JP5133466B2 - 燃料電池用セパレータおよびその製造方法 - Google Patents

燃料電池用セパレータおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は燃料電池用セパレータに関し、特に、自動車用電源、携帯機器用電源、分散電源などに用いられる固体高分子型燃料電池に好適なセパレータに関する。
発電効率が高く、環境への負荷も低いなどの観点から、次世代のエネルギー源として、燃料電池に関する研究が活発に行われている。
燃料電池は、燃料である水素と、酸素とを電気化学的に反応させて電気エネルギーを取り出す発電装置である。燃料電池は、使用する電解質の種類に応じて、固体酸化物型燃料電池(SOFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、固体高分子型燃料電池(PEFC)、直接メタノール型燃料電池(DMFC)に分類される。なかでもPEFCおよびDMFCは、他のタイプの燃料電池に比べて作動温度が約70〜90℃と低く、PEFCで1kW程度、DMFCで数百W程度でも高効率の発電が可能であることから、特に、自動車や携帯機器などへの適用が期待されている。特に、DMFCは小型であり、携帯機器への適用が精力的に研究されている。
セパレータには、ガス透過性が小さいこと、導電性に優れること、接触抵抗が低いこと、耐食性に優れることなどが要求されている。特に、耐食性および導電性に対する要請は、最近、益々強くなっており、耐食性の評価基準として、「セパレータをpHが約1の硫酸溶液に1000時間浸漬しても錆び(または腐食)が発生しないこと」が挙げられている。特に、DMFCは小型なので、表面の導電性が優れていることが求められる。
このような特性を有するセパレータ用材料として、カーボン材料が汎用されている。しかしながら、カーボン材料は、靭性に乏しく脆いため、加工が困難であり、加工コストが高いという問題がある。そこで、近年では、カーボン材料の代わりに、加工が容易で加工コストも安価なステンレス鋼をセパレータ用材料として使用することが検討されている。
ステンレス鋼の表面には、鋼中に含まれるCrが大気中の酸素と結合した酸化皮膜(不動態皮膜)が生成されるため、耐食性に優れるが、接触抵抗が大きく、そのままでは、セパレータ用材料として使用できない。そのため、耐食性および導電性に優れた貴金属によってステンレス鋼の表面を被覆することが考えられるが、不動態皮膜と金属膜との密着性は非常に悪いため、ステンレス鋼の表面に金属膜を直接形成することは非常に困難である。そこで、これまでは、エッチングなどによって不動態皮膜を完全に除去した後、Niなどの金属を含む下地めっき層を形成してから、貴金属をめっきする方法が行われていた。しかしながら、上記の方法によって得られたセパレータを長時間使用すると、耐食性が低下し、燃料電池としての性能が低下するという問題がある。これは、貴金属膜に生成したピンホールを通じて腐食液が内部に侵入し、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)が進むためと考えられる。従って、この方法では、上述した耐食性の評価基準(セパレータを強酸性溶液に1000時間以上浸漬しても錆の発生が認められない)を満足することはできない。
一方、ステンレス鋼の表面に形成された不動態層を除去することなく、その上に直接貴金属層を形成したセパレータが、特許文献1および2に開示されている。
特許文献1によると、不動態層の上に直接形成する金層の被覆率を2.3%〜94%とすると、セパレータの耐食性を向上させることができるとともに、接触抵抗を十分に低減できる。
また、特許文献2によると、不動態層の上に直接貴金属層を形成した後、100℃以上600℃以下の温度で5分以下の時間、真空中又は不活性ガス中で熱処理することによって、母材(例えばステンレス鋼)と貴金属層との間に、母材の金属成分が貴金属層に適度に拡散する結果、密着性が改善される。
特開2004−296381号公報 特開2007−323988号公報
しかしながら、本発明者の検討によると、特許文献1に記載の燃料電池用セパレータは、耐食性が十分でない。また、特許文献2に記載のセパレータは、貴金属層のステンレス鋼に対する密着性を向上させるための熱処理を必要とするので、スループットが悪く、コストが高いという問題がある。
本発明の目的は、耐食性に優れ、且つ低コストで製造することが可能な燃料電池用セパレータおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の燃料電池用セパレータは、ステンレス鋼基材と、前記ステンレス鋼基材上に形成された、ピンホールを有する金めっき層と、前記ピンホール内に形成されたステンレス鋼の不動態層とを有し、前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材とがステンレス鋼の不動態層を介さずに接触している領域を有する。前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材との間には、ステンレス鋼の不動態層が存在しないことが好ましい。前記金めっき層の厚さは、少なくとも0.01μm超であることが好ましく、0.05μm以上であることがさらに好ましい。
ある実施形態において、前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材とが、クロムを実質的に含まない鉄酸化物層を介して接触している領域を有する。前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材との間には、クロムを実質的に含まない鉄酸化物層が存在する。
ある実施形態において、前記不動態層の厚さは4nm以上である。
ある実施形態において、前記金めっき層の厚さは0.3μm以下である。
ある実施形態において、前記金めっき層の接触抵抗が10mΩ・cm2以下である。
本発明の燃料電池用セパレータの製造方法は、ステンレス鋼基材を用意する工程aと、前記工程aの後に、前記ステンレス鋼基材の表面に、酸性の金ストライクめっき液を用いてストライク金めっき層を形成する工程bと、前記工程bの後に、前記ストライク金めっき層の上に、本金めっき層を形成する工程cと、前記工程cの後に、前記金めっき層がピンホールを有していたとき、前記ピンホール内にステンレス鋼の不動態層を形成することができる条件で、不動態化処理を行う工程dとを包含する。
ある実施形態において、不動態化処理は、30%以上の濃度の硝酸を用いることが好ましい。
ある実施形態において、前記工程aの後、前記工程bの前に、前記ステンレス鋼基材の表面をエッチングする工程をさらに包含する。
ある実施形態において、前記工程cにおいて形成される金めっき層はピンホールを有し、前記工程dにおいて、前記ピンホール内にステンレス鋼の不動態層を形成する。
本発明の燃料電池用セパレータは、上記のいずれかの燃料電池用セパレータの製造方法によって製造された燃料電池用セパレータと実質的に同じ構造を有していればよい。すなわち、金めっき層とステンレス鋼基材との間の不動態層は少なくとも一部が除去された結果、金めっき層とステンレス鋼基材との密着性は改善され、さらに、金めっき層のピンホール内にステンレス鋼の不動態層が形成されることによって、耐食性が向上させられた構造を有していればよい。
本発明によると、耐食性に優れ、且つ金めっき層の密着性の高い燃料電池用セパレータおよびその製造方法が提供される。
(a)〜(e)は、本発明による実施形態の燃料電池用セパレータ20の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 ステンレス鋼基材の濃度プロファイルを示すグラフであり、(a)は市販品されているステンレス鋼(SUS304)基材の濃度プロファイルを示すグラフであり、(b)は表面をエッチングおよび水洗した後の濃度プロファイルを示すグラフである。 (a)は、エッチングおよび水洗の後に10%硝酸水溶液で不動態化処理した後の濃度プロファイルを示すグラフであり、(b)はエッチングおよび水洗の後に10%硝酸水溶液で不動態化処理した後の濃度プロファイルを示すグラフである。 (a)は試料4、(b)は試料8にそれぞれ対応するサンプルの濃度プロファイルを示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明による実施形態の燃料電池用セパレータおよびその製造方法を説明する。なお、本発明は、例示する実施形態に限定されるものではない。
図1(a)〜(e)に、本発明による実施形態の燃料電池用セパレータ20の製造方法を説明するための模式的な断面図を示す。
本発明による実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法では、まず、図1(a)に示すように、ステンレス鋼基材12を用意する。ステンレス鋼基材12は、ステンレス鋼から構成された本体部12aと、本体部12aの表面に形成された不動態層(不動態皮膜)14とを有している。不動態層14は、よく知られているように、スレンレス鋼を大気中に放置すると自然に形成され、クロムの酸化物と、クロムおよび鉄の水酸化物とを含み、耐食性に優れている。本体部12a側にクロムの酸化物層が形成され、表面側にクロムおよび鉄の水酸化物層が形成されていると考えられている。不動態層14の厚さは条件によって異なるが数nm程度である。ステンレス鋼としては、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼(例えば、SUS304、SUS316)またはオーステナイト−フェライト系ステンレス鋼(例えば、SUS329J1)を好適に用いることができる。次の工程の前に、必要に応じて、不動態層14の表面を洗浄および/または脱脂してもよい。
次に、図1(b)に示すように、ステンレス鋼基材12の表面をエッチングする。エッチング液として、例えば、塩酸や、塩酸と硝酸との混酸を用いると、不動態層14を除去することができる。また、エッチングに代えて、電解液として硫酸水溶液を用いた陰極電解法でも不動態層14を除去することができる。このように、次の酸性の金ストライクめっき液を用いてストライク金めっき層22sを形成する工程に先立って、不動態層14を一旦除去することによって、最終的な金めっきの仕上がりの均一性を高めることができる。金めっきの仕上がりの均一性は目視で容易に確認できる。
なお、不動態層14を除去した後、ストライク金めっき層を形成する前に、ステンレス鋼基材12(本体部12a)の表面に付着したエッチング液を、例えば水洗することによって除去することが好ましい。このとき、不動態層が再び形成されることがある。また、不動態層14を除去した後の保存環境によっては、不動態層が再び形成されることがある。上記の方法で、不動態層14を一旦除去しておくと、ステンレス鋼基材の表面の均一性が高められるので、その後に不動態層が形成されても、最終的な金めっきの仕上がりの均一性を高めることができる。
なお、酸性の金ストライクめっき液を用いてストライク金めっき層を形成する過程で、ステンレス鋼基材12の表面の不動態層14は少なくとも部分的に除去されるので、ストライク金めっき工程に先立って予め不動態層14を除去しなくても、耐食性や密着性に優れた金めっき層を得ることができる。図1(b)を参照して説明したエッチング工程を行うことによって、最終的な金めっきの仕上がりの均一性を高めることができる。自然に形成されている酸化層は、履歴(圧延条件、保管環境、処理前加工状況など)により酸化の程度、酸化層の厚さや酸化層の組成が不均一であり、エッチング処理で不均一な酸化層を除去することによって、表面の均一性を高めることができると考えられる。
次に、図1(c)に示すように、不動態層14が除去された結果露出された、本体部12aの表面に、酸性の金ストライクめっき液(例えば、小島化学薬品株式会社製K−770)を用いてストライク金めっき層22sを形成する。酸性の金ストライクめっき液としては、公知のものを広く用いることができる。例えば、pHが0.4以上1.0以下(液温20℃以上40℃以下)のものが好ましい。電流密度は例えば0.5A/dm2以上8.0A/dm2以下で、めっき時間は例えば30秒以上90秒以下である。ストライク金めっき層22sの厚さは、例えば0.005μm以上0.05μm以下であることが好ましい。ストライク金めっき層22sは非常に薄いのでピンホール22saを有する。なお、上述したように、図1(b)を参照して説明した不動態層14を除去する工程を省略しても、不動態層14の除去は金ストライクめっき工程においても起こるので、図1(c)に示した構造を得ることができる。
