JP5130075B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、着用者の肌との間にいわゆるポケットが形成されるオムツ等の吸収性物品に関する。
この種の従来例のオムツとしては、特許文献1に開示されたものがある。このオムツ100は、図11(a)に示すように、液透過性のトップシート101aと、液不透過性のバックシート(図示せず)と、これら双方のシート101a,(図示せず)間に配置され、液体を吸収し保持する吸収体101cとから成る吸収性本体101を備えている。吸収性本体101は、着用時には背側から腹側までの長手方向に背側領域S1、股下領域S2、腹側領域S3を有し、着用者の股下を中心に背側から腹側を覆う。この吸収性本体101の幅方向の両側には、トップシート101aとバックシート(図示せず)が延在されることによってサイドフラップ部110が設けられている。この各サイドフラップ部110の股下領域S2の外縁には、長手方向に沿って伸長状態で弾性部材120が設けられている。又、各サイドフラップ部110の腹側領域S3には、折り返し部130が設けられている。
この従来例のオムツ100を着用者が着用すると、各サイドフラップ部110の外周が各弾性部材120の収縮によって着用者の足回りに密着すると共に、各サイドフラップ部110の股下領域S2の幅寸法が腹側領域S3の幅寸法に比べて大きいことから、着用者の股下側に空間、いわゆるポケットができる。このポケットによって着用者から排泄された尿、便等を横漏れすることなく確実に保持できる。
他の従来例のオムツ150としては、特許文献2に開示されたものがある。このオムツ150は、図11(b)に示すように、液透過性のトップシート151aと、液不透過性のバックシート151bと、これら双方のシート151a,151b間に配置され、液体を吸収し保持する吸収体151cとから成る吸収性本体151を備えている。吸収性本体151は、着用時には背側から腹側までの長手方向に背側領域S1、股下領域S2、腹側領域S3を有し、着用者の股下を中心に背側から腹側を覆う。この吸収性本体151の幅方向の両側には、伸長状態で一対の弾性部材152が設けられている。各弾性部材152は、股下領域S2で外側に膨らむように設けられている。これによって、一対の弾性部材152の間隔は、背側領域S1及び腹側領域S3で狭く、股下領域S2で広く設定されている。
この他の従来例のオムツ150を着用者が着用すると、吸収性本体151の股下領域S2の外周が各弾性部材152の収縮によって着用者の足回りに密着すると共に、吸収性本体151の股下領域S2では一対の弾性部材152間の間隔が広いことから、着用者の股下側に空間、いわゆるポケットができる。このポケットによって、前記従来例と同様に、着用者から排泄された尿、便等を横漏れすることなく確実に保持できる。
特開昭62−199802号公報(第6頁、図4、図5) 特開平4−242645号公報(第8頁、図1、図2)
しかしながら、前記した2つの従来例では、着用時に股下領域S2にポケットを形成するために、ポケットを形成しないものに比べてオムツ100,150の幅方向分だけ余分に資材が必要である。
又、前者の従来例では、各サイドフラップ部110に折り返し部130を設けるため、製造時の加工が面倒であり、製造コストが高くなるという問題がある。
後者の従来例では、一対の弾性部材152を曲線状に設ける必要があるため、製造時の加工が面倒であり、製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、着用者の股下側にいわゆるポケットを形成するものにあって、使用資材の低減化、製造時の加工の容易化、ひいては製造コストの低下を図ることができる吸収性物品を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に配置され、液体を吸収し保持する吸収体とから少なくとも構成され、着用時には背側から腹側までの長手方向に背側領域、股下領域、腹側領域を有する吸収性本体と、前記吸収体本体の幅方向の両側に設けられた左右一対のサイドフラップ部と、前記各サイドフラップ部の少なくとも股下領域に、長手方向に伸長状態で設けられた一対の弾性部材とを備えた吸収性物品において、股下領域における前記サイドフラップ部の前記吸収性本体と最も外側に位置する前記弾性部材との間には、幅方向に延伸された股下側延伸領域が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、前記吸収性本体側縁と最も外側に位置する前記弾性部材の間の幅方向に二等分する中心線より前記吸収性本体側の領域に設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、各サイドフラップ部の背側領域と腹側領域の少なくともいずれか一方に股下領域から延在して設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記一対のサイドフラップ部の背側領域と腹側領域の少なくとも一方から外側に張り出すように設けられたウエストフラップ部を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、前記吸収性本体と重なる領域まで延在して設けられたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、装着時に外部から内部の排泄物が視認できる透明度を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜記載6のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、股下領域での長手方向の中心位置の延伸領域部が前記各サイドフラップ部の長手方向両端の延伸領域部より引き延ばした際の幅寸法が大きくなるよう設けられたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜記載7のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、前記サイドフラップ部の幅方向に沿って延伸量が小さい密部と延伸量が大きい粗部とが交互に設けられたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜記載8のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記各股下側延伸領域は、1.5〜3.0倍の範囲で延伸されたことを特徴とする。
