JP5134654B2 - ヒンジ装置 - Google Patents
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Description
この場合、上記ヒンジ本体の先端部外周面には、当該先端部外周面に対して基端側に続く外周面より小径である小径部が形成され、この小径部に上記補強筒が嵌合されていることが望ましい。
上記可動部材の突出部の径方向を向く外面が上記小径部の外周面に対し径方向において同一位置か内側に位置させられていることが望ましい。
上記突出部の径方向を向く外面には、径方向に突出する第2突出部が形成され、上記補強筒の上記ガイド溝と対向する部位には係止溝が形成され、この係止溝に上記第2突出部が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入され、しかも上記係止溝の底面が上記第2突出部に突き当たることにより、上記補強筒が上記ヒンジ本体からその先端側へ抜け出ることが阻止されていることが望ましい。
上記の問題を解決するために、第2の発明は、少なくとも先端部が開口した筒状のヒンジ本体と、このヒンジ本体の先端面と対向して配置され、上記ヒンジ本体にその軸線を中心として回転可能に連結された回転部材と、上記ヒンジ本体の先端開口部に上記軸線方向へ移動可能に挿入された可動部材と、上記ヒンジ本体の内部に設けられ、上記可動部材を上記回転部材に向かって付勢する付勢手段と、上記回転部材と上記可動部材との対向面間に設けられ、上記付勢手段の付勢力を回転付勢力に変換する変換機構とを備え、上記ヒンジ本体が樹脂によって形成され、上記ヒンジ本体の先端部にはその周壁部を横断するガイド溝が形成され、上記可動部材の外周面には径方向に突出する突出部が形成され、この突出部が上記ガイド溝に上記軸線方向へ移動可能に、かつ周方向へ移動不能に挿入されることにより、上記可動部材が上記ヒンジ本体に上記軸線方向へ移動可能に、かつ回転不能に連結され、上記回転部材が上記回転付勢力によって上記可動部材に対して回転するときには、上記突出部が上記ガイド溝の側面に押し付けられるヒンジ装置において、上記ヒンジ本体の先端部内周面に、金属製の補強筒が嵌合され、この補強筒の内周面に上記可動部材が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入され、上記補強筒が上記ガイド溝の基端部を内側から覆うように配置されていることを特徴としている。
この場合、上記ヒンジ本体の上記ガイド溝が形成された先端部内周面には、当該先端部内周面に対して基端側に続く内周面より大径である大径孔部が形成され、この大径孔部に上記補強筒が嵌合されていることが望ましい。
上記補強筒の先端部に挿通溝が形成され、この挿通溝に上記可動部材の突出部が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入されていることが望ましい。
上記挿通溝の底面と対向する上記可動部材の上記突出部の基端面に逃げ溝が形成され、この逃げ溝に上記挿通溝の底面に続く上記可動部材の基端部が上記可動部材の移動方向へ移動可能に挿入されていることが望ましい。
上記挿通溝の底面が上記逃げ溝の底面に突き当たることにより、上記補強筒が上記ヒンジ本体からその先端側へ抜け出ることが阻止されていることが望ましい。
図1〜図8は、第1の発明に係るヒンジ装置の一実施の形態を示す。ヒンジ装置1は、その回転軸線(軸線)Lを上下方向に向けて配置されている。勿論、ヒンジ装置1は、その回転軸線Lを水平方向、その他の任意の方向に向けて配置することが可能であるが、ここでは説明の便宜上、回転軸線Lが上下方向を向くように配置されているものとし、その状態でヒンジ装置1の構成を説明する。ヒンジ装置1は、ヒンジ本体2、回転部材3、ヒンジ軸4及び可動部材5を主な構成要素としている。
また、上記の各実施の形態においては、ガイド溝2cが形成されたヒンジ本体2の上端部に小径部2d又は大径孔部2gを形成し、小径部2d及び大径孔部2gに補強筒8,8′をそれぞれ嵌合させているが、ヒンジ本体2の上端部に小径部2dや大径孔部2gを形成することなく、補強筒8,8′をヒンジ本体の上端部の外周面又は内周面にそれぞれ嵌合させてもよい。
1 ヒンジ装置
1′ ヒンジ装置
2 ヒンジ本体
2c ガイド溝
2d 小径部
2g 大径孔部
3 回転部材
5 可動部材
5a 突出部
5b 第2突出部
5c 逃げ溝
6 コイルばね(付勢手段)
7 変換機構
8 補強筒
8′ 補強筒
8b 係止溝
8c 挿通溝
Claims (9)
- 少なくとも先端部が開口した筒状のヒンジ本体と、このヒンジ本体の先端面と対向して配置され、上記ヒンジ本体にその軸線を中心として回転可能に連結された回転部材と、上記ヒンジ本体の先端開口部に上記軸線方向へ移動可能に挿入された可動部材と、上記ヒンジ本体の内部に設けられ、上記可動部材を上記回転部材に向かって付勢する付勢手段と、上記回転部材と上記可動部材との対向面間に設けられ、上記付勢手段の付勢力を回転付勢力に変換する変換機構とを備え、上記ヒンジ本体が樹脂によって形成され、上記ヒンジ本体の先端部にはその周壁部を横断するガイド溝が形成され、上記可動部材の外周面には径方向に突出する突出部が形成され、この突出部が上記ガイド溝に上記軸線方向へ移動可能に、かつ周方向へ移動不能に挿入されることにより、上記可動部材が上記ヒンジ本体に上記軸線方向へ移動可能に、かつ回転不能に連結され、上記回転部材が上記回転付勢力によって上記可動部材に対して回転するときには、上記突出部が上記ガイド溝の側面に押し付けられるヒンジ装置において、
上記ヒンジ本体の先端部外周面に金属製の補強筒が嵌合され、この補強筒は上記ガイド溝の少なくとも基端部を外側から覆うように配置されていることを特徴とするヒンジ装置。 - 上記ヒンジ本体の先端部外周面には、当該先端部外周面に対して基端側に続く外周面より小径である小径部が形成され、この小径部に上記補強筒が嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
- 上記可動部材の突出部の径方向を向く外面が上記小径部の外周面に対し径方向において同一位置か内側に位置させられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置。
- 上記突出部の径方向を向く外面には、径方向に突出する第2突出部が形成され、上記補強筒の上記ガイド溝と対向する部位には係止溝が形成され、この係止溝に上記第2突出部が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入され、しかも上記係止溝の底面が上記第2突出部に突き当たることにより、上記補強筒が上記ヒンジ本体からその先端側へ抜け出ることが阻止されていることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置。
- 少なくとも先端部が開口した筒状のヒンジ本体と、このヒンジ本体の先端面と対向して配置され、上記ヒンジ本体にその軸線を中心として回転可能に連結された回転部材と、上記ヒンジ本体の先端開口部に上記軸線方向へ移動可能に挿入された可動部材と、上記ヒンジ本体の内部に設けられ、上記可動部材を上記回転部材に向かって付勢する付勢手段と、上記回転部材と上記可動部材との対向面間に設けられ、上記付勢手段の付勢力を回転付勢力に変換する変換機構とを備え、上記ヒンジ本体が樹脂によって形成され、上記ヒンジ本体の先端部にはその周壁部を横断するガイド溝が形成され、上記可動部材の外周面には径方向に突出する突出部が形成され、この突出部が上記ガイド溝に上記軸線方向へ移動可能に、かつ周方向へ移動不能に挿入されることにより、上記可動部材が上記ヒンジ本体に上記軸線方向へ移動可能に、かつ回転不能に連結され、上記回転部材が上記回転付勢力によって上記可動部材に対して回転するときには、上記突出部が上記ガイド溝の側面に押し付けられるヒンジ装置において、
上記ヒンジ本体の先端部内周面に、金属製の補強筒が嵌合され、この補強筒の内周面に上記可動部材が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入され、上記補強筒が上記ガイド溝の基端部を内側から覆うように配置されていることを特徴とするヒンジ装置。 - 上記ヒンジ本体の上記ガイド溝が形成された先端部内周面には、当該先端部内周面に対して基端側に続く内周面より大径である大径孔部が形成され、この大径孔部に上記補強筒が嵌合されていることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ装置。
- 上記補強筒の先端部に挿通溝が形成され、この挿通溝に上記可動部材の突出部が上記ヒンジ本体の軸線方向へ移動可能に挿入されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のヒンジ装置。
- 上記挿通溝の底面と対向する上記可動部材の上記突出部の基端面に逃げ溝が形成され、この逃げ溝に上記挿通溝の底面に続く上記可動部材の基端部が上記可動部材の移動方向へ移動可能に挿入されていることを特徴とする請求項7に記載のヒンジ装置。
- 上記挿通溝の底面が上記逃げ溝の底面に突き当たることにより、上記補強筒が上記ヒンジ本体からその先端側へ抜け出ることが阻止されていることを特徴とする請求項8に記載のヒンジ装置。
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