JP6893263B2 - リトラクタプリテンショナアセンブリ - Google Patents

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Description

本開示は、車両の乗員を拘束するためのシートベルト拘束装置に関し、より具体的には、シートベルトにプリテンションをかけるための装置に関する。
このセクションにおける記述は、単に、本開示に関連する背景情報を提供するものであって、先行技術を構成しない場合がある。
車両座席内の乗員を拘束するためのシートベルト拘束システムは、車両衝突状況において乗員の傷害を低減するために重要な役割を果たす。従来のいわゆる「3点」型のシートベルト拘束システムは、乗員の骨盤にわたって延在するラップベルト区分、及び上部胴体と交差するショルダベルト区分を共通して有し、これらは共に締結されるか、又はシートベルトウェビングの連続的な長さによって形成される。ラップ及びショルダベルト区分は、固定具によって車両構造に接続される。
ベルトリトラクタは、ベルトウェビングを格納するために典型的に提供され、更に衝突状況においてベルト張力の負荷を管理するために作用し得る。乗員によって手動で展開されるシートベルト拘束システム(いわゆる「アクティブ」タイプ)はまた、固定具によって車体構造に取り付けられたバックルを典型的に含む。ベルトウェビングに取り付けられたラッチ板は、バックルによって受容されて、ベルトシステムが拘束を可能にするために締結されること、及び車両から出入りすることを可能にするために外されることを可能にする。シートベルトシステムは、配備されていると、衝突の間、乗員を効果的に拘束する。
OEM車両メーカーは、乗員拘束性能を向上させるために、車両の衝撃中、又は衝撃の前でもシートベルトを引っ張るプリテンション装置(「前プリテンショナ」としても既知である)を伴うシートベルト拘束システムを提供することが多い。プリテンショナは、ウェビング内の緩みを取り除き、衝突シーケンスの早期においてベルト拘束システムが乗員と結合することを可能にする。プリテンショナのうちの1つのタイプは、ベルトを引っ張るためにウェビングリトラクタ上で作用する。
リトラクタプリテンショナの種々の設計が、現在存在し、火工電荷を生成するためのガス発生器を組み込むロトプリテンショナとして知られるタイプを含む。このようなロトプリテンショナの例は、1995年4月11日に出願された米国特許第5,881,962号、2005年4月27日に出願された米国特許出願公開第2006/0243843号、2010年7月6日に出願された米国特許出願公開第2012/0006925号、及び2011年8月2日に出願された米国特許第7,988,084号において記載され、本出願の譲受人によって共有され、全ての目的上、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。一般に、火工電荷又は他の可燃性材料の点火は、ピストンを有するチャンバ内にガス圧力を作り出して、プリテンショナチューブ内に配置されたピストン、ラックピニオン、又は一連の球体等の駆動要素に運動を付与し、これがリトラクタスプールスプロケットと係合し、それを巻いて、ウェビングを格納する。
一連の金属球体を使用するプリテンショナの1つの問題は、フルプリテンションストロークに必要とされる一連の球体の重量、並びに厳密な公差を伴う複数の金属球体を供給することに対応するコストである。更に、一連の金属球体、又はラックピニオンに基づくシステムを使用するプリテンショナの場合、一連の球体又はピニオンがリトラクタスプールスプロケットと十分に係合することを確実とする同期又はクラッチ特徴部が必要である。
プリテンショナに伴う別の問題は、低抵抗状態として知られており、つまり駆動要素が、実質的な抵抗を経験することなく、ストロークの端部に達することになる。これは、シートベルトウェビング内に過剰な緩みがある場合に発生し得る。これらの場合において、低抵抗は、駆動要素からのより低い背圧量をもたらす。背圧は、駆動要素とスプロケットとの間の係合によって生成されるので、より低い背圧は、駆動要素につながる封止要素上の圧力を低減させる。封止要素上の低減した圧力は、封止要素が周方向に圧縮される量を低減させる。低減した封止性は、一連の球体の周囲のチューブからガスが漏れ出ることをもたらし得る。
プリテンショナに伴う更なる問題は、プリテンションストロークの端部で、リトラクタ及びシートベルトウェビングを係止された状態に維持する必要性である。リトラクタスプールが係止されたままでないとき、払い戻しが発生し得、それによりシートベルトが巻き取られず、シートベルト内に緩みを再導入させる。係止位置を維持するための1つの方法は、プリテンションストロークに必要とされる量を超えてガス発生器からの圧力を維持することを含む。しかしながら、これは、重量及びコストを付加する。
本開示は、スピンドルと、車両に使用するためのフレームとを含む、シートベルトプリテンションリトラクタアセンブリに関する。
