JP5139000B2 - 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置 - Google Patents

決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5139000B2
JP5139000B2 JP2007204043A JP2007204043A JP5139000B2 JP 5139000 B2 JP5139000 B2 JP 5139000B2 JP 2007204043 A JP2007204043 A JP 2007204043A JP 2007204043 A JP2007204043 A JP 2007204043A JP 5139000 B2 JP5139000 B2 JP 5139000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
credit card
information
payment
settlement
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007204043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009042813A (ja
Inventor
彰人 平島
佳那 西浜
恭史 人見
金栄 櫻庭
充 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Research Institute Ltd
Original Assignee
Japan Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Research Institute Ltd filed Critical Japan Research Institute Ltd
Priority to JP2007204043A priority Critical patent/JP5139000B2/ja
Publication of JP2009042813A publication Critical patent/JP2009042813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5139000B2 publication Critical patent/JP5139000B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

この発明は、商取引の決済を支援する、決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置に関する。
近年では、クレジットカード会社などに設置されたサーバと、複数の加盟店に設置され、かつサーバとネットワーク接続された端末装置とからなるクレジットカードシステムが多く利用されている(たとえば下記特許文献1参照。)。これにより、顧客は、現金を持たずに、加盟店でのサービスを利用することが可能となり、さらに、各当事者(顧客および加盟店)は、煩わしい小銭を取り扱うことなく、顧客が利用したサービスの決済が可能となっている。
特開平8−305934号公報
しかしながら、多くの顧客においては、複数のクレジットカードを所有していることから、クレジットカードがかさばるだけでなく、サービスを利用する度に、どのクレジットカードを利用するかを選択する必要があった。特に、最近では、サービスの利用金額に応じて与えられるポイントがカード会社や店舗ごとに異なる場合が多く、クレジットカードの選択がより複雑なものとなっている。このため、顧客は、適当にクレジットカードを選択してしまい、結果的にクレジットカード会社からのサービス(たとえば、割引サービスやポイントサービスなど)を有効に享受できないなどの問題が生じていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、顧客が複数のクレジットカードを所有している場合であっても、顧客に対して、複数のクレジットカードを取り扱う煩わしさを解消させることができるうえ、有益なサービスを積極的に提供し、最適なクレジットカードを選択させることを可能とすることにより、クレジットカードの利便性および有益性の向上を図ることができる決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる決済支援方法は、決済支援装置による決済支援方法において、顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得手段により取得する取得工程と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を広告情報取得手段により取得する広告情報取得工程と、前記広告情報取得工程によって取得された広告情報を出力手段により出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、前記取得工程によって取得された決済情報を配信手段により配信する配信工程と、前記あて先から、前記広告情報の出力依頼を受付手段により受け付ける依頼工程とをさらに含み、前記広告情報取得工程は、前記依頼工程によって出力依頼された前記広告情報を取得し、前記出力工程は、前記依頼工程によって出力依頼された前記広告情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記第1のクレジットカードに関する利用履歴情報を履歴情報取得手段により取得する履歴情報取得工程をさらに含み、前記配信工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、履歴情報取得工程によって取得された利用履歴情報をさらに配信することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、決済支援装置による決済支援方法において、
顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得手段により取得する取得工程と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出手段により算出する算出工程と、前記算出工程によって算出された収支額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較手段により比較する比較工程と、前記比較工程による比較結果を出力手段により出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記算出工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の支払金額を算出し、前記比較工程は、前記算出工程によって算出された支払金額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている支払金額とを比較することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記算出工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の獲得ポイント額を算出し、前記比較工程は、前記算出工程によって算出された獲得ポイント額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている獲得ポイント額とを比較することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記算出工程によって算出された収支額または前記比較工程による比較結果に基づいて、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードを選択する選択工程をさらに含み、前記出力工程は、前記選択工程による選択結果をさらに出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記選択工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも短い第2のクレジットカードを、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードとして選択することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記選択工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ない第2のクレジットカードを、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードとして選択することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を指定手段により受け付ける指定工程と、前記指定工程によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を決済情報生成手段により生成する決済情報生成工程と、をさらに含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援方法は、上記に記載の発明において、前記第1のクレジットカードを用いた前記商取引の決済を取り消すための取消情報を取消情報生成手段により生成する取消情報生成工程をさらに含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援プログラムは、コンピュータが有するCPUがプログラム実行するものであり、当該プログラムは、顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得する取得工程と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を取得する広告情報取得工程と、前記広告情報取得工程によって取得された広告情報を出力する出力工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援プログラムは、コンピュータが有するCPUがプログラム実行するものであり、当該プログラムは、顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得する取得工程と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出する算出工程と、前記算出工程によって算出された収支額