JPH08265568A - デジタル階調処理装置およびデジタル階調処理方法 - Google Patents
デジタル階調処理装置およびデジタル階調処理方法Info
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- JPH08265568A JPH08265568A JP7060374A JP6037495A JPH08265568A JP H08265568 A JPH08265568 A JP H08265568A JP 7060374 A JP7060374 A JP 7060374A JP 6037495 A JP6037495 A JP 6037495A JP H08265568 A JPH08265568 A JP H08265568A
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- H04N1/52—Circuits or arrangements for halftone screening
Abstract
比較によって2値化あるいは多値化するデジタル・プリ
ンタ等のラスタ・デバイスにおいて、出力画像の高分解
能と高階調性を低コストに両立することを目的とする。 【構成】CMYKデータとして4色分解された入力画像
各色は、2値化処理回路4においてディザ・マトリック
ス5との比較によって2値化される。このディザ・マト
リックス5は、15階調以上表現可能なカーネル・クラ
スタKとほぼ同型な8個のクラスタから構成されるディ
ザ・パターン11を生成する。 【効果】これにより、120階調以上の滑らかな階調性
が15階調程度の小パターンの繰り返しから実現され、
高分解能性が低コストに両立される。
Description
ス、CRTなどの画像を点(画素)の集合として表現するラ
スタ・デバイスと呼ばれる画像出力装置に関し、高分解
能で階調性の高い画像表現を実現するためのものであ
る。
表現可能な階調数の少ないラスタ・デバイスにおいて
は、ディザ法や誤差拡散法として知られる中間階調表現
手段により、擬似的に中間階調を補う手法が多く用いら
れてきた。
拡散法に劣る反面、実現が簡便で比較的均一な画質が得
られるため広く利用されている。
ディザ・マトリックスと呼ばれる閾値配列の各要素と順
次比較することによって、対応する画素の実際の出力階
調を決定する。特に出力階調が2値のデバイスでは、対
応画素のON・OFFを決定することになる。
て、1973年のBayerの論文「An optimum method for two
-level rendition of conitinuous-tone pictures」(IC
C Conf. Rec. 26-11)に図1(A)のパターンと図1
(B)のパターンが開示されている。図1(A)のディ
ザ・パターンは俗にBayer型パターンとして知られてい
る分散型のディザ・パターンである。また、図1(B)
のパターンは、ドット集中型ディザ法と呼ばれるもの
で、複数のドットを用いて階調に対応して直径の増大す
る疑似ドットをシミュレートするものになっている。
解能は高いものの出力画像において目に付きやすい独特
の"ざらつき"感のあるパターンを生じる。これに対し、
図1(B)のディザ・パターンを用いた場合の出力画像
では、疑似ドットが階調に応じた直径で、整然と等間隔
に配置されるため、出力画像に目障りな特徴パターンは
生じない。しかし、出力画像の分解能は、疑似ドットの
間隔となるため、階調数を多く取ると疑似ドット間隔が
荒くなり、疑似ドット間隔を細かく取ろうとすると十分
な階調数が得られない問題を生じる。
ディザ・マトリックス中の一組の閾値順序の中に複数の
疑似ドットを配置する方法が考案されてきた。このよう
なディザ・マトリックスの生成方法としては、1980年の
電子通信学会総合全国大会に於ける報告「ドット集中型
ディザ法における閾値配置方式」(上野他3名)に示され
ているように、図1(A)の Bayer パターンの生成ア
ルゴリズムをドット集中型のディザに適用して生成する
方法が良く用いられる。
基本となるドット集中型のディザ・パターンDから、nD+
0, nD+1, ..., nD+(n-1) の n個 (通常 n = 2 または
4) の同形なパターンを生成し、これを組み合わせてデ
ィザ・パターンを拡張する。
6及び図17として開示されているディザ・パターン
や、電子写真学会誌、第25巻第一号(1986)「電子写真に
おけるデジタル・カラー・プリンティングの中間調再現
法(III)」(河村他2名)の中で示されている多くのディザ
・パターンは、このような方法によるものである。ま
た、変則的な方法では、特開昭58-173973号公報に開示
されている方法もある。
パターンの疑似ドット間隔は、ライン線数と呼ばれ、lp
i (lines per inch)の単位で表現される。人が30cm程の
距離から出力画像を観察する場合、このライン線数が、
100 lpi から 120 lpi の間で疑似ドット間隔が目の分
解能を越え、滑らかな画像として認識されるようにな
る。つまり、100 lpi から 120 lpi の間で出力画像に
急激な質的変化が生じる。
像では、階調の不連続性が目につき易くなるため、階調
数の少ないディザ・パターンでは、かえって不自然な画
像となってしまう。この場合に必要な階調数も、およそ
120 lpi 位が目安となる。
ーザー・ビーム・プリンタなどの 600 dpi(dot per inc
h) 2値のラスタ・デバイスで、120 lpi のライン線数を
確保しようとすると、1つの疑似ドットを 5 × 5 画素
(25階調)以下で構成することになり、5つ以上の疑似ド
ットでディザ・パターンを構成する必要が生じる。
ーン内でシミュレートされる疑似ドットの個数が多くな
ると、特開昭58-173973号公報に開示されているよう
に、ドットセンターが全てそろわない低階調の表現にお
いて、不規則で粗いドット配置が生じ、出力画像の質感
が損なわれる。
少犠牲にして、前述の河村論文や、特開昭61-1255264号
公報に開示されているように一つのディザ・パターン内
の疑似ドット個数を2ないし4程度に押さえるか、あるい
は、特開昭58-173973号公報に開示ように、ディザ・マ
トリックスを複数用意し、低階調域の入力画素に対し
て、別のディザ・マトリックスを使用する方法がとられ
ていた。
ックスを複数用意するためのメモリーや、回路、あるい
はプログラムが複雑となり、処理速度の低下やコストア
ップの問題が生じる。
にすると低階調の不規則ドットによる画質低下がやはり
目に付き、疑似ドットを2つにすると階調性が著しく損
なわれる問題が生じる。逆に、2つの疑似ドットで120階
調以上を確保しようとすると、8×8画素を一つの疑似ド
ットに要し、ライン線数75 lpiのひどく荒い画像になっ
てしまう。
ると、特開昭61-1255264号公報に開示のような4つの疑
似ドットで120階調以上の階調数を得ようとすると、 6
× 6画素で疑似ドットを構成しても 120 lpi の分解能
を得る為には、120 × 6 = 720 dpi の分解能が出力デ
バイスに要求される。全出力画像をバッファに一時的に
蓄えるようなデバイスであれば、2割ものバッファ容量
の増加は深刻なコスト増大につながる。
調性の両立が困難な分解能のラスタ・デバイスにおい
て、疑似ドット間隔と階調性を1つのディザ・パターン
により両立させ、滑らかな画像再現を低コストに実現す
る階調処理装置及び階調処理方法を提供することにあ
る。
型拡張アルゴリズムを、生成される疑似ドット間隔が0.
25mm(さらに望ましくは、0.21mm)を越えない15階調以上
表現可能なドット集中型の基本ディザ・パターンに対し
て、2段階適用すると同時に、階調の増加に対して最初
に現れる各疑似ドットの初期点の閾値を再配置すること
により達成される。
方法として下記のものがある。
要素と逐次比較することによって2値あるいは多値ドッ
トの矩形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタ
ル階調処理方法において、前記閾値配列を、基本中間閾
値配列Mから、2M、2M+1により生成される2つの
中間閾値配列により構成し、さらに、基本中間閾値配列
Mは、基本小閾値配列Kから4K、4K+1、4K+
2、4K+3により生成される4つの小閾値配列により
構成する。
いて、閾値配列を構成する小閾値配列の最小あるいは最
大閾値を、前記閾値配列構成とは独立に再配置してもよ
い。
ものがある。
要素と逐次比較することによって2値あるいは多値ドッ
トの矩形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタ
ル階調処理装置であって、該出力矩形配列の1辺の分解
能と他辺の分解能と1画素当たりの階調数から1を引い
た値の積における正の平方根Doが600dpiを越えな
いラスタ・デバイスのデジタル階調処理装置において、
前記閾値配列は、複数のドットを用いて疑似的に表現さ
れる階調によりその径が増大する疑似ドットを120×
(120/Do)×(120/Do)個以上備える。
要素と逐次比較することによって2値あるいは多値ドッ
トの矩形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタ
ル階調処理装置において、前記閾値配列は、複数のドッ
トを用いて疑似的に表現される階調によりその径が増大
する疑似ドットを8個用いて模擬する。
