JP5138188B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、油汚れを効果的に除去できる洗浄剤組成物であり、特に、垂直面や傾斜面、湾曲面の油汚れに洗浄剤組成物を噴霧したときに、優れた付着安定性を示し、効果的に油汚れを除去することができる洗浄剤組成物に関する。
従来、台所等の壁やコンロ周りや、調理器具、調理機器等に付着する油汚れを除去するため、数々の洗浄剤が開発されている。こうした油汚れは熱や光で酸化し変性するため、強固な樹脂状となり、更に汚れの付着場所が、垂直面や傾斜面、あるいは湾曲面である場合が多いため、粘性のない洗浄剤では洗浄液がすぐに垂れ落ちしてしまい、これらの油汚れを除去するには満足のいく洗浄効果が得られなかった。
そこで有機系の増粘剤を使用して粘性を出すことが知られている。例えば、特許文献1には、水、無機アルカリ塩及び多価アルコールを含む洗浄剤組成物において、増粘剤及び充填剤を追加の成分として含有することを特徴とする洗浄剤組成物(請求項1);100重量部(質量部)の水、1〜40重量部(質量部)の無機アルカリ塩、10〜200重量部(質量部)の多価アルコール及び0.01〜30重量部(質量部)の増粘剤を含んでなることを特徴とする洗浄剤組成物(請求項6);前記増粘剤が天然多糖類又はその誘導体であることを特徴とする、請求項6に記載の洗浄剤組成物(請求項7)が開示されている。
また、無機系の増粘剤を使用して粘性を出すことも知られている。例えば、特許文献2には、(A)親水性溶剤1.0〜30.0重量%(質量%)、(B)塩基性化合物1.0な意志20.0重量%(質量%)、及び(C)増粘剤0.5〜10.0重量%(質量%)を必須成分として含み、且つその粘度が25℃において50〜5000mPasである洗浄剤(請求項2)が開示されている。また、特許文献2の[0003]段落には、「(C)増粘剤としては特に限定されず、有機系増粘剤や無機系増粘剤が使用できるが、有機系増粘剤よりも無機系増粘剤が好ましく安定した増粘効果が得られる。また、特に無機系増粘剤は濃褐色系のものが多く、そのため組成物の外観が暗くなり外観上好ましくないので、酸化チタンなどを加え色調を淡色に整えても良い。具体的には、ビーガムやベントナイト、セピオライト、ラポナイト及びアエロジルなどに代表される無機増粘剤があげられるが、より好ましくはベントナイト系のアルミニウム・マグネシウム・シリケートである。」旨の記載もある。
特開平9−111292号公報 特許請求の範囲 特開平8−170099号公報 特許請求の範囲 [0003]
しかしながら、特許文献1に開示されているような洗浄剤組成物は、アルカリ性溶液であることが多く、有機系の増粘剤を使用すると、長期保存によって分解し、粘性が徐々に低下するという問題があった。また、特許文献2に開示されているような洗浄剤は、無機系の増粘剤が溶液中に溶解しないために研磨剤のような役割をし、噴霧後に擦り洗いをすると、被洗物を損傷する場合があった。更に、洗浄力を高めるために溶剤等を添加すると、保存中に分離してしまうという問題もあった。
従って、本発明の目的は、垂直面や傾斜面、湾曲面の油汚れに洗浄剤組成物を噴霧したときに、優れた付着安定性を示し、効果的に油汚れを除去することができる保存安定性のよい洗浄剤組成物を提供することにある。
そこで、上記問題点を解決するために、本発明者等が鋭意検討した結果、垂直面や傾斜面、湾曲面の油汚れを効果的に除去できる洗浄剤組成物を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、及び残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
(25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物である。
また、本発明は、組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤を合計量で組成物全体に対して1質量%未満、及び残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
(25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物である。
更に、本発明は、組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤を合計量で1質量%未満の量含み又は含まず、更に、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、キレート剤、ビルダー、(C)成分以外の溶剤、色素、香料、防腐剤及び可溶化剤からなる群から選択される1種または2種以上の化合物を含み、残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
(25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物である。
本発明の効果は、垂直面や傾斜面、湾曲面の油汚れに洗浄剤組成物を噴霧したときに、優れた付着安定性を示し、効果的に油汚れを除去することができる保存安定性のよい洗浄剤組成物を提供したことにある。