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較する比較工程と、前記比較工程による比較結果を出力する出力工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援プログラムは、上記に記載の発明において、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を指定手段により受け付ける指定工程と、前記指定工程によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を決済情報生成手段により生成する決済情報生成工程と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援装置は、当該決済支援装置が有するCPUが、顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得する取得手段と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を取得する広告情報取得手段と、前記広告情報取得手段によって取得された広告情報を出力する出力手段、の各機能を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援装置は、当該決済支援装置が有するCPUが、顧客の第1のクレジットカードを用いた商取引の決済情報を取得する取得手段と、顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された収支額と、前記取得手段によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果を出力する出力手段、の各機能を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済支援装置は、上記に記載の発明において、前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を受け付ける指定手段と、前記指定手段によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を生成する決済情報生成手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、顧客が複数のクレジットカードを所有している場合であっても、顧客に対して、複数のクレジットカードを取り扱う煩わしさを解消させることができるうえ、有益なサービスを積極的に提供し、最適なクレジットカードを選択させることが可能となるため、結果的に、クレジットカードの利便性および有益性の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(決済システムの概要)
まず、本実施の形態にかかる決済システムの概要について説明する。図1−1および図1−2は、本実施の形態にかかる決済システムの概要を示す説明図である。
図1−1に示す決済システム100では、(1)まず、顧客が、加盟店で商取引を利用する。このとき顧客は自ら保有するクレジットカードの中から、任意のクレジットカードを加盟店に提示する。(2)加盟店は、上記(1)で提示されたクレジットカードを用いて顧客が利用した商取引(以下、「利用商取引」という)が決済されるための決済情報を生成し、生成した決済情報を上記(1)で提示されたクレジットカードを扱うクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−1に示す例では、「Jカード」を用いて利用商取引が決済されるための決済情報を「Jカード会社」に送信する。(3)クレジットカード会社は、決済時期が到来するまで、利用商取引の決済処理保留とする。
ここで、決済とは、たとえば、顧客が所定の期間内(たとえば、前回の締め日から次の締め日までの期間内)においてクレジットカードを用いて加盟店に支払った金額分の代金が、当該クレジットカードを発行する際に指定された顧客の銀行口座から引き落とされることをいう。また、ここで、決済処理保留とは、たとえば、クレジットカード会社が、利用されたクレジットカードにおけるオーソリゼーション(クレジットカードの有効性の確認)終了後、決済時期(たとえば、所定の引き落とし日)までの状態をいう。すなわち、クレジットカードを用いて支払った金額分の代金は、それぞれ利用した都度のオーソリゼーション終了後、所定の期間内において決済がなされていない。この状態を、決済処理保留という。
(4)カード管理会社は、決済時期以前における所定または任意のタイミングで、クレジットカード会社から、決済処理保留である商取引の決済情報を取得する。(5)そして、カード管理会社は、上記(1)で提示されたクレジットカードを用いて利用商取引を決済した場合の収支額と、上記(1)で提示されたクレジットカードに関連付けられているクレジットを用いて利用商取引を決済した場合の収支額とを比較する処理(以下、「カード比較処理」という)をおこない、(6)比較結果を顧客に対し出力する。
(7)顧客は、比較結果に基づいて、決済に用いるクレジットカードを改めて選択して、決済に用いるクレジットカードの変更指示をカード管理会社に対しおこなう。(8)カード管理会社は、顧客からの変更指示に従い、決済に用いるクレジットカードを変更するための処理(以下、「カード変更処理」という)をおこなう。
(9)その結果、カード管理会社は、変更後のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成し、生成した決済情報をクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−1に示す例では、「Mカード」を用いて利用商取引が決済されるための決済情報を「Mカード会社」に送信する。
(10)また、カード管理会社は、変更前のクレジットカードを用いた利用商取引の決済を取り消すための取消情報を生成し、生成した取消情報をクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−1に示す例では、「Jカード」を用いた利用商取引の決済を取り消すための取消情報を「Jカード会社」に送信する。(11)決済情報を受信したクレジットカード会社は、決済時期の到来後、受信した決済情報に基づいて、利用商取引の決済処理をおこなう。
一方、図1−2に示す決済システム100では、(1)まず、顧客が、加盟店で商取引を利用する。このとき顧客は自ら保有するクレジットカードの中から、任意のクレジットカードを加盟店に提示する。(2)加盟店は、上記(1)で提示されたクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成し、生成した決済情報を上記(1)で提示されたクレジットカードを扱うクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−2に示す例では、「Jカード」を用いて利用商取引が決済されるための決済情報を「Jカード会社」に送信する。(3)クレジットカード会社では、決済時期が到来するまで、利用商取引を決済処理保留にする。
(4)カード管理会社は、決済時期以前における所定または任意のタイミングで、上記(1)で提示されたクレジットカードを扱うクレジットカード会社から、決済処理保留の商取引の決済情報を取得する。このとき、カード管理会社は、同時に、上記(1)で提示されたクレジットカードの利用履歴情報を取得するようにしてもよい。なお、カード管理会社は、加盟店や顧客から、決済処理保留の商取引の決済情報を取得するようにしてもよい。
(5)そして、カード管理会社は、上記(1)で提示されたクレジットカードとは別のクレジットカードを扱うクレジットカード会社へ、上記(4)で取得した決済情報および利用履歴情報を配信する。たとえば、カード管理会社は、顧客が所有するクレジットカードを扱うクレジットカード会社へ決済情報および利用履歴情報を配信する。また、カード管理会社は、顧客が所有していないクレジットカードを扱うクレジットカード会社へ決済情報および利用履歴情報を配信する。図1−2に示す例では、「Jカード」を用いて利用商取引が決済されるための決済情報および「Jカード」の利用履歴情報を「Mカード会社」に配信する。なお、カード管理会社は、配信先のクレジットカード会社に顧客個人が特定されないように、決済情報および利用履歴情報から個人情報を排除して、決済情報および利用履歴情報を配信してもよい。
(6)決済情報および利用履歴情報を受信したクレジットカード会社は、受信した決済情報および利用履歴情報に基づいて、決済処理保留となっている利用商取引を自社のクレジットカードで決済させたいか否かを判断し、自社のクレジットカードで決済させたいと判断した場合は、広告情報の出力依頼をカード管理会社へ送信し、自社のクレジットカードで決済させたくないと判断した場合は、広告情報の出力依頼をカード管理会社へ送信しない。たとえば、クレジットカード会社は、ある特徴を持った買い物動向をもつ顧客に、その特徴に合わせた広告を提示するように、広告情報の出力依頼をカード管理会社へ送信する。
(7)広告情報の出力依頼を受信したカード管理会社は、出力依頼された広告情報を顧客に対し出力する。たとえば、カード管理会社は、複数のクレジットカード会社から広告情報の出力依頼を受信した場合、複数の広告情報を顧客に対し出力する。広告情報には、クレジットカードを変更した場合の特典(たとえば、割引サービスやポイントサービス)などが記載されている。(8)顧客は、広告情報に基づいて、決済に用いるクレジットカードを改めて選択して、決済に用いるクレジットカードの変更指示をカード管理会社に対しおこなう。(9)カード管理会社は、顧客からの変更指示に従い、カード変更処理をおこなう。
(10)その結果、カード管理会社は、変更後のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成し、生成した決済情報を変更後のクレジットカードを扱うクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−2に示す例では、「Mカード」を用いて利用商取引が決済されるための決済情報を「Mカード会社」に送信する。
(11)また、カード管理会社は、変更前のクレジットカードを用いた利用商取引の決済を取り消すための取消情報を生成し、生成した取消情報を変更前のクレジットカードを扱うクレジットカード会社に送信する。たとえば、図1−2に示す例では、「Jカード」を用いた利用商取引の決済を取り消すための取消情報を「Jカード会社」に送信する。(12)決済情報を受信したクレジットカード会社は、決済時期の到来後、受信した決済情報に基づいて、利用商取引の決済処理をおこなう。