本開示の一態様によれば、シートベルトプリテンションリトラクタアセンブリは、フレームに据え付けられ、内部キャビティを有するように適合されたハウジングと、ガス発生器と流体連通する第1のチューブ端部とハウジングのための内部キャビティと流体連通する出口とを有する弓状及び湾曲形状を有するチューブと、ハウジングに回転可能に据え付けられ、プリテンション中にシートベルトウェビングを巻き取るように適合されたスピンドルに固定的に連結されたスプロケットと、チューブ内に配置され、ガス発生器から離れて配置された近位端を有するポリマーロッドと、ハウジング内に配置されたガイドプレートと、を備える。ガイドプレートは、チューブの出口からスプロケットの反対側に配置されたガイド部と、スプロケットと係合する前又はプリテンション後に、ポリマーロッドが捕捉されるのを防止するために、チューブの出口に配置されたロッドガイドとを有する。
本開示の更なる態様によれば、ロッドガイドは、チューブの出口においてチューブの外側表面に沿ってガイドプレート上に形成される。ロッドガイドは、案内面と、停止面と、漏斗形状部と、段差部と、を含む。漏斗形状部は、案内面と停止面との間の角度を有して形成される。
本開示の更なる態様によれば、ポリマーロッドの遠位端に形成された先端角度は、プリテンション後にロッドがチューブとスプロケットとの間で圧縮するのを防止するために漏斗形状部の角度に対応する。
本開示の更なる態様によれば、ロッドガイドの段差部は、スプロケットに面する側に形成され、スプロケットとロッドガイドとの間のスプロケットのフランジを通過するように構成されている。ロッドガイドの段差部は、スプロケット上に形成された歯点に近接し、間隙を画定する。間隙は、段差部とスプロケットの歯点との間の最短距離として決定される。スプロケットの歯点とロッドガイドの段差部との間の間隙の距離は、ロッドガイドが、スプロケットと係合する前又はプリテンション後にポリマーロッドが間隙内に押し込まれることを防止するように、ポリマーロッドの直径よりも小さい。
本開示の更なる態様によれば、ロッドガイドの案内面は、スプロケットと係合する前に、ポリマーロッドがガイドプレート内のオーバーフローキャビティに進入することを阻止し、ポリマーロッドをスプロケットと係合するよう案内するように更に構成されている。ハウジング内に配置されたオーバーフローキャビティは、ロッドガイドによってチューブの出口から実質的に分離される。
本開示の更なる態様によれば、ポリマーロッドは、ガス発生器による作動に応答して、スプロケットの外周に沿って、かつガイド部の弓状ランディング面に向かってチューブを出て、スプロケット及びスピンドルを回転させてシートベルトウェビングを巻き取る。スプロケットは、ポリマーロッドがスプロケットと係合するのに応じて、ポリマーロッドを塑性変形させる複数のベーンを含む。スプロケットは、ポリマーロッドがスプロケットに接触するのに応じて回転する。
本開示の更なる態様によれば、シートベルトプリテンションリトラクタアセンブリは、ガス発生器とポリマーロッドとの間のチューブ内に配置された封止部材を含む。
本開示の更なる態様によれば、アセンブリは、ガス発生器の作動前にポリマーロッドの遠位端がチューブの出口から近位側に配置されている第1の状態と、ポリマーロッドの遠位端がスプロケットと係合する第2の状態と、ポリマーロッドの遠位端がスプロケットから係合解除される第3の状態と、を有する。
更なる詳細及び利益は、添付の図面の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。図面は、単に例示目的で提供され、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
本明細書に記載する図面は、単に例示のためのものであり、いかなる形でも本開示の範囲を限定しようとするものではない。
図1は、乗員拘束システムの斜視図を示す。
図2は、図1のプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリを示すために種々の構成要素を取り除いた乗員拘束システムの斜視図である。
図3は、本開示の例示的な形態による、プリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの平面図である。
図4は、図3に示すプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの分解図である。
図5は、本開示によるキャビティを有する複数のベーンを有するスプロケットの斜視図である。
図6は、本開示によるガイド部及びロッドガイドを含むガイドプレートの斜視図であり、図6Aは本開示による段差部を含むロッドガイドの詳細図である。
図7は、図3の線A−Aに沿って取られた、第3の状態のプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの断面図である。
図8は、図3の線A−Aに沿って取られた、第1の非作動状態にあるプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの断面図である。
図9は、図3の線A−Aに沿って取られた、第2の状態の封止部を有するプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの断面図である。