本発明の洗浄剤組成物において、(A)成分は、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩である。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、特に制限はないが、ベンゼン環に置換する基としては、炭素数8〜20の直鎖脂肪族炭化水素基が好ましく、炭素数8〜20の直鎖アルキル基がより好ましく、炭素数8〜18の直鎖アルキル基が更に好ましい。これらの置換基の炭素数が8未満であると、洗浄力に劣る場合があり、炭素数が20より大きいと配合安定性に劣る場合があるために好ましくない。なお、(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の塩(対イオン)としては、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩やカリウム塩がより好ましい。
(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の添加量は、本発明の洗浄剤組成物に対して、通常5〜20質量%、好ましくは5〜15質量%の範囲内である。該添加量が5質量%未満の場合及び20質量%より多い場合には、後に詳しく説明するが、本発明の洗浄剤組成物に適した粘性及び粘度が得られないために好ましくない。
本発明の洗浄剤組成物において、(B)成分は、強塩基性化合物である。強塩基性化合物としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩が挙げられる。これらの中でも、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムを好適に用いることができる。これらの強塩基性化合物は、単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
(B)成分の強塩基性化合物の添加量は、本発明の洗浄剤組成物に対して、通常0.5〜15質量%、好ましくは5〜15質量%の範囲内である。(B)成分を添加することにより、本発明の洗浄剤組成物のpHを12以上にすることができる。該添加量が0.5質量%より少ないと、pHが12未満になる場合があり、がんこな油汚れ等を洗浄する力が弱くなり、15質量%より多くなると、洗浄剤組成物の配合安定性が悪くなるために好ましくない。
本発明の洗浄剤組成物において、(C)成分は、水溶性グリコールエーテル型溶剤である。水溶性グリコールエーテル型溶剤としては、例えば、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール、エチレングリコールモノアルキル(アルケニル)エーテル、エチレングリコールジアルキル(アルケニル)エーテル、ジエチレングリコールモノアルキル(アルケニル)エーテル、プロピレングリコールモノアルキル(アルケニル)エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキル(アルケニル)エーテル等が挙げられるが、中でも好ましく使用できるものは、下記の一般式(1)で表わされるものである:
−O−(−R−O−)−H (1)
一般式(1)において、Rは、炭素数1〜5の脂肪族炭化水素基を表わす。これらの基として、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、2級ブチル基、ターシャリブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、2級ペンチル基、ネオペンチル基、ターシャリペンチル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ペンテニル基、イソペンテニル基等のアルケニル基が挙げられる。これらの中でも、製品安定性の点からRは炭素数1〜5のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。
一般式(1)において、Rは、炭素数2又は3のアルキレン基を表わす。これらの基としては、例えば、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基が挙げられる。又、nは、1〜5の数を表わす。一般式(1)は、−R−O−で表わされる基がROにn個付加したものであるが、n個の−R−O−は、同一であっても異なっていてもよい。
一般式(1)で表わされる化合物の製造方法としては、ROHで表わされるアルコールに、エチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシドを1〜5モル付加すればよい。また、これらの付加反応によって得られた重合物は、本発明の洗浄剤組成物にそのまま使用することができるが、蒸留等の精製によって、分子量を揃えたものを使用することもできる。
(C)成分の添加量は、本発明の洗浄剤組成物に対して通常1〜15質量%、好ましくは3〜10質量%の範囲内である。該添加量が1質量%より少ないと、洗浄力が弱くなり、また、15質量%より多いと、粘度が低下するために好ましくない。
ここで、本発明の洗浄剤組成物と粘性について詳しく説明する。(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、洗浄成分としての効果を期待して添加されているが、それ以外に粘性調整剤(増粘剤)としての機能を有している。一般に、液体の洗浄剤を壁等の垂直面に噴霧した場合、洗浄剤の粘度が低いと壁面から垂れてしまうために効果的に洗浄できない。そこで、洗浄剤組成物を増粘させて壁等からの垂れを防ぐ試みがなされているが、粘度が高すぎるとスプレー等での噴霧が困難になる場合がある。そのため、噴霧あるいは塗布時に粘度が低く、壁面等に付着したときに粘度が高くなるチクソトロピー性の粘性を持つ洗浄剤組成物が、壁等の垂直面を洗浄するのには優れている。通常、こうした粘性を得るために各種増粘剤を使用するが、例えば、キサンタンガム等の高分子系の増粘剤は、高アルカリ水溶液中で分解し易いため、保存中に粘度が低下するという問題がある。また、公知の無機系の増粘剤、例えばベントナイト等は、水溶液に溶解しないため保存中に分離する場合や、研磨剤のような役割をして洗浄剤対象物を傷付ける等の問題がある。
