JP5139751B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に自動車のシートベルト拘束装置の分野に関する。特に、本発明は、シートベルト装置のシートベルトリトラクタで使用される連続可変エネルギー吸収機構に関する。
現シートベルトエネルギー吸収設計は、乗員荷重に対して一定レベルの抵抗を有する。抵抗のレベルは、切換可能である場合、ウェビング引抜きの量か、または乗員の体重および/または衝突の激しさを検出する外部センサからの外部信号によって決まる。不都合なことに、これら設計に対する欠点は、それらはコストがかかるということである。
既知のエネルギー吸収機構の一例は、(特許文献1)(参照によりその開示内容がすべて本明細書に援用される)に開示されており、それは、負荷制限媒体(a load limiting medium)に回転ベーン(rotary vanes)を有し、各ベーンが流路を有するロータを備えたベルトリアクタを開示している。衝突事故時、ロータはベルトリールとともに回転し、それにより、負荷制限媒体が流路内をベーンの一方の側から他方の側に流れる。この流体流により、エネルギーが消費され、シートベルトと乗員との間の作用する力が制限される。
(特許文献2)(参照によりその開示内容がすべて本明細書に援用される)は、流体が充填された円形チャンバにパドルを有するスピンドルの形態の負荷制限装置を備えたベルトリトラクタを開示している。衝突時にシートベルトウェビングが緊張状態にある場合、スピンドルが回転し、それによってチャンバ内の流体が開口を介して負荷制限アセンブリ内に押し流される。負荷制限アセンブリを流れる流体流が、衝突の力の幾分かを吸収する。
(特許文献3)(参照によりその開示内容がすべて本明細書に援用される)は、流体回路に取り付けられる液圧ポンプ(a hydraulic pump)の形態のロードリミッタを備えるベルトリトラクタを開示している。衝突事故の間、乗員の前方の変位により、ベルトリールおよびベルトリールに結合された駆動装置が回転する。駆動装置は、液圧ポンプを回転させ、それにより、液圧ポンプは非圧縮性液体を閉回路内に運び、それによってエネルギーが吸収される。
米国特許第6,786,511号明細書 米国特許第6,129,385号明細書 米国特許第6,290,159号明細書 米国特許第6,019,392号明細書
本発明の一実施形態によれば、シートベルト装置は、乗員拘束のためのシートベルトウェビングと、シートベルトウェビングに連結されかつベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプールと、ロック機構と、回転可能スプールの一端に連結される少なくとも1つの可変エネルギー吸収機構と、を備えてもよい。可変エネルギー吸収機構は、流体が充填されるように構成されるチャンバと、チャンバ内の回転可能スプールの外周に取り付けられる可撓性部材と、を備えてもよい。ロック機構は、衝突事故の間にチャンバの回転を防止する。
本発明の別の実施形態によれば、シートベルト装置は、回転可能スプールと、可変エネルギー吸収機構と、を備えてもよい。可変エネルギー吸収機構は、回転可能スプールの周囲面に取り付けられかつ流体が充填されるチャンバ(a chamber filled with fluid)内部に配置される可撓性部材を備えてもよい。衝突事故の間、流体を通る可撓性部材の抗力によりかつ可撓性部材の変形により、エネルギーが吸収され得る。
本発明の別の実施形態によれば、シートベルト装置は、衝突事故の間に車両乗員の抵抗エネルギー吸収力を調整するように構成される可変エネルギー吸収機構と、シートベルトウェビングに連結されるように構成されかつベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプールと、を備えてもよい。エネルギー吸収機構は、車両乗員に対する衝撃エネルギーを吸収することができる。
上述した概略的な説明および以下の詳細な説明はともに、単に例示的なものであり、特許請求の範囲に記載されているような発明を限定するものではない、ということが理解されるべきである。
本発明の特徴、態様および利点は、以下の説明と、下に簡単に説明する図面に示されている添付の例示的な実施形態と、から明らかとなろう。
概略的には、本発明の一実施形態によるシートベルト装置は、回転可能スプールに連結されたエネルギー吸収(EA)機構を組み込むことができる。EA機構は、回転可能スプールに対する対応する力により、シートベルトウェビングに与えられる乗員荷重に基づいて、抵抗エネルギー吸収力を自動的に調整することができる。EA機構は、液圧動作および/またはばね動作を使用して、シートベルト負荷が増大すると回転可能スプールの抵抗を増大させシートベルト負荷が低減すると抵抗を低減させてもよく、それにより、シートベルトウェビングによる乗員の速度または加速度がより一定になるかまたは安定する。
このエネルギー吸収機構を、回転可能スプールの回転が1回以下であるように制限してもよく、または回転可能スプールで利用可能なウェビングの限界まで動作の範囲を提供してもよい。この機構を、トーションバー等の一定エネルギー吸収機構とともに使用してもよく、またはかかる機構なしに使用してもよい。
図1は、本発明の一実施形態を示す。図1のシートベルト装置1は、シートベルトウェビング5と、ベースフレーム2と、ベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプール3と、ベルト引込機構202と、車両乗員に対して作用するウェビングの衝撃エネルギーを吸収する可変EA機構4と、を備えてもよい。
シートベルトウェビング5は、本技術分野において既知であるいかなる種類であってもよく、図5に示すように、車両シート102に着座する運転者または同乗者等の車両乗員100を拘束するために使用される。ウェビングは、スプール3(たとえば車両101のセンターピラー(中柱)に配置してもよい)に巻き取られる長いベルトであってもよい。スプール3から、ウェビング5は、車両乗員の肩の周りに位置するショルダアンカ104を通され、乗員100の上半身の周りを横切り、トング106を通され、乗員100のひざ(lap)を横切り、車両101の床の上かまたは車両シート102の側部等、車両に取り付けられる外側アンカ108において固定される。トングは、本技術分野において既知であるようにバックル110に嵌合することにより、シートベルトウェビングを乗員に固定する。
ベースフレーム2は、車両の内部に連結してもよく、回転可能スプール3の回転を可能にしてもよい。ベースフレーム2を、車両中柱内に配置してもよく、もしくは乗員運転者、同乗者または後部車両シートに隣接して配置してもよい。たとえば、図5は、ベースフレーム2が車両中柱に前部乗員シートに隣接して配置される実施形態を示す。通常動作中、回転可能スプール3は、ベースフレーム2を中心に、乗員が使用するために適当な長さのウェビングを巻き取るかまたは巻き出すように、シートベルトウェビング5の制限長さまで自由に回転してもよい。ベースフレームは、2つの側壁50および52を含んでもよく、回転可能スプール3がそれらの上で回転してもよい。さらに、ベースフレームは、図5に示すように、側壁50および52を互いに対して固定された位置に維持するために、かつシートベルト装置を車両に取り付けるために、2つの側壁50および52を連結する後壁54を含んでもよい。
回転可能スプール3は、本技術分野において既知であるいかなる種類のスプールであってもよく、ベースフレーム2の2つの側壁の間に支持されてもよい。スプール3は、通常、中央部13、一組のフランジ14および少なくとも1つの突起15を含んでもよい。中央部13は、略円柱状であってもよく、シートベルトウェビング5をそれに巻回させてもよい。スプールは、たとえばリールスプールであってもよい。
回転可能スプール3を、チャンバ10に当接する、フランジ14の表面に位置するせん断変形可能ピン(shearable pins)17において、可変EA機構4のチャンバ10に取り付けてもよい。ピン17は、フランジ14に一体であってもよく、またはフランジ14の凹部に嵌合する別個のピンであってもよい。ピン17はまた、フランジ14に当接するチャンバ10の表面に位置する凹部18内に嵌合する。ピン17により、シートベルト装置の通常動作中、チャンバ10が回転可能スプール3とともに回転することができる。2つのピン17のみを示すが、1つ、2つ、3つまたはそれより多くのピン等、任意の適当な数のピンを使用してもよい。
回転可能スプール3では、突起15がフランジ14の中心から突出する。突起15がチャンバ10と一体化することにより、衝突事故の間のエネルギー吸収が容易になる。回転可能スプール3の突起15は、キャビティ20に至るチャンバ10の開口19内に嵌合する。キャビティ20は、チャンバ10の外壁22内に収容され、EA機構の動作を維持するために適当な厚さで構成される。通常動作中、突起15は、回転可能スプール3およびチャンバ10と一列に並んで回転する。衝突事故時、エネルギー吸収装置は、突起15を介して回転を制限することができる。
ベースフレーム2の側壁のうちの1つ52において、ベルト引込機構202を採用してもよい。ベルト引込機構は、衝突事故の発生が検出された時かまたは衝突事故が差し迫っていると判断された時に、車両乗員の周りでシートベルトウェビングを堅く締めるように回転可能スプールを回転させる、本技術分野において既知である動力伝達機構およびモータであってもよい。ベルト引込機構202を動作させるために、電子計算装置(ECU)204を使用してもよい。ECU204は、1つまたは複数のセンサ206から信号を受け取る。これらセンサは、衝撃センサ、急速な減速を検出するセンサ等であってもよい。ECUは、これらセンサからの信号を処理し、衝突が差し迫っているかまたは発生していると判断されると、スプール3を回転させるようにベルト引込機構202のモータを動作させ、ベルトウェビングが車両乗員の周りで堅く締まるようにスプールに巻き取られるようにする。別の実施形態によれば、ベルト引込機構は、巻戻しばねまたは他のタイプのベルト引込機構であってもよい。
ベースフレーム2の側壁のうちの別の方50には、可変EA機構4が取り付けられる。可変EA機構4は、衝突事故の後にシートベルトウェビング5に対して作用する車両乗員の慣性力に反応して巻き取られるシートベルトウェビング5の長さを制限することができる。可変EA機構4は、図1および図2に示すように、流体が充填されるように構成されるチャンバ10と、チャンバ10内で回転可能スプール3の外周の少なくとも1つの突起15に取り付けられる可撓性部材11と、カバー12と、ロック機構9と、を有してもよい。通常動作中、チャンバ10は、回転可能スプール3とともに回転することにより、シートベルトウェビングに対する車両乗員の衝撃力によってシートベルトウェビング5を巻き出す。巻き出されるシートベルトウェビング5の量は、ウェビング5の制限長さまで達してもよい。
チャンバ10は、外壁22と、流体が充填され得るキャビティ20と、を有してもよい。外壁は、2つの平坦壁302および304と、1つの周囲壁306と、を有してもよい。外壁は、合わせて一体的に形成されてもよく、かつ/または接着剤、蝋付け、溶接、Oリングによる互いのボルト止め等により、漏液しないように互いに取り付けられる分離した別個の部品であってもよい。チャンバ10を、任意の適当な材料から作製してもよいが、キャビティ20内部に収容される流体と相容性がなければならない。チャンバ10はまた、スプール3の突起15をキャビティ20内に挿入することができるように平坦壁のうちの1つ302に開口19を有し、シートベルト装置の通常動作中にチャンバ10が回転可能スプール3とともに回転することが可能になるように、せん断変形可能ピン17を収容する1つまたは複数の凹部18を有する。
チャンバ10は、キャビティ20内に突出する内壁24を有してもよい。内壁24は、流体が可撓性部材を通過して流れる必要があるように流体に対して十分な抵抗を提供するために使用される。内壁24は、回転可能スプール3の突出部15に当接しないが、可撓性部材11が壁24と接触する場合、回転可能スプール3の回転を妨げることができる。内壁24を、キャビティ20の内部に沿った任意の場所に配置してもよい。この場合、スプールの回転を、衝突事故の最初における可撓性部材11の開始位置に対する内壁24の位置に応じて、1回以下の回転に対して行ってもよい。このように、エネルギー吸収機構を、回転可能スプール3の回転が1回以下であるように制限してもよい。たとえば、可撓性部材11は、回転可能スプール3の回転方向に近接する側において内壁24に直接隣接して位置する時、内壁24の反対側に当接する前に1回の完全な回転を可能にすることができる。他の任意の位置に配置されると、可撓性部材11は、回転を回転可能スプール3の1回未満の回転に制限する。当然ながら、内壁24がない場合、スプールの回転は、2回、3回、4回またはそれより多くの回転等、1回より多い回転であってもよい。このため、EA機構4内に内壁を配置することにより、衝突後に回転可能スプール3の回転を1回以下の回転に制限してもよく、もしくは内壁なしで、回転可能スプール3が、回転可能スプールに取り付けられたシートベルトウェビングの制限長さまで回転してもよい。
