JPS62144000A - 冷水中の改良された皿手洗い用の液体皿洗い洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は洗剤組成物に関するものである。さらに特定的
にいえば、本発明は冷水中で皿を手洗い（機械洗いと区
別される）するのに有用であり、かつ、皿洗滌液が、皿
から脂肪性物質を効果的に取除くのに必要と通常考えら
れる温度よりも低温にあるという事実にもかかわらず、
脂肪性沈着物を皿から効果的に取除くのに有用である、
液体皿洗い洗剤組成物に関するものである。

従来技術： 皿子洗い用に有用であり（そして手に対して刺激性でな
い）皿洗い用洗剤は、通常の汚染皿を効果的に洗滌する
のに少割合で十分であるように発明され仕げられてきた
。低級アルカノールアミドおよびアミンオキサイドゞの
ような補助剤が起泡活性および洗滌性を改善するのにそ
の種の組成物中で用いられてきた。しかも、その種の液
体皿洗い組成物は熱水中で有効であることが発見されて
いるにもかかわらず、それらは冷水皿洗滌に不満足であ
ることが発見されている。ハンバーガーのあぶらおよび
牛脂のような通常の固体脂肪物質の沈着が存在する皿の
冷水洗滌は特に困難である。従って、本発明は、その種
の固体脂肪沈着物を含む皿の効果的冷水洗滌を可能にす
るものであるが、洗剤研究における顕著な飛躍を示すも
のである。

従来法は、室温またはそれ以下で行なわれる洗濯物の洗
濯に用いるときには特に、非イオン性界面活性剤とカチ
オン性界面活性剤との相乗的洗滌性を開示している。そ
の種の相乗性はルピンらの１９８２年のＥｎｇ、　Ｃｈ
ｅｍ、　Ｐｒｏｄ、　Ｒｅｓ、　Ｄｅｖ。

煮２１の１７６−１８２頁に記述されている。米国特許
４．２２２，９０５および４．２５９．２１７は非イオ
ン性とカチオン性の界面活性剤から成る重質洗剤組成物
を記述しており、それらの洗剤組成物か通常は、材体汚
染物を含めたグリース状で油状の汚染物を布帛から除く
のに珍らしく有効であり、そしてまた粒状汚染物を除く
のにも有効であるこトラ述べている。ウエストバコ・コ
ーポレーションから「ジアジド」■１５５０として入手
できるＣ２、ノカルボン酸はヒドロトロープ性質をもつ
ものと記述されており、い（つかの洗剤中のその可溶性
塩類としてそれらの洗剤に及ぼすヒドロトロープ効果ま
たは可溶化効果のために用いられたといわれた。それら
の洗剤はそうでない場合には必要以下に溶解性が小さか
った。「Ｃ２１ジカルボン酸の工業的利用ｊ　（、Ｔ、
Ａ、Ｏ，Ｃ，Ｓ、第５２巻、２１９−２２４（１９７５
）　　において発行）および「脂肪族ジカルボン酸のヒ
ドロトロープ機能」（２０Ｔｅｎｓｉｄｅ　Ｄｅｔｅｒ
ｇｅｎｔｓ、　Ａ　４　（１９８３）＋　１７７−１８
０）において、Ｃ２、ジカルボン酸塩の可溶化効果に述
べられている。それらの論文において、その種のＣ２、
ジ酸塩はそれらが保有する水溶解度において独特であり
、かつ、それらが、他の物質を普通は全く不溶性である
水性系の中へ大いに可溶化するのを助けることができる
、と報告されている。それらの同じ論文は、Ｃ２１ジカ
ルボン酸塩か他の物質の活性を補い所望の結果を得るの
により少ない量ですむようになることを述べて見・ろ。

米山特許３．９６へ１６１はＣ２１ジカルボン酸塩をヒ
ドロトロープ剤または可溶化剤として非イオン性剤と組
合せて使用して生分解性で非毒性の清浄化用組成物を形
成させることを教示している。

従来法は、カチオン性界面活性剤の非イオン性洗剤と一
緒の存在はその非イオン性剤の洗滌性を相乗的に改善す
ること、およびＣ２１ジカルボン酸塩が、非イオン性界
面活性剤を含めた各種物質にライてヒドロトロープ剤お
よび可溶化剤として作用することができること、を教示
している。出願人は、Ｃ２１ジカルボン酸塩が本発明の
径の中でヒドロトロープとして作用するとは信じていな
い。

