JP2003252390A - 注出容器 - Google Patents

注出容器

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JP2003252390A
JP2003252390A JP2002054812A JP2002054812A JP2003252390A JP 2003252390 A JP2003252390 A JP 2003252390A JP 2002054812 A JP2002054812 A JP 2002054812A JP 2002054812 A JP2002054812 A JP 2002054812A JP 2003252390 A JP2003252390 A JP 2003252390A
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浩 菖蒲
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容器を掴持した片手の指先の操作により、注
出ノズルを押し下げる部分を、簡単にかつ安定して下降
変位させるようにすることを技術的課題とする。 【解決手段】 注出ノズルを有する二つの容器体と、そ
の上端部に外嵌する外装筒の上端に連設された頂板の中
央に、前記注出ノズルが突出する開口部を開設して構成
され、容器体の上端部に不動に外装する装着体と、注出
ノズルが密嵌入して突き当たる段付き孔を下面に開設す
ると共に、上面中央に注出筒片を立設し、この注出筒片
が形成する注出口と段付き孔とを連通させる注出路を内
部に形成した押圧ブロックを有する。一対の垂下片の下
端部に操作片を連設し、外装筒に付設したヒンジ部を介
して、上下方向に揺動可能に作用片を連設した。一対の
操作片の容器体側への押圧により、注出ノズルを開状態
にできるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注出ノズルを有し
た容器から容易な操作で内容物を噴出させる、さらに詳
言すれば、手で胴体部を掴持する押圧動作により注出ノ
ズルを押し下げることができる注出容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、或る種の染毛剤のように、2種
の内容物を使用時に一緒に注出するタイプのもので、内
容物を個々にエアゾール式容器に収納し、使用時に、こ
の一対のエアゾール式容器から内容物を同時に噴出させ
ると共に、この噴出した内容物を一緒に一か所から注出
する容器として、特開平4−102569号公報に開示
された技術がある。
【0003】この従来技術は、内容物を収納した一対の
エアゾール式容器と、この一対のエアゾール式容器を並
列に隣接して収納する有底の収納ケースと、この収納ケ
ースの上端開口部を塞ぐ形態でヒンジ結合され、下面に
各エアゾール式容器の注出ノズルが密嵌入して突き当た
る段付き孔と、上面に吐出口と、そして両段付き孔と吐
出口とを連通させる案内路とを形成したガイド部材の前
端に、収納ケースの外側の前下方に垂下した押動レバー
を連設した可動カバーと、から構成されている。
【0004】この従来技術にあっては、容器を掴持した
片手の指で押動レバーを収納ケース側に押圧することに
より、ヒンジ結合部を軸としてガイド部材を下降傾動さ
せ、これにより一対のエアゾール式容器の注出ノズルを
同時に押し下げて開放し、両エアゾール式容器の内容物
を、段付き孔、案内路そして吐出口を経て、一緒に吐出
するので、一つの押動レバーに対する簡単な押圧操作に
より、二つのエアゾール式容器の内容物を、同時にかつ
一緒にした状態、すなわちそのまま使用することのでき
る状態で吐出する、と云う優れた効果を発揮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、吐出口を設けた可動カバーを収
納ケースにヒンジ結合する必要があるので、その組付け
構造が簡潔ではなく、かつ片側に対する力の作用による
可動カバーの傾動下降により、エアゾール式容器の注出
ノズルを開放するので、吐出バランスの変化により内容
物が適切な混合比を保てなくなる場合がある恐れがあっ
た。
【0006】同様に、可動カバーの傾動下降によりエア
ゾール式容器の注出ノズルを開放するので、可動カバー
の段付き孔と注出ノズルとの間のシールを確保するのが
難しい、と云う問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、容器を掴持
した片手の指先の操作により、エアゾール式容器、ポン
プ式容器等の注出ノズルを有した容器の注出ノズルを押
