JP5138003B2 - 地中打ち込み杭の案内筒部構造 - Google Patents

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本発明は、公園、緑地等に、柵、橋、ベンチ、遊具等の建造物や樹木を支えるアンカー等の被支持体を支持する為に地中に打ち込まれる杭を案内する案内通路を備えた案内筒部の構造に関する。
近年、里山、河川敷、湿原等にその自然環境を保護すると共に、自然環境を生かして公園や緑地等として利用するために、柵、橋、ベンチ、遊具等の建造物を構築することが行われている。建造物を構築する際には、地盤に建造物を支持するための基礎が設けられる。従来の基礎は、地盤に掘削された穴に捨てコンクリートを打ち、この捨てコンクリート上に組まれた枠体内に生コンクリートを充填することにより形成される。
ところが、上記の基礎では、地盤の掘削、生コンクリートの搬入等のために大型の車両を、里山、河川敷、湿原等に進入させる必要があり、植生、土壌等が損われ、自然環境を保護するための公園、緑地化が、自然環境の破壊を招くという本末転倒の結果になる問題がある。また、従来の基礎は、不要になった場合に撤去して里山、河川敷、湿原等を原状回復することが難しかった。
そこで、コンクリートを用いることなく、施工現場で容易に組み立てられる簡易基礎が知られている(例えば、特許文献1参照)。この簡易基礎は、地中に埋設され被支持体を支持するものであって、地中に打ち込まれる1本の杭と、角C字状の基礎本体とで構成され、基礎本体は、矩形状の上板部と、上板部の下方に位置する矩形状の底板部と、上板部の後縁と底板部の後縁とを連結する後板部と、上板部に上縁が固定されると共に、底板部に下縁が固定され、杭を傾斜させた状態で地中に打ち込まれるように案内する1つの案内通路を有する案内筒部とで構成される。
特許第3916083号公報
ところで、杭を地中に打ち込むときに、杭の先端が地中に埋もれた岩等に当たり、杭を地中深く打ち込めない場合がある。この場合、簡易基礎を組み直したり、角度の異なる案内筒部を備える簡易基礎と取り換えたりするなどして、杭が岩等を回避して打ち込めるようにする必要があり、作業が面倒である。
本発明は、以上の点に鑑み、杭を容易に打ち込むことができる案内筒部構造を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の地中打ち込み杭の案内筒部構造は、地中に打ち込まれる杭を案内する案内通路を有する案内筒部を備え、該案内筒部は、夫々中心軸線の角度が異なる複数の前記案内通路を備え、該各案内通路の一部が互いに重なり合うことを特徴とする。
本発明によれば、案内筒部が複数の案内通路を備えるため、1つの案内通路に沿って杭を打ち込んだ際に、杭が地中に埋もれた岩等に接触して打ち込めない場合には、角度の異なる他の案内通路に杭を挿入して地中に打ち込むことができる。このため、案内筒部を備える部材の組み直し等を行うことなく、杭を地中深く打ち込める可能性が高まり、杭の打ち込み作業の効率を向上させることができる。
又、案内筒部に設けられた互いに角度の異なる複数の案内通路を、互いに重なり合わせることなく夫々独立させて設けることも考えられる。しかしながら、この場合、案内筒部が大型化し、これに伴い案内筒部を備える部材を設置する作業の効率が低下する虞がある。
そこで、本発明では、各案内通路の一部が互いに重なり合うように構成している。これにより、重なり合う分だけ案内筒部の小型化を図ることができ、案内通路の増加に伴う案内筒部の大型化を抑制し、作業効率の低下を抑えることができる。
[2]ところで、案内筒部の複数の案内通路を重なり合わせる場合、案内通路の中心軸線が交差するように各案内通路を設けることが重なり合う部分を増大させる上で最も効果的である。ここで、各案内通路の中心軸線が交差する交差点を案内筒部の杭を挿入する挿入口と杭が突出する突出口との間の中央部分に配置すると、隣接する案内通路同士のなす角が小さい場合、隣接する案内通路同士を隔てる中間壁の面積が十分に取れず、杭を案内通路で適切に案内できなくなる虞がある。これを回避すべく、案内筒部の挿入口と突出口との間の距離を長くして中間壁の面積が十分取れるように設計することも考えられる。しかしながら、挿入口と突出口の間の距離を長く設定すると、案内筒部の大型化を招いてしまう。
この場合、複数の案内通路を、挿入口と突出口の何れか一方の開口端で、又はこの一方の開口端の近傍部分で、案内通路の中心軸線が交差するように設ければ、交差点を案内筒部の中央部分に配置した場合に比し、挿入口と突出口との間の距離を延ばすことなく、中間壁の面積を十分に確保することができる。
