JP5137007B2 - マイクロチップ - Google Patents

マイクロチップ Download PDF

Info

Publication number
JP5137007B2
JP5137007B2 JP2007295388A JP2007295388A JP5137007B2 JP 5137007 B2 JP5137007 B2 JP 5137007B2 JP 2007295388 A JP2007295388 A JP 2007295388A JP 2007295388 A JP2007295388 A JP 2007295388A JP 5137007 B2 JP5137007 B2 JP 5137007B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microchip
substrate
measuring
liquid
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007295388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009121912A (ja
Inventor
陽子 道上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2007295388A priority Critical patent/JP5137007B2/ja
Priority to US12/269,915 priority patent/US20090155125A1/en
Publication of JP2009121912A publication Critical patent/JP2009121912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5137007B2 publication Critical patent/JP5137007B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明は、DNA、タンパク質、細胞、免疫および血液等の生化学検査、化学合成ならびに、環境分析などに好適に使用されるμ−TAS(Micro Total Analysis System)などとして有用なマイクロチップに関する。
近年、医療や健康、食品、創薬などの分野で、DNA(Deoxyribo Nucleic Acid)や酵素、抗原、抗体、タンパク質、ウィルスおよび細胞などの生体物質、ならびに化学物質を検知、検出あるいは定量する重要性が増してきており、それらを簡便に測定できる様々なバイオチップおよびマイクロ化学チップ(以下、これらを総称してマイクロチップと称する。)が提案されている。マイクロチップは、実験室で行なっている一連の実験・分析操作を、数cm〜10cm角で厚さ数mm〜数cm程度のチップ内で行なえることから、検体および試薬が微量で済み、コストが安く、反応速度が速く、ハイスループットな検査ができ、検体を採取した現場で直ちに検査結果を得ることができるなど多くの利点を有している。
マイクロチップはその内部に流体回路を有しており、該流体回路は、たとえば検体(その一例として血液が挙げられる)と混合あるいは反応、または該検体を処理するための液体試薬を保持する液体試薬保持部、該検体や液体試薬を計量する計量部、検体と液体試薬とを混合する混合部、混合液について分析および/または検査するための検出部などの各部と、これら各部を適切に接続する微細な流路(たとえば、数百μm程度の幅)とから主に構成される。マイクロチップは、典型的には、これに遠心力を印加可能な装置(遠心装置)に載置して使用される。マイクロチップに適切な方向の遠心力を印加することにより、検体および液体試薬の計量、混合、ならびに該混合液の検出部への導入等を行なうことができる(たとえば特許文献1参照)。
特開2007−17342号公報
上記特許文献1に記載されるように、通常、検体等を計量する計量部の出口には、流路を介して液溜め部(廃液溜め)が接続されており、計量時に溢れ出た検体等の液体を収容できる構成とされている。しかし、特許文献1に記載されるような従来のマイクロチップが有する計量部の構造では、計量部出口とこれに接続される流路との間での、検体等の液切れの状態が悪い場合があり、これにより精密な計量を行なえないことがあった。また、計量後に、表面張力によって液体が計量部出口から流出することがあり、これにより計量された検体等の液量が変動してしまうことがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、正確に液体を計量することができるとともに、計量された液体の意図しない流動を防止することができる計量部を有するマイクロチップを提供することである。
すなわち本発明は、基板表面に設けられた溝を備える第1の基板と、第2の基板とを貼り合わせてなる、内部に流体回路を有するマイクロチップであって、該流体回路は、液体を計量するための計量部と、該計量部の一端に接続される流路とを少なくとも有し、該流路と該計量部との接続位置における該計量部断面のマイクロチップ厚み方向の長さは、該流路と該計量部との接続位置における該流路断面のマイクロチップ厚み方向の長さより短いマイクロチップである。
ここで、上記計量部の底面または天井面と、上記流路の底面または天井面とは、マイクロチップ厚み方向に関して同じ位置に形成されてもよいし、または、上記計量部の底面および天井面はそれぞれ、マイクロチップ厚み方向に関して、上記流路の底面および天井面と異なる位置に形成されてもよい。
