JP5133006B2 - 燃料電池の製造方法 - Google Patents

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本発明は、燃料電池の内部から反応ガス等が漏出することを防止するための燃料電池用シール組成物及び燃料電池用シールと、該燃料電池用シールを備えた燃料電池及びその製造方法に関する。
燃料電池は、通常、電解質・電極接合体を1組のセパレータで挟持することで構成された単セルを備える。このような構成の単セルにおいて、セパレータの両面縁部にはシールが形成される。燃料電池の運転に際しては、前記電解質・電極接合体を構成するアノード側電極に対して水素を含んだ燃料ガスが供給されるとともに、カソード側電極に対して酸素を含んだ酸化剤ガスが供給される。前記シールは、これら燃料ガス及び酸化剤ガスが燃料電池の外部に漏出することを防止するためのものである。
この種のシール(シール組成物)としては、例えば、特許文献1の、特に、段落[0008]に記載されるように、シリコーン樹脂が広汎に採用されている。シリコーン樹脂は弾性に富み、燃料電池の運転・運転停止に伴うスタックの膨張・収縮に容易に追従するからである。
しかしながら、シリコーン樹脂は、耐酸性が十分であるとは言い難い。一方、前記電解質・電極接合体を構成する電解質膜は概して酸性度が高く、このため、該電解質膜の近傍のシリコーン樹脂が劣化して弾性が低下する懸念があることが指摘されている。
そこで、耐酸性を向上させるべく、特許文献2、3には、フィラーとして補強用のシリカやシリコーン樹脂を所定の組成比で配合してシール組成物とすることが提案されている。
特開平11−129396号公報 特開2002−313373号公報 特開2002−309092号公報
しかしながら、補強用の無機材や樹脂を添加した場合、圧縮永久歪が残留し易いシールとなる。換言すれば、シール性能が経時的に低下するために耐久性が乏しくなるので、シールとしての寿命を確保することが困難である。
このように、耐酸性と耐久性とは二律背反の関係にあり、両特性を同時に向上させることは困難である。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、耐酸性に優れ、しかも、耐久性が良好な燃料電池用シール組成物及び燃料電池用シールと、該燃料電池用シールを備える燃料電池及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る燃料電池用シール組成物は、付加反応型のシリコーンゴムと、硬化遅延剤とを含有することを特徴とする。
硬化遅延剤が配合された燃料電池用シール組成物では、シリコーンゴムの硬化速度が小さくなる。従って、この燃料電池用シール組成物をセパレータに塗布し、さらに、該燃料電池用シール組成物を硬化させれば、シール組成物同士が堅牢に接合し合い、しかも、シールすべき部位の形状に合致し、このためにシール線圧に影響されることのない優れたシール性能を発揮することが可能となるシールを得ることができる。
その上、シール性能が優れているために、圧縮永久歪に対する耐久性が若干小さいシリコーンゴム、換言すれば、耐酸性に優れるものを使用することもできる。すなわち、本発明においては、1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する第1直鎖状ポリシロキサンと、
アルケニル基を有するシリコーン樹脂と、
ヒュームドシリカと、
1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する第2直鎖状ポリシロキサンと、
付加反応触媒と、
を含有するシリコーンゴムを選定することも可能となる。
また、前記硬化遅延剤の好適な例としては、硫黄、リン、窒素、錫のいずれか1種を含み且つ前記付加反応触媒に対して触媒毒として作用する化合物、前記付加反応触媒に対して触媒毒として作用するアルキン系化合物、アセチルアルコール、マレイン酸エステル又はその誘導体のいずれかを挙げることができる。
この中、アセチルアルコール、マレイン酸エステル又はその誘導体が特に好適である。この場合、燃料電池用シール組成物中の硬化遅延剤の割合は、0.01〜5重量%であることが好ましい。0.01重量%未満では、硬化を遅延する効果に乏しい。また、5重量%よりも多いと、燃料電池用シール組成物を硬化することが容易でなくなる。
そして、本発明に係る燃料電池用シールは、上記した燃料電池用シール組成物からなることを特徴とする。
すなわち、この燃料電池用シールでは、シール線圧に影響されることなく長期間にわたって優れたシール性能が維持される。しかも、フィラーである無機材ないし樹脂が添加されたシリコーンゴムを選定した場合、シール性能を維持したまま耐酸性を向上させることも可能である。
また、本発明は、アノード側電極とカソード側電極とが電解質を介して配設される電解質・電極接合体が1組のセパレータ間に介装された単セルを具備する燃料電池であって、
前記アノード側電極及び前記カソード側電極は、ガス拡散層を有し、
前記セパレータ同士の間、又は前記セパレータと前記電解質・電極接合体との間にシールが設けられ、
且つ前記シールの一部が前記ガス拡散層に進入していることを特徴とする。
このように、シールの一部がガス拡散層に進入することにより、いわゆるアンカー効果が発現する。すなわち、シールが離脱し難くなり、結局、優れたシール性能を長期間にわたって維持することができる。
さらに、本発明は、アノード側電極とカソード側電極とが電解質を介して配設される電解質・電極接合体が1組のセパレータ間に介装された単セルを具備する燃料電池の製造方法であって、
請求項1〜5のいずれか1項に記載された燃料電池用シール組成物を前記セパレータに設ける工程と、
前記燃料電池用シール組成物を、塑性変形が可能な状態を維持して硬化する工程と、
前記セパレータ間に前記電解質・電極接合体を介装する工程と、
前記燃料電池用シール組成物を、塑性変形が不可能となるまで硬化してシールを形成する工程と、
を有することを特徴とする。なお、本発明における前記「燃料電池用シール組成物を前記セパレータに設ける工程」には、塗布は勿論のこと、噴霧、圧着、射出等、燃料電池用シール組成物をセパレータに設けるあらゆる手段を含めるものとする。
このような過程を経ることで、シール組成物同士が堅牢に接合し合うとともにシールすべき部位の形状に合致し、このためにシール線圧に影響されることのない優れたシール性能を発揮するシールを設けることができる。
本発明によれば、硬化遅延剤を配合してシリコーンゴムの硬化を遅延させ、スタックを形成した後に該シリコーンゴムの硬化を終了させてシールするようにしているので、シール組成物同士が堅牢に接合し合い、しかも、シールすべき部位の形状に合致したシールを得ることができる。このようなシールでは、シール線圧に影響されることのない優れたシール性能が発現可能である。
しかも、圧縮永久歪に対する耐久性が若干小さく耐酸性に優れるシリコーンゴムを使用することもできる。この場合、耐久性と耐酸性の双方が良好なシールが得られる。
以下、本発明に係る燃料電池用シール組成物、燃料電池用シール、該燃料電池用シールを備えた燃料電池について、その製造方法との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、燃料電池用シール組成物、燃料電池用シールのそれぞれを、シール組成物、シールと表記することもある。
図1及び図2は、それぞれ、本実施の形態に係る燃料電池が具備するスタック10の要部分解斜視説明図、要部縦断面説明図である。
このスタック10は、アノード側電極12とカソード側電極14とが電解質16を介して配設された電解質・電極接合体18と、この電解質・電極接合体18を挟持する第1セパレータ20、第2セパレータ22とで構成される単セル24を備える。本実施の形態において、これら第1セパレータ20及び第2セパレータ22は、SUS304やSUS316等のステンレスで構成されている。
この中、アノード側電極12及びカソード側電極14は、それぞれ、電解質16側に臨むガス拡散層と、該ガス拡散層に接合された電極触媒層とを有する。このようなアノード側電極12及びカソード側電極14の構成は公知であることから、ここでは図示を省略するとともにその詳細な説明を省略する。
一方、図1及び図2において、第1セパレータ20及び第2セパレータ22の各左上隅角部には、酸化剤ガスを流通させるための第1ガス入口通路30が設けられており、その対角位置である右下隅角部には、使用済の酸化剤ガスを流通させるための第1ガス出口通路32が設けられている。同様に、右上隅角部には燃料ガスを通過させるための第2ガス入口通路34が設けられており、その対角位置である左下隅角部には、使用済の燃料ガスを通過させるための第2ガス出口通路36が設けられている。第1セパレータ20及び第2セパレータ22には、さらに、第1ガス入口通路30から第2ガス入口通路34に向かって延在する冷媒入口通路38が設けられる一方、第2ガス出口通路36から第1ガス出口通路32に向かって延在する冷媒出口通路40が設けられている。
そして、第1セパレータ20におけるアノード側電極12に対向する面には、該アノード側電極12に燃料ガスを供給・排出するために山部と谷部を交互に形成した波状の燃料ガス通過部42が湾曲して延在している。図2に示すように、燃料ガス通過部42の頂面は、アノード側電極12から離間している。これにより燃料ガス通過部42とアノード側電極12との間に中空部44が形成され、燃料ガスはこの中空部44を介して流通される。
一方、第2セパレータ22には、第1セパレータ20の燃料ガス通過部42に対し反対側に突出する波状の酸化剤ガス通過部46が設けられており、該酸化剤ガス通過部46の各頂面は、第1セパレータ20に指向して突出している。これにより該頂面がカソード側電極14から離間することに伴って酸化剤ガス通過部46とカソード側電極14との間に中空部48が形成され、この中空部48には、酸化剤ガスが流通される。
また、第1セパレータ20の燃料ガス通過部42と第2セパレータ22の酸化剤ガス通過部46の頂面が互いに反対側に突出しているため、燃料ガス通過部42、酸化剤ガス通過部46の頂面同士は互いに離間している。この離間によって連通路50が形成され、冷媒入口通路38から導入された冷媒は、この連通路50を流通して冷媒出口通路40に至る。
第1セパレータ20及び第2セパレータ22の各々には、冷媒入口通路38から分岐して連通路50に向かう分岐路52と、連通路50からの冷媒を冷媒出口通路40に集束するための集束路54が設けられている。
そして、第1セパレータ20及び第2セパレータ22の両面において、第1ガス入口通路30、第1ガス出口通路32、第2ガス入口通路34、第2ガス出口通路36、冷媒入口通路38、冷媒出口通路40、分岐路52、集束路54の周囲には、第1シール56、第2シール58がそれぞれ設けられている。
なお、これら第1シール56及び第2シール58は、後述するように、第1セパレータ20に設けられたシール組成物と、第2セパレータ22に設けられたシール組成物とが重ね合わせられた後に硬化されることによって形成される。従って、図2に示すように、実際のスタック10においては、これら第1シール56及び第2シール58は一体的に接合しているが、便宜上、第1セパレータ20に設けられたシール組成物が硬化した分を第1シール56と指称し、第2セパレータ22に設けられたシール組成物が硬化した分を第2シール58と指称するとともに、図2において第1シール56と第2シール58との間に破線を付し、両者の一体化前の境界部位を示している。
ここで、前記シール組成物は、付加反応型のシリコーンゴムと、硬化遅延剤とを含有する。
この場合、シリコーンゴムは、1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有する第1直鎖状ポリシロキサンと、アルケニル基を有するシリコーン樹脂と、ヒュームドシリカと、1分子中に少なくとも2個のSiH基を有する第2直鎖状ポリシロキサンと、付加反応触媒とを含有する。以下の説明においては、第1直鎖状ポリシロキサン、シリコーン樹脂、ヒュームドシリカ、第2直鎖状ポリシロキサン、付加反応触媒の各々をA成分、B成分、C成分、D成分、E成分と表記することもある。
先ず、A成分である第1直鎖状ポリシロキサンは、下記の組成式(1)に示されるものである。
1 xSiO(4-x)/2 …(1)
式(1)中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の非置換又は置換一価炭化水素基であり、xは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5の範囲の正数である。ここで、上記R1で示されるケイ素原子に結合した非置換又は置換の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えば、クロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフロロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられる。この場合、全R1の90モル%以上、特に95モル%以上がメチル基であることが好ましく、さらには、アルケニル基を除いたR1のうち、95〜100モル%、特に98〜100モル%がメチル基であることが好ましい。また、R1のうち少なくとも2個はアルケニル基である。アルケニル基としては、炭素数2〜8のものが好ましく、炭素数2〜6のものがさらに好ましく、ビニル基が特に好ましい。
なお、アルケニル基の含有量は、直鎖状ポリシロキサン中5.0×10-6mol/g〜5.0×10-3mol/gとすることが好ましい。5.0×10-6mol/gより少ないとゴム硬度が低く、十分なシール性を得ることが容易ではない。また5.0×10-3mol/gより多いと、架橋密度が高くなるために脆性が大きくなる。より好ましいアルケニル基の含有量は、1.0×10-5mol/g〜1.0×10-3mol/gである。
アルケニル基は、分子鎖末端のケイ素原子に結合していてもよいし、分子鎖途中のケイ素原子に結合していてもよい。又は、両ケイ素原子に結合していてもよい。
第1直鎖状ポリシロキサンは、基本的には直鎖状構造のものであるが、部分的には分岐状構造、環状構造等であってもよい。
B成分のシリコーン樹脂は、R3SiO1/2単位及びSiO2単位を主成分とする。ここで、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基であり、炭素数1〜10、特に1〜8のものが好ましい。すなわち、Rで示される非置換又は置換の一価炭化水素基の好適な例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフロロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられる。
B成分は、上記したようなR3SiO1/2単位及びSiO2単位のみからなるものであってもよいし、必要に応じてR2SiO2/2単位やRSiO2/2単位(Rは上記の通り)をこれらの合計量としてB成分の全重量に対し50モル%以下、より好ましくは40モル%以下の範囲で含んでもよい。この場合、R3SiO1/2単位とSiO2単位とのモル比[R3SiO1/2単位/SiO2単位]が0.5〜1.5、特に0.5〜1.3であることが好ましい。このモル比が0.5より小さいと耐酸性が低下し、一方、1.5より大きいと、圧縮永久歪が大きくなるとともに、前記A成分及び後述するC成分との相溶性が低下するために配合が困難になる。
B成分は、1×10-4〜5×10-3mol/gのビニル基を含有することが好ましい。1×10-4mol/gより少ないと十分な耐酸性を得ることが容易ではなく、5×10-3mol/gより多いと固くなるために脆性を示す傾向があるからである。より好ましいビニル基の量は、2×10-4〜3×10-3mol/gである。
このようなB成分は、適当なクロロシランやアルコキシシランを周知の方法で加水分解することによって製造することができる。
C成分のヒュームドシリカは、シリコーンゴムに十分な強度を与える成分である。ヒュームドシリカとしては、BET法による比表面積が150〜400m2/gであるものが好ましい。150m2/gより小さいものは耐酸性が十分でない場合があり、400m2/gより大きいものは圧縮永久歪が概して大きいからである。BET法による比表面積が150〜350m2/gであるものがより好ましい。
ヒュームドシリカはそのまま用いても特に差し支えはないが、表面疎水化処理剤で予め処理したものや、シリコーンオイルとの混練時に表面処理剤を添加して処理したものを使用することが好ましい。なお、表面処理剤としては、アルキルアルコキシシラン、アルキルクロロシラン、アルキルシラザン、シランカップリング剤、チタネート系処理剤、脂肪酸エステル等の公知のものが挙げられる。勿論、これらの中の1種を用いてもよいし、2種以上を同時又は異なるタイミングで用いるようにしてもよい。