し下げる部分を、簡単にかつ安定して下降変位させるよ
うにすることを技術的課題とし、もって内容物を注出す
る部分の姿勢を一定させると共に、強固で安定したシー
ル性を確保し、さらに良好で安全な取扱い性を有した注
出容器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、頭部の上
面中央に、開閉機能付きの注出ノズルを起立させ、この
注出ノズルの押し下げ動作により内容物の注出が可能な
容器体を有すること、この容器体の上端部に外嵌する外
装筒の上端に連設された頂板の中央に、前記注出ノズル
が突出する開口部を開設して構成され、容器体の上端部
に不動に外装する装着体を有すること、注出ノズルが密
嵌入して突き当たる段付き孔を下面に開設すると共に、
上面中央に注出筒片を立設し、この注出筒片が形成する
注出口と段付き孔とを連通させる注出路を内部に形成し
た押圧ブロックを有し、この押圧ブロックの前後面か
ら、外装筒の外側に位置する、一対の垂下片を垂下設し
たキャップ体を有すること、一対の垂下片の下端部に操
作片を連設すること、この操作片および操作片に対向す
る外装筒のいずれか一方に付設したヒンジ部を介して、
上下方向に揺動可能に作用片を連設し、他方にこの作用
片の先端部を係止する係止段部を設けること、容器体、
装着体およびキャップ体を組付けた状態で、作用片を操
作片から外装筒に斜め内側上方に傾斜した姿勢で保持す
ること、一対の操作片の容器体側への押圧により、注出
ノズルを押し下げるように構成すること、にある。
【0009】請求項1の上記構成により、容器体の上端
部に、上方から装着体を不動に外装組付けし、この装着
体を跨ぐ姿勢でキャップ体を組み付けて注出容器の組み
立てを完了するが、キャップ体の組み付けにより、装着
体の開口部から突出した容器体の注出ノズルがキャップ
体の段付き孔に密嵌入すると共に、操作片および外装筒
のいずれか一方に連設した作用片は、その先端部を他方
に設けた係止段部に係止し、操作片から外装筒に向けて
斜め内側上方に傾斜した姿勢で保持される。
【0010】この状態から、容器を掴持した片手の親指
と人指し指とで、注出容器の前後面に対向して位置する
一対の操作片を摘むように押圧すると、操作片が注出容
器の方向に変形するが、この際作用片がヒンジ部を支点
とし傾斜した姿勢から、垂直な姿勢に回転すると共に、
この姿勢の変化に伴なって作用片の長さの垂直方向成分
が長くなり、その分キャップ体と装着体が相対的に上下
動する。
【0011】装着体は容器体の上端部に不動に外装し、
また注出ノズルを段付き孔に密嵌入させ、キャップ体を
組み付ける構成であるので、上記キャップ体と装着体と
の相対的な上下動により、注出ノズルを押下げることが
できる。
【0012】注出ノズルが押し下げられると、容器体内
の内容物が注出ノズルから噴出され、段付き孔から注出
路を経て注出筒片内に進入し、注出口から外部に注出さ
れる。
【0013】上記した作用はヒンジ部を支点、作用片を
リンク体、先端部と係止段部の係止部を作用点としたト
グル状の作用機構を利用したものであり、一対の操作片
の指先による押圧動作により、注出ノズルを容易にか
つ、安定して押し下げることができる。
【0014】また、作用片の傾斜角度、操作片の容器体
への移動量を適切に設計することにより、比較的弱い力
でも容易に内容物を注出することができ、さらに注出量
の微調整も可能となる。
【0015】注出容器の前後から一対の操作片を押圧す
る動作で、注出ノズルを押し下げるので、容器体の注出
ノズルに対する押圧ブロックの姿勢が、内容物の注出時
に変化することがなく、段付き孔に対する注出ノズルの
姿勢を常に一定に保持することができ、これにより注出
ノズルとの間の強固なシールを安定して保持することが
できる。
【0016】また、キャップ体の押圧ブロックは、両操
作片が押圧されない限り、下降変位しないので、不本意
に片方の操作片が押圧されたとしても下降変位せず、容
器体の内容物を不都合に注出することがない。
【0017】請求項2記載の発明の手段は、請求項1記
載の発明において、左右に並列に隣接組合せた一対の容
器体用いること、外装筒がこの一対の容器体の上端部に
外嵌し、装着体が一対の容器体の上端部に不動に外装す
ること、押圧ブロックの下面に一対の段付き孔を開設
し、注出筒片が形成する注出口とこの両段付き孔とを連
通すること、垂下片を、外装筒の前後面の中央部に対向
する位置に垂下設する構成すること、にある。
【0018】請求項2記載の上記構成は一対の容器体を
用いたものであるが、両注出ノズルの押し下げ、すなわ
ちキャップ体の押圧ブロックの引き下げは、この押圧ブ
ロックの前後面の中央部から垂下設された両垂下片の容
器体および装着体に対する相対的な引き下がりによって
達成されるので、押圧ブロックは傾くことなく引き下げ
られ、段付き孔と注出ノズルとの間のシールを確実に保
持することができる。
【0019】また、両注出ノズルは同時に開放操作され
ることになり、さらに注出筒片はその姿勢を傾動変化さ
せることがない
【0020】また、両容器体の注出ノズルが等しく押し
下げられ、注出ノズルが押し下げられると、両容器体内
の内容物が注出ノズルから噴出され、両段付き孔から注
出路を経て注出筒片内に進入し、ここで合流して注出容
器から外部に注出される。
【0021】上記作用機構により、両容器体から吐出さ
れる内容物の量を常時一定にすることができ、使用者は
特に意識することなく、常時適切な混合比で使用するこ
とができる。
【0022】請求項3記載の発明の手段は、請求項1ま
たは2の発明において、頂板の上面に一対のガイド片を
立設し、押圧ブロックの一部に、このガイド片が上下に
摺動変位自在に遊嵌する一対のガイド孔を開設するこ
と、にある。
【0023】請求項3記載の上記構成により、装着体と
キャップ体の相対的な上下方向の動作をより安定して達
成することが可能となる。
【0024】請求項4記載の発明の手段は、請求項1、
2または3の発明において、下方に向かって外側に広げ
て、また外側および内側方向への弾性的な変形可能に一
対の垂下片を垂下設し、この垂下片の下端部に、垂下片
を延長して操作片を垂下設すること、この操作片にヒン
ジ部を介して作用片を連設すること、外装筒の外周面の
下端部に横条を付設して、係止段部を形成すること、に
ある。
【0025】請求項4記載の上記構成は、垂下片を下方
に延長して操作片を形成し、この操作片にヒンジ部を介
して作用片を連設するが、容器体に装着体とキャップ体
を組付けた状態では、一対の垂下片を下方に向かって外
側に広げた構成としているので、作用片は操作片から斜
め内側上方に傾斜した姿勢となり、その先端部が外装筒
の下端部に形成した係止段部に係止する。
【0026】この状態で、一対の操作片の容器体方向へ
の押圧により、トグル状の作用効果により、作用片の先
端部が、外装筒下端部の係止段部を押上げる作用効果を
及ぼし、その結果として、注出ノズルが押し下げられ
る。
【0027】この際、先端部からは水平方向、すなわち
容器体方向への力も作用するが、左右に並列に隣接組合
せた一対の容器体を用いる場合においても、外装筒の下
端部は、容器本体の胴部に外嵌した状態であるので、外
装筒の下端部の内側への変形を抑えることができる。
【0028】内容物の注出が終わって、操作片への押圧
を解除すると、操作片は弾性により元の位置に戻る。ま
たこの一対の操作片は弾性的に外側にも広げることがで
きるのでキャップ体の組み付けを容易に実施することが
できる。
【0029】請求項5記載の発明の手段は、請求項1,
2または3において、下方に向かって外側に広げて、ま
た外側および内側方向への弾性的な変形可能に一対の垂
下片を垂下設し、この垂下片の下端部に、この垂下片を
延長して操作片を垂下設すること、この操作片に横条を
付設して、係止段部を形成すること、外装筒の下端部に
ヒンジ部を介して作用片を連設すること、にある。
【0030】請求項5記載の上記構成は、請求項4の構
成中、作用片と当接段差の設置場所を逆にしてそれぞれ
外装筒下端部と操作片としたものであり、垂下片の下方
に延長して操作片を形成し、外装筒の下端部にヒンジ部
を介して作用片を連設するが、容器体に装着体とキャッ
プ体を組付けた状態では、この作用片は外装筒下端部か
ら斜め外側下方に傾斜した姿勢となり、その先端部が操
作片に形成した係止段部に係止したものである。
【0031】この状態で、一対の操作片の容器体方向へ
の押圧により、トグル状の作用機構により、操作片の当
接段差から、作用片を介して外装筒を押し上げる作用効
果を及ぼす。
【0032】請求項6記載の発明の手段は、請求項1、
2または3記載の発明において、外装筒の外表面に沿っ
て垂下設した垂下片の略中央高さ位置から下端部にかけ
ての部分に窓状の垂下片開口部を開設すること、この垂
下片の下端から斜め外側上方向に、外側および内側方向
への弾性的な変形可能に操作片を連立設すること、この
操作片にヒンジ部を介して作用片を連設すること、外装
筒の外周面の下端部に横条を付設して、係止段部を形成
すること、にある。
【0033】請求項6記載の上記構成は、垂下片を外装
筒の表面に沿って真直ぐ下方に垂下設し、この垂下片の
下端から、斜め外側上方に操作片を連立設して、この操
作片に作用片をヒンジ部を介して連設した構成であり、
容器体に装着体とキャップ体を組付けた状態では、操作
片を斜め外側上方に傾斜して立設しており、作用片は操
作片から斜め内側上方に傾斜した姿勢となり、垂下片開
口部をにおいて、その先端部が外装筒の下端部に形成し
た係止段部に係止する。
【0034】この状態で、一対の操作片の容器体方向へ
の押圧により、請求項4と同様の作用効果により、注出
ノズルが押し下げられる。
【0035】また内容物の注出が終わって、操作片への
押圧を解除すると、操作片は弾性により元の位置に戻
る。またこの一対の操作片は弾性的に外側にも広げるこ
とができるのでキャップ体の組み付けを容易に実施する
ことができる。
【0036】請求項7記載の発明の手段は、請求項1、
2または3記載の発明において、外装筒の外表面に沿っ
て垂下設した垂下片の略中央高さから下端部にかけての
部分に窓状の垂下片開口部を開設すること、この垂下片
の下端から斜め外側上方向に、外側および内側方向への
弾性的な変形可能に操作片を連立設すること、この操作
片に横条を付設して、係止段部を形成すること、外装筒
の下端部にヒンジ部を介して作用片を連設すること、に
ある。
【0037】請求項7記載の上記構成は、請求項6の構
成中、作用片と当接段差の設置場所を逆にしてそれぞれ
外装筒下端部と操作片としたものであり、容器体に装着
体とキャップ体を組付けた状態では、外装筒の下端部に
ヒンジを介して連設した作用片は、垂下開口部を通って
斜め外側下方に傾斜した姿勢となり、その先端部が操作
片に形成された係止段部に係止する。
【0038】この状態で、一対の操作片の容器体方向へ
の押圧により、請求項5と略同様の作用効果により、注
出ノズルが押し下げられる。
【0039】上述した請求項4、5、6または7記載の
構成は、それぞれ操作片、作用片等の作用機能部を簡単
な構造で達成することができ、かつ注出ノズルの押し下
げの作用効果を確実に発揮することができる。
【0040】請求項8記載の発明の手段は、請求項1、
2、3、4、5、6または7記載の発明において、容器
体をエアゾール式容器とすること、にある。
【0041】請求項8記載の上記構成により、特に左右
に並列に隣接組合せた一対の容器体を有するエアゾール
式容器では、両操作片の押圧操作により容器体の注出ノ
ズルが開状態となり、内容物が噴出、両段付き孔から注
出路を経て注出筒片内に進入し、ここで合流して注出容
器から外部に注出されるが、注出ノズルが押圧ブロック
により傾くことなく、また両容器体において等しく押し
下げられるので、高圧で噴出するエアゾールにおいても
充分なシール性を確保すると共に、両容器体の内容物の
混合を均一に達成することが可能となる。
【0042】請求項9記載の発明の手段は、請求項1、
2、3、4、5、6、7または8記載の発明において、
キャップ体上に、塗布体を付設し、この塗布体上に容器
体の内容物を注出する構成とすること、にある。
【0043】塗布体としては、たとえば櫛状あるいはブ
ラシ状のもの等を使用することできるが、請求項9の上
記構成により、容器体の内容物を直接このようなブラシ
あるいは櫛等の上に注出することができ、容易な操作で
頭髪等へ塗布することが可能となり、特に一対の容器体
を用いる場合には、両内容物を混合した状態で塗布体上
に注出することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を、図
面(図1〜図5)を参照しながら説明する。容器体1は
エアゾール式容器であり(図2、図3参照)、細長有底
円筒状をした金属製本体の縮径した口部に、弁による開
閉機能部を備えた注出ノズル3を有する金属製あるいは
硬質樹脂製のキャップをカシメ固定して頭部2を形成
し、注出ノズル3は、この頭部2上面に起立した状態と
なっている。
【0045】装着体11は、並列に隣接配置された一対
の容器体1の上端部に外嵌する長円筒状の外装筒12の
上端に、開口部14を開設して内鍔状となった頂板13
を連設し、この頂板13の下面の左右両端部に、容器体
1の頭部2に外嵌して、頭部2直下の周溝部4にアンダ
ーカット結合する、略半円弧筒片状の嵌着筒状片15を
垂下設すると共に、頂板13の上面の開口部14左右開
口縁に、半円弧筒片状のガイド片16を起立設してい
る。
【0046】また、外装筒12の外周面の下端部近傍の
操作片31に対向する位置に水平方向に略操作片31の
横幅分の長さの横条45を付設して、係止段部44を形
成している。
【0047】キャップ体21は、主として押圧ブロック
22と垂下片30の部分から構成され、押圧ブロック2
2は下面の左右両端部に、注出ノズル3が密嵌入して突
き当たる段付き孔23を開設すると共に、上面の中央に
注出口25を形成する注出筒片24を起立設し、内部に
両段付き孔23と注出口25とを連通する注出路26を
形成し、さらに左右両端部に、ガイド片16が上下に摺
動変位自在に遊嵌するガイド孔28を形成している。
【0048】上記押圧ブロック22の前後面の中央部か
ら、頂壁29を介して、外側および内側方向への弾性的
な変形可能に、下方に向かって外側に広がるように、一
対の垂下片30を垂下設し、またこの垂下片30を下方
に延長して操作片31を垂下連設する。たとえば、ポリ
プロピレン等の硬質樹脂を用い、頂壁29の基端部等の
形状を適切に設定することにより、上記のような弾性的
な変形が可能となる。
【0049】操作片31の外側の面には指での押圧動作
が容易になるように、指当て部33を形成しており、ま
た内側の面の略中央高さ位置にヒンジ部42を介して作
用片41を一体連立設している。
【0050】本第1実施例の容器体1、装着体11、お
よびキャップ体21の組み立てた状態および使用状態に
ついて説明する。装着体11は、並列に隣接配置された
一対の容器体1に、上方から被嵌状に組み付けられ、両
嵌着筒状片15の下端部が容器体1の頭部2直下の周溝
部4に係止することにより、強固にかつ不動に外嵌結合
して組み付き、また注出ノズル3は開口部14から突出
した状態となる。
【0051】また、外装筒12は長円筒状となってお
り、その下部は容器体1の胴部に略外接した状態となる
が、前後壁の中央部分では両容器体1との間に、両容器
体1の隣接部に形成される谷状部により、空間が形成さ
れる。
【0052】次に、一対の容器体1の両注出ノズル3
が、一対の段付き孔23に嵌入するように、また、ガイ
ド片16をガイド孔28に入れながら、装着体11の上
方から跨ぐ様に、キャプ体21を組み付けるが、垂下片
30は外側および内側方向に弾性変形可能であり、また
作用片41も上下方向への揺動が可能であるので、この
組付けは容易に実施することができる。
【0053】垂下片30あるいは操作片31は外装筒1
2の前後面の中央部に対向して位置し、作用片41の先
端部が43が外装筒12の下端部に形成された係止段部
44に係止し、操作片31から外装筒12側に斜め内側
上方に傾斜した姿勢で保持される。
【0054】上記のように、容器体1に装着体11、お
よびキャップ体21を組付けた状態で、注出容器を手で
掴持し、指先で一対の操作片31を容器体1方向へ押圧
することにより、トグル状の作用機構により、作用片4
1の先端部43が、外装筒12の下端部の係止段部44
を押上げる作用効果を及ぼし、その結果として、注出ノ
ズル3が押し下げられる。(図5参照)
【0055】この際、先端部43からは水平方向、すな
わち容器体1方向への力も作用するが、外装筒12の前
後壁の中央部分では、両容器体1との間に、空間が形成
されているので、横条45の、少なくとも両端が、外装
筒12が容器体1に外接する部分に位置することが好ま
しく、これにより外装筒12の下端部の内側への変形を
押さえることができ、注出ノズル3の押下げ操作を確実
に達成することができる。
【0056】内容物の注出が終わって、操作片31への
押圧を解除すると、操作片31は弾性により元の位置に
戻ると共に、注出ノズル3が元の位置に戻り、閉の状態
となる。
【0057】なお、本実施例の場合、押圧ブロック22
は、注出路26の成形の都合から、上蓋状の本体部分
と、この本体部分の下面側に密に嵌まり込み、一対の段
付き孔23を開設した下蓋板片27とから構成されてい
る。
【0058】また、注出筒片24は短円筒状となってい
るが、この注出筒片24の上方に、たとえば、図15に
示すような櫛体50や、多数のブラシ片を立設したブラ
シ体等の塗布体を付設する構成とすることもできる。
【0059】図15をさらに詳細に説明すると、櫛体5
0は注出筒片24を上方に延長し、上端部と略中央高さ
位置に枠櫛片52を付設した起立筒51と、内部に櫛歯
注出路57と櫛歯注出口58を有した複数の櫛歯片55
を連結体54で一体にした櫛歯体部53から構成され、
この櫛歯体部53は各櫛歯片55の嵌入筒片56が起立
筒51に形成された貫通孔59に嵌入して起立筒51に
結合組付けされる。
【0060】一対の容器体1から噴出した内容物は押圧
ブロック22内で混合され、起立筒51内、櫛歯注出路
57を流動し、櫛歯注出口58から櫛歯片55および枠
櫛歯片52上に注出される。
【0061】図6および図7は、本発明の注出容器の第
2実施例を示したものである。本実施例は、第1実施例と
は逆に作用片41を外装筒12の下端部にヒンジ部42
を介して連設し、操作片の下端部に横条45を付設し係
止段部44を形成したものであり、他の構成は第1実施
例と同様である。
【0062】容器体1に装着体11、およびキャップ体
21を組付けた状態で、作用片41は外装筒12の下端
部から斜め外側下方に傾斜した姿勢となり、その先端部
43が操作片31に形成した係止段部44に係止する。
【0063】この状態で、注出容器を手で掴持し、指先
で一対の操作片31を容器体1方向へ押圧することによ
り、トグル状の作用機構により、操作片31の係止段部
44から、作用片41を介して外装筒12が押し上げら
れる。
【0064】図8および図9は、本発明の注出容器の第
3実施例であり、第1実施例に比較して、特にはキャプ体
8の垂下片30および操作片31の形状を変えたもので
あり、垂下片30を外装筒12の外表面に沿って真直ぐ
下に、第1実施例に比較してかなり下方まで垂下設して
おり、この垂下片30の略中央高さ位置から下端部にか
けての部分に窓状の垂下片開口部32を開設している。
【0065】また、この垂下片30の下端から斜め外側
上方向に、外側および内側方向への弾性的な変形可能に
操作片31を連立設し、この操作片31の略中央高さ位
置にヒンジ部42を介して作用片41を連設し、外装筒
12の外周面の下端部に横条45を付設して、係止段部
44を形成している。
【0066】容器体1に装着体11、およびキャップ体
21を組付けた状態で、第1実施例同様、作用片41の
先端部が43が、垂下片開口部32の部分に位置した外
装筒12の係止段部44に係止し、操作部31から外装
筒12側に斜め内側上方に傾斜した姿勢で保持され、指
先で一対の操作片31を容器体1方向へ押圧することに
より、第1実施例と同様の作用効果が発揮され、注出ノ
ズル3を押下げることができ、操作片31への押圧を解
除すると、操作片は弾性により元の位置に戻る。
【0067】図10および図11は、本発明の注出容器
の第4実施例を示したものである。本実施例は、第3実
施例において他の構成は略同様に、作用片41と横条4
5の設置場所を逆にし、作用片41を外装筒12の下端
部にヒンジ部42を介して連設し、操作片の略中央高さ
位置に横条45を付設し係止段部44を形成したもので
ある。
【0068】容器体1に装着体11、およびキャップ体
21を組付けた状態で、作用片41は外装筒12の下端
部から、垂下片開口部32を通って斜め外側下方に傾斜
した姿勢となり、その先端部43が操作片31に形成し
た係止段部44に係止し、指先で一対の操作片31を容
器体1方向へ押圧することにより、第3実施例と同様の
作用効果が発揮され、注出ノズル3を押下げることがで
き、操作片31への押圧を解除すると、操作片は弾性に
より元の位置に戻る。
【0069】以上第1、2、3または第4実施例は一対
の容器体1を用いたものであり、いずれもその注出操作
性は良好であるが、各部品の成形の難易度、製造コスト
あるいは製品の外観等の意匠性等を考慮して、これら実
施例に限定されず、詳細な構成を選択することができ
る。
【0070】図12、図13および図14は本発明の注
出容器の第5実施例であり、1ケの容器体1を用いたも
のであり、段付き孔23を1ケとし、外装筒12は円筒
状とするが、垂下片30、操作片31、作用片41等の
他の構成は略第1実施例の構成に準じたものとしてい
る。
【0071】特に、エアゾール式容器を用いる場合、注
出ノズル3を指で押すと、かなりの押下げ力を要し、ま
たその押下げのストロークが短いため注出量の加減がし
難いが、本実施例の注出容器では、キャップ体21によ
り押圧ブロック22を介して注出ノズル3に押し下げ力
を作用させることができ、比較的小さな力で、注出量を
加減しながら内容物を注出させることが可能となり、本
発明は一対の容器体1に限らず1ケの容器体1を用いて
も良好な注出性等の効果が発揮される。
【0072】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にお
いては、ヒンジ部を支点、作用片をリンク体、先端部と
係止段部の係止部を作用点としたトグル状の作用機構を
利用したものであり、一対の操作片の指先による押圧動
作により、注出ノズルを容易にかつ、安定して押し下げ
ることができる。
【0073】また、作用片の傾斜角度、操作片の容器体
への移動量を適切に設計することにより、比較的弱い力
でも容易に内容物を注出することができ、さらに注出量
の微調整も可能となる。
【0074】容器体の注出ノズルに対する押圧ブロック
の姿勢が、内容物の注出時に変化することがなく、段付
き孔に対する注出ノズルの姿勢を常に一定に保持するこ
とができ、これにより注出ノズルとの間の強固なシール
を安定して保持することができる。
【0075】請求項2記載の発明においては、一対の容
器体を用いたものであるが、押圧ブロックは傾くことな
く引き下げられ、段付き孔と注出ノズルとの間のシール
を確実に保持することができる。
【0076】また、両注出ノズルは同時に開放操作され
ることになり、注出筒片はその姿勢を傾動変化させるこ
とがないので、両容器体の注出ノズルが等しく押し下げ
られ、両容器体から吐出される内容物の量を常時一定に
することができ、使用者は特に意識することなく、常時
適切な混合比で使用することができる。
【0077】請求項3記載の発明においては、ガイド孔
とガイド片により装着体とキャップ体の相対的な上下方
向の動作を傾くことなくより安定して達成することがで
きる。
【0078】請求項4、5、6または7記載の発明にお
いては、それぞれ操作片、作用片等の作用機能部を簡単
な構造で達成することができ、かつ注出ノズルの押し下
げの作用効果を確実に発揮することができる。
【0079】請求項8記載の発明においては、高圧でも
充分なシール性を確保でき、両容器の内容物の混合を均
一に達成することが可能な、エアゾール式の注出容器を
提供することができ、また比較的小さな力で、注出量を
加減しながら内容物を注出させることが可能となる。
【0080】請求項9記載の発明においては、容器体の
内容物を、直接ブラシあるいは櫛等の塗布体に注出する
ことができ、容易な操作で頭髪等へ塗布することがで
き、特に一対の容器体を用いる場合には、両内容物を混
合した状態でブラシ状に注出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出容器の第1実施例を示す、使用状
態の全体斜視図。
【図2】第1実施例の、装着体とキャップ体を半縦断し
た正面図。
【図3】第1実施例の、右側は容器体中心部、左側は注
出容器中心部で装着体とキャップ体を半縦断した側面
図。
【図4】第1実施例の、全体平面図。
【図5】第1実施例の動作を示す、容器体中心部で装着
体とキャップ体を縦断した側面図。
【図6】本発明の注出容器の第2実施例の、全体斜視
図。
【図7】第2実施例の動作を示す、容器体中心部で装着
体とキャップ体を縦断した側面図。
【図8】本発明の注出容器の第3実施例の、全体斜視
図。
【図9】第3実施例の動作を示す、容器体中心部で装着
体とキャップ体を縦断した側面図。
【図10】本発明の注出容器の第4実施例の、全体斜視
図。
【図11】第4実施例の動作を示す、容器体中心部で装
着体とキャップ体を縦断した側面図。
【図12】本発明の注出容器の第5実施例の、全体斜視
図。
【図13】第5実施例の、装着体とキャップ体を半縦断
した正面図。
【図14】第5実施例の動作を示す、容器体中心部で装
着体とキャップ体を縦断した側面図。
【図15】本発明の注出容器の第1実施例の先端に櫛体
を付設した状態を、一部破断して示した、斜視図。
【符号の説明】
1 ; 容器体 2 ; 頭部 3 ; 注出ノズル 4 ; 周溝部 11 ; 装着体 12 ; 外装筒 13 ; 頂板 14 ; 開口部 15 ; 嵌着筒状片 16 ; ガイド片 21 ; キャップ体 22 ; 押圧ブロック 23 ; 段付き孔 24 ; 注出筒片 25 ; 注出口 26 ; 注出路 27 ; 下蓋板片 28 ; ガイド孔 29 ; 頂壁 30 ; 垂下片 31 ; 操作片 32 ; 垂下片開口部 33 ; 指当て部 41 ; 作用片 42 ; ヒンジ部 43 ; 先端部 44 ; 係止段部 45 ; 横条 50 ; 櫛体 51 ; 起立筒 52 ; 枠櫛歯片 53 ; 櫛歯体部 54 ; 連結体 55 ; 櫛歯片 56 ; 嵌入筒片 57 ; 櫛歯注出路 58 ; 櫛歯注出口 59 ; 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PC03 PC08 PD01 PE15 PE25 4F033 RA02 RC21 RC24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部(2)の上面中央に、開閉機能付きの
    注出ノズル(3)を起立させ、該注出ノズル(3)の押し下げ
    動作により内容物の注出が可能な容器体(1)と、 該容器体(1)の上端部に外嵌する外装筒(12) の上端に連
    設された頂板(13) の中央に、前記注出ノズル(3)が突出
    する開口部(14) を開設して構成され、前記容器体(1)の
    上端部に不動に外装する装着体(11) と、前記注出ノズ
    ル(3)が密嵌入して突き当たる段付き孔(23)を下面に開
    設すると共に、上面中央に注出筒片(24)を立設し、該注
    出筒片(24)が形成する注出口(25)と前記段付き孔(23)と
    を連通させる注出路(26)を内部に形成した押圧ブロック
    (22) を有し、該押圧ブロック(22) の前後面から、前記
    外装筒(12) の外側に位置する、一対の垂下片(30)を垂
    下設したキャップ体(21)と、から構成され、前記一対の
    垂下片(30)の下端部に操作片(31)を連設し、該操作片(3
    1)、および該操作片(31)に対向した外装筒(12)のいずれ
    か一方に付設したヒンジ部(42)を介して、上下方向に揺
    動可能に作用片(41)を連設し、他方に該作用片(41)の先
    端部(43)を係止するの係止段部(44)を設け、前記容器体
    (1)、装着体(11)およびキャップ体(21)を組み付けた状
    態で、作用片(41)が操作片(31)から外装筒(12)に斜め内
    側上方に傾斜した姿勢で保持され、前記一対の操作片(3
    1)の容器体(1)側への押圧により、注出ノズル(3)を押し
    下げるように構成した、注出容器。
  2. 【請求項2】 左右に並列に隣接組合せた一対の容器体
    (1)用い、外装筒(12)が前記一対の容器体(1)の上端部に
    外嵌し、装着体(11)が一対の容器体(1)の上端部に不動
    に外装し、押圧ブロック(22)の下面に一対の段付き孔(2
    3)を開設し、注出筒片(24)が形成する注出口(25)と該両
    段付き孔(23)とを連通し、垂下片(30)を、前記外装筒(1
    2)の前後面の中央部に対向する位置に垂下設する構成と
    した、請求項1記載の注出容器。
  3. 【請求項3】 頂板(13) の上面に一対のガイド片(16)
    を立設し、押圧ブロック(22) の一部に、前記ガイド片
    (16) が上下に摺動変位自在に遊嵌する一対のガイド孔
    (28)を開設した、請求項1または2記載の注出容器。
  4. 【請求項4】 下方に向かって外側に広げて、また外側
    および内側方向への弾性的な変形可能に一対の垂下片(3
    0)を垂下設し、該垂下片(30)の下端部に、該垂下片(30)
    を延長して操作片(31)を垂下設し、該操作片(31)にヒン
    ジ部(42)を介して作用片(41)を連設し、外装筒(12)の外
    周面の下端部に横条(45)を付設して、係止段部(44)を形
    成する構成とした、請求項1、2または3記載の注出容
  5. 【請求項5】 下方に向かって外側に広げて、また外側
    および内側方向への弾性的な変形可能に一対の垂下片(3
    0)を垂下設し、該垂下片(30)の下端部に、該垂下片(30)
    を延長して操作片(31)を垂下設し、該操作片(31)に横条
    (45)を付設して、係止段部(44)を形成し、外装筒(12)の
    下端部にヒンジ部(42)を介して作用片(41)を連設する構
    成とした、請求項1、2または3記載の注出容器
  6. 【請求項6】 外装筒(12)の外表面に沿って垂下設した
    垂下片(30)の略中央高さ位置から下端部にかけての部分
    に窓状の垂下片開口部(32)を開設すると共に、前記垂下
    片(30)の下端から斜め外側上方向に、外側および内側方
    向への弾性的な変形可能に操作片(31)を連立設し、該操
    作片(31)にヒンジ部(42)を介して作用片(41)を連設し、
    前記外装筒(12)の外周面の下端部に横条(45)を付設し
    て、係止段部(44)を形成する構成とした、請求項1、2
    または3記載の注出容器
  7. 【請求項7】 外装筒(12)の外表面に沿って垂下設した
    垂下片(30)の略中央高さから下端部にかけての部分に窓
    状の垂下片開口部(32)を開設すると共に、前記垂下片(3
    0)の下端から斜め外側上方向に、外側および内側方向へ
    の弾性的な変形可能に操作片(31)を連立設し、該操作片
    (31)に横条(45)を付設して、係止段部(44)を形成し、前
    記外装筒(12)の下端部にヒンジ部(42)を介して作用片(4
    1)を連設する構成とした、請求項1、2または3記載の
    注出容器
  8. 【請求項8】 容器体(1)をエアゾール式容器とした、
    請求項1、2、3、4、5、6または7記載の注出容
    器。
  9. 【請求項9】 キャップ体(21)上に、塗布体を付設し、
    該塗布体上に容器体(1)の内容物を注出する構成とし
    た、請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の
    注出容器。
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