次に、図1(d)に示すように、ストライク金めっき層22sの上に本金めっき層22mを形成する。本金めっき層22mは、例えば、シアン化金めっき液を用いて形成される。シアン化合物を含む金めっき液(例えば、日本高純度化学株式会社製テンペレジストBL)としては、公知のものを広く用いることができる。例えば、pHが6.0以上6.5以下(液温60℃以上70℃以下)のものが好ましい。電流密度は例えば0.02A/dm2以上0.3A/dm2以下で、めっき時間は例えば100秒以上300秒以下である。
本金めっき層22mは厚く形成する必要がなく、ストライク金めっき層22sと本金めっき層22mとを合わせた金めっき層22はピンホール22aを有してもよい。本発明者の検討によると、ピンホールを有しない金めっき層22を形成するためには、金めっき層22の全体の厚さが概ね1.2μm以上必要である。後に実験例を示すように、金めっき層22の全体の厚さは、接触抵抗を十分に低くできればよく、少なくとも0.01μm超であることが好ましく、0.05μm以上であることがさらに好ましい。また、金めっき層22の厚さを0.3μm超とする必要はなく、0.3μm以下の厚さで、接触抵抗を十分に低下させることができる。金めっき層22の接触抵抗は10mΩ・cm2以下であることが好ましい。
次に、図1(e)に示すように、金めっき層22が形成されたステンレス鋼基材の本体部12aに対して不動態化処理を行うことによって、燃料電池用セパレータ20が得られる。不動態化処理は、金めっき層がピンホールを有していたとき、ピンホール内にステンレス鋼の不動態層を形成することができる条件で行う。例えば、実験例で示すように、30℃の30質量%の硝酸水溶液に5分間浸漬することによって行うことができる。もちろんこの条件に限られず、例えば、50℃の30質量%の硝酸水溶液に約10秒間浸漬してもよい。硝酸水溶液の濃度は30質量%以上であることが好ましい。不動態化処理を行うことによって、ピンホール22a内に露出されたステンレス鋼基材の本体部12aが不動態化され、ピンホール22a内にステンレス鋼の不動態層16が形成される。不動態層16の厚さは、一般的な不動態層の厚さと同様に、数nm(例えば4nm)以上あればよい。
上述したように、本発明の実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法によると、酸性のストライク金めっき液を用いてストライク金めっき層22sを形成するので、金めっき層22とステンレス鋼基材12aとの間にはステンレス鋼の不動態層14はほとんど存在せず、金めっき層22とステンレス鋼基材12aとの密着性を高めることができる。さらに、金めっき層22を形成した後で、不動態化処理を行うので、金めっき層22にピンホール22aが存在しても、ピンホール22a内に露出されたステンレス鋼基材12aが不動態化され、ピンホール22a内にステンレス鋼の不動態層16が形成される結果、耐食性が向上させられる。金めっき層22はピンホールを有していてもよいので厚く形成する必要がなく、金めっき工程のスループットは高く、材料費も安い。また、ストライク金めっき工程に先立って、ステンレス鋼基材の表面をエッチングまたは陰極電解することによって、不動態層を除去しておけば、最終的な金めっきの仕上がりの均一性を高めることができる。
以下に、実験例を示して、本発明による実施形態の燃料電池用セパレータおよびその製造方法を詳細に説明する。
図1(a)に示したステンレス鋼基材12として、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)から形成された基材(縦80mm×横80mm×厚さ1.0mm)を用意した。この基材の表面をグロー放電発光分光分析法で分析した結果得られた濃度プロファイルの例を図2(a)に示す。横軸は基材表面からの深さ、縦軸は各原子の濃度を原子%(at%)で示している。なお、図2では、炭素、ニッケル、銅、シリコン、マンガンの結果は省略している。以下の、グロー放電発光分光分析結果についても同様である。
図2(a)から分かるように、この基材12の表面には、Fe(鉄)、Cr(クロム)およびO(酸素)が確認され、酸化物層が形成されていることがわかる。この酸化物層は、よく知られているように、不動態層14である。不動態層14の厚さは、酸素原子濃度がピーク値の半分になる深さで評価すると、約4.4nmであった。
次に、上記基材12をエッチング液(塩酸と硝酸との混酸)に30℃で5分間浸漬することによって、基材12の表面をエッチングした後、容器に貯めた水道水に2回浸漬することによって、エッチング液を洗い流した。この基材の表面をグロー放電発光分光分析法で分析した結果の例を図2(b)に示す。最表面の近傍の酸素原子濃度が図2(a)よりも少し低く、深さ方向への変化がなだらかであることを除いて、図2(a)の濃度プロファイルと同様であった。このことから、エッチングによって不動態層14を除去しても、水洗および/またはその後の空気中での保存中に、不動態層14が再び形成されたと考えられる。なお、図2(b)の濃度プロファイルから、上記同様にして求めた不動態層14の厚さは約6.1nmであった。
また、エッチングおよび水洗を施した基材に硝酸を用いて不動態化処理を施し、得られた基材の表面をグロー放電発光分光分析法で分析した結果を図3(a)および(b)に示す。図3(a)は10%硝酸水溶液を用いたときの結果であり、図3(b)は30%硝酸水溶液を用いたときの結果である。図3(a)および(b)の濃度プロファイルは、何れも図2(a)の濃度プロファイルとほとんど同じであり、硝酸による不動態化処理によって、表面の不動態層の組成および厚さは変化していないと考えられる。なお、図3(a)および(b)の濃度プロファイルから、上記と同様にして求めた不動態層14の厚さは、それぞれ約4.5nmおよび約4.3nmであった。図2〜図3の結果から、本実験で用いた基材の表面に形成される不動態層14の厚さは、約4nm〜約6nmの範囲にあると考えられる。
金めっきは、酸性のストライク金めっき液を用いたストライク金めっきと、シアン化金めっき液を用いた本金めっきとによって行った。ストライク金めっきは、シアン系で、pHが0.8、温度が35℃の金ストライクめっき液(小島化学薬品株式会社製K−770 500ml/L(2倍希釈))を用い、電流密度1A/dm2で40秒間、電解めっきを行った。この条件で得られるストライク金めっき層の厚さは、約0.01μmであった。めっき層の厚さは、特に断らない限り、蛍光X線膜厚計を用いて測定した厚さである。
約0.01μmよりも厚い金めっき層を形成する際には、ストライク金めっきに続いて本金めっきを行った。本金めっきには、pHが6.3、温度が65℃のシアン化金めっき液(日本高純度化学株式会社製テンペレジストBL 200g/L、シアン化金カリウム8.0g/L)を用い、電流密度0.1A/dm2で、通電時間を調整することによって、本金めっき層の厚さを調節した。通電時間が4分で、厚さが約0.1μmの本金めっき層を得ることができた。
上記の条件を変えて、試料を作製し、耐食性と接触抵抗を評価した。各試料の作製条件と、評価結果を併せて、下記の表1に示す。
耐食性は、pH1の硫酸水溶液(80℃)に1000時間浸漬した後の表面を目視で観察することによって評価した。金めっき層の腐食が確認できたものを×、腐食には至っていないが変色が見られたものを△、変色が見られなかったものを○とした。なお、○は、実用に耐える耐食性を有している。
接触抵抗は、各試料(セパレータ)を、カーボンペーパーを間に介して、金めっきを施した銅板(集電板)で10kgf/cm2の面圧で挟持した状態で、ミリオームメータを用いて1Aの電流を流したときの抵抗値で評価した。なお、1W程度のPEFC用燃料電池に用いる場合、金めっき層の接触抵抗は10mΩ・cm2以下であることが好ましく、5mΩ・cm2以下であることがさらに好ましい。
Figure 0005133466
耐食試験前の抵抗値をみると、全ての試料の接触抵抗は5mΩ・cm2以下であり、良好であった。すなわち、金めっき層の厚さは少なくとも0.01μmあれば、接触抵抗を十分に低減できることが分かる。
耐食性についてみると、エッチングを行った後に金めっきを施した試料2の耐食性は、エッチングを行うことなく金めっきを施した試料1の耐食性よりも劣る。試料1の耐食性が十分でないのは、不動態層と金めっき層との密着性が低いためである。試料2の耐食性が試料1よりも低いのは、エッチングによって不動態層を除去した後に再度生成された不動態層(図2(b))は、基材の表面に予め形成されていた不動態層(図2(a))よりも耐食性が低いためであると考えられる。すなわち、図2(a)、(b)を参照して説明したように、エッチングによって不動態層を除去しても、水洗や保存中に不動態層が再び形成されるが、この不動態層の化学的な安定性は、もともとの基材の表面に形成されていた不動態層(一般のステンレス鋼基材の表面は不動態化処理されている)よりも劣り、この不動態層の耐食性の差が、金めっき層のピンホールからの腐食に対する耐性の違いとして現れたと考えられる。
試料4と試料2とを比較する。試料4の製造工程は、試料2の製造プロセスにおけるエッチング工程の後、ストライク金めっきの前に、10%硝酸による不動態化処理を含んでいる。すなわち、金めっきが施される表面に不動態化処理が施されている。その結果、試料4の耐食性は試料2よりも優れるが、試料1と同等であり、十分なレベルではない。なお、試料4の製造プロセスは、特許文献2に記載の製造プロセスを模擬したものである。
また、試料3と試料2とを比較するとわかるように、金めっき層の厚さを0.2μmにすると、試料2(金めっき層の厚さ0.1μm)よりは耐食性は改善するものの、十分な耐食性を得ることはできない。
これに対し、試料7〜9(実施例)は十分な耐食性を有しており、試料7の結果から分かるように、金めっき層の厚さは0.05μmもあれば十分である。これらの試料の接触抵抗は耐食試験後も殆ど増大しておらず、非常に優れた耐食性を有していることがわかる。
なお、試料6の結果から、金めっき層の厚さが0.01μm以下であると、耐食性は低く、金めっき層の厚さは0.01μm超であることが好ましいことが分かる。また、試料5の結果から分かるように、10質量%の硝酸水溶液では、ピンホール内のステンレス鋼の不動態層を形成できず、硝酸水溶液を用いてピンホール内に不動態層を形成するためには、30質量%以上の硝酸水溶液を用いることが好ましいことがわかる。ピンホール内における組成の表面プロファイルを測定することは困難であり、直接的な分析結果は得られていないものの、上記の実験結果から、不動態化処理の条件を調整すれば、金めっき層のピンホール内に、十分に安定なステンレス鋼の不動態層を形成できることがわかる。
ここで、図4(a)および(b)にそれぞれ試料4と試料8の表面をグロー放電発光分光分析法で分析した結果を示す。
図4(a)および(b)のFeとCrの濃度プロファイルを見ると、Feの濃度が増大し始めた後で、Crが増大し始めている。すなわち、表面に近いところには、クロムを実質的に含まない鉄酸化物層が形成されていることがわかる。これは、図2および図3に示した基材の表面に形成されている不動態層においては、最表面に、鉄およびクロムを含む酸化物層が存在しているのと、対照的である。すなわち、試料4および試料8では、金めっき層とステンレス鋼基材とがステンレス鋼の不動態層を介さずに接触している領域が存在する。密着性の観点からは、金めっき層とステンレス鋼基材との間に、ステンレス鋼の不動態層が存在しないことが好ましいと考えられるが、少なくとも部分的に、不動態層を介さずに、金めっき層とステンレス鋼基材と接触していれば、密着性は改善されると考えられる。
特に、図4(b)に示した、エッチングを行った後、不動態化処理を行うことなく、金めっきを行った試料8の方が、図4(a)に示した、エッチングを行った後、不動態化処理を行い、その後に金めっきを行った試料4よりも、実質的にクロムを含まない鉄酸化物層の厚さが厚い。これは、不動態化処理によって形成された不動態層よりも、不動態層を一旦除去した後に水洗や空気中の保存によって形成された不動態層の方が、酸性のストライク金めっき工程において除去されやすいためと考えられる。なお、酸性のストライク金めっき工程においては、不動態層の全体が除去されるのではなく、不動態層の内でクロム酸化物がリッチな部分が除去されると考えられる。
以上のことから、酸性の金ストライクめっきを行うと、ステンレス鋼基材の表面の不動態層のクロム酸化物がリッチな部分が少なくとも部分的に除去される。クロム酸化物は金めっき層との密着性を低下させるので、クロム酸化物がリッチな部分を除去することによって、金めっき層とスレンレス鋼基材との密着性が改善される。特に、エッチングを行うことによって、予め形成されていた不動態層を除去した後に、ストライク金めっきを行うことによって、より効果的にクロム酸化物を除去することができる。なお、種々の実験の結果、エッチングを行うことによって、基材の表面の均一性が高まり、最終的な金めっきの仕上がりの均一性を高めることができることもわかった。
また、金めっき層の厚さが0.3μm以下と薄く、ピンホールを有している場合でも、金めっき後に、所定の条件で不動態化処理を行うことによって、ピンホール内に露出されているステンレス鋼基材の表面に不動態層を形成できるので、耐食性を向上させることができる。高い耐食性を得るためには、30質量%以上の硝酸水溶液を用いることが好ましい。
なお、ストライク金めっきおよび本金めっきは、無電解めっきであってもよいが、ここで例示したように、電解めっきの方が好ましい。特に、酸性ストライク金めっきは、ストライク金めっき層を形成するだけなく、下地の不動態層のクロムリッチな部分を除去するという作用・効果を有し、このためには電解めっきが好ましい。
本発明は、燃料電池用セパレータおよびその製造方法に広く用いられる。
12 ステンレス鋼基材
12a ステンレス鋼基材の本体部(ステンレス鋼基材ともいう)
14 不動態層(自然に形成されたもの)
16 ピンホール内に形成された不動態層
20 燃料電池用セパレータ
22 金めっき層
22a ピンホール
22s ストライク金めっき層
22sa ストライク金めっき層のピンホール
22m 本金めっき層

Claims (10)

  1. ステンレス鋼基材と、
    前記ステンレス鋼基材上に形成された、ピンホールを有する金めっき層と、
    前記ピンホール内に形成されたステンレス鋼の不動態層と
    を有し、前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材とがステンレス鋼の不動態層を介さずに接触している領域を有する、燃料電池用セパレータ。
  2. 前記金めっき層と前記ステンレス鋼基材とが、クロムを実質的に含まない鉄酸化物層を介して接触している領域を有する、請求項1に記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 前記不動態層の厚さは4nm以上である、請求項1または2に記載の燃料電池用セパレータ。
  4. 前記金めっき層の厚さは0.3μm以下である、請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 前記金めっき層の接触抵抗が10mΩ・cm2以下である、請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  6. ステンレス鋼基材を用意する工程aと、
    前記工程aの後に、前記ステンレス鋼基材の表面に、酸性の金ストライクめっき液を用いてストライク金めっき層を形成する工程bと、
    前記工程bの後に、前記ストライク金めっき層の上に、金めっき層を形成する工程cと、
    前記工程cの後に、前記金めっき層がピンホールを有していたとき、前記ピンホール内にステンレス鋼の不動態層を形成することができる条件で、不動態化処理を行う工程dと
    を包含する、燃料電池用セパレータの製造方法。
  7. 前記工程dは、30%以上の濃度の硝酸を用いて行われる、請求項6に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  8. 前記工程aの後、前記工程bの前に、前記ステンレス鋼基材の表面をエッチングする工程をさらに包含する、請求項6または7に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  9. 前記工程cにおいて形成される金めっき層はピンホールを有し、
    前記工程dにおいて、前記ピンホール内にステンレス鋼の不動態層を形成する、請求項6から8のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  10. 請求項6から9のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法によって製造された燃料電池用セパレータ。
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