JP5132496B2 - 画像処理装置、画像処理方法ならびにそのプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、入力された多階調画像に応じて、網点を形成する多値のハーフトーン画像を生成するスクリーン処理に係る画像処理装置、画像処理方法ならびにそのプログラムおよび記憶媒体に関するものである。
特許文献1は、600DPIの多値画像の各画素を4つの閾値と比較し、1200DPIの二値画像を生成し、1200DPIの印刷解像度を持つ印刷エンジン部で印刷する技術を開示している。
特開2005−064954号公報
しかし、600DPIの多値画像を受けて600DPIの印刷解像度のエンジン部で印刷する場合、1200DPIの印刷解像度を持つ印刷エンジン部で印刷した時と同じ画質を実現することができなかった。
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低解像度の印刷エンジン部で、高解像度の印刷エンジン部に迫る画質を実現する所にある。
本発明は、高解像度のディザマトリクスを保存している画像処理装置であって、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる閾値と、低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値とを比較して、多階調の信号値を出力する処理手段を有し、前記処理手段は、前記低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較手段と、前記画素ごとに得られる複数の比較結果を纏めることで前記多階調の信号値を画素ごとに得る纏め手段と、前記纏め手段で得られた前記多階調の信号値を出力する出力手段とをさらに有し、前記纏め手段は、前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数をかけて複数の値を演算し、当該演算により得られた複数の値を合計することによって、前記多階調の信号値を画素ごとに得て、前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数の合計値は、当該画像処理装置に接続される印刷エンジン部が表現可能な階調数に基づいて予め定められており、前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きく、前記低解像度の入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と、前記低解像度の入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値とは一致してはいないが、前記低解像度の入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値が、前記低解像度の入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値とは一致していることを特徴とする。
また、本発明は、入力画像に対して、当該入力画像よりも高解像度のディザマトリクスを使って画像処理する画像処理装置であって、前記入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較手段と、前記比較手段により画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数を掛けて複数の値を求め、当該求められた複数の値を合計することによって、多階調の信号値を画素ごとに得る手段と、前記得る手段で得られた前記多階調の信号値を出力する出力手段とを有し、前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きくなっており、前記入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と一致してはいないが、前記入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値と一致していることを特徴とする。
また、上記各画像処理方法における諸ステップは、各種画像処理装置または情報処理装置に備わるコンピュータに実行させるためのプログラムとして構成することができる。そして、このプログラムを前記コンピュータに読み込ませることにより当該画像処理方法をコンピュータに実行させることができる。また、このプログラムは、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介して前記コンピュータに読み込ませることができる。なお、本明細書において、画像処理装置とは、専用の画像処理装置や画像形成装置の他、本発明に係る処理を実行可能な汎用の情報処理装置を含むものとする。
本発明によれば、低解像度の印刷エンジン部で、高解像度の印刷エンジン部に迫る画質を低コストに実現できる。
[実施形態1]
以下、本発明に係る第1の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用できる画像形成装置(例えば、一般的なCOPY/PRINT/FAXなどの機能を有するデジタル複合機)と、この画像形成装置に接続されたサーバおよびPCからなるシステムの概略ブロック図である。
本実施形態の画像形成装置は、原稿読み取り処理を行なうスキャナ部101と、スキャナ部101から読み取られた画像に画像処理を施しメモリ105に格納するコントローラ102を有する。さらに、ユーザがスキャナ部101により読み取られる画像に対する各種の印刷条件を設定する操作部104を有する。
また、メモリ105から読み出された画像データを操作部104により設定された印刷設定条件に従って記録用紙に可視化された画像形成を行なうプリンタ部103等を有する。この画像形成装置は、ネットワーク106を介して、画像データを管理するサーバ107や、この画像形成装置に対してプリントの実行を指示するパーソナルコンピュータ(PC)108等が接続されている。
ここで、本発明を適用できる画像形成装置としての一般的なCOPY/PRINT/FAXなどの機能を有するデジタル複合機の詳細な構成について図2を参照し説明する。
図2は、本発明を適用できる画像形成装置としての一般的なCOPY/PRINT/FAXなどの機能を有するデジタル複合機の断面図である。
この画像形成装置は、コピー・プリンタ・FAXのそれぞれの機能を有している。図2において、本実施形態の画像形成装置は、スキャナ201とドキュメントフィーダ(DF)202と、カラー4色ドラムを備えるプリント記録用のプリンタ213を有する。
まず、スキャナ201を中心に行われる読取り動作について説明する。
原稿台207に原稿をセットして読み込みを行なう場合には、ユーザは原稿台207に原稿をセットしてDF202を閉じる。すると、開閉センサ224が、原稿台207が閉じられたことを検知した後、スキャナ201の筐体内にある光反射式の原稿サイズ検知センサ226〜230が、セットされた原稿サイズを検知する。このサイズ検知を起点にして光源210が原稿を照射し、CCD(charge−coupled device)231が反射板211、レンズ212を介して原稿からの反射光を受光して画像を読み取る。
そして画像形成装置のコントローラ102(図1)が、CCD231によって読み取った画像データをデジタル信号に変換し、スキャナ用の画像処理を行なって印刷用画像データとしてコントローラ内のメモリ105(図1)に格納される。
DF202に原稿をセットして読み込みを行なう場合には、ユーザはDF202の原稿セット部203のトレイに原稿をフェースアップで載置する。すると、原稿有無センサ204が、原稿がセットされたことを検知し、これを受けて原稿給紙ローラ205と搬送ベルト206が回転して原稿を搬送し、原稿台207上の所定の位置に原稿がセットされる。これ以降は原稿台207での読み込みと同様に画像が読み込まれ、得られた印刷用画像データがコントローラ102内のメモリ105に格納される。
読み込みが完了すると、再び搬送ベルト206が回転して、図2の画像形成装置の断面図において右側に原稿を送り、排紙側の搬送ローラ208を経由して原稿排紙トレイ209へ原稿が排紙される。原稿が複数存在する場合は、原稿台207から原稿が画像形成装置の断面図において右側に排紙搬送されるのと同時に、給紙ローラ205を経由して画像形成装置の断面図において左側から次原稿が給送され、次原稿の読み込みが連続的に行なわれる。以上がスキャナ201の動作である。
続いてプリンタ213を中心に行われる印刷動作について説明する。
コントローラ内102のメモリ105に一旦記憶された印刷用画像データは、再度コントローラ102内で後述するプリント用の画像処理が行われた後、プリンタ213へと転送される。プリンタ213では、プリンタ部103内のPWM制御によってパルス信号へと変換されて、レーザ記録部でイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の記録レーザ光に変換される。そして、記録レーザ光は各色の感光体214に照射され、各感光体に静電潜像を形成する。
そして、プリンタ213は、トナーカートリッジ215から供給されるトナーにより各感光体にトナー現像を行い、各感光体に可視化されたトナー画像は中間転写ベルト219に一次転写される。中間転写ベルト219は図3において時計回転方向に回転し、用紙カセット216から給紙搬送路217を通って給送された記録紙が二次転写位置218に来たところで、中間転写ベルト219から記録紙へとトナー画像が転写される。
画像が転写された記録紙は、定着器220で、加圧と熱によりトナーが定着され、排紙搬送路を搬送された後、フェイスダウン排紙のセンタートレイ221か、或いはフェースアップ排紙のサイドトレイ222へと排紙される。フラッパ223は、これらの排紙口を切り替えるために搬送路を切り替えるためのものである。両面プリントの場合には、記録紙が定着器220を通過後に、フラッパ223が搬送路を切り替え、その後スイッチバックして下方に記録紙が送られ、両面印刷用紙搬送路225を経て再び二次転写位置218に給送され、両面プリントが行われる。
次に、図3を用いて前述のプリント用の画像処理について詳細に説明する。
図3はプリント用の画像処理を示すブロック図である。
図3において301はコントローラ102内でプリント用の画像処理を行う画像処理部である。ここで、コントローラ102内のメモリ105に一旦記録された印刷用画像データは8ビット深度のデータであり、メモリ105から入力された印刷用画像データは中間調処理部302において後述する高解像度化ディザ処理がなされる。高解像度化ディザ処理によって4ビット深度のデータに変換された印刷用画像データは、その後、プリンタ部103へと送出される。
また、304はCPUであり、画像処理部301全体の動作をROM305に保持された制御プログラムに基づいて制御する。306はRAMであり、CPU304の作業領域として使用される。RAM306には、他にも印刷用画像データに対して主走査方向にN倍、副走査方向にM倍した解像度で作成した高解像度ディザマトリクス601(図6)や、後述する重み係数テーブル801が記録され保存されている。
中間調処理部302の閾値取得部307は、後述するステップS401およびステップS402からなる複数の閾値を取得する手段を有する。また、比較部308は、ステップS404での複数の閾値との比較を行う比較手段を有し、纏め部309は、ステップS405での複数の比較結果を纏める纏め手段とその多階調の信号値を出力する出力手段を有する。なお、それら処理の詳細については後述する。
次に、図3、図4、図6、図8、図24を用いて、中間調処理部302の処理について詳細に述べる。
図4は、本実施形態における高解像度化ディザ処理方法を示すフローチャートである。図6は、本実施形態における閾値のディザマトリクスの一例である。図8は、後述する重み係数テーブルの一例である。
本実施形態では、印刷用画像データに対し、画像の実解像度を変化させずに、主走査方向にN倍、副走査方向にM倍した高解像度のディザ処理を適用する。以下では、印刷用画像データの解像度を600DPI、適用するディザマトリクスの解像度を主副ともに2倍(N=2,M=2)した1200DPIとして説明を行う。
また、詳細は後述するが、閾値取得部307において、用いられる複数の閾値のうちのいくつかは、隣接する周囲の画素が注目画素となるときに参照する閾値のうちのいくつかと同じ閾値となる必要がある。よって、後述する閾値の参照領域が、隣接する周囲の参照領域と互いにオーバーラップしなければならないため、参照領域の主走査方向の大きさは(N+1)、副走査方向の大きさは(M+1)となる。すなわち、複数の閾値ThNMの個数NMは、((N+1)×(M+1))個となり、この複数の閾値に対応して、後述する比較部308の比較判定結果ONMおよび纏め部309の重み係数CNMも同数必要となる。本実施形態では、NとMともに2であるから、個数NMは9個として説明を行う。
続いて、中間調処理部302の高解像度化ディザ処理について図24を用いて説明する。
図24は、本実施形態における中間調処理部302の高解像度化ディザ処理を模式的に表した図である。
まず、ステップS401において、中間調処理部302に印刷用画像データから1画素ずつ入力される注目画素2401(図24)の値DINと、その注目画素2401の主走査方向に対する座標Xと、副走査方向に対する座標Yを取得する。上記印刷画像データの解像度は600DPIであるから、例えばA4サイズ(主走査29.7cm,副走査21cm)であった場合の座標Xの最大値はおよそ7000、座標Yの最大値はおよそ5000程度になる。
次に、ステップS402において、ステップS401で取得した座標Xと座標Yから、閾値取得部307でディザマトリクス601(図6)における上記9個分のアドレス座標を求める。このアドレス座標は、主走査方向に対して9個のAX1,AX2,…,AXNMと、副走査方向に対して9個のAY1,AY2,…,AYNMとなる。本実施形態における個数NMは9であるから、主走査方向のアドレス座標はAX9まで、副走査方向のアドレス座標はAY9までとなる。なお、アドレス座標の算出方法の詳細については後述する。
次に、ステップS403において、ステップS402で求めたディザマトリクスのアドレス座標AX1,AX2,…,AXNMとAY1,AY2,…,AYNMとから、閾値取得部307で9個の閾値2402であるTh1,Th2,…,ThNMを取得する。本実施形態では、閾値についても個数NMは9であるため、Th9までとなる。なお、閾値の取得方法についても詳細は後述する。
次に、ステップS404において、比較部308で、ステップS401で取得した注目画素2401の値DINとステップS403で取得した9個の閾値2402のTh1,Th2,…,ThNMとをそれぞれ比較する。比較の結果、注目画素値が閾値よりも大きければ“1”を、そうでなければ“0”を割り当て、9個の閾値のそれぞれに対応する1ビットの比較の判定結果である2403に示すO1,O2,…,ONMとして出力する。例えば、DINとTh1を比較した結果はO1に、DINとTh2を比較した結果はO2に出力する。
最後に、ステップS405において、纏め部309で、S404での比較結果2403と、この比較結果O1,O2,…,ONMのそれぞれに対応する重み係数2404から、注目画素2401の値DINに対する出力画素2405の値Doutを求め出力する。この出力画素2405の値Doutの算出方法は後述する。重み係数2404は、比較結果2403のO1,O2,…,ONMのそれぞれに対応するC1,C2,…,CNMを図8の重み係数テーブル801から取得する。出力画素2405の値Doutは0〜15までの16階調を持つ4ビット深度のデータとなる。
重み係数テーブル801は、インデックスと重み係数Ciとを予め関連付けて保持したテーブルである。例えば、i番目の比較結果をOiとすると、重み係数テーブル801よりiをインデックスとしてOiに対応する重み係数Ciが取得できる。出力画素値Doutは、i=0,1,…,NMにおいて、比較結果Oiが“1”のときのみ、対応する重み係数Ciを重み係数テーブル801から取得して合計値を求めることで得られる。
前述のように、重み係数テーブル801の重み係数Ciの総和は、上記出力画素値DOUTの最大値となるため、出力画素値DOUTの最大階調数(すなわち、印刷エンジン部が表現可能な階調数)と等しくなるよう設定する必要がある。したがって、本実施形態においては、重み係数テーブル801の重み係数Ciの総和は15となるように予め設定している。
