JP5853262B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

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本発明は、遊技機の可動装飾装置に関するものである。
従来より遊技機には変動図柄表示装置や可動装飾装置が備えられ、大当りやリーチ時などの特別な遊技状態を盛り上げる演出がなされている。例えば、特許文献1に示す可動装飾装置は、入賞状態において昇降体が遊技盤の液晶表示画面上を上下方向に往復移動、急降下する等の連続的又は断続的な動きをして遊技者を楽しませるものである。
これらの可動装飾装置は迫力を出すために前面ガラスに近接した位置に設置されることが多い。このため、前述のような比較的大きな装飾物には前後方向の回転や傾動を採用せず上下動を採用して、装飾物が前面ガラスへ衝突することを防止している。しかし、上下動のみでは常に同じ意匠面を遊技者に向けることとなり、表現の多様性に乏しく興趣に欠けるという問題があった。
特開2008−245941号公報
従って本発明の目的は前記した従来の問題を解決し、比較的面積の大きい装飾物を前面ガラスに衝突させることなく遊技盤内を回転移動させることができ、しかも複数の意匠面を表示することができる遊技機の可動装飾装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、遊技盤の盤面に固定されるベースと、このベースに上下のリンクアームを介して支持された後飾り板と、この後飾り板の下端部に回転アームを介して支持された前飾り板とを備え、これら上下のリンクアームの前端はベースに枢着され、後端は後飾り板に枢着されて平行リンクを構成しており、ベースには入賞時に前記リンクアームを後方に回転させて後飾り板をベースの背面側に下降させるモータが設けられており、回転アームはその基部に、下側のリンクアームの後飾り板側に一体に成形された後端ギアと噛合い、リンクアームの回転に連動して回転アームを垂下させる方向に回転させる基部ギアを備えており、回転アームにより連結された前飾り板の端部と後飾り板の端部には、相互に噛み合う反転用ギアが設けられており、回転アームの回転により前飾り板を後飾り板の前面密着位置から、後飾り板の下方の垂下位置まで反転移動可能としたことを特徴とするものである。
なおベースは、後飾り板を通過させる切欠部を備えたものであり、前記後飾り板はその前面に装飾が形成され、前飾り板はその表裏両面に装飾が形成されたものであることが好ましい。さらに、上下のリンクアームは、上方への回転時に他の軸との干渉を回避するための屈曲部を備えたものであることが好ましい。
本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、入賞時に前記リンクアームを後方に回転させて後飾り板をベースの背面側に下降させながら、回転アームの回転により前飾り板を後飾り板の前面密着位置から、後飾り板の下方の垂下位置まで反転移動可能としたものである。このため前飾り板は後飾り板に連動して奥行方向に後退しながら前方へ垂下するため、遊技盤の前面ガラスに衝突することがない。
さらに、回転アームにより連結された前飾り板の端部と後飾り板の端部には、相互に噛み合う反転用ギア(セクターギア/部分ギア)が設けられている。これにより、通常状態においては前飾り板を後飾り板の前面に密着保持させておき、入賞状態になったときには後飾り板の下方の垂下位置まで段階的に反転移動させることができ、複数の意匠面を表示することができる。
特に請求項3のように、後飾りの前面と前飾り板の表裏両面とに装飾を施せば、通常状態と入賞状態とで異なる装飾面が表れて、入賞状態を盛り上げることができる。
通常状態における可動装飾装置の斜視図である。 図1の状態における機構の説明図である。 平行リンクを後方に60°回転させた状態を示す斜視図である。 図3の状態における機構の説明図である。 平行リンクを後方に90°回転させた状態を示す斜視図である。 図5の状態における機構の説明図である。 平行リンクを後方に120°回転させた状態を示す斜視図である。 図7の状態における機構の説明図である。 平行リンクを後方に180°回転させた状態を示す斜視図である。 図9の状態における機構の説明図である。 可動装飾装置の分解斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。先ず図11を参照しつつ、全体構造を説明する。
図11において、1はベースであり、パチンコ遊技機の遊技盤の盤面に固定される平板部の左右両側に、遊技盤の前面側に向って突出する壁面2を備えている。この平板部には後飾り板3等を通過させるための切欠部4が形成されている。
3はベース1に支持された後飾り板であり、その左右両側は上下のリンクアーム5,6を介してベース1に連結されている。これらの上下のリンクアーム5,6の前端はベース1の壁面2の内側に軸7,8によって枢着され、後端は後飾り板3の側面に軸9、10によって枢着されて平行リンクを構成している。図2に示す初期状態においては、これらのリンクアーム5,6は垂直位置にある。なお後述する図10の状態において、リンクアーム5が軸8と干渉することを避けるため、またリンクアーム6が軸9と干渉することを避けるため、リンクアーム5、6には図示のように屈曲部が形成されている。
上側のリンクアーム5の前端にはギア11が一体成形されている。ベース1の壁面2にはモータ12が設けられており、その出力軸の先端の駆動ギア13がこのリンクアーム5の前端のギア11と噛み合っている。モータ12は大当たり入賞時等に駆動され、上下のリンクアーム5、6を図2の初期状態から図4に示すように後方に回転させる。これにより後飾り板3はベース1に対して平行姿勢を保ったまま、ベース1の切欠部4を通過して背面側に下降して行く。
この後飾り板3の下端部には、回転アーム14を介して前飾り板15が支持されている。回転アーム4の後飾り板3側には基部ギア16が一体に成形されている。また前記した下側のリンクアーム6の後飾り板3側には、後端ギア17が一体に成形されており、基部ギア16と噛み合っている。このため、上記したように上下のリンクアーム5,6が後方に回転されると、回転アーム14は図4に示すように垂下させる方向に回転し、回転アーム14と前飾り板15とを連結する軸18は前方に回転移動する。
また図11に示されるように、回転アーム14により連結された前飾り板15の端部と後飾り板3の端部には、相互に噛み合う反転用ギア19,20が設けられている。この実施形態ではこれらの反転用ギア19,20はセクターギアである。これらの反転用ギア19,20により、軸18の前方への回転移動に連れて前飾り板15は軸18の回りに前方に回転し、前飾り板15を図1、図2に示す後飾り板3の前面密着位置から、図9、図10に示す後飾り板3の下方の垂下位置まで反転移動させる。
なお、後飾り板3はその前面のみに装飾が形成され、前飾り板15はその表裏両面に装飾が形成されている。
以下に、本実施形態の可動装飾装置の作動を説明する。
図1及び図2に、通常状態つまり入賞前の状態を示す。この通常状態においては、前飾り板15と後飾り板3とは互いの面を合わせるように折り畳まれてベース1に保持されている。このとき、遊技者からは前飾り板15の裏面のみが見える。
大当たり等の入賞時にはモータ12が駆動され、駆動ギア13が上側のリンクアーム5の前端のギア11を後方(図面上の反時計方向)に回転させる。リンクアーム5,6は平行リンクを構成しているため、下側のリンクアーム6も同様に後方に回転する。これにより後飾り板3はベース1の切欠部4を通過して後方に平行移動しながら降下する。この状態を図3〜図6に示す。
この下側のリンクアーム6の回転はその後端ギア17を回転させ、これに噛み合っている基部ギア16を介して回転アーム14を垂下させる方向に回転させる。この回転アーム14の回転に連動して前飾り板15は軸18の回りに前方に回転し、図9、図10に示す後飾り板3の下方の垂下位置まで反転移動する。図10の状態においては遊技者からは後飾り板3の前面と前飾り板15の前面が、上下2段に見える。
このように本発明の可動装飾装置は、図1に示す折り畳み状態では前飾り板15の裏面のみが表示されるが、入賞状態では後飾り板3及び前飾り板15を大きく下降させるとともに、後飾り板3の前面と前飾り板15の前面を上下2段に表示することができ、入賞状態を盛り上げることができる意匠効果に優れるものである。
しかも前飾り板15を前方に回転させる際の回転中心である軸18は、回転途中には図6に示されるようにベース1よりも後方に移動した位置にある。このため前方に回転中の前飾り板15の先端が遊技盤の前面ガラスに衝突することがなく、面積の大きい装飾物を回転移動させることができる。
なお、大当たり等の入賞状態が終了後にはモータ12を逆転させれば、図1、図2の状態に復帰することはいうまでもない。
1 ベース
2 壁面
3 後飾り板
4 切欠部
5 上側のリンクアーム
6 下側のリンクアーム
7 軸
8 軸
9 軸
10 軸
11 ギア
12 モータ
13 駆動ギア
14 回転アーム
15 前飾り板
16 基部ギア
17 後端ギア
18 軸
19 反転用ギア
20 反転用ギア