出願人は、Ｃ２１ジカルボン酸塩を非イオン性洗剤へカ
チオン性界面活性剤の存在なしで添加するときに、その
非イオン性剤の洗滌性を増さないこと、および、多すぎ
ろジカルボン酸塩をカチオン性および非イオン性の洗剤
混合物へ添加するときには、洗浄作用を低下させること
、を発見した。そのような事実を知っていた人は、Ｃ２
１ジカルボン酸を非イオン性洗剤とカチオン性界面活性
剤との洗剤性混合物へ添加し、Ｃ２１ジ力ルボン酸塩濃
度を比較的低く保つときに、顕著な洗滌性改善が、特に
低洗滌液温度における硬質表面からの脂肪質沈着物の除
去に対して得られる、ということを鴬きを以て見出すで
あろう。従って、本発明は、従来技術から、並びに非イ
オン性洗剤におよぼすＣ２１ジカルボン酸塩の好ましい
効果の欠如に関する知識からみろと、明らかなことでは
ない。さらに、多すぎろＣ２１ジ酸塩が存在するとき、
例えば、洗剤（非イオン性＋カチオン性）と同じ程度に
多いジ酸塩か存在するときには、脂肪除去およびその他
の洗浄活性が低下するかもしれない。

問題点を解決するための手段： 本発明によると、冷水中で皿を手洗いするための液本皿
洗い洗剤組成物は合成有機非イオン性洗剤、カチオン性
界面活性剤、水溶性Ｃ２１ジカルボン酸塩および水性媒
体から成り、はじめの三つの成分の割合か、非イオン性
洗剤とカチオン性界面活性剤を組合せたものの割合が皿
の脂肪性沈着物についての洗滌剤的割合であり、Ｃ２１
ジカルボン酸塩の割合が洗滌されつつある皿の脂肪性沈
着物に関して非イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤の
組合物の冷水中の洗滌活性を改善するのに十分なもので
ある。好ましい液体皿洗い洗剤組成物は、１０から２０
％の、３から２０モルの工ｔレンオキサイドとモルあた
り１１から１６個の炭素原子の高級脂肪族アルコールの
１モルとの縮合生成物である非イオン性洗剤；１０から
２０％のであって、式中、Ｒが８から２２個の炭素原子
の炭化水素基であり、Ｘが塩素と臭素から成る群から選
ばれる、化合物；１から５％のナトリウム、カリウム、
アンモニウムおよびトリエタノールアミンの塩、および
それらの混合物から成る群から選ばれろＣ２１ジ酸塩；
および５０から８０％の水；から成ろ。また、０．０５
から０．５％の合成有機非イオン性洗剤、０．０５から
０５％のカチオン性界面活性剤、および０．００５から
０．０５％の水溶性Ｃ２１ジカルボン酸塩が存在し、非
イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤が皿の脂肪質沈着
物について洗滌性である組合せ割合で存在し、Ｃ２１ジ
カルボン酸塩が洗領されつつある皿の脂肪質沈着物に関
して非イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤の組合物の
冷水中の洗滌活性を改善するのに十分な割合で存在して
いる皿洗淡水の中で、皿（および台所器具）を洗滌する
方法も、本発明の中にある。

本発明の実際において用いられる非イオン性洗剤は低級
アルキレンオキサイドとヒドロキシ含有親油性物質との
縮合生成物である。通常は、低級アルキレンオキサイド
はエチレンオキサイドであり、洗剤はエチレンオキサイ
ドと、炭素原子数（平均）が１０から１８個、好ましく
は１０から１６個、さらに好ましくは１０から１３個、
例えば１０個、１２個である高級脂肪アルコールまた直
鎖アルコールのような親油基含有化合物と、の縮合によ
ってつくられる。しかし、エチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドゞとの、ときには、いくらかのブチレン
オキサイドと一緒の適当な混合物を親水基供与体として
使用してもよい。高級７　／ｌ／コールの代りに、高級
アルキル置換フェノールを使ってもよく、例えば、その
アルキルが直鎖で７から９個の炭素原子のものであるも
のである。

エチレンオキサイド亘親水性）とプロピレンオキサイド
および／またはブチレンオキサイド（親油性）のブロッ
クコポリマーも使用してもよく、例えば、プルロニック
■の商標で販売されるもの、例工は、プルロニックＦ−
６８とＬ−４４である。

非イオン性洗剤がエチレンオキサイドと高級脂肪アルコ
ールまたはアルキルフェノールであるトキには、非イオ
ン性洗剤生成物１モルあたり３から２０モルのエチレン
オキサイドが通常存在する。