図10は、図3の線A−Aに沿って取られた、第3の状態の封止部を有するプリテンショナシステムを含むシートベルトリトラクタアセンブリの断面図である。
図面を通じて、対応する参照数字は、同様の又は対応する部品及び特徴部を示すことを理解されたい。
以下の説明は、本質的に単なる例示であり、本開示又はその応用若しくは用途を限定することは意図されない。図面を通じて、対応する参照数字は、同様の又は対応する部品及び特徴を示すことを理解されたい。
図1は、本開示の例示的な形態による車両座席10及び車両用シートベルトアセンブリ12を示す。シートベルトアセンブリ12は、上部ガイドループ又は固定具18からラッチ板20まで延在するショルダベルト部16及びラッチ板20から下部固定具24まで延在するラップベルト部22を有するシートベルトウェビング14を含む。ラッチ板20は、ループ部26を含むことができ、それを通じてウェビング14が延在する。ラッチ板20は、シートベルトアセンブリ12を係止及び解除するために、シートベルトバックル28内に挿入されることが可能である。シートベルトバックルのケーブル30は、直接か、又は他の構成要素と協働するかのいずれかで、シートベルトバックル28を車両フレームの一部に固定する。ラッチ板20及びシートベルトバックル28に対する変更、並びにウェビング14及びそれに関連付けられた車両構造へのそれらの取り付けを含む、シートベルトウェビング14を車両に取り付ける他の様式も使用され得ることが理解されるであろう。
シートベルトウェビング14は、車両座席10内に(一体化された構造的座席設計において)位置付けられるか、又は車体に構造的に結合されたリトラクタアセンブリ32(図2及び図3に示される)から巻き出し可能であり、そのためシートベルトウェビング14の有効長が調節可能である。バックルラッチ板20がシートベルトバックル28に締結されると、シートベルトアセンブリ12は、上部固定具18と、バックルラッチ板20と、下部固定具24との間に3点拘束を画定する。リトラクタアセンブリ32、バックルラッチ板20、及び下部固定具24のための代替的な場所等、任意の他の好適な構成が、本開示で使用されてもよい。
図2を参照すると、車両から取り外され、リトラクタアセンブリ32を示す本開示のシートベルトアセンブリ12の等角図が示されている。リトラクタアセンブリ32は、共通のフレーム38に据え付けられたスプールアセンブリ34及びガス発生器36を含む。スプールアセンブリ34は、ショルダベルト部16のウェビング14と接続されウェビング14を収容し、一方でウェビング14のラップベルト部22の端部が、固定点、例えば、フレーム38、又は座席10若しくはフロアパン等の車両の別の部分と固定的に係合される。
また図3を参照すると、スプールアセンブリ34は、シートベルトウェビング14のショルダベルト部16と係合し、シートベルトウェビング14を巻き取り又は巻き出しするために回転するスピンドル40を含む。捩り「クロック」又は「モータ」タイプばねは、ばねエンドキャップ42内に搬送され、スピンドル40がシートベルトウェビング14を格納するように回転的に付勢する。スプールアセンブリ34は、プリテンショナ、慣性及びウェビング感知係止装置、トーションバー荷重リミッタ、又は他のベルト制御装置を含む、先行技術に従って既知の他のスプール制御機構を更に組み込んでもよい。本明細書内で言及される「スプール制御システム」は、ウェビングスプールの回転移動を制御し、このためシートベルトウェビングの引き出し及び格納を制御するいずれのシステムを含み得る。このようなスプール制御システムの1つが、電動アシストリトラクタである。スプール係止装置は、転動球体又は振り子等の慣性感知要素を典型的に組み込み、スプール制御システムのスプロケットを係合させて、シートベルトウェビング14のスピンドル40からの更なる引き出しを防止する。ウェビング感知係止装置は、シートベルトウェビング14の急速な巻き出しを感知して、リトラクタアセンブリ32を係止する。シートベルトウェビング14の引き出し及び/又はラッチ板20のシートベルトバックル28への接続を検出する種々の電子感知機構がまた、リトラクタアセンブリ32内に組み込まれてもよい。
車両の通常運転中、リトラクタアセンブリ32は、シートベルトウェビング14の巻き出しを可能にして、乗員に一定量の移動の自由度を与える。しかしながら、衝撃、又は潜在的な衝撃状況が検出された場合、リトラクタアセンブリ32は、係止されて、巻き出しを防止し、乗員を座席10内に固定する。例えば、車両が所定の割合で減速する場合、リトラクタアセンブリ32は係止される。シートベルトウェビング14の自由な巻き出しに部分的に起因して、シートベルトアセンブリ12は、通常の使用中に緩みを生じることが多い。
図4は、本開示の例示的な形態による、プリテンショナシステム44を含むリトラクタアセンブリ32の分解図を示す。図3〜図4を参照すると、リトラクタアセンブリ32は、スプールアセンブリ34に操作可能に接続され、プリテンションのためにスピンドル40を回転させるように操作可能なプリテンショナシステム44を更に組み込む。当業者に既知であるように、リトラクタプリテンショナは、検出された車両衝撃の初期段階において、乗員に対してよりきつい状態へとシートベルトウェビングを巻く。これは、車両の衝撃又は転覆による減速の力に応じて、乗員の前方運動又は偏移を低減させるために提供される。
図3及び4に示されるように、プリテンショナシステム44は、プリテンショナチューブ52の第1のチューブ端部51においてガス発生器36と連通するプリテンショナチューブ52を含む。ガス発生器36は、発射信号に応じて膨張用ガスを提供するために使用される。当該技術分野で既知のように、例えば、車両は、衝撃事象、衝突、又は転覆等の緊急事象を示す信号を送るセンサアレイを含む。車両センサは、特定の衝撃センサであってもよく、又は従来型の車両センサ(例えば、縦又は横加速度センサ、若しくは別様に、一式の複数のセンサを有する制御システムの一部であってもよい。当業者に既知の、又は当業者に既知となるであろう他のいずれの衝撃センサもまた、本開示のシートベルトアセンブリ12と連動して容易に用いられ得る。中央処理ユニット(central processing unit、CPU)又は他のコントローラ等の電子制御ユニットは、信号を受信し、シートベルトアセンブリ12を、(例えば、プリテンショナの起動を介して)車両のシートベルトウェビング14を締めることによって応答するように制御する。
図4において、プリテンショナチューブ52は、例えば、細長い形状を有し、チューブ52内部で可撓性である、その中に配置されたポリマーロッド又は塑性変形可能なポリマーロッド等の、ロッド60を有する。より具体的に及び以下でより詳細に考察されるように、ポリマーロッド60は、その中への挿入より前にプリテンショナチューブ52の外側に配置されるときは、略直線形状を有し、チューブ52内に挿入されると、図4の分解図に示されるようにチューブ52の蛇行形状に従って屈曲及び撓むことになる。
図3及び4に示されるように、リトラクタアセンブリ32は、共通のフレーム38に据え付けられたスプールアセンブリ34を含む。より具体的には、スプールアセンブリ34は、共通のフレーム38に対して回転して、スプールアセンブリ34に取り付けられたシートベルトウェビング14を巻くことになる。共通のフレーム38は、プリテンショナシステム44の構成要素をハウジング54の内側に収容するためのハウジング54を含む。
図4では、スプールアセンブリ34は、ハウジング54内に配置されたスプロケット56を含む。スプロケット56は、スピンドル40に取り付けられる。スプロケット56の回転は、取り付けられたスピンドル40を回転させて、スピンドル40に取り付けられたシートベルトウェビング14を巻くようにする。
図4に示すように、ロッド60は、本開示の例示的な形態で略円形の断面を有する。本開示の他の形態によれば、ロッド60は、ロッド60がチューブ52内に挿入され、挿入されたとき、チューブ52の蛇行形状に適合することを可能にする、矩形断面、三角形断面、又は他の多角形断面等の、非円形断面を有することができる。多角形の断面は、ロッド60の長さに沿って回転して螺旋形状を形成してもよい。加えて、ロッド60は、長手方向のレール若しくは円周方向のリングなどの突出部、又は長手方向若しくは円周方向の溝などの凹部を含んでもよい。
図4に示すように、ロッド60は、ロッド60がプリテンショナシステム44内に設置されたときにガス発生器36に向かって配置される近位端62を含む。ロッド60は、近位端62からロッド60の反対側の端部に配置された遠位端64を更に含む。遠位端64はテーパ形状を有するが、遠位端64の他の好適な形状が、本開示の他の形態に従って実装されてもよい。
ロッド60は、他のロトプリテンショナの金属球体駆動要素に対して低減した重量を有する、ポリマー材料から作製されることが好ましい。特定のポリマー材料が、ユーザの特定の要望に適合するように選択されることができる。ポリマー材料は、初期設置を可能にし、並びにガス発生器36による作動に応じてチューブ52を通じて屈曲及び撓むことができるように十分な可撓性を有するものが好ましい。ポリマー材料は、ロッド60がプリテンショナシステム44のスプロケット56に負荷を十分に伝達するように、作動に応じてチューブ52を通って押されることを可能にするのに十分な剛性を有するものが好ましい。
また、ロッド60は、可塑変形可能なポリマー材料から作製されることが好ましい。作動中及び作動後、ロッド60は、作動及びプリテンショナシステム44の他の構成要素との接触に応じて、塑性変形されることになる。この塑性変形は、システム44の使用を参照して更に説明されるが、塑性変形は、システム内の維持された圧力に完全に依存することなく、ロッド60の払い戻しを防止又は制限するようにシステムが係止されるようにする。また塑性変形により、ロッド60が変形し、スプロケット56のベーンと係合することができる。
1つの手法において、ロッド60は、ナイロン熱可塑性材料から作製される。ロッド60は、脂肪族ポリアミド熱可塑性材料から作製することもできる。別の手法において、ロッド60は、アセタール材料又はポリプロピレン材料等、同様の熱可塑性材料から作製することができる。しかしながら、塑性変形を伴わずにプリテンショナシステム44を作動させることができるロッド60用の他の材料も使用できることが理解されるであろう。例えば、弾性変形可能な材料を使用することができるが、そのような材料は可塑変形可能なロッドの利点のそれぞれを提供しないであろう。
