JP5138433B2 - 遊技盤面装飾部品 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技盤面を飾る装飾部品、特に遊技盤面のほぼ中央に配置される図柄表示画面の周囲を飾るセンタ飾りに好適な遊技盤面装飾部品に関するものである。
パチンコ機の遊技盤面には、種々の装飾部品が取り付けられている。中でもセンタ飾りと称される遊技盤面装飾部品は、遊技盤面のほぼ中央に配置され、遊技中、最も注目される図柄表示器の画面(図柄表示画面)を囲むように設けられており、これによる装飾効果は大きい。
そこでこの部分の遊技盤面装飾部品には、従来から種々の工夫がなされてきた。例えば特許文献1においては、複数の構成部品が組み合わされて一体化した形状及び複数の構成部品における少なくとも1つが遊技盤面に沿って移動され分割した形状に変形可能とされたユニット部品が開示されている。
このようなユニット部品によれば、遊技盤面中央に設けた可動部の装飾演出動作が斬新で、遊技者に強いインパクトを与えることができるという利点があるものの、最近の大型化傾向にある図柄表示画面に対しては適用が困難になってきた。上記ユニット部品は、可動部を遊技盤面に沿って移動させるだけの構成であり、図柄表示画面が大きくなると可動部の移動範囲が小さくなるからである。
また従来、図柄表示画面の上辺横方向に複数の可動装飾部品を並置し、これらを1つのアクチュエータで横方向(遊技盤面に沿う方向)に揺動させるというものもある〔例えば高尾社製:「CR俺たち三羽鴉」(商品名)〕。
特開2006−187330号公報
上記従来技術では、図柄表示画面の拡大に対しては可動装飾部品の横方向の並び個数を増やすことで容易に対処できるという利点があるが、複数の可動装飾部品は同時に同方向へ揺動するだけであるので視覚的効果が小さかった。
本発明の課題は、図柄表示画面の拡大等、遊技盤面横(左右)方向の延長に対して容易に対処できると共に、1つのアクチュエータにより複数の可動装飾部品を揺動させる構成において視覚的効果を著しく高めることのできる遊技盤面装飾部品を提供することにある。
上記課題を解決するための手段を以下に述べる。
各手段は、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本発明の理解を容易にするためであって、本明細書に記載の技術的特徴が以下の各項に記載のものに限定されるものではない。
以下の各手段のうち、(1)項が請求項1に、(2)項が請求項2に、各々対応する。
(1) 遊技盤面に横架される、軸周り方向に回転自在の駆動軸と、この駆動軸を軸周り方向に回転させるアクチュエータと、前記駆動軸近傍にこの駆動軸に並行して横架される支軸と、この支軸の軸方向に複数配置され、各々がこの支軸の軸周り方向に揺動自在に支持される複数の可動装飾部品と、この複数の可動装飾部品の各々に一体に形成され、先端側が各々前記駆動軸近傍に延出するレバーと、このレバーに各別に対応する位置にて前記駆動軸に各々一体に形成され、前記駆動軸の軸周り方向の回転により回転して前記レバーに摺接し、各々の外周形状、及び/又は前記駆動軸への軸周り方向の形成角度に応じたタイミングで前記可動装飾部品を、前記支軸を中心に前記遊技盤面の前後方向に各別に揺動させるカム体とを具備し前記駆動軸は、そのいずれか一端側に固着されたギヤが前記アクチュエータの回転軸に固着されたギヤに噛合することによって軸周り方向に回転自在とされ、この駆動軸、前記支軸及び前記アクチュエータは共通のフレームに支持、固定され、前記可動装飾部品は、この可動装飾部品に一体に形成された前記レバーに前記カム体が接触していない状態においては自重によって垂下した休止状態になることを特徴とする遊技盤面装飾部品。
上記駆動軸は様々な遊技盤面の任意の箇所に横架されるが、本発明が遊技盤面にセンタ飾りを有するパチンコ機に適用される場合には、そのセンタ飾りの上部に横架することが上記課題を達成する上で望ましい。
