JP5137793B2 - レベル調整回路 - Google Patents

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本発明は、小型化、低消費電力化を求められるレベル調整回路に関する。
デジタル信号処理におけるレベル調整回路はフィルタや補償回路等、さまざまな場面で利用される汎用回路である。従来のレベル調整回路100は図1に示すように乗算器104を利用することが一般的である。乗算器によるレベル調整回路は係数Kに比例したレベルを容易に得ることができる反面、回路規模および消費電力が大きいといった欠点を有する。特に、高い演算精度を要求する場合、長い演算語長を必要とするため、回路規模および消費電力は指数的に増大し、低コスト化の弊害となっている。
この問題を解決するため、特許文献1の中で、図2に示すような、ビットシフタ204、スイッチ205および加算器206による、乗算器を用いないレベル調整回路200が紹介されている。このレベル調整回路は入力信号をシフト量の異なる複数のビットシフタに入力し、それぞれの出力信号を選択的に加算することにより、段階的なレベル調整を実現している。
特許3317259
しかしながら、上記レベル調整回路であっても、演算精度に応じて長い演算語長と多くの加算器を必要とし、さらなる改善を望まれている。
本発明は演算精度に応じて増大する回路規模および消費電力を低減し、低コストなレベル調整回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、シフト量の異なる複数のビットシフタ出力を選択的に加算するのではなく、可変シフト量の複数のビットシフタ出力を選択的に加算あるいは減算するレベル調整回路を実現する。
本発明によるレベル調整回路は、
定数Kをレベル調整係数としたばあいに、
信号Xの信号波形をレベル調整してK倍された信号Yを得ることができるレベル調整回路であって、
デコード部と、2個以上のビットシフト部と、2個以上の演算部と、加算部からなり、
前記デコード部は前記レベル調整係数Kを表す制御信号を前記ビットシフト部へのシフト量設定信号と前記演算部への演算設定信号に変換し、
前記ビットシフト部は信号Xを入力とし、前記デコード部が生成する前記シフト量設定信号に応じて2のべき乗倍に演算して出力するものとし、
前記演算部は前記ビットシフト部からの出力を入力とし、前記デコード部が生成する演算設定信号に応じて符号正転、符号反転あるいは0にして出力するものとし、
前記加算部は2個以上の前記演算部からの出力を入力として加算して出力するものとし、
前記加算部の出力を信号Yとすることを特徴とする
レベル調整回路とする。
前記加算部は、
前記演算部の出力を加算して前記信号Yを得る際に、
さらに前記信号Xを加算することにより、
前記信号Xの信号波形をレベル調整してK+1倍された信号Yを得ることができることを特徴とする
レベル調整回路とする。
前記2個以上のビットシフト部は、
隣接する2個のビットシフト部に対して、
一方のとりえるシフト量の最小値が整数Nのとき、
他方のとりえるシフト量の最小値はN−2であることを特徴とする
レベル調整回路とする。
前記2個以上のビットシフト部は、
任意の1個のビットシフト部に対して、
とりえるシフト量が整数NまたはN−1であることを特徴とする
レベル調整回路とする。
直交変調器回路への入力信号をレベル調整するために、
前記レベル調整回路を用いた前置補償回路を設置し、
前記前置補償回路は第1の入力端子であるところの同相信号入力端子と、
第2の入力端子であるところの直交信号入力端子の2つの入力端子を持ち、
前記第1の入力端子に対しては出力信号1を出力するレベル調整回路1が入力信号1のレベルを調整し、
前記第2の入力端子に対しては出力信号2を出力するレベル調整回路2が入力信号2のレベルを調整し、
前記出力信号1と出力信号2を加算器により加算し、加算結果であるところの出力信号3を得るものとし、
前記出力信号3を直交変調回路への入力信号とすることを特徴とする
前置補償回路とする。
以上述べたように、本発明により、演算精度に応じて増大する回路規模および消費電力を低減し、低コストなレベル調整回路を実現した。
以下、本発明を実施するための形態を図面に従って説明する。
(第1の実施形態)
図3は本発明によるレベル調整回路の(第1の実施形態)の概略図である。レベル調整回路300は2つ以上のビットシフト部と2つ以上の演算部と加算部とデコード部から構成される。ビットシフト部304と演算部305の組数は任意に拡張可能である。ここでは、便宜上、2組として説明する。
まず、入力端子301に入力された信号χはビットシフト部304−1に入力され、デコード部307からのシフト量設定信号に応じて2のn乗倍される。nは任意の整数であり、たとえばn=−2であれば1/4倍である。デコード部307は入力端子302からの制御信号をビットシフト部および演算部に合うようにデコードする。また、入力信号χはビットシフト部304−2に入力され、デコード部307からのシフト量設定信号に応じて2のm乗倍される。mは任意の整数であり、たとえばm=−4であれば1/16倍である。
つぎに、ビットシフト部304−1の出力信号は演算部305−1に入力され、デコード部307からの演算設定信号に応じてSn倍される。Snは−1、0、あるいは+1である。また、ビットシフト部304−2の出力信号は演算部305−2に入力され、デコード部307からの演算設定信号に応じてSm倍される。Smは−1、0、あるいは+1である。
そして、演算部305−1および演算部305−2の出力信号は加算部306に入力され、加算される。以上より、レベル調整回路300の出力端子303から出力される信号yは式(1)で表される。
このように、本発明の構成要素であるところのデコード部は、出力信号、つまり、生成する信号レベルがyであるという制御信号によって、信号yを得ることができるようにSn、Sm、nおよびmを決定するものであり、SnおよびSmは演算設定信号として、mおよびnはシフト量設定信号として各部に伝達される。
本発明によるレベル調整回路はビットシフト量が可変であり、さらに選択的に加算あるいは減算するため、少ないビットシフタ数であっても高い精度でレベル調整可能である。ビットシフタ数の削減は加算器の回路規模削減につながるため、ビットシフタの可変化や演算部追加による回路規模の増加を考慮しても、全体として小型化、低消費電力が可能である。
図4は本発明によるレベル調整回路に利用されている演算部の一例である。演算部400は入力端子401から信号を入力し、演算器404−1ないし404−3により入力信号を−1、0、あるいは+1倍し、マルチプレクサ405で設定端子402からの演算設定信号に応じて演算器出力を選択し、出力端子403から出力信号を出力する。
(第2の実施形態)
図5は本発明によるレベル調整回路の(第2の実施形態)の概略図である。第1の実施形態との相違は加算部506に演算部出力だけでなく、入力端子501からの信号χを入力する点である。本発明におけるレベル調整回路500の出力端子503から出力される信号yは式(2)で表される。
すなわち、レベル調整係数を1を基準として可変できる。レベル調整の範囲は狭くてもよいから、調整精度を高めたいときに有用である。
(第3の実施形態)
図6は本発明によるレベル調整回路の(第3の実施形態)のビットシフト量に関する説明図である。たとえば、ビットシフト部304−1の最小シフト量をn=−3、ビットシフト部304−2の最小シフト量をm=−5とすれば、両者の最小シフト量の差は2となる。このとき、ビットシフト部304−1の倍率は1/8であり、ビットシフト部304−2の倍率は1/32である。
0から1/16の領域はビットシフト部304−1のシフト量を増加させることにより、分解能を向上することができるものの、1/16から1/8の領域はビットシフト部304−1では細かく設定できない。
しかしながら、前記の条件では、ビットシフト部304−1の最も分解能の低い1/16から1/8の領域を、効率よくビットシフト部304−2により補間可能であり、分解能を犠牲にせずに回路規模を削減することができる。
(第4の実施形態)
また、図6において、たとえばビットシフト部304−1の最小シフト量をn=−3、最大シフト量をn=−4とすれば、シフト量の差は1となる。このとき、倍率は1/8および1/16である。
この条件では、ビットシフト部304−1の0から1/16の領域と、1/16から1/8の領域を、同等の分解能に設定可能であり、全領域にわたって、最小の構成で、均一の分解能を得られる。
さらに、本発明によるレベル調整回路の(第3の実施形態)と(第4の実施形態)を組み合わせれば、最小の構成で均一の分解能を得る、最良の構成となる。ただし、特定の領域の分解能を高めたいときはシフト量の差や幅を大きくする組み合わせも考えられる。
図7は本発明によるレベル調整回路の(第3の実施形態)と(第4の実施形態)を組み合わせたときのデコード部のデコード表の一例である。制御信号にしたがって、シフト量と演算内容を決定する。演算SnまたはSmが0のときは、その系の係数はシフト量に依存しないので、シフト量nまたはmはどのような値でもよい。
(第5の実施形態)
図8は本発明による直交変調回路の前置補償回路の(第5の実施形態)の概略図である。前置補償回路800には図9に示すように、デジタル−アナログ変換回路1100と不完全性を有する直交変調回路1200が接続されている。直交変調器出力信号は出力端子1203から出力される。
理想的な直交変調回路は希望波のみを出力するが、不完全性を有する直交変調回路はイメージ波が内部でキャンセルされずに残留し、スプリアス出力となる。図10にスプリアスのスペクトラム例を示す。
無線システムの場合、スプリアス出力は他システムに妨害を与え、また、条件によっては電波法に違反するため、一般的に、フィルタで抑圧するか、前置補償回路で補償する等の処置がとられる。したがって、無線システムを小型化するためには、これらの補助的な回路を小さくする必要がある。以下、前置補償回路に本発明によるレベル調整回路を適用することにより、同等の性能で回路規模を削減できることを示す。
直交変調回路1200は図12に示すように、入力端子1201からの同相信号と入力端子1202からの直交信号をミキサ1204および1205に入力し、ローカル発振器1208からのローカル波と乗じ、電力合成器1206で合成し、出力端子1203から直交変調信号を出力する。ここで、同相信号側のローカル波は移相器1207で位相がπ/2シフトされる。また、直交信号は回路の不完全性により、振幅誤差Aおよび位相誤差ψの影響を受ける。
1209は振幅誤差を表す素子であり、1210は位相誤差を表す素子である。誤差のない理想的な状態ではA=1,ψ=0である。
アナログ−デジタル変換回路1100は図11に示すように、
入力端子1101からの入力信号を、DAC 1105でデジタル信号をアナログ信号に変換し、LPF 1107でDACのクロックを除去し、所望の信号成分のみを出力端子1103から出力する。また、入力端子1102からの入力信号を、DAC 1106でデジタル信号をアナログ信号に変換し、LPF 1108でDACのクロックを除去し、所望の信号成分のみを出力端子1104から出力する。
前置補償回路800は図8に示すように、レベル調整部807、レベル調整部808および加算部809を有する。直交変調回路を補償しない状態ではα=0、β=0である。レベル調整部807には、たとえば本発明による実施形態1を適用し、レベル調整部808には、たとえば本発明による実施形態2を適用する。
入力端子801から入力された同相信号XIは、出力端子805にそのまま出力されるとともに、レベル調整部807へ入力され、入力端子803からの制御信号に応じて同相信号XIのレベルを調整する。入力端子802から入力された直交信号XQは入力端子804からの制御信号に応じて直交信号XQのレベルを調整する。レベル調整部807および808からの信号は加算部809で加算され、出力端子806から出力される。
周知のように、誤差のない理想的な直交変調器では入力信号が式(3)の関係を満たすときに、イメージ成分は0となる。ここで、式(3)は直交変調器の評価や解析によく用いられる条件であり、実運用における制約ではない。
ωBはベースバンド信号の各周波数、tは時間である。ωCをローカル波の角周波数とすると、直交変調器出力は式(4)で表される。
(ωBt+ωCt)を含む項が希望波成分dであり、(ωBt−ωCt)を含む項がイメージ波成分uである。イメージ波成分uを0とするαおよびβを解くと、式(5)となる。
よって、本発明による前置補償回路の補償係数αおよびβを式(5)に従って設定することにより、不完全性を有する直交変調器の残留イメージ波成分を最小にすることが可能である。そして、不完全性の許容範囲はαおよびβの可変幅に依存し、イメージ波成分の残留量はαおよびβの分解能に依存する。よって、不完全性の強い直交変調器の残留イメージ波成分を最小とするためには、高い分解能を有するレベル調整回路を必要とする。
簡単のため、回路の不完全性をA、ψに分けて考え、一方が不完全であるとき、他方は完全であるとする。まず、A≠1、ψ=0、β=0のとき、希望波成分dおよびイメージ波成分uは式(6)のようになる。
よって、イメージ波成分の残留はαの分解能で決まる。たとえば、直交変調回路のイメージ抑圧比u/dを−50dBc以下とするためのαの分解能は式(7)のようになる。
誤差は分解能の1/2となることを考慮すると、A=1付近のαの要求分解能は
1/79以下である。
つぎに、A=1、α=0、ψ≠0のとき希望波成分dおよびイメージ波成分uは式(8)のようになる。
よって、イメージ波成分の残留はβの分解能で決まる。たとえば、直交変調回路のイメージ抑圧比u/dを−50dBc以下とするためのαの分解能は式(9)のようになる。
ψ=0付近では、式(10)のように近似できる。
誤差は分解能の1/2となることを考慮すると、βの要求分解能は1/79以下である。さいごに、Aおよびψが同時に不完全であったばあい、誤差はそれぞれの二乗和となるから、αおよびβの要求分解能は1/√2倍となり、およそ1/112である。
前述のように、たとえば、レベル調整部807には、本発明による実施形態1を適用し、レベル調整部808には、本発明による実施形態2を適用する。このとき、ビットシフト部304−1のシフト量nを−3から−4とし、ビットシフト部304−2のシフト量mを−5から−6とする。また、ビットシフト部504−1のシフト量nを−3から−4とし、ビットシフト部504−2のシフト量mを−5から−6とする。
この条件では、βの可変幅±0.156、分解能1/128、
(1+α)の可変幅±1.156、分解能1/128を得る。
このように、直交変調器の前置補償回路に本発明によるレベル調整回路を適用すれば、同等の性能で前置補償回路を小型化、低消費電力化できる。
従来のレベル調整回路の概略図 従来のレベル調整回路の概略図 本発明のレベル調整回路の(第1の実施形態)の概略図 本発明のレベル調整回路の演算部の概略図 本発明のレベル調整回路の(第2の実施形態)の概略図 本発明のレベル調整回路の(第3の実施形態)のビットシフト量に関する説明図 本発明のレベル調整回路のデコード部のデコード表 本発明の直交変調回路の前置補償回路の(第5の実施形態)の概略図 本発明の直交変調回路の前置補償回路を利用した装置の概略図 不完全性を有する直交変調回路の出力スペクトラムに関する説明図 本発明の前置補償回路を利用した装置のデジタル−アナログ変換部の概略図 本発明の前置補償回路を利用した装置の直交変調器の概略図
符号の説明
100 レベル調整回路
104 乗算器
200 レベル調整回路
204−1 ビットシフト部
204−2 ビットシフト部
204−3 ビットシフト部
204−4 ビットシフト部
204−5 ビットシフト部
205−1 スイッチ部
205−2 スイッチ部
205−3 スイッチ部
205−4 スイッチ部
205−5 スイッチ部
206 加算部
300 レベル調整回路
301 入力端子
302 制御端子
303 出力端子
304−1 ビットシフト部
304−2 ビットシフト部
305−1 演算部
305−2 演算部
306 加算部
307 デコード部
400 演算部
401 入力端子
402 設定端子
403 出力端子
404−1 演算器
404−2 演算器
404−3 演算器
405 マルチプレクサ
500 レベル調整回路
501 入力端子
503 出力端子
506 加算部
800 前置補償回路
801 入力端子
802 入力端子
803 制御端子
804 制御端子
805 出力端子
806 出力端子
807 レベル調整部
808 レベル調整部
809 加算部
1100 デジタル−アナログ変換回路
1101 入力端子
1102 入力端子
1103 出力端子
1104 出力端子
1105 DAC
1106 DAC
1107 LPF
1108 LPF
1200 直交変調回路
1201 入力端子
1202 入力端子
1203 出力端子
1204 乗算器
1205 乗算器
1206 電力合成器
1207 移相器
1208 ローカル発振器
1209 振幅誤差を表す素子
1210 位相誤差を表す素子

Claims (5)

  1. 定数Kをレベル調整係数としたばあいに、
    信号Xの信号波形をレベル調整してK倍された信号Yを得ることができるレベル調整回路であって、
    デコード部と、2個以上のビットシフト部と、2個以上の演算部と、加算部からなり、
    前記デコード部は前記レベル調整係数Kを表す制御信号を前記ビットシフト部へのシフト量設定信号と前記演算部への演算設定信号に変換し、
    前記ビットシフト部は信号Xを入力とし、前記デコード部が生成する前記シフト量設定信号に応じて2のべき乗倍に演算して出力するものとし、
    前記演算部は前記ビットシフト部からの出力を入力とし、前記デコード部が生成する演算設定信号に応じて符号正転、符号反転あるいは0にして出力するものとし、
    前記加算部は2個以上の前記演算部からの出力を入力として加算して出力するものとし、
    前記加算部の出力を信号Yとすることを特徴とする
    レベル調整回路。
  2. 前記加算部は、
    前記演算部の出力を加算して前記信号Yを得る際に、
    さらに前記信号Xを加算することにより、
    前記信号Xの信号波形をレベル調整してK+1倍された信号Yを得ることができることを特徴とする
    請求項1に記載のレベル調整回路。
  3. 前記2個以上のビットシフト部は、
    隣接する2個のビットシフト部に対して、
    一方のとりえるシフト量の最小値が整数Nのとき、
    他方のとりえるシフト量の最小値はN−2であることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のレベル調整回路。
  4. 前記2個以上のビットシフト部は、
    任意の1個のビットシフト部に対して、
    とりえるシフト量が整数NまたはN−1であることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のレベル調整回路。
  5. 直交変調器回路への入力信号をレベル調整するために、
    請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のレベル調整回路を用いた前置補償回路を設置し、
    前記前置補償回路は第1の入力端子であるところの同相信号入力端子と、
    第2の入力端子であるところの直交信号入力端子の2つの入力端子を持ち、
    前記第1の入力端子に対しては出力信号1を出力するレベル調整回路1が入力信号1のレベルを調整し、
    前記第2の入力端子に対しては出力信号2を出力するレベル調整回路2が入力信号2のレベルを調整し、
    前記出力信号1と出力信号2を加算器により加算し、加算結果であるところの出力信号3を得るものとし、
    前記出力信号3を直交変調回路への入力信号とすることを特徴とする
    前置補償回路。

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