図4及び5を参照すると、スプロケット56は、略環状形状を有し、環状本体部80を含む。スプロケット56は、一方の側でスプロケット56をスピンドル40に動作可能に接続するためにスピンドル40と回転可能に結合するように構成され、他方の側でばねエンドキャップ42と動作可能に係合するように構成されている。図4及び5に示されるように、スプロケット56は、ベーン82が本体部80の中心から延在するように、本体部80から径方向に突出する複数のベーン82を含む。また、スプロケット56は、図5に示すように、ロッド60がスプロケット56の複数のベーン82と係合したときにロッド60を案内するためのフランジ88を更に含む。スプロケット56のフランジ88は、ベーン82の歯点86と比較して本体部80から更に径方向に延在するため、フランジ88は、スプロケット56のベーン82上の係合したロッド60が横方向に係合解除することを防止することができる。
ベーン82は、各々前方から見ると、略三角形状であり、ベーン82が本体部80から径方向外側に延在するにつれて歯点86へと先細りする基部を有する(図7参照)。ベーン82の具体的な幅及びピッチは、所望により選択することができる。複数のベーン82は、隣接するベーン82の間に配置される半球形のキャビティ84を画定するように組み合わされる。
本開示の例示的な形態によれば、各々のベーン82は、同じサイズ及び形状を有することができ、スプロケット56の周囲に均一に分布させることができる。本開示の他の形態によれば、ベーン82は、異なるサイズを有し、及び/又は異なる間隔で離間することができる。ベーン82のサイズ及び間隔を調節することで、プリテンショナシステム44を起動するとき、スプロケット56の回転量及び/又は回転速度を変更することができる。この可変なサイズ及び/又は間隔は、同様に形成された一連の球体によるというより、ロッド60による作動に起因して可能となる。複数の球体形状の駆動要素を使用するプリテンショナにおいて、サイズ及び間隔は、球体の所定の形状及びサイズを可能にするために好ましくは均一である。
図4、6及び7に戻って参照すると、プリテンショナシステム44は、ハウジング54の内側に配置されたガイドプレート58を更に含む。ガイドプレート58は、スプロケット56と同様にハウジング54内に配置されるガイド部90を含む。ガイド部90は、チューブ52の出口53の反対側に配置され、スプロケット56は、ガイド部90とチューブ52との間に配置される。したがって、図7に示すように、チューブ52を出るロッド60は、ガイドプレート58上のガイド部90に接触する前にスプロケット56と接触することになる。
図6において、ガイド部90は、チューブ52の出口53に向かって凹形状を有する、略弓状のランディング面92を有する。1つの手法において、表面92の円弧は、一定半径を有する。更に、円弧の半径の中心点は、表面92とスプロケット56との間の径方向の間隔が、表面92に沿って一致するように、スプロケット56の回転軸と整列する。別の手法において、表面92の半径の中心点は、表面92とスプロケット56の外径との間の径方向の間隔が表面92に沿って異なる点で変化するように、スプロケット軸からオフセットすることができる。
表面92は、第1の端部94及び第2の端部96を含む。第1の端部94は、ロッド60がチューブ52を出て、スプロケット56を通過した後、第2の端部96よりも前に第1の端部94と係合するように、チューブ52の出口53と反対側に配置される。
図6において、ガイドプレート58は、ガイド部90の反対側に配置されるオーバーフローキャビティ98を更に画定する。オーバーフローキャビティ98はまた、チューブ52の屈曲部に隣接して配置され、スプロケット56は、ガイド部90とオーバーフローキャビティ98との間に配置される。オーバーフローキャビティ98は、必要に応じて、プリテンショナシステム44の作動中にロッド60の一部がその中に受容されることを可能にするようにサイズ決定、及び構成される。例えば、ロッド60がチューブ52を出た後、ロッド60がオーバーフローキャビティ98に向かって最終的に方向付けられるように、ガイド部90に接触し、ガイド部90に対応する弓状の経路において方向付けられることになる。ロッド60は、オーバーフローキャビティ98内に延在することができ、オーバーフローキャビティ98に隣接するチューブ52の屈曲部に沿って更に案内され得る。しかしながら、ロッド60が作動中に必ずしも、オーバーフローキャビティ98に最終的に達するほど十分に進まない場合があることが理解されるであろう。