「遊技盤面に横架」とは遊技盤面に直接横架されること以外に、上記のようなセンタ飾りを介して遊技盤に横架され、遊技盤面を正面視した場合に遊技盤面に横架したように見える構成をも含む。
「並行」とは厳格に「平行」とされなくてもよいことを意味する。
(2) 前記駆動軸の下方やや奥側の近傍に、この駆動軸に並行して前記支軸が横架され、前記可動装飾部品は、前記レバーが前記駆動軸の裏側近傍に延出し、かつ軸方向にずれ移動しないように前記支軸に位置決め固定され、前記レバーに対応する前記駆動軸の位置に前記カム体が軸方向にずれ移動しないように位置決め固定され、前記カム体が回転することによりその凸部が前記レバーを押圧して前記支軸を中心として前記可動装飾部品を手前側に回動させその位置状態で停止可能とされると共に、更にカム体が回転することによりその凸部の前記レバーへの押圧が解かれて前記可動装飾部品が自重によって垂下した休止状態に戻され、前記カム体が回転している限り前記可動装飾部品の前記回動と前記垂下とが繰り返される揺動動作が行われることを特徴とする(1)項に記載の遊技盤面装飾部品。
(1)項に記載の発明によれば、図柄表示画面の拡大等、遊技盤面横方向の延長に対して容易に対処できると共に、1つのアクチュエータにより複数の可動装飾部品を揺動させる構成において視覚的効果を著しく高めることができる。
(2)項に記載の発明によれば、(1)項に記載の発明の効果に加え、運動競技場等の観客席で多数の観客が立ったり座ったりして行われる所謂ウェーブと称される波のうねりを模した装飾形態や、複数の可動装飾部品が不規則に揺動する装飾形態を現出させ得るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は本発明による遊技盤面装飾部品の第1実施形態を示す斜視図である。図2は同じく三面図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)の右側面図である。図3は図1及び図2中の駆動軸を取り出して示す斜視図である。
図1及び図2において、駆動軸1は、後述する遊技盤面に直接又は間接的に横架される軸周り方向に回転自在の所望長の軸体である。本実施形態では、この駆動軸1は後述するように遊技盤面にセンタ飾りを介して、つまり間接的に横架されている。
この駆動軸1は、アクチュエータ、図示例では原点検出スイッチ付きのモータ2によって軸周り方向に回転自在である。すなわち駆動軸1は、両端が同方向、ここでは手前方向にほぼ直角に折り曲げられてなる一対の対向板部3a,3aを有するフレーム3の同対向板部3a,3aに両端が貫通して軸周り方向に回転自在に支持されている。そしてこの駆動軸1の図中左端側の対向板部3aの内面側にはギヤ4が填め込み固着されている。図中左側の対向板部3aの外面には上記モータ2が取り付け固定され、このモータ2の回転軸2aは対向板部3aを貫通し、この回転軸2aの先端部にはギヤ5が上記ギヤ4と噛合させた状態で填め込み固着されている。
図示例ではギヤ4及びギヤ5の歯数は同数であり、モータ2の回転軸2aが1回転すると、これに同期してギヤ5、ギヤ4及び駆動軸1も1回転するように構成されている。
駆動軸1の下方やや奥側の近傍には、この駆動軸1に並行して、ここでは平行に支軸6が横架されている。この支軸6も、駆動軸1と同様にフレーム3の一対の対向板部3a,3aに両端が貫通して軸周り方向に回転自在に支持されている。
この支軸6の軸方向には、複数の可動装飾部品、ここでは11個の同寸法、同形状の提灯形可動装飾部品(以下、可動装飾部品と略記する。)7が各々支軸6の軸周り方向に揺動自在にほぼ等間隔に支持されている。
各可動装飾部品7には、同可動装飾部品7が自重によって垂下している状態において先端部が駆動軸1の裏側近傍に延出する短冊状のレバー8が一体に形成されている。図示例では、レバー8は可動装飾部品7と一体成形されることにより同可動装飾部品7と一体に形成されている。