ここで、本発明者らは、洗浄成分である(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を一定濃度範囲に調整することにより、洗浄剤組成物にチクソトロピー性の粘性を与えることを見出した。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を使用して、高塩基性及び水溶性グリコールエーテル型溶剤の入った水溶液の系をチクソトロピー性にするためには、洗浄剤組成物中に含まれる直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量の関係を下記の式(1)
0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
とすることが好ましい。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水の値が0.05より小さい場合又は0.5より大きい場合は、洗浄剤組成物が増粘しない場合や、増粘し過ぎてスプレー等での噴霧が困難になる場合、あるいは粘性がチクソトロピー性にならない場合があるために好ましくない。
なお、(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アニオン界面活性剤であり、これ以外のアニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪族モノカルボン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルグルタミン酸塩等のカルボン酸型;ジアルキルスルホコハク酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩−ホルムアルデヒド縮合物、N−メチル−N−アシルタウリン酸等のスルホン酸型;アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、油脂脂肪酸エステル塩等の硫酸エステル型;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸エステル塩等のリン酸エステル型等が知られているが、(A)成分の代わりに上記のアニオン界面活性剤を使用しても、(B)成分である強塩基性化合物と、(C)成分である水溶性グリコールエーテル型溶剤を含有し、pHが12以上の水溶液をチクソトロピー性にすることはできない。また、同様に、(A)成分の代わりに、カチオン界面活性剤や両性界面活性剤、ノニオンカチオン活性剤を使用しても、チクソトロピー性を有する洗浄剤組成物を得ることはできない。
なお、本発明の洗浄剤組成物には、他の任意成分として、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤を配合することもできる。しかしながら、(A)成分、(B)成分及び(C)成分が本発明の割合で配合されていても、他の任意成分として、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤が合計量で1質量%以上含まれると、粘性がチクソトロピー性にならず、好ましくは他の任意成分として、カチオン界面活性剤及び(A)成分以外のアニオン界面活性剤の合計量は、0.5質量%以下がよい。
本発明の洗浄剤組成物は、チクソトロピー性の粘性を有しているが、チクソトロピー性とは、応力を加えて液体を流動させたとき、応力が大きければ大きいほど液体の粘度が低下する性質のことである。チクソトロピー性を測定する方法には様々な方法があるが、簡単な方法として、B型粘度計の回転数を変えて粘度を測定し、その結果から粘性を判断する方法が知られている。
本発明の洗浄剤組成物は、25℃におけるB型粘度計による6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
(25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
で表わされるものが好ましい。更に、25℃で6rpmの粘度は、50〜5000mPa・sであることが好ましく、100〜3000mPa・sであることがより好ましい。なお、(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の濃度が20質量%を超えると、上記測定での粘度が5000mPa・sを超えてしまう場合がある。ここで、25℃で6rpmの粘度が50mPa・sより低いと、粘度が低すぎて壁等の洗浄面に付着した洗浄剤組成物が垂れる場合があり、25℃で6rpmの粘度が5000mPa・sより大きいと、スプレー等で噴霧するのが困難になる場合があるために好ましくない。