本発明のマイクロチップにおいて流体回路は、検体を計量するための1以上の検体計量部と、液体試薬を計量するための1以上の液体試薬計量部とを有していてもよい。この場合、上記液体を計量するための計量部は、検体計量部および液体試薬計量部から選択されるいずれか1以上の計量部であることがより好ましく、より好ましくは、すべての計量部およびこれに接続される流路が上記構成を満たす。
本発明のマイクロチップにおいて、上記第1の基板は透明基板であり、上記第2の基板は黒色基板であることが好ましい。
本発明によれば、計量された液体の液切れが良好であるとともに、計量された液体の意図しない流動を防止することができ、もって正確に液体を計量することができるマイクロチップが提供される。
本発明のマイクロチップは、基板表面に溝が形成された第1の基板の溝形成側表面上に、第2の基板を貼り合わせてなる内部に流体回路を有するマイクロチップに関する。該流体回路は、第1の基板表面に形成された溝と第2の基板の貼り合わせ面とによって構成されている。マイクロチップの大きさは、特に限定されないが、たとえば縦横数cm程度、厚さ数mm〜1cm程度とすることができる。
上記流体回路は、検体(または該検体中の特定成分。以下、単に検体とも称する。)や液体試薬等の液体を計量するための計量部を少なくとも有する。計量部は、所定の容量を有しており、当該液体を計量部に導入することにより、所定量の液体を計量することができる。計量部から溢れ出た液体は、流路を介して計量部の一端に接続された廃液溜めに収容される。ここで、液体試薬とは、マイクロチップを用いて行なわれる検査・分析の対象となる検体を処理する、または該検体と混合あるいは反応される試薬であり、通常、マイクロチップ使用前にあらかじめ流体回路の液体試薬保持部に内蔵されている。
上記流体回路は、計量部の他に、他の部位を有していてもよい。他の部位としては、特に限定されるものではないが、液体試薬を保持するための液体試薬保持部、計量された液体試薬と検体とを混合するための混合部、該混合液についての検査・分析(たとえば、混合液中の特定成分の検出)を行なうための検出部などを挙げることができる。必要に応じてさらに別の部位が設けられてもよい。当該検査・分析は、特に限定されないが、たとえば検出部に光を照射して透過する光の強度(透過率)を検出する、検出部に保持された混合液についての吸収スペクトルを測定する等の光学測定により行なうことができる。
上記流体回路内の各部位は、外部からの遠心力の印加により、検体や液体試薬の計量、検体と液体試薬との混合、得られた混合液の検出部への導入および該混合液の検査・分析等を順次行なうことができるように、適切な位置に配置され、かつ微細な流路を介して接続されている。マイクロチップへの遠心力の印加は、典型的には、マイクロチップを、これに遠心力を印加可能な装置(遠心装置)に載置して行なわれる。以下、実施の形態を示して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明のマイクロチップの一例であるマイクロチップ100を構成する第1の基板101の上面図である。ここでいう「上面」とは、流体回路を形成する溝が刻まれている側の面を意味している。また、「下面」とは、流体回路を形成する溝が刻まれていない側の面を意味するものとする。マイクロチップ100は、図1に示されるような、基板表面に形成された溝および基板の厚み方向に貫通する貫通穴を有する第1の基板101の溝形成側表面(上面)上に、第2の基板(図示せず)を貼り合わせてなる。第1の基板101表面(上面)に形成された溝と第2の基板の貼り合わせ面とによって流体回路が構成されている。マイクロチップ100は、全血から血漿成分を取り出し、該血漿成分について検査・分析を行なうマイクロチップとして好適に適用され得る流体回路構造を有している。
図1を参照して、マイクロチップ100が有する流体回路は、被験者から採取された全血を含むキャピラリー等のサンプル管を組み込むためのサンプル管載置部102、サンプル管より導出された全血から血球成分などを除去して血漿成分を得る血漿分離部103、分離された血漿成分を計量するための検体計量部104、液体試薬を保持するための2つの液体試薬保持部105aおよび105b、液体試薬を計量するための液体試薬計量部106aおよび106b、血漿成分と液体試薬とを混合するための混合部107a〜107d、ならびに、得られた混合液についての検査・分析が行なわれる検出部108から主に構成される。マイクロチップ100は、あらかじめ流体回路内に液体試薬が内蔵された「液体試薬内蔵型マイクロチップ」であり、該液体試薬は、液体試薬保持部105aおよび105bに形成された、第1の基板101の厚み方向に貫通する貫通穴である液体試薬導入口170a、170bを介して、第1の基板101の下面(マイクロチップ100における第1の基板101側表面)側から注入される。これら液体試薬導入口の開口部は、第1の基板101の下面(マイクロチップ100における第1の基板101側表面)に封止用ラベルなどを貼合することによって封止される。
まず、マイクロチップ100の動作方法の一例について説明する。なお、以下に説明する動作方法は一例を示したものであり、この方法に限定されるものではない。まず、被験者から採取された全血を含むサンプル管をサンプル管載置部102に搭載する。次に、マイクロチップ100に対して、図1における左向き方向(以下、単に左向きという。他の方向についても以下同様。)に遠心力を印加し、サンプル管内の全血を取り出した後、下向きの遠心力により、全血を血漿分離部103に導入して遠心分離を行ない、血漿成分(上層)と血球成分(下層)とに分離する。この際、過剰の全血は、廃液溜め109aに収容される。また、この下向き遠心力により、液体試薬保持部105a内の液体試薬Xは、液体試薬計量部106aに導入され計量される。液体試薬計量部106aから溢れ出た液体試薬Xは、液体試薬計量部106aの出口側端部に接続された流路181を通って、廃液溜め109aに収容される。