各レバー8の先端部(図中、上端部)に対応する上記駆動軸1上の各位置には、同駆動軸1と一体に合成樹脂製のカム体9が取り付けられている。
カム体9は、各々駆動軸1の軸周り方向の回転により回転して対応するレバー8に摺接し、予め設定されたタイミングで可動装飾部品7を、支軸6を中心に後述する遊技盤面の前後方向に各別に揺動自在に駆動軸1に取り付けられている。
可動装飾部品7を揺動させるタイミングは、各カム体9の外周形状、及び/又は駆動軸1への軸周り方向の取り付け角度によって設定される。本実施形態では、図3から分かるように、各カム体9は外周形状、寸法がほぼ同一に形成されており、各カム体9の駆動軸1への軸周り方向の取り付け角度によって可動装飾部品7を揺動させるタイミングが設定されている。
図1から図3に示す例では、駆動軸1に取り付けられた11個のカム体9が、その駆動軸1の軸周り方向の回転角度がほぼ180°の範囲内において、同駆動軸1の一端側のカム体9から他端側のカム体9に向かって駆動軸軸周り方向の取り付け角度を一方向に1個ずつ規則的に違えて駆動軸1に取り付けられている。これにより、駆動軸1を回転させた場合に、全カム体9に対応する全可動装飾部品7において、所謂ウェーブと称される波のうねりを模した揺動形態が現出される。
なお、上記ウェーブが全可動装飾部品7中の一部分において現出されるように構成してもよい。いずれにしても、複数の可動装飾部品7による揺動形態は、カム体9の駆動軸軸周り方向の取り付け角度の設定によって定まる。
上記カム体9は、具体的には楕円形ないし爪形に形成されて偏心した位置で駆動軸1に一体に取り付けられるが、各々を独立して形成したものを用いてもよい。また複数個、例えば2個ずつ連結して形成したものを用いてもよく、更には、独立して形成したものと複数個連結して形成したものとを取り混ぜて用いてもよい。図示例では、最も左に位置するカム体9は独立して形成したものを、その他のカム体9は2個ずつ連結して形成したものを各々用いている。
各可動装飾部品7(レバー8)は駆動軸1に、各カム体9は支軸6に、各々軸方向にずれ移動しないように位置決め固定されていることはいうまでもない。
次に上述実施形態の動作について説明する。
図1及び図2は、原点検出スイッチ付きのモータ2が原点を検出して停止している非動作状態、詳しくは動作待機状態を示す。
この状態においては、駆動軸1はどのカム体9もレバー8に接触していない軸周り方向の回転角度にあり、したがって各可動装飾部品7は、自重によって垂下した状態、つまり提灯が垂直に立った状態(休止状態)にある。
この状態からモータ2が図1中の矢印ア方向に回転すると、その回転力はモータ回転軸2a→ギヤ5→ギヤ4を介して駆動軸1に伝達され、同駆動軸1を軸周り方向、ここでは矢印イ方向に回転させる。
駆動軸1が矢印イ方向に回転すると、この駆動軸1に取り付け固定されたカム体9が駆動軸軸周り方向に回転し、駆動軸1への軸周り方向の取り付け角度に応じたタイミングでその凸部がレバー8に摺接して、つまりレバー8の上端部を押圧して可動装飾部品7を、支軸6を中心として手前側に回動させる。カム体9が更に回転し、その凸部のレバー8への摺接、押圧が解かれると、可動装飾部品7は自重によって垂下(復帰動)し休止状態に戻る。
以上の動作はモータ2が回転している限り繰り返される。つまり、可動装飾部品7は回動と垂下とを繰り返し行う(揺動動作する)。
図4及び図5は、図1及び図2に示す状態からモータ2が回転して駆動軸1が回転し、一定時間を経た各部の位置を示す斜視図及び三面図である。図5の三面図において、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)の右側面図である。なお、図6は図5(b)中のA−A線断面矢視図である。