なお、本実施形態では、比較結果Oiの値に応じて重み係数テーブル801から重み係数Ciを取得し積算することで出力画素2405の値Doutを求めているが、これに限るものではない。例えば、i=0,1,…,NMにおいて、比較結果Oiと重み係数Ciの積と、それらの合計値を求めることによっても同様の結果を得ることができるのは言うまでもない。
次に、本実施形態において用いるディザマトリクスと、上記アドレス座標の算出方法、上記閾値の取得方法について、図6、図7、図9、図10、図11、図12を用いて詳細に説明する。
図6は、前述のように本実施形態で用いる1200DPIの解像度で設計した閾値のディザマトリクスの一例である。ディザマトリクス601は、複数の網点セル602で構成されており、主走査方向のアドレス座標AXと、副走査方向のアドレス座標AYが示す格子点上毎に一つの閾値を持っている。ディザマトリクス601は、その上端と下端、及び左端と右端で網点セル602が連続に、且つ均一になるよう配置されている。
図9に、印刷用画像データ901とディザマトリクス601との関係を示す。図9に示すように、ディザマトリクス601は印刷用画像データ901の座標X、座標Yに対し、水平・垂直にタイリングされていることがわかる。また、図7は、図6のディザマトリクス604を構成する網点セル602の一例である。網点セル602は、単位網点を表す閾値の配列であり、印刷用画像データ901のビット深度に応じた値の範囲の閾値を持つ。
本実施形態では、印刷用画像データ901は8ビット深度であり0〜255の値をとるので、上記閾値の値の範囲は0〜254となる。また、ディザマトリクス601の幅604は、主走査方向の格子点数と一致し、ディザマトリクス601の高さ603は、副走査方向の格子点数と一致する。前述のようにディザマトリクス601は、各格子点上に一つの閾値を持つ。なお、図6のディザマトリクス601の例では、幅604、高さ603ともに85である。
ディザマトリクス601は上述のように、印刷用画像データが600DPIの解像度なのに対し、主副ともに2倍である1200DPIの解像度で作成したものである。ディザマトリクス601は、図6のように網点セル602の配置に角度606を持たせることで、任意のスクリーン角度を実現できる。また、図6に示す網点セル602の間隔605がスクリーン線数となる。図6の場合、1200DPIの解像度でスクリーン線数がおよそ130.16lpi(line per inch)となり、スクリーン角度がおよそ12.53度となる。
ここで、図5に、600DPIの解像度で設計したディザマトリクスの一例を示す。ディザマトリクス501は、600DPIの解像度でスクリーン線数がおよそ145.52lpi(line per inch)に、スクリーン角度がおよそ14.04度となる。図5、図6ともにスクリーン線数が130lpi付近でスクリーン角度が15度付近となるよう設計したディザマトリクスの一例であるが、解像度が低いディザマトリクス501に比べ、ディザマトリクス601のスクリーン線数は130lpiに近いことがわかる。
次いで、アドレス座標の算出方法について説明する。
本実施形態における9個の閾値のアドレス座標AX1,AX2,…,AX9とAX1,AX2,…,AY9はそれぞれ、次式で求められる。このとき、ディザマトリクス601の幅604をMW、高さ603をMHとする。下記のMODは剰余算の関数であり、第一の引数を第二の引数で除算した際の余りを返す。
AX1 = MOD(X × N − 1, MW)
AX2 = MOD(X × N , MW)
AX3 = MOD(X × N + 1, MW)
AX4 = MOD(X × N − 1, MW)
AX5 = MOD(X × N , MW)
AX6 = MOD(X × N + 1, MW)
AX7 = MOD(X × N − 1, MW)
AX8 = MOD(X × N , MW)
AX9 = MOD(X × N + 1, MW)

AY1 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY2 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY3 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY4 = MOD(Y × M , MH)
AY5 = MOD(Y × M , MH)
AY6 = MOD(Y × M , MH)
AY7 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY8 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY9 = MOD(Y × M + 1, MH)
ここで、印刷用画像データと、ディザマトリクス、前述の参照領域との関係について説明する。
図10、図11、図12は、印刷用画像データと、ディザマトリクス、前述の参照領域との関係を表した図である。
図10は、印刷用画像データ901における座標を(Y,X)とするとき、値DINをもつ注目画素が、画素1001(第1の画素)の座標(2,89)にあって、そのときに参照される閾値Th1,Th2,…,Th9との関係を表している。
ディザマトリクス601における座標を(AY,AX)とする。このとき、閾値Th1,Th2,Th3,Th4,Th5,Th6,Th7,Th8,Th9の座標はそれぞれ(3,7),(3,8),(3,9),(4,7),(4,8),(4,9),(5,7),(5,8),(5,9)となる。座標(2,89)の画素1001は値DINをもつ注目画素であり、画素1001に対応するディザマトリクス601上のNM個の閾値は、閾値の参照領域1003にあり、その中心閾値1002は閾値Th5(165)となることがわかる。
一方で、図11は、値DINをもつ注目画素が、画素1101(第2の画素)の座標(2,90)にあって、そのとき参照される閾値Th1,Th2,…,Th9との関係を表している。
画素1101は、図10の画素1001から主走査方向に1画素進んだ座標の画素である。このとき、閾値Th1,Th2,Th3,Th4,Th5,Th6,Th7,Th8,Th9の座標はそれぞれ(3,9),(3,10),(3,11),(4,9),(4,10),(4,11),(5,9),(5,10),(5,11)となる。座標を見てもわかるように、閾値の参照領域1103は、図10の参照領域1003と3つの座標(3,9),(4,9),(5,9)で閾値を共有している。
また、図12は、値DINをもつ注目画素が、画素1201(第2の画素)の座標(3,89)にあって、そのとき参照される閾値Th1,Th2,…,Th9との関係を表している。
画素1201は、図10の画素1001から副走査方向に1画素進んだ座標の画素である。このとき、閾値Th1,Th2,Th3,Th4,Th5,Th6,Th7,Th8,Th9の座標はそれぞれ(5,7),(5,8),(5,9),(6,7),(6,8),(6,9),(7,7),(7,8),(7,9)となる。この場合も、座標を見てわかるように、閾値の参照領域1203は、図10の参照領域1003と3つの座標(5,7),(5,8),(5,9)で閾値を共有しており、さらに図11の参照領域1103とも1つの座標(5,9)で閾値を共有している。
このようにして、印刷用画像データ901の各画素が注目画素となるとき、その隣接する周囲の画素が参照するディザマトリクス601の閾値の全てではないいくつかと同じ閾値を用いて処理を行っていく。なお、ディザマトリクス601を構成する網点セル602は、一例として示す図7のように構成されるので、ディザマトリクス601の閾値は、網点セル602に含まれる閾値が格納されるアドレスに対応するものとなる。このようなディザマトリクス601を用いることによって、低解像度の入力画像に対して、従来の高い解像度のディザマトリクスを適用してディザ処理を行った場合と同レベルの高い画質を実現しながらも、容易に多値のディザ法を実現できる。また、本実施形態の手法では、複数の網点セル602の繰り返しからなるディザマトリクス601を用いている。したがって1つの網点セル602の閾値のみを記憶しておけばディザマトリクス601を構成できるので、省メモリでローコストなディザ法を実現できる。
なお、本実施形態において前記閾値の参照領域1003、1103、1203はアドレス座標AX方向に3つの閾値、AY方向に3つの閾値を持つ大きさであるが、NおよびMの値によってはその限りではない。例えば、N、Mともに4となる場合には、個数NMは25個となるため、参照領域をアドレス座標AX方向に5つの閾値、AY方向に5つの閾値を持つ大きさにする。この場合の25個の閾値のアドレス座標AX1,AX2,…,AX25とAX1,AX2,…,AY25はそれぞれ、次式で求められる。
AX1 = MOD(X × N − 2, MW)
AX2 = MOD(X × N − 1, MW)
AX3 = MOD(X × N , MW)
AX4 = MOD(X × N + 1, MW)
AX5 = MOD(X × N + 2, MW)
AX6 = MOD(X × N − 2, MW)
AX7 = MOD(X × N − 1, MW)
AX8 = MOD(X × N , MW)
AX9 = MOD(X × N + 1, MW)
AX10 = MOD(X × N + 2, MW)
AX11 = MOD(X × N − 2, MW)
AX12 = MOD(X × N − 1, MW)
AX13 = MOD(X × N , MW)
AX14 = MOD(X × N + 1, MW)
AX15 = MOD(X × N + 2, MW)
AX16 = MOD(X × N − 2, MW)
AX17 = MOD(X × N − 1, MW)
AX18 = MOD(X × N , MW)
AX19 = MOD(X × N + 1, MW)
AX20 = MOD(X × N + 2, MW)
AX21 = MOD(X × N − 2, MW)
AX22 = MOD(X × N − 1, MW)
AX23 = MOD(X × N , MW)
AX24 = MOD(X × N + 1, MW)
AX25 = MOD(X × N + 2, MW)

AY1 = MOD(Y × M − 2, MH)
AY2 = MOD(Y × M − 2, MH)
AY3 = MOD(Y × M − 2, MH)
AY4 = MOD(Y × M − 2, MH)
AY5 = MOD(Y × M − 2, MH)
AY6 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY7 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY8 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY9 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY10 = MOD(Y × M − 1, MH)
AY11 = MOD(Y × M , MH)
AY12 = MOD(Y × M , MH)
AY13 = MOD(Y × M , MH)
AY14 = MOD(Y × M , MH)
AY15 = MOD(Y × M , MH)
AY16 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY17 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY18 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY19 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY20 = MOD(Y × M + 1, MH)
AY21 = MOD(Y × M + 2, MH)
AY22 = MOD(Y × M + 2, MH)
AY23 = MOD(Y × M + 2, MH)
AY24 = MOD(Y × M + 2, MH)
AY25 = MOD(Y × M + 2, MH)
次に、図8、図13、図14、図15、図16、図17を用いて、重み係数テーブルについて詳細に説明する。
図8、図14、図16はそれぞれ重み係数テーブルの一例であり、図13、図15、図17は本実施形態における高解像度化ディザ処理の処理結果の一例である。
前述したように、重み係数テーブルは重み係数C1,C2,…,CNMをインデックスと関連付けて保持している。また、重み係数テーブルの重み係数の総和は、出力画素値DOUTの最大値となるため、出力画素値DOUTの最大階調数と等しくなるよう予め設定する。すなわち、本実施形態においては15となる。テーブル内の各重み係数の値は、上記条件内であれば何を用いても良い。
図13は、図8の重み係数テーブル801を用いて、図10の印刷用画像データ901の範囲を高解像度化ディザ処理した結果である。同様に、図15は重み係数テーブル1401を用いて高解像度化ディザ処理した結果であり、図17は重み係数テーブル1601を用いて高解像度化ディザ処理した結果である。
これらを見ればわかるように、前述の閾値の参照領域の中央となる閾値Th5に対応する重み係数C5の値を大きく(最大)、それ以外の閾値に対応する重み係数の値を小さくすることで、網点の形状を、その中央部分に集中させたものとすることができる。中央の重み係数の値が、最小のものより大きいが相対的にそれほど大きくない値となっている重み係数テーブル801は、他のテーブル1401、1601に比べ、周囲の閾値の影響を強く受けて高解像度ディザマトリクス601の再現性が高いものとなる。逆に重み係数テーブル1601では周囲の閾値の影響が弱くなり、高解像度ディザマトリクス601の再現性は低いが、網点がより集中するために安定した網点が得られる。
本実施形態において、上記のような構成の重み係数テーブルとディザテーブルを用いるのは、そのような構成のテーブルを用いなければ、隣り合っている画素に対するディザ処理結果がほぼ一致してしまうといったことが起こりうるからである。例えば、画像の濃度がほぼ一定だと仮定すると、処理結果が、黒、黒、黒、黒と連続してしまうことも起こりうる。すると、ディザ処理本来の機能、すなわち、ディザマトリックスを用いることにより、ディザマトリックスのサイズ(例えば、8×8)の範囲内で、例えば処理結果が2値の場合黒と白をうまく配置して階調を出すという機能が失われてしまうことになる。
本実施形態では、1200DPIのディザマトリックスを用いて600DPIの256値画像を16値化している。この600DPIの16値画像を600DPIで印刷することになる。これにより、1200DPIのディザマトリックスを用いて1200DPIの2値画像を作成して1200DPIで印刷した場合と同じような画質を実現することができる。
なお、本実施形態において、印刷用画像データの解像度は主副ともに600DPI、ディザマトリクスの解像度は主副ともに1200DPIとしたが、それに限るものではない。例えば、印刷用画像データが主副ともに600DPIのとき、ディザマトリクスの主走査方向の解像度を2400DPI、副走査方向の解像度を1200DPIなどとしても良い。もちろん、その場合はN=4、M=2、個数NMを15として処理を行い、閾値の参照領域は閾値Th8を中心として主走査方向に5つの閾値、副走査方向に3つの閾値の範囲となるのは言うまでもない。
また、本実施形態において、ディザマトリクス601は同一の網点セル602を複数繰り返し配置したものであるが、これに限るものではない。例えば、閾値の異なる複数の網点セルを組み合わせたサブマトリクスを用いたディザマトリクスや、大きさの異なる複数の網点セルを組み合わせたスーパーセルを用いたディザマトリクスなどを用いても良い。
[実施形態2]
次に、本発明に係る第2の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
上述した実施形態1では有理正接法によるディザ法を用いた高解像度化ディザ処理について説明した。本実施形態では、無理正接法によるディザ法を用いた高解像度ディザ処理について説明する。なお、本実施形態では、実施形態1で説明した中間調処理部302にある閾値取得部307において無理正接法による複数の閾値の取得を行う。後述する無理正接法によるディザ法を用いた高解像度ディザ処理以外は上述した実施形態1と同じ装置構成を有するため、その構成についての説明は省略する。
以下では、図18、図19、図20を用いて、本実施形態における中間調処理部302処理について詳細に述べる。
なお、本実施形態においても、実施形態1と同じく印刷用画像データの解像度を600DPI、適用するディザの解像度を主副ともに2倍(N=2,M=2)した1200DPIとして説明を行う。また、個数NMも同様に9個として説明を行う。
はじめに、本実施形態で用いるディザマトリクスについて説明する。
図18は、本実施形態で用いるディザマトリクスの一例である。ディザマトリクス1801は、一つの網点を表す閾値を格子状に二次元配置させたテーブルであり、幅1802、高さ1803のテーブル長を持つ。ディザマトリクス1801の閾値は、印刷用画像データが8ビット深度であり0〜255の値をとるので、0〜254の範囲の値となる。
図19は印刷用画像データと無理正接法によるディザマトリクスの関係を表した図である。図19のX軸、Y軸は印刷用画像データ901の主走査方向と副走査方向の座標を示し、AU軸、AV軸はディザマトリクス1801のアドレス座標を示す。ディザマトリクス1801とそのAU−AV座標系は、印刷用画像データ901とそのX−Y座標系に対してスクリーン角度1901だけ回転した関係にある。
次に、本実施形態における高解像度化ディザ処理方法について図20を用いて説明する。
図20は、本実施形態における高解像度化ディザ処理方法を示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートと同じ処理ステップには同一の符号を付している。
まず、ステップS401において、実施形態1で述べたように注目画素2401の値DINと、その注目画素の主走査方向に対する座標Xと、副走査方向に対する座標Yを取得する。
次に、ステップS2001において、閾値取得部307で印刷用画像データのX−Y座標系での9個のアドレス座標を求める。前記アドレス座標は、主走査方向に対して9個のAX1,AX2,…,AXNMと、副走査方向に対して9個のAY1,AY2,…,AYNMとなる。本実施形態でも個数NMは9であるから、主走査方向のアドレス座標はAX9まで、副走査方向のアドレス座標はAY9までとなる。なお、X−Y座標系でのアドレス座標の算出方法の詳細については後述する。
次に、ステップS2002において、閾値取得部307でディザマトリクス1801のU−V座標系のアドレス座標AU1,AU2,…,AUNMとAV1,AV2,…,AVNMとを求める。i番目のX−Y座標系のアドレス座標をAXi,AYiとし、それに対応するU−V座標系に変換したアドレス座標をAUi,AViすると、この変換は次式で行える。
AUi=( AXi × cosθ + AYi × sinθ) × pw
AVi=(−AXi × sinθ + AYi × cosθ) × ph
pw = MW / (RDither / L)
ph = MH / (RDither / L)
このとき、pwはAU方向のアドレス座標換算値、phはAV方向のアドレス座標換算値である。MWはディザマトリクス1801の幅1802、MHは高さ1803を、RDitherはディザの解像度、θはディザのスクリーン角度、Lはディザのスクリーン線数である。例えば、スクリーン線数Lを133lpi(line per inch)、スクリーン角度θを15度、幅MW、高さMHともに15のとき、pw、phともに、およそ1.66となる。
次に、ステップS2003において、上記アドレス座標AU1,AU2,…,AUNMとAV1,AV2,…,AVNMとディザマトリクス1801から、閾値取得部307で9個の閾値Th1,Th2,…,ThNMを取得する。アドレス座標系U−Vでは、図19に示すようにディザマトリクス1801が幅1802、高さ1803でタイル上に繰り返し配置されている。したがって、ディザマトリクス1801において、i番目の閾値Thiのアドレス座標AUi ’と AVi ’は、
AUi ’= MOD(INT(AUi),MW)
AVi ’= MOD(INT(AVi),MH)
により求められる。ここで、MODは剰余算の演算であり、第一引数を第二引数で除算した余りを返す。INTは小数部を切り捨てた整数部を与える演算を示す。すなわち、アドレス座標上の整数部を上式のようにディザマトリクスの幅MW、および高さMHで剰余算した座標がディザマトリクス1801の格子点にあたり、該当する格子点から閾値Thiを取得する。
次に、ステップS404において、前述の実施形態1で述べたように、比較部308で、ステップS401で取得した注目画素2401の値DINと、ステップS403で取得した9個の閾値2402のTh1,Th2,…,ThNMとをそれぞれ比較する。比較の結果、注目画素2401の値が閾値よりも大きければ“1”を、そうでなければ“0”を割り当て、9個の閾値のそれぞれに対応する1ビットの比較の判定結果である2403に示すO1,O2,…,ONMとして出力する。
最後に、ステップS405を実行する。ここでは、纏め部309で、ステップS404での比較結果2403と、この比較結果O1,O2,…,ONMのそれぞれに対応する重み係数2404のC1,C2,…,CNMとから注目画素2401に対する出力画素2405の値Doutを求め出力する。なお、重み係数2404のC1,C2,…,CNMは、実施形態1において説明したように、図8や図14、図16に示す重み係数テーブル801、1401、1601などから取得する。
次に、X−Y座標系でのアドレス座標の算出方法について、図19、図21、図22、図23を用いて詳細に説明する。
図19、図21、図22、図23は印刷用画像データと無理正接法によるディザマトリクスの関係を表した図である。図19、図22は座標X、YとU−V座標系との関係を、図21、図23は座標AX、AYとU−V座標系との関係を示している。
本実施形態における9個の閾値のアドレス座標AX1,AX2,…,AX9とAX1,AX2,…,AY9はそれぞれ、注目画素の座標Xと座標Yとから、次式で求められる。
AX1 = X × N − 1
AX2 = X × N
AX3 = X × N + 1
AX4 = X × N − 1
AX5 = X × N
AX6 = X × N + 1
AX7 = X × N − 1
AX8 = X × N
AX9 = X × N +1

AY1 = Y × M − 1
AY2 = Y × M − 1
AY3 = Y × M − 1
AY4 = Y × M
AY5 = Y × M
AY6 = Y × M
AY7 = Y × M +1
AY8 = Y × M +1
AY9 = Y × M +1
図19の値DINをもつ注目画素が画素1902の座標(2,2)であるとき、閾値Th1,Th2,Th3,…,Th9の座標は、図21の2101、2102、2103、2104、2105、2106、2107、2108、2109である。それぞれのX−Y座標系の座標値(AYi, AYi)は、上記の式から(3,3),(3,4),(3,5),(4,3),(4,4),(4,5),(5,3),(5,4),(5,5)となる。
一方で、図22の値DINをもつ注目画素が画素2201の座標(2,3)にあるとき、閾値Th1,Th2,Th3,…,Th9の座標は、図23の2301、2302、2303、2304、2305、2306、2307、2308、2309である。それぞれのX−Y座標系の座標値(AYi, AYi)は、上記の式から(3,5),(3,6),(3,7),(4,5),(4,6),(4,7),(5,5),(5,6),(5,7)となる。
座標値を見てもわかるように、X−Y座標系で閾値の座標のいくつか((3,5),(4,5),(5,5))が図21と図23とで一致する。このようにして、本実施形態においても、印刷用画像データ901の各画素が注目画素となるとき、その隣接する周囲の画素が参照するディザマトリクス1801の閾値の全てではないいくつかと同じ閾値を用いて処理を行っていく。このようなディザマトリクス1801を用いることによって、低解像度の入力画像に対して高い解像度のディザを適用した高い画質を実現しながらも、容易に多値のディザ法を実現できる。また、ディザマトリクス1801を繰り返し用いてディザ処理を行うので、実施形態1と同様に省メモリでローコストなディザ法を実現できる。