好ましくはその範囲は４から２０、最も好ましくは４か
ら１５、例えば、４．５　ａ　１１または１２である。

もちろん、洗剤の１モルあたりの低級アルキレンオキサ
イドのモル数はその種の洗剤が混合物としてつくられる
ので、平均である。

本発明において用いられろカチオン性界面活性剤は好ま
しくは、四級アンモニウムハライドであり、ただし、相
似したホスホニウム化合物をある環境下で用いてもよい
。各種四級アンモニウムハライドを用いてよいが、最も
満足できるものは、好ましくは複数個の低級アルキル置
換基を伴なった高級アルキル置換基を含むものである。

例えばそれは式 のものであってよく、式中、Ｒは炭素原子数が８から２
２個の炭化水素基であり、Ｘは塩素および臭素から成る
基から選ばれるハロゲンである。高級アルキルは、１０
個から１８個の炭素原子のものであるが、好ましくは単
独の高級アルキルであり、炭素原子数が１から３個であ
る３個の世級アルキルもまた存在する。さらに、ある状
況においては、その種の低級アルキルの一つをもう一つ
の高級アルキルまたはもう一つの親油性基によって置換
えてもよく、ときにはその種の基は鎖中に複数個のエト
キシ基を含んでいてもよい。好ましい高級アルキルは炭
素原子が１２個から１６個のものであり、好ましい低級
アルキルはメチルである。

すべてのハロゲンを四級アンモニウムハライドをつくる
のに使用してよいが、通常は弗素と沃素の使用は避けら
れ、クロライドとブロマイド７が最も効果的である。以
下は使用される好ましい四級アンモニウムハライドのい
（つかの代表的なものであり、すなわち、ミリスチルト
リメチルアンモニウムプロライド、ラウリルトリーメチ
ルアンモニウムブロマイド、セチルトリメチルアンモニ
ウムブロマイド、ミリスチルトリメチルアンモニウムク
ロライドゝ、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ドゞ、およびセチルトリメチルアンモニウムクロライド
、である。シミリスチルジメチルアンモニウムブロマイ
ドと相当クロライドも操作可能であるか、好ましくは相
当するトリメチルアンモニウム誘導体が代りに使用され
ろ。

Ｃ２１ジカルボン酸は、それは通常は、それのアルカリ
金属、アンモニウム、あるいは低級（炭素原子数が２か
ら３個の）アルカノールアミンの塩、好ましくはナトリ
ウム、カリウム、アンモニウムまたはトリエタノールア
ミンのジ塩、の形で用いられるのであるか、構造 の環状脂肪族ジカルボン酸であり、式中、Ｘとｙは３か
ら９の整数であり、Ｘとｙは一緒にして１２に等しく、
一つのＺは水素であり、他方はカルボン酸基である。Ｘ
が５でありｙが７である異性体は酸組成の主体を形成す
るが、シクロヘキセン環が炭素鎖に沿う位置において変
動するＣ２１ジカルボン酸の少量、およびその他の分子
量のジカルボン酸の少量もまた存在する。代表的には、
Ｃ２、ジカルボン酸は３５２．５の分子量、３１２の鹸
化数、１．４８５の２５℃における屈折率、１．０２４
ｇ／　ｙｘｌの２５℃におけろ密度のものである。Ｃ２
１ジカルボン酸、それの塩、それらの物理的特徴および
それの製造法は本明細書に組入れられている米国特許ａ
９５へ１６１に記載されている。Ｃ２１ジカルボン酸塩
はＣ２１ジカルボン酸をアンモニア、トリエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、水酸化ナトリウム、あるい
は炭酸カリウムのような適当な中和剤で以て中和するこ
とによってつくられ、その中和の生成物は相当するモノ
−および／またはジー塩であってもよい。これらのうち
、ジ塩が本発明の組成物と方法において最もよいと考え
られろか、ある場合にはモノ塩もまた操作可能であり、
そして混合物も有用である。

本発明の最後の必要成分は水性媒体である。その媒体は
、好ましくはその主要成分として、水から成り、そして
また、その他の液状溶剤を含んでいてもよく、それは例
えは、低級アルコール例工ばエタノール；低級グリコー
ル、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール
；および低級グリコールの低級アルキルエーテル、例え
ばセロソルブ、である。そのような補助溶剤は、液体洗
剤組成物の各種成分を可溶化するのを助けそして生成物
均質性を改良することのほかに、凍結防止剤としても役
立ち、冷たい気候における洗剤組成物の固化を防止する
ことができろ。

本発明の液体洗剤中の水は好ましくは脱イオン水である
がその他の軟水を使用してもよく水道水であってもよい
。しかし、通常は水の硬度を炭酸カルシウムとして１５
０ｐ−以下、好ましくは１００ｐＩＩＫＮ以下、最も好
ましくは５０四以下に保つことが望ましい。エタノール
を用いるとぎには通常は変成されており、例えば、５Ｄ
Ａ４Ｑである。

上述の「活性」で水性の媒体成分に関しては、液体洗剤
の物理的性質を改善し特別の洗滌効果を生じさせろため
の各種の他の物質も含まれてよい。

その種の助剤ば、増粘剤、例えばカラジーナン；起泡剤
、例えば、ラウリルミリスチルジェタノール−アミド；
乳白化剤および真珠光沢付与剤；殺菌剤、例えはトリク
ロロカルバニリド；着色剤例えは染料および顔料；消泡
剤、例えばジメチルシリコーン；酵素、例えばプロテア
ーゼおよびアミラーゼ；並びに、香料；を含む。また時
には、イオン化性無機塩を含めてもよく、それらは本発
明洗剤組成物の洗滌性を改善するのに有用であることが
発見されているものである。ときには、本発明の液体洗
剤中のその種のイオン化性塩類の存在は、洗剤を脱安定
することができ、そのような場合にはその種のビルグー
塩の代りに酵素を使用して洗滌性を増すことがしばしば
望ましい。酵素は、主として脂肪、蛋白および澱粉であ
る皿に付着している粒状汚染物を破壊するように選ばれ
る。

非イオン性洗剤、カチオン性界面活性剤、Ｃ２１ジカル
ボン酸塩、および水性媒体の本発明洗剤組成物中の割合
は通常は、非イオン性洗剤が２から２５部、カチオン性
界面活性剤が５から２５部、Ｃ２１ジカルボン酸塩が０
．５から１０部であり、好ましくは非イオン性洗剤：カ
チオン性界面活性剤の比が４＝１から１＝２の範囲にあ
る。より良い洗滌性のためには、Ｃ２１ジカルボン酸塩
は非イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤の和の３から
１５％、さらに好ましくは５から１２％である。

上記のパーセンテージが好ましいものであるけれども、
また、より稀釈状の洗剤組成物をつくり、それらをより
多く皿洗い槽中で用いてもよい。例エバ、０．１％の濃
度のＣ２１ジカルボン酸塩と一緒の、０５係程度の低い
濃度の非イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤が有用で
あることが証明された（特に、トリポリ燐酸ナトリウム
が２から１０係の濃度で存在するときには「乾燥付着」
脂肪を取除くのを助けろ）。そのような組成物について
は、５から２５％の濃度を用いてもよく、スポンジ施用
が望ましくは実際的である。

上記の割合はまた洗滌液中の上記諸成分の割合をきめろ
。洗剤組成物成分のそのような洗滌液溶液は好ましくは
その洗剤組成物を水中で溶かすことによってつ（られる
か、しかし、あるいはまた、その種の諸成分を水へ添加
してもよく、あるいは水をそれらへ添加してもよい。い
ずれの場合においても、その結果は、皿からの脂肪質沈
着物の除去に関する、特に、皿を室温またはそれ以下に
おいて皿洗滌液中で洗うときの、改善された洗滌性であ
る。本発明液体洗剤組成物の第一の有用性は硬質表面基
体から脂肪族沈着物を迅速かつ効果的に、冷水を使用し
て除くことにあるけれども、そのような改善された洗滌
性はまた油状、ガム状、蛋白質性、澱粉質性、澱粉質お
よび粘着質の沈着物および汚染物に関して得られろ。本
発明組成物の成分を含む冷たい皿洗滌液による手洗いは
迅速かつ効果的にすべての通常の食品残渣を皿および調
理器具から除去し、本発明の製品はこの点に関し、特に
、ハンバーガーのあぶら、牛脂、豚脂、バター、マーガ
リン、マヨネーズおよびその他の脂肪質で油状の食品を
除（のに、商業的の液体の二手洗い用組成物よりすぐれ
ている。本発明のもう一つの顕著な利点は四級アンモニ
ウム塩の殺菌作用であり、それは冷水洗滌を意図する製
品にとって特に重要である。さらに、カチオン性成分は
開放容器の中の長期保存中に洗剤組成物中で細菌増殖が
おこることを防ぐのを助げろ。

本発明の液体洗剤゛組成物は好ましくは１０から２２％
の非イオン性洗剤、１０から２２％のカチオン性界面活
性剤、■から６％の水溶性のＣ２１ジカルボン酸塩、お
よび５０から８０％の水性媒体から成り、しばしば、そ
の水性媒体の７０％またはそれ以上の水から成り、とき
には全部が水から成る。そのような組成物についての助
剤は残りを補って１００％とする。通常は、助剤の合計
割合は２０％へ制限され、しばしば１から１０％の範囲
にある。個々の助剤は、もし存在するとすれば、組成物
の０．１から５％である。所要成分のさらに好ましいパ
ーセンテージはそれぞれ１２から１８゜１２から１８，
２から４．および６０から７５であり、最も好ましい割
合はそれぞれ約１８％。

１８％、４％および６０％である。

皿を本発明組成物（あるいは記載割合でのそれの諸成分
）で以て洗滌するときには、皿洗滌液中の組成物（また
は諸成分の合計）の濃度は通常は０１から１０％の範囲
、好ましくは０．３から３％、経済的に最も好ましくは
、約０．５から１％、例えば０．８％である。そのよう
な濃度は皿洗滌液中でしはしは、非イオン性洗剤および
カチオン性界面活性剤についてそれぞれ０．０２から１
４％、０．０５から０．５％、０．０７％から０．２％
、および０．１　％に相当し、Ｃ２１ジカルボン酸塩に
ついてそれぞれ０．００５から０．３％、０．００５か
ら０．０５％、０．０１から０．０３％および０．０２
％にほぼ相当する。上記範囲内での低い方の濃度はより
頻繁に、すなわち経済的理由で、用いられろか、より多
ぐ使用するほどその成績が良好である。このように、液
体洗剤を湿ったスポンジへ施用し皿をそのスポンジで以
て拭うとぎには、１０％程度の高い洗剤濃度を使用でき
ろが、通常の皿洗い槽または浸漬の皿洗滌にはその濃度
ははるかに低く、長時間浸漬か利用でき皿の食物残留物
が除去困難なものでない（ひどい脂肪でない）ときには
さらに低くてよい。

通常は、浸漬と機械的作用の組合せが迅速で効果的な皿
洗滌に最良であることが見出される。

皿洗滌液は好ましくは比較的軟質であるが、しかし本発
明の洗剤組成物とその成分は、通常はカルシウム硬度と
マグネシウム硬度との混合の硬水中で有効に皿を洗滌す
ることかできろ。ただし硬度はＯから１００または１５
０ｐｌ）Ｉｌｌの範囲にあることが好ましい。一般的に
は、水が熱い（あるいは温かい）はど洗滌は良好であり
、なぜなら、温水は脂肪、およびあぶらのような沈着物
をよりよ（溶融および溶解する傾向があるからである。

本発明の組成物はまた熱水による皿洗滌にも有用である
が、室温または冷水の皿洗滌に特に有用であり、なぜな
らば、皿の上の脂肪性またはあぶら質の物質を溶融する
ことを必要とすることなく、本発明の活性成分の組合物
が室温または冷水の皿洗滌の間にその種の沈着物の剥離
を著しく促進するからである。この作用は、脂肪を基体
からゆるめて取除くその組成物の「底掘り」作用および
「巻上げ」作用、並びに、脂肪が皿洗滌液−皿の界面か
ら移し去られろ乳化作用、の独特の組合せに帰せられる
。可能な場合には沸とうまでの高い水温を使用できるけ
れども、通常の皿洗滌温度は３５から５０℃の範囲にあ
る。本発明の洗剤組成物（およびその成分）は后１０か
ら４０℃の範囲のような低温において脂肪性沈着物およ
びじみを除くことが通常はきわめて困難である皿から、
満足できろ除去をもたらす。清浄化はこの範囲の下の方
の温度にお（・ては上の方の温度の場合はどに良好では
ないが、１０から２０℃の範囲の温度において皿洗いを
実施することが可能であり、得られろその結果は、皿の
手洗い？目的とする慣用の商業的液状皿洗い洗剤で以て
より高い推奨温度において洗うときに得られろ結果と匹
敵する。最良の「室温」皿洗滌のためには皿洗清液は２
ｏから３５℃あろ−・は２０から２５℃、例えば３０℃
と２３℃の温度にあることが好ましく、その際、対照標
準の商業的洗剤組成物と比べて、脂肪除去の顕著な改良
が得られる。

以下の実施例は本発明を例証するものであるが、本発明
を制限するものではない。実施例および明細書および特
許請求の範囲におけろ部はすべて重量によるものであり
、温度は特記しないかぎり℃である。

実施例１ 成分　　　　　　　　　　　パーセント非イオン性洗剤
　　　　　　　　１４．２力チオン性界面活性剤２１４
．２ Ｃ２１ジカルボン酸塩　　　　　　　　　２．８水、（
脱イオン化）　　　　　　　６８．６１００．０ １、ネオド−ル２３−６．５（６，５モルのエチレンオ
キサイドと炭素原子数が平均で１２から１３個である１
モルの高級脂肪アルコールとの縮合生成物）、 ２、　タロウアルキルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、 ３、ジアジド１５５０（ウエストバコ・コーポレー／ヨ
ン）のジ−トリエタノールアミン塩。

ハンバーガーのあぶらの等割合で４枚の同等のステンレ
ス鋼の円形薄板の各々の表面にじみをつけ、その薄板を
各々、１％の各種の皿洗滌用液体組成物が存在する各種
皿洗清液を含む同等の異なるビー力の中に入れた。使用
した皿洗縁周の液体は三つの商業的液状皿洗部用洗剤と
本実施例の発明の液状皿洗伴用組成物である。その三つ
の商業製品はパルモリブ（ビーカー扁１）、ビーン（ビ
ーカー！２）、およびアジャツクス（ビーカー屋３）で
あり、実験組成物はビーカーＡ４の中にある。皿洗清液
は２５℃である。

薄円板を１時間浸漬後、皿洗清液をくもりについて比較
し、その（もりは薄円板から取除かれ皿洗縁液中で懇濁
または乳化された量の指標である。

肉眼的比較により、ビーカ扁４中の水は他の三つのビー
カー中の水よりも明確にくもりが多いことが見出されろ
。また、薄円板の肉眼検査では、ビーカーＡ４中の薄円
板からより多くの）・ンバーガーあぶらが除かれろこと
が示されろ。

類似の結果が、皿洗清液が２０℃であり、そしてハンバ
ーガーあぶらの代りに、牛脂または豚脂な薄円板上の脂
肪性物質として用いろときに得られろ。

セラミック板上の牛脂で以て実験？繰返すとき、本質上
同じ結果が得られろ。また、板へ機械的工ネルギーを適
用することなく１時間浸漬する代りに、板を５分間浸漬
し次いで軽（スポンジを手であてがうとき、この「実験
的」製品が２０℃および２５℃におけろ牛脂除去におい
て商業的製品よりすぐれていることが見出され、そして
、この実験製品を用いろときにその種の実験において脂
肪が本質上すべて除去されろ。商業的製品を用いろとき
には、板はなおもあぶら質である。そのような結果はま
た、液体洗剤濃度が０１％、０．１５％および０．２％
であるとき、５分間浸漬し続いて軽（スポンジをかける
とき、並びに、ある場合には、皿洗滌液中に浸漬したス
ポンジまたは布で以て拭くだけのときに、得られろ。

上述と似た結果はまた、実験的製品が５から２５％の非
イオン性洗剤、５から２５％のカチオン性界面活性剤、
０．５から５％のＣ２１ジカルボン酸塩、および少くと
も半分または大部分が水であろ４５から８９．５％の水
性媒体、を含むときに得られる。

また、Ｃ２１ジカルボン酸のトリエタノールアミン塩の
代りに、低級アルキルアミン塩、例えばモノ−、ジー、
またはトリーエチルアミン塩または低級アルキルが炭素
原子数が１個から３個のものである他のその種の塩を用
いろときに、類似の良好な結果が得られろ。Ｃ２１ジカ
ルボン酸のアルカリ金属（ナトリウムおよびカリウム）
塩を用いろときには、結果はやはり良好であるが、しか
しアンモニウム塩およびトリエタノールアミン塩の場合
はどに好適ではない。

実施したい（つかの実験において、通常使用される濃度
をこえた液体皿洗い洗剤組成物の濃度における浸漬テス
トを採用した。この浸漬テストの使用は清浄化されつつ
ある表面への機械的エネルギー適用の変動をすべて回避
するものであり、それらの浸漬テストが実際の使用テス
トと、相対的に類似することが発見されたのである。液
体皿洗い洗剤組成物のより高濃度の使用は、より短かい
時間で結果を得ることを可能とし、それらの結果は実際
の使用テストについての結果と相対的に同じである〇 実施例２ イゲ・にル■ＣＡ−６３Ｑ　　（ＧＡＦ’コーポレーシ
ョン）　　１５．０ミリスチルトリメチルアンモニウム
ブロマイドゞ　　　　　８，０Ｃ２１ジカルボン酸塩　
　　　　　　　　　　　　２．０水　（脱イオン化）　
　　　　　　　　　　　７５．０１００．０ ４、オクチルフェノキシポリ（エチレンオキシ）エタノ
ール ５、ジアジドゞ１５５０の水酸化アンモニウム中和によ
ってつくったジアジ）’１５５０のアンモニウム塩（ウ
エストバコ・コーポレーションかう入手シた）。

この液体洗剤は澄明であって昇温下の貯蔵時において安
定である。

実施例１の実験をこの液体皿洗い洗剤組成物を使用して
繰返すとき、本質上同じ結果が得られろ。

皿洗緑液の温度を５０℃へ上げろとぎ、この実験組成物
と実施例１において述べた三つの商業的液体洗剤組成物
は、すべて、スポンジ拭き取りテストと浸漬テストの両
方において脂肪質沈着物の基体を満足に清浄化する。

浸漬テスト結果は、皿洗滌液中の液体洗剤組成物の作用
によっておこされろ脂肪質沈着物の除去に基づいて、浸
漬テスト中の薄円板および皿の重量減を測定する尺度を
利用することによって確認されろ。

ア、・ゲ、■４７□７１８．０ Ｃ２１ジカルボン酸塩　　　　　　　　　　　３．６水
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６０．４ｉ
ｏｏ、。

６４モルのエチレンオキサイドと炭素原子数が１０個で
ある１モルの高級脂肪アルコールとの縮合生成物。

７、　オクタテシルトリメチルアンモニウムプロマイド
３、ジアジド１５５’Ｏのジ−トリエタノールアミン塩
（ウエストバコ・コーポレーション） 上記調合の澄明の液体皿洗い洗剤組成物はそれらの成分
を混合することによってつくる。次に、３９のその組成
物乞水に溶解して２５℃におけろ１００ｍ／の皿洗疎液
をつくる。商標ト−ン（ブロクター・アンド・ギャンブ
ル）およびノξルモリブ（コルゲート・パルモリフ、カ
ン、ξニー）テ販売される商業的皿洗い洗剤の等割合を
含む対照標準の皿洗疎液をつ（す、使用割合は活性成分
含量（有機洗剤および界面活性剤）が同じであるようす
割合である。３個のワイヤスクリーンの正方形のものを
用意してその上に等重量の豚脂でじみをつけ、それらを
同時に皿洗滌液中に吊す。本発明の皿洗い洗剤組成物で
以てつ（つた皿洗疎液を含むビーカーは直ちにくもり状
態に変り、観察者は、豚脂がワイヤースクリーンから除
去されつつありかつ皿洗滌液中で乳化されつつあるにつ
れて、豚脂−溶液の界面において激しい作用を認めろこ
とができろ。一方、対照標準組成物は明らかに、ワイヤ
ースクリーンから豚脂な顕著には除去することがな（、
対照標準の皿洗滌液中の変化はほとんどまたは全く観察
されない。この報告されたテストは、他の実験により、
硬質表面からの脂肪質汚染物の除去に関し、皿洗滌組成
物の相対的皿洗い有効性を指摘していることが示された
。

ネオドール２３−６．５　　　　　　　　　　　１．０
ミリスチルトリメチルアンモニウムプロマイ）’　　　
　　１．０アンモニウムＣ２１ジカルボン酸塩　　　　
　　　　　０．２トリポリ燐酸ナトリウム　　　　　　
　　　　　４．０水、（脱イオン化）９３．８ １００．０ 上記調合の液体洗剤組成物を指示成分を水中に溶かして
澄明生成物を生成させろことによってつくる。その生成
物を皿洗滌液中で約１０％の濃度で用い、−晩装置した
「乾燥付着」沈着物を含む皿の上へスポンジ処理すると
きに、その沈着物は、その皿洗疎液が２０℃はどの低い
温度であるという事実にもかかわらず、容易に除去され
ろ。通常は、還境的理由から、燐酸塩は本発明の皿洗い
用組成物から省かれるが、しかし皿および調理用器具か
ら脂肪性物質が乾燥付着しかつ硬化した沈着物を除去す
るものであることが発見されたのであり、従って、その
ような用途を意図する組成物の中に組入れてもよい。ま
た、それらは、通常の脂肪質沈着物で以て汚染された皿
および台所器具の手洗い洗滌に悪い影響を及ぼさない。

実施例５ 実施例１−４に示す調合の諸成分の割合を、本明細書に
述べろ範囲内で保ちながら、±１０％、および±２５％
変動させろとき、商業的製品と比べて、本発明組成物に
ついての本質上同じ優秀性が１０℃から３５℃または４
０℃までの温度において得られ、それらの差は低温であ
る方が大ぎい。

しはしは、本発明組成物の皿洗滌液中の濃度は最良の洗
仰性を得るには少くとも０１％、好ましくは少くとも０
．２％、さらに好ましくは少くとも０５％であるが、し
かし、さらに少ない割合も効果的に使用でき、より大き
い割合ではより良好な汚染物除去をもたらす。

本発明は例証とその作業具体化に関して述べてきたが、
それらに限定されろものではな（、なぜならば、当業熟
練者は、本明細書を前にして、本発明から外れろことな
（代替物および等何物を利用できるからである。

