JPS6234998A - アルカリ洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルカリ洗浄剤組成物、史に詳しくは、変性油
汚れや炭化汚れに対し優れた洗浮力を有し、且つ、稀釈
洗浄に於いても洗浄力が低下しないという優れた特徴を
有するアルカリ洗浄剤組成物に関する。

〔従来の技術〕

食器類に付着した食物油、動物油等の油汚れの洗浄には
例えば特公昭５２−３８５０６号公報に示されるような
中性の台所用洗剤が使われるが台所の換気扇やガスレン
ジなどに付着する食物油、動物油の熱変性、光変性ある
いは酸化変性したベタベタ油汚れや焼きつき油汚れに対
しては、中性台所用洗剤では十分表洗浄効果を得ること
ができない。このような変性油汚れに対しては持分１ｋ
Ｅ５３−１１６８８号公報に示されるようなアルカリ性
強力型住居用洗剤が使われる。即ち、アンモニア、モノ
エタノ−ルアきン、水酸化ナトリウム等のアルカリ剤、
セｑツル！、カルピトール尋の水溶性溶剤及び、界面活
性剤からなる洗浄剤組成物が用いられてきた。

また、熱変性、光変性、酸化変性した油汚れがさらに加
熱によ転質性すると炭化汚れとなる。この炭化汚れは動
・食物油だけでなく、調理中の吹きこぼれや垂れなどに
よ）蛋白質、炭水化物系の食品が炭化したものも含まれ
ており、ガスレンジ周辺、グリル内、オーブンとオープ
ンノ９ン尋に見られ、美観を損こねたり刺理品の仕上が
りを慾くする。このような炭化汚れの洗浄には、粉末ク
レンザ−、ソーゾノＱツド、スチールウール、ナイロン
タワシ、金属タワシ尋の研磨剤（材）及び、オーブン−
３轡 クリーナーと総称される洗浄剤が使われている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、研磨剤（材）の場合には物理的作用を主
体としているため、炭化汚れに対して十分な洗浄効果を
得るためには多大な労力を必要とするばかりか、基質面
に傷を付ける恐れがある。また、アルカリ性強力屋住居
用洗剤では、炭化汚れを洗浄することができず、化学的
にこれらの汚れを洗浄するにはオーブンクリーナーが使
われるが、使用されているアルカリ剤が、無機アルカリ
剤あるいは有機アルカリ剤単独で用いられているため汚
れに接触すると油汚れとの中和作用により急速に効果が
低下するため、十分な洗浄効果が得られなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで本発明者は、かかる従来の洗浄剤の問題点を解決
すぺ〈鋭意研究を行った結果、界面活性剤及び水溶性溶
剤に特定の無機アルカリ剤と有機アルカリ剤を特定の割
合で配合することにより、変性油汚れ、炭化汚れに対し
十分な洗浄力を有し、且つ、希釈洗浄においても洗浄力
の低下しないアルカリ洗浄剤が得られることを見出し、
本発明を完成した。

すなわち、本発明は次の成分＜８）〜（ｄ）、偵）界面
活性剤０．５〜２０重量斧、 伽）　水溶性溶剤１〜１５重量鋒、 （Ｃ）　　水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、（ｄ
）　　下記一般式（１）〜（動 （式中、Ｒｓ　、Ｒａ　、Ｒ＠　、Ｒｓ、Ｒｎ及びＲｌ
ｍはそれぞれ水素原子又は炭素数１〜４のアルキル基を
示し、ＲｈＲ５ｓ　Ｒｓ、Ｒｙ　、Ｒ＠及びＲ１１はそ
れぞれ水素原子、炭素数１〜４のアルキル基又は戻索ａ
２〜３のヒト騨キシアルキル基を示す） で表わされる化合物よりなる群から選ばれる有機アルカ
リ剤を含有し、成分−）とけ）の合計量が０．５〜３０
重量鋒、かつ成分り／成分（ｄ）が重量比で１　／　０
．５〜ｌであることを特徴とするアルカリ洗浄剤組成物
を提供するものである。

本発明組成物の−）成分である界面活性剤としては、陰
イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤又は両性界
面活性剤が使用される。

これらの具体例としては、例えば陰イオン性界面活性剤
ではアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルエトキシ硫酸エステル塩、オレフィン
スルホン酸塩、アルカンスルホン＃！Ｒ塩、脂肪酸塩、
アルキルエトキシカルボン酸塩、ａ−スルホ脂肪酸塩、
ａ−スルホ脂肪酸エステル塩、アルケニルコハク酸塩、
リン酸エステル塩などを；非イオン性界面活性剤ではエ
チレンオキティト嚢ゾ四ピレンオキサイドブロックーー
リマー、？リオキシエチレンアルキルエーテル、ぼりオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、高級脂肪酸ア
ルカノ−ルアミド、？リオキシｆｖｓピレンアルキルエ
ーテル、ショ糖脂肪酸エステル、３級アミンオキサイド
などを：両性界面活性剤としてはベタイン、スルホベタ
インなどを挙げることができる。就中、隙イオン性界面
活性剤では、アルキルベンゼンスルホン酸塩、非イオン
性界面活性剤では、−リオキシエチレンアルキルエーテ
ルが好ましい・ これらの界面活性剤は、１′１１ｉ又は２種以上を混合
して用いることができ、その配合量は全組成の０．５〜
２０重量％（以下単に−と記す）、好ましくは１〜１０
％である。

