レンズと、前記光源からの光を前記投影レンズに向けて前方へ反射させるリフレクタと、を有する少なくとも一つのプロジェクタ型ランプユニットと、
    前記ランプボディと前記プロジェクタ型ランプユニットとの間の隙間を覆うエクステンションと、を備えた車両用前照灯であって、
    前記灯室が、車幅方向において最も外側に位置する前記プロジェクタ型ランプユニットよりも側方において車両後方に延びる灯室端部を有し、
    前記プロジェクタ型ランプユニットから前記灯室端部の後部に流れる空気を阻止する空気流阻止部が、前記灯室端部の前部における前記エクステンションの後面と前記ランプボディの前面との間に設けられることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記空気流阻止部は、前記ランプボディと前記エクステンションとの隙間を小さくする方向に前記エクステンション又は前記ランプボディの一部分が突出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記プロジェクタ型ランプユニットの下方となる前記エクステンションの下部には、前記カバーと前記エクステンションとの間の空気を前記エクステンションと前記ランプボディとの間に流入させるための通気開口部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用前照灯。
JP2007318865A 2007-12-10 2007-12-10 車両用前照灯 Expired - Fee Related JP5140403B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007318865A JP5140403B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 車両用前照灯
EP08168190A EP2071229B1 (en) 2007-12-10 2008-11-03 Vehicular headlamp
CN2008101793999A CN101457888B (zh) 2007-12-10 2008-12-10 车辆用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007318865A JP5140403B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 車両用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009140875A JP2009140875A (ja) 2009-06-25
JP5140403B2 true JP5140403B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=40185052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007318865A Expired - Fee Related JP5140403B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 車両用前照灯

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2071229B1 (ja)
JP (1) JP5140403B2 (ja)
CN (1) CN101457888B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5505052B2 (ja) * 2010-04-09 2014-05-28 日産自動車株式会社 車両用灯具
JP5808924B2 (ja) * 2011-03-18 2015-11-10 本田技研工業株式会社 前照灯装置
DE202013009156U1 (de) * 2013-10-16 2015-01-19 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Kraftfahrzeugbeleuchtungseinrichtung
JP6438665B2 (ja) * 2014-03-24 2018-12-19 日東電工株式会社 車両用ランプ
KR20160122014A (ko) * 2015-04-13 2016-10-21 엘지이노텍 주식회사 헤드 램프의 결로 발생 방지 장치
FR3035177B1 (fr) * 2015-04-16 2022-10-07 Valeo Vision Dispositif de commande d'un systeme d'eclairage et/ou de signalisation de vehicule

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0129684Y2 (ja) * 1984-10-31 1989-09-11
FR2616206B1 (fr) * 1987-06-05 1990-12-14 Cibie Projecteurs Bloc optique pour vehicule automobile, dont la glace comprend une zone non traversee par les rayons lumineux et doublee d'une plaque decorative ou analogue
JP2573963Y2 (ja) * 1992-05-18 1998-06-04 関東自動車工業株式会社 自動車用ヘッドランプのくもり防止装置
JP3257166B2 (ja) * 1993-08-06 2002-02-18 日産自動車株式会社 ランプ構造
FR2775230B1 (fr) * 1998-02-23 2000-05-12 Valeo Vision Ensemble perfectionne d'au moins un projecteur et d'un feu de signalisation, pour vehicule automobile
JP2000315408A (ja) * 1999-05-06 2000-11-14 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP4030728B2 (ja) * 2001-04-25 2008-01-09 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯
JP4205324B2 (ja) * 2001-08-23 2009-01-07 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP4126599B2 (ja) * 2002-09-26 2008-07-30 関東自動車工業株式会社 自動車用ランプ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101457888B (zh) 2010-12-22
EP2071229A3 (en) 2010-03-31
EP2071229A2 (en) 2009-06-17
JP2009140875A (ja) 2009-06-25
EP2071229B1 (en) 2011-05-11
CN101457888A (zh) 2009-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4805772B2 (ja) 車両用前照灯
JP5140403B2 (ja) 車両用前照灯
JP5368699B2 (ja) 車両用前照灯
JP5888077B2 (ja) 車両用のヘッドランプ
JP2016149274A (ja) 車両用灯具
JP5061358B2 (ja) 自動二輪車用前照灯
JP4527621B2 (ja) 車両用灯具
US7237934B2 (en) Vehicle headlamp
JP2014082048A (ja) 車両用灯具
JP2013258059A (ja) 灯具ユニットおよび投影レンズ
JP2006216337A (ja) 車両用前照灯
JP2006049190A (ja) 車両用前照灯
JP2006049189A (ja) 車両用前照灯
JP2009081088A (ja) 車両用灯具
JP4754423B2 (ja) 車両用灯具
JP2009064713A (ja) 車両用前照灯
JP2000260208A (ja) 車両用前照灯
JP5543937B2 (ja) 車両用前照灯
JP5425129B2 (ja) 車両用前照灯
JP5488208B2 (ja) 車両用灯具
JP4639151B2 (ja) 車両用前照灯
JP4608645B2 (ja) 車両用灯具
JP6162418B2 (ja) 灯具ユニットおよび投影レンズ
KR100737026B1 (ko) 헤드램프 습기발생 억제 구조
JP2003068126A (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120515

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5140403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees