JP5131698B2 - 手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド - Google Patents
手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP5131698B2 JP5131698B2 JP2008279481A JP2008279481A JP5131698B2 JP 5131698 B2 JP5131698 B2 JP 5131698B2 JP 2008279481 A JP2008279481 A JP 2008279481A JP 2008279481 A JP2008279481 A JP 2008279481A JP 5131698 B2 JP5131698 B2 JP 5131698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- head
- mold
- hole
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
容器本体の口筒部に組付き固定して使用する手動押下げ注出ポンプ用の合成樹脂製ノズルヘッドにおいて、
頂部を押下げ面とした有頂筒状のヘッド部の側周壁に前方に延出するノズル筒を設けたノズルヘッド本体に注出液の吐出方向を一定の方向に規制するノズルカバー体を装着した構成とし、
ノズルカバー体は、
ヘッド部に外嵌する嵌合部を有し、この嵌合部の前方端を基端としてノズル筒に沿って上方からこのノズル筒に外嵌する逆U字状の断面形状を有するチャネル状のカバー部を延設し、
このカバー部の先端部がノズル筒の先端から突出する構成とし、
またカバー部の頂壁の所定領域に貫通孔を貫通形成し、頂壁の貫通孔左右開口縁からノズル筒が前後方向に挿通するU字状のノズルホルダーを垂下設する構成とし、
また頂壁の貫通孔後方開口縁からヒンジを介して板状片を垂下設し、ノズルホルダーの後方からのノズル筒の挿通操作に伴なって、板状片がヒンジを基端としてノズルホルダー内で前方に回動変位し、貫通孔を下方から塞ぐ構成とする、
と云うものである。
ノズル筒がカバー部の頂壁から垂下設したU字状のノズルホルダーに挿通すると共に、逆U字状の断面形状を有するチャネル状のカバー部をノズル筒に沿って上方からこのノズル筒に外嵌し、さらに嵌合部をヘッド部に外嵌しており、ノズルカバー体をノズルヘッド本体に確実に装着することができると共に、カバー部をノズル筒にしっかりと組付けることができる。
射出成形の金型の型開き時における金型の移動に伴なって板状片がヒンジを基端とし前方に回動変位可能に、板状片の後面のヒンジ直下位置に後方に突出する段部を形成する、と云うものである。
すなわち主たる構成を有するものにあっては、
嵌合部をヘッド部に外嵌し、逆U字状の断面形状を有するチャネル状のカバー部をノズル筒に沿って上方からこのノズル筒に外嵌すると共に、カバー部の頂壁から垂下設したU字状のノズルホルダーにノズル筒を挿通することにより、ノズルカバー体をノズルヘッド本体に確実に装着することができ、またカバー部をノズル筒にしっかりと組付けることができる。
図1〜図4は本発明ノズルヘッドの一実施例を示すもので、図1、図2はノズルヘッド1をポンプ33とキャップ体32を介して容器本体31に装着した状態を示すものであり、図1(a)、図1(b)、図2はそれぞれの平面図、部分的に縦断して示す側面図、正面図である。なお、図2の正面図におけるノズルヘッド1の縦断面は図1(b)中のA−A線に沿ったものである。
なお、前述したように本発明のノズルヘッド1については説明の便宜上、前後、左右の方向を図1に示されるように決める。すなわち、図1(a)、(b)に示されるように、ノズル筒5の延設方向に沿った先端方向を前方(図中のFの方向)、その反対方向を後方(図中のBの方向)とし、
ノズル筒5の延設方向に直角な方向に沿った方向を左右方向(図1(a)中のL−Rの方向)とする。
このカバー部15の頂壁15tは基端部近傍では水平状、先端部では斜め下方に傾斜した形状とし、側壁15sの下端は水平状としている。また、図1(b)に示される装着状態ではカバー部15の先端部がノズル筒5の前方に突出した状態となる。
さらに、この貫通孔17後方開口縁からはヒンジ19を介して板状片20をノズルホルダー18の後方に垂下設している。
ノズルカバー体11をノズルヘッド本体に装着した状態では、この板状片20は図1(b)に示されるように貫通孔17を下方から塞いで、貫通孔17により見栄えが悪くなるのを防ぐ機能を発揮する。
詳述すると、まず(a)に示されるように、ノズルカバー体11を斜めの姿勢にして、ノズル筒5を、その先端で板状片20を後方から押すようにして、ノズルホルダー18に挿通するが、この際、板状片20はヒンジ19を基端としてノズルホルダー18内で前方に回動変位し、(b)に示されるような状態となる。
そして、嵌合部12のヘッド部3の頂部4への嵌合と、ノズルホルダー18によるノズル筒5の支持により、ノズルカバー体11をノズルヘッド本体2にしっかりと組付け固定することができ、がたつきがなく、安定して注出操作を実施することができる。
