JP4444094B2 - 流路と、この流路を用いた液体計量装置と、この液体計量装置を用いた液体分析装置と、その液体計量方法 - Google Patents

流路と、この流路を用いた液体計量装置と、この液体計量装置を用いた液体分析装置と、その液体計量方法 Download PDF

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Description

本発明は、流路と、この流路を用いた液体計量装置と、この液体計量装置を用いた液体分析装置と、その液体計量方法に関するものである。
以下、従来の液体の分析等に用いる流路と、この流路を用いた液体計量装置と、その液体計量方法について説明する。従来の液体計量装置は、第1のチャンバーと第2のチャンバーとを毛細管力(毛細管現象により液体が流路内を進行する力)を有する流路で連結し、第1のチャンバー内の一定量の液体を第2のチャンバーに遠心力を用いて移送するものであった。以下、その手順を図面を用いて説明する。
従来の液体計量装置は図17に示すように、上流側に設けられた第1のチャンバー1と下流側に設けられた第2のチャンバー2とを毛細管力を有する流路3で連結したものであった。なお矢印4は、遠心力の加わる方向である。この矢印4の根元方向に遠心力源がある。
以上のように構成された液体計量装置において、先ず、図17に示すように、第1のチャンバー1に液体5を充填する。そうすると、図18(a)に示すように、液体5が毛細管現象により流路3を充填する。このとき図18(b)の断面図に示すように、流路3と第2のチャンバー2との接合面6においては、液体5の表面張力により、第2のチャンバー2へ液体5は流入しない。
次に、矢印4に示す方向に遠心力を加えると、図19に示すように第1のチャンバー1に充填された液体5は、流路3の流入口7まで押し出され、この押し出された液体5は、第2のチャンバー2内に移送される。即ち、第1のチャンバー1の充填位置から流入口7までの(定められた)量の液体5が計量されて第2のチャンバー2に流入するわけである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特表2000−515632号公報
しかしながらこのような従来の液体計量装置では、図19に示す第2のチャンバー2に一定量の液体5が計量された後の状態において、遠心力等の外力が加わって液面が揺れたとすると以下の問題が発生する。
即ち、図20に示すように、液面が揺れて液体5が流路3の流入口7に達すると、毛細管現象により第1のチャンバー1内に残った液体5が流路3を充填することになる。この状態で、接合面6において再度遠心力が加わったり或いは表面張力が弱まったりすると、この流路3内の液体5は第2のチャンバー2に流入することになる。そうすると、第2のチャンバー2内の液体5の量は最初に計量された予定の量より多くなってしまう。即ち、第2のチャンバー2内における液体5の量が一定にならないという問題があった。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、一定量の液体が計量できるバルブ機能を有した流路を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の液体計量装置は、遠心力を発生させる遠心力発生手段と、上流側に設けられた第1のチャンバーと、下流側に設けられた第2のチャンバーと、前記第1のチャンバーと前記第2のチャンバーとを連結する流路とを備え、前記流路は、毛細管力を有するとともに前記流路の途中に在って、前記遠心力の方向に向かって突出した折り曲げ部を有しており、この折り曲げ部の終端は、この折り曲げ部の頂部の内側より遠心力源側に位置するとともに、前記頂部の内側の幅は、前記折り曲げ部から頂部への入口側と出口側の幅の和より広くし、前記遠心力の制御により前記液体が前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーに移送後に前記液体の一部を前記折り曲げ部に残留させ、その残留させた液体の表面張力により前記折り曲げ部の入口と出口を塞ぐ構成としたものである。これにより、初期の目的を達成することができる。
従って、遠心力により液体を第1のチャンバーから第2のチャンバーへ移送させた後、遠心力を停止させると、折り曲げ部の頂部内の液体が表面張力で折り曲げ部の頂部の入口側と出口側を塞ぐので、結論として流路が塞がれることになる。このように、遠心力の停止後、第1のチャンバー内の液体が流路に進入することが防止される。即ち、この折り曲げ部はバルブ機能を有するわけである。
