JP3317259B2 - ベースバンド信号多重回路とその送信レベル制御方法 - Google Patents

ベースバンド信号多重回路とその送信レベル制御方法

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JP3317259B2
JP3317259B2 JP35958698A JP35958698A JP3317259B2 JP 3317259 B2 JP3317259 B2 JP 3317259B2 JP 35958698 A JP35958698 A JP 35958698A JP 35958698 A JP35958698 A JP 35958698A JP 3317259 B2 JP3317259 B2 JP 3317259B2
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    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信方式の送信装置において異なる拡散符号によって拡
散された複数のベースバンド信号を多重するためのベー
スバンド信号多重回路に関し、特に多重コード化された
ベースバンド信号の送信レベルを制御するための送信レ
ベル制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムに用いられる通
信方式として、干渉や妨害に強いスペクトラム拡散通信
方式が注目されている。このスペクトラム拡散通信方式
とは、送信側では、音声、画像データなどのデジタル信
号を擬似雑音符号などの拡散符号を使用して拡散変調す
ることにより、元のデジタル信号に比べて広い帯域幅を
持つベースバンド信号に変換し、そのベースバンド信号
をPSK(PhaseShift Keying:位相
偏移変調)、FSK(Frequency Shift
Keying:周波数偏移変調)等の変調方式により
変調を行うことにより高周波信号を形成してから送信を
行う方式である。
【0003】このスペクトラム拡散通信方式の中の一つ
に直接拡散方式(DS:Direct Sequenc
e)がある。この方式で使用される拡散符号は、通信チ
ャンネルごとに相互の相関が十分小さくなるように設定
して割り当てられる。そして、異なる拡散符号(コー
ド)によって拡散された信号は、逆拡散復調を行なった
ときに広帯域雑音となるため、受信機側で逆拡散を行う
際に使用する拡散符号を選択することにより目的の信号
のみを取り出すことができる。よって、複数の通信チャ
ネルにより同一の周波数帯域を使用することができ、符
号分割による多元接続(CDMA:Code Divi
sion Multiple Access)が可能と
なる。
【0004】また、このスペクトラム拡散通信方式によ
れば、複数の送信装置により多元接続を行なうだけでな
く、1つの送信装置上で異なった拡散符号で拡散された
複数のベースバンド信号を多重して送信することが可能
となる。このような複数の拡散符号を用いて複数のベー
スバンド信号を多重して送信する方式はマルチコード方
式と呼ばれている。
【0005】このようなマルチコード方式の従来のスペ
クトラム拡散通信方式の送信装置を、従来技術の延長上
で単純に構成した場合の構成を図12に示す。
【0006】この従来のスペクトラム拡散通信方式の送
信装置は、信号処理回路1と、ベースバンド信号多重回
路82と、RF(Radio Frequency:無
線周波数)送信部10と、アンテナ11とを有してい
る。
【0007】信号処理回路1は、音声や画像等のデジタ
ル化された送信データをスペクトラム拡散方式に従った
送信フレーム信号に変換する処理を行なうとともに、そ
の送信データを異なる拡散コードによって拡散すること
により複数のベースバンド信号を生成している。
【0008】ベースバンド信号多重回路82は、ベース
バンドフィルタ301〜303と、加算回路701と、
D/A変換器9とから構成されている。
【0009】ベースバンドフィルタ301〜303は、
ディジタルFIR(FiniteImpulse Re
sponse:有限長インパルス応答)フィルタ等によ
り構成され、信号処理回路1から出力された各ベースバ
ンド信号の帯域制限をそれぞれ行なっている。
【0010】加算回路701は、各ベースバンドフィル
タ301〜303から出力されたベースバンド信号を加
算してコード多重を行なうことにより1つのベースバン
ド信号を生成している。
【0011】D/A変換器9は、加算回路701によっ
て生成されたデジタル信号であるベースバンド信号をア
ナログ信号に変換している。
【0012】RF送信部10は、D/A変換器9により
変換されたアナログ信号を無線周波数の信号に変換して
アンテナ11を介して電波として送信している。
【0013】しかし、このように、1つの送信装置上で
異なった拡散符号で拡散された複数のベースバンド信号
を多重して送信することにより多重コード送信を行なう
場合には、各コードの送信レベルを調整する必要が発生
する。
【0014】例えば、D/A変換器9のダイナミックレ
ンジを有効に活用するためフルレンジで、1コード送信
の場合の信号電力をPとすると、単純に加算処理して出
力する構成であれば、N多重された多重コード送信の信
号レベルは、N×P倍の信号電力で出力される。その結
果、信号電力情報を含んだ信号は、D/A変換器9のビ
ット幅を越えてしまいオーバーフローを起こす。これ
は、D/A変換器9のダイナミックレンジを広く持たな
ければならないことを意味する。1コード送信におい
て、D/A変換器9のダイナミックレンジを有効に利用
しつつ、送信コード数がNの多重化を行なった場合は、
D/A変換器9への入力信号の振幅をルートN分の1に
調整する必要がある。
【0015】ここで、電力をN分の1とするためには振
幅をルートN分の1とすればよいのは、電力は振幅の2
乗に比例しているからである。
【0016】しかし、送信コード数は常に一定であるわ
けではなく、送信するデータの種類(音声、映像等)や