D成分の第2直鎖状ポリシロキサンは、ケイ素原子と結合する水素原子(SiH基)を1分子中に少なくとも2個、好ましくは3個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。このD成分における分子中のSiH基は、前記A成分及び前記B成分中のケイ素原子に結合したアルケニル基に対して、ヒドロシリル化付加反応によって架橋する。これにより、シール組成物が硬化する。すなわち、D成分は、シール組成物を硬化させるための硬化剤として作用する。
このオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、下記の組成式(2)に示されるものが選定される。
2 yzSiO(4-y-z)/2 …(2)
式(2)中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また、yは0.7〜2.1、zは0.001〜1.0であり、且つy+zは0.8〜3.0を満足する正数である。yは0.8〜2.0、zは0.01〜1.0、y+zは1.0〜2.5であることがより好ましい。
このような条件を満足し、且つ1分子中に少なくとも2個、好ましくは3〜100個、より好ましくは3〜50個のケイ素原子結合水素原子を有するものが好適に用いられる。
ここで、R2の一価炭化水素基としては、R1で例示したものと同様のものを挙げることができるが、脂肪族不飽和基を有さないものが好ましい。また、オルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状を基本とするが、部分的に環状、分岐状、三次元網状を含むものであってもよい。ケイ素原子に結合する水素原子(SiH基)は、分子鎖末端、分子鎖の途中のいずれに位置していてもよく、両方に位置するものであってもよい。この場合、1分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は2〜300個、特に4〜150個程度の室温(25℃)で液状のものが好適に用いられる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、メチルハイドロジェンシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位と(CH33SiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32SiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C653SiO1/2単位とからなる共重合体などが挙げられる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンのケイ素原子と結合する水素原子(SiH基)と前記A成分及び前記B成分中のケイ素原子に結合したアルケニル基の総量とのモル比は、Si−H/アルケニル基=0.8〜5.0であることが好ましい。この数値範囲を外れると、圧縮永久歪が大きくなる傾向がある。より好ましいモル比は、1.0〜3.0である。
E成分の付加反応触媒としては、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と一価アルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒等が挙げられる。なお、この付加反応触媒の配合量は触媒量とすることができ、通常、白金族金属としてA成分及びB成分の合計量に対して0.5〜1000ppm、特に1〜500ppm程度である。
シール組成物には、上記のA〜E成分の他、必要に応じ、充填剤、導電剤、耐熱剤等を添加するようにしてもよい。
一方、硬化遅延剤としては、硫黄、リン、窒素、錫のいずれか1種を含み且つ前記付加反応触媒に対して触媒毒として作用する化合物、前記付加反応触媒に対して触媒毒として作用するアルキン系化合物、アセチルアルコール、マレイン酸エステル又はその誘導体のいずれかが好適である。
とりわけ、アセチルアルコール、マレイン酸エステル又はその誘導体であることが好ましい。この場合、シール組成物の全重量を100重量%とするとき、硬化遅延剤の割合は0.01〜5重量%であることが好ましい。0.01重量%未満では、硬化を遅延する効果に乏しい。また、5重量%よりも多いと、シール組成物を硬化することが容易でなくなるからである。