(決済システムのシステム構成)
つぎに、本実施の形態にかかる決済システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる決済システムのシステム構成を示す説明図である。
図2において、決済システム100は、カード管理会社に設けられた決済支援装置210、顧客DB211、カードDB212、およびカード種別DB213と、各加盟店に設けられた端末装置220と、顧客が利用可能なクレジットカード230と、上記各装置同士を通信可能に接続するネットワーク240と、顧客が有する端末装置260と、を備えて構成されている。また、決済システム100は、ネットワーク240によって、各カード会社に設けられたオンラインカードシステム250に接続されている。
決済システム100において、決済支援装置210は、サーバやワークステーションなどの情報処理装置である。この決済支援装置210は、所定または任意のタイミングで、オンラインカードシステム250から、決済処理保留の商取引の決済情報を取得して、取得した決済情報に基づいて、カード比較処理をおこない、比較結果を端末装置260へ出力する。
その後、決済支援装置210は、端末装置260から決済に用いるクレジットカードを変更するための指示情報(以下、「変更指示情報」という)を取得したタイミングで、取得した変更指示情報に基づいて、カード変更処理をおこなう。その結果、決済支援装置210は、変更後のクレジットカードを用いて商取引が決済されるための決済情報を生成し、生成した決済情報を変更後のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250に対して出力する。
また、決済支援装置210は、利用商取引が二重に決済されることのないように、変更前のクレジットカードを用いた商取引の決済を無効にするための取消情報を生成し、生成した取消情報を変更前のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250に対して出力する。
顧客DB211、カードDB212、およびカード種別DB213は、決済支援装置210によってデータが登録/参照/更新されるデータベースである。ここで、上記各データベースは、カード会社に限らず、決済支援装置210からのアクセスが可能な場所であれば、その設定場所は問わない。
端末装置220は、各加盟店に設けられ、ディスプレイや操作ボタンなどのユーザ・インタフェースを備えたパーソナル・コンピュータなどの情報処理装置である。たとえば、端末装置220は、顧客が利用商取引を利用した際、顧客が提示したクレジットカード230からカード情報を読み取る。
また、端末装置220は、商品名や金額など、利用商取引に関する情報の入力を受け付ける。そして、端末装置220は、読み取ったカード情報や入力された利用商取引に関する情報などに基づいて、顧客が提示したクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成する。
さらに、端末装置220は、生成した決済情報を、顧客が提示したクレジットカード230に応じたオンラインカードシステム250へ送信する。なお、端末装置220は、パーソナル・コンピュータに限らず、たとえば、既存のPOS端末や、顧客による利用商取引の利用操作、入金操作、およびカード情報の読み取り操作が可能な自動販売機などであってもよい。
クレジットカード230は、顧客に対して発行されたものであり、当該クレジットカード230を一意に識別するためのカードIDを含むカード情報を記憶する。クレジットカード230としては、磁気カード、ICカード、バーコードや2次元コードなどが印刷または貼付されたカードなど、端末装置220によるカード情報の読み取り方式に応じたものを用いることができる。なお、クレジットカード230としては、クレジットカードとしての機能を有する携帯電話などであってもよい。
オンラインカードシステム250は、決済支援装置210から受信した決済情報に基づいて、利用商取引の決済処理をおこなう。また、オンラインカードシステム250は、決済支援装置210から受信した取消情報に基づいて、利用商取引の決済の取消処理をおこなう。
端末装置260は、顧客が保有し、ディスプレイや操作ボタンなどのユーザ・インタフェースを備えたパーソナル・コンピュータなどの情報処理装置である。端末装置220は、決済支援装置210に対して、変更指示情報を送信する。また、端末装置220は、決済支援装置210から、各種情報を取得して、取得した各種情報をディスプレイに表示する。
(顧客DB211に記録されているデータの一例)
つぎに、顧客DB211に記録されているデータの一例について説明する。図3は、顧客DB211に記録されているデータの一例を示す説明図である。
顧客DB211には、顧客を一意に識別するための「顧客ID」ごとに、顧客情報が記録されており、図3に示す例では、顧客情報は、顧客の「住所」,「氏名」,「生年月日」,「性別」,「電話番号」,「メールアドレス」を含む。
(カードDB212に記録されているデータの一例)
つぎに、カードDB212に記録されているデータの一例について説明する。図4は、カードDB212に記録されているデータの一例を示す説明図である。
カードDB212には、顧客を一意に識別するための「顧客ID」ごとに、顧客が保有するクレジットカード230に関する情報が記録されており、図4に示す例では、この情報は、クレジットカード230の「カード種別」および「カードID」を含む。
たとえば、図4に示すカードDB212から、「顧客ID」として「ID0001」を有する顧客は、「Jカード」、「Mカード」、および「Eカード」を保有していると判断することができる。
(カード種別DB213に記録されているデータの一例)
つぎに、カード種別DB213に記録されているデータの一例について説明する。図5は、カード種別DB213に記録されているデータの一例を示す説明図である。
カード種別DB213には、「カード種別」ごとに、顧客に与えられるサービスに関するサービス情報が記録されており、図5に示す例では、サービス情報は、「割引率」および「ポイント率」を含む。
たとえば、図5に示すカード種別DB213から、顧客が「カード種別」として「Mカード」を有するクレジットカード230を利用した場合は、「1%」のポイントが与えられると判断されることができる。また、顧客が「カード種別」として「Eカード」を有するクレジットカード230を利用した場合は、利用商取引の利用代金が「10%」割り引かれると判断されることができる。
(決済支援装置210のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる決済支援装置210のハードウェア構成について説明する。図6は、本実施の形態にかかる決済支援装置210のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6において、決済支援装置210は、CPU(Central Processing Unit)601と、ROM(Read Only Memory)602と、RAM(Random Access Memory)603と、HDD(Hard Disc Drive)604と、HD(Hard Disc)605と、FDD(Flexible Disk Drive)606と、FD(Flexible Disk)607と、ディスプレイ608と、I/F(インタフェース)609と、キーボード610と、マウス611と、プリンタ612と、を備えて構成されており、上記各構成部はバス620などによってそれぞれ接続されている。
CPU601は、決済支援装置210の全体の制御を司る。ROM602は、各種制御プログラムなどを記録する。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。HDD604はCPU601の制御命令に従って、HD605に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD605は、HDD604の制御で書き込まれたデータを記録する。FDD606はCPU601の制御命令に従って、FD607に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD607は、FDD606の制御で書き込まれたデータを記録する着脱可能な記録媒体である。着脱可能な記録媒体として、FD607のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ608は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ608は、たとえばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F609は、通信回線を通じてネットワーク240(図2参照)に接続され、ネットワーク240を介して、他の情報処理装置(たとえば図2に示した端末装置220など)に接続される。
そして、I/F609は、ネットワーク240と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置とのデータの入出力を制御する。I/F609は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。また、I/F609は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。
キーボード610およびマウス611は、各種データの入力・設定などに用いる。プリンタ612は、各種情報の印刷に用いる。プリンタ612として、たとえばレーザプリンタやインクジェットプリンタなどを用いることができる。
(決済支援装置210の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる決済支援装置210の機能的構成について説明する。図7は、本実施の形態にかかる決済支援装置210の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図7において、決済支援装置210は、取得部701と、特定部702と、算出部703と、比較部704と、選択部705と、出力部706と、指定部711と、決済情報生成部712と、決済情報送信部713と、取消情報生成部714と、取消情報送信部715と、履歴情報取得部721と、配信部722と、依頼部723と、広告情報取得部724と、によって構成されている。
