JP5130527B2 - 超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法 - Google Patents

超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法に関する。
例えばクリーンルームのように、環境の管理された室内で用いる超低発塵拭き取り材として、近年、種々の拭き取り材が提案されている。このような超低発塵拭き取り材として、例えば、不織布からなる超低発塵拭き取り材が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−329458号公報
ところで、超低発塵拭き取り材においては、ナノサイズの微小なゴミ(埃など)を除去可能であることが要求されるとともに、拭き取り材自体から微小な塵や繊維状の屑、素材の欠片など(以下、リントという。)の発生が少ないことが要求される。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能な超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため、従来の超低発塵拭き取り材において、拭き取り材のいずれの部分からリントが発生するかを探るべく鋭意研究を重ねた結果、拭き取り材自体から発生するリントは、拭き取り材の両表面だけでなく、拭き取り材の端面からも発生するという知見を得た。
そこで、本発明者らは、さらなる研究を重ねた結果、可撓性基材の両表面にナノ繊維層を形成するとともに、拭き取り材の端面を無塵化処理することによって、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能となるとともに、拭き取り材の両表面及び拭き取り材の端面からのリントの発生を抑制することができ、上記した目的を達成することができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(1)本発明の超低発塵拭き取り材は、可撓性基材と、前記可撓性基材における一方の面上に形成された第1ナノ繊維層と、前記可撓性基材における他方の面上に形成された第2ナノ繊維層とを備える超低発塵拭き取り材であって、前記超低発塵拭き取り材の端面が無塵化処理されていることを特徴とする。
このため、本発明の超低発塵拭き取り材によれば、拭き取り材の両表面はナノ繊維層からなるため、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能となる。
また、本発明の超低発塵拭き取り材によれば、可撓性基材の両表面はナノ繊維層によって覆われているため、可撓性基材の両表面からのリントの発生を防止することが可能となる。また、ナノ繊維層は、可撓性基材に比べると表面から発生するリントの量が少ないため、拭き取り材の両表面から発生するリントを従来よりも少なくすることが可能となる。
また、本発明の超低発塵拭き取り材によれば、超低発塵拭き取り材の端面が無塵化処理されているため、可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の端面が外部に露出することがない。このため、拭き取り材の端面からのリントの発生を抑制することが可能となる。
したがって、本発明の超低発塵拭き取り材は、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能な超低発塵拭き取り材となる。
なお、従来の超低発塵拭き取り材を強化洗浄することによって、拭き取り材自体からのリントの発生をある程度は少なくすることができるが、拭き取り材に対して負荷をかけてしまうという問題がある。このため、従来の超低発塵拭き取り材においては、強化洗浄に起因する負荷を考慮して拭き取り材の材料や厚さ等を決めなければならず、拭き取り材の設計の自由度が低い。
これに対し、本発明の超低発塵拭き取り材によれば、上述のように、強化洗浄することなく、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能であることから、強化洗浄に起因する負荷を考慮することなく、拭き取り材の材料や厚さ等を比較的自由に決めることができ、拭き取り材の設計の自由度が比較的高いという効果がある。
この明細書において「無塵化処理」とは、可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の端面からのリントの発生を抑制するための処理のことを意味しており、後述するように、溶融処理や樹脂による被覆処理などを例示することができる。
本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記可撓性基材の材料が、繊維材料である場合に特に効果がある。
繊維材料からなる可撓性基材(例えば不織布、織布、編布、紙など)は、繊維材料以外の材料からなる可撓性基材(例えばフィルムなど)に比べて、可撓性基材の表面からリントが発生しやすい。このように、可撓性基材が繊維材料からなる場合であっても、本発明の超低発塵拭き取り材によれば、繊維材料からなる可撓性基材の両表面はナノ繊維層によって覆われているため、可撓性基材の両表面からのリントの発生を防止することが可能となる。また、ナノ繊維層は、繊維材料からなる可撓性基材に比べると表面から発生するリントの量が少ないため、拭き取り材の両表面から発生するリントを従来よりも少なくすることが可能となる。
(2)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記超低発塵拭き取り材の端面は、溶融処理されていることが好ましい。
(3)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記超低発塵拭き取り材の端面は、樹脂で被覆されていることが好ましい。
このように構成することにより、可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の端面が外部に露出することがなくなり、拭き取り材の端面からのリントの発生を効果的に抑制することが可能となる。
(4)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、エレクトロスピニング法によって形成されていることが好ましい。
エレクトロスピニング法は、他の方法(例えば溶融紡糸法など)に比べてナノ繊維の平均直径を小さくすることができ、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の比表面積を大きくすることができる。このため、吸着性に優れた拭き取り材となる。また、エレクトロスピニング法は、ナノ繊維として用いる材料を変更する場合やナノ繊維の平均直径を変更する場合などにも幅広く対応することができ、初期投資を低く抑えることができることから、製造コストの安価な拭き取り材となる。
(5)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、平均直径が50nm〜800nmのナノ繊維からなり、かつ、50nm〜1000nmの空孔サイズを有することが好ましい。
このように構成することにより、ナノサイズの微小なゴミを効果的に除去することが可能となるとともに、ナノ繊維層に取り込んだ微小なゴミが再び外部に放出されるのを抑制することが可能となる。
(6)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の厚さは、0.1μm〜500μmであることが好ましい。
このように構成することにより、可撓性基材の両表面からのリントの発生を確実に防止することが可能となるとともに、十分な拭き取り効果を備える超低発塵拭き取り材となる。
(7)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記超低発塵拭き取り材の端面における無塵化処理されている部分の幅は、0.1μm〜5000μmであることが好ましい。
超低発塵拭き取り材の端面における無塵化処理されている部分の幅が0.1μm未満である場合、超低発塵拭き取り材を使用した際に無塵化処理されている部分が割れたり欠けたりする場合があり、拭き取り材の端面からのリントの発生を抑制することが困難となる可能性がある。
一方、超低発塵拭き取り材の端面における無塵化処理されている部分の幅が5000μmを超える場合、当該無塵化処理されている部分が裂ける場合があり、拭き取り材の端面からのリントの発生を抑制することが困難となる可能性がある。また、拭き取り材における未溶融部分と溶融部分との表面差(表面の違い)により、拭き取り性にバラつきが出る可能性がある。
このような観点から、超低発塵拭き取り材の端面における無塵化処理されている部分の幅は、0.5μm〜1000μmであることが好ましく、1μm〜200μmであることがより好ましく、2μm〜50μmであることがさらに好ましい。
(8)本発明の超低発塵拭き取り材においては、前記超低発塵拭き取り材は、クリーンルーム用の拭き取り材であることが好ましい。
クリーンルームのような環境の管理された室内では、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能であることに加えて、拭き取り材自体からのリントの発生が少ないものであることが求められる。
本発明の超低発塵拭き取り材によれば、上述のように、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能であるため、クリーンルームで使用するのに適したものとなる。
(9)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法は、可撓性基材を準備する可撓性基材準備工程と、前記可撓性基材における一方の面上に第1ナノ繊維層を形成する第1ナノ繊維層形成工程と、前記可撓性基材における他方の面上に第2ナノ繊維層を形成する第2ナノ繊維層形成工程と、前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の端面を無塵化処理する無塵化処理工程とを含むことを特徴とする。
このため、本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法によれば、可撓性基材の両表面にナノ繊維層を形成するとともに、可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の端面を無塵化処理することとしているため、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能な超低発塵拭き取り材を製造することができる。
本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法においては、前記可撓性基材として、繊維材料からなる可撓性基材を用いた場合に特に効果がある。
繊維材料からなる可撓性基材(例えば不織布、織布、編布、紙など)は、繊維材料以外の材料からなる可撓性基材(例えばフィルムなど)に比べて、可撓性基材の表面からリントが発生しやすい。このように、繊維材料からなる可撓性基材を用いた場合であっても、本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法によれば、繊維材料からなる可撓性基材の両表面はナノ繊維層によって覆われているため、可撓性基材の両表面からのリントの発生を防止することが可能となる。また、ナノ繊維層は、繊維材料からなる可撓性基材に比べると表面から発生するリントの量が少ないため、拭き取り材の両表面から発生するリントを従来よりも少なくすることが可能な超低発塵拭き取り材を製造することができる。
(10)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法において、前記無塵化処理工程においては、前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層を溶融処理することが好ましい。
(11)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法において、前記無塵化処理工程においては、前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の端面を樹脂で被覆処理することが好ましい。
可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層を溶融処理又は樹脂で被覆処理することにより、可撓性基材、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の端面が外部に露出することがなくなり、拭き取り材の端面からのリントの発生を抑制することが可能となる。
なお、溶融処理としては、例えば、溶断カット処理やレーザカット処理を好適に用いることができる。
(12)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法において、前記第1ナノ繊維層形成工程及び前記第2ナノ繊維層形成工程においては、エレクトロスピニング法によって前記第1ナノ繊維層又は前記第2ナノ繊維層を形成することが好ましい。
エレクトロスピニング法は、他の方法(例えば溶融紡糸法など)に比べて、ナノ繊維の平均直径を小さくすることができ、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層の比表面積を大きくすることができる。このため、吸着性に優れた拭き取り材を製造することができる。また、エレクトロスピニング法は、ナノ繊維として用いる材料を変更する場合やナノ繊維の平均直径を変更する場合などにも幅広く対応することができ、初期投資を低く抑えることができることから、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
(13)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法においては、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、同じ材料からなることが好ましい。
このような方法とすることにより、第1ナノ繊維層形成工程と第2ナノ繊維層形成工程で同じ材料を用いることが可能となるため、超低発塵拭き取り材の製造が容易となり、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
(14)本発明の超低発塵拭き取り材の製造方法においては、前記第1ナノ繊維層と前記第2ナノ繊維層とは、異なる材料からなることが好ましい。
このような方法とすることにより、面によって異なる拭き取り特性を持った超低発塵拭き取り材を製造することができる。例えば、拭き取り可能なゴミの最小サイズが面によって異なる超低発塵拭き取り材や、吸水性や耐薬品性などの程度が面によって異なる超低発塵拭き取り材を製造することができる。
以下、本発明の超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態]
まず、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10を説明するために示す図である。図1(a)は超低発塵拭き取り材10の断面を模式的に示す図であり、図1(b)は第1ナノ繊維層30の拡大上面図である。なお、図1(a)において、可撓性基材20に対する第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の厚さ並びに溶融部50の幅等については、誇張して示している。
図2は、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10を説明するために示す図である。図2(a)は第1ナノ繊維層30の断面電子顕微鏡写真であり、図2(b)は第1ナノ繊維層30のナノ繊維32に埃Dが付着したときの第1ナノ繊維層30の断面電子顕微鏡写真である。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10は、図1に示すように、可撓性基材20と、可撓性基材20の一方の面に配置される第1ナノ繊維層30と、可撓性基材20の他方の面に配置される第2ナノ繊維層40と、超低発塵拭き取り材10の端部に配置される溶融部50とを備える、クリーンルーム用の拭き取り材である。
可撓性基材20は、例えば、セルロース繊維とポリオレフィン、ポリエステル等の合成繊維とで構成された不織布からなる可撓性の基材層である。可撓性基材20の厚さは、例えば、0.1mm〜5mm(実施形態では1mm)である。
第1ナノ繊維層30は、エレクトロスピニング法によって可撓性基材20における一方の面上に形成されたナノ繊維層である。第1ナノ繊維層30の厚さは、例えば、0.1μm〜500μm(実施形態では10μm)である。
第2ナノ繊維層40は、エレクトロスピニング法によって可撓性基材20における他方の面上に形成されたナノ繊維層である。第2ナノ繊維層40の厚さは、例えば、0.1μm〜500μm(実施形態では10μm)である。
第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40は、平均直径が50nm〜800nmのナノ繊維32,42からなり、かつ、50nm〜1000nmの空孔サイズを有する。ナノ繊維32,42は、種々のポリマー材料から製造することが可能である。本実施形態では、同じポリマー材料から構成されている。
溶融部50は、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層30からなる超低発塵拭き取り材10の端面を溶融処理(溶断カット処理)することにより、超低発塵拭き取り材10の端部に形成される。なお、溶融部50が、無塵化処理されている部分となる。溶融部50の幅w(図1(a)参照。)は、例えば、0.1μm〜5000μm(実施形態では20μm)である。
次に、実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法を説明するために示すフローチャートである。
図4は、実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法を説明するために示す図である。図4(a)〜図4(e)は各工程を模式的に示す図である。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法は、図3に示すように、可撓性基材準備工程S10と、第1ナノ繊維層形成工程S20と、第2ナノ繊維層形成工程S30と、溶融処理工程S40とをこの順序で含む。
1.可撓性基材準備工程S10
まず、図4(a)に示すように、可撓性基材20を準備する。
2.第1ナノ繊維層形成工程S20
次に、図4(b)に示すように、エレクトロスピニング法によって可撓性基材20における一方の面上に第1ナノ繊維層30を形成する。
3.第2ナノ繊維層形成工程S30
次に、図4(c)に示すように、エレクトロスピニング法によって可撓性基材20における他方の面上に第2ナノ繊維層40を形成する。
4.溶融処理工程S40
そして、図4(d)に示すように、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40を溶断カット処理する。これにより、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面を無塵化処理することができる。
以上の工程を行うことにより、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10を製造することができる(図4(e)参照。)。
このように、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10によれば、超低発塵拭き取り材10の両表面は第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40からなるため、図2(b)に示すように、ナノサイズの微小なゴミDを除去することが可能となる。
また、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10によれば、繊維材料からなる可撓性基材20の両表面は第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40によって覆われているため、可撓性基材20の両表面からのリントの発生を防止することが可能となる。また、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40は、繊維材料からなる可撓性基材20に比べると表面から発生するリントの量が少ないため、超低発塵拭き取り材10の両表面から発生するリントを従来よりも少なくすることが可能となる。
また、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10によれば、超低発塵拭き取り材10の端面が無塵化処理されているため、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面が外部に露出することがない。このため、超低発塵拭き取り材10の端面からのリントの発生を抑制することが可能となる。
したがって、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10は、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能な超低発塵拭き取り材となる。
また、実施形態に係る超低発塵拭き取り材10によれば、上述のように、強化洗浄することなく、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能であることから、強化洗浄に起因する負荷を考慮することなく、拭き取り材の材料や厚さ等を比較的自由に決めることができ、拭き取り材の設計の自由度が比較的高いという効果がある。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、超低発塵拭き取り材10の端面は、溶融処理されているため、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面が外部に露出することがなくなり、超低発塵拭き取り材10の端面からのリントの発生を効果的に抑制することが可能となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40は、エレクトロスピニング法によって形成されているため、他の方法(例えば溶融紡糸法など)に比べて、ナノ繊維の平均直径を小さくすることができ、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の比表面積を大きくすることができる。このため、吸着性に優れた拭き取り材となる。また、エレクトロスピニング法は、ナノ繊維として用いる材料を変更する場合やナノ繊維の平均直径を変更する場合などにも幅広く対応することができ、初期投資を低く抑えることができることから、製造コストの安価な拭き取り材となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40は、平均直径が50nm〜800nmのナノ繊維32,42からなり、かつ、50nm〜1000nmの空孔サイズを有するため、ナノサイズの微小なゴミを効果的に除去することが可能となるとともに、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40に取り込んだ微小なゴミが再び外部に放出されるのを抑制することが可能となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の厚さは、0.1μm〜500μmであるため、可撓性基材20の両表面からのリントの発生を確実に防止することが可能となるとともに、十分な拭き取り効果を備える超低発塵拭き取り材となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、超低発塵拭き取り材10の端面における溶融部50(無塵化処理されている部分)の幅wは、0.1μm以上であるため、超低発塵拭き取り材10を使用した際に溶融部50が割れたり欠けたりするのを抑制することができる。また、溶融部50(無塵化処理されている部分)の幅wは、5000μm以下であるため、溶融部50が裂けるのを抑制することができ、超低発塵拭き取り材10の端面からのリントの発生を抑制することが可能となり、また、拭き取り性にバラつきが出るのを抑制することが可能となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10は、上述のように、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能であるため、クリーンルームで使用するのに適したものとなる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法によれば、上述のように、繊維材料からなる可撓性基材20の両表面に第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40を形成するとともに、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面を無塵化処理することとしているため、ナノサイズの微小なゴミを除去することが可能で、かつ、拭き取り材自体からのリントの発生を抑制することが可能な超低発塵拭き取り材10を製造することができる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法において、溶融処理工程S40においては、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40を溶融処理(溶断カット処理)することにより、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面が外部に露出することがなくなり、超低発塵拭き取り材10の端面からのリントの発生を抑制することが可能となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法において、第1ナノ繊維層形成工程S20及び第2ナノ繊維層形成工程S30においては、エレクトロスピニング法によって第1ナノ繊維層30又は第2ナノ繊維層40を形成することとしているため、他の方法(例えば溶融紡糸法など)によって第1ナノ繊維層30又は第2ナノ繊維層40を形成する場合に比べて、ナノ繊維の平均直径を小さくすることができ、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の比表面積を大きくすることができる。このため、吸着性に優れた拭き取り材を製造することができる。また、エレクトロスピニング法は、ナノ繊維として用いる材料を変更する場合やナノ繊維の平均直径を変更する場合などにも幅広く対応することができ、初期投資を低く抑えることができることから、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法においては、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40は、同じ材料からなる。これにより、第1ナノ繊維層形成工程S20と第2ナノ繊維層形成工程S30で同じ材料を用いることが可能となるため、超低発塵拭き取り材10の製造が容易となり、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
以上、本発明の超低発塵拭き取り材及び超低発塵拭き取り材の製造方法を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、可撓性基材として、セルロース繊維とポリオレフィン、ポリエステル等の合成繊維とで構成された不織布からなる可撓性基材20を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の繊維材料からなる不織布を用いてもよいし、不織布以外の可撓性基材(例えば、織布、編布、紙、スポンジ、フィルムなど)を用いてもよい。
(2)上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材10においては、第1ナノ繊維層及び第2ナノ繊維層が同じ材料からなる場合を例示的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1ナノ繊維層と第2ナノ繊維層とが異なる材料からなっていてもよい。
(3)上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法においては、溶融処理工程において、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40を溶断カット処理する場合を例示的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、レーザカット処理してもよい。また、上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法においては、無塵化処理工程として、溶融処理工程を行う場合を例示的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、溶融処理工程に代えて、可撓性基材20、第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40の端面を樹脂で被覆処理する被覆処理工程を行ってもよい。
(4)上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法においては、エレクトロスピニング法によって第1ナノ繊維層30及び第2ナノ繊維層40を形成する場合を例示的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エレクトロスピニング法以外の方法(例えば溶融紡糸法)によって第1ナノ繊維層又は第2ナノ繊維層を形成してもよい。
(5)上記実施形態に係る超低発塵拭き取り材においては、クリーンルーム用の拭き取り材として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の用途にも勿論用いることができる。
実施形態に係る超低発塵拭き取り材10を説明するために示す図である。 実施形態に係る超低発塵拭き取り材10を説明するために示す図である。 実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態に係る超低発塵拭き取り材の製造方法を説明するために示す図である。
符号の説明
10…超低発塵拭き取り材、20…可撓性基材、30…第1ナノ繊維層、32,42…ナノ繊維、40…第2ナノ繊維層、50…溶融部、D…微小なゴミ

Claims (14)

  1. 可撓性基材と、
    前記可撓性基材における一方の面上に形成された第1ナノ繊維層と、
    前記可撓性基材における他方の面上に形成された第2ナノ繊維層とを備え
    前記超低発塵拭き取り材の端面が無塵化処理されている超低発塵拭き取り材であって、
    前記超低発塵拭き取り材の端面における無塵化処理されている部分の幅は、0.5μm〜1000μmであることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  2. 請求項1に記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記超低発塵拭き取り材の端面は、溶融処理されていることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  3. 請求項1に記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記超低発塵拭き取り材の端面は、樹脂で被覆されていることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、エレクトロスピニング法によって形成されていることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、平均直径が50nm〜800nmのナノ繊維からなり、かつ、50nm〜1000nmの空孔サイズを有することを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の厚さは、0.1μm〜500μmであることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材において、
    前記超低発塵拭き取り材は、クリーンルーム用の拭き取り材であることを特徴とする超低発塵拭き取り材。
  8. 可撓性基材を準備する可撓性基材準備工程と、
    前記可撓性基材における一方の面上に第1ナノ繊維層を形成する第1ナノ繊維層形成工程と、
    前記可撓性基材における他方の面上に第2ナノ繊維層を形成する第2ナノ繊維層形成工程と、
    前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の端面を無塵化処理する無塵化処理工程とを含む超低発塵拭き取り材の製造方法であって、
    前記無塵化処理工程においては、無塵化処理されている部分の幅が0.5μm〜1000μmとなるように前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の端面を無塵化処理することを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  9. 請求項に記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記無塵化処理工程においては、前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層を溶融処理することを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  10. 請求項9に記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記溶融処理は、溶融カット処理であることを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  11. 請求項に記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記無塵化処理工程においては、前記可撓性基材、前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層の端面を樹脂で被覆処理することを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  12. 請求項11のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記第1ナノ繊維層形成工程及び前記第2ナノ繊維層形成工程においては、エレクトロスピニング法によって前記第1ナノ繊維層又は前記第2ナノ繊維層を形成することを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  13. 請求項12のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記第1ナノ繊維層及び前記第2ナノ繊維層は、同じ材料からなることを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
  14. 請求項12のいずれかに記載の超低発塵拭き取り材の製造方法において、
    前記第1ナノ繊維層と前記第2ナノ繊維層とは、異なる材料からなることを特徴とする超低発塵拭き取り材の製造方法。
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