データ量により変更される。そのため、D/A変換器9
への入力信号の振幅を、多重コード数にかかわらず常に
ルートN分の1にしてしまうと、ダイナミックレンジが
フルに使用されずに相対的な量子化誤差が大きくなり送
信品質が悪化するという問題がある。
【0017】このように従来のスペクトラム拡散通信方
式の送信装置では、送信コード数が変更された場合に、
D/A変換器のダイナミックレンジを有効に使用するこ
とができない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスペク
トラム拡散通信方式の送信装置では、送信コード数が変
更された場合に、D/A変換器のダイナミックレンジを
有効に使用することができないという問題点があった。
【0019】本発明の目的は、送信コード数が変更され
た場合でも、送信コード数によらずにD/A変換器のダ
イナミックレンジを有効に使用することができるスペク
トラム拡散通信方式の送信装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のベースバンド信号多重回路は、それぞれ異
なる拡散符号によって拡散された複数のベースバンド信
号を1つのベースバンド信号に多重するためのベースバ
ンド信号多重回路であって、入力された前記各ベースバ
ンド信号の帯域制限をそれぞれ行なっている複数のベー
スバンドフィルタと、前記各ベースバンドフィルタによ
り帯域制限された複数のベースバンド信号を加算してコ
ード多重を行なうことにより1つのベースバンド信号を
生成している加算手段と、前記加算手段により生成され
たベースバンド信号の振幅値を、制御信号に基づいて調
整して出力しているレベル調整手段と、前記レベル調整
手段から出力されたデジタル信号であるベースバンド信
号をアナログ信号に変換しているD/A変換手段と、前
記レベル調整手段から出力されるベースバンド信号の振
幅値が前記D/A変換手段のダイナミックレンジに適合
するような振幅値に調整されるようなゲイン設定を、多
重されているベースバンド信号の数である送信コード数
に基づいて算出し、該ゲイン設定を前記制御信号により
前記レベル調整手段に指示しているゲイン設定手段とを
有している。
【0021】本発明は、ゲイン設定手段により送信コー
ド数に基づいて送信するベースバンド信号の振幅レベル
を制御するようにしたので、D/A変換手段に入力され
るベースバンド信号は送信コード数によらず常にD/A
変換手段のダイナミックレンジに適合するように調整さ
れていることとなり、D/A変換手段のダイナミックレ
ンジを有効に利用することができる。
【0022】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞれ行な
っている複数のベースバンドフィルタと、前記各ベース
バンドフィルタにより帯域制限された複数のベースバン
ド信号の振幅値を、制御信号に基づいてそれぞれ調整し
て出力している複数のレベル調整手段と、前記各レベル
調整手段から出力された複数のベースバンド信号を加算
してコード多重を行なうことにより1つのベースバンド
信号を生成している加算手段と、前記加算手段から出力
されたデジタル信号であるベースバンド信号をアナログ
信号に変換しているD/A変換手段と、前記加算手段か
ら出力されるベースバンド信号の振幅値が前記D/A変
換手段のダイナミックレンジに適合するような振幅値に
調整されるようなゲイン設定を、多重されているベース
バンド信号の数である送信コード数に基づいて算出し、
該ゲイン設定を前記制御信号により前記レベル調整手段
に指示しているゲイン設定手段とを有している。
【0023】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞれ行な
っている複数のベースバンドフィルタと、前記各ベース
バンドフィルタにより帯域制限された複数のベースバン
ド信号の振幅値を、複数の制御信号に基づいてそれぞれ
調整して出力している複数のレベル調整手段と、前記各
レベル調整手段から出力された複数のベースバンド信号
を加算してコード多重を行なうことにより1つのベース
バンド信号を生成している加算手段と、前記加算手段か
ら出力されたデジタル信号であるベースバンド信号をア
ナログ信号に変換しているD/A変換手段と、前記加算
手段から出力されるベースバンド信号の振幅値が前記D
/A変換手段のダイナミックレンジに適合するような振
幅値に調整されるようなゲイン設定を、多重されている
ベースバンド信号の数である送信コード数および前記複
数のベースバンド信号を多重する際の各ベースバンド信
号間の振幅比を指定するためのチャネル間比率情報に基
づいて前記各レベル調整回路毎に算出し、該各ゲイン設
定を前記複数の制御信号により前記レベル調整手段にそ
れぞれ指示しているゲイン設定手段とを有している。
【0024】本発明は、ゲイン設定手段により送信コー
ド数に基づいて送信するベースバンド信号の振幅レベル
を制御するようにしたので、D/A変換手段に入力され
るベースバンド信号は送信コード数によらず常にD/A
変換手段のダイナミックレンジに適合するように調整さ
れていることとなり、D/A変換手段のダイナミックレ
ンジを有効に利用することができる。さらに、それぞれ
の送信コードにより拡散されたベースバンド信号毎にレ
ベル調整手段が設けられているため、各コード別の相対
レベル調整を行うことができる。
【0025】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各ベースバンド信号加算してコード多重を行な
うことにより1つのベースバンド信号を生成している加
算手段と、前記加算手段により生成されたベースバンド
信号の帯域制限を行なっているベースバンドフィルタ
と、前記ベースバンドフィルタにより帯域制限されたベ
ースバンド信号の振幅値を、制御信号に基づいて調整し
て出力しているレベル調整手段と、前記レベル調整手段
から出力された出力されたデジタル信号であるベースバ
ンド信号をアナログ信号に変換しているD/A変換手段
と、前記レベル調整手段から出力されるベースバンド信
号の振幅値が前記D/A変換手段のダイナミックレンジ
に適合するような振幅値に調整されるようなゲイン設定
を、多重されているベースバンド信号の数である送信コ
ード数に基づいて算出し、該ゲイン設定を前記制御信号
により前記レベル調整手段に指示しているゲイン設定手
段とを有している。
【0026】本発明は、ゲイン設定手段により送信コー
ド数に基づいて送信するベースバンド信号の振幅レベル
を制御するようにしたので、D/A変換手段に入力され
るベースバンド信号は送信コード数によらず常にD/A
変換手段のダイナミックレンジに適合するように調整さ
れていることとなり、D/A変換手段のダイナミックレ
ンジを有効に利用することができる。さらに、加算手段
によりコード多重された後にベースバンドフィルタを設
けているので、ベースバンドフィルタの数を1つとする
ことができる。
【0027】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞれ行な
っている複数のベースバンドフィルタと、前記各ベース
バンドフィルタにより帯域制限された複数のベースバン
ド信号の振幅値を、複数の第1の制御信号に基づいてそ
れぞれ調整して出力している複数の第1のレベル調整手
段と、前記各第1のレベル調整手段により出力された複
数のベースバンド信号を加算してコード多重を行なうこ
とにより1つのベースバンド信号を生成している加算手
段と、前記加算手段により生成されたベースバンド信号
の振幅値を、第2の制御信号に基づいて調整して出力し
ている第2のレベル調整手段と、前記第2のレベル調整
手段から出力されたデジタル信号であるベースバンド信
号をアナログ信号に変換しているD/A変換手段と、前
記複数のベースバンド信号を多重する際の各ベースバン
ド信号間の振幅比を指定するためのチャネル間比率情報
に従って前記各ベースバンド信号の振幅比を調整するた
めの第1の制御信号を前記各第1のレベル調整手段に出
力し、前記第2のレベル調整手段から出力されるベース
バンド信号の振幅値が前記D/A変換手段のダイナミッ
クレンジに適合するような振幅値に調整されるようなゲ
イン設定を、多重されているベースバンド信号の数であ
る送信コード数に基づいて算出し、該ゲイン設定を前記
第2の制御信号により前記第2のレベル調整手段に指示
しているゲイン設定手段とを有している。
【0028】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各のベースバンド信号の振幅値を、複数の第1
の制御信号に基づいてそれぞれ調整して出力している複
数の第1のレベル調整手段と、前記各第1のレベル調整
手段により出力された複数のベースバンド信号を加算し
てコード多重を行なうことにより1つのベースバンド信
号を生成している加算手段と、前記加算手段により生成
されたベースバンド信号の帯域制限を行なっているベー
スバンドフィルタと、前記ベースバンドフィルタにより
帯域制限されたベースバンド信号の振幅値を、第2の制
御信号に基づいて調整して出力している第2のレベル調
整手段と、前記第2のレベル調整手段から出力されたデ
ジタル信号であるベースバンド信号をアナログ信号に変
換しているD/A変換手段と、前記複数のベースバンド
信号を多重する際の各ベースバンド信号間の振幅比を指
定するためのチャネル間比率情報に従って前記各ベース
バンド信号の振幅比を調整するための第1の制御信号を
前記各第1のレベル調整手段に出力し、前記第2のレベ
ル調整手段から出力されるベースバンド信号の振幅値が
前記D/A変換手段のダイナミックレンジに適合するよ
うな振幅値に調整されるようなゲイン設定を、多重され
ているベースバンド信号の数である送信コード数に基づ
いて算出し、該ゲイン設定を前記第2の制御信号により
前記第2のレベル調整手段に指示しているゲイン設定手
段とを有している。
【0029】本発明は、第1のレベル調整手段により、
各ベースバンド信号間の振幅比を調整し、第2のレベル
調整手段により全体の振幅レベルを調整するようにして
いるので、細かな振幅レベルの調整を安易にすることが
できる。
【0030】本発明の他のレベル調整回路は、入力され
たベースバンド信号をそれぞれ異なる一定のビットだけ
右シフトした信号を生成している複数のビットシフト手
段と、設定したいゲイン量に応じて、前記各ビットシフ
ト手段からの出力の選択を行なっている複数のスイッチ
と、前記各スイッチからの出力を加算して1つの信号と
して出力している加算回路とから構成されている。
【0031】本発明は、乗算器を使用せずにレベル調整
回路を構成しているので、消費電力の低減を図ることが
できる。
【0032】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、それぞれ異なる拡散符号によって拡散された複
数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に多重
するためのベースバンド信号多重回路であって、入力さ
れた前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞれ行な
うとともに前記各ベースバンド信号の振幅値を、制御信
号に基づいて調整して出力している複数のベースバンド
フィルタと、前記各ベースバンドフィルタにより帯域制
限された複数のベースバンド信号を加算してコード多重
を行なうことにより1つのベースバンド信号を生成して
いる加算手段と、前記加算手段から出力されたデジタル
信号であるベースバンド信号をアナログ信号に変換して
いるD/A変換手段と、前記加算手段から出力されるベ
ースバンド信号の振幅値が前記D/A変換手段のダイナ
ミックレンジに適合するような振幅値に調整されるよう
なゲイン設定を、多重されているベースバンド信号の数
である送信コード数に基づいて算出し、該ゲイン設定を
前記制御信号により前記レベル調整手段に指示している
ゲイン設定手段とを有している。
【0033】また、本発明の他のベースバンド信号多重
回路は、前記各ベースバンドフィルタが、入力された信
号を一定時間毎に遅延させてタップ出力としている複数
の遅延素子と、前記各遅延素子により遅延された各タッ
プ出力に対して、予め設定されている複数のフィルタ係
数のうちの制御信号により指示されたフィルタ係数をそ
れぞれ乗算している複数の係数乗算器と、前記各係数乗
算器からの複数の出力信号を加算して出力している加算
回路とから構成されている。
【0034】本発明は、ベースバンドフィルタにおいて
各タップ出力に対して乗算するフィルタ係数を切り換え
ることにより振幅レベルの調整を行うようにしているの
で、レベル調整手段を独立して設けることを必要としな
い。
【0035】また、本発明のベースバンド信号多重回路
の送信レベル制御方法は、それぞれ異なる拡散符号によ
って拡散された複数のベースバンド信号を1つのベース
バンド信号に多重するためのベースバンド信号多重回路
の送信レベル制御方法であって、多重された後のベース
バンド信号の振幅値が、D/A変換される際のダイナミ
ックレンジに適合するようなゲイン設定を、多重されて
いるベースバンド信号の数である送信コード数に基づい
て算出し、コード多重された前記ベースバンド信号の振
幅値の調整を前記ゲイン設定に基づいてD/A変換され
る前に予め行なっておく。
【0036】本発明は、コード多重されたベースバンド
信号をD/A変換する前に、そのベースバンド信号の振
幅値がD/A変換される際のダイナミックレンジに適合
するように予め調整するようにしているので、D/A変
換される際のベースバンド信号は送信コード数によらず
常にD/A変換のダイナミックレンジに適合するように
調整されていることとなり、D/A変換のダイナミック
レンジを有効に利用することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0038】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置の構成
を示すブロック図である。図12中と同番号は同じ構成
要素を示す。
【0039】図1に示した本実施形態のスペクトラム拡
散通信方式の送信装置は、送信コード数が3までの多重
化が可能な構成例を示している。
【0040】ここで、送信コード数とは、実際に多重さ
れているベースバンド信号の数であり、本実施形態のベ
ースバンド信号多重回路では、最大3となる数である。
【0041】本実施形態のスペクトラム拡散通信方式の
送信装置は、信号処理回路1と、ベースバンド信号多重
回路2と、RF送信部10と、アンテナ11を有してい
る。ベースバンド信号多重回路2は、図12に示した従
来のスペクトラム拡散通信方式の送信装置におけるベー
スバンド信号多重回路82に対して、加算回路701と
D/A変換器9との間にレベル調整回路8が設けられ、
ゲイン設定回路6が新たに設けられているものである。
【0042】本実施形態における信号処理回路1は、送
信コード数情報104をベースバンド信号多重回路2に
対して出力している。
【0043】ゲイン設定回路6は、レベル調整回路8か
ら出力されるベースバンド信号の振幅値がD/A変換器
9のダイナミックレンジに適合するような振幅値に調整
されるようなゲイン設定を、信号処理回路1から伝達さ
れた送信コード数情報104に基づいて算出し、そのゲ
イン設定を制御信号101によりレベル調整回路8に指
示している。
【0044】レベル調整回路8は、加算回路701によ
り多重された信号の振幅値を、ゲイン設定回路6から出
力された制御信号101に基づいて調整した後に、D/
A変換器9に出力している。
【0045】レベル調整回路8は、乗算器を用いて構成
されることが一般的である。しかし、乗算器を用いて構
成した従来のレベル調整回路は消費電力が大きくなって
しまうという問題点を有していた。そのため、本実施形
態では、乗算器を用いずにレベル調整回路8を構成し、
回路規模を削減し消費電力の削減を図っている。
【0046】図2は図1におけるレベル調整回路8の構
成を示すブロック図である。
【0047】レベル調整回路8は、ビットシフト部12
〜16と、スイッチ17〜21と、加算回路711とか
ら構成されている。
【0048】ビットシフト部12〜16は、入力された
ベースバンド信号をそれぞれ0、1、3、4、6ビット
だけ右シフトして出力している。具体的には、ビットシ
フト部12〜16は、入力された信号のうちのどのビッ
トを先頭とするかによりそれぞれビットシフトされた信
号を生成しているものであり、ビットシフト部12〜1
6をそれぞれシフトレジスタ等により構成せずに実現す
ることができる。
【0049】スイッチ17〜21は、制御信号101に
より制御され、ビットシフト部12〜16からの出力を
選択して加算回路711に出力している。
【0050】加算回路711は、スイッチ17〜21か
らの出力を加算して1つの信号とし、D/A変換器9に
出力している。
【0051】携帯電話機のような小型で送信コード数も
あまり大きくならない場合には、本実施形態のように、
送信するベースバンド信号を固定ビットシフトさせた信
号を組み合わせて加算する構成でレベル調整回路を実現
すると回路規模が小さくてすむ。
【0052】次に、図2に示したレベル調整回路8の動
作について説明する。
【0053】図2において入力されるベースバンド信号
は、それぞれ1、3、4、6ビット右シフトされた各々
の信号に分けられる。図2中の“S”はサインビットを
示す。
【0054】ここで、デジタル信号化されたベースバン
ド信号では、その振幅値は2進数表現されている。2進
数では、桁が1つ上になるとその数字は2倍の大きさを
示すことになり、桁が1つ下になるとその数字は1/2
倍の大きさを示すことになる。そのため、1以下の数を
2進数表現した場合に、小数点以下のそれぞれの桁は図
3(a)に示すような値を示すこととなる。また、2進
数で表現された振幅レベルは、nビット右シフトされる
と1/2nの振幅レベルになる。
【0055】例えば、ルート2分の1(1/21/2)を
2進数で表現すると、図3(b)に示すように、“0.
10110100”となる。同様に、ルート3分の1
(1/31/2)を2進数で表現すると、図3(c)に示
すように、“0.10010100”となる。
【0056】したがって、レベル調整回路8では、2多
重コードの場合に入力されたベースバンド信号をルート
2分の1(1/21/2)するためには、1、3、4、6
ビットシフトの組み合わせを加算回路711で加算すれ
ばよい。また、レベル調整回路8では、3多重コードの
場合に入力されたベースバンド信号をルート3分の1
(1/31/2)するためには、1、4、6ビットシフト
の組み合わせを加算回路711で加算すればよい。
【0057】この、レベル調整回路8のような構成によ
り設定することができるゲイン量を図4に示す。
【0058】この図4では、ビットシフト部が7つ設け
られている場合を用いて説明している。そして、設定し
たいゲイン量を理想dB値とし、その理想dB値を比で
表した値が真値である。そして、このレベル調整回路に
より実際に設定されるゲイン量を近似dB値としてい
る。
【0059】例えば、設定したいゲイン量を5dB
(1.77827941)としたい場合には、近似dB
値として5.014497547dBという値を実現す
ることができる。
【0060】ビットシフト部を設ける数を増やせば増や
すほど、理想dB値と近似dB値の間の誤差は小さくな
るが、ビットシフト部が7つの場合でも、図4に示した
ように、この誤差は実用上問題がないほと小さくなって
いる。
【0061】次に、本実施形態の動作について図面を参
照して詳細に説明する。
【0062】先ず、本実施形態のスペクトラム拡散通信
方式の送信装置の全体的な動作について説明する。
【0063】信号処理回路1において各拡散コードで拡
散された2値のベースバンド信号は、ベースバンドフィ
ルタ301、302、303にそれぞれ入力され、この
ベースバンドフィルタ301、302、303により帯
域制限される。フィルタリングされたベースバンド信号
は多値の振幅情報を含む信号であり、加算回路701で
多重化されてレベル調整回路8に入力される。信号処理
回路1は、現在の送信送信コード数情報104をゲイン
設定回路6へ通知し、ゲイン設定回路6はレベル調整回
路8から出力されるベースバンド信号が適切な信号振幅
になるようにレベル調整回路8を制御する制御信号10
1を発生させる。D/A変換器9は、振幅調整されたベ
ースバンド信号をデジタル信号からアナログ信号へ変換
する。そして、このアナログ信号はRF送信部10に入
力され、無線周波数に変換された後に電波としてアンテ
ナ11より送信される。RF送信部10は、本発明とは
直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0064】次に、本実施形態のスペクトラム拡散通信
方式の送信装置により1コード送信が行われる場合の詳
しい動作について説明する。
【0065】通常、1コード送信をしている状態なら
ば、ベースバンドフィルタ301、302、303のう
ちの1つが使用される。残り2つのベースバンドフィル
タの出力については、加算回路701で加算されず、1
コード分のベースバンドフィルタを通過した信号のみが
レベル調整回路8に入力されることになる。
【0066】このとき、ゲイン設定回路6は、信号処理
回路1より、送信コード情報104を介して1コード送
信の設定情報を受けているので、制御信号101により
図2のレベル調整回路8のスイッチ17のみをオンにさ
せ、他のスイッチ18〜21をオフさせる。このことに
よりレベル調整回路8は、入力されたベースバンド信号
をそのままD/A変換器9に出力することとなる。
【0067】次に、本実施形態のスペクトラム拡散通信
方式の送信装置により3多重コード送信が行われる場合
の詳しい動作について説明する。
【0068】3多重コード送信が行われる場合には、ゲ
イン設定回路6は制御信号101を切り換えることによ
りスイッチ18、20、21のみをオンさせる。従っ
て、加算回路711から出力されるベースバンド信号の
振幅値は、入力信号を1/2、1/16、1/64倍し
た信号を加算した値となり、入力信号に対してほぼルー
ト3分の1の振幅値となる。
【0069】また、同様にして、2多重コード送信が行
われる場合には、ゲイン設定回路6は制御信号101を
切り換えることによりスイッチ18、19、20、21
の全てをオンさせる。従って、加算回路711から出力
されるベースバンド信号の振幅値は、入力信号を1/
2、1/8、1/16、1/64倍した信号を加算した
値となり、入力信号に対してほぼルート2分の1の振幅
値となる。
【0070】本実施形態のスペクトラム拡散通信方式の
送信装置では、ベースバンド信号多重回路2の中に、送
信コード数に基づいて信号レベルを調整するためのレベ
ル調整回路8を設けることにより、送信コード数が変更
されたときでもD/A変換器9の入力の信号電力を一定
に保つことが可能となる。従って、D/A変換器9のダ
イナミックレンジを送信コード数によらず有効に使用す
ることが可能となる。
【0071】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図5参照して説明する。図1中と同番号は同じ構成要
素を示す。
【0072】本実施形態は、図1に示した第1の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路2が、ベースバ
ンド信号多重回路22に置き換えられたものである。
【0073】ベースバンド信号多重回路22は、ベース
バンド信号多重回路2に対して、加算回路701とD/
A変換器9との間に設けられていたレベル調整回路8が
削除され、ベースバンドフィルタ301〜303と加算
回路701との間にそれぞれレベル調整回路811〜8
13が新たに設けられたものである。
【0074】レベル調整回路811〜813は、図1に
示したレベル調整回路8と同様な構成であり、ベースバ
ンドバンドフィルタ301〜303から出力された帯域
制限されたベースバンド信号の振幅値を、ゲイン設定回
路6から出力された制御信号101に基づいてそれぞれ
調整した後に加算回路701に出力している。
【0075】本実施形態では、送信レベルの調整が送信
コード数に基づいて行なわれるため、上記で説明した第
1の実施形態と同様な効果を有する。
【0076】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図6を参照して説明する。図2中と同番号は同じ構成
要素を示す。
【0077】本実施形態は、図5に示した第2の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路22が、ベース
バンド信号多重回路32に置き換えられたものである。
【0078】ベースバンド信号多重回路32は、ゲイン
設定回路6がゲイン設定回路36に置き換わっている点
以外は、ベースバンド信号多重回路2と同様な構成とな
っている。
【0079】また、本実施形態では、複数のベースバン
ド信号を多重する際の各ベースバンド信号間の振幅比を
指定するためのチャネル間比率情報105がゲイン設定
回路36に入力されている。
【0080】ゲイン設定回路36は、加算回路701か
ら出力されるベースバンド信号の振幅値がD/A変換器
9のダイナミックレンジに適合するような振幅値に調整
されるようなゲイン設定を、送信コード数情報104お
よびチャネル間比率情報105に基づいてレベル調整回
路811〜813毎に算出し、その各ゲイン設定を制御
信号1021〜1023によりレベル調整回路811〜8
13にそれぞれ指示している。
【0081】本実施形態におけるレベル調整回路811
〜813は、ベースバンドバンドフィルタ301〜30
3から出力された帯域制限されたベースバンド信号の振
幅値を、ゲイン設定回路36から出力された制御信号1
021〜1023に基づいてそれぞれ独立して調整した後
に加算回路701に出力している。
【0082】本実施形態では、送信レベルの調整が送信
コード数に基づいて行なわれるため、上記で説明した第
1および第2の実施形態と同様な効果を有する。しか
し、本実施形態では、それぞれの拡散コードにより拡散
されたベースバンド信号毎にレベル調整回路811〜8
13が設けられ、それらのゲイン設定を制御する制御信
号1021〜1023が別々に設けられているため、第2
の実施形態のように加算されて1つのベースバンド信号
となった後にレベル調整するだけでなく、各コード別の
相対レベル調整も可能になるという効果もさらに有す
る。
【0083】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図7を参照して説明する。図1中と同番号は同じ構成
要素を示す。
【0084】本実施形態は、図1に示した第1の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路2が、ベースバ
ンド信号多重回路42に置き換えられたものである。
【0085】ベースバンド信号多重回路42は、ベース
バンド信号多重回路2に対して、加算回路701とベー
スバンドバンドフィルタ301〜303が設けられてい
る位置を入れ替え、3つのベースバンドバンドフィルタ
301〜303を1つのベースバンドバンドフィルタ3
21としたものである。
【0086】本実施形態における加算回路701は、信
号処理回路1から出力された複数のベースバンド信号を
加算して1つのベースバンド信号を生成している。
【0087】ベースバンドバンドフィルタ321は、ベ
ースバンドフィルタ301〜303と同様な構成であ
り、加算回路701から出力されたベースバンド信号の
帯域制限を行なっている。
【0088】本実施形態では、ベースバンドバンドフィ
ルタ321により帯域制限が行われる前に加算回路70
1による3多重コード化を行うことにより、第1の実施
形態では3つ必要であったベースバンドバンドフィルタ
の数を1つですむようにしたものである。
【0089】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図8を参照して説明する。図1、6中と同番号は同じ
構成要素を示す。
【0090】本実施形態は、図6に示した第3の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路32が、ベース
バンド信号多重回路52に置き換えられたものである。
【0091】ベースバンド信号多重回路52は、ベース
バンド信号多重回路32に対して、レベル調整回路8が
加算回路701とD/A変換器9との間に設けられ、ゲ
イン設定回路36がゲイン設定回路56に置き換わった
ものである。
【0092】ゲイン設定回路56は、信号処理回路1か
ら伝達されたチャネル間比率情報105に従って各ベー
スバンド信号の振幅比を調整するための制御信号102
1〜1023をレベル調整回路811〜813に出力し、
レベル調整回路8から出力されるベースバンド信号の振
幅値がD/A変換器9のダイナミックレンジに適合する
ような振幅値に調整されるようなゲイン設定を、送信コ
ード数情報104に基づいて算出し、そのゲイン設定を
制御信号101によりレベル調整回路8に指示してい
る。
【0093】本実施形態では、レベル調整回路811〜
813により各ベースバンド信号間のレベルの比率を調
整し、レベル調整回路8により全体的なレベル調整を行
うということができるので、細かなレベル調整を安易に
行うことができる。例えば、レベル調整回路811〜8
13では、それぞれのベースバンド信号を1:2:1と
いうゲイン設定とし、レベル調整回路8では、1/4
1/2というゲイン設定を行うことにより、それぞれのベ
ースバンド信号の比を1:2:1とするとともに、合成
後のベースバンド信号のレベルをD/A変換器9のダイ
ナミックレンジに適合させることができる。
【0094】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図9を参照して説明する。図7、8中と同番号は同じ
構成要素を示す。
【0095】本実施形態は、図8に示した第5の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路52が、ベース
バンド信号多重回路62に置き換えられたものである。
【0096】ベースバンド信号多重回路62は、ベース
バンド信号多重回路52に対して、3つのベースバンド
バンドフィルタ301〜303が削除され、ベースバン
ドフィルタ321が加算回路701とレベル調整回路8
の間に新たに設けられたたものである。
【0097】本実施形態は、第5の実施形態では3つ必
要であったベースバンドバンドフィルタの数を1つです
むようにしたものである。
【0098】(第7の実施形態)次に、本発明の第7の
実施形態のスペクトラム拡散通信方式の送信装置につい
て図10を参照して説明する。図1中と同番号は同じ構
成要素を示す。
【0099】本実施形態は、図1に示した第1の実施形
態に対して、ベースバンド信号多重回路2が、ベースバ
ンド信号多重回路72に置き換えられたものである。
【0100】ベースバンド信号多重回路72は、ベース
バンドフィルタ331〜333と、加算回路701と、
D/A変換器9と、ゲイン設定回路76とから構成され
ている。
【0101】上記第1〜第6の実施形態では、、加算回
路701の前または後にレベル調整回路8、811〜8
13を挿入することで、信号レベルの調整を行なってい
るが、本実施形態では、ベースバンドフィルタ331〜
333のフィルタ係数を変化させることにより信号レベ
ルの調整を行うようにしたものである。
【0102】ゲイン設定回路76は、ベースバンドフィ
ルタ331〜333から出力されるベースバンド信号を
加算した振幅値がD/A変換器9のダイナミックレンジ
に適合するような振幅値に調整されるようなゲイン設定
を、信号処理回路1から伝達された送信コード数に基づ
いて算出し、そのゲイン設定を制御信号1031〜10
3によりベースバンドフィルタ331〜333に指示
している。
【0103】ベースバンドフィルタ331〜333に
は、各コード毎の送信ベースバンド信号とゲイン設定回
路76からの制御信号103〜103が入力されること
により、信号レベル調整が行なわれる。各ベースバンド
フィルタ331〜333から出力される信号は、加算回
路701において多重コード化され、D/A変換器9で
アナログ出力される。
【0104】図11は図10中のベースバンドフィルタ
331がデジタルFIRフィルタで構成され、その係数
を調整する例を示している。ベースバンドフィルタ33
2、333の構成は、ベースバンドフィルタ331と同
様であるためその説明は省略する。
【0105】ベースバンドフィルタ331は、遅延素子
4011〜401nと、係数乗算器5010〜501nと、
加算回路751とから構成されている。
【0106】遅延素子4011〜401nは、入力信号を
単位時間だけ遅延させてそれぞれタップ出力として出力
している。
【0107】係数乗算器5010〜501nは、それぞれ
複数のフィルタ係数を有していて、遅延素子4011
401nによ遅延された各タップ出力に対して、制御信
号1031により指定されたフィルタ係数をそれぞれ乗
算している。
【0108】例えば、5010は、フィルタ係数とし
て、h0、h0/21/2、h0/31/2、の3つのフィルタ
係数を有していて、この3つのフィルタ係数のうちの制
御信号1031により指定されたフィルタ係数を選択し
てタップ出力に乗算している。
【0109】加算回路751は、係数乗算器5010
501nからのn+1個の出力信号を加算して加算回路
701に出力している。
【0110】入力信号は、遅延素子4011〜401n
より遅延されてタップ出力として出力され、例えばゲイ
ン設定が1の場合には、係数乗算器501〜501にお
いて各タップ出力とフィルタ係数h0、h1、・・、hn
が乗算され、その乗算結果は加算器751で足しあわさ
れて出力信号として出力されている。
【0111】そして、入力される制御信号1031は、
送信コード数によってフィルタ係数を調整し、送信コー
ド数に応じて制御を行なう。
【0112】例えば、送信コード数が3の場合には、
(h0/31/2、h1/31/2、・・、h n/31/2)が選択
され、送信コード数が2の場合には、(h0/21/2、h
1/21 /2、・・、hn/21/2)が選択される。
【0113】そして、加算器751の出力信号の振幅値
をyn、各タップ出力をそれぞれXn、Xn-1、・・、X0
とすると、ynは下記の式により求まる。 yn=h0n+h1n-1+ h2n-2+・・+hn0 本実施形態では、ベースバンドバンドフィルタ331〜
333により帯域制限とともに信号レベルの調整が行わ
れるようにしているので、レベル調整回路を設ける必要
がない。
【0114】また、本実施形態では、ゲイン設定回路7
6から3つの制御信号1031〜1033が出力され、ベ
ースバンドフィルタ331〜333のゲイン設定をそれ
ぞれ独立しておこなているが、ゲイン設定回路76から
出力される制御信号を1つにしてベースバンドフィルタ
331〜333のゲイン設定を同時に行うようにしても
よい。このような構成にすることにより制御信号は1つ
ですむ。
【0115】上記第1〜第7の実施形態では、送信コー
ド数が3の場合を用いて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、送信コード数が4以上の場合で
も同様に適用することができるものである。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、送信コ
ード数が変更された場合でも、D/A変換器の入力の信
号電力を一定に保つことができるので、送信コード数に
よらずにD/A変換器のダイナミックレンジを有効に使
用することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のレベル調整回路8の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】2進数表現における少数点以下の桁の値を示す
図(図3(a))、1/21/2を2進数表現した場合を
示す図(図3(b))、1/31/2を2進数表現した場
合を示す図(図3(c))である。
【図4】図2のレベル調整回路8のような構成により設
定することができるゲイン量を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路3
2の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路
の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路5
2の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施形態のスペクトラム拡散通
信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路6
2の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施形態のスペクトラム拡散
通信方式の送信装置におけるベースバンド信号多重回路
72の構成を示すブロック図である。
【図11】図10中のベースバンドフィルタ331、3
32、333の構成を示すブロック図である。
【図12】従来のスペクトラム拡散通信方式の送信装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 信号処理回路 2 ベースバンド信号多重回路 6 ゲイン設定回路 8 レベル調整回路 9 D/A変換器 10 RF送信部 11 アンテナ 12〜16 ビットシフト部 17〜21 スイッチ 22 ベースバンド信号多重回路 32 ベースバンド信号多重回路 36 ゲイン設定回路 42 ベースバンド信号多重回路 52 ベースバンド信号多重回路 62 ベースバンド信号多重回路 72 ベースバンド信号多重回路 76 ゲイン設定回路 82 ベースバンド信号多重回路 101 制御信号 1021〜1023 制御信号 1031〜1033 制御信号 104 送信コード数情報 105 チャネル間比率情報 301〜302 ベースバンドフィルタ 311〜312 ベースバンドフィルタ 321 ベースバンドフィルタ 331〜333 ベースバンドフィルタ 4011〜401n 遅延素子 5010〜501n 係数乗算器 701 加算回路 711 加算回路 751 加算回路 881〜813 レベル調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−79132(JP,A) 特開 平10−229377(JP,A) 特開 平10−126309(JP,A) 特開 平9−18451(JP,A) 特開 平6−327035(JP,A) 特開 平11−154927(JP,A) 特開 平11−266168(JP,A) 特開 平11−234229(JP,A) 特開 平10−336151(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H04J 11/00 H04L 27/00 - 27/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる拡散符号によって拡散され
    た複数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に
    多重するためのベースバンド信号多重回路であって、 入力された前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞ
    れ行なっている複数のベースバンドフィルタと、 前記各ベースバンドフィルタにより帯域制限された複数
    のベースバンド信号をそれぞれ異なる一定のビットだけ
    右シフトした信号を生成している複数のビットシフト手
    段と、複数の制御信号によりそれぞれ指示されたゲイン
    設定に応じて、前記各ビットシフト手段からの出力の選
    択を行なっている複数のスイッチと、前記各スイッチか
    らの出力を加算して1つの信号として出力している加算
    回路とからそれぞれ構成され、前記各ベースバンドフィ
    ルタにより帯域制限された複数のベースバンド信号の振
    幅値を、複数の前記制御信号に基づいてそれぞれ調整し
    て出力している複数のレベル調整手段と、 前記各レベル調整手段から出力された複数のベースバン
    ド信号を加算してコード多重を行なうことにより1つの
    ベースバンド信号を生成している加算手段と、 前記加算手段から出力されたデジタル信号であるベース
    バンド信号をアナログ信号に変換しているD/A変換手
    段と、 前記加算手段から出力されるベースバンド信号の振幅値
    が前記D/A変換手段のダイナミックレンジに適合する
    ような振幅値に調整されるようなゲイン設定を、多重さ
    れているベースバンド信号の数である送信コード数およ
    び前記複数のベースバンド信号を多重する際の各ベース
    バンド信号間の振幅比を指定するためのチャネル間比率
    情報に基づいて前記各レベル調整回路毎に算出し、該各
    ゲイン設定を前記複数の制御信号により前記レベル調整
    手段にそれぞれ指示しているゲイン設定手段とを有する
    ベースバンド信号多重回路。
  2. 【請求項2】 それぞれ異なる拡散符号によって拡散され
    た複数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に
    多重するためのベースバンド信号多重回路であって、 入力された前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞ
    れ行なっている複数のベースバンドフィルタと、 前記各ベースバンドフィルタにより帯域制限された複数
    のベースバンド信号の振幅値を、複数の第1の制御信号
    に基づいてそれぞれ調整して出力している複数の第1の
    レベル調整手段と、 前記各第1のレベル調整手段により出力された複数のベ
    ースバンド信号を加算してコード多重を行なうことによ
    り1つのベースバンド信号を生成している加算手段と、 前記加算手段により生成されたベースバンド信号の振幅
    値を、第2の制御信号に基づいて調整して出力している
    第2のレベル調整手段と、 前記第2のレベル調整手段から出力されたデジタル信号
    であるベースバンド信号をアナログ信号に変換している
    D/A変換手段と、 前記複数のベースバンド信号を多重する際の各ベースバ
    ンド信号間の振幅比を指定するためのチャネル間比率情
    報に従って前記各ベースバンド信号の振幅比を調整する
    ための第1の制御信号を前記各第1のレベル調整手段に
    出力し、前記第2のレベル調整手段から出力されるベー
    スバンド信号の振幅値が前記D/A変換手段のダイナミ
    ックレンジに適合するような振幅値に調整されるような
    ゲイン設定を、多重されているベースバンド信号の数で
    ある送信コード数に基づいて算出し、該ゲイン設定を前
    記第2の制御信号により前記第2のレベル調整手段に指
    示しているゲイン設定手段とを有するベースバンド信号
    多重回路。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なる拡散符号によって拡散され
    た複数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に
    多重するためのベースバンド信号多重回路であって、 入力された前記各のベースバンド信号の振幅値を、複数
    の第1の制御信号に基づいてそれぞれ調整して出力して
    いる複数の第1のレベル調整手段と、 前記各第1のレベル調整手段により出力された複数のベ
    ースバンド信号を加算してコード多重を行なうことによ
    り1つのベースバンド信号を生成している加算手段と、 前記加算手段により生成されたベースバンド信号の帯域
    制限を行なっているベースバンドフィルタと、 前記ベースバンドフィルタにより帯域制限されたベース
    バンド信号の振幅値を、第2の制御信号に基づいて調整
    して出力している第2のレベル調整手段と、 前記第2のレベル調整手段から出力されたデジタル信号
    であるベースバンド信号をアナログ信号に変換している
    D/A変換手段と、 前記複数のベースバンド信号を多重する際の各ベースバ
    ンド信号間の振幅比を指定するためのチャネル間比率情
    報に従って前記各ベースバンド信号の振幅比を調整する
    ための第1の制御信号を前記各第1のレベル調整手段に
    出力し、前記第2のレベル調整手段から出力されるベー
    スバンド信号の振幅値が前記D/A変換手段のダイナミ
    ックレンジに適合するような振幅値に調整されるような
    ゲイン設定を、多重されているベースバンド信号の数で
    ある送信コード数に基づいて算出し、該ゲイン設定を前
    記第2の制御信号により前記第2のレベル調整手段に指
    示しているゲイン設定手段とを有するベースバンド信号
    多重回路。
  4. 【請求項4】 それぞれ異なる拡散符号によって拡散され
    た複数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に
    多重するためのベースバンド信号多重回路の送信レベル
    制御方法であって、 入力された前記各ベースバンド信号の帯域制限をそれぞ
    れ行なう処理と、 帯域制限された前記複数のベースバンド信号の各振幅値
    を、指定された比率によりそれぞれ調整する処理と、 振幅値が調整された後の前記各ベースバンド信号を加算
    してコード多重を行なうことにより1つのベースバンド
    信号を生成する処理と、 コード多重された前記ベースバンド信号の振幅値がD/
    A変換される際のダイナミックレンジに適合するような
    ゲイン設定を、多重されているベースバンド信号の数で
    ある送信コード数に基づいて算出し、コード多重された
    前記ベースバンド信号の振幅値の調整を前記ゲイン設定
    に基づいて行う処理と、 前記ゲイン設定に基づいて振幅値が調整された後の前記
    ベースバンド信号をD/A変換してアナログ信号に変換
    する処理とを有するベースバンド信号多重回路の送信レ
    ベル制御方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なる拡散符号によって拡散され
    た複数のベースバンド信号を1つのベースバンド信号に
    多重するためのベースバンド信号多重回路の送信レベル
    制御方法であって、 入力された前記各のベースバンド信号の各振幅値を、指
    定された比率によりそれぞれ調整する処理と、 振幅値が調整された後の前記各ベースバンド信号を加算
    してコード多重を行なうことにより1つのベースバンド
    信号を生成する処理と、 コード多重された前記ベースバンド信号の帯域制限を行
    なう処理と、 帯域制限された前記ベースバンド信号の振幅値がD/A
    変換される際のダイナミックレンジに適合するようなゲ
    イン設定を、多重されているベースバンド信号の数であ
    る送信コード数に基づいて算出し、帯域制限された前記
    ベースバンド信号の振幅値の調整を前記ゲイン設定に基
    づいて行う処理と、 前記ゲイン設定に基づいて振幅値が調整された後の前記
    ベースバンド信号をD/A変換してアナログ信号に変換
    する処理とを有するベースバンド信号多重回路の送信レ
    ベル制御方法。
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