ついで、分離された、血漿分離部103内の血漿成分を、右向き遠心力により検体計量部104に導入し、計量する。検体計量部104から溢れ出た血漿成分は、検体計量部104の出口側端部に接続された流路180を通って、廃液溜め109bに収容される。また、計量された液体試薬Xは、混合部107bに移動するとともに、液体試薬保持部105b内の液体試薬Yは、液体試薬保持部105bから排出される。
次に、下向き遠心力により、計量された血漿成分および計量された液体試薬Xは、混合部107aに移動するとともに、混合される。また、液体試薬Yは、液体試薬計量部106bに導入され、計量される。液体試薬計量部106bから溢れ出た液体試薬Yは、液体試薬計量部106bの出口側端部に接続された流路182を通って、廃液溜め109cに収容される。ついで、右向き、下向き、右向き遠心力を順次印加して、血漿成分と液体試薬Xとの混合液を混合部107aおよび107b間で行き来させることにより、混合液の十分な混合を行なう。次に、上向き遠心力により、血漿成分と液体試薬Xとの混合液と計量された液体試薬Yとを混合部107cにて混合させる。ついで、左向き、上向き、左向き、上向き遠心力を順次印加して、混合液を混合部107cおよび107d間で行き来させることにより、混合液の十分な混合を行なう。最後に、右向き遠心力により、混合部107c内の混合液を検出部108に導入する。検出部108内に収容された混合液は、たとえば上記したような光学測定に供され、検査・分析が行なわれる。
図2は、マイクロチップ100に用いられる第1の基板101の検体計量部104領域周辺を示す拡大図であり、図2(a)はその上面図、図2(b)は図2(a)のII−II線における断面図である。図2(b)に示されるように、検体計量部104と流路180との接続位置において、検体計量部104断面のマイクロチップ厚み方向の長さ(深さ)は、当該接続位置における流路180断面のマイクロチップ厚み方向の長さ(深さ)より短くなっている。具体的には、この例においては、検体計量部の厚み方向の長さ(深さ)は0.5mm程度であり、流路180の厚み方向の長さ(深さ)は2.5mm程度である。
このように、検体計量部104とこれに接続される流路180の深さを違えて、検体計量部104の出口領域(検体計量部104と流路180との接続位置)に段差を設けることにより、検体が有する表面張力によって、当該接続位置における検体の液切れが向上する。これにより、検体計量部104の容量に従う正確な計量を行なうことができる。また、計量後においても、検体の表面張力により、検体が流路180側へ流出することが防止されるため、意図しない検体の流出により計量された検体の量が変動してしまうことを防ぐことができる。このような流路180の深さをより大きくして段差を形成することにより得られる上記効果は、計量される液体が親水性の液体である場合に顕著である。
ここで、上記例においては、検体計量部の深さを0.5mm程度、これに接続される流路の深さを2.5mm程度としているが、検体の表面張力により、十分に液切れが向上され、流路側への流出が有効に防止される限りにおいて、これらの値に限定されるものではない。具体的には、かかる効果を得るために、検体計量部の深さに対する流路の深さの比は、1.5〜10程度とすることが好ましく、2.0〜5.0程度とすることがより好ましい。
また、上記図2に示される例においては、検体計量部104の天井面と流路180の天井面(これら両天井面は、図2において図示されていない第2の基板表面によって構成されている。)とは、マイクロチップ厚み方向に関して同じ位置に形成されており、該天井面から各底面までの距離を違えることにより、検体計量部104と流路180との接続位置に段差を設けている。段差を設ける手段としては、このような手段のほかに、たとえば、(1)図3(a)に示されるように、検体計量部104の底面と流路180の底面とをマイクロチップ厚み方向に関して同じ位置に形成し、該底面から各天井面までの距離を違える、(2)図3(b)に示されるように、検体計量部104の底面および天井面をそれぞれ、マイクロチップ厚み方向に関して、流路180の底面および天井面と異なる位置に形成し、各底面−天井面間の距離を違える、等を挙げることができる。ただし、上記(1)および(2)の場合、第2の基板302の表面にも溝を形成する必要があることから、マイクロチップの製造のし易さ、効率性を考慮すると、図2(b)に示されるような構成により段差を形成することが好ましい。かかる構成によれば、第2の基板に溝を形成することなく、段差を設けることができる。
上記したような段差構造は、検体計量部104だけでなく、他の部位にも適用することができる。たとえば、液体試薬計量部106aと、該計量部の出口側に接続された流路181との接続位置、および液体試薬計量部106bと、該計量部の出口側に接続された流路182との接続位置などに同様の段差を設けることにより、当該部位についても上記した効果を得ることができる。液体試薬計量部の深さに対する流路の深さの比は、1.5〜10程度とすることが好ましく、2.0〜5.0程度とすることがより好ましい。
なお、図2(a)を参照して、検体計量部104と流路180との接続位置(検体計量部104の出口末端)における、検体計量部104の流路幅は、当該接続位置以外の部分の流路幅と比較して広くなっている。同様に、図1を参照して、液体試薬計量部106aと流路181との接続位置および液体試薬計量部106bと流路182との接続位置における、液体試薬計量部の流路幅は、当該接続位置以外の部分の流路幅と比較して広くなっている。このように、計量部出口における流路幅をより広くすることにより、当該接続位置における液切れをさらに向上させることができる。
本発明のマイクロチップを構成する第1の基板および第2の基板の材質は特に制限されないが、加工性を考慮すると、樹脂を用いることが好ましい。樹脂のなかでも、ポリスチレン、シクロオレフィンポリマー(COP)、アクリル樹脂などが好ましく用いられ、なかでも、耐湿性、加工性(射出成形のし易さなど)が良好であることから、ポリスチレンがより好ましい。ポリスチレンは、蛍光を発しないという点でもマイクロチップを構成する樹脂として好適である。
第1の基板は、上記したように、表面に流体回路を構成する溝が形成される基板である。このような第1の基板は、光学測定の際、検出光が照射させる部位を含んでいることから、透明基板とすることが好ましく、少なくとも検出部における検出光が通過する領域は透明樹脂から構成する必要がある。また、第2の基板は、透明基板であっても不透明基板であってもよい。第1の基板と第2の基板との貼合は、たとえばレーザ溶着、熱溶着、超音波溶着等の溶着法;接着剤による接着などに行なうことができ、溶着法が好ましく用いられる。たとえばレーザ溶着法においては、第1の基板、第2の基板の少なくとも一方の貼り合わせ面にレーザを照射し、該貼り合わせ面を融解させることにより接着を行なうが、この際、基板に不透明基板(好ましくは黒色基板)を用いることにより、光吸収率が増大し、効率的にレーザ溶着を行なうことができる。したがって、第1の基板を透明基板とする場合には、第2の基板を不透明基板とすることが好ましく、黒色基板とすることがより好ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のマイクロチップを構成する第1の基板の一例を示す上面図である。 図1に示される第1の基板の検体計量部領域周辺を示す拡大図である。 第1の基板の検体計量部領域周辺の別の例を示す断面図である。
符号の説明
100 マイクロチップ、101 第1の基板、102 サンプル管載置部、103 血漿分離部、104 検体計量部、105a,105b 液体試薬保持部、106a,306,106b 液体試薬計量部、107a,107b,107c,107d 混合部、108 検出部、109a,109b,109c 廃液溜め部、170a,170b 液体試薬導入口、180,181,182 流路、302 第2の基板。

Claims (5)

  1. 基板表面に設けられた溝を備える第1の基板と、第2の基板とを貼り合わせてなる、内部に流体回路を有するマイクロチップであって、
    前記流体回路は、液体を計量するための計量部と、前記計量部の一端に接続される流路とを少なくとも有し、
    前記流路と前記計量部との接続位置における前記計量部断面のマイクロチップ厚み方向の長さは、前記流路と前記計量部との接続位置における前記流路断面のマイクロチップ厚み方向の長さより短く、かつ
    前記流路と前記計量部との接続位置における前記計量部の幅は、前記接続位置以外の部分における前記計量部の幅よりも広いマイクロチップ。
  2. 前記計量部の底面または天井面と、前記流路の底面または天井面とは、マイクロチップ厚み方向に関して同じ位置に形成される請求項1に記載のマイクロチップ。
  3. 前記計量部の底面および天井面はそれぞれ、マイクロチップ厚み方向に関して、前記流路の底面および天井面と異なる位置に形成される請求項1に記載のマイクロチップ。
  4. 前記流体回路は、検体を計量するための1以上の検体計量部と、液体試薬を計量するための1以上の液体試薬計量部とを有し、
    前記液体を計量するための計量部は、前記検体計量部および前記液体試薬計量部から選択されるいずれか1以上の計量部である請求項1〜3のいずれかに記載のマイクロチップ。
  5. 前記第1の基板は透明基板であり、前記第2の基板は黒色基板である請求項1〜4のいずれかに記載のマイクロチップ。
JP2007295388A 2007-11-14 2007-11-14 マイクロチップ Active JP5137007B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295388A JP5137007B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 マイクロチップ
US12/269,915 US20090155125A1 (en) 2007-11-14 2008-11-13 Microchip

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295388A JP5137007B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 マイクロチップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009121912A JP2009121912A (ja) 2009-06-04
JP5137007B2 true JP5137007B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=40814223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007295388A Active JP5137007B2 (ja) 2007-11-14 2007-11-14 マイクロチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5137007B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078115A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Ind Ltd 検査対象受体