取得部701は、第1のクレジットカード(顧客が提示したクレジットカード230。以降、同様。)を用いて商取引が決済されるための決済情報を取得する。具体的には、所定または任意のタイミングで、第1のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250から、決済情報を受信する。なお、取得部701は、端末装置260や、加盟店に備えられた情報処理装置などから、決済情報を取得するようにしてもよい。取得部701は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
特定部702は、データベースを参照することにより、第2のクレジットカード(第1のクレジットカードに関連付けられているクレジットカード230。以降、同様)を特定する。具体的には、取得部701によって取得された決済情報から顧客IDを抽出し、カードDB212に記録されたクレジットカード230のうち、抽出された顧客IDに関連付けられているクレジットカード230を第2のクレジットカードとして特定する。特定部702は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
算出部703は、特定部702によって特定された第2のクレジットカードごとに、当該第2のクレジットカードを用いて利用商取引を決済した場合の収支額(支払金額および獲得ポイント額)を算出する。たとえば、支払金額は、利用商取引の利用金額と、カード種別DB213に記録されている「割引率」とに基づいて算出することができる。また、たとえば、「獲得ポイント」は、利用商取引の利用金額と、カード種別DB213に記録されている「ポイント率」とに基づいて算出することができる。算出部703は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
比較部704は、特定部702によって特定された第2のクレジットカードごとに、算出部703によって算出された収支額と、取得部701によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較する。
具体的には、比較部704は、算出部703によって算出された支払金額と、取得部701によって取得された決済情報に含まれている支払金額とを比較することにより、第1のクレジットカードおよび第2のクレジットカードのうち、どちらのほうが、支払金額が少ないかを判断する。
また、比較部704は、算出部703によって算出された獲得ポイント額と、取得部701によって取得された決済情報に含まれている獲得ポイント額とを比較することにより、第1のクレジットカードおよび第2のクレジットカードのうち、どちらのほうか、獲得ポイント額が多いかを判断する。比較部704は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
選択部705は、算出部703によって算出された収支額または比較部704による比較結果に基づいて、特定部702によって特定された第2のクレジットカードの中から、推奨カード(利用商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカード。以降、同様)を選択する。
たとえば、選択部705は、データベースから、特定部702によって特定された各第2のクレジットカードの、既得の獲得ポイント額、既得の獲得ポイントの残り有効日数、および目標とする獲得ポイント額を取得して、既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも少ない第2のクレジットカード、または、既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ない第2のクレジットカードを、推奨カードとして選択する。このとき、選択部705は、複数の推奨カード選択するようにしてもよい。
なお、推奨カードの選択方法は、上記した方法に限らず、たとえば、選択部705は、算出部703によって算出された支払金額が一番少ない第2のクレジットカードを、推奨カードとして選択するようにしてもよい。また、たとえば、選択部705は、算出部703によって算出された獲得ポイント額が一番多い第2のクレジットカードを、推奨カードとして選択するようにしてもよい。選択部705は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
履歴情報取得部721は、第1のクレジットカードに関する利用履歴情報を取得する。たとえば、利用履歴情報は、顧客が第1のクレジットカードを用いた利用商取引に関する、利用年月日、利用店舗、利用サービス又は購入商品、利用金額などを含む。また、利用履歴情報は、第1のクレジットカードに関する、利用限度額、利用可能額、決済状況などを含んでもよい。たとえば、履歴情報取得部721は、第1のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250から利用履歴情報を取得する。履歴情報取得部721は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
配信部722は、特定部702によって特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、取得部701によって取得された決済情報および履歴情報取得部721によって取得された利用履歴情報を配信する。たとえば、配信部722は、特定部702によって特定された第2のクレジットカードごとに、当該第2のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250へ、決済情報および利用履歴情報を配信する。配信部722は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
依頼部723は、配信部722が決済情報及び利用履歴情報を配信したあて先から、広告情報の出力依頼を受け付ける。たとえば、依頼部723は、第2のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250から出力依頼を取得する。依頼部723は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
広告情報取得部724は、依頼部723によって出力依頼された広告情報を取得する。たとえば、広告情報取得部724は、第2のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250から広告情報を取得する。なお、広告情報取得部724は、所定のデータベースから広告情報を取得しても良い。また、広告情報取得部724は、取得部701によって取得された決済情報や、履歴情報取得部721によって取得された利用履歴情報などに基づいて、第1のクレジットカードの利用状況に応じた広告情報を取得してもよい。広告情報取得部724は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
出力部706は、比較部704による比較結果を出力する。また、出力部706は、選択部705による選択結果を出力する。また、出力部706は、広告情報取得部724によって取得された広告情報を出力する。具体的には、比較部704による比較結果、選択部705による選択結果、または広告情報取得部724によって取得された広告情報を、WEBページまたは電子メールとして、端末装置260へ送信し、端末装置260が備えるディスプレイに表示させる。このとき、同時に、利用商取引に用いる第2のクレジットカードを指定するための画面またはリンク情報を送信し、端末装置260が備えるディスプレイに表示させる。
なお、上記比較結果および上記選択結果の出力方法は、上記した方法に限らず、たとえば、図6に示したプリンタ612によって、比較部704による比較結果、選択部705による選択結果、または広告情報取得部724によって取得された広告情報を所定の用紙に印刷するようにしてもよい。なお、また、顧客が所望する出力方法をあらかじめ設定しておき、この設定に基づいて出力方法を決定するようにしてもよい。
指定部711は、特定部702によって特定された第2のクレジットカードの中から、利用商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を受け付ける。具体的には、顧客が利用する情報処理装置から変更指示情報を受信することによって、任意の第2のクレジットカードの指定を受け付ける。なお、任意の第2のクレジットカードの指定を受け付ける方法は、上記した方法に限らず、たとえば、オペレータが変更指示情報を決済支援装置210に直接入力することにより、任意の第2のクレジットカードの指定を受け付けるようにしてもよい。
なお、選択部705によって推奨カードが選択された場合において、指定部によって指定される第2のクレジットカードは、選択部705によって選択された推奨カードに限らない。指定部711は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
決済情報生成部712は、指定部711によって指定された第2のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成する。決済情報生成部712は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
決済情報送信部713は、決済情報生成部712によって生成された決済情報を、指定部711によって指定された第2のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250へ送信する。決済情報送信部713は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
取消情報生成部714は、第1のクレジットカードを用いた利用商取引の決済を取り消すための取消情報を生成する。取消情報生成部714は、具体的には、たとえば図6に示したROM602、RAM603、HD605、FD607に記憶されたプログラムをCPU601が実行することによってその機能を実現する。
取消情報送信部715は、取消情報生成部714によって生成された取消情報を、第1のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250へ送信する。取消情報送信部715は、具体的には、たとえば図6に示したI/F609によってその機能を実現する。
(カード比較処理の手順)
つぎに、本実施の形態にかかる決済支援装置210によるカード比較処理の手順について説明する。図8−1は、本実施の形態にかかる決済支援装置210によるカード比較処理の手順を示すフローチャートである。