（外５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、合成有機非イオン性洗剤、カチオン界面活性剤、水
   溶性Ｃ＿２＿１ジカルボン酸塩、および水性媒体を含み
   、最初の三つの成分の割合が、非イオン性洗剤とカチオ
   ン界面活性剤の組合せが皿についた脂肪性沈着物に対し
   て洗剤的割合であり、かつ、Ｃ＿２＿１ジカルボン酸塩
   の割合が洗滌される皿についた脂肪性沈着物に関して非
   イオン性洗剤とカチオン性界面活性剤の組合せの冷水洗
   滌作用を改善するのに十分である、冷水中で皿を手洗す
   るための液体皿洗い洗剤組成物。 ２、５から２５部の非イオン性洗剤、５から２５部のカ
   チオン性界面活性剤、０．５から１０部のＣ＿２＿１ジ
   カルボン酸塩、および４０から１００部の水性媒体を含
   む、特許請求の範囲第１項に記載の液体皿洗い洗剤組成
   物。 ３、非イオン性洗剤が低級アルキレンオキサイドと高級
   脂肪アルコールまたはフェノールとの縮合生成物であり
   、カチオン性界面活性剤が四級アンモニウムハライドで
   あり、ジカルボン酸塩がナトリウム、カリウム、アンモ
   ニウム、低級アルキルアミンおよび低級アルカノールア
   ミンから成る群から選ばれるカチオンの塩であり、水性
   媒体がそれの大部分の水を含む、特許請求の範囲第２項
   に記載の液体皿洗い洗剤組成物。 ４、３から２０モルのエチレンオキサイドとモルあたり
   １０から１６個の炭素原子の高級脂肪アルコールの１モ
   ルとの縮合生成物である、１０から２０％の非イオン性
   洗剤；１０から２０％の▲数式、化学式、表等がありま
   す▼ であって、式中、Ｒが８から２２個の炭素原子の炭化水
   素鎖であり、Ｘが塩素および臭素 から成る群から選ばれるハロゲンであるもの；１から５
   ％の、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、およびト
   リエタノールアミンの塩、およびその混合物から収る群
   から選ばれるＣ＿２＿１ジ酸塩；および、５０から８０
   ％の水；を含む、特許請求の範囲第３項記載の液体皿洗
   い洗剤組成物。 ５、約１８％の、４から７モルのエチレンオキサイドと
   １モルの１０から１３個の炭素原子の高級脂肪アルコー
   ルとの縮合生成物である非イオン性洗剤、約１８％のタ
   ロウアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、約４
   ％のＣ＿２＿１ジ酸トリエタノールアミン塩、および約
   ６０％の水を含む、特許請求の範囲第４項に記載の液体
   皿洗い洗剤組成物。 ６、皿の表面から脂肪性沈着物を除くための皿洗い方法
   であつて； ０．０５から０．５％の合成有機非イオン性洗剤、０．
   ０５から０．５％のカチオン性界面活性剤、および０．
   ００５から０．０５％の水溶性Ｃ＿２＿１ジカルボン酸
   塩が存在し、前記非イオン性洗剤とカチオン性界面活性
   剤とが皿の脂肪性沈着物に対して洗滌性をもつ割合で存
   在し、前記Ｃ＿２＿１ジカルボン酸が洗滌される皿の脂
   肪性沈着物に関して非イオ ン性洗剤およびカチオン性界面活性剤の組合せの冷水中
   洗滌作用を改善するのに十分である割合で存在する、皿
   洗滌液の中で皿を洗滌することから成る；方法。 ７、１０から４０℃の範囲の温度における皿洗滌液中で
   皿を洗滌することから成り、前記皿洗滌液の中で特許請
   求の範囲第２項による洗剤組成物が少くとも０．１％の
   濃度で存在する、脂肪性沈着物を皿の表面から除去する
   ための皿の冷水洗滌方法。 ８、２０から３５℃の範囲の温度において皿洗滌水中で
   皿を洗滌することから成り、前記皿洗滌水の中で特許請
   求の範囲第４項による洗剤組成物が少くとも０．２％の
   濃度において存在する、脂肪性沈着物を皿の表面から除
   去するための皿の冷水洗滌方法。 ９、ほぼ室温である２０から２５℃において皿洗滌液中
   で皿を手洗いすることから成り、前記皿洗滌液中で特許
   請求の範囲第５項に記載の洗剤組成物が少くとも０．５
   ％の濃度において存在する、脂肪性沈着物を皿の表面か
   ら除去するため皿の冷水洗滌方法。