従って、このバルブ機能を有した流路を液体計量装置に用いれば、このバルブ機能により液体の正確な計量をすることができる。また、この液体計量装置を液体分析装置に用いれば正確な液体の分析をすることができる。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて本発明の実施の形態1を説明する。図1は、本実施の形態におけるバルブ機能を有した流路を用いた液体計量装置の側面図である。図1(a)において、11は第1のチャンバー(容器)であり、12はこの第1のチャンバー11の上面に設けられた液体の注入口である。また、13は第1のチャンバー11の上面に設けられた空気抜き口である。
14は、第2のチャンバーであり、この第2のチャンバー14は矢印15で示した遠心力の方向に対して下流側に位置している。16は、第1のチャンバー11と第2のチャンバー14とを連結する流路であり、第1のチャンバー11の側面に設けられた流入口17から第2のチャンバー14の上端に接続されている。18は、第2のチャンバー14の上端に設けられた空気抜き口である。また、下流側に設けられた第2のチャンバー14は、上流側に設けられた第1のチャンバー11の容積より大きくしている。
ここで、図1(b)に示すように、流路16はその厚み19を100μmにしている。これは、この流路16に毛細管力(毛細管現象により液体が流路を進行する力)を発生させるための寸法である。また、第1のチャンバー11と第2のチャンバー14は共にその厚み寸法20を400μmとしている。この寸法20は、第1のチャンバー11と第2のチャンバー14に毛細管力を発生させない(非発生)ための寸法である。また、流路16の壁面は親水性材料で形成されている。これに対して、第1のチャンバー11と第2のチャンバー14の壁面は疎水性(撥水性)材料で形成されている。これは、毛細管力を向上させる上で好ましいことである。
また、流路16には、この流路16の途中において、矢印15で示した遠心力の方向に向かって突出した折り曲げ部21が形成されている。そしてこの折り曲げ部21の終端21aは、この折り曲げ部21の頂部22の内側22aより遠心力源側(矢印15の根元側)に位置している。即ち、内側22aと終端21aとの間には折り曲げ部21の内側の寸法23を有している。更に、頂部22の内側22aの幅22dは、頂部22の入口側の幅22bと出口側の幅22cの和より広くしている。
以上のように構成された流路16を用いた液体計量装置について、以下にその動作を説明する。先ず、液体25を図2に示すように、第1のチャンバー11に充填する。そうすると、図3(a)に示すように第1のチャンバー11の液体25は毛細管力で流路16を充填する。このとき、図3(b)に示すように流路16と第2のチャンバー14との接合面26では、液体25の表面張力により、液体25は第2のチャンバー14へ移送されない。
次に、図4に示すように、第1のチャンバー11に遠心力を矢印15に示す方向に加える(第2のチャンバー14、流路16にも遠心力は加わっている)と、第1のチャンバー11内の液体25は、流路16を通過して第2のチャンバー14に移送される。この移送は、液体25が第1のチャンバー11の流入口17の位置で停止する。即ち、液体25が第1のチャンバー11の流入口17まで流出すると、この流入口17の取り付け位置の作用により、それ以上の液体25は流路25へ流入できなくなり、液体25の移送は停止される。
このとき、流路16の途中に設けられた折り曲げ部21では、図5に示すように、液体25が頂部22を略満たし、その内側22aに隙間27を生ずる。そうすると、この隙間27を空気が通過し、この頂部22より下流側の液体25は第2のチャンバー14に移送されて液体25の移動は停止する。このようにして、第1のチャンバー11の充填位置から流入口17までの容積の液体25が計量されて第2のチャンバー14に移動する。
次に、遠心力を停止すると図6に示すように、頂部22の内側の幅22dは、折り曲げ部21から頂部22への入口側の幅22bと出口側の幅22cの和より広くしているので、気液間表面積を最小にしようとする液体25の表面張力により、液体25は気液間表面積が小さくなるように流路の内側22aと接触するように変形し、折り曲げ部21の入口側21bと出口側21cを塞ぐことになる。