[実施形態3]
次に、本発明に係る第3の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
上述した実施形態1では有理正接法によるディザ法を用いた高解像度化ディザ処理について説明した。前述の高解像度化ディザ処理は、高解像度のディザマトリクスを用いて、低解像度の入力画像を処理する方法であった。本実施形態では、高解像度化変換によって生成した低解像度のディザマトリクスを用いて、低解像度の入力画像を処理する方法について説明する。加えて、高解像度のディザマトリクスから、上記高解像度化変換によって入力画像と同じ低解像度のディザマトリクスを生成する方法についても説明する。なお、本実施形態では、実施形態1で説明した画像処理部301にある中間調処理部2501(図25)において、一般的な多値のディザ法による擬似中間調処理を行う。後述する多値のディザ法以外は上述した実施形態1と同じ装置構成を有するため、その構成についての説明は省略する。
以下では、図25、図26を用いて、本実施形態における擬似中間調処理について詳細に述べる。
図25は、本実施形態におけるプリント用の画像処理を行う画像処理部を示すブロック図であり、図26は、本実施形態における擬似中間調処理を説明する図である。
なお、本実施形態においては、印刷用画像データの解像度を600DPIとし、高解像度化変換前のディザマトリクスの解像度は、主走査方向・副走査方向ともに2倍(N=2,M=2)した1200DPIとする。また、高解像度化変換後のディザマトリクスの解像度を印刷画像データと同じ600DPIとして説明を行う。
前述の実施形態1と同様に、メモリ105から入力された印刷用画像データは中間調処理部2501において、後述する多値のディザ処理が施される。多値のディザ処理によって4ビット深度のデータに変換された印刷用画像データは、その後、プリンタ部103へと送出される。
また、RAM306には、後述する高解像度化変換によって生成された低解像度ディザマトリクスが記録・保存されている。なお、この低解像度ディザマトリクスは、印刷用画像データと同じ解像度であるため、高解像度化変換によらない600DPIのディザマトリクスも保持し、これらのディザマトリクスを切り替えて利用することも可能である。
中間調処理部2501では、まず印刷用画像データ901から1画素ずつ入力される注目画素2603の値DIN(=64)と、その注目画素2603の主走査方向に対する座標Xと、副走査方向に対する座標Yを取得する。
次に、閾値取得部2502は、ディザマトリクス2601から、注目画素2603の座標XとYに対応する15個の閾値2604(Th〜Th15)を取得する。幅W、高さHのディザマトリクス2601は、図26に示すようにその各座標にLevel(以降Lとする)個の閾値を一組として、階層状に保持した面数Lの配列である。ディザマトリクスの面数は出力画素値DOUTの最大階調数(すなわち、印刷エンジン部が表現可能な階調数)と等しく、本実施形態においてLは15である。ディザマトリクス2601は印刷用画像データ901と同じ解像度であるから、各画素と各組の閾値は1対1の関係にある。印刷用画像データの座標XとYに比べて、ディザマトリクスの幅Wおよび高さHは小さいことが一般的なため、座標XとYに対して、ディザマトリクスは主走査方向にW、副走査方向にHの周期で繰り返し用いられる。
次に、比較部2503は、注目画素2603の値DINと15個の閾値2604(Th〜Th15)を比較し、DINが閾値よりも大きければ1を、閾値と同じか小さければ0を、比較結果O〜O15として出力する。
最後に、纏め部2504は、比較結果O〜O15から、注目画素2603の値DINが閾値Th〜Th15を超えた数(すなわち、比較結果O〜O15の合計)を、出力画素2605の値DOUTとして求め、出力する。
次に、図6、図27、図28、図29、図32を用いて、上記中間調処理部2501で使用可能な、高解像度のディザマトリクスを低解像度のディザマトリクスに変換する高解像度化変換について詳細に述べる。
ディザマトリクス601(図6)は、前述の通り1200DPIのディザマトリクスであり、図6に示す幅604のMWと高さ603のMHは共に85格子点の大きさを持つ、閾値からなる配列である。図27、図28、図29は、高解像度のディザマトリクス601と、このディザマトリクスの、高解像度化変換における注目画素および参照領域との関係を表す図である。
ディザマトリクスの高解像度化変換は、例えば図27に示すように注目画素2701を中心とした参照領域2702を単位として行う後述の再配置処理を、ディザマトリクス601に対して、注目画素の座標を任意の移動量だけ変位させながら行っていく。注目画素の移動量は、主走査方向にN、副走査方向にMとなる。本実施形態では、前述の通り低解像度のディザマトリクスが600DPIに対して、高解像度のディザマトリクスが主走査方向・副走査方向共に2倍の1200DPIとなっている。したがって、注目画素の座標は、高解像度のディザマトリクス上を主走査方向・副走査方向共に2座標分の間隔で移動する。すなわち、高解像度のディザマトリクス601上の座標を(AY,AX)とすると、再配置処理はまず図27に示すように座標(0,0)の画素を注目画素2701として、注目画素2701を中心とした参照領域2702に対して行われる。
次に、図28に示すように座標(0,2)の画素を注目画素2801とし、注目画素2801を中心とした参照領域2802に対して再配置処理が行われる。また、AYが0の行に対して処理を終えると、次にAYを2だけ進め、図29に示すように座標(2,0)の画素を注目画素2901として、注目画素2901を中心とした参照領域2902に対して再配置処理を行う。隣り合う注目画素に対応する参照領域2702、2802、2902らは、互いにオーバーラップするようにその領域を形成しているため、低解像度のディザマトリクスに変換した後にでも、高解像度のディザマトリクスの状態を再現することが出来る。
また、ディザマトリクス601は、幅604がMW、高さ603がMHの周期(間隔)で繰り返される。したがって、例えば、注目画素2701の座標がディザマトリクス601の端にかかるような場合、参照領域2702はディザマトリクス601の逆端の座標位置から閾値を得る。
再配置処理は、前述したように注目画素を高解像度のディザマトリクス上の座標を主走査方向にN、副走査方向にMの間隔で移動させながら、座標(0,0)に戻るまで繰り返される。高解像度化変換によって得られる低解像度のディザマトリクスの幅MW’、および高さMH’は、主走査方向および副走査方向への注目画素の移動回数によって決まる。例えば、図32に示すディザマトリクス3201は、本実施形態において、ディザマトリクス601を高解像度化変換して得たLevel1のディザマトリクスの一例であり、幅3206、高さ3205の大きさを持っている。
ディザマトリクス601において、再配置処理において注目画素が座標(0,0)に戻る周期は、注目画素の座標が主走査方向に2、副走査方向に2の間隔で移動すると、主走査方向・副走査方向共に85回移動した時となる。よって、高解像度化変換後の幅3206および高さ3205は共に85となる。つまり、変換後のディザマトリクスの幅MW’は、高解像度のディザマトリクスの幅MWが主走査方向の倍率Nで割り切れる場合、MWの1/Nの大きさとなるが、そうでない場合はMWと同じ大きさとなる。
同様に、変換後のディザマトリクスの高さMH’は、高解像度のディザマトリクスの高さMHが副走査方向の倍率Mで割り切れる場合、MHの1/Mの大きさとなり、そうでない場合はMHと同じ大きさとなる。本実施形態において高解像度のディザマトリクス601の幅MWと高さMHは共に85、NとMは2である。高解像度のディザマトリクスの幅MWは85と奇数であり、Nで割り切れない。したがって、ディザマトリクス601から高解像度化変換によって生成した低解像度のディザマトリクスの幅 MW’は幅604のMWと同じく85となる。また、高さMH’も同様に奇数であるため85となる。
詳細は後述するが、再配置処理では、一参照領域に対して、参照領域内の閾値を低解像度のディザマトリクスの一座標上に配置させる。再配置処理によって閾値が配置される低解像度のディザマトリクス上の座標は、注目画素の座標を主走査方向に対して1/N、副走査方向に対して1/Mにした座標になる。すなわち、低解像度のディザマトリクス上の座標を(AY’,AX’)とすると、本実施形態においてNとMは共に2であるから、座標(0,0)の注目画素2701に対する(AY’,AX’)は、閾値3202(図32)の座標(0,0)となる。また、座標(0,2)の注目画素2801に対する(AY’,AX’)は、閾値3203(図32)の座標(0,1)となり、座標(2,0)の注目画素2901に対する(AY’,AX’)は閾値3204(図32)の座標(1,0)となる。
次に、図8、図27、図30〜図46を用いて、前述の再配置処理について詳細に述べる。
図30は、ディザマトリクスの高解像度化変換における注目画素3001および参照領域3002と、重み係数3003との関係を表す図である。図31は、ディザマトリクスの高解像度化変換における注目画素3001および参照領域3002と、閾値3101との関係を表す図である。図32〜図46は、高解像度のディザマトリクスから高解像度化変換によって生成した低解像度のディザマトリクスのLevel1〜15の15面のディザマトリクスの例である。
再配置処理は、参照領域3002内の閾値3101(図31)から、対応する重み係数3003(図32)に応じて、低解像度のディザマトリクスの座標上に一組の閾値を配置するものである。重み係数3003は再配置処理の参照領域3002と同じ大きさであり、重み係数C1,C2,…,C9と閾値Th1,Th2,…,Th9はそれぞれ一対一で対応している。なお、重み係数3003のC1,C2,…,C9としては、前述の実施形態1において説明したように、図8や図14、図16に示した重み係数テーブル801、1401、1601などを用いる。図30の3004は、重み係数テーブル801の各重み係数を対応する位置に配置させたものである。以下では図8の重み係数テーブル801を用いた場合を例に、再配置処理を詳細に説明する。
図27において、参照領域2702は、前述のように注目画素2701が高解像度のディザマトリクス上のアドレス座標(0,0)にあり、低解像度のディザマトリクス上の座標(0,0)の閾値を配置するために用いられる。図32〜図46は、ディザマトリクス601と重み係数テーブル801とを用いて高解像度化変換を行った結果の一部である。閾値3202、3302〜4602は参照領域2702を再配置処理した結果であり、低解像度の15面のディザマトリクス3201、3301〜4601の座標(0,0)のそれぞれに、参照領域2702内の閾値から15個の閾値が配置されている。
再配置処理では、重み係数の値の数だけ対応する閾値を低解像度のディザマトリクス上に配置する。例えば、参照領域2702において、Th1は21であり、対応する重み係数C1は1であるから、Th1(=21)を一つだけLevel1のディザマトリクスの閾値3202として配置する。Th2は0で、対応する重み係数C2は2であるから、Th2(=0)をLevel2およびLevel3における二つの閾値3302と3402として配置する。そして、この処理をTh1〜Th9まで同様に行う。この処理により、重み係数テーブルの重みの総和(ここでは15)と同数(出力画素値DOUTの最大階調数)の閾値3202、3302〜4602を、低解像度のディザマトリクス上の座標(0,0)に一組の閾値として配置することができる。これら一組の閾値は、前述の中間調処理部2501において閾値Th1〜Th15として用いられ、比較部2503において求められる15個の比較結果O1〜O15の合計が中間調処理部2501から出力されることになる。
例えば、高解像度化変換によって生成した低解像度のディザマトリクス図32〜図46を用いて、全画素が64の値を持つ印刷用画像データを中間調処理した場合、結果は図13の1301と同じになる。本実施形態によれば、第1の実施形態と同じ処理結果を得ることができ、また、重み係数テーブルを入れ替えれば、網点の再現性や安定性を変化させることも同様に可能である。
このようにして、1200DPIのディザマトリクスから高解像度化変換によって生成した600DPIのディザマトリクスを用いることで、600DPIのプリンタエンジンのまま、1200DPIのディザ処理を実現することができる。また、600DPIの多値のディザ処理であるため、中間調処理部2501は、第1および第2の実施形態のように中間調処理方法を変更する必要がない。したがって、1200DPIから高解像度化変換によって生成した600DPIのディザマトリクスと、一般的な600DPIの多値ディザマトリクスとの共存が可能となる。
なお、本実施形態において、ディザマトリクス601は同一の網点セル602を複数繰り返し配置したものであるが、これに限るものではない。例えば、閾値の異なる複数の網点セルを組み合わせたサブマトリクスを用いたディザマトリクスや、大きさの異なる複数の網点セルを組み合わせたスーパーセルを用いたディザマトリクスに対し、高解像度化変換を適用しても良い。
[その他の実施形態]
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
画像形成装置の概略ブロック図である。 画像形成装置の断面図である。 プリント用の画像処理を示すブロック図である。 第一の実施形態における高解像度化ディザ処理のフローチャートである。 有理正接法によるディザマトリクスの一例を示す図である。 有理正接法によるディザマトリクスの一例を示す図である。 有理正接法による網点セルの一例を示す図である。 重み係数テーブルの一例を示す図である。 第一の実施形態における画像とディザマトリクスとの関係を表す図である。 第一の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 第一の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 第一の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 本発明による高解像度化ディザ処理の処理結果の一例を示す図である。 重み係数テーブルの一例を示す図である。 本発明による高解像度化ディザ処理の処理結果の一例を示す図である。 重み係数テーブルの一例を示す図である。 本発明による高解像度化ディザ処理の処理結果の一例を示す図である。 無理正接法によるディザマトリクスの一例を示す図である。 第二の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 第二の実施形態における高解像度化ディザ処理のフローチャートである。 第二の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 第二の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 第二の実施形態における画素と閾値との関係を表す図である。 本発明による高解像度化ディザ処理を表す図である。 第三の実施形態におけるプリント用の画像処理を示すブロック図である。 第三の実施形態における中間調処理部の多値のディザ処理を表す図である。 第三の実施形態における高解像度のディザマトリクスと参照領域との関係を表す図である。 第三の実施形態における高解像度のディザマトリクスと参照領域との関係を表す図である。 第三の実施形態における高解像度のディザマトリクスと参照領域との関係を表す図である。 第三の実施形態における参照領域と重み係数との関係を表す図である。 第三の実施形態における参照領域と閾値との関係を表す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。 第三の実施形態における高解像度化変換を行った低解像度のディザマトリクスの一例を示す図である。
符号の説明
101 スキャナ部
102 コントローラ
103 プリンタ部
104 操作部
105 メモリ
106 ネットワーク
107 サーバ
108 パソコン
201 スキャナ
202 ドキュメントフィーダ
203 原稿セット部
204 原稿有無センサ
205 原稿給紙ローラ