チャンバ10のキャビティ20内部に、少なくとも1つの可撓性部材11および流体が配置される。図2に示すように、可撓性部材11を、キャビティ20内に位置する回転可能スプール3の突起15の外周に取り付けてもよい。可撓性部材11は、湾曲形状であるベーンであってもよく、その場合、可撓性部材11は、回転する回転可能スプール3の回転方向Aに向かって撓曲し、その方向は、回転可能スプールが、衝突事件の間に限られた長さのシートベルトウェビング5が巻き出されるのを可能にするように回転する方向である。可撓性部材に対する適当な材料は、プラスチック(ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、シリコーン、ポリウレタン、ナイロン、および他のアクリル樹脂、ポリマーまたはエラストマー)または金属(ステンレス鋼、アルミニウム、真鍮、銅等)等、任意の適当な可撓性材料を含んでもよい。金属厚さを、使用される可撓性材料によって変更してもよい。たとえば、材料厚さは、約0.1mm〜約10mmの範囲、好ましくは約1mmであってもよい。また、可撓性部材は、任意の適当な形状であるように厚さが不均一であってもかつ/または幅が不均一であってもよい。本発明のさまざまな実施形態によれば、回転可能スプール3の突起15に、2つ以上の可撓性部材を取り付けてもよい。たとえば、1つ、2つ、3つ、4つまたはそれより多くの可撓性部材を使用してもよい。
本発明の一実施形態によれば、流体は、水、鉱油、または適当な粘度の他の任意の流体等、作動流体(a hydraulic fluid)であってもよい。流体がキャビティ20から出ないように、開口19内かまたは開口19近くにシールがあってもよい。たとえば、突起15の外周であるが開口19の径の内側にOリング21を配置してもよい。本発明の代替実施形態によれば、後述するように、流体はレオロジー流体(a rheological fluid)であってもよい。
カバー12は、任意の適当な締結機構により側壁50等、ベースフレーム2の1つの側壁に取り付けられる。カバー12は、シートベルトの通常動作中にチャンバがカバー12内で回転可能スプール3とともに回転し得るように、チャンバ10上に配置される。カバーの中心位置23に開口が配置され、それにより、チャンバ10がカバー12によって回転可能に支持されるように突起が開口内に嵌合することができる。
ロック機構9は、カバー12の外面に取り付けられるかまたはそれを通して突出する。ロック機構9は、衝突事故の間にチャンバ10が回転するのを防止するように構成される。図4に示すように、ロック機構は、衝突事故の間にカバー12の開口404を通して突出することによりチャンバ10の周囲壁306と接触するように構成される爪400であってもよい。外側周囲壁306は、衝突事故時に、チャンバ10がスプール3とともに回転しないように、爪400と係合する外歯403を有してもよい。爪400がカバー12の開口404から出てチャンバ10の外歯に係合するようにするために、爪400を、ばね機構、点火装置等の作動装置406によって起動してもよい。あるいは、チャンバ10の周囲壁306は、図2に示すように平滑であってもよい。かかる場合、ロック機構は、刃部402を備えた爪400を有してもよく、刃部402は、周囲壁306に切り込み摩擦により回転を停止させることによりチャンバ10の回転を防止する。
爪400をチャンバ10の周囲面に接触させる作動装置406を、ECU204が、発生しているか差し迫ってきている衝突事故に関する情報をセンサ206から受け取った時に起動してもよい。作動装置406を、ベルト引込機構202の動作中または動作後に起動してもよい。
ここで、シートベルト装置の動作について説明する。シートベルトの通常動作中、スプールはベースフレーム2に回転可能に支持されるため、シートベルトウェビング5を、回転可能スプール3の中央部13から容易に巻き出すことができる。乗員が、シートベルトウェビング5に対し、引っ張る、押す、もたれかかる、または他の任意の物理的移動により圧力を加えると、ウェビングは回転可能スプール3から巻き出される。乗員が緊張を緩めると、ウェビングは、ベルト引込機構202を使用して回転可能スプール3上に巻き戻される。
衝突事故の間、車両センサ206は、車両の突然の減速かまたは衝突の衝撃自体を検出してもよい。センサによって検出される信号は、ECU204(コントローラ等)によって処理され、ECU204は、シートベルトウェビング5をスプール3に巻き上げるようにベルト引込機構202をトリガし(trigger)、チャンバ10の回転をロックするようにロック機構9をトリガする。しかしながら、回転可能スプール3は、前方に移動しかつウェビング5に作用する車両乗員の慣性力により依然として回転する(すなわち、中心位置23を中心にトルク力を加える)可能性がある。回転可能スプールが回転しチャンバが移動しないことにより、ピン17がせん断変形する。しかしながら、チャンバ10が衝突事故の間にエネルギー吸収を容易にするように、可撓性部材11がキャビティ20内の流体を通して移動するため、シートベルトウェビング5の解放が制御される。可変エネルギー吸収機構4は、巻き出されるウェビング5の長さがウェビング5の制限長さ以下であるように、回転可能スプール3の回転を制限してもよい。巻き出されるウェビングの量を、シートベルトウェビングに対する乗員の抵抗力に応じてさらに自動的に調整してもよい。
シートベルトウェビングに低負荷状態が作用している場合(たとえば、わずかな衝撃または小さい車両乗員負荷)、可撓性部材11は単に、回転している回転可能スプール3の方向Aと反対方向に撓曲することなく流体内を移動することができる。図2の参照数字11Aは、この低負荷状態における可撓性部材11を示す。この実施形態では、可撓性部材は湾曲形状である。低負荷下で、エネルギー吸収機構の結果としての抵抗は、シートベルトウェビングに対し乗員が加える圧力に対応する。
シートベルトウェビングに高負荷状態が作用している場合(たとえば激しい衝撃かまたは大きい車両乗員負荷)、可撓性部材11は、作動流体内を移動する際に後方に撓曲する可能性がある。図2の参照数字11Bは、この高負荷位置にある可撓性部材を示す。可撓性部材の材料および/または構造を、可撓性部材が単に直線状になるためだけに十分に撓曲するようように(図2の位置11Bに示すように)選択してもよい。高負荷下では、エネルギー吸収機構の結果としての抵抗は、乗員がシートベルトウェビングに対して加える圧力に対応する。さらに、可撓性部材11は、その可撓性および撓曲により、可撓性部材が低負荷状態下で位置11Aにあり続ける場合より、チャンバ10の内壁24に接触する前に回転可能スプール3を中心により大きい距離移動することができる。
流体を通る可撓性部材の移動は、シートベルトウェビング5の繰出しを制御する。それは、可撓性部材11がスプール3内で回転し内壁24に当接すると、回転可能スプール3がそれ以上回転することができないためである。可撓性部材を、流体の力によりそれが参照番号11Bの方向に撓曲することができるが、内壁24に接触すると撓曲しないように、十分剛性な材料から構成してもよい。
さらに、乗員の力がシートベルトウェビング5に作用する結果としての車両乗員に対する深刻な負傷を、(1)流体内を移動する可撓性部材11の抗力と、(2)可撓性部材に作用する抗力によってもたらされる可撓性部材のその撓曲形状からの変形と、によって衝撃エネルギーが吸収されることにより、低減することができる。したがって、可撓性部材11がキャビティ20を通して流体に逆らって移動することにより、乗員の力がシートベルトウェビング5に作用することによって回転がもたらされる回転可能スプール3の運動量が吸収される。
図5は、乗員100および車両101に対するシートベルト装置1を示す。可変エネルギー吸収機構4を、スプール3、ベースフレーム2およびベルト引込機構202とともに車両ガーニッシュまたはトリムの後方に隠すことができるように、車両101の中柱41内に配置してもよい。シートベルトウェビング5は、回転可能スプール3に巻回されてもよく、バックル110に取り付けることにより乗員100を固定することができる。外側アンカ108は、乗員のひざを横切ってシートベルトウェビング5を固定することができる。回転可能スプール3およびエネルギー吸収機構4は、ベースフレーム2によって車両に取り付けられてもよい。衝突事故の間、エネルギー吸収機構4は、上述したように機能することにより、乗員が矢印FRの方向を前方に投げ出される際にシートベルトウェビング5に対する乗員の衝撃エネルギーを吸収する。エネルギー吸収機構4は、乗員の力負荷がシートベルトウェビング5のラップ部に対して加えられても肩ストラップ部に対して加えられても機能することができる。
シートベルト装置1の別の実施形態では、回転可能スプール3およびエネルギー吸収機構4を、通常動作中かつ/または衝突事故の間のシートベルトウェビングの適当な巻取りおよび巻出しを可能にするように、外側アンカ108にまたは車両内の他の任意の適当な位置に取り付けてもよい。
図3に示すようなシートベルト装置の別の実施形態では、エネルギー吸収機構は、トーションバー30等、1つまたは複数の他のエネルギー吸収機構とともに機能してもよい。トーションバー30が使用される場合、エネルギー吸収機構4は、上述したものと実質的に同じように動作する。しかしながら、シートベルト装置は、回転可能スプール3の中央通路31にトーションバー30をさらに備える。トーションバー30の一端504は、回転可能スプール3のエネルギー吸収機構4がある側の近くに従来のように(たとえばスプライン結合)取り付けられる。トーションバー30の他端502は、ロックベース500に取り付けられ、それは、回転可能スプール3の反対側でベースフレーム2の対向する側壁52の内側で回転する。ロックベースは、衝突事故の間にスプール3のチャンバ10が取り付けられている側とは反対側の端部における回転を防止するロック機構9に供給されてもよくまたはそれに関連してもよい。
通常動作時、トーションバー30、ベルト引込機構202およびロックベース500は、単一ユニットとして回転する。衝突事故の間、第2ロック機構506は、ロックベース500が回転しないようにし、それにより、ロックベース500に取り付けられたトーションバー30の一方の側502が回転しなくなる。回転可能スプール3に取り付けられるトーションバー30の他方の側504は、衝突事故の間、車両乗員の慣性力がシートベルトウェビング5に対して作用するために依然として自由に回転することができる。そして、トーションバー30がねじれ、そのため、乗員がシートベルトウェビング5に対して作用する力に対応する衝撃の幾分かのエネルギーを吸収する。
同時に、カバー12に取り付けられるかまたはカバーを通して突出するロック機構9は、チャンバ10の回転を防止する。回転可能スプールが回転する結果として、可撓性材料11は、キャビティ20内の流体を通して移動し、かつ/または回転可能スプール3の回転と反対の方向に撓曲し(図2に示すように)、それによりさらなるエネルギーが吸収される。
図6に示す別の実施形態は、使用してもよい2つのEA機構4および4’を示す。このように、回転可能スプール3のいずれの側にもエネルギー吸収機構がある。衝突事故の間、エネルギー吸収機構4および4’の対応するチャンバ10、10’の一方または両方が、ロック機構9および9’によって適所にロックされる。スプール3の突起15’は、追加のEA機構4’のチャンバ10’およびカバー12’に通され、ベルト引込機構202に連結される。キャビティ20’内部の流体が漏れないように、追加のシール19’が必要であってもよい。第2のEA機構4’は、EA機構4と本質的に同様に作用する。チャンバ10’がロック機構9’によってロックされると、ピン17’がせん断変形するため、回転可能スプール3は依然として自由に回転することができる。チャンバ10’内の流体を通る可撓性部材11’の移動は、回転可能スプール3の回転をさらに妨げ、衝突中にシートベルトに対する乗員の衝撃を自動的に吸収することができる。
図7に示すような本発明のさらに別の実施形態では、作動流体はレオロジー流体であってもよく、それは、その粘度を、電流を印加するかまたは磁界を導入することによって制御することができる流体である。このため、流体の粘度を、車両乗員または他の設計考慮事項に応じて調整することができる。言い換えれば、レオロジー流体は、チャンバ10内の流体のその粘度が微調整されるかまたは特定の車両乗員にカスタマイズされることを可能にする。たとえば、レオロジー流体は、マグネトレオロジー(magnetorheological)(MR)流体かまたはエレクトロレオロジー(electrorheological)(ER)流体であってもよい。MR流体は、油等、キャリア流体におけるマイクロメータサイズ磁性粒子の懸濁液を含む。磁界にさらされると、流体はその粘度を大幅に上昇させる。ER流体は、電気的に絶縁する流体における極めて微細な非導電性粒子(50マイクロメータまで)の懸濁液である。電界にさらされると、このタイプの流体の粘度は変化する。これらのタイプの流体のうちの1つが使用される場合、シートベルト装置は、図7に示すように、作動装置600の使用を含んでもよい。
作動装置600は、MR流体がチャンバ10内の流体である場合に磁界を形成する、本技術分野において既知である装置であってもよい。たとえば、1つのかかる作動装置は、電磁石かまたは本技術分野で既知である他の任意の磁界生成/変更装置であってもよい。適当な流体および作動装置の一例は、参照により本明細書に援用される(特許文献4)に記載されている。あるいは、ER流体が使用される場合、作動装置は、電界を生成する本技術分野において既知であるいかなる装置であってもよい。たとえば、1つのかかる作動装置は、電界発生器であってもよい。