まず、取得部701によって、第1のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を取得する(ステップS801)。つぎに、特定部702によって、第1のクレジットカードに関連付けられている第2のクレジットカードを特定する(ステップS802)。そして、算出部703によって、ステップS802で特定された第2のクレジットカードごとに、当該第2のクレジットカードを用いて利用商取引を決済した場合の収支額を算出する(ステップS803)。
続いて、比較部704によって、ステップS802で特定された第2のクレジットカードごとに、ステップS803で算出された収支額と、ステップS801で取得された決済情報に含まれている収支額とを比較する(ステップS804)。
そして、選択部705によって、ステップS803で算出された収支額またはステップS804による比較結果に基づいて、ステップS802で特定された第2のクレジットカードの中から、推奨カードを選択する(ステップS805)。そのうえで、出力部706によって、ステップS804による比較結果およびステップS805による選択結果を出力して(ステップS806)、一連の処理を終了する。
(出力広告決定処理の手順)
つぎに、本実施の形態にかかる決済支援装置210による出力広告決定処理の手順について説明する。図8−2は、本実施の形態にかかる決済支援装置210による出力広告決定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、取得部701によって、第1のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を取得する(ステップS811)。つぎに、特定部702によって、第1のクレジットカードに関連付けられている第2のクレジットカードを特定する(ステップS812)。そして、履歴情報取得部721によって、第1のクレジットカードに関する利用履歴情報を取得する(ステップS813)。
続いて、配信部722によって、ステップS812で特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、ステップS811で取得された決済情報およびステップS813で取得された利用履歴情報を配信する(ステップS814)。
そして、依頼部723によって、ステップS814で決済情報及び利用履歴情報を配信したあて先から、広告情報の出力依頼を受け付ける(ステップS815)。さらに、広告情報取得部724によって、ステップS815で出力依頼された広告情報を取得する(ステップS816)。そのうえで、出力部706によって、ステップS816で取得された広告情報を出力して(ステップS817)、一連の処理を終了する。
(取得部701によって取得された決済情報の一例)
つぎに、取得部701によって取得された決済情報の一例について説明する。図9は、取得部701によって取得された決済情報の一例を示す説明図である。
図9に示す例では、決済情報は、「明細ID」,「顧客ID」,「カード種別」,「カードID」,「利用店舗」,「支払金額」,「獲得ポイント」を含む。「明細ID」には、当該決済情報(明細)を一意に識別するための明細IDが設定される。
「顧客ID」には、利用商取引を利用した顧客を特定するための顧客IDが設定される。「カード種別」および「カードID」には、決済に用いる第1のクレジットカードを特定するためのカード種別およびカードIDが設定される。「利用店舗」には、利用商取引を利用した加盟店が設定される。
「支払金額」は、「カード種別」および「カードID」によって特定される第1のクレジットカードを用いた場合に、顧客が支払う支払金額が設定される。「獲得ポイント」は、「カード種別」および「カードID」によって特定される第1のクレジットカードを用いた場合に、顧客に与えられる獲得ポイント額が設定される。
(算出部703によって算出された収支額の一例)
つぎに、算出部703によって算出された収支額の一例について説明する。図10は、算出部703によって算出された収支額の一例を示す説明図である。
図10に示す算出結果において、「支払金額」には、「カード種別」および「カードID」によって特定される第2のクレジットカードを用いた場合に、顧客が支払う支払金額が設定されている。「獲得ポイント」には、「カード種別」および「カードID」によって特定される第2のクレジットカードを用いた場合に、顧客に与えられる獲得ポイント額が設定されている。
(出力された決済情報の一例)
つぎに、出力部706によって出力された決済情報の一例について説明する。図11−1は、出力部706によって出力された決済情報の一例を示す説明図である。
図11−1において、表示画面1101は、端末装置260が備えるディスプレイに表示された表示画面である。この表示画面1101には、複数の決済情報が一覧表示されている。表示画面1101に表示されている複数の決済情報は、顧客「総研 太郎」が利用した利用商取引に関するものであり、かつ決済処理保留となっている商取引に関するものである。
表示画面1101では、各決済情報において、「明細ID」、「利用年月日」、「利用店舗」、「利用金額」、および「利用カード」が表示されている。また、各決済情報には、算出部703による算出結果、比較部704による比較結果、および選択部705による選択結果がそれぞれ関連付けられており、そのうち、表示画面1101では、選択部705による選択結果の「推奨カード」および当該「推奨カード」における広告情報の有無が表示されている。
たとえば、表示画面1101において、明細ID「0001」を有する決済情報には、「利用カード」に「Jカード」が設定されているが、明細ID「0001」を有する決済情報に関連付けられている選択部705による選択結果の「推奨カード」には「Mカード」が設定されている。これは、明細ID「0001」を有する決済情報によって特定される利用商取引を、「Jカード」を用いて決済するよりも、「Mカード」を用いて決済したほうがお得である旨を顧客に提案していることを意味する。
同様に、明細ID「0002」を有する決済情報および明細ID「0003」を有する決済情報のそれぞれに関連付けられている選択部705による選択結果の「推奨カード」にも、それぞれ「Mカード」が設定されている。これは、「Mカード」の利用実績に関する情報に基づいて、「Mカード」の既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも少なく、かつ「Mカード」の既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ないことから、上記3件の商取引をまとめて「Mカード」を用いて決済することにより、上記残り日数の間に、「Mカード」の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額に達すると、選択部705が判断したためである。
また、顧客は、「推奨カード」に対応した広告情報を参照することにより、当該「推奨カード」を用いて決済した場合に、具体的にどのような特典があるかを参照することができる。なお、広告情報についての詳細な説明は、図11−4を用いて後述する。
このように、本実施の形態にかかる決済支援装置210は、複数の決済情報および選択部705による選択結果の「推奨カード」を端末装置260が備えるディスプレイに一覧表示させることができるため、たとえば、顧客に対し、「クレジットカードを変更するか否か」、「クレジットカードを変更する決済をどれにするか」、「どのクレジットカードに変更するか」などを容易に判断させることができる。
なお、表示画面1101に表示された各決済情報は、算出部703による算出結果および比較部704による比較結果を表示するための表示画面にそれぞれリンクされている。これにより、顧客は、たとえば、表示画面1101の画面上で、任意の決済情報に対する選択操作をおこなうことにより、選択した任意の決済情報に関連付けられている算出部703による算出結果および比較部704による比較結果を、ディスプレイに表示させることができる。
また、表示画面1101に表示された選択部705による選択結果の「推奨カード」のそれぞれは、選択部705による選択結果の詳細を表示するための表示画面にそれぞれリンクされている。これにより、顧客は、たとえば、表示画面1101の画面上で、任意の選択部705による選択結果の「推奨カード」に対する選択操作をおこなうことにより、選択した任意の選択部705による選択結果の詳細を、ディスプレイに表示させることができる。
(出力された比較結果の一例)
つぎに、出力部706によって出力された比較結果の一例について説明する。図11−2は、出力部706によって出力された比較結果の一例を示す説明図である。
図11−2において、表示画面1102は、表示画面1101(図11−1参照)の画面上において明細ID「0001」を有する決済情報に対する選択操作がおこなわれた結果、端末装置260が備えるディスプレイに表示された表示画面である。この表示画面1102には、明細ID「0001」を有する決済情報と、明細ID「0001」を有する決済情報に関連付けられている、算出部703による算出結果、比較部704による比較結果、および問い合わせ情報(変更に関するお問い合わせ)が表示されている。
たとえば、表示画面1102において、算出部703による算出結果には、「Jカード」、「Mカード」、および「Eカード」のそれぞれのクレジットカードについて、当該クレジットカードを用いて、明細ID「0001」を有する決済情報によって特定される利用商取引を用いて決済する場合の「支払金額」および「獲得ポイント」が示されている。
また、表示画面1102において、比較部704による比較結果は、上記算出結果に基づいたものであり、明細ID「0001」を有する決済情報によって特定される利用商取引の決済には、「Mカード」を用いたほうが「Jカード」を用いるよりも「600ポイント」お得であることが示されている。また、「Eカード」を用いたほうが「Jカード」を用いるよりも「6000円」お得であることが示されている。
また、表示画面1102において、問い合わせ情報(変更に関するお問い合わせ)には、明細ID「0001」を有する決済情報によって特定される利用商取引の決済に用いるクレジットカードを変更する場合の変更方法等が記載されている。
このように、本実施の形態にかかる決済支援装置210は、算出部703による算出結果および比較部704による比較結果などの各種情報を端末装置260が備えるディスプレイに表示させることができるため、たとえば、顧客に対し、「クレジットカードを変更するか否か」、「どのクレジットカードに変更するか」などを容易に判断させることができる。