従って、図7に示すように、この後、第1のチャンバー11内の液面が揺れて液体25が流入口17に達したとしても、折り曲げ部21の液体25によって第1のチャンバー11から折り曲げ部21までの流路16の空気の移動が妨げられているため、第1のチャンバー11内の液体25は流路16へ浸入することはなく、第2のチャンバー14内の液体25の量は一定量に保たれる。即ち、流路16に形成された折り曲げ部21がバルブ機能を有するものである。
従って、このバルブ機能を有した流路16を液体計量装置に用いているので、このバルブ機能により液体25の第2のチャンバー14への流出を停止させることができる。即ち、正確な計量をすることができる。また、この液体計量装置を液体分析装置に用いれば正確な液体25の分析ができる。
なお、本実施の形態における遠心力は、液体計量装置をディスク内に形成し、このディスクを回転させることにより得ている。この詳細については実施の形態4で説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2では、折り曲げ部21の種々の形状を説明する。本実施の形態で示した折り曲げ部は何れも実施の形態1の流路16に用いることが可能であり、その厚みや材質は流路16と同様のものである。
図8は「コ字」形状をした折り曲げ部30である。この折り曲げ部30の終端30aは、この折り曲げ部30の頂部31の内側31aより遠心力源側に位置している。即ち、内側31aと終端30aとの間には折り曲げ部30の内側寸法32を有している。更に、頂部31の内側の幅31dは、頂部31の入口側の幅31bと出口側の幅31cの和より広くしている。
この折り曲げ部30は、「コ字」形状をしているので、比較的占有面積を小さくすることができとともに、液体25の表面張力も比較的大きくなる。また、直角に折れ曲がっているで、この折り曲げ部30を通過することにより液体25の攪拌作用も促進される。
図9は「U字」形状をした折り曲げ部33である。この折り曲げ部33の終端33aは、この折り曲げ部33の頂部34の内側34aより遠心力源側に位置している。即ち、内側34aと終端33aとの間には折り曲げ部33の内側寸法35を有している。更に、頂部34の内側の幅34dは、頂部34の入口側の幅34bと出口側の幅34cの和より広くしている。
この折り曲げ部33は、「U字」形状をしているので、比較的占有面積を小さくすることができる。また、曲線形状に曲がっているで、この折曲がり部33を通過することによる液体25の攪拌作用を少なくすることができる。
図10は「V字」形状をした折り曲げ部36である。この折り曲げ部36の終端36aは、この折り曲げ部36の頂部37の内側37aより遠心力源側に位置している。即ち、内側37aと終端36aとの間には折り曲げ部36の内側寸法38を有している。更に、頂部37の内側の幅37dは、頂部37の入口側の幅37bと出口側の幅37cの和より広くしている。
この折り曲げ部36は、「V字」形状をしているので、比較的占有面積を小さくすることができる。また、V字形状に折れ曲がっているで、この折り曲げ部36を通過することにより液体25に乱流が生じ攪拌作用が促進される。
図11は底面の広い「コ字」形状をした折り曲げ部39であり、折り曲げ部30と略同様の性質を有する。但し、折り曲げ部30と比較して、頂部40の内側40aの幅40dは、折り曲げ部39の頂部40の入口側の幅40bと出口側の幅40cの和を折り曲げ部30より更に広くしている。従って、液体25の表面張力が大きくすることができる。
なお、この本実施の形態で述べた折り曲げ部30,33,36,39を、たとえば図21に示す例の様に複数個連結すれば、更なるバルブとしての機能の確実性と、液体25の攪拌作用が得られる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1と比べて以下の点で相違する。即ち図12に示すように、第1のチャンバー45の側面に液体25の排出口46が設けられ、この排出口46から排出路47が下流(矢印15に示す遠心力の方向)に向かって設けられている。また、第1のチャンバー45の底面に流路16の流入口48を設けている。なお、実施の形態1と同じものについては同一番号を付して説明を簡略化している。
以上のように構成されているので、注入口12から流入される液体25は、第1のチャンバー45の底面から排出口46まで貯えられ、それ以上流入する液体25は、排出口46を介して排出路47から外部へ排出される。また、第1のチャンバー45から第2のチャンバー14への液体25の移送では、第1のチャンバー45に液体25が残ることなく全て流出される。