図4及び図5(a)から分かるように、本実施形態では、図示時点において図中左から4番目と5番目に位置する可動装飾部品7は1番手前側に回動、位置し、これに左右側に隣接する可動装飾部品7は2番目に手前側に回動、位置し、残余の可動装飾部品7は概ね休止状態にある。つまり、4番目と5番目に位置する可動装飾部品7を中央にして4、5個の可動装飾部品7が波状にせり出した形態(ウェーブ)を現出する。そしてこのウェーブは、駆動軸1の回転に伴って図中左側から右側に移動し、この移動はモータ2が回転している間中、繰り返される。
モータ2の回転開始及び終了は、後述する遊技盤面上の構成部品(盤面構成部品)等の制御を行う遊技機の主制御回路からの信号によって指令される。
回転終了指令を受けたモータ2は、自身の原点を検出した位置で、図示例では各可動装飾部品7が自重によって垂下した状態(提灯が垂直に立った状態)となったときに、その回転を終了する。
以上述べた第1実施形態によれば、モータ2で駆動軸1を回転させ、この駆動軸1に並行する支軸6に揺動自在に支持された複数の可動装飾部品7を上記駆動軸1に取り付けられた複数のカム体9で揺動するようにしたので、駆動軸1及び支軸6の長さの設定によって本遊技盤面装飾部品の遊技盤面横方向の延長(あるいは短縮)を容易に行い得る。
また、複数の可動装飾部品7を複数のカム体9で各別に揺動自在としたので、1つのモータ2により複数の可動装飾部品7を揺動させる構成において視覚的効果を著しく高めることができる。特に上述した第1実施形態では、各カム体9の駆動軸1への軸周り方向の取り付け角度の設定により所謂ウェーブと称される波のうねりを模した揺動形態を複数の可動装飾部品7により現出させる得るので、新規な装飾演出効果が得られる。
図7は本発明による遊技盤面装飾部品の第2実施形態を示す斜視図である。図8は図7中の駆動軸1を取り出して示す斜視図である。
第2実施形態では、各カム体9は、図8に示すように外周形状、寸法がほぼ同一に形成されているが、駆動軸1への軸周り方向の取り付け角度が不規則に違えて取り付けられている。
図7は、図8に示す駆動軸1が用いられた第2実施形態において、モータ2が回転して駆動軸1が回転し、一定時間を経た各部の位置を示す。
図7から分かるように、第2実施形態ではこの図示時点において可動装飾部品7は不規則な回動位置にあり、モータ2を連続回転させると、各カム体9の凸部がレバー8に摺接する、つまりレバー8の上端部を押圧するタイミングで同レバー8と一体の可動装飾部品7を支軸6を中心として手前側に回動させる。カム体9が更に回転し、その凸部のレバー8への摺接、押圧が解かれると、可動装飾部品7は自重によって垂下(復帰動)し休止状態に戻る。
以上の動作はモータ2が回転している限り繰り返される。つまり、可動装飾部品7は不規則な回動と垂下とを繰り返し行う(揺動動作する)。
以上述べた第2実施形態によれば、駆動軸1及び支軸6の長さの設定によって本装飾部品の遊技盤面横方向の延長を容易に行える遊技盤面装飾部品において、複数の可動装飾部品7が不規則に揺動し、予測しにくく面白みのある新規な装飾演出効果を発揮できる。
図9は、上述した遊技盤面装飾部品がセンタ飾りの一部として用いられたパチンコ機の遊技盤面の一例を示す図である。
この図に示すように、遊技盤面(以下、盤面と略記する。)91には、レール92が取り付けられており、このレール92の内側には、遊技領域93が形成されている。レール92は、図示しないハンドルの操作により発射された遊技球(図示せず)を盤面91の左側上部から遊技領域93へ送り込むように案内する。
盤面91には、レール92の他にも種々の盤面構成部品が設けられている。
すなわち、盤面91のほぼ中央には液晶表示器等からなる図柄表示器の画面(図柄表示画面)101が配置されている。そして、その図柄表示画面101の周囲にはセンタ飾り102が配置され、図柄表示画面101の周囲を装飾している。
図柄表示画面101の下方には始動入賞口94が設けられ、また、始動入賞口94の下方には大入賞口95が設けられている。その他、いくつかの一般入賞口96が盤面91上に設けられている。