JP6028624B2 (ja) * 2013-02-28 2016-11-16 ブラザー工業株式会社 検査チップ及び検査システム
JP2015105888A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 ブラザー工業株式会社 検査装置、検査方法、及び検査プログラム
JP2015197352A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 ブラザー工業株式会社 検査チップ
US10473674B2 (en) * 2016-08-31 2019-11-12 C A Casyso Gmbh Controlled blood delivery to mixing chamber of a blood testing cartridge
US20210270861A1 (en) * 2018-06-20 2021-09-02 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3570843D1 (en) * 1984-05-03 1989-07-13 Abbott Lab Centrifuge
WO1991018656A1 (en) * 1990-06-04 1991-12-12 Abaxis, Inc. Analytical rotors and methods for analysis of biological fluids
JP4415612B2 (ja) * 2003-08-29 2010-02-17 住友ベークライト株式会社 プラスチック基板の接合方法および接合基板
EP1669733B1 (en) * 2003-10-03 2019-01-16 National Institute for Materials Science Measuring chip
JP2006078414A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Alps Electric Co Ltd 検査用プレート
JP4444094B2 (ja) * 2004-12-24 2010-03-31 パナソニック株式会社 流路と、この流路を用いた液体計量装置と、この液体計量装置を用いた液体分析装置と、その液体計量方法
JP4630785B2 (ja) * 2005-09-30 2011-02-09 富士フイルム株式会社 秤量チップ及びそれを用いた検査方法
JP4546889B2 (ja) * 2005-07-08 2010-09-22 ローム株式会社 計量部を有するチップ
JP4734065B2 (ja) * 2005-09-05 2011-07-27 シャープ株式会社 電気泳動装置および装置構成器具
JP4753672B2 (ja) * 2005-09-16 2011-08-24 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 樹脂製マイクロチャネルアレイの製造方法及びこれを用いた血液測定方法
JP4695977B2 (ja) * 2005-12-21 2011-06-08 東ソー・クォーツ株式会社 マイクロチップ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009121912A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8059270B2 (en) Microchip
US20090155125A1 (en) Microchip
JP4141494B2 (ja) マイクロ分析測定装置及びそれを用いたマイクロ分析測定方法
JP5137012B2 (ja) マイクロチップ
JP5254751B2 (ja) マイクロチップ
JP5137007B2 (ja) マイクロチップ
CN111013677B (zh) 微流控芯片、检测装置以及检测方法
US9417178B2 (en) Microchip
JP5736230B2 (ja) マイクロチップ
JP2009287971A (ja) マイクロチップ
JP2009109467A (ja) マイクロチップ
US20090291025A1 (en) Microchip And Method Of Using The Same
JP5172461B2 (ja) マイクロチップ
JP5137014B2 (ja) マイクロチップ
JP5077945B2 (ja) マイクロチップ
JP5177533B2 (ja) マイクロチップ
JP5017723B2 (ja) 光学測定用キュベットを有するマイクロチップおよびその使用方法
JP6017793B2 (ja) マイクロチップ
JP2009156682A (ja) 封止用フィルム付きマイクロチップ
JP2009085818A (ja) 液体試薬内蔵型マイクロチップ
JP5137011B2 (ja) マイクロチップ
JP2009121913A (ja) 光学測定用マイクロチップ
JP5177514B2 (ja) マイクロチップ
JP2009121914A (ja) マイクロチップおよびその使用方法
JP5137009B2 (ja) マイクロチップの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5137007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250