(出力された選択結果の一例)
つぎに、出力部706によって出力された選択結果の一例について説明する。図11−3は、出力部706によって出力された選択結果の一例を示す説明図である。
図11−3において、表示画面1103は、表示画面1101(図11−1参照)の画面上において明細ID「0001」を有する決済情報に関連付けられている選択部705による選択結果の「推奨カード」に対する選択操作がおこなわれた結果、端末装置260が備えるディスプレイに表示された表示画面である。
この表示画面1103には、選択部705による選択結果が表示されている。この選択部705による選択結果には、推奨カードおよび推奨カードを推奨する理由が含まれている。たとえば、表示画面1103に示す選択部705による選択結果には、「Mカード」を推奨する旨と、その理由とが示されている。
また、表示画面1103には、顧客が所有するクレジットカードのそれぞれのクレジットカードの利用実績に関する情報(以下、「カード利用実績情報」という)が表示されている。このカード利用実績情報は、表示画面1103に表示されている推奨カードを選択する際の選択基準として、選択部705が用いたものである。
選択部705は、カード利用実績情報に基づいて、特定部702によって特定された第2のクレジットカードのうち、既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも少なく、かつ既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ない第2のクレジットカードを、優先して、推奨カードの候補として選択している。
たとえば、図11−3に示す例では、選択部705は、「Mカード」を推奨カードとして選択しているが、これは、図11−3に示されているカード利用実績情報に基づいて、「Mカード」の既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも少なく、かつ「Mカード」の既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ないと選択部705が判断したためである。なお、1件の利用商取引を「Mカード」を用いて決済しただけでは、目標とする獲得ポイント額に達しない場合は、図11−1に示したように、複数の利用商取引を、まとめて、「Mカード」を用いて決済させるように、推奨カードを選択すればよい。
このように、本実施の形態にかかる決済支援装置210は、推奨カードおよび推奨カードを推奨する理由を端末装置260が備えるディスプレイに表示させることができるため、たとえば、顧客に対し、「クレジットカードを変更するか否か」、「どのクレジットカードに変更するか」などを容易に判断させることができる。
(出力された広告情報の一例)
つぎに、出力部706によって出力された広告情報の一例について説明する。図11−4は、出力部706によって出力された広告情報の一例を示す説明図である。
図11−4において、表示画面1104は、端末装置260が備えるディスプレイに表示された表示画面である。この表示画面1104には、明細ID「0001」を有する決済情報と、明細ID「0001」を有する決済情報に関連付けられている、広告情報が表示されている。
たとえば、表示画面1104には、「Mカード」および「Xカード」の広告情報が示されている。「Mカード」は顧客が所有するクレジットカードのうちの一つである。「Xカード」は顧客が所有していないクレジットカードである。また、各広告情報には、「変更する」ボタンが設けられている。そして、表示画面1104において、「変更する」ボタンを押下されることにより、端末装置260が備えるディスプレイには、押下された「変更する」ボタンに応じたクレジットカード変更画面が表示される。
このように、本実施の形態にかかる決済支援装置210は、広告情報を端末装置260が備えるディスプレイに表示させることができるため、たとえば、顧客に対し、「クレジットカードを変更するか否か」、「どのクレジットカードに変更するか」などを容易に判断させることができる。
(カード変更処理の手順)
つぎに、本実施の形態にかかる決済支援装置210によるカード変更処理の手順について説明する。図12は、本実施の形態にかかる決済支援装置210によるカード変更処理の手順を示すフローチャートである。
まず、指定部711によって、特定部702によって特定された第2のクレジットカードの中から、利用商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を受け付ける(ステップS1201)。つぎに、決済情報生成部712によって、ステップS1201で指定された第2のクレジットカードを用いて利用商取引が決済されるための決済情報を生成する(ステップS1202)。そして、決済情報送信部713によって、ステップS1202で生成された決済情報を、ステップS1201で指定された第2のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250へ送信する(ステップS1203)。
続いて、取消情報生成部714によって、第1のクレジットカードを用いた商取引の決済を取り消すための取消情報を生成する(ステップS1204)。そして、取消情報送信部715によって、ステップS1204で生成された取消情報を、第1のクレジットカードに応じたオンラインカードシステム250へ送信して(ステップS1205)、一連の処理を終了する。
(端末装置260から受信した変更指示情報の一例)
つぎに、端末装置260から受信した変更指示情報の一例について説明する。図13は、端末装置260から受信した変更指示情報の一例を示す説明図である。
図13に示す例では、変更指示情報は、「明細ID」,「顧客ID」,「カード種別」,「カードID」を含む。「明細ID」には、変更対象とする決済情報の明細IDが設定される。
「顧客ID」には、利用商取引を利用した顧客を特定するための顧客IDが設定される。「カード種別」および「カードID」には、あたらしく決済に用いる第2のクレジットカードを特定するためのカード種別およびカードIDが設定される。
たとえば、図13に示す変更指示情報は、明細ID「ID0001」によって特定される商取引の決済に用いる第2のクレジットカードを、「Mカード」に変更するための変更指示情報である。
(決済情報生成部712によって生成された決済情報の一例)
つぎに、決済情報生成部712によって生成された決済情報の一例について説明する。図14は、決済情報生成部712によって生成された決済情報の一例を示す説明図である。
図14に示す例では、決済情報は、「処理区分」,「明細ID」,「顧客ID」,「カード種別」,「カードID」,「利用店舗」,「支払金額」を含む。「処理区分」には、当該情報が新規の決済情報であることを示す「新規」が設定される。「明細ID」には、当該決済情報(明細)を一意に識別するための明細IDが設定される。
「顧客ID」には、利用商取引を利用した顧客を特定するための顧客IDが設定される。「カード種別」および「カードID」には、あたらしく決済に用いる第2のクレジットカードを特定するためのカード種別およびカードIDが設定される。「利用店舗」には、利用商取引を利用した加盟店が設定される。
「支払金額」は、「カード種別」および「カードID」によって特定される第2のクレジットカードを用いた場合に、顧客が支払う支払金額が設定される。このように生成された決済情報は、第2のクレジットカードを用いた決済処理をおこなうオンラインカードシステム250へ送信される。そして、この決済情報を受信したオンラインカードシステム250は、この決済情報に基づいて、利用商取引の決済処理をおこなう。
(取消情報生成部714によって生成された取消情報の一例)
つぎに、取消情報生成部714によって生成された取消情報の一例について説明する。図15は、取消情報生成部714によって生成された取消情報の一例を示す説明図である。
図15に示す例では、取消情報は、「処理区分」,「明細ID」を含む。「処理区分」には、当該情報が取消情報であることを示す「取消」が設定される。「明細ID」には、無効とする決済情報(明細)を一意に識別するための明細IDが設定される。
このように生成された取消情報は、たとえば、変更前の第1のクレジットカード230を用いた決済処理をおこなうオンラインカードシステム250へ送信される。そして、この取消情報を受信したオンラインカードシステム250は、この取消情報に基づいて、利用商取引の決済の取消処理をおこなう。
以上説明したように、本実施の形態にかかる決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置によれば、顧客が複数のクレジットカード230を所有している場合であっても、いずれかのクレジットカード230のみを顧客に携帯させることができる。そして、顧客が商取引を利用する時には、顧客が携帯しているクレジットカード230を、顧客に暫定的に提示させることができる。そして、後日、算出部703による算出結果、比較部704による比較結果、選択部705による選択結果、またはクレジットカード会社から出力依頼された広告情報を、顧客に提示することができる。そのうえ、端末装置260から、利用商取引に用いるクレジットカード230を変更させることができる。
これにより、顧客を、複数のクレジットカードを取り扱う煩わしさから解消させることができる。また、複数のクレジットカードがかさばることを理由にクレジットカードの利用を敬遠していた潜在的カード利用者によるクレジットカードの利用を促すことができる。さらに、顧客が所有していないクレジットカード会社に対して商機を与えることができる。このため、カード業界の発達に寄与することができる。
なお、本実施の形態で説明した決済支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
なお、本実施の形態においては、オンラインカードシステム250が、決済処理および取消処理をおこなう構成としたが、これに限らず、たとえば決済支援装置210が決済部および取消部を備え、当該決済部および取消部により決済処理および取消処理をおこなう構成であってもよい。
また、本実施の形態においては、クレジットカード230の比較対象を支払金額および獲得ポイント数としたが、これに限らず、たとえば、締め日、決済日、利用可能額などを比較対象としてもよい。また、顧客が所望する比較対象をあらかじめ設定しておき、この設定情報に基づいて、比較対象を決定することとしてもよい。