上記大入賞口95は、大当り開放時に、他の入賞口94,96よりも入賞が著しく容易な形態となるように、ここでは入賞開口が著しく大きくなるように構成されている。
盤面91のレール92内側の左サイドには、サイドランプ97が設けられている。ゲート98や風車99も適所に設けられている。
レール92内側の最下部には、入賞しなかった遊技球を回収するアウト口100が設けられている。
更に、上記各部品94〜99やアウト口100を避けた適宜箇所には、多数の遊技釘(図示省略)が打ち込まれている。なお、盤面91は透明ガラス板(図示せず)により覆われ、遊技球が遊技領域93から離脱することはない。
上記図柄表示画面101の表示領域は、例えば横方向に左、中、右、3つの表示領域LA,CA,RAに分けられている。
これら3つの表示領域LA,CA,RAには各々図柄L,C,Rが表示されるが、表示される図柄L,C,Rは変動可能であり、また、変動開始すると所定時間後に停止するようになされている。このときの表示図柄L,C,Rは、ここでは3つの表示領域LA,CA,RA共に0〜9までの数字であり、変動時にはこの数字0〜9が繰り返し表示される。表示図柄L,C,Rの変動は、始動入賞口94への遊技球の入賞により行われる、大当りか外れかの抽選と共に、又は抽選直後に開始される。
以上のような盤面91の構成において、上述した実施形態に係る遊技盤面装飾部品103はセンタ飾り102の一部として用いられ、センタ飾り102の図柄表示用窓104の上辺横(左右)方向に配置されている。
そして、遊技盤面装飾部品103の複数の可動装飾部品7が上述したような揺動動作が図柄表示画面101に表示される図柄や画像による所定の遊技演出時に合わせて行われ、新規な装飾演出効果を発揮する。
図柄表示画面101の横方向の拡大に対しては、駆動軸1及び支軸6の長さを延長し、可動装飾部品7の並び個数を増やすことで容易に対処できる。
なお図示例では、センタ飾り102は前側センタ飾り部105と後側センタ飾り部106とからなり、遊技盤面装飾部品103は図10に示すように後側センタ飾り部106に取り付けられている。
なお、上述した第1、第2実施形態では、遊技盤面装飾部品103を装飾演出のみに用いた場合について述べたが、この遊技盤面装飾部品103をパチンコ機に用いた場合に、同パチンコ機の遊技状態が予め定められた状態になったことを報知する報知演出等に兼用させてもよい。
報知演出の兼用は、例えば図9に示す盤面構成のパチンコ機において、同パチンコ機の主制御回路(図示せず)で実行されるプログラムによって予め決められたイベントの発生時(図柄表示画面101に表示される図柄や画像による所定の演出時)に、以下の動作を可能とする構成によりなされる。
すなわち上記イベントの発生時に、本実施形態に係る遊技盤面装飾部品103のモータ駆動回路(図示せず)に制御コマンドを送ってそれまで回転していたモータ2(図10参照)を停止させ、駆動軸1の回転を停止させる。この停止は、特定の1又は複数のカム体9が予め定められた駆動軸軸周り方向の回転角度に達した位置で行わせ、上記の特定のカム体9に対応する可動装飾部品7を手前側に回動させた状態(位置)で停止させる構成とする。
このように遊技盤面装飾部品103を報知演出に兼用させることによれば、図柄表示画面101による報知演出とで相乗効果の大なる報知演出が可能になると共に、報知演出のための部品占有空間を省スペース化できる。
また従来、図柄表示画面101の3つの表示領域LA,CA,RAにおける3つ図柄中の2つが同じ図柄で揃っていて、残る1つの図柄が変動中であるという所謂リーチの発生時に、大当り図柄で停止する信頼度を遊技者に報知する手段としてLED等の1個のランプを点灯させてインジケータのように報知表示する方法があった。このような信頼度報知に本遊技盤面装飾部品103の上述したような報知演出方法を適用してもよい。この場合、例えば左側に位置する可動装飾部品7から右側に位置する可動装飾部品7に向けて順に揺動させ、予め定めた可動装飾部品7が手前側に回動した時にその可動装飾部品7をその回動位置で停止させように報知演出すれば、従来の1個のランプを用いた報知表示とは異なり、アナログ的でダイナミックな報知演出が可能となる。