[3]案内通路の中心軸線が交差する交差点を一方の開口端に設定する場合に、杭が突出する側の開口端である突出口に交差点を設けることも考えられる。しかしながら、杭を挿入するための挿入口が案内通路の数だけ開口することとなる。そして、杭が挿入されていない開口状態の挿入口が地表に露出していると、この挿入口から案内通路内にゴミが溜まり、美観を損ねる虞がある。美観を保つべく、開口状態の挿入口にキャップを被せることも考えられるが、挿入口にキャップを被せる手間が掛かり面倒である。
この場合、交差点を杭が挿入される側の開口端である挿入口に設ければ、複数の案内通路の挿入口が1つにまとめられ、杭を案内通路に挿入することで、杭により各案内通路の挿入口が閉塞されることとなる。これにより、開口状態の挿入口が発生せず、キャップを被せる作業を行うことなく美観を保つことができ、便利である。
[4]ところで、杭を案内筒部に挿入して地中に打ち込んだ後、杭が案内筒部から脱落しないように、杭を案内筒部に固定する場合がある。この固定方法の1つとして、案内筒部にネジ孔を設け、このネジ孔にボルトを螺着し、ボルトで杭を案内筒部に押し付けて固定する方法がある。この固定方法を用いる場合、各案内通路に対応させて複数のネジ孔を案内筒部に設けることが考えられる。
しかしながら、杭を挿入する案内通路を変更する度にボルトを螺着させるネジ孔も対応させて変更する必要があり、面倒である。又、複数のネジ孔が案内筒部に設けられているため、施工者が誤って杭が挿入されていない案内通路に対応するネジ孔にボルトを螺着させてしまう虞もある。
この場合、案内筒部に、複数の案内通路の中心軸線が交差する交差部分に位置させて、1つのネジ孔を設け、複数の案内通路のうち何れの案内通路に杭が挿入されても、このネジ孔にボルトを螺着してボルトで杭を案内筒部に固定できるように、ネジ孔を構成すればよい。
これによれば、交差部分にネジ孔を設けているため、1つのネジ孔で全ての案内通路に対応させることができ、杭を挿入する案内通路を変更する場合であっても、ボルトを螺着させるネジ孔を変更することなくボルトで杭を案内筒部に固定することができ、作業が容易となる。又、ネジ孔が1つしかないため、施工者が誤って杭が挿入されていない案内通路に対応するネジ孔にボルトを螺着するという事態の発生を防止できる。
本発明の第1実施形態の案内筒部構造を示す説明図。 (a)は第1実施形態の杭支持具の正面図。(b)は第1実施形態の杭支持具の左側面図。(c)は第1実施形態の杭支持具の右側面図。(d)は第1実施形態の杭支持具の平面図。(e)は第1実施形態の杭支持具の底面図。(f)は第1実施形態の杭支持具の背面図。(g)は第1実施形態の杭支持具を(b)及び(d)のg−g線で切断した状態で示す断面図。(h)は第1実施形態の杭支持具を(a)のh−h線で切断した状態で示す断面図。 (a)は本発明の第2実施形態の案内筒部構造を適用した簡易基礎の正面図。(b)は第2実施形態の簡易基礎の右側面図。(c)は第2実施形態の簡易基礎の平面図。(d)は第2実施形態の簡易基礎を(b)のd−d線で切断した状態で示す断面図。 第2実施形態の簡易基礎を4つ連結した状態の一例を示す説明図。
[第1実施形態]
図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態の案内筒部構造を説明する。第1実施形態の案内筒部構造は、柵、橋、遊具、木道、照明器具、東屋等の小型屋外建造物の支柱2(被支持体)に取り付けられる杭保持具1に適用されたものである。図1に示すように、杭保持具1は、支柱2にボルト31とナット32で固定されている。杭保持具1は、2つの案内通路41,42を有する案内筒部4と、案内筒部4の外周面に設けられた断面L字状の一対の固定片51,52とを備える。
案内通路41,42は、1本の杭6を地中に打ち込む際に、杭6を地中に所定の角度で傾斜させて打ち込めるように案内する役割を果たす。案内通路41,42は、互いに異なる角度で傾斜し、交差して、その一部が重なり合っている。この案内通路41,42の中心軸線L1,L2が交差する交差点Pは、案内筒部4の杭が挿入される側の開口端である挿入口4aに位置している。このように交差点Pを挿入口4aに設けることにより、2つの案内通路41,42の挿入口を1つにまとめることができる。
これにより、杭6が挿入されていない案内通路41,42にゴミが詰まることがなく、案内筒部4の美観を保つことができる。又、交差点Pを案内筒部4の挿入口4aと突出口4bの間の中央部分に設けた場合に比し、2つの案内通路41,42のなす角θが比較的小さい場合であっても、各案内通路41,42を隔てる中間壁43の面積を十分に確保することができ、案内筒部4の小型化を図ることができる。
尚、交差点Pを挿入口4aの近傍部分に設けてもよい。これによっても、交差点Pを挿入口4aと突出口4bの間の中央部分に設けた場合に比し、中間壁43の面積を十分に確保することができ、案内筒部4の小型化を図ることができる。
案内筒部4には、挿入口4a側に位置させて、ネジ孔4cが設けられている。このネジ孔4cは、ボルト6aを螺着させて、2つの案内通路41,42のうち何れの案内通路41,42に杭6が挿入されても、螺着されたボルト6aの先端で杭6を案内筒部4に押し付けて固定できる個所に設定されている。
このようにネジ孔4cを構成することにより、ネジ孔4cが1つで済むため、案内通路41,42毎にネジ孔4cを案内筒部4に複数設けた場合に比し、杭6を挿入する案内通路41,42を変更する度に、ボルト6aを螺着させるネジ孔を変更する必要がなく、作業効率が向上される。また、何れの案内通路41,42に杭6を挿入してもボルト6aを同じネジ孔4cに螺着させればよいため、ボルト6aを螺着させるネジ孔4cを間違えることを防止できる。
杭保持具1が取り付けられる支柱2は、四角柱型であり、軸方向に平行な垂直片21と、軸方向に直交する水平片22とを4つの側面に夫々備える。垂直片21及び水平片22には、2つの貫通孔21a,22aが夫々設けられている。尚、図1においては、支柱2の4つの側面のうち1つの側面のみを示しており、他の3つの側面に設けられた垂直片21、水平片22、及びこれらの片21,22に取り付けられる杭保持具1は省略している。
杭保持具1の固定片51,52には、垂直片21と水平片22の貫通孔21a,22aに対応させて、2つの貫通孔51a,52aが夫々設けられている。
図1に示すように、支柱2の垂直片21に杭保持具1の固定片51を、水平片22に固定片52を重ね合わせ、貫通孔21a,22a,51a,52aにボルト31を夫々挿入しナット32で締め付けることにより、杭保持具1が支柱2に取り付けられる。尚、四角柱型の支柱2に取り付ける杭保持具1の数は、4つに限らず、被支持体の構造(例えば、支柱の数や重心の位置など)を考慮して、被支持体を支えるために必要十分な数に適宜変更可能である。
第1実施形態の杭保持具1によれば、案内筒部4に夫々傾斜角度の異なる2つの案内通路41,42が設けられているため、2つの案内通路41,42のうちの何れか一方に杭6を挿入して地中に打ち込んだ際に、杭6が地中で岩等と接触し地中深く打ち込めない場合であっても、杭保持具1を支柱2から取り外すことなく、2つの案内通路41,42のうちの他方に杭6を挿入して地中に打ち込むことができる。これにより、杭6を岩等との接触を回避させて打ち込むことができる可能性が高まり、案内通路を1つしか備えず岩等と接触する度に杭保持具1を交換する場合に比し、作業効率を高めることができる。
又、案内通路41,42はその一部が重なり合うように構成されているため、2つの案内通路41,42を備えるにも拘らず、案内筒部4をコンパクトに構成することができる。
尚、第1実施形態においては、2つの案内通路41,42を備えた案内筒部4の構造を説明したが、本発明の案内筒部の案内通路の数は2つに限らず、3つ以上で構成しても同様に本発明の作用効果を得ることができる。
又、第1実施形態においては、挿入口4aに交差点Pを設けた案内筒部4の構造を説明した。しかしながら、本発明の案内筒部4は、突出口4bに、又は突出口4bの近傍部分に、交差点Pを設けてもよい。これによっても、案内筒部4の小型化を図り、作業効率を向上できると共に、十分な中間壁の面積を確保できるという本願発明の作用効果を得ることができる。尚、この場合に、複数の挿入口4aが形成されることとなるが、杭6が挿入されていない挿入口4aにキャップを取り付ければ美観を保つことができる。又、この場合には、交差点Pの位置にネジ孔4cを配置してもよい。
又、交差点Pは、案内筒部4の挿入口4aと突出口4bの間の中央部分に配置してもよい。これによっても、案内筒部4の小型化を図り、作業効率を向上できるという本願発明の作用効果を得ることができる。この場合、中間壁43が杭6を案内するために適切な面積を得られるように挿入口4aと突出口4bとの間の距離を設定すればよい。又、この場合にも、交差点P上にネジ孔4cを配置してもよい。
又、第1実施形態の杭保持具1には、断面L字状の一対の固定片51,52を設けたが、固定片は、被支持体への取り付け個所に合わせて適宜形状を変更可能であり、又、ボルト31とナット32を用いることなく被支持体に溶接で固定してもよい。
又、第1実施形態の杭保持具1では、1つのネジ孔4cを備えるものを説明した。しかしながら、ネジ孔4cは案内通路41,42毎に複数設けてもよい。これによっても、案内筒部4の小型化を図り、作業効率を向上できるという本発明の作用効果を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第2実施形態の案内筒部構造について、簡易基礎7を用いて説明する。尚、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。簡易基礎7は、里山、河川敷、湿原等に、公園、緑地等の施設(被支持体)を構築し、或いは樹木を支えるアンカー(被支持体)を固定する際に用いられるものである。公園、緑地等の施設としては、例えば、柵、橋、ベンチ、遊具、木道、照明器具、東屋等の小型屋外建造物が挙げられる。
簡易基礎7は、基礎本体8と、杭6が挿通される案内通路41,42を備える案内筒部4とで構成される。基礎本体8は、上下方向に長手の側板部81と、この側板部81の一方の側縁から垂直に折れ曲がって延びる後板部82と、側板部81及び後板部82の上縁に水平に連結された上板部83とを備える。側板部81及び後板部82には、2つの貫通孔81a,82aが夫々設けられている。上板部83には、1つの貫通孔83aが穿設されている。
側板部81及び後板部82の下端には、案内筒部4が傾斜した状態で連結されている。第2実施形態の案内筒部4は、第1実施形態の案内筒部4の挿入口4aと突出口4bを反転させたものであり、これ以外は第1実施形態と同一に構成される。即ち、第2実施形態の簡易基礎7では、挿入口4aが2つ形成される。このため、杭6が挿入されず開口状態となる挿入口4aが存在することとなるが、この挿入口4aは、図示省略したキャップを取り付けて閉塞させることにより、杭6が挿入されていない案内通路にゴミが詰まり、簡易基礎7の美観が損なわれることを防止できる。
次に、第2実施形態の簡易基礎7の使用例を説明する。第2実施形態の簡易基礎7は、複数個連結して用いることができる。図4には、4つの簡易基礎7を組み合わせて使用する例を示す。図4に示すように、4つの簡易基礎7を、隣接する側板部81と後板部82とを重ね合わせて、図示省略したボルトとナットとで連結している。
そして、この4つの簡易基礎7を連結した連結体の4つの上板部83の上に、ベンチ等の被支持体の脚部等を載置し、各簡易基礎7の上板部83に設けられた貫通孔83aを用いてボルトとナット等により、被支持体を簡易基礎7上に固定する。
第2実施形態の簡易基礎7によれば、第1実施形態と同様に、案内筒部4をコンパクトに構成することができ、作業効率を高めることができる。尚、第2実施形態においても、第1実施形態のように、挿入口4aに交差点Pを設けてもよい。この場合には、キャップを取り付ける必要がなくなり、作業効率の更なる向上、及び部品点数の削減を図ることができる。
又、交差点Pは、案内筒部4の挿入口4aと突出口4bの間の中央部分に配置してもよい。これによっても、案内筒部4の小型化を図り、作業効率を向上できるという本願発明の作用効果を得ることができる。この場合、中間壁43が杭6を案内するために適切な面積を得られるように挿入口4aと突出口4bとの間の距離を設定すればよい。又、この場合、交差点P上にネジ孔4cを配置してもよい。
又、ネジ孔4cは案内通路41,42毎に複数設けてもよく、このように構成しても、案内筒部4の小型化を図り、作業効率を向上できるという本発明の作用効果を得ることができる。
4…案内筒部、4a…挿入口(開口端)、4b…突出口(開口端)、4c…ネジ孔、41,42…案内通路、6…地中打ち込み杭、P…交差点、L1,L2…中心軸線。

Claims (4)

  1. 地中に打ち込まれる杭を案内する案内通路を有する案内筒部を備え、
    該案内筒部は、夫々中心軸線の角度が異なる複数の前記案内通路を備え、
    該各案内通路の一部が互いに重なり合うことを特徴とする地中打ち込み杭の案内筒部構造。
  2. 請求項1記載の案内筒部構造において、
    前記複数の案内通路は、一方の開口端で、又は該一方の開口端の近傍で、前記案内通路の中心軸線が交差するように設けられることを特徴とする地中打ち込み杭の案内筒部構造。
  3. 請求項2記載の案内筒部構造において、
    前記複数の案内通路は、前記杭を挿入する側の開口端で、中心軸線が交差することを特徴とする地中打ち込み杭の案内筒部構造。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の案内筒部構造において、
    前記案内筒部には、前記複数の案内通路の中心軸線が交差する交差部分に位置させて、1つのネジ孔が設けられ、
    前記複数の案内通路のうち何れの案内通路に前記杭が挿入されても、該ネジ孔にボルトを螺着して、前記ボルトで前記杭を前記案内筒部に固定することができるように該ネジ孔が構成されることを特徴とする地中打ち込み杭の案内筒部構造。
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