また、本実施の形態においては、顧客が保有するクレジットカード230のみを比較対象としたが、これに限らず、たとえば、顧客が保有していないクレジットカード230を比較対象とすることで、顧客に対し、新規クレジットカード230の申し込み・利用を促すようにしてもよい。
また、加盟店がクレジットカード会社に支払う手数料の料率の差異を調整する調整部をさらに備えてもよい。たとえば、調整部は、変更前のクレジットカード230の手数料の料率よりも、変更後のクレジットカード230の手数料の料率ほうが高い場合であっても、後者の手数料の料率を、前者の手数料の料率に引き下げる。これにより、利用商取引の決済に用いるクレジットカード230の変更に伴う、加盟店の損失を回避することができる。
以上のように、本発明にかかる決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置は、クレジットカードの利用に消極的な顧客に対して、積極的にサービスを提供することを課題とするクレジットカード業界に利用可能であり、特に、クレジットカードの利便性が悪いことを理由にクレジットカードの利用を敬遠していた顧客によるクレジットカードの利用を促進し、カード業界の活性化を図ることが可能なサービスとして有用である。
本実施の形態にかかる決済システムの概要を示す説明図である。 本実施の形態にかかる決済システムの概要を示す説明図である。 本実施の形態にかかる決済システムのシステム構成を示す説明図である。 顧客DBに記録されているデータの一例を示す説明図である。 カードDBに記録されているデータの一例を示す説明図である カード種別DBに記録されているデータの一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる決済支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる決済支援装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる決済支援装置によるカード比較処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる決済支援装置による出力広告決定処理の手順を示すフローチャートである。 取得部によって取得された決済情報の一例を示す説明図である。 算出部によって算出された収支額の一例を示す説明図である。 出力部によって出力された決済情報の一例を示す説明図である。 出力部によって出力された比較結果の一例を示す説明図である。 出力部によって出力された選択結果の一例を示す説明図である。 出力部によって出力された広告情報の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる決済支援装置によるカード変更処理の手順を示すフローチャートである。 端末装置から受信した変更指示情報の一例を示す説明図である。 決済情報生成部によって生成された決済情報の一例を示す説明図である。 取消情報生成部によって生成された取消情報の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 決済システム
210 決済支援装置
211 顧客DB
212 カードDB
213 カード種別DB
220 端末装置
230 クレジットカード
240 ネットワーク
250 オンラインカードシステム
260 端末装置
701 取得部
702 特定部
703 算出部
704 比較部
705 選択部
706 出力部
711 指定部
712 決済情報生成部
713 決済情報送信部
714 取消情報生成部
715 取消情報送信部
721 履歴情報取得部
722 配信部
723 依頼部
724 広告情報取得部

Claims (17)

  1. 決済支援装置による決済支援方法において、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得手段により取得する取得工程と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を広告情報取得手段により取得する広告情報取得工程と、
    前記広告情報取得工程によって取得された広告情報を出力手段により出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とする決済支援方法。
  2. 前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、前記取得工程によって取得された決済情報を配信手段により配信する配信工程と、
    前記あて先から、前記広告情報の出力依頼を受付手段により受け付ける依頼工程とをさらに含み、
    前記広告情報取得工程は、
    前記依頼工程によって出力依頼された前記広告情報を取得し、
    前記出力工程は、
    前記依頼工程によって出力依頼された前記広告情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の決済支援方法。
  3. 前記第1のクレジットカードに関する利用履歴情報を履歴情報取得手段により取得する履歴情報取得工程をさらに含み、
    前記配信工程は、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関連付けられている所定のあて先へ、履歴情報取得工程によって取得された利用履歴情報をさらに配信することを特徴とする請求項2に記載の決済支援方法。
  4. 決済支援装置による決済支援方法において、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得手段により取得する取得工程と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出手段により算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された収支額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較手段により比較する比較工程と、
    前記比較工程による比較結果を出力手段により出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とする決済支援方法。
  5. 前記算出工程は、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の支払金額を算出し、
    前記比較工程は、
    前記算出工程によって算出された支払金額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている支払金額とを比較することを特徴とする請求項4に記載の決済支援方法。
  6. 前記算出工程は、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の獲得ポイント額を算出し、
    前記比較工程は、
    前記算出工程によって算出された獲得ポイント額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている獲得ポイント額とを比較することを特徴とする請求項4に記載の決済支援方法。
  7. 前記算出工程によって算出された収支額または前記比較工程による比較結果に基づいて、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードを選択する選択工程をさらに含み、
    前記出力工程は、
    前記選択工程による選択結果をさらに出力することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の決済支援方法。
  8. 前記選択工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、既得の獲得ポイントの残り有効日数が所定日数よりも短い第2のクレジットカードを、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードとして選択することを特徴とする請求項7に記載の決済支援方法。
  9. 前記選択工程は、前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、既得の獲得ポイント額が目標とする獲得ポイント額よりも少ない第2のクレジットカードを、前記商取引の決済に用いることを推奨する第2のクレジットカードとして選択することを特徴とする請求項7に記載の決済支援方法。
  10. 前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を指定手段により受け付ける指定工程と、
    前記指定工程によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を決済情報生成手段により生成する決済情報生成工程と、
    をさらに含んだことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の決済支援方法。
  11. 前記第1のクレジットカードを用いた前記商取引の決済を取り消すための取消情報を取消情報生成手段により生成する取消情報生成工程をさらに含んだことを特徴とする請求項10に記載の決済支援方法。
  12. コンピュータが有するCPUがプログラム実行するものであり、当該プログラムは、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得手段により取得する取得工程と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を広告情報取得手段により取得する広告情報取得工程と、
    前記広告情報取得工程によって取得された広告情報を出力手段により出力する出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決済支援プログラム。
  13. コンピュータが有するCPUがプログラム実行するものであり、当該プログラムは、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得手段により取得する取得工程と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定手段により特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出手段により算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された収支額と、前記取得工程によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較手段により比較する比較工程と、