なお上述した実施形態において、イベントの発生時とは、上記リーチに係る予告演出時や大当り予告演出時、あるいは大当り抽選において大当りを引いた時等が例として挙げられるが、そのうちのいずれにするかは任意である。
本発明による遊技盤面装飾部品の第1実施形態を示す斜視図である。 同じく三面図である。 図1中の駆動軸を取り出して示す斜視図である。 第1実施形態の動作途中における斜視図である。 同じく三面図である。 図5(b)中のA−A線断面矢視図である。 本発明による遊技盤面装飾部品の第2実施形態を示す斜視図である。 図7中の駆動軸を取り出して示す斜視図である。 本実施形態に係る遊技盤面装飾部品がセンタ飾りの一部として用いられたパチンコ機の遊技盤面の一例を示す図である。 図9に示したセンタ飾りの後側センタ飾り部を取り出して示す正面図である。
符号の説明
1:駆動軸、2:モータ(アクチュエータ)、3:フレーム、4,5:ギヤ、6:支軸、7:提灯形可動装飾部品(可動装飾部品)、8:レバー、9:カム体、91:盤面(遊技盤面)、101:図柄表示画面、102:センタ飾り、103:遊技盤面装飾部品、104:図柄表示用窓、105:前側センタ飾り部、106:後側センタ飾り部。

Claims (2)

  1. 遊技盤面に横架される、軸周り方向に回転自在の駆動軸と、
    この駆動軸を軸周り方向に回転させるアクチュエータと、
    前記駆動軸近傍にこの駆動軸に並行して横架される支軸と、
    この支軸の軸方向に複数配置され、各々がこの支軸の軸周り方向に揺動自在に支持される複数の可動装飾部品と、
    この複数の可動装飾部品の各々に一体に形成され、先端側が各々前記駆動軸近傍に延出するレバーと、
    このレバーに各別に対応する位置にて前記駆動軸に各々一体に形成され、前記駆動軸の軸周り方向の回転により回転して前記レバーに摺接し、各々の外周形状、及び/又は前記駆動軸への軸周り方向の形成角度に応じたタイミングで前記可動装飾部品を、前記支軸を中心に前記遊技盤面の前後方向に各別に揺動させるカム体とを具備し
    前記駆動軸は、そのいずれか一端側に固着されたギヤが前記アクチュエータの回転軸に固着されたギヤに噛合することによって軸周り方向に回転自在とされ、
    この駆動軸、前記支軸及び前記アクチュエータは共通のフレームに支持、固定され、
    前記可動装飾部品は、この可動装飾部品に一体に形成された前記レバーに前記カム体が接触していない状態においては自重によって垂下した休止状態になることを特徴とする遊技盤面装飾部品。
  2. 前記駆動軸の下方やや奥側の近傍に、この駆動軸に並行して前記支軸が横架され、
    前記可動装飾部品は、前記レバーが前記駆動軸の裏側近傍に延出し、かつ軸方向にずれ移動しないように前記支軸に位置決め固定され、
    前記レバーに対応する前記駆動軸の位置に前記カム体が軸方向にずれ移動しないように位置決め固定され、
    前記カム体が回転することによりその凸部が前記レバーを押圧して前記支軸を中心として前記可動装飾部品を手前側に回動させその位置状態で停止可能とされると共に、更にカム体が回転することによりその凸部の前記レバーへの押圧が解かれて前記可動装飾部品が自重によって垂下した休止状態に戻され、前記カム体が回転している限り前記可動装飾部品の前記回動と前記垂下とが繰り返される揺動動作が行われることを特徴とする請求項1に記載の遊技盤面装飾部品。
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