作動装置600を、作動装置がECU204からの信号に基づいて磁界または電界を変更し得るように、ECU204によって制御してもよい。ECU204は、たとえば車両乗員の体重を確定するセンサ602から信号を受け取る。ECUは、乗員の体重を確定すると、乗員の体重に基づいて流体の粘度を変更するように、作動装置にコマンドを送信してもよい。たとえば、乗員が小さい子供である場合、子供に対する不要な負傷を防止するように、流体の粘度を低下させてもよい。
単に作動流体が使用されるかまたは作動装置600を使用せずにレオロジー流体が使用される場合、開示したシートベルト装置は、シートベルト装置に乗員サイズおよび/または衝突の激しさを検出するために外部センサに頼らない可変EA機構を提供してもよい。設計は、乗員サイズおよび衝突の激しさに関連するため乗員拘束性能を向上させることができ、その上、それを大幅に低減したコストで行うことができる。このため、衝突事故の間のシートベルトウェビングに対する車両乗員の力の可変吸収が、外部センサが乗員のサイズおよび/または衝突の激しさを検出する必要なしに達成される。
本発明の一実施形態によれば、シートベルト装置は、シートベルト装置の回転可能スプールの周囲面に取り付けられかつ流体が充填されるチャンバ内に配置される可撓性部材を備える、可変EA機構を有してもよい。エネルギー吸収機構のチャンバ内の流体としてレオロジー流体または作動流体を使用してもよい。衝突事故の間、エネルギー吸収機構を、ロック機構により適所にロックしてもよく、(1)作動流体を通して移動する可撓性部材の抗力と、(2)抗力が可撓性部材に作用していることによってもたらされる可撓性部材のその撓曲形状からの変形と、により、衝突の幾分かのエネルギーが吸収される。
本発明の開示により、当業者は、本発明の範囲および趣旨の中で他の実施形態および変更形態があり得ることを理解するであろう。したがって、本発明の範囲および趣旨の中で本開示から当業者が達成可能なすべての変更形態が、本発明のさらなる実施形態として包含される。本発明の範囲は、冒頭の特許請求の範囲に示されるように定義される。
本発明の一実施形態によるシートベルト装置の概略図である。 図1に示す線II−IIに沿った可変エネルギー吸収機構の断面図である。 本発明の別の実施形態によるシートベルト装置の概略図である。 本発明の別の実施形態による図1に示す線II−IIに沿った可変エネルギー吸収機構の断面図である。 車両の内部および乗員に関連する本発明の一実施形態によるシートベルト装置の概略図である。 本発明の別の実施形態によるシートベルト装置の概略図である。 本発明の別の実施形態によるシートベルト装置の可変エネルギー吸収装置の概略図である。
符号の説明
1 シートベルト装置
2 ベースフレーム
3 回転可能スプール
4、4’ 可変エネルギー吸収機構
5 シートベルトウェビング
9、9’ ロック機構
10、10’ チャンバ
11、11’ 可撓性部材
12、12’ カバー
13 中央部
14 フランジ
15、15’ 突起
17、17’ せん断変形可能ピン
18 凹部
19 開口
19’ シール
20、20’ キャビティ
21 Oリング
22 外壁
23 中心位置
24 内壁
30 トーションバー
31 中央通路
41 中柱
50、52 側壁
54 後壁
100 車両乗員
101 車両
102 車両シート
104 ショルダアンカ
106 トング
108 外側アンカ
110 バックル
202 ベルト引込機構
204 電子計算装置
206、602 センサ
302、304 平坦壁
306 周囲壁
400 爪
402 刃部
403 外歯
404 開口
406、600 作動装置
500 ロックベース
502 他端
504 一端
506 第2ロック機構

Claims (18)

  1. シートベルト装置であって、
    乗員拘束のためのシートベルトウェビングと、
    該シートベルトウェビングに連結されかつベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプールと、
    該回転可能スプールの一端に連結される少なくとも1つの可変エネルギー吸収機構であって、
    流体が充填されるように構成され、通常動作中は回転可能スプールと共に回転することでシートベルトウェビングを巻き戻すように構成されるチャンバと、
    該チャンバ内の該回転可能スプールの外周に取り付けられる可撓性部材と、
    を備える可変エネルギー吸収機構と、
    衝突事故の間に該チャンバの回転を防止するロック機構と、
    を備える、シートベルト装置。
  2. 一端に前記回転可能スプールが連結され、かつ衝突事故の間に前記ロック機構によって固定位置にロックされるように構成される一定エネルギー吸収機構をさらに備える、請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記一定エネルギー吸収機構がトーションバーである、請求項2に記載のシートベルト装置。
  4. 前記可撓性部材がベーン(vane)である、請求項1に記載のシートベルト装置。
  5. 前記可撓性ベーンが湾曲している、請求項4に記載のシートベルト装置。
  6. 前記可変エネルギー吸収機構の前記可撓性部材が、前記回転可能スプールの回転が1回以下であるように制限される、請求項1に記載のシートベルト装置。
  7. 前記チャンバ内の流体をさらに備え、該流体が作動流体(hydraulic fluid)かまたはレオロジー流体(rheological fluid)である、請求項1に記載のシートベルト装置。
  8. シートベルト装置であって、
    回転可能スプールと、
    可変エネルギー吸収機構であって、
    該回転可能スプールの周囲面に取り付けられかつ流体が充填されるチャンバ(a chamber filled with fluid)内部に配置される可撓性部材
    を備える可変エネルギー吸収機構と、
    を備え、
    衝突事故の間、該流体を通る該可撓性部材の抗力によりかつ該可撓性部材の変形により、前記スプールの回転方向に対して後方に撓曲することで、エネルギーが吸収される、シートベルト装置。
  9. 前記チャンバが作動流体またはレオロジー流体で充填される、請求項8に記載のシートベルト装置。
  10. 前記チャンバ内部に突出する内壁をさらに備え、該内壁が前記可撓性部材と係合し、前記回転可能スプールの回転を1回以下の回転に制限する、請求項8に記載のシートベルト装置。
  11. 可撓性部材が湾曲形状である、請求項8に記載のシートベルト装置。
  12. ロック機構をさらに備え、前記チャンバが衝突事故の間に該ロック機構によって適所にロックされる、請求項8に記載のシートベルト装置。
  13. 衝突事故の間に車両乗員の抵抗エネルギー吸収力を調整するように構成される可変エネルギー吸収機構と、
    シートベルトウェビングに連結されるように構成されかつベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプールと、
    を備え、
    該エネルギー吸収機構が車両乗員に対する衝撃エネルギーを吸収することができる、シートベルト装置であって、
    該可変エネルギー吸収機構がチャンバと可撓性部材とを備え、
    該チャンバ内部に突出する内壁をさらに備え、該可撓性部材が該回転可能スプールに取り付けられ、該内壁が該回転可能スプールの回転を1回以下の回転に制限する、
    シートベルト装置。
  14. 前記可変エネルギー吸収機構が、前記回転可能スプールの抵抗を増大または低減するように液圧動作(a hydraulic action)を使用する、請求項13に記載のシートベルト装置。
  15. 前記可変エネルギー吸収機構が、所望の長さのシートベルトウェビングが衝突事故の後に該シートベルトウェビングに作用する前記車両乗員の衝撃エネルギーに応じて巻き出され得るようにする、請求項13に記載のシートベルト装置。
  16. 前記可変エネルギー吸収機構がカバーおよび流体をさらに備え、そして、該流体が作動流体またはレオロジー流体である、請求項13に記載のシートベルト装置。
  17. 衝突事故の間に車両乗員の抵抗エネルギー吸収力を調整するように構成される可変エネルギー吸収機構と、
    シートベルトウェビングに連結されるように構成されかつベースフレームによって回転可能に支持される回転可能スプールと、
    を備え、
    該エネルギー吸収機構が車両乗員に対する衝撃エネルギーを吸収することができる、シートベルト装置であって、
    該可変エネルギー吸収機構がチャンバと可撓性部材とを備え、該可撓性部材が湾曲形状である、シートベルト装置
  18. 第2可変エネルギー吸収機構をさらに備える、請求項13に記載のシートベルト装置。
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