206 搬送ベルト
207 原稿台
208 排紙側の搬送ローラ
209 原稿排紙トレイ
210 光源
211 反射板
212 レンズ
213 プリンタ
214 感光体
215 トナーカートリッジ
216 用紙カセット
217 給紙搬送路
218 二次転写位置
219 中間転写ベルト
220 定着器
221 センタートレイ
222 サイドトレイ
223 フラッパ
231 CCD
301 画像処理部
302 中間調処理部
304 CPU
305 ROM
306 RAM
2501 中間調処理部
2502 閾値取得部
2503 比較部
2504 纏め部

Claims (5)

  1. 高解像度のディザマトリクスを保存している画像処理装置であって、
    前記高解像度のディザマトリクスに含まれる閾値と、低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値とを比較して、多階調の信号値を出力する処理手段を有し、
    前記処理手段は、
    前記低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較手段と、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果を纏めることで前記多階調の信号値を画素ごとに得る纏め手段と、
    前記纏め手段で得られた前記多階調の信号値を出力する出力手段と
    をさらに有し、
    前記纏め手段は、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数をかけて複数の値を演算し、当該演算により得られた複数の値を合計することによって、前記多階調の信号値を画素ごとに得て、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数の合計値は、当該画像処理装置に接続される印刷エンジン部が表現可能な階調数に基づいて予め定められており、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きく、
    前記低解像度の入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と、前記低解像度の入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値とは一致してはいないが、
    前記低解像度の入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値が、前記低解像度の入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値とは一致している
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力画像に対して、当該入力画像よりも高解像度のディザマトリクスを使って画像処理する画像処理装置であって、
    前記入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較手段と、
    前記比較手段により画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数を掛けて複数の値を求め、当該求められた複数の値を合計することによって、多階調の信号値を画素ごとに得る手段と、
    前記得る手段で得られた前記多階調の信号値を出力する出力手段と
    を有し、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きくなっており、
    前記入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と一致してはいないが、
    前記入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値と一致している
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 高解像度のディザマトリクスを保存している画像処理装置においてディザ処理を行う画像処理方法であって、
    前記高解像度のディザマトリクスに含まれる閾値と、低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値とを比較して、多階調の信号値を出力するディザ処理ステップを含み、
    前記ディザ処理ステップは、
    前記低解像度の入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較ステップと、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果を纏めることで前記多階調の信号値を画素ごとに得る纏めステップと、
    前記纏めステップで得られた前記多階調の信号値を出力する出力ステップと
    をさらに含み、
    前記纏めステップは、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数をかけて複数の値を演算し、当該演算により得られた複数の値を合計することによって、前記多階調の信号値を画素ごとに得て、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数の合計値は、前記画像処理装置に接続される印刷エンジン部が表現可能な階調数に基づいて予め定められており、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きく、
    前記低解像度の入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と、前記低解像度の入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値とは一致してはいないが、
    前記低解像度の入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値が、前記低解像度の入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値とは一致している
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. 入力画像に対して、当該入力画像よりも高解像度のディザマトリクスを使って画像処理する画像処理方法であって、
    前記入力画像の各画素に含まれる画素値に対して、前記高解像度のディザマトリクスに含まれる複数の閾値と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにより画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して係数を掛けて複数の値を求め、当該求められた複数の値を合計することによって、多階調の信号値を画素ごとに得るステップと、
    前記得るステップで得られた前記多階調の信号値を出力する出力ステップと
    を含み、
    前記画素ごとに得られる複数の比較結果の夫々に対して掛けられる係数のうちの最大の係数は、最小の係数より大きくなっており、
    前記入力画像の第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最大の係数と掛けられる閾値と一致してはいないが、
    前記入力画像の前記第1の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち比較結果が前記最小の係数と掛けられる閾値は、前記入力画像の前記第2の画素に含まれる画素値に対して比較される複数の閾値のうち前記最小の係数と掛けられる閾値と一致している
    ことを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項3又は4に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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