本実施の形態において、電解質・電極接合体18の縦方向寸法及び横方向寸法は、第1セパレータ20の燃料ガス通過部42、第2セパレータ22の酸化剤ガス通過部46に比して若干大きく設定されている。このため、図2に示すように、第1シール56の一部がアノード側電極12に押圧されて該アノード側電極12の形状に沿った形状で硬化する一方、第2シール58の一部がカソード側電極14に押圧されて該カソード側電極14の形状に沿った形状で硬化する。結局、第1シール56、第2シール58の一部は、アノード側電極12、カソード側電極14にそれぞれ当接する。
さらに、第1シール56におけるアノード側電極12に当接した部位では、該第1シール56の一部がアノード側電極12のガス拡散層に進入し、同様に、第2シール58におけるカソード側電極14に当接した部位では、該第2シール58の一部がカソード側電極14のガス拡散層に進入している。結局、第1シール56又は第2シール58におけるガス拡散層に臨む側の部位は、その一部がガス拡散層に噛み込んでいる。
このように構成された燃料電池を運転するに際しては、該燃料電池が所定の温度まで昇温された後、第2ガス入口通路34を介して水素含有ガス等の燃料ガスが中空部44からアノード側電極に供給されるとともに、第1ガス入口通路30を介して空気等の酸化剤ガスが中空部48からカソード側電極に供給される。これらの反応ガスの存在下に、各電極12、14において電極反応が生じる。この燃料電池の運転の際に、単セル24、すなわち、電解質・電極接合体18、第1セパレータ20、第2セパレータ22は、冷媒入口通路38及び分岐路52を介して供給され、連通路50を通過する冷媒(冷却水等)によって冷却される。
使用済の燃料ガスおよび酸素含有ガスは、それぞれ、第2ガス出口通路36、第1ガス出口通路32を介してスタック10の外部に排出される。また、分岐路52から連通路50を介して流通することで単セル24を冷却した冷媒は、集束路54を介して冷媒出口通路40に収集され、最終的に、該冷媒出口通路40を流通してスタック10の外部に排出される。
前記第1シール56及び前記第2シール58は、シール組成物同士が堅牢に接合し合い、しかも、シールすべき部位の形状に合致している。このため、シール線圧に影響されることのない優れたシール性能を示す。従って、上記のように燃料電池を運転している間、反応ガスや冷媒が外部に漏洩することが有効に回避される。
また、第1シール56及び第2シール58の一部がガス拡散層に噛み込んでいるため、シール性能が一層大きくなるとともに、第1セパレータ20又は第2セパレータ22と電解質・電極接合体18との間の接合強度も大きくなる。
このスタック10は、次のようにして製造することができる。
はじめに、プライマーが予め塗布された第1セパレータ20又は第2セパレータ22の各々に対し、上記したシール組成物を設ける。なお、シール組成物を設ける手法としては、例えば、射出成形、トランスファー成形、コンプレッション成形等が挙げられる。
次に、前記シール組成物を加熱することで若干硬化させる。すなわち、該シール組成物が流動性を示し塑性変形が可能な状態を維持する程度で加熱を停止する。この予備硬化に際しては、例えば、150℃を40秒〜1分間保持する加熱条件とすればよい。このシール組成物では、硬化遅延剤が配合されているためにそれ以上の硬化が抑制される。
予備硬化終了後のシール組成物は、外力が付与された際に容易に変形を起こす。この状態が維持されている間、第1セパレータ20と第2セパレータ22の間に電解質・電極接合体18を介装して単セル24を構成し、さらに、単セル24同士を積層してスタック10を形成する。
上記したように、シール組成物は未だ硬化が終了していないので、この積層に伴う外力付与により、シールすべき部位の形状に合致する形状まで変形して互いに付着し合う。また、シール組成物において、アノード側電極12又はカソード側電極14におけるガス拡散層に臨む側では、該シール組成物の一部がガス拡散層に浸透する。
次に、シール組成物を再加熱することにより、流動性が喪失するまで硬化させる。すなわち、シール組成物の硬化を終了させ、第1シール56及び第2シール58とする。勿論、これら第1シール56及び第2シール58は硬化物であるので、塑性変形させることはできない。なお、この再加熱においては、例えば、200℃で2時間程度保持すればよい。
以上により、シール組成物同士が堅牢に接合し合い、しかも、シールすべき部位の形状に合致し、このためにシール線圧に影響されることのない優れたシール性能を有する第1シール56及び第2シール58を備えたスタック10が得られるに至る。
その上、上記したシリコーンゴムには、補強用の樹脂等が配合されている。このため、耐酸性を向上させることも可能である。
さらに、シール組成物のうち、ガス拡散層に浸透した分がそのまま硬化して第1シール56又は第2シール58となるために、これら第1シール56又は第2シール58の一部がガス拡散層に入り込み、そのアンカー効果によって第1シール56又は第2シール58が著しく離脱し難くなるという利点が得られる。
信越化学工業社製のKE−1950A/B(2液硬化型の付加反応型ジメチルシリコーンゴム)に対し、アセチルアルコール系化合物である3−メチル−1−ブチン−3−オールを硬化遅延剤として添加し、シール組成物とした。シール組成物中の硬化遅延剤の割合は、0.005重量%となるようにした。このシール組成物を、SUS304やSUS316の如きステンレス製のセパレータに射出成形し、150℃を1分間保持することで予備硬化した。
次に、このセパレータ同士の間に電解質・電極接合体を介装して単セルを形成し、さらに、所定数の単セルを積層してスタックを設けた。その後、該スタックを200℃で2時間程度保持することで前記シール組成物を硬化させ、シールを得た。そして、このシールにおけるタック(べたつきの度合い)を評価した。
その後、単セル同士を引き離す方向にスタックを引っ張って分解し、乖離面を観察して、シールが破壊されたことによる乖離であるか、シールがセパレータないし電解質・電極接合体から離脱したことによる乖離であるかを調べた。シールが破壊された場合を凝集破壊率100%とするとともに、シールがセパレータないし電解質・電極接合体から離脱した場合を凝集破壊率0%とし、両形態が混在していた場合にはシールがセパレータないし電解質・電極接合体から離脱した分を面積率として求めてこの値を100%から差し引いた値を求めた。これを実施例1とする。
また、硬化遅延剤の割合を種々変更したことを除いては実施例1と同様にして、タックを評価するとともに凝集破壊率を求めた。各々を実施例2〜5及び比較例1、2とする。
結果を併せて図3に示す。この図3から、硬化遅延剤を適切な割合で添加することにより、べたつきがなく且つ接合力が強固で離脱し難いシールを形成できることが明らかである。
本実施の形態に係る燃料電池が具備するスタックの要部分解斜視説明図である。 図1のスタックの要部縦断面説明図である。 実施例1〜5及び比較例1、2の各シールの特性を示す図表である。
符号の説明
10…スタック 12…アノード側電極
14…カソード側電極 16…電解質
18…電解質・電極接合体 20、22…セパレータ
24…単セル 30、34…ガス入口通路
32、36…ガス出口通路 38…冷媒入口通路
40…冷媒出口通路 42…燃料ガス通過部
46…酸化剤ガス通過部 56、58…シール

Claims (2)

  1. アノード側電極とカソード側電極とが電解質を介して配設される電解質・電極接合体が1組のセパレータ間に挟持された単セルを具備する燃料電池の製造方法であって
    料電池用シール組成物を前記セパレータに設ける工程と、
    前記燃料電池用シール組成物を、塑性変形が可能な状態を維持して硬化する工程と、
    前記セパレータ間に前記電解質・電極接合体を挟持する工程と、
    前記燃料電池用シール組成物を、塑性変形が不可能となるまで硬化してシールを形成する工程と、
    を有し、
    前記燃料電池用シール組成物は、付加反応型のシリコーンゴムと、硬化遅延剤とを含有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法において、
    前記アノード側電極及び前記カソード側電極は、ガス拡散層を有し、
    前記セパレータ同士の間、又は前記セパレータと前記電解質・電極接合体との間に前記シールが設けられており
    前記セパレータ間に前記電解質・電極接合体を挟持する工程で、前記燃料電池用シール組成物の一部前記ガス拡散層に進入させ、その後、該燃料電池用シール組成物を硬化して、一部が前記ガス拡散層に進入した前記シールを得ることを特徴とする燃料電池の製造方法
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