要素と逐次比較することによって2値あるいは多値ドッ
トの矩形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタ
ル階調処理装置であって、該出力矩形配列の1辺の分解
能と他辺の分解能と1画素当たりの階調数から1を引い
た値の積における正の平方根Doが600 dpiを越えないラ
スタ・デバイスのデジタル階調処理装置において、前記
閾値配列は、複数のドットを用いて疑似的に表現される
階調によりその径が増大する疑似ドットで、該疑似ドッ
トの間隔が0.21mmを越えない疑似ドットを模擬す
る。
調処理装置及びデジタル階調処理方法を備えることによ
り、対称性の良い8個以上の疑似ドットが生成され、出
力デバイスの仕様変更なしに、階調数120以上、ライ
ン線数100(疑似ドット間隔が0.21mmの場合は
120) lpi以上で、 低階調域でのドットの乱れが少な
い滑らかな出力画像を低コストに実現することができ
る。
て説明する。以下では、色の記号としては、RGB はそれ
ぞれRed Green Blue、CMYK はそれぞれCyan Magenta Ye
llow blacK の意味で用いる。
レーザー・ビーム・プリンタにおける画像処理の概念図
である。入力装置の受け取る入力画像1は、RGB または
CMYK、あるいは国際照明委員会CIEの定めるxyz 等の 8b
it × 画素数 × 面数 (面数はRGB、xyzだと3面、CMYK
の場合4面)のデータである。また、各面のデータは、印
刷面に対応する矩形状の配列となっている(もちろん、
機械の内部表現としては面上を走査する1次元列として
展開される)。これらのデータは、必要に応じてRGB変換
2あるいは4色分解3され、CMYKの4面データへと変換され
る。
は、さらに2値化回路4により、各面ごとに異なったディ
ザ・マトリックス5を用いて、1画素当たり1bitの2値デ
ータに変換され、バッファ・メモリ6に蓄えられる。ビ
デオ信号発生回路7は、このバッファ・メモリ6の内容を
レーザ・ビームを制御する信号パルスへと変調してプリ
ンタ・エンジン8へと送出し、出力画像9を得る。
ビーム・プリンタに適用した本発明のディザ・パターン
の一例である。図中には簡単のために、閾値順序のみが
示されている。実際の閾値としては、この閾値順序 n
に対する単調関数として 0から255の間の整数値 T(n)
が割り付けられる。図3では、シミュレートされる疑似
ドットの中心を○で囲んで示した。特に、この疑似ドッ
トの配列では、スクリーン角10と呼ばれる傾き角(24.6
度)が設けられている。このような角度を設けることの
利点は、印刷分野では古くから知られており、前述の特
開昭61-125264号公報にも詳しく述べられている。
ある矩形のディザ・マトリックスと等価となる。例え
ば、図3のディザ・パターンは、(イ)部を(イ' )、(ロ)
部を(ロ' )部に平行移動することにより、5つの 8 × 8
マトリックス P1, P2, ..., P5 からなる図4(A)の
パターンに等価になる。これはまた、図4(A)のディ
ザ・マトリックスと等価である。実際の2値化処理に対
しては、こちらを繰り返し利用することになる。
イズをM×N、整数i を M で割った余りを i'、j を N
で割ったときの余りを j' とするとき、矩形配列として
入力される入力画像の (i, j) 要素 (8bit値) は、ディ
ザ・マトリックスの (i', j')要素の閾値順序 n(i',
j') に対応する閾値T(n(i', j'))と比較され、T(n(i',
j')) 以上であれば1 、そうでなければ 0 の 1 bit値
(2値)に変換される。
だけのディザ・パターンのデータをシフトしながら再利
用することにより、等価な処理を実現することも容易で
ある。以下の説明では、簡単の為に図3のような閾値順
序によるディザ・パターンの表現を用いることにする。
パターンをカーネル・クラスタと呼ぶことにする。図5
には、図3のディザ・パターンの生成方法を示す。カー
ネル・クラスタKを基にして、Kの各要素を4倍して定数
を加える操作により4K, 4K+1,4K+2, 4K+3 で示される各
パターンを生成し、これらを組み合わせて中間クラスタ
Mを生成する。
れる 2M, 2M+1 から全体ディザ・パターン11を得る。こ
の全体ディザ・パターン11の0 〜 7の初期の閾値順序の
配列を図6(1)に示す。
いて表現している。図6(2)〜(9)には、図6
(1)の閾値順序で印画されるドットパターンを順に示
している。この図6(1)の閾値順序の場合には、図6
(4)、(6)それぞれの繰り返しによって生じる格子
模様(図では45度)が画質を低下させる原因となる。
7(1)に示すものである。図7(1)の閾値順序で