図6に示されるように、この金型51は基本的には図中、上方に配設されるキャビティ金型52と下方に配置されるコア金型53から構成され、
キャビティ金型52に付設した突出部54とコア金型53に形成した凹部55によりノズルホルダー18部分を成形するが、この金型構造によれば、金型キャビティに溶融樹脂を充填し冷却後、キャビティ金型52とコア金型53を図中上下方向に型開きすることにより、容易に成形品であるノズルカバー体11を離型することができる。
そして、板状片20はこの貫通孔17による見栄えの低下を補完するものであるが、図6の金型によれば、この板状片20も特に金型構造を複雑にすることなく成形することができる。
そして、型開き時には成形品はまだ比較的高温であるので、このような回動変位は塑性変形を伴ない、板状片20が前方に若干回動変位した状態のノズルカバー体11を成形することができる。
たとえば上記実施例では嵌合部12をヘッド部3の頂部4に上方から外嵌する構成としたが、嵌合部12を短円筒状としてヘッド部3の側周壁に外嵌するようにすることもできる。
また、逆U字のチャネル状のカバー部15の形状も使用目的に応じて、たとえば一対の側壁15sの開き角度を下方に向けて開くようにする等、さまざまな態様のものを採用することができる。
2 ;ノズルヘッド本体
3 ;ヘッド部
4 ;頂部
5 ;ノズル筒
6 ;側周壁
11;ノズルカバー体
12;嵌合部
15;カバー部
15t;(カバー部の)頂壁
15s;(カバー部の)側壁
17;貫通孔
18;ノズルホルダー
19;ヒンジ
20;板状片
21;段部
31;容器本体
32;キャップ体
33;ポンプ
51;金型
52;キャビティ金型
53;コア金型
54;突出部
55;凹部
56アンダーカット部
Claims (2)
- 容器本体の口筒部に組付き固定して使用する手動押下げ注出ポンプ用の合成樹脂製ノズルヘッドであって、頂部(4)を押下げ面とした有頂筒状のヘッド部(3)の側周壁(6)に前方に延出するノズル筒(5)を設けたノズルヘッド本体(2)に注出液の吐出方向を一定の方向に規制するノズルカバー体(11)を装着した構成とし、前記ノズルカバー体(11)は、前記ヘッド部(3)に外嵌する嵌合部(12)を有し、該嵌合部(12)の前方端を基端として前記ノズル筒(5)に沿って上方から該ノズル筒(5)に外嵌する逆U字状の断面形状を有するチャネル状のカバー部 (15)を延設し、該カバー部(15)の先端部が前記ノズル筒(5)の先端から突出する構成とし、また、前記カバー部(15)の頂壁(15t)の所定領域に貫通孔(17)を貫通形成し、前記頂壁(15t)の貫通孔(17)左右開口縁から前記ノズル筒(5)が前後方向に挿通するU字状のノズルホルダー(18)を垂下設する構成とし、また、前記頂壁(15t)の貫通孔(17)後方開口縁からヒンジ(19)を介して板状片(20)を垂下設し、前記ノズルホルダー(18) の後方からのノズル筒(5)の挿通操作に伴なって、前記板状片(20)がヒンジ(19)を基端として前記ノズルホルダー(18)内で前方に回動変位し、貫通孔(17)を下方から塞ぐ構成とした手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド。
- 射出成形の金型の型開き時における金型の移動に伴なって板状片(20)がヒンジ(19)を基端とし前方に回動変位可能に、該板状片(20)の後面のヒンジ(19)直下位置に後方に突出する段部(21)を形成した請求項1記載の手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008279481A JP5131698B2 (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008279481A JP5131698B2 (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010105694A JP2010105694A (ja) | 2010-05-13 |
JP5131698B2 true JP5131698B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=42295539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008279481A Active JP5131698B2 (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5131698B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101022056B1 (ko) | 2010-07-12 | 2011-03-16 | 양비오 | 개폐 조절이 용이한 펌프식 유체 용기 |
TWI465373B (zh) * | 2012-05-18 | 2014-12-21 | Derjin Hong Kong Holding Company Ltd | Adjustable nozzle device |