即ち、第1のチャンバー45の底面から排出口46までの液体25の量が計量される。従って、排出口46の底面からの位置を変更することにより、移送する液体25の量を調節することができる。
(実施の形態4)
図13は、実施の形態1又は3に記載の液体計量装置を用いた液体分析装置の側面図である。なお、図13において、142は、ディスク141の軸心153に連結して設けられた駆動手段としてのディスクモータであり、このディスクモータ142によってディスク141が回転させられる。また、このディスクモータ142は制御手段としての制御回路143により、回転数の制御や停止が行われる。
144は、レーザ光出力駆動回路であり、このレーザ光出力駆動回路144の出力で発光部125を形成するレーザダイオードが発光し、このとき出力されるレーザ光がディスク141の測定チャンバー173(後述の測定チャンバー174も含む)に向けて発射される。このレーザ光は2つ出力されるが図13では1つのみ表している。
このレーザ光のうちディスク141の回転制御に使われるレーザ光はディスク141で反射してディスク141上の情報をフォトディテクタ146で検出する。そして、その出力は制御回路143に入力されて、ディスク141の回転が制御される。即ち、回転速度の制御や停止等が制御される。
また、レーザ光のうちディスク141の測定チャンバー173を通過するレーザ光は、受光部126を形成するフォトディテクタで検出されて、その出力は映像信号処理回路148で処理される。このようにして、測定チャンバー173内の検液(成分検査などをするための液体)124の吸光度の測定が行われる。
なお、このディスク141は円盤形状をしており、その直径は12cmであり、厚さ149は2mmである。そして、遠心力を発生させるディスク141の回転数は毎分1000回転から6000回転である。またこのディスク141には、測定チャンバー173の厚み情報も格納されており、この情報に基づいて映像信号処理回路148で検液124の吸光度の測定が行われる。
図14は、測定チャンバー173近傍の要部断面図である。図14において、111はベース基板であり、このベース基板111はポリカーボネート(PC)、ガラス、アクリル、プラスチック等で形成されており、透明性を有する材料で形成されている。
このベース基板111の上面には、接着剤(2液混合接着剤、熱硬化性接着剤、のり等)112を介して上カバー113が接着されている。なお、この上カバー113もポリカーボネート(PC)、ガラス、アクリル、プラスチック等で形成されており、透明性を有する材料で形成されている。このようにして、上カバー113は接着剤112でベース基板111に確りと固着されている。
114は、上カバー113に設けられた凹部であり、この凹部114はベース基板111に向かって開口している。即ち、この凹部114とベース基板111とで測定チャンバー173を形成している。そしてこのように形成された測定チャンバー173には検液124が流入されて充填されるものである。
125は、測定チャンバー173の下方に設けられた発光部であり、レーザダイオードで形成されている。126は、測定チャンバー173の上方に設けられた受光部であり、フォトディテクタで形成されている。そして、発光部125から発射されるレーザ光が測定チャンバー173内の検液124を通過して、受光部126で受光されるものである。このレーザ光が検液124を通過することによるレーザ光の減衰(吸光度)等から検液124の性質等を測定するものである。
図15は、液体分析装置を構成するディスク141の部分破砕平面図である。このディスク141は複数個(本実施の形態では6個)の夫々独立した検液分析部151から構成されている。図15において、152は軸心153の近傍に設けられた検液124の注入口である。この検液124の注入口152は検液分析部151に連結している。また、この検液分析部151は、ディスク141が154方向に回転することにより、検液分析部151に遠心力を外周方向に向けて発生させる。本実施の形態では、夫々6個の独立した検液分析部151を有しているので、夫々の検液分析部151では夫々独立して異種の検液124の分析を一度に行うことができる。