は、図7(2)〜(9)に示されるパターンが全て一様
なパターンとなる。これらのパターンによる階調性の比
較を図8に示す。図6に対応するのが破線12、図7に対
応するのが実線13である。この図8に示すように、閾値
順序に対する階調の線形性は失われる。しかし、この程
度の階調のうねりは低階調域では認識されにくく、必要
ならば閾値順序から閾値へのマッピング段階で修正する
ことが可能である。
内、0 〜 7の初期閾値順序を、この図7(1)の閾値順
序で修正することにより、全体ディザ・パターンにより
発生する低階調域の画質低下を防止することができる。
図3のディザ・パターンはこのようにして得られたもの
である。
(A)、図10(A)のカーネル・クラスタKに施すこ
とによって、それぞれ、図9(B)、図10(B)の0
度・45度のスクリーン角を持つ全体ディザ・パターン11
を生成することができる。また、図3のディザ・パター
ンは、上・下を逆転することにより、63.4度のスクリー
ン角になる。ただし、図9(B)、図10(B)に対し
ても図7(1)による初期閾値順序の修正は必要であ
る。これらスクリーン角の異なるディザ・パターンをCM
YKの各色に割り付けることにより、彩度が高く画質の安
定した出力画像を得ることができる。
に63.4度、Yellowに0度、Blackに45度のスクリーン角の
ディザパターンを割り付けるのが一般的である。もちろ
ん、スクリーン角の組み合わせとしては、CyanとMagent
a が逆でも、YellowとBlackが逆でも差し支えない。ま
た、45度スクリーン角は目に付きにくい特性があるの
で、これをCMYK全色に疑似ドットの位置がずれるように
割り付けても良好な画質が得られる。
スの分解能が一方向で300 dpi、これと直交する方向で1
200 dpiの場合、図11(A)、(B)のようなカーネ
ル・クラスタが有効となる。図11では、図を立てた場
合の水平方向が1200 dpi、垂直方向が300 dpiの方向に
対応する。だだし、図図11(A)、(B)は、それぞ
れスクリーン角0度と26.6度のディザ・パターンを生成
するが、これに見合った45度スクリーン角の適当なパタ
ーンを設計することは困難になる。次善の対応としてこ
の場合には、図12(A)と、これに対称な図12
(B)をカーネル・クラスタK, K'として、図12
(C)に示す中間クラスタMを形成し、以後2M, 2M+1に
より図3と同様にして形成される全体ディザ・パターン
を用いることが考えられる。ただし、この場合には、初
期閾値順序の再配置はあまり効果的ではないので、図1
2(C)のパターンは、目立ちにくいYellowか、使用頻
度の低いBlackのパターンとして割り付け、Magenta、Cy
anに図11の(A)、(B)を割り付けることで、滑ら
かな画像が得られる。
12(C)に示したパターンは、出力デバイスが水平・
垂直方向とも300 dpiで、5値のラスタ・デバイスの場合
にも適用可能である。この場合には、水平方向の閾値を
4つ一組として、入力値が越えている閾値の個数を1デバ
イス・ドットの階調値に対応づけることになる。もちろ
ん、同様の考察で 水平600 dpi 垂直 300 dpi で3値の
ラスタ・デバイスにも適用可能である。
× (垂直解像度) × (1デバイスドット階調数-1)の正の
平方根 Doで定義される等価解像度が600 dpi 以下のラ
スタ・デバイスであれば、同様に効果的と言える。
デバイスに対して、本発明を適用することも可能であ
る。例えば、水平解像度1200 dpi 垂直解像度 600 dpi
のラスタ・デバイスに対しても、同様のカーネル・クラ
スタを考えることは容易であり、さらに、低階調域で高
い階調性を得ることが可能であるが、ディザ・パターン
の複雑さに対する効果の程度は減少することになる。
の例を挙げる。出力デバイスの水平解像度と垂直解像度
は等しいとする。図13(A)からは、図3と同様の2
6.6度のスクリーン角を持つディザ・パターンが形成さ
れる。また図13(B)からは、11.25度のスクリーン
角を持つディザ・パターンパターンが形成される。もち
ろん、これらの上下を逆にすることで、それぞれ63.4
度、78.75度のスクリーン角のディザ・パターンが得ら
れる。さらに図13(C)からは、これまでの例に見ら
れた直交ドット配列と異なって、図14に示されるよう
な、疑似ドットが正三角形の格子を形成する。なお、図
14において、黒部分のドットは閾値0に対応する。こ
の場合には、他のパターンとの組み合わで、目障りなモ
アレが生じやすくなるので、各色には、同じパターンを
適当にずらしたものを割り付けるのが望ましい。
解像度が垂直解像度の2倍の場合に適したカーネル・ク
ラスタの例である。図15の例は、例えば、水平解像度
800dpi 垂直解像度 400 dpi、あるいは、水平解像度 7
60dpi 垂直解像度 360 dpiのラスタ・デバイスに適用す
ると効果的である。ただし、水平解像度 760dpi 垂直解
像度 360 dpi では、ライン線数は図15の例で 114 lp
i となり、わずかに分解能は犠牲になるが効果的であ
る。
各色ごとに単一のディザ・パターンにより、高解像度・
高分解能の画像出力を得ることが可能となる。特に、等
価解像度600 dpi程度のラスタ・デバイスに対して、最
も効果的で、120 lpi, 120階調以上の高精細な画像を得
ることが低コストに実現される。
る。
おける画像処理の流れを示す説明図である。
すパターン図である。
の概念を説明するパターン図である。
法の説明図である。
ンの比較を説明するパターン図である。
ンの比較を説明するパターン図である。
である。
ラスタとそれから生成される全体パターンの例を示すパ
ターン図である。
・クラスタとそれから生成される全体パターンの例を示
すパターン図である。
のラスタ・デバイスを説明するパターン図である。
のラスタ・デバイスを説明するパターン図である。
パターン図である。
である。
・クラスタの例を示すパターン図である。
…2値化処理回路、5…ディザ・マトリックス、6…バ
ッファ・メモリー、7…ビデオ信号発生回路、8…プリ
ンタ・エンジン、9…出力画像、10…スクリーン角、
11…全体ディザ・パターン、K…カーネル・クラス
タ、M…中間クラスタ。
Claims (5)
- 【請求項1】入力画像の各画素を、閾値配列の各要素と
逐次比較することによって2値あるいは多値ドットの矩
形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタル階調
処理方法において、前記閾値配列を、基本中間閾値配列
Mから、2M、2M+1により生成される2つの中間閾
値配列により構成し、さらに、基本中間閾値配列Mは、
基本小閾値配列Kから4K、4K+1、4K+2、4K
+3により生成される4つの小閾値配列により構成する
ことを特徴とするデジタル階調処理方法。 - 【請求項2】請求項1記載のデジタル階調処理方法にお
いて、閾値配列を構成する小閾値配列の最小あるいは最
大閾値を、前記閾値配列構成とは独立に再配置すること
を特徴とするデジタル階調処理方法。 - 【請求項3】入力画像の各画素を、閾値配列の各要素と
逐次比較することによって2値あるいは多値ドットの矩
形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタル階調
処理装置であって、該出力矩形配列の1辺の分解能と他
辺の分解能と1画素当たりの階調数から1を引いた値の
積における正の平方根Doが600dpiを越えないラス
タ・デバイスのデジタル階調処理装置において、前記閾
値配列は、複数のドットを用いて疑似的に表現される階
調によりその径が増大する疑似ドットを120×(12
0/Do)×(120/Do)個以上備えることを特徴
とするラスタ・デバイスのデジタル階調処理装置。 - 【請求項4】入力画像の各画素を、閾値配列の各要素と
逐次比較することによって2値あるいは多値ドットの矩
形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタル階調
処理装置において、前記閾値配列は、複数のドットを用
いて疑似的に表現される階調によりその径が増大する疑
似ドットを8個用いて模擬することを特徴とするラスタ
・デバイスのデジタル階調処理装置。 - 【請求項5】入力画像の各画素を、閾値配列の各要素と
逐次比較することによって2値あるいは多値ドットの矩
形配列として出力するラスタ・デバイスのデジタル階調
処理装置であって、該出力矩形配列の1辺の分解能と他
辺の分解能と1画素当たりの階調数から1を引いた値の
積における正の平方根Doが600 dpiを越えないラスタ・
デバイスのデジタル階調処理装置において、前記閾値配
列は、複数のドットを用いて疑似的に表現される階調に
よりその径が増大する疑似ドットで、該疑似ドットの間
隔が0.21mmを越えない疑似ドットを模擬すること
を特徴とするラスタ・デバイスのデジタル階調処理装
置。
Priority Applications (2)
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JP7060374A Abandoned JPH08265568A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | デジタル階調処理装置およびデジタル階調処理方法 |
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