JP6242137B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-12-06 | サラヤ株式会社 | 容器用ポンプのノズルヘッド |
JP6321940B2 (ja) * | 2013-10-23 | 2018-05-09 | 花王株式会社 | ポンプ用ノズル及びノズル付き容器 |
JP6215263B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2017-10-18 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
EP3225564B1 (en) | 2014-11-28 | 2020-05-06 | Kao Corporation | Foam dispensing container |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028062U (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-25 | 株式会社吉野工業所 | ノズルカバ− |
JPH0912052A (ja) * | 1995-06-29 | 1997-01-14 | Toppan Printing Co Ltd | ポンプディスペンサー |
JP2004268997A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Tooin Kk | ポンプ式容器のヘッドカバー |
JP5079305B2 (ja) * | 2006-10-31 | 2012-11-21 | 株式会社吉野工業所 | 液体吐出器 |
-
2008
- 2008-10-30 JP JP2008279481A patent/JP5131698B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010105694A (ja) | 2010-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5131698B2 (ja) | 手動押下げ注出ポンプ用ノズルヘッド | |
US6029866A (en) | Multiple injection, toggle-action dispensing structure | |
JP6463315B2 (ja) | 袋容器ホルダー | |
JP5229550B2 (ja) | 手動押下げ注出ポンプ用のノズルヘッド | |
JP2011184088A (ja) | ディスペンサーのノズルカバー | |
JP2009148379A (ja) | 収納部材及び収納部材を備えたキャビネット | |
JP3916820B2 (ja) | 合成樹脂製チューブ容器 | |
JP4618583B2 (ja) | 容器の注ぎ口、及びそれを組み付けた注出容器 | |
TWM407222U (en) | Dispensing container | |
JP5152725B2 (ja) | 手動押下げ注出ポンプ用のノズルヘッド | |
JP3667404B2 (ja) | 液体注出キャップ | |
JP2005178902A (ja) | 錠剤等振出し容器 | |
JP7297484B2 (ja) | 注出用スパウト、閉鎖部材付き注出用スパウト | |
JP2003252390A (ja) | 注出容器 | |
CN217031783U (zh) | 冰箱抽屉和具有其的冰箱 | |
JP2006051997A (ja) | 掃除用ブラシ付容器 | |
JPH0840451A (ja) | キャップ | |
JP6016379B2 (ja) | 塗布用キャップ及びその製造方法 | |
JP2006001567A (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JP2004256151A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP4762167B2 (ja) | 液体容器 | |
JP2005206211A (ja) | 櫛付きエアゾール容器 | |
JPH0451183Y2 (ja) | ||
JP4177011B2 (ja) | 詰替え液体収納容器 | |
KR101906537B1 (ko) | 잉크 충전호스 일체형 만년필 잉크병 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121015 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121030 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5131698 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |