JP5131466B2 - 風力発電機の主軸支持用ころ軸受および風力発電機の主軸支持構造 - Google Patents

風力発電機の主軸支持用ころ軸受および風力発電機の主軸支持構造 Download PDF

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Description

この発明は、風力発電機の主軸支持用ころ軸受および主軸支持構造に関するものである。
ころ軸受は、一般的には、外輪と、内輪と、外輪および内輪の間に配置される複数のころと、複数のころを保持する保持器とから構成される。保持器は通常、一体型、すなわち、環状の一つの部品で構成されている。
風を受けるためのブレードが取り付けられた風力発電機の主軸を支持するころ軸受については、大きな荷重を受ける必要があるため、ころ軸受自体も大型となる。そうすると、ころや保持器等、ころ軸受を構成する各構成部材も大型となり、部材の生産や組み立てが困難となる。このような場合、各部材を分割可能とすると、生産や組み立てが容易となる。
ここで、ころ軸受に含まれる保持器を軸受の回転軸線に沿う方向に延びる分割線によって分割した分割型の保持器に関する技術が、ヨーロッパ特許公報1408248A2(特許文献1)に開示されている。図10は、特許文献1に開示された分割型の保持器である保持器セグメントを示す斜視図である。図10を参照して、保持器セグメント101aは、ころを収容する複数のポケット104を形成するように軸受の回転軸線に沿う方向に延びる複数の柱部103a、103b、103c、103d、103eと、複数の柱部103a〜103eを連結するように周方向に延びる連結部102a、102bとを有する。
図11は、図10に示した保持器セグメント101aを含む円錐ころ軸受の一部を示す断面図である。図10および図11を参照して、保持器セグメント101aを含む円錐ころ軸受111の構成を説明すると、円錐ころ軸受111は、外輪112と、内輪113と、複数の円錐ころ114と、複数の円錐ころ114を保持する複数の保持器セグメント101a、101b、101c等とを有する。複数の円錐ころ114は、最もころの挙動が安定する位置であるPCD(Pitch Circle Diameter)105付近において、複数の保持器セグメント101a等によって保持されている。複数の円錐ころ114を保持する保持器セグメント101aは、周方向において隣接する同一形状の保持器セグメント101b、101cと、周方向のもっとも外側にある柱部103a、103eが当接するように連なって配置されている。複数の保持器セグメント101a、101b、101c等が連なって、円錐ころ軸受111に組み込まれ、円錐ころ軸受111に含まれる一つの環状の保持器が形成される。
ヨーロッパ特許公報1408248A2
特許文献1によると、樹脂製の各保持器セグメントを周方向に連ねて配置したときに、最初の保持器セグメントと最後の保持器セグメントとの間に生じる最後のすき間の寸法を、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.15%以上、かつ、1%未満としている。このように構成することにより、保持器セグメント同士が衝突した際の衝突音等を防止すると共に、熱膨張時における保持器セグメント同士の膠着を防止することにしている。なお、特許文献1においては、保持器セグメントを、ポリフェニルサルファイド(以下、「PPS」と称する)やポリエーテルエーテルケトン(以下、「PEEK」と称する)から製造している。
ここで、周方向のすき間をこのような数値範囲としても、発明者が着眼した下記問題点に対応することはできない。図12は、円錐ころ軸受111を、風力発電機の主軸を支持する軸受として使用する場合の円錐ころ軸受111の一部を示す概略断面図である。なお、理解の容易の観点から、保持器セグメント101a、101c間に生ずるすき間115を、誇張して大きく図示している。
図12を参照して、円錐ころ軸受111に支持される風力発電機の主軸110は、横軸で使用される。円錐ころ軸受111の使用時において、保持器セグメント101a〜101cは、例えば、図12中の矢印で示す方向に公転運動を行なう。保持器セグメント101a〜101cの公転運動は、各保持器セグメント101a〜101cが隣接する保持器セグメント101a〜101cを矢印の方向に順次押すように行われる。この場合、例えば、図12中のXIIで示す部分において円錐ころや保持器セグメント101aが自由落下してしまうことになる。そうすると、保持器セグメント101a、101c同士が衝突して、保持器セグメント101a、101cの変形や端面の摩耗、衝突音等が発生し、円錐ころ軸受111の機能を大きく低下させる恐れがある。
円錐ころ軸受111を風力発電機の主軸110を支持する軸受として使用する場合、保持器セグメント101a〜101c自体も大型となるため、自由落下時の衝突による問題は大きい。したがって、上記に規定したすき間の寸法では不十分であり、周方向のすき間をさらに小さくする必要がある。しかし、樹脂製の保持器セグメントでは、熱膨張の影響もあり、周方向のすき間の寸法を小さくするにも限界がある。
この発明の目的は、機能の低下を防止することができる風力発電機の主軸支持用ころ軸受を提供することである。
この発明の他の目的は、機能の低下を防止することができる風力発電機の主軸支持構造を提供することである。
この発明に係るころ軸受は、一端に風力を受けるためのブレードを有して横方向に延び、ブレードとともに回転する主軸を回転自在に支持する風力発電機の主軸支持用ころ軸受であって、外輪と、内輪と、外輪および内輪の間に配置される複数のころと、ころを収容するポケットを有し、外輪および内輪の間で周方向に順次連ねて配置される複数の保持器セグメントとを備える。保持器セグメントは、熱による線膨張係数を低下させるために、炭素繊維、ガラス繊維およびカーボンブラックからなる群から選ばれた充填材を20重量%以上40重量%以下含む樹脂製である。また、複数の保持器セグメントを周方向に無間隙に配置した場合に、最初に配置される保持器セグメントと最後に配置される保持器セグメントとの間にすき間を有する。ここで、室温において、すき間の周方向の寸法は、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さい。
このように、樹脂製保持器セグメントが、炭素繊維またはガラス繊維のうちの少なくともいずれか一方を20重量%以上40重量%以下含むようにすることにより、保持器セグメントの熱膨張による寸法変化を小さくすることができる。そうすると、保持器セグメント間に生ずる周方向のすき間を、特許文献1に規定する範囲よりも小さくすることができる。
ここで、円錐ころ軸受に備えられる外輪や内輪、円錐ころ等の軸受構成部材は、一般的には肌焼鋼等のような鋼製である。このような外輪等の軸受構成部材も、温度変化により熱膨張する。ここで、保持器セグメントの熱による線膨張係数と軸受構成部材の熱による線膨張係数とを考慮すると、実使用状況において、室温における周方向のすき間の寸法を保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%まで小さくすることができる。すなわち、周方向のすき間を円周の0.075%よりも大きくすることにより、すき間の周方向の寸法が負になって保持器セグメント同士が突っ張りあい、膠着する状態を回避することができる。
また、上記した用途に使用される円錐ころ軸受において、複数の保持器セグメントによって構成される保持器は、耐久性、信頼性向上の観点から安全率を大きくすることが好ましい。保持器の安全率は、周方向のすき間の寸法を小さくするほどその値が大きくなる。保持器の安全率は、保持器セグメントの材質の疲労強度および保持器セグメントに発生する応力等の観点から、4.0以上が要求される。ここで、室温におけるすき間の周方向の寸法を保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.12%よりも小さくすることにより、安全率を4.0以上に確保することができる。そうすると、上記した問題も含め、保持器セグメント同士の衝突等による強度的な不具合を回避することができる。
このように保持器セグメントの材質を、熱による線膨張係数を低下させる充填材を含む樹脂製として、保持器セグメント間の周方向のすき間を上記した範囲とすることにより、保持器セグメント同士の衝突による強度的な不具合等や、保持器セグメント同士の周方向の突っ張りあいによる変形等を防止することができる。したがって、このような保持器セグメントを備えるころ軸受の機能の低下を防止することができる。
ここで、保持器セグメントとは、一つの環状の保持器を、少なくともころを収容する1つのポケットを有するように、軸受の回転軸線に沿う方向に延びる分割線によって分割した単位体である。また、最初の保持器セグメントとは、保持器セグメントを周方向に順次連ねて配置する際に、最初に配置される保持器セグメントをいい、最後の保持器セグメントとは、隣接する保持器セグメントを当接させ、周方向に順次連ねて配置していった際に、最後に配置される保持器セグメントをいう。複数の保持器セグメントが周方向に連なってころ軸受に組み込まれ、一つの環状の保持器を構成する。
好ましくは、保持器セグメントを形成する樹脂は、PEEKである。PEEKは、他の樹脂と比較して熱膨張係数が低く、容易に充填材を含ませて熱膨張係数を低下させることができる。
さらに好ましくは、樹脂の熱による線膨張係数は、1.3×10−5/℃以上1.7×10−5/℃以下である。軸受を構成する外輪等の部材には、一般的には肌焼鋼等の鋼が使用される。このような鋼の熱による線膨張係数は、1.12×10−5/℃程度である。したがって、樹脂の熱による線膨張係数を上記範囲とすることにより、実使用状況において外輪等の軸受構成部材との熱による線膨張係数の差を許容することができる。なお、上記したPEEKの熱による線膨張係数は、約4.7×10−5/℃であり、PPSの熱による線膨張係数は、約5.0×10−5/℃である。
樹脂中の充填材の充填比率は、20重量%以上40重量%以下である。樹脂中の充填材の充填比率を上記範囲とすることにより、充填材の充填による他の不具合を発生させることなく、樹脂の熱膨張係数を大きく低下させることができる。
さらに好ましくは、ころは、円錐ころである。上記した風力発電機の主軸等に使用されるころ軸受は、大きなモーメント荷重やスラスト荷重、ラジアル荷重等を受ける必要がある。ここで、ころを円錐ころとすることにより、大きなモーメント荷重等を受けることができる。
この発明のさらに他の局面においては、風力発電機の主軸支持構造は、風力を受けるブレードと、その一端がブレードに固定され、ブレードとともに回転する主軸と、固定部材に組み込まれ、主軸を回転自在に支持するころ軸受とを含む。ころ軸受は、外輪と、内輪と、外輪および内輪の間に配置される複数のころと、ころを収容するポケットを有し、外輪および内輪の間で周方向に順次連ねて配置される複数の保持器セグメントとを備える。保持器セグメントは、熱による線膨張係数を低下させるために、炭素繊維、ガラス繊維およびカーボンブラックからなる群から選ばれた充填材を20重量%以上40重量%以下含む樹脂製である。複数の保持器セグメントを周方向に無間隙に配置した場合に、最初に配置される保持器セグメントと最後に配置される保持器セグメントとの間にすき間を有する。ここで、室温において、すき間の周方向の寸法は、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さい。
このような風力発電機の主軸支持構造は、軸受の機能の低下を防止したころ軸受を含むため、風力発電機の主軸支持構造自体の機能の低下を防止することができる。
この発明によれば、樹脂製保持器セグメントが、充填材として炭素繊維、ガラス繊維またはカーボンブラックを20重量%以上40重量%以下含むようにして、保持器セグメント間の周方向のすき間を上記した範囲とすることにより、保持器セグメント同士の衝突による強度的な不具合等や、保持器セグメント同士の周方向の突っ張りあいによる変形等を防止することができる。したがって、このような保持器セグメントを備える風力発電機の主軸支持用ころ軸受の機能の低下を防止することができる。
また、このような風力発電機主軸支持用ころ軸受の保持器セグメントは、風力発電機主軸支持用ころ軸受を構成する外輪等の軸受構成部材との熱による線膨張係数の差を小さくすることができるため、温度変化による周方向のすき間の寸法の変化を小さくすることができる。そうすると、保持器セグメント間の周方向のすき間を小さくし、設定した範囲内に維持することができる。したがって、このような保持器セグメントを備えるころ軸受の機能の低下を防止することができる。
また、このような風力発電機の主軸支持構造は、機能の低下を防止したころ軸受を含むため、風力発電機の主軸支持構造自体の機能の低下を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係る円錐ころ軸受に備えられる風力発電機主軸支持用ころ軸受の保持器セグメント11aを示す斜視図である。図3は、図2に示す保持器セグメント11aを、図2中の線III−IIIを含み、軸受の回転軸線に直交する平面で切断した場合の断面図である。図4は、図2に示す保持器セグメント11aを、柱部14aの中央を通り、円周方向に直交する平面で切断した場合の断面図である。なお、理解の容易の観点から、図3および図4において、保持器セグメント11aが保持する複数の円錐ころ12a、12b、12cを点線で示している。また、一点鎖線でPCD22を示す。
図2〜図4を参照して、まず、円錐ころ軸受に含まれる保持器セグメント11aの構成について説明する。保持器セグメント11aは、一つの環状の保持器を、少なくともころを収容する一つのポケットを有するように、軸受の回転軸線に沿う方向に延びる分割線によって分割した形状である。保持器セグメント11aは、円錐ころ12a、12b、12cを収容するポケット13a、13b、13cを形成するように、軸受の回転軸線に沿う方向に延びる4つの柱部14a、14b、14c、14dと、軸方向の両端に位置し、4つの柱部14a〜14dを連結するように周方向に延びる一対の連結部15a、15bとを含む。ここで、保持器セグメント11aは、その周方向外側の端部に柱部14a、14dが位置するよう構成されている。
一対の連結部15a、15bは、複数の保持器セグメント11aが円錐ころ軸受に組み込まれた際に、周方向に連なって一つの環状の保持器を形成するように、周方向において所定の曲率半径を有している。一対の連結部15a、15bのうち、円錐ころ12a〜12cの小径側に位置する連結部15aの曲率半径は、円錐ころ12a〜12cの大径側に位置する連結部15bの曲率半径よりも小さく構成されている。
ポケット13aの周方向両側に位置する柱部14a、14bおよびポケット13cの周方向両側に位置する柱部14c、14dのうち、柱部14a〜14dの側壁面の内径側には、保持器セグメント11aの径方向外側への移動を規制する内径側の案内爪17a、17b、17c、17dが設けられている。案内爪17a〜17dは、ポケット13a、13cに収容された円錐ころ12a、12cと内径側で接触する。また、ポケット13bの周方向両側に位置する柱部14b、14cのうち、柱部14b、14cの側壁面の外径側には、保持器セグメント11aの径方向内側への移動を規制する外径側の案内爪18b、18cが設けられている。案内爪18b、18cは、ポケット13bに収容された円錐ころ12bと外径側で接触する。各案内爪17a〜17d、18b、18cは、ポケット13a〜13c側に突出した形状である。また、図3に示す断面において、各案内爪17a〜17d、18b、18cの案内面は、断面円弧状であって、円錐ころ12a〜12cの転動面に沿う形状である。このように内径側および外径側の案内爪17a〜17d、18b、18cを設けることにより、保持器セグメント11aを案内爪17a〜17d、18b、18cの案内面に接触させて、ころ案内とすることができる。なお、周方向外側に位置する柱部14a、14dの周方向外側の端面21a、21bは、平らである。
ここで、保持器セグメント11aは、熱による線膨張係数を低下させる充填材を含む樹脂製である。こうすることにより、後述するように風力発電機主軸支持用ころ軸受を構成する外輪等の軸受構成部材との熱による線膨張係数の差を小さくすることができるため、温度変化による周方向のすき間の寸法の変化を小さくすることができる。
なお、樹脂は、PEEKとすることが好ましい。PEEK自体の熱による線膨張係数は、4.7×10−5/℃程度であり、他の樹脂素材と比較して熱による線膨張係数が低いため、充填材を含ませて熱による線膨張係数を低下させることが容易になる。
また、充填材は、少なくとも炭素繊維またはガラス繊維のいずれかを含むよう構成することが好ましい。このような充填材は、繊維状であるため、効率的に熱による線膨張係数、すなわち、熱膨張係数を低下させることができる。
なお、樹脂の熱による線膨張係数は、1.3×10−5/℃以上1.7×10−5/℃以下であることが好ましい。軸受を構成する外輪等の軸受構成部材には、一般的には肌焼鋼等の鋼が使用される。このような鋼の熱による線膨張係数は、1.12×10−5/℃程度である。したがって、樹脂の熱による線膨張係数を上記範囲とすることにより、実使用状況において外輪等の軸受構成部材との熱による線膨張係数の差を許容することができる。
また、樹脂中の充填材の充填比率は、20重量%以上40重量%以下であることが好ましい。こうすることにより、充填材の充填による他の不具合、例えば、充填量過多による強度不足を発生させることなく、樹脂の熱膨張係数を大きく低下させることができる。
なお、保持器セグメント11aは、一つの円錐ころ軸受に複数備えられるため、生産性の向上が要求されるが、このように構成することにより、射出成形等によって、大量に同形状の保持器セグメントを製造することが容易になる。
ここで、保持器セグメント11aは、具体的には、充填材として炭素繊維を30重量%含み、線膨張係数が1.5×10−5/℃であるPEEK製であることが好ましい。このような保持器セグメント11aは、熱による線膨張係数が4.7×10−5/℃であるPEEK製の保持器セグメントや、熱による線膨張係数が5.0×10−5/℃であるPPS製の保持器セグメントと、熱による線膨張係数において大きく異なるものである。
次に、上記した保持器セグメント11aを含む円錐ころ軸受の構成について説明する。図5は、複数の保持器セグメント11a、11b、11c、11d等を周方向に配置させた円錐ころ軸受31を、軸方向から見た概略断面図である。また、図6は、図5中においてVIで示す部分の拡大断面図である。ここで、保持器セグメント11b、11c、11dは、保持器セグメント11aと同一形状および同一素材であるため、その説明を省略する。なお、図5においては、保持器セグメント11a等に保持される円錐ころを省略している。また、ここでは、複数の保持器セグメント11a〜11dのうち、最初に配置される保持器セグメントを保持器セグメント11aとし、最後に配置される保持器セグメントを保持器セグメント11dとする。
図5および図6を参照して、円錐ころ軸受31は、外輪32と、内輪33と、複数の円錐ころ34と、複数の保持器セグメント11a〜11dとを備える。保持器セグメント11a〜11dは、周方向において、順次連ねられて無間隙に配置される。ここでは、まず、最初に保持器セグメント11aが配置され、次に、保持器セグメント11bが保持器セグメント11aと当接するように、具体的には、保持器セグメント11aの端面21aと保持器セグメント11bの端面21cとが当接するように配置される。その後、保持器セグメント11cが保持器セグメント11bと当接するように、具体的には、保持器セグメント11bの端面21dと保持器セグメント11cの端面21eとが当接するように配置され、順次、保持器セグメントが配置されていき、最後に、保持器セグメント11dが配置される。このようにして、周方向に連ねられて、保持器セグメント11a〜11dが配置される。この場合、最初の保持器セグメント11aと最後の保持器セグメント11dとの間には、周方向のすき間39を有する。
次に、最初の保持器セグメント11aと最後の保持器セグメント11dとの間の周方向のすき間について説明する。図1は、図5においてIで示す部分の拡大断面図である。ここで、すき間39の周方向の寸法Rを、保持器セグメント11a〜11dの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、かつ、0.12%よりも小さくする。この場合、すき間39の周方向の寸法Rが上記範囲となるように、各保持器セグメント11a〜11dの周方向の長さをそれぞれ調整することにしてもよいし、保持器セグメント11a〜11cを順次配置していき、最後の保持器セグメント11dを配置する際に、その端面21fを削って寸法を調整し、上記範囲となるようにしてもよい。
図7は、すき間39の比率と保持器の安全率の関係を示すグラフである。図1および図7を参照して、複数の保持器セグメント11a〜11dによって構成される保持器の安全率は、保持器セグメント11a〜11dの材質の疲労強度および保持器セグメント11a〜11dに発生する応力等の観点から、4.0以上が要求される。ここで、すき間39の周方向の寸法を円周の0.12%よりも小さくすることにより、安全率を4.0以上に確保することができる。そうすると、保持器セグメント11a〜11d同士の衝突等による強度的な不具合を回避することができる。
ここで、上記した保持器セグメント11aの線膨張係数Kbは、1.5×10−5/℃程度である。一方、軸受構成部材である外輪等は肌焼鋼であり、その線膨張係数Kaは、1.12×10−5/℃程度である。ここで、温度上昇をΔtとし、温度上昇時における各部材の膨張量の差をδとすると、膨張量の差δは、数1の式によって表される。
Figure 0005131466
この場合、仮に保持器セグメント11aのみが50℃上昇していた場合であっても、膨張量の差δは、0.075%となる。また、焼き嵌めで円錐ころ軸受をΔt=100℃に加熱した場合であっても、膨張量の差δは、0.035%となる。したがって、実使用状況において、0.075%よりも大きくすることにより、外輪32や内輪33等の軸受構成部材と保持器セグメント11a〜11dとの熱膨張の差を許容することができる。そうすると、すき間39の周方向の寸法が負になって保持器セグメント11a〜11d同士が突っ張る状態を回避することができる。そうすると、保持器セグメント11a〜11dの突っ張りあいによる変形を防止することができる。
以上より、保持器セグメント11a〜11dの材質を、熱による線膨張係数を低下させる充填材を含む樹脂製として、保持器セグメント11a〜11d間の周方向のすき間39を上記した範囲とすることにより、保持器セグメント11a〜11d同士の衝突による強度的な不具合等や、保持器セグメント11a〜11d同士の周方向の突っ張りあいによる変形等を防止することができる。したがって、このような保持器セグメント11a〜11dを備える円錐ころ軸受31の機能の低下を防止することができる。
また、このような保持器セグメント11a〜11dは、円錐ころ軸受31を構成する外輪32等の軸受構成部材と熱による線膨張係数の差を小さくすることができるため、温度変化による周方向のすき間39の寸法の変化を小さくすることができる。そうすると、保持器セグメント11a〜11d間の周方向のすき間39を設定した範囲内に維持することができる。したがって、このような保持器セグメント11a〜11dを備える円錐ころ軸受31の機能の低下を防止することができる。
なお、上記の実施の形態において、最初の保持器セグメント11aと最後の保持器セグメント11dとの間に、周方向のすき間39の寸法Rを調整する間座を、最後の保持器セグメント11dに当接するように配置することにしてもよい。この場合、間座と最初の保持器セグメント11aとの間にすき間39が生ずることになる。このように構成することにより、最初の保持器セグメント11aと最後の保持器セグメント11dと周方向のすき間39の寸法を上記範囲とすることが、より容易になる。なお、この場合、間座は保持器セグメントと解釈すべきである。また、このような間座の周方向の寸法は、各保持器セグメント11a〜11dが連なる周方向の寸法において微小であるため、保持器セグメント11a〜11dと同じ素材であってもよいし、金属製であってもよいし、単なる樹脂製であってもよい。
図8および図9は、この発明の一実施形態に係る円錐ころ軸受を主軸支持軸受75として適用した、風力発電機の主軸支持構造の一例を示している。主軸支持構造の主要部品を支持するナセル72のケーシング73は、高い位置で、旋回座軸受71を介して支持台70上に水平旋回自在に設置されている。風力を受けるブレード77を一端に固定する主軸76は、ナセル72のケーシング73内で、軸受ハウジング74に組み込まれた主軸支持軸受75を介して、回転自在に支持されている、主軸76の他端は増速機78に接続され、この増速機78の出力軸が発電機79のロータ軸に結合されている。ナセル72は、旋回用モータ80により、減速機81を介して任意の角度に旋回させられる。
軸受ハウジング74に組み込まれた主軸支持軸受75は、この発明の一実施形態に係る円錐ころ軸受であって、外輪と、内輪と、外輪および内輪の間に配置される複数の円錐ころと、円錐ころを収容するポケットを有し、外輪および内輪の間で周方向に順次連ねて配置される複数の保持器セグメントとを備える。保持器セグメントは、熱による線膨張係数を低下させる充填材を含む樹脂製である。複数の保持器セグメントを周方向に無間隙に配置した場合に、最初に配置される保持器セグメントと最後に配置される保持器セグメントとの間にすき間を有する。ここで、室温において、すき間の周方向の寸法は、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さい。
主軸支持軸受75は、大きな風力を受けるブレード77を一端に固定する主軸76を支持するため、大きなモーメント荷重やスラスト荷重、ラジアル荷重等を受ける必要がある。ここで、ころを円錐ころとすることにより、大きなモーメント荷重等を受けることができる。
また、このような風力発電機の主軸支持構造は、機能の低下を防止した円錐ころ軸受を含むため、風力発電機の主軸支持構造自体の機能の低下を防止することができる。
なお、上記の実施の形態においては、室温において、すき間の周方向の寸法を、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さくすることにしたが、さらには、保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.10%よりも小さくすることにしてもよい。こうすることにより、保持器の安全率をより高くすることができるため、さらに衝突による変形等を低減することができる。
また、上記の実施の形態においては、保持器セグメントの素材として、樹脂中に含まれる充填材を炭素繊維のみからなる構成としたが、これに限らず、充填材をガラス繊維のみとしてもよい。さらには、充填材を炭素繊維またはガラス繊維のいずれをも含む構成としてもよい。また、カーボンブラック等の粉末状の充填材や粒状の充填材を含む構成としてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、保持器セグメントに収容されるころとして、円錐ころを用いたが、これに限らず、円筒ころや針状ころ、棒状ころ等を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るころ軸受は、機能の低下の防止が要求される風力発電機の主軸支持構造に、有効に利用される。
また、この発明に係る風力発電機の主軸支持構造は、機能の低下の防止が要求される場合に、有効に利用できる。
この発明の一実施形態に係る円錐ころ軸受のうち、最初の保持器セグメントと最後の保持器セグメントの間のすき間を示す拡大断面図である。 この発明の一実施形態に係る円錐ころ軸受に含まれる保持器セグメントの斜視図である。 図2に示す保持器セグメントを、図2中の線III−IIIを含み、軸受の回転軸線に直交する平面で切断した場合の断面図である。 図2に示す保持器セグメントを、柱部の中央を通り、円周方向に直交する平面で切断した場合の断面図である。 複数の保持器セグメントを周方向に配置した場合の円錐ころ軸受の概略断面図である。 隣接する保持器セグメントを示す拡大断面図である。 保持器安全率と周方向のすき間との関係を示すグラフである。 この発明に係る円錐ころ軸受を用いた風力発電機の主軸支持構造の一例を示す図である。 図8に示す風力発電機の主軸支持構造の図解的側面図である。 従来における保持器セグメントの斜視図である。 図10に示す保持器セグメントを備える円錐ころ軸受の一部を、軸受の転動軸線に直交する平面で切断した場合の断面図である。 図10に示す保持器セグメントを備える円錐ころ軸受を、軸受の転動軸線に直交する平面で切断した場合の概略断面図である。
符号の説明
11a,11b,11c,11d 保持器セグメント、12a,12b,12c,34 円錐ころ、13a,13b,13c ポケット、14a,14b,14c,14d 柱部、15a,15b 連結部、17a,17b,17c,17d,18b,18c 案内爪、21a,21b,21c,21d,21e,21f 端面、22 PCD、31 円錐ころ軸受、32 外輪、33 内輪、39 すき間、70 支持台、71 旋回座軸受、72 ナセル、73 ケーシング、74 軸受ハウジング、75 主軸支持軸受、76
主軸、77 ブレード、78 増速機、79 発電機、80 旋回用モータ、81 減速機。

Claims (5)

  1. 一端に風力を受けるためのブレードを有して横方向に延び、ブレードとともに回転する主軸を回転自在に支持する風力発電機の主軸支持用ころ軸受であって、
    外輪と、内輪と、前記外輪および前記内輪の間に配置される複数のころと、前記ころを収容するポケットを有し、前記外輪および前記内輪の間で周方向に順次連ねて配置される複数の保持器セグメントとを備え、
    前記保持器セグメントは、熱による線膨張係数を低下させるために、炭素繊維、ガラス繊維およびカーボンブラックからなる群から選ばれた充填材を20重量%以上40重量%以下含む樹脂製であり、
    複数の前記保持器セグメントを周方向に無間隙に配置した場合に、最初に配置される保持器セグメントと最後に配置される保持器セグメントとの間にすき間を有し、
    室温において、前記すき間の周方向の寸法は、前記保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さい、風力発電機の主軸支持用ころ軸受。
  2. 前記樹脂は、ポリエーテルエーテルケトンである、請求項1に記載のころ軸受。
  3. 前記樹脂の熱による線膨張係数は、1.3×10−5/℃以上1.7×10−5/℃以下である、請求項1または2に記載のころ軸受。
  4. 前記ころは、円錐ころである、請求項1〜3のいずれかに記載のころ軸受。
  5. 風力を受けるブレードと、
    その一端が前記ブレードに固定され、ブレードとともに回転する主軸と、
    固定部材に組み込まれ、前記主軸を回転自在に支持するころ軸受とを含む風力発電機の主軸支持構造であって、
    前記ころ軸受は、外輪と、内輪と、前記外輪および前記内輪の間に配置される複数のころと、前記ころを収容するポケットを有し、前記外輪および前記内輪の間で周方向に順次連ねて配置される複数の保持器セグメントとを備え、
    前記保持器セグメントは、熱による線膨張係数を低下させるために、炭素繊維、ガラス繊維およびカーボンブラックからなる群から選ばれた充填材を20重量%以上40重量%以下含む樹脂製であり、
    複数の前記保持器セグメントを周方向に無間隙に配置した場合に、最初に配置される保持器セグメントと最後に配置される保持器セグメントとの間にすき間を有し、
    室温において、前記すき間の周方向の寸法は、前記保持器セグメントの中央を通る円の円周の0.075%よりも大きく、0.12%よりも小さい、風力発電機の主軸支持構造。
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