図6及び7に示されるように、ガイドプレート58は、チューブ52の出口53に配置されたロッドガイド100を更に含む。ロッドガイド100は、案内面102と、停止面104と、漏斗形状部106と、段差部108と、を含む。図6において、チューブ52に面する案内面102は、チューブ52の出口53付近で取り付けられたチューブ52の外表面70と共に湾曲しており、ロッド60がチューブ52から押し出されるときにロッド60を案内するように構成されている。停止面104は、オーバーフローキャビティ領域98に面し、ロッド60がプリテンション後にオーバーフローキャビティ98に到達したときにロッド60を停止するように構成されている。図6に示すように、案内面102と停止面104との間の漏斗形状部106が形成され、角度110を画定する。ロッド60の遠位端64の先端角度72(図4参照)は漏斗形状部106の角度に対応するので、ロッドガイド100の漏斗形状部106はロッド60を効果的に停止してもよく、ロッド60の遠位端64がプリテンション後にオーバーフローキャビティ98に到達したときに、ロッド60がチューブ52とスプロケット56との間で圧迫されるのを防止するように構成されてもよい。
ロッドガイド100は、スプロケット56のベーン82と係合する前にロッド60がオーバーフローキャビティ98内に進入することを防止し、ロッド60をベーン82と強制的に係合させるように構成されている。ロッドガイド100により、ハウジング54内に配置されたオーバーフローキャビティ98は、チューブ52の出口53から実質的に分離される。図7を参照すると、ガイドプレート58と一体化され、チューブ52の出口53に配置されたロッドガイド100は、スプロケット56の歯点86とロッドガイド100との間に狭い間隙dを形成する。図6A及び7に示されるように、更に、スプロケット56に面する側には、ロッドガイド100の段差部108が形成されている。段差部108は、フランジ88との干渉なしに、ロッドガイド100の段差部108がベーン82の歯点86に近接するように、スプロケット56のフランジ88を通過するように構成されている。
図7に示すように、狭い間隙dはロッド60の直径Dよりも小さく、狭い間隙dに起因して、ロッドガイド100は、スプロケット56と係合する前に、ロッド60が捕捉されることを防止する。狭い間隙dは、スプロケット56の歯点86とロッドガイド100の段差部108との間の最短距離に画定される。したがって、ロッドガイド100は、高抵抗又は高温状況の場合に、ロッド60がチューブ52の出口53において誤った方向(オーバーフローキャビティ98の領域など)に進行するのを防止するように構成される。加えて、図7に示すように、ロッドガイド100は、プリテンション後にオーバーフローキャビティ98に到達した後に、スプロケット56と係合する前に、チューブ52の出口53から狭い間隙dに向かって、及びオーバーフローキャビティ98から狭い間隙dに向かって、ロッド60が圧縮されることを回避するように構成されている(図7の実線矢印参照)。したがって、ロッド60は、ロッド60が誤った方向に進むことを阻止することによって、スプロケット56のキャビティ84と係合するように案内される。
上記で説明されたように、リトラクタアセンブリ32は、発射信号に応じて膨張用ガスを提供するガス発生器36を含む。膨張用ガスは、チューブ52内部の圧力の増加をもたらし、これにより最終的にロッド60が、ガス発生器36からチューブ52を通じて強制的に引き離される。
再び図4を参照すると、プリテンショナチューブ52は、ピストン又は封止部66を含む。封止部66は、図4に最もよく示されるように、円筒状の外表面を有する円筒形状を有することができる。しかしながら、本開示の他の形態によるピストン又は封止部66の他の好適な形状が実施されてもよい。ガス発生器36の起動により、封止部66がガス漏れに抵抗できるようになる。ガスチャンバ68内部の加圧ガスが、封止部66を膨張させ、これが、封止部66を通過してガスが逃げることを防止するのに役立つ。したがって、本開示の封止部66は、高い封止圧力を保持し、並びにチューブ52内に残留ガス圧力を維持するように動作可能である。
図9及び10を参照すると、例えば、封止部66は球形状に形成されている。封止部66はチューブ52内に摺動可能に配置され、チューブ52に沿った作動経路に沿ってロッド60を駆動するように動作可能である。当業者には理解されるように、封止部66は、チューブ52の内部に圧入されるか、ないしは別の方法で嵌合されてもよい。加えて、封止部66は、略弾性構造を画定し、任意の好適なプラスチック又はポリマー(例えば、ポリエステル、ゴム、熱可塑性、又は他の弾性若しくは変形可能な材料)等の、当該技術分野で既知の種々の材料からなってもよい。更に、封止部66は、金属、プラスチック、又は他の好適な材料からダイカスト、鍛造、又は成形されてもよい。本開示の更なる態様によれば、封止部66は、ツーキャビティ射出成形プロセス又はツーショット(2K)射出成形プロセスを使用して形成され得る。略弾性構造は、封止部66の形状が圧力に応じて僅かに変化することを可能にし、それによってそれが提供する封止を向上させる。
図8〜10に示されるように、ここで、プリテンショナシステム44の一般的な機能について説明する。
プリテンショナは、図8に示されるように、ロッド60がチューブ52内に位置付けられる第1の初期又は公称状態を有する。封止部66は、ロッド60の上流に位置付けられる。ガス発生器36は、ガス発生器36と封止部66との間にガスチャンバ68が画定されるように、チューブ52の第1のチューブ端51に取り付けられる(図4参照)。
プリテンションを作動させる事象又は信号に応答して、ガス発生器36はガスをガスチャンバ68内に排出する。チャンバ68内の増加した圧力は、封止部66及びロッド60をガス発生器36から、チューブ52によって画定された経路に沿って強制的に引き離す。ロッド60の遠位端64は、スプロケット56に向かって平行移動し、最終的にスプロケット56のベーン82の1つと接触する。ベーン82に対して加えられるロッド60からの力は、スプロケット56をその回転軸の周りで回転させ、それによって、最終的には、スピンドル40の周りにウェビング14を巻き付ける。この点で、ロッド60は、図9に示されるように、その初期の公称位置に対して第2の作動位置にある。
ロッド60は、ガイド部90と接触し、ガイド部90の表面92に対応する弓状の経路に向けられるように、駆動され続ける。ロッド60は、ガイド部90に沿って平行移動する際にスプロケット56を回転させ続ける。ロッド60の遠位端64は、最終的には、オーバーフローキャビティ98 98へ移動し、スプロケット56から係合解除され、図10に示されるようにロッドガイド100に接触する。スプロケット56は、ロッド60とスプロケット56との間の係合によって駆動され続ける。ロッド60がスプロケット56と部分的に係合解除された状態で、ロッド60は第3の位置にある。
図10の第3の位置では、スプロケット56とガイド部90との間のロッド60は、圧縮され塑性変形される。この圧縮はまた、ロッド60をガイド部90に対して圧縮させ、スプロケット56とガイド部90との間のロッド60の圧入構成を作り出すことになる。本開示の例示的な形態によれば、ロッド60及びガイド部90は、プリテンションストロークの端部でロッド60とガイド部90との間の摩擦から発生した熱によって一緒に溶接される材料から作製される。これにより、ロッド60とガイド部90とがこの位置で一緒に溶接される実施形態において、ロッド60が逆方向に移動することが防止される。これは、係止位置と呼ばれる。
作動中、封止部66はまた、チューブ52に沿って移動し、封止部の移動は、ロッド60をチューブ52を通して駆動するのを支援する。封止部66は、同様に、図8〜10に示されるように、第1、第2、及び第3の位置を有する。図9及び10に示されるように、ロッド60の第2及び第3の位置において、封止部66は、その位置に周方向に拡張された状態を有する。
上記は、本発明の好ましい実施形態を構成するが、発明は、添付の特許請求の範囲の適切な範囲及び正当な意味から逸脱することなく、修正、変形、及び変更が可能であることが認識されるであろう。

Claims (15)

  1. シートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)であって、
    スピンドル(40)と、車両に使用するためのフレーム(38)と、
    フレーム(38)に据え付けられ、内部キャビティ(98)を有するように適合されたハウジング(54)と、
    ガス発生器(36)と流体連通する第1のチューブ端部(94)と前記ハウジング(54)の前記内部キャビティ(98)と流体連通する出口(53)とを有する、弓状及び湾曲した形状を有するチューブ(52)と、
    前記ハウジング(54)に回転可能に据え付けられ、プリテンション中にシートベルトウェビング(14)を巻き取るように適合された前記スピンドル(40)に固定的に結合されたスプロケット(56)と、
    前記チューブ(52)内に配置され、前記ガス発生器(36)に向かって配置された近位端(62)と、前記ガス発生器(36)から離れて配置された遠位端(64)と、を有するポリマーロッド(60)と、を含み、
    ガイドプレート(58)が前記ハウジング(54)内に配置され、前記ガイドプレート(58)が、前記チューブ(52)の前記出口(53)から前記スプロケット(56)の反対側に配置されたガイド部(90)と、前記スプロケット(56)と係合する前又は前記プリテンション後に前記ポリマーロッド(60)が捕捉されることを防止するために前記チューブ(52)の前記出口(53)に配置されたロッドガイド(100)と、を有し、
    前記ロッドガイド(100)が、前記チューブ(52)の前記出口(53)で前記チューブ(52)の外側表面に沿って前記ガイドプレート(58)上に形成され、前記ロッドガイド(100)が、案内面(102)と、停止面(104)と、当該案内面(102)と当該停止面(104)との間の漏斗形状部(106)と、を含む、シートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  2. 前記漏斗形状部(106)が、前記案内面(102)と前記停止面(104)との間の角度(110)を有して形成されることを更に特徴とする、請求項1に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  3. 前記ポリマーロッド(60)の前記遠位端(64)に形成された先端角度(72)が、前記ロッド(60)が前記プリテンション後に前記チューブ(52)と前記スプロケット(56)との間で圧縮するのを防止するために前記漏斗形状部(106)の角度(110)に対応することを更に特徴とする、請求項1又は2に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  4. 前記ロッドガイド(100)が、段差部(108)をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  5. 前記ロッドガイド(100)の前記段差部(108)が、前記スプロケット(56)に面する側に形成され、前記スプロケット(56)と前記ロッドガイド(100)との間の前記スプロケット(56)のフランジ(88)を通過するように構成されていることを更に特徴とする、請求項4に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  6. 前記ロッドガイド(100)の前記段差部(108)が、前記スプロケット(56)上に形成された歯点(86)に近接し、間隙(d)を画定することを更に特徴とする、請求項4又は5に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  7. 前記間隙(d)が、前記段差部(108)と前記スプロケット(56)の前記歯点(86)との間の最短距離として決定されることを更に特徴とする、請求項6に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  8. 前記スプロケット(56)の前記歯点(86)と前記ロッドガイド(100)の前記段差部(108)との間の前記間隙(d)の距離が、前記ロッドガイド(100)が、前記プリテンション中に前記スプロケット(56)と係合する前に前記ポリマーロッド(60)が前記間隙(d)に押し込まれることを防止するように、前記ポリマーロッド(60)の直径よりも小さいことを更に特徴とする、請求項6及び7の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  9. 前記ロッドガイド(100)の前記案内面(102)が、前記スプロケット(56)と係合する前に前記ポリマーロッド(60)が前記ガイドプレート(58)内のオーバーフローキャビティ(98)に進入することを阻止し、前記ポリマーロッド(60)を前記スプロケット(56)と係合するよう案内するように構成されていることを更に特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  10. 前記ハウジング(54)内に配置された前記オーバーフローキャビティ(98)が、前記ロッドガイド(100)によって前記チューブ(52)の前記出口(53)から実質的に分離されていることを更に特徴とする、請求項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  11. 前記ポリマーロッド(60)が、前記ガス発生器(36)による作動に応答して、前記スプロケット(56)の外周に沿って、かつ前記ガイド部(90)の弓状ランディング面(92)に向かって前記チューブ(52)を出て、前記スプロケット(56)及び前記スピンドル(40)を回転させて前記シートベルトウェビング(14)を巻き取ることを更に特徴とする、請求項1〜10の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  12. 前記スプロケット(56)が、前記ポリマーロッド(60)が前記スプロケット(56)と係合するのに応じて前記ポリマーロッド(60)を塑性変形させる複数のベーン(82)を含むことを更に特徴とする、請求項1〜11の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  13. 前記スプロケット(56)が、前記ポリマーロッド(60)が前記スプロケット(56)と接触するのに応じて回転することを更に特徴とする、請求項1〜12の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  14. 前記アセンブリ(32)が、前記ガス発生器(36)と前記ポリマーロッド(60)との間の前記チューブ(52)内に配置された封止部材(66)を更に含むことを更に特徴とする、請求項1〜13の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。
  15. 前記アセンブリ(32)が、前記ガス発生器(36)の作動前に前記ポリマーロッド(60)の前記遠位端(64)が前記チューブ(52)の前記出口(53)から近位に配置されている第1の状態と、前記ポリマーロッド(60)の前記遠位端(64)が前記スプロケット(56)と係合する第2の状態と、前記ポリマーロッド(60)の前記遠位端(64)が前記スプロケット(56)から係合解除される第3の状態と、を有することを更に特徴とする、請求項1〜14の少なくとも一項に記載のシートベルトプリテンションリトラクタアセンブリ(32)。

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