    前記比較工程による比較結果を出力手段により出力する出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決済支援プログラム。
  14. 前記特定工程によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を指定手段により受け付ける指定工程と、
    前記指定工程によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を決済情報生成手段により生成する決済情報生成工程と、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12または13に記載の決済支援プログラム。
  15. 決済支援装置が有するCPUは、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得する取得手段と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードに関する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
    前記広告情報取得手段によって取得された広告情報を出力する出力手段
    の各機能を備えたことを特徴とする決済支援装置。
  16. 決済支援装置が有するCPUは、
    顧客の第1のクレジットカードを用い商取引決済情報を取得する取得手段と、
    顧客が有するクレジットカードの情報が登録されたデータベースを参照することにより、前記第1のクレジットカードとは別のクレジットカードである前記顧客の第2のクレジットカードを特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引を決済した場合の収支額を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された収支額と、前記取得手段によって取得された決済情報に含まれている収支額とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果を出力する出力手段
    の各機能を備えたことを特徴とする決済支援装置。
  17. 前記特定手段によって特定された第2のクレジットカードの中から、前記商取引の決済に用いる第2のクレジットカードの指定を受け付ける指定手段と、
    前記指定手段によって指定された第2のクレジットカードを用いて前記商取引が決済されるための決済情報を生成する決済情報生成手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項15または16に記載の決済支援装置。
JP2007204043A 2007-08-06 2007-08-06 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置 Expired - Fee Related JP5139000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007204043A JP5139000B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007204043A JP5139000B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009042813A JP2009042813A (ja) 2009-02-26
JP5139000B2 true JP5139000B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=40443527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007204043A Expired - Fee Related JP5139000B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5139000B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5749455B2 (ja) * 2010-06-30 2015-07-15 楽天株式会社 売上管理システム、売上管理方法、プログラム及び情報記録媒体
JP5745372B2 (ja) * 2011-09-08 2015-07-08 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 決済管理装置、決済管理方法及び決済管理プログラム
US8650110B2 (en) * 2012-03-12 2014-02-11 Intuit Inc. Counterfactual testing of finances using financial objects
JP5930996B2 (ja) * 2013-03-27 2016-06-08 株式会社日本総合研究所 節電行動誘発システム及びその方法
JP6300382B2 (ja) * 2016-01-21 2018-03-28 株式会社三井住友銀行 カード決済システム、カード決済管理サーバ、カード決済プログラム及びカード決済方法
JP2017027608A (ja) * 2016-09-01 2017-02-02 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7180224B2 (ja) * 2018-09-18 2022-11-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
US20220198514A1 (en) * 2019-03-28 2022-06-23 Felica Networks, Inc. Information processing apparatus, information processing method, and program

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267012A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Japan Research Institute Ltd 売上情報処理方法およびクレジットカードシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009042813A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11107102B2 (en) Check-out based distribution and redemption of digital promotions
JP6946249B2 (ja) 特典付与方法、特典付与装置及び特典付与システム
JP5139000B2 (ja) 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置
JP5642331B2 (ja) カード決済支援方法、カード決済支援プログラム、およびカード決済支援装置
US20130073363A1 (en) Checkout-based distribution of digital promotions
JP2015228167A (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理プログラム
JP5461766B2 (ja) ポイント処理方法、ポイント処理プログラム、およびポイント処理装置
KR20130070510A (ko) 휴대용 단말기를 이용한 결제시스템 및 결제방법과, 이 방법을 실행하기 위한 프로그램이 기록된 저장매체
JP7055929B1 (ja) 付与装置、付与方法及び付与プログラム
JP7358432B2 (ja) 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP7285239B2 (ja) 電子的価値管理装置、プログラム、電子的価値管理方法
US20150046238A1 (en) Pooling business credits to provide cross-redemption options of business-specific credits
KR20120087215A (ko) 신용카드 쿠폰 서비스 제공 시스템 및 그 방법
US20170004481A1 (en) Systems and methods for retrieving electronically stored information in real-time for electronic transactions
JP2018136724A (ja) 個人情報の登録に特典を付与する会員情報管理サーバ及び会員情報の管理方法
JP7483466B2 (ja) 決済システム、決済装置、およびプログラム
JP2023153116A (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、および電子決済システム
JP5283347B2 (ja) おつり情報処理端末装置、おつり情報処理装置、おつり情報処理方法、おつり情報処理プログラム、およびおつり貯蓄システム
WO2019054097A1 (ja) ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法
KR20120008229A (ko) 청구금액 분할 결제 방법
US20220318246A1 (en) Method, apparatus, and computer program product for network data linking and transmission thereof
JP7402369B2 (ja) 付与装置、付与方法及び付与プログラム
JP7400066B2 (ja) ポイント管理システム、ポイント管理装置及び情報処理プログラム
JP7419589B1 (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム
JP7454741B1 (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5139000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees