JP2718398B2 - Cdma基地局送信装置 - Google Patents

Cdma基地局送信装置

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JP2718398B2 JP18850195A JP18850195A JP2718398B2 JP 2718398 B2 JP2718398 B2 JP 2718398B2 JP 18850195 A JP18850195 A JP 18850195A JP 18850195 A JP18850195 A JP 18850195A JP 2718398 B2 JP2718398 B2 JP 2718398B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70706Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation with means for reducing the peak-to-average power ratio

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCDMA基地局送信装置
に関し、特にCDMA(Code Division Multiple Acces
s:符号分割多元接続)方式を用いて運用する移動通信
システムにおける自動車電話・携帯電話システム(セル
ラシステム)の基地局に配備し、且つ送信ピーク電力の
抑圧を確保したCDMA基地局送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル自動車電話や携帯電話シ
ステム(セルラシステム)における通信方式としては、
時分割多元接続方式(TDMA)を用いた日本標準方式
(PDC:RCR STD 27B)、北米標準方式
(TIA IS54)、ヨーロッパ標準方式(ETSI
GSM)および符号分割多元接続方式(CDMA)を
用いた北米標準方式(TIA IS95)などが知られ
ている。日本標準方式(PDC)、北米標準方式(IS
54)およびヨーロッパ標準方式(GSM)では比較的
多重度の低い3〜8多重の時分割多元接続と周波数分割
多元接続(FDMA)とを組み合わせて、セルラシステ
ムとして必要な多元接続を実現している。
【0003】それぞれの通信方式におけるキャリアは、
π/4シフトQPSK(QuadraturePSK)あるいはGMS
K(Gaussian Filtered Minimun Phase Shift Keying)方
式で変調されているため、振幅は一定であるか、あるい
は振幅変動が小さい。従って、キャリアごとに増幅する
場合はAB級またはC級の効率の良い電力増幅器を用い
ることができた。この場合、キャリアごとに無線機が必
要であり、1つのアンテナを共有して運用するために電
力増幅後に複数のキャリアを合成しなければならず、こ
の合成も電力損失を最小にしつつ合成するためにコンバ
イナを用いているが、キャリア間隔が離れていなければ
合成できないことや周波数の変更が容易にできないこと
など制約が大きかった。
【0004】一方、複数のキャリアをハイブリッド合成
した後、送信共通増幅器を使って一括して増幅する場合
には線形性の非常に良いA級アンプを用いなければなら
ない。従って、コンバイナを使う場合のような制約は無
くなるが、広いレンジで線形性を確保できる送信増幅器
を用意しなければならない。そうでないと、例えば振幅
クリップ等があるとスペクトルが歪み、隣接チャネルに
妨害を与えることになる。
【0005】新しい北米標準方式(IS95)ではCD
MA方式を用いている。CDMA基地局送信装置の従来
例を図10に示す。図10に示す従来のCDMA基地局
送信装置は、デジタルベースバンド処理部1001と、アナ
ログベースバンド/RF部1002および送信アンテナ1012
を備える。デジタルベースバンド処理部1001はK個の拡
散部1003,1004,……,1005と、加算合成部1006と、ロー
ルオフフィルタ1008とを有し、Kチャネル用のチャネル
1送信データd1〜チャネルK送信データdKにそれぞ
れ拡散部1003〜1005でチャネルごとに異なる符号でスペ
クトル拡散を施してチャネル1拡散信号〜チャネルK拡
散信号となし、これらKチャネルの拡散信号を加算合成
部1006で加算合成して合成拡散信号s1とする。
【0006】この合成拡散信号s1は、占有帯域幅が予
め設定した値に収まるように所定のロールオフ特性を付
与したロールオフフィルタ1008でスペクトル整形が施さ
れ、デジタルベースバンド信号s3としてアナログベー
スバンド/RF部1002に送出される。アナログベースバ
ンド/RF部1002はD/A変換器1009と、変調部1010
と、送信電力増幅部1011とを有し、アナログベースバン
ド回路としてのD/A変換器1009でデジタルベースバン
ド信号s3をアナログ変換してアナログベースバンド信
号s4とした後、変調部1010で所定の周波数のキャリア
を変調して無線周波数送信信号r1を生成し、これを送
信電力増幅部1011で電力増幅して出力送信信号r2とし
て送信アンテナ1012から送出する。
【0007】このように、従来のCDMA基地局送信装
置では、CDMA方式自体が1つのキャリアで全チャネ
ルに対応するため、TDMA(Time Division Multi Acc
ess)やFDMA(Frequency Division Multi Access)の
場合のように複数の無線機を必要としない。つまり、1
基地局(セクタアンテナを用いる場合は1送信アンテ
ナ)あたり1つのアナログベースバンド部/RF部で済
む。しかしながら、合成されたベースバンド信号は当然
ながら多レベル信号であるため、デジタル処理部のロー
ルオフフィルタ、およびアナログベースバンド/RF部
の変調部や送信電力増幅部には広いダイナミックレンジ
と高い線形性とが要求される。
【0008】ところで、スペクトル拡散を利用した通信
での送信ピーク電力の抑圧を図ったものとして、特願平
6−116388号公報「マルチキャリアディジタル変
調用包絡線制御変調装置」があり、図11は、その構成
を示すブロック図である。図11に示す従来例のマルチ
キャリア変調用振幅制御送信装置の構成は、入力する送
信データのシリアル/パラレル変換を行うシリアル/パ
ラレル変換器1101と、それぞれ4チャネル構成のIQ
(Iは同相成分、Qは直交成分)符号器1102と、ロール
オフフィルタ1103と、サブキャリア変調部1104と、I,
Q成分対応の一対の加算合成部1105と、加算合成部1105
の出力に対する振幅制限を施す振幅リミタ1106と、振幅
リミタ1106の出力に対して帯域制限を施して所望のデジ
タルベースバンド信号を得る帯域制限フィルタ1107とを
備える。
【0009】このマルチキャリアデジタル変調用包絡線
制御変調装置では、マルチサブキャリア変調に対して振
幅リミタ1106および帯域制限フィルタ1107を導入するこ
とによりピーク電力を低減する方法を開示している。こ
の方法では、振幅を制限することにより発生するスペク
トル歪を他のサブキャリアには与えるものの、自分の占
有帯域外には漏らさないようにすることで、ピーク電力
の低減と帯域外漏洩電力の制限を両立させている。
【0010】しかしながら、この方法は、複数のサブキ
ャリアを用いる場合にのみ適用可能であり、CDMAの
ように1キャリアに全てのチャネルを収容する場合には
効果を得ることができない。即ち、ロールオフフィルタ
でスペクトル整形された送信波形を振幅制限した後、こ
れを再度帯域制限するとスペクトルが元に戻ってしま
い、時間波形も元に戻ってしまう。従って、ピーク電力
の制限効果も無くなってしまうこととなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】移動通信システムの基
地局送信装置としては、アナログ回路、無線周波数回路
の数が多いと大規模集積化が難しく、また1台ごとに調
整検査が必要となり、従って小型化、低コスト化が難し
いという問題点がある。CDMA方式は、上述した問題
点を解決する方式ではあるが、合成拡散信号の振幅変動
が大きいため、歪なく送信するためには、アナログベー
スバンド部、変調部、送信電力増幅部それぞれに非常に
広いダイナミックレンジ、高い線形性が要求される。
【0012】例えば100チャネルを多重する場合を想
定すると、1チャネルだけの場合に比べて平均電力は1
00倍であるが、全チャネルが同相で加算合成される場
合を考えると振幅も100倍になる可能性がある。この
時、ピーク電力は平均電力の100倍(20dB)にも
なってしまう。従って、アナログベースバンド部、変調
部、送信電力増幅部等はすべて、平均電力に比べ20d
B高いレベルまで線形性を保たなければならないという
問題点があった。これは、大電力で送信する基地局用の
送信電力増幅部において特に問題になる。上述した例で
は、平均電力1W/チャネルの送信を行うためには10
kWの送信出力増幅部を用意しなければならず、これは
極めて非現実的である。
【0013】なお、前述した北米標準方式(IS95)
では、多重度が1キャリア当たり10ないし20多重に
留まっているため従来方式でも対応できるが、CDMA
方式の特徴を生かすために多重数を増やしていく程上述
した問題点が顕著に現れることが避けられないという欠
点があった。
【0014】本発明の目的は上述した欠点を除去し、多
重数を増加しても、簡易な回路あるいは少数の市販LS
I利用の回路追加のみで、スペクトル歪を発生すること
なく送信信号のピーク電力を抑圧しうるCDMA基地局
送信装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために次の手段構成を有する。即ち、CDM
A基地局送信装置に関する本発明の第1の構成は、直接
拡散CDMA方式により複数の通信チャネルの送受信を
行う移動通信システム基地局に配備され、且つ送信ピー
ク電力の抑圧を確保して送信するCDMA基地局送信装
置であって、下記に示す(イ)ないし(チ)の各構成を
備える。 (イ)複数の通信チャネルの送信データのそれぞれを相
異なる拡散符号で拡散した拡散信号として出力する複数
の拡散部 (ロ)前記複数の拡散部の出力する拡散信号を加算合成
し合成拡散信号として出力する加算合成部 (ハ)前記加算合成部の出力する合成拡散信号の振幅制
限を行うリミタ部であって、前記合成拡散信号を振幅成
分と位相成分とに変換する極座標変換回路と、前記極座
標変換回路で変換した振幅成分の最大値を、前記複数の
通信チャネルの運用の安定性を考慮し且つ前記送信電力
増幅部の特性に基づいて予め設定する所定のレベルに制
限する最大値制限回路と、前記最大値制限回路で最大値
を制限された振幅成分と前記位相成分とを直交座標に変
換する直交座標変換回路とを有するリミタ部 (ニ)前記リミタ部で振幅制限を施された合成拡散信号
の占有帯域幅が予め設定した値に収まるようにスペクト
ル整形を行うロールオフフィルタ (ホ)前記ロールオフフィルタでスペクトル整形を施さ
れた合成拡散信号のデジタルベースバンド信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器 (ヘ)前記D/A変換器の出力を無線周波数信号に変換
して出力する変調部 (ト)前記変調部の出力する無線周波数信号を増幅出力
する送信電力増幅部 (チ)前記送信電力増幅部の送出する無線周波数信号を
放射送出する送信アンテナ
【0016】また、本発明の第2の構成は、上述した目
的を達成するために次の手段構成を有する。 即ち、CD
MA基地局送信装置に関する本発明の第2の構成は、直
接拡散CDMA方式により複数の通信チャネルの送受信
を行う移動通信システム基地局に配備され、且つ送信ピ
ーク電力の抑圧を確保して送信するCDMA基地局送信
装置であって、下記に示す(イ)ないし(チ)の各構成
を備える。 (イ)複数の通信チャネルの送信データのそれぞれを相
異なる拡散符号で拡散した拡散信号として出力する複数
の拡散部 (ロ)前記複数の拡散部の出力する拡散信号を加算合成
し合成拡散信号として出力する加算合成部 (ハ)前記加算合成部の出力する合成拡散信号の振幅制
限を行うリミタ部であって、2つの絶対値制限回路で構
成され、前記合成拡散信号の同相成分であるI成分と直
交成分であるQ成分とがそれぞれ、複数の通信チャネル
の運用の安定性を考慮し且つ送信電力増幅特性に基づい
て予め設定した値を超えないように制限するリミタ部 (ニ)前記リミタ部で振幅制限を施された合成拡散信号
の占有帯域幅が予め設定した値に収まるようにスペクト
ル整形を行うロールオフフィルタ (ホ)前記ロールオフフィルタでスペクトル整形を施さ
れた合成拡散信号のデジタルベースバンド信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器 (ヘ)前記D/A変換器の出力を無線周波数信号に変換
して出力する変調部 (ト)前記変調部の出力する無線周波数信号を増幅出力
する送信電力増幅部 (チ)前記送信電力増幅部の送出する無線周波数信号を
放射送出する送信アンテナ
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】以下、本発明の作用を説明する。本発明のCD
MA基地局送信装置は、チャネルごとにスペクトル拡散
を施した複数のチャネル拡散信号を加算合成した合成拡
散信号に対して振幅制限を行ったあとロールオフフィル
タに入力してデジタルベースバンド信号を生成する。合
成拡散信号に対して施す振幅制限は、この振幅制限によ
りチャネル間の直交性が崩れてチャネル間の干渉が発生
し、複数の通信チャネルの運用の安定性が損なわれない
条件を考慮し、且つ送信電力増幅部の特性に基づいて予
め最大制限値が設定される。
【0020】このような振幅制限を施してからロールオ
フフィルタを通してデジタルベースバンド信号としてア
ナログベースバンド/RF部に送信することにより、ア
ナログベースバンド/RF部に配備するアナログベース
バンド部、変調部、送信電力増幅部に要求されるダイナ
ミックレンジ、直線性の条件を著しく緩和することがで
きる。しかも、このような振幅制限処理は、市販のLS
Iを含む簡易な回路構成で実施することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1に示す実施例は、本発明の基本的
構成を示し、複数チャネルの送信データにスペクトル拡
散を施して合成したデジタルベースバンド信号をスペク
トル整形して生成送出するデジタルベースバンド処理部
101 と、このデジタルベースバンド処理部101 から提供
されるデジタルベースバンド信号s3をアナログ変換
し、変換されたアナログベースバンド信号によるキャリ
ア変調に基づいて出力送信信号を生成するアナログベー
スバンド/RF部102 と、出力送信信号を放射送出する
送信アンテナ112とを備える。
【0022】またデジタルベースバンド処理部101 は、
複数のチャネル送信データを相異る拡散符号で拡散する
拡散部103,104,……,105と、これら拡散部で拡散された
拡散信号を加算合成する加算合成部106 と、この加算合
成部106 による合成拡散信号に振幅制限を施すリミタ10
7 と、リミタ107 の出力に対するスペクトル整形を施す
ロールオフフィルタ108 とを備える。
【0023】又、アナログベースバンド/RF部102
は、デジタルベースバンド処理部101から提供されるデ
ジタルベースバンド信号s3をアナログ変換しアナログ
ベースバンド信号を得るアナログベースバンド部のD/
A変換器109 と、変換されたアナログベースバンド信号
に基づきキャリアを変調し無線周波数の出力送信信号を
発生するRF部としての変調部110 および送信電力増幅
部111 を備える。これら構成内容のうち、デジタルベー
スバンド処理部101 のリミタ107 が本発明に直接かかわ
る構成である。
【0024】次に、本実施例の動作にについて説明す
る。本実施例のCDMA基地局送信装置は、Kチャネル
の通信チャネルを持っている。各通信チャネルの送信デ
ータであるチャネル1送信データd1〜チャネルK送信
データdKはそれぞれ拡散部103 〜105 に入力され、こ
れら各拡散部でチャネルを区別するために互いに異なる
拡散符号で拡散される。拡散されたチャネル1拡散信号
t1〜チャネルK拡散信号tKは加算合成部106 で加算
合成される。
【0025】加算合成部106 の出力する合成拡散信号s
1は、リミタ107 で予め定められた設定値以下となるよ
うに振幅制限される。リミタ107 で振幅制限された振幅
制限合成拡散信号s2は占有帯域幅が予め定められた値
に収まるようにスペクトル整形を行うロールオフフィル
タ108 を通される。ロールオフフィルタの出力するデジ
タルベースバンド信号s3は送信信号のデジタルベース
バンド信号であり、通常のデジタル変調器と同様に、ア
ナログベースバンド/RF部102 の有するD/A変換器
109 でアナログベースバンド信号s4に変換された後、
変調部110 でキャリア変調に基づき無線周波数送信信号
r1に変換され、送信電力増幅部111 でサービスエリア
をカバーするのに必要かつ十分な送信電力まで増幅され
る。増幅された出力送信信号r2は送信アンテナ112 か
らサービスエリアに対して送信される。
【0026】次に、2値位相変調(BPSK)を用いた
場合の拡散部103 〜105、リミタ107について図2、図3
を用いて詳細に説明する。チャネル1送信データd1〜
チャネルK送信データdKは、送信情報の内容に応じて
正または負の値をとる。各チャネルの送信電力は、対応
する移動機と基地局との距離、伝搬状態に応じて変化さ
せるため、チャネル1送信データd1〜チャネルK送信
データdKの絶対値はチャネルごとの送信電力に応じて
変化する。なお、送信電力の制御自体については本発明
と直接は関係しないため説明を省略する。
【0027】図2は、図1の拡散部の第1の構成例を示
すブロック図で、BPSKにおける拡散部103,104,…
…,105はそれぞれ拡散符号発生部201 と符号掛算器202
とを備えて構成される。拡散符号はチャネルごとに異な
る符号がコードナンバーによって指定される。チャネル
間の干渉を無くすため、例えばWalsh符号、あるい
は直交Gold符号(Gold符号に“0”を1つ追加
したもの)のように互いに直交する符号が各チャネルに
割り当てられる。拡散率(1シンボル当たりのチップ
数)をNsとすると、上述した直交符号の符号長はNs
である。
【0028】なお、セルラシステムのように複数の基地
局でサービスエリアをカバーする場合には、隣接する基
地局間でもチャネルを区別できるようにする必要があ
る。このような場合には上述したNs周期の直交符号に
加え、Nsよりはるかに周期の長いPN(Pseudo Noise)
系列符号、例えば2の41乗−1の周期のM系列符号が
拡散符号として利用される。即ち、周期Nsの直交符号
と長い周期のM系列符号との排他的論理和(EX−O
R)をとった符号を拡散符号cとする。M系列符号は基
地局間の区別に用いられ、Ns周期の直交符号は同一基
地局内の複数のチャネルを区別するために用いられる。
いずれの場合も拡散符号cは2値信号であり、その値に
応じて+/−1が掛けられる。即ち、数1のようにな
る。
【0029】
【数1】
【0030】ここで、tnはチャネルn拡散信号、dn
はチャネルn送信データ、またcは換算符号である。な
お、拡散符号cは、nチャネル送信データdnの拡散率
(Ns)倍で変化するため、拡散信号tnもNs倍の速
さで変化する信号である。例えば、nチャネル送信デー
タdnのシンボルレートを16kHz、拡散率Ns=2
56とすると、拡散信号tnのチップレートは4096
kHz(=16kHz×256)である。
【0031】図3は、図1のリミタの第1の構成例を示
すブロック図で、BPSKの場合のリミタの構成例を示
す。BPSKの場合は拡散信号が同相成分(I成分)し
か含まないため、単純な絶対値制限回路のみで構成する
ことができる。絶対値制限回路301 は、予め設定した絶
対値の最大値をAmax とすると、入力する合成拡散信号
s1をAmax および−Amax と比較し、 s2=Amax (s1〉Amax) s2=s1 (−Amax ≦s1≦Amax) s2=−Amax (s1〈−Amax) なる3通りの処理を行い、合成拡散信号の振幅がAmax
以下になるように制限して振幅制限合成拡散信号s2を
得る。
【0032】なお、Amax の値は主として送信電力増幅
部の特性に応じて決定される値である。Amax の値を小
さくすると送信電力増幅部に要求されるピーク電力を下
げることができるが、チャネル間の直交性が崩れるため
チャネル間の干渉が発生する。
【0033】上述した振幅制限を数値例で説明する。簡
単のため全てのチャネルの送信データの振幅を1とし且
つ多重数を100とすると、合成拡散信号の平均振幅は
10、ピーク振幅は100である。従ってリミタを用い
ない従来方式の場合はピーク電力/平均電力=100の
送信アンプが要求される。一方、リミタでAmax =50
と設定すると、ピーク振幅は50となり、送信アンプの
ピーク電力/平均電力=25の送信アンプで良いので、
1/4のピーク電力を送信できるアンプで済む。なお、
この計算にはロールオフフィルタによるピークの増加分
は含まれていないが、リミタの有無による差は出ないの
で、1/4のピーク電力で済むことに変わりはない。
【0034】もし、リミタを配備することなく1/4の
ピーク電力しか送信できない送信電力増幅部を用いた場
合、ピーククリップにより送信スペクトルが歪み隣接チ
ャネル漏洩電力が増加するのに対し、本実施例の方式で
は、ロールオフフィルタの前でリミタを掛けているた
め、送信スペクトルの歪は発生しない。
【0035】リミタにより波形歪が発生するが、振幅制
限される確率は低いこと、スペクトル拡散に基づくCD
MA方式はもともと歪・干渉に強いこと、CDMA方式
では通常、レートの低い誤り訂正符号(例えばレート1
/3、拘束長9の畳み込み符号)が併用されるため、振
幅制限による波形歪の影響が分散され薄められること等
により、伝送品質の劣化は低く抑えることができる。
【0036】上述した内容は2値位相変調(BPSK)
を用いた場合の拡散部およびリミタの例であるが、次に
4値位相変調(QPSK)を用いた場合の拡散部103 〜
105、リミタ107、ロールオフフィルタ108 の構成について
図4〜図9を使って説明する。図4は、図1の拡散部の
第2の構成例を示すブロック図で、QPSKを用いた拡
散部の構成例を示し、コードナンバーを受けて拡散符号
同相成分(cI)を発生送出する拡散符号発生部(1)4
01と、拡散符号直交成分(cQ)を発生送出する拡散符
号発生部(2)402と、チャネルn送信データdnとcI
およびcQとを乗算し、チャネルn拡散信号同相成分t
n(I)およびチャネルn拡散信号直交成分tn(Q)
を出力する符号掛算器403 および同404 を備える。
【0037】図4の場合、送信データの情報は2値であ
るが、同相成分(I成分)、直交成分(Q成分)の拡散
符号として異なる拡散符号を用いている。拡散信号は同
相成分と直交成分の2つの信号で表されることになる。
【0038】図5は、図1の拡散部の第3の構成例を示
すブロック図で、QPSKを用いた拡散部の他の構成例
を示し、コードナンバーを受けて拡散符号同相成分(c
I)を発生する拡散符号発生部(3)501と、拡散符号直
交成分(cQ)を発生送出する拡散符号発生部(4)502
のほか、符号掛算器503 〜506 および加算器507,508を
備える。
【0039】図5の場合、送信データの情報がチャネル
n送信データ同相成分dn(I)と直交成分dn(Q)
との4値(4相)、拡散符号も同相成分と直交成分とを
持つ場合を示している。この図5に示す回路は、送信デ
ータおよび拡散符号の同相成分を実数部、直交成分を虚
数部とする複素信号と考え、複素数の掛け算を行ってい
ると考えても良い。
【0040】図6は、図1のリミタの第2の構成例を示
すブロック図であり、QPSKを用いた場合のリミタの
構成例を示し、極座標変換回路601 と、最大値制限回路
602と、直交座標変換回路603 とを備える。極座標変換
回路601 は、合成拡散信号同相成分s1(I)、合成拡
散信号直交成分s1(Q)を極座標変換回路601 で極座
標で表現した振幅成分と位相成分とに変換する。最大値
制限回路602 は、振幅成分が予め定められた値Amax を
超えないよう制限する。直交座標変換回路603は、最大
値制限された振幅成分と位相成分とを再度直交座標に変
換し、振幅制限された振幅制限合成拡散信号同相成分s
2(I)および振幅制限合成拡散信号直交成分s2
(Q)を出力する。なお、極座標と直交座標とを相互に
変換するLSIは市販されている。
【0041】図7は、リミタの第3の構成例を示すブロ
ック図である。図7はリミタをROM701 で構成したも
ので、合成拡散信号同相成分s1(I)と合成拡散信号
直交成分s1(Q)とをアドレスとして読み出し、振幅
制限されたデータの振幅制限合成拡散信号同相成分s2
(I)と振幅制限合成拡散信号直交成分s2(Q)とを
出力する。
【0042】合成拡散信号同相成分s1(I)および合
成拡散信号直交成分s1(Q)をそれぞれ8ビットで表
現すると、アドレス数=216、データ幅8ビット×2
で、1Mビット容量のROMで実現できる。このような
ROMは、チップレートが中速以下(例えば10MHz
以下)の場合にQPSKのリミタを簡単な回路で実現で
きることを意味する。
【0043】図8は、リミタの第4の構成例を示すブロ
ック図である。図8に示すリミタは、図3でBPSKの
場合に説明した絶対値制限回路を、入力する合成拡散信
号の同相成分と直交成分それぞれに絶対値制限回路801
および絶対値制限回路802 として適用したもので、非常
に簡易な回路として実現できる。
【0044】図9は、ロールオフフィルタの構成を示す
ブロック図である。図9に示すロールオフフィルタは、
入力する振幅制限合成拡散信号s2の同相成分と直交成
分ごとにインタポレーション回路901,902 およびデジタ
ルLPF(Low Pass Filter)903,904 を備える。インタ
ポレーション回路901、902 は、チップレートのM倍(M
は2以上の正の整数)のクロックで動作し、Mクロック
に1回のみ入力信号を通過させ、その他のM−1回は0
を出力するものである。即ち、M倍のサンプリングレー
トでオーバサンプリングしたパルスを出力するものであ
る。
【0045】デジタルLPF903、904 は、送信信号のス
ペクトル整形を行うための低域通過フィルタであり、例
えば、ロールオフ・ファクタ30%のルート・レイズド
・コサイン・フィルタである。このデジタルLPFは、
直線位相特性を実現するため、通常FIR(Finite Impu
lse Response)フィルタで実現されている。インタポレ
ーション回路901、902 でインタポレーションを行うと、
デジタルフィルタの入力のMサンプル中1サンプル以外
は0であることを利用して、インタポレーション回路90
1、902 とデジタルLPF903、904 とを合体させ、Mセッ
トのタップ係数を1サンプル毎に切り替える代わりにタ
ップ数を1/Mに減らしたLSIが市販されている。こ
のような市販LSIを使って、ロールオフフィルタを実
現することが可能である。
【0046】なお、Mが大きいほどD/A変換による折
り返し(alias:エイリアス)の除去が容易になるが、デ
ジタルLPF903、904 およびD/A変換器のクロックが
高速になるため、チップレートに応じて最適な値を決め
ればよい。例えばチップレート=4MHzの場合、M=
8とすると、デジタルフィルタおよびD/A変換器のク
ロックが32MHzとなり、市販LSIを使っても容易
に実現できると考えられる。
【0047】このようにして、合成拡散信号の振幅制限
を行った後ロールオフフィルタに通すことにより、スペ
クトル歪の発生を根本的に排除して送信ピーク電圧を抑
圧し、アナログベースバンド部、変調部、送信電力増幅
部に対するダイナミックレンジ、直線性の条件を大幅に
緩和した簡易な構成のCDMA基地局送信装置を実現す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のCDMA基
地局送信装置は、合成拡散信号の振幅制限を行ったあと
ロールオフフィルタに入力してデジタルベースバンド信
号を求めることにより、簡易な回路あるいは少数の市販
LSIを使った回路を追加するだけで、スペクトル歪を
全く発生させることなく送信信号のピーク電力/平均電
力比を低減させることができ、アナログベースバンド
部、変調部、送信電力増幅部の所要ダイナミックレン
ジ、直線性を著しく緩和させることができ、特に送信電
力増幅部の過大な直線性が要求されずに済むようにピー
ク値を低減でき、従って送信電力増幅部の著しい効率ア
ップおよび低廉化を可能とすることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCDMA基地局送信装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1における拡散部の第1の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1におけるリミタの第1の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1における拡散部の第2の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】図1における拡散部の第3の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図1におけるリミタの第2の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】図1におけるリミタの第3の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】図1におけるリミタの第4の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】図1におけるロールオフフィルタの構成を示す
ブロック図である。
【図10】従来例のCDMA基地局送信装置の構成を示
すブロック図である。
【図11】従来例のマルチキャリア変調用振幅制御送信
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 デジタルベースバンド処理部 102 アナログベースバンド/RF部 103 〜105 拡散部 106 加算合成部 107 リミタ 108 ロールオフフィルタ 109 D/A変換器 110 変調部 111 送信電力増幅部 112 送信アンテナ 201 拡散符号発生部 202 符号掛算器 301 絶対値制限回路 401 拡散符号発生部(1) 402 拡散符号発生部(2) 403,404 符号掛算器 501 拡散符号発生部(3) 502 拡散符号発生部(4) 503 〜506 符号掛算器 507,508 加算器 601 極座標変換回路 602 最大値制限回路 603 直交座標変換回路 701 ROM 801,802 絶対値制限回路 901,902 インタポレーション回路 903,904 デジタルLPF 1001 デジタルベースバンド処理部 1002 アナログベースバンド/RF部 1003〜1005 拡散部 1006 加算合成部 1008 ロールオフフィルタ 1009 D/A変換器 1010 変調部 1011 送信電力増幅部 1012 送信アンテナ 1101 シリアル/パラレル変換器 1102 IQ符号器 1103 ロールオフフィルタ 1104 サブキャリア変調部 1105 加算合成部 1106 振幅リミタ 1107 帯域制限フィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各構成を備え、直接拡散CDMA方
    式により複数の通信チャネルの送受信を行う移動通信シ
    ステム基地局に配備され、且つ送信ピーク電力の抑圧を
    確保して送信することを特徴とするCDMA基地局送信
    装置。 (イ)複数の通信チャネルの送信データのそれぞれを相
    異なる拡散符号で拡散した拡散信号として出力する複数
    の拡散部 (ロ)前記複数の拡散部の出力する拡散信号を加算合成
    し合成拡散信号として出力する加算合成部 (ハ)前記加算合成部の出力する合成拡散信号の振幅制
    限を行うリミタ部であって、前記合成拡散信号を振幅成
    分と位相成分とに変換する極座標変換回路と、前記極座
    標変換回路で変換した振幅成分の最大値を、前記複数の
    通信チャネルの運用の安定性を考慮し且つ前記送信電力
    増幅部の特性に基づいて予め設定する所定のレベルに制
    限する最大値制限回路と、前記最大値制限回路で最大値
    を制限された振幅成分と前記位相成分とを直交座標に変
    換する直交座標変換回路とを有するリミタ部 (ニ)前記リミタ部で振幅制限を施された合成拡散信号
    の占有帯域幅が予め設定した値に収まるようにスペクト
    ル整形を行うロールオフフィルタ (ホ)前記ロールオフフィルタでスペクトル整形を施さ
    れた合成拡散信号のデジタルベースバンド信号をアナロ
    グ信号に変換するD/A変換器 (ヘ)前記D/A変換器の出力を無線周波数信号に変換
    して出力する変調部 (ト)前記変調部の出力する無線周波数信号を増幅出力
    する送信電力増幅部 (チ)前記送信電力増幅部の送出する無線周波数信号を
    放射送出する送信アンテナ
  2. 【請求項2】 次の各構成を備え、直接拡散CDMA方
    式により複数の通信チャネルの送受信を行う移動通信シ
    ステム基地局に配備され、且つ送信ピーク電力の抑圧を
    確保して送信することを特徴とするCDMA基地局送信
    装置。(イ)複数の通信チャネルの送信データのそれぞれを相
    異なる拡散符号で拡散した拡散信号として出力する複数
    の拡散部 (ロ)前記複数の拡散部の出力する拡散信号を加算合成
    し合成拡散信号として出 力する加算合成部 (ハ)前記加算合成部の出力する合成拡散信号の振幅制
    限を行うリミタ部であって、2つの絶対値制限回路で構
    成され、前記合成拡散信号の同相成分であるI成分と直
    交成分であるQ成分とがそれぞれ、複数の通信チャネル
    の運用の安定性を考慮し且つ送信電力増幅特性に基づい
    て予め設定した値を超えないように制限するリミタ部 (ニ)前記リミタ部で振幅制限を施された合成拡散信号
    の占有帯域幅が予め設定した値に収まるようにスペクト
    ル整形を行うロールオフフィルタ (ホ)前記ロールオフフィルタでスペクトル整形を施さ
    れた合成拡散信号のデジタルベースバンド信号をアナロ
    グ信号に変換するD/A変換器 (ヘ)前記D/A変換器の出力を無線周波数信号に変換
    して出力する変調部 (ト)前記変調部の出力する無線周波数信号を増幅出力
    する送信電力増幅部 (チ)前記送信電力増幅部の送出する無線周波数信号を
    放射送出する送信アンテナ
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