本発明の洗浄剤組成物には、上記各成分に加え本発明の目的を阻害しない範囲で必要に応じて、更に、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、キレート剤、ビルダー、(C)成分以外の溶剤、色素、香料、防腐剤、可溶化剤等を配合することができる。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アルカノールアミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイドのブロック共重合体、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド・ブチレンオキサイド共重合体、グリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトールの脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノールアミン類の脂肪酸アミド、さらに高級アルコール、アルキルフェノール、脂肪酸、多価アルコール、高級アルキルアミン、脂肪酸アミド、油脂又は脂肪酸アルカノールアミドなどの活性水素含有化合物にエチレンオキサイドを付加重合した重合体等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等のベタイン系界面活性剤が挙げられる。
上記界面活性剤を添加すると洗浄力を高める場合があり、本発明の洗浄剤組成物に対して0.1〜8質量%添加するのが好ましく、0.5〜5質量%添加するのがより好ましい。上記界面活性剤を8質量%より多く添加すると、粘性がチクソトロピー性でなくなる場合があるために好ましくない。なお、該界面活性剤を0.1質量%より少ない量で添加しても洗浄力を高める効果が発現せず、添加効果がない場合があるために好ましくない。
キレート剤やビルダーとしては、例えば、オルト珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム等の珪酸ナトリウム類;オルソ珪酸カリウム、メタ珪酸カリウム等の珪酸カリウム類;オルソリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム等のリン酸ナトリウム類;オルソリン酸カリウム、トリポリリン酸カリウム等のリン酸カリウム類;ゼオライト、炭酸ナトリウム等の無機類;ポリアクリル酸、ポリマレイン酸等のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩等のポリカルボン酸類;ニトリロトリ酢酸及びそのアルカリ金属塩、エチレンジアミン四酢酸及びそのアルカリ金属塩、エチレンジアミン二酢酸及びそのアルカリ金属塩、トリエチレンテトラミン六酢酸及びそのアルカリ金属塩等のアミノカルボン酸類;リンゴ酸、クエン酸、グリコン酸、グルコヘプトン酸等のオキシカルボン酸類及びそのアルカリ金属塩や低級アミン塩等が挙げられる。
これらのキレート剤やビルダーは、本発明の洗浄剤組成物に対して、0.01〜8質量%添加するのが好ましく、0.1〜5質量%添加するのがより好ましい。キレート剤やビルダーを8質量%より多く添加すると、本発明の洗浄剤組成物の保存安定性が悪くなり、経時で分離する場合があるために好ましくない。なお、キレート剤やビルダーを0.01質量%より少ない量で添加しても、それらの添加効果が発現しない場合がある。
(C)成分以外の溶剤としては、例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール等の低級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ポリグリセリン、ソルビトール等のポリオール類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン等のアルカノールアミン類が挙げられる。これらの溶剤は、本発明の洗浄剤組成物に対して、0.1〜10質量%添加するのが好ましく、0.1〜8質量%がより好ましい。該溶剤の添加量が0.1質量%未満では、溶剤としての洗浄効果が発現しない場合があり、また、10質量%を超えると、粘性がチクソトロピー性でなくなる場合があるために好ましくない。
本発明の洗浄剤組成物の使用方法は、噴霧装置から吐出して使用するものであるが、従来知られている任意の方法で使用することもでき、例えば、本発明の洗浄剤組成物を塗布してブラッシングした後、拭き取るあるいは洗い流すことにより汚れを除去することができる。塗布の方法としては、例えば、布やブラシにしみ込ませてそのまま塗布・洗浄する方法、トリガー式スプレーヤーや機械スプレーヤー等の噴霧装置でスプレーして塗布する方法等が挙げられるが、本発明の洗浄剤組成物は高アルカリ性であるため、人体に直接触れる可能性の少ない噴霧装置を使用して洗浄対象物に塗布することが好ましい。
以下、本発明を実施例により、具体的に説明する。なお、以下の実施例等において、「%」及び「ppm」は特に記載がない限り質量基準である。
まず以下に、洗浄剤組成物の評価方法について5つの試験方法を示し、表1に洗浄剤組成物の配合とそれぞれの試験結果を示す。
<水平面における洗浄試験>
大豆油0.1gを10cm×8cmのステンレス板に塗布し、200℃で3時間の焼き付けを行った。このステンレス板を各種液体洗浄剤組成物25mlに浸漬し、10分間放置して洗浄した後、水で軽くすすいで乾燥した。この洗浄の前後の洗浄率をステンレス板の質量変化により算出し、次の尺度で示した。
洗浄率100%〜80%以上 :◎
洗浄率80%未満〜60%以上:○
洗浄率60%未満〜40%以上:△
洗浄率40%未満 :×
<垂直面における洗浄試験>
大豆油0.1gを10cm×8cmのステンレス板に塗布し、200℃で3時間の焼き付けを行った。各種液体洗浄剤組成物を垂直状態のステンレス板に5回スプレー(約1ml/回)し、10分間放置して洗浄した後、水で軽くすすいで乾燥した。この洗浄の前後の洗浄率をステンレス板の質量変化により算出し、次の尺度で示した。
洗浄率100%〜80%以上 :◎
洗浄率80%未満〜60%以上:○
洗浄率60%未満〜40%以上:△
洗浄率40%未満 :×
<垂直面における付着性試験>