図16は、この検液分析部151の要部拡大図である。図16において、検液124の注入口152は注入チャンバー155に連結している。156は、この注入チャンバー155の縦側面から導出された流路であり、この流路156の流入口156c近傍には流路156よりも厚み寸法の大きいチャンバー156bが設けられている。この流路156は逆「U字」状に折れ曲がっている。そして逆「U字」の頂部156aは注入チャンバー155の上端より軸心153側に位置している。また、流路156は途中で分岐されており、その一方は試薬チャンバー157の上端に連結されている。また、分岐された他方は流路158に連結しており、この流路158はディスク141の外周近傍に設けられた外周室159に連結している。
試薬チャンバー157の下端からは流路160を介して定量チャンバー161の上端に連結している。この流路160にはその途中に「U字」形状が互いに逆方向に連結したバルブ機能を有する攪拌部162を形成している。このバルブ機能を有する攪拌部162は軸心153側(矢印163と逆方向)に向かって開口した複数個の「U字」で形成されており、本実施の形態1に記載の折り曲げ部21と同様な働きにより、注入チャンバー155から流路156への過剰な検液124の進入を防止すると同時に、検液124の攪拌を促進する機能を有している。
定量チャンバー161の下端からは流路164で第1の反応チャンバー165の上端に連結している。この連結する流路164は逆「U字」状に折れ曲がっている。そして逆「U字」の頂部164aは定量チャンバー161の上端より軸心153側に位置している。166は、定量チャンバー161の上端と注入チャンバー155の上端を連結するとともにその途中から分岐して外周室159に連結し、各部の空気を移動させるための流路である。この流路166の上端166aには空気抜き口が設けられている。167は定量チャンバー161の上端と外周室159を連結する流路である。
なお、定量チャンバー161は、本実施の形態1に記載の第1のチャンバー11に該当し、第1の反応チャンバー165は本実施の形態1に記載の第2のチャンバー14に該当する。また、流路164は、本実施の形態1に記載の流路16に該当する。この流路164の途中には、図示していないが本実施の形態1に記載の折り曲げ部21が形成されている。従って、本実施の形態1に記載の折り曲げ部21と同様な働きにより定量チャンバー161で計量された一定量の検液124が、第1の反応チャンバー165に流入することになる。
第1の反応チャンバー165の下端からは流路168で第2の反応チャンバー169の上端に連結されている。この連結された流路168は逆「U字」状に折れ曲がっている。そして逆「U字」の頂部168aは第1の反応チャンバー165の上端より軸心153側に位置している。165aは第1の反応チャンバー165の上端に設けられた空気抜き口である。
第2の反応チャンバー169の下端からは2つの流路171と172で夫々測定チャンバー173と174の下端に連結している。この連結する流路171と172は逆「U字」状に折れ曲がっている。そして逆「U字」の頂部171a,172aは第2の反応チャンバー169の上端より軸心153側に位置している。169aは第2の反応チャンバー169の上端に設けられた空気抜き口である。そして、この測定チャンバー173と174の上端と外周室159とは流路175で連結されている。
なお、流路158を分岐して別の判定系を構成することもできる。即ち、本実施の形態の試薬チャンバー157又は定量チャンバー161から測定チャンバー173、174までの構成を並列に複数個設けることもできる。そうすれば、注入チャンバー155に注入された検液124を別の独立した判定に用いることができる。
ここで、注入チャンバー155、試薬チャンバー157、定量チャンバー161、第1の反応チャンバー165、第2の反応チャンバー169、測定チャンバー173と174の厚みは400μmであり、流路156,160,164,168,171,172の厚みは100μmである。従って、これらの流路156,160,164,168,171,172では毛細管力が発生するようになっている。
以上のように構成された液体分析装置において、以下にその動作を説明する。この液体分析装置は、遠心力と毛細管力を交互に発生させ、その度に、各チャンバー内の検液124を順次遠心力の方向(矢印163の方向)に移送させるものであり、この移送の度に、液体分析の各工程が行われるものである。
先ず、ディスク141の回転を停止する。そして、注入口152から検液124を注入する。この検液124はこの注入チャンバー155に設けられた流路156の流入口156cまでに一旦蓄えられる。検液124がこの流入口156cに達すると毛細管力で流路156に設けられたチャンバー156bまで進む。そして、このチャンバー156bの接合面に発生する表面張力によりそれ以上の浸入が停止する。この停止した状態で更に検液124は注入される。
そして、次にディスク141の回転により遠心力が加わる。すると、注入チャンバー155内の検液124は遠心力の方向(矢印163)に押し下げられる。その結果、流路156内の検液124はこの遠心力でチャンバー156bの位置を通過して、注入チャンバー155の液位と同じ位置になって停止する。このとき検液124は頂部156aまでは達していない。
次に、ディスク141を停止させる(又は、毛細管力より弱い遠心力になるまで減速させる。以下同様)。このことにより、注入チャンバー155内の検液124は毛細管力で流路156の頂部156aを通過し、試薬チャンバー157への流入口まで進んで、この流入口で表面張力により停止する。
次に、ディスク141の回転により遠心力を加えると、検液124は表面張力に打ち勝って試薬チャンバー157に導かれる。ここで、検液124は、注入チャンバー155の注入口156cまで押し下げられ、試薬チャンバー157に流入する。また、一部の押し下げられた検液124は、流路158を通って外周室159へ排出される。また、この試薬チャンバー157には試薬が装着されており、この試薬は検液124に融解される。そして、この融解された検液124は流路160の攪拌部162を通過することにより、検液124と試薬の攪拌は促進される。そして、攪拌された検液124は定量チャンバー161に導かれる。
この定量チャンバー161に流入した検液124の内、溢れた検液124は流路167を介して外周室159へ排出される。従って、定量チャンバー161内の検液124はこの流路167の取り出し口の液位で一定になる。また、流路164内に流入した検液124は、流路164の頂部164a以下であって、流路167の取り出し口の液位になっている。このことにより、この定量チャンバー161には一定量の検液124が計量されることになる。
次に、ディスク141の回転を停止させる。このことにより、定量チャンバー161内の検液124は毛細管力で流路164の頂部164aを通過し、第1の反応チャンバー165への流入口で表面張力により停止する。
次に、ディスク141の回転により遠心力を加えると、検液124は表面張力に打ち勝って第1の反応チャンバー165に流入する。検液124は、第1の反応チャンバー165で第1の試薬と融解されて反応する。また、遠心力の加わっている間は、検液124は流路168の頂部168a以下で停止している。
ここで、ディスク141を停止することにより、毛細管力で第1の反応チャンバー165内の検液124は流路168の頂部168aを通過し、第2の反応チャンバー169への流入口で表面張力により停止する。
次に、ディスク141の回転により遠心力を加えると、検液124は表面張力に打ち勝って第2の反応チャンバー169に流入する。そして遠心力により、検液124は第2の反応チャンバー169で第2の試薬と融解されて反応する。また、遠心力の加わっている間は、検液124は流路171と172の高位点171aと172a以下で停止している。
そして、次にディスク141を停止することにより、毛細管力で第2の反応チャンバー169内の検液124は流路171と172の頂部171a、と172aを通過し、測定チャンバー173と174への流入口で表面張力により停止する。
次に、ディスク141の回転により遠心力を加えると、検液124は表面張力に打ち勝って測定チャンバー173と174に流入する。従って、第2の反応チャンバー169内の検液124は2分の1ずつ分けられて測定チャンバー173と174に流入する。
そしてこの測定チャンバー173と174で検液124の性質が測定される。即ち、この測定チャンバー173と174の垂直方向の一方から図13で説明した発光部125のレーザダイオードでレーザ光を発射し、他方に設けられた受光部126のフォトディテクタでレーザ光を受けて、この受光の強弱(透過率)により、検液124の吸光度を測定する訳である。
なお、この測定チャンバー173と174において、以下の方法により検液124を更に攪拌して濃度を均一にさせることができる。このことにより、誤差の少ない吸光度の測定ができる。
即ち、ディスク141の回転と停止を交互に繰り返すことにより、遠心力と毛細管力が交互に発生する。そうするとこの作用により、検液124が測定チャンバー173、174と、流路171、172の間を往復することになる。このことにより、検液124の更なる攪拌を促進することができる。この場合、流路171,172の容積を大きくしておくことが望ましく、測定チャンバー173と174の容積の25%〜100%にしておくと良い。
また、この遠心力と毛細管力を交互に発生させて攪拌作用を得るには、2つの流路171と172を夫々測定チャンバー173と174の下端に連結しておくことが重要である。これは、常に流路171(172)と測定チャンバー173(174)を検液124でつながらせておくためである。
本発明にかかる流路と、この流路を用いた液体計量装置と、この液体計量装置を用いた液体分析装置と、その液体計量方法は、チャンバー間を連結する流路そのものがバルブ機能を有しており、計量された液体を正確に移送することができる。従って、液体計量装置や液体分析装置等に適用できる。
(a)は、本発明の実施の形態1における本発明の流路を用いた液体計量装置の側面図 (b)は同、要部断面図 同、第1の状態を示す側面図 (a)は同、第2の状態を示す側面図 (b)は同、要部断面図 同、第3の状態を示す側面図 同、要部の第1の状態を示す要部拡大平面図 同、要部の第2の状態を示す要部拡大平面図 同、第4の状態を示す側面図 同、実施の形態2における第1の例による折り曲げ部の側面図 同、第2の例による折り曲げ部の側面図 同、第3の例による折り曲げ部の側面図 同、第4の例による折り曲げ部の側面図 同、実施の形態3における本発明の流路を用いた液体計量装置の側面図 同、実施の形態4における液体分析装置の側面図 同、液体分析装置を構成するディスクの要部断面図 同、ディスクの部分破砕平面図 同、要部拡大平面図 従来の流路を用いた液体計量装置の第1の状態を示す側面図 (a)は同、第2の状態を示す側面図 (b)は同、要部断面図 同、第3の状態を示す側面図 同、第4の状態を示す側面図 本発明の実施の形態2における第5の例による折り曲げ部の側面図
符号の説明
11 第1のチャンバー
14 第2のチャンバー
15 遠心力の方向を示す矢印
16 流路
21 折り曲げ部
21a 終端
22 頂部
22a 内側
22b 入口側の幅
22c 出口側の幅
22d 頂部の内側の幅
25 液体

Claims (8)

  1. 遠心力を発生させる遠心力発生手段と、上流側に設けられた第1のチャンバーと下流側に設けられた第2のチャンバーと、前記第1のチャンバーと前記第2のチャンバーとを連結する流路とを備え、前記流路は、毛細管力を有するとともに前記流路の途中に在って、前記遠心力の方向に向かって突出した折り曲げ部を有しており、この折り曲げ部の終端は、この折り曲げ部の頂部の内側より遠心力源側に位置するとともに、前記頂部の内側の幅は、前記折り曲げ部から頂部への入口側と出口側の幅の和より広くし、前記遠心力の制御により前記液体が前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーに移送後に前記液体の一部を前記折り曲げ部に残留させ、その残留させた液体の表面張力により前記折り曲げ部の入口と出口を塞ぐ構成とした液体計量装置
  2. 折り曲げ部は、「コ字」形状をした請求項1に記載の液体計量装置
  3. 折り曲げ部は、「U字」形状をした請求項1に記載の液体計量装置
  4. 折り曲げ部は、「V字」形状をした請求項1に記載の液体計量装置
  5. 折り曲げ部は複数個直列に連結された請求項1に記載の液体計量装置
  6. 流路の流入口は、第1のチャンバーの側面の予め定められた位置に設けられた請求項1に記載の液体計量装置。
  7. ディスクと、このディスクを回転させる駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段と、前記ディスクに設けられた検液の注入口と、この注入口に連結された請求項1に記載の液体計量装置と、この液体計量装置に連結された反応チャンバーと、この反応チャンバーに連結された測定チャンバーと、この測定チャンバーの厚み方向を通過するレーザ光を発射させる発光部と、この発光部から発射されたレーザ光を受光する受光部を有した液体分析装置。
  8. 遠心力の発生により請求項1に記載の液体計量装置の第1のチャンバー内の液体を第2のチャンバーに移送させる第1の工程と、この第1の工程の後で、前記遠心力を停止するか或いは前記流路の表面張力より前記遠心力を弱く制御することにより、流路内の液体の通過を禁止する第2の工程を有する液体計量方法。
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