Claims (4)

  1. 遊技盤の盤面に固定されるベースと、このベースに上下のリンクアームを介して支持された後飾り板と、この後飾り板の下端部に回転アームを介して支持された前飾り板とを備え、
    これら上下のリンクアームの前端はベースに枢着され、後端は後飾り板に枢着されて平行リンクを構成しており、
    ベースには入賞時に前記リンクアームを後方に回転させて後飾り板をベースの背面側に下降させるモータが設けられており、
    回転アームはその基部に、下側のリンクアームの後飾り板側に一体に成形された後端ギアと噛合い、リンクアームの回転に連動して回転アームを垂下させる方向に回転させる基部ギアを備えており、
    回転アームにより連結された前飾り板の端部と後飾り板の端部には、相互に噛み合う反転用ギアが設けられており、
    回転アームの回転により前飾り板を後飾り板の前面密着位置から、後飾り板の下方の垂下位置まで反転移動可能としたことを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. ベースは、後飾り板を通過させる切欠部を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機の可動装飾装置。
  3. 後飾り板はその前面に装飾が形成され、前飾り板はその表裏両面に装飾が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の可動装飾装置。
  4. 上下のリンクアームは、上方への回転時に他の軸との干渉を回避するための屈曲部を備えたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の可動装飾装置。
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