各種液体洗浄剤組成物を垂直状態にした10cm×8cmのステンレス板に1回スプレー(約1ml/回)した後、10分間放置した。液だれした洗浄剤組成物を除去し、ステンレス板上に残留した洗浄剤組成物の洗浄剤残留率を質量変化により算出し、次の尺度で示した。
残留率100%〜80%以上 :◎
残留率80%未満〜60%以上:○
残留率60%未満〜40%以上:△
残留率40%未満 :×
<保存安定性試験>
各種液体洗浄剤組成物をポリプロピレン製の容器に入れ、40℃で6カ月保存した際の安定性を次の基準で評価した。
外観の変化(沈殿、分離等)がなく、粘度変化も5%未満のもの :◎
外観の変化(沈殿、分離等)がなく、粘度変化が5〜10%未満のもの :○
外観の変化(沈殿、分離等)が若干ある、又は粘度変化が10〜30%未満のもの:△
外観の変化(沈殿、分離等)が著しい、又は粘度変化が30%以上のもの :×
<吐出性試験>
トリガー式スプレーヤー(カルマー社製:TS800−3)に各種液体洗浄剤組成物を充填し、10回トリガーをストロークした。その際の吐出性を次の基準で評価した。
全く抵抗なくストロークでき、均一に洗浄剤組成物を吐出できる :◎
ほとんど抵抗なくストロークでき、均一に洗浄剤組成物が吐出できる :○
ストロークに若干抵抗があり、連続噴霧がしにくい :△
ストロークにかなり抵抗があり、連続噴霧できない :×
Figure 0005138188
本発明の洗浄剤組成物は、台所、業務用の厨房、調理器具、調理機器、食器類等に好適に使用することができる。これらの中でも、液だれし易い垂直面や傾斜面、湾曲面のある壁面、オーブン、電子レンジ等の調理機器内部等の洗浄に効果的である。

Claims (6)

  1. 組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、及び残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
    0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
    であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
    (25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
    で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤を合計量で組成物全体に対して1質量%未満、及び残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
    0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
    であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
    (25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
    で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物。
  3. 組成物全体に対し、(A)成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を5〜20質量%、(B)成分として強塩基性化合物を0.5〜15質量%、(C)成分として水溶性グリコールエーテル型溶剤を1〜15質量%、カチオン界面活性剤及び/又は(A)成分以外のアニオン界面活性剤を合計量で1質量%未満の量含み又は含まず、更に、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、キレート剤、ビルダー、(C)成分以外の溶剤、色素、香料、防腐剤及び可溶化剤からなる群から選択される1種または2種以上の化合物を含み、残余が水よりなる水溶液性組成物であって、25℃におけるpHが12以上であり、洗浄剤組成物中に含まれる(A)成分の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の質量と、水の質量との関係が、下記の式(1)
    0.05≦(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/水)≦0.5 (1)
    であり、25℃におけるB型粘度計における6rpmの粘度と、60rpmの粘度の関係が下記の式(2)
    (25℃、6rpm粘度)/(25℃、60rpm粘度)≧2 (2)
    で表わされ、更に、25℃、6rpmの粘度が50〜5000mPa・sであることを特徴とする洗浄剤組成物。
  4. (B)成分の強塩基性化合物が、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムである、請求項1ないし3のいずれか1項記載の洗浄剤組成物。
  5. (C)成分の水溶性グリコールエーテル型溶剤が、下記の一般式(1)
    −O−(−R−O−)n−H (1)
    (式中、Rは、炭素数1〜5の脂肪族炭化水素基を表わし、Rは、炭素数2又は3のアルキレン基を表わし、nは、1〜5の数を表わし、n個あるRは、同一であっても異なってもよい)
    で表わされる化合物である、請求項1ないし3のいずれか1項記載の洗浄剤組成物。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項記載の洗浄剤組成物を、噴霧装置から吐出して使用することを特徴とする洗浄剤組成物の使用方法。
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