伽）成分である水溶性溶剤としてはメタノール−エタノ
ール、テロノＱノール、イソグロノ９ノール、ブタノー
ル、インブタノール、ターシャリ−フタノール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、メチルセ四ソル
ブ、エチルセロソルブ、プルピルセロソルブ、ブチルセ
ロソルブ、メチルカルピトール、エチルカルピトール、
ゾ關ピルカルピトール、ブチルカルピトール、エチレン
グリコールジエチルエーテル、ジエチレンクリコールジ
メチルエーテル、−リオキシプロピレン（２，５）モノ
メチルエーテルなどが挙けられる。配合量は通常全組成
の１〜１５％、好ましくは５〜ｉｏ’ｓである。

（ｅ）成分は、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムに
限定される。例えば従来使用されている無機アルカリ剤
である珪酸塩、炭酸塩、燐酸塩等では十分な洗浄力が得
られない。

（ｄ）成分である有機アルカリ剤は、一般式（１）〜Ｉ
）で表わされる化合物よシ任意に選択されるが、就中、
アンモニア又はモノエタノールアｉン、ジェタノールア
ミン、トリエタノ−ルアオン、Ｎ−アミノエチルエタノ
−ルアオン等のアルカノールアミン類が好ましい。

（０）及び（ｄ）成分の合計配合量は、通常全組成の０
．５〜３０暢、好ましくは１〜２０％である。（０）成
分と（Φ成分の配合比は重量比で１７０、５〜１であり
、１未満でも洗浄効果は向上せず、むしろ本発明組成物
に任意に配合され得る顔料等の分散安定性が悪化し、一
方１７０、５を超えると本発明の効果が十分得られない
。

本発明組成物には、更に任意成分として、エチレンシア
ミン四酢酸塩、カル〆キシメチルセルロース、畝りビニ
ルピロリドン、−りどを配合しうる。

〔作用並びに発明の効果〕

本発明のアルカリ洗浄剤組成物は、界面活性剤及び水溶
性溶剤に特定の無機アルカリ剤と有機アルカリ剤を特定
の割合で配合したことによるアルカリ緩衝能によって、
変性油汚れ、炭化汚れに対し十分な洗浄力を示し、且−
１１一 つ希釈洗浄においても洗浄力が低下しないという優れた
特性を有する。

〔実施例〕

以下実施例によシ本発明を説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。

実施例１ 表−１に示す配合組成について、モデル汚れに対する原
液での洗浄力、希釈洗浄力およびアルカリ緩衝能を以下
の方法によって調べた。結果を表−１に示す。

〔モデル汚れの作成〕

卵黄２個（３５１）、砂糖１０ｆ及び醤油１０ｆをよく
かきまぜ、鉄板上に塗布し、塗布物が炭化するまで加熱
して作成した。

Ｃ洗浄力試験方法〕 設定濃度の洗浄剤組成物１ｆをモデル汚れに塗布し、１
０分放置後布で拭き取って洗浄剤組成物を除き汚れ落ち
を判定した。

○　　：完全表汚れ落ち ０〜Δ：約７５％の汚れ落ち Δ　　：約５０％の汚れ落ち Δ〜×：余り落ちていない ×　　：全然落ちていない 〔アルカリ緩衝能の測定方法〕 洗浄剤組成物１００ｔｎｌを２００−容ガラス製ビーカ
ーに入れ、ｐＨ電極を設置してビユレットにて５％塩酸
を滴下し、ｐＨが７以下になるまで添加して５鋒塩酸の
消費量を示した。５％塩酸の消費量が多いほどアルカリ
緩衝能が優れている。

表−１ 実施例２ 表−２に示す組成物について実施例１の方法に従いモデ
ル汚れに対する洗浄力、アルカリ緩衝能を評価した。結
果を衣−２に示す。

表−２ ＊各々鋒は、希釈率を表わす。

実施例３ 表−３に示す本発明組成物及び比較品を用いて、各種汚
れに対する洗浄力について調べた。結果を表−３に示す
。

尚、本発明品では、実施例１の条件で洗浄を行ない、比
較品についてはその使用方法に従い洗浄を行なった。

また、レンジ周辺の汚れは、洗浄後対象面の汚れ落ちを
肉眼で判定した。

計測基準 Ｏ：完全な汚れ落ち ０〜△：約７５優の汚れ落ち Δ　　；約５０％の汚れ落ち Δ〜×：余り落ちていない ×　　：全然落ちていない 表−５ （Ａ）アルカリ性；ジェタノールアミン、水溶性溶剤含
有 （Ｂ）アルカリ性；炭酸塩粉末含有 （Ｃ）アルカリ性；　ＮａＯＨ４％含有（Ｄ）真ちゅう
製

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、次の成分（ａ）〜（ｄ）、 （ａ）界面活性剤０．５〜２０重量％、 （ｂ）水溶性溶剤１〜１５重量％、 （ｃ）水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム（ｄ）下記
   一般式（ I ）〜（III） ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼（II） ▲数式、化学式、表等があります▼（III） （式中、Ｒ＿１、Ｒ＿４、Ｒ＿６、Ｒ＿８、Ｒ＿１＿０
   及びＲ＿１＿２はそれぞれ水素原子又は炭素数１〜４の
   アルキル基を示し、Ｒ＿２、Ｒ＿３、Ｒ＿５、Ｒ＿７、
   Ｒ＿９及びＲ＿１＿１はそれぞれ水素原子、炭素数１〜
   ４のアルキル基又は炭素数２〜３のヒドロキシアルキル
   基を示す） で表わされる化合物よりなる群から選ばれる有機アルカ
   リ剤を含有し、成分（ｃ）と（ｄ）の合計量が０．５〜
   ３０重量％、かつ成分（ｃ）／成分（ｄ）が重量比で１
   ／０．５〜１であることを特徴とするアルカリ洗浄剤組
   成物。