本発明によれば、着用者が着用すると、各サイドフラップ部の外周が各弾性部材の収縮によって着用者の足回りに密着すると共に、各サイドフラップ部の股下領域の伸張可能な幅寸法が一対の股下側延伸領域によって背側領域や腹側領域のサイドフラップ部の幅寸法より大きいことから、着用者の股下領域にいわゆるポケットができる。各股下側延伸領域は、各サイドフラップ部の股下領域を幅方向に延伸させて設けたため、股下領域にいわゆるポケットを形成しないものと同じ幅の資材で形成できる。又、各サイドフラップ部に折り返しを設けることなく、各サイドフラップ部に弾性部材を曲線状に設けることなく、着用者の股下側にポケットを形成できる。以上より、使用資材の低減化、製造時の加工の容易化、ひいては製造コストの低下を図ることができる。
また、着用者の股下近くの足回りを覆う各サイドフラップ部の箇所が薄く柔らかい股下側延伸領域であるため、装着違和感が低い、着用者の足の運動に対する追従性が良い、吸収性本体に対して立ち上がり易い、各サイドフラップ部の外周を締め付け過ぎないでも足回りに密着させることができる等の利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図6は本発明の第1の実施形態を示し、図1はオムツの展開状態の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4は着用状態の断面図、図5は延伸装置の要部断面図、図6(a)はサイドフラップ部の股下領域の中央を外側に引っ張る前の平面図、図6(b)は一方のサイドフラップ部の股下領域の中央の端部を外側に引っ張った状態の平面図である。
図1〜図3に示すように、吸収性物品であるオムツ1Aは、吸収性本体2と、この吸収性本体2の幅方向の両側に設けられた一対のサイドフラップ部10と、この一対のサイドフラップ部10の背側の幅方向の両端に設けられた一対の背側ウエストフラップ部20と、一対のサイドフラップ部10の腹側の幅方向の両端に設けられた一対の腹側ウエストフラップ部21とを備えている。
吸収性本体2は、液透過性のトップシート3と、液不透過性のバックシート4と、トップシート3とバックシート4の間に配置され、液体を吸収し保持する吸収体5とから少なくとも構成され、着用時には背側から腹側までの長手方向に背側領域S1、股下領域S2、腹側領域S3を有して着用者の背側と股下側と腹側を被う。トップシート3は、その幅方向の両端部が吸収体5を包み込むように折り込まれている。このように折り込まれたトップシート3の箇所と吸収体5がバックシート4にホットメルト等の糊によって接合されている。トップシート3は、親水性不織布、織物、開口プラスチックフィルム、開口を有する疎水性不織布、SMS10g/m等より形成される。バックシート4は、透湿又は非透湿性フィルム、このようなフィルムに不織布を張り合わせたシート等より形成される。吸収体5は、吸収性のパルプ及び高吸収性ポリマーを混合した液体吸収保持性を有する積層体である。
一対のサイドフラップ部10は、吸収性本体2の幅方向の両側より延在されたバックシート4と、吸収性本体2の反対面よりバックシート4に重ね配置された液不透過性の外装シート11とから構成されている。バックシート4と外装シート11間はホットメルト等の糊で接合されている。外装シート11は、バックシート4よりも幅方向の寸法が長く形成されている。
各サイドフラップ部10の股下領域S2の全域とこれに連続する背側領域S1及び腹側領域S3の一部領域には、長手方向に伸張状態で4列の弾性部材12a〜12cが設けられている。外側3列の弾性部材12a〜12cは、バックシート4より長く形成された外装シート11の両側部に設けられている。最も内側に位置する弾性部材12dは、吸収性本体2の側縁と最も外側に位置する弾性部材12aのほぼ中心位置に配置され、外装シート11とバックシート4に設けられている。各弾性部材12a〜12dは、例えばポリウレタン系弾性糸である。
各サイドフラップ部10の股下領域S2で、且つ、吸収性本体2と最も外側に位置する弾性部材12a(詳細には、外側から3列めの弾性部材12c)との間には、幅方向に延伸された股下側延伸領域13が設けられている。各股下側延伸領域13は、延伸加工によって他の領域より低坪量化された領域である。各股下側延伸領域13は、サイドフラップ部10の幅方向に沿って延伸量が小さい密部(符号を付さず)と延伸量が大きい粗部(符号を付さず)とが交互に設けられている。各股下側延伸領域13は、延伸前と比較した場合に1.5〜3.0倍の範囲で延伸されている。
各股下側延伸領域13は、装着時に外部から内部の排泄物が視認できる透明度を有する。つまり、各股下側延伸領域13は外部から内部が透過できる透過率である。光の透過率は、延伸加工によって3%以上上昇し、光の透過率が61%以上(JIS規格のK7105に準じて測定)であれば、外部から内部の排泄物を視認できる。
又、本実施形態の各股下側延伸領域13は、吸収性本体2と最も外側に位置する弾性部材12aの間のほぼ全領域に亘ってサイドフラップ部10の幅方向に設けられている。各股下側延伸領域13は、股下領域S2の全範囲に亘ってサイドフラップ部10の長手方向に設けられ、この実施形態では背側領域S1や腹側領域S3にまで延在されていない。股下側延伸領域13の具体的な作製方法については、下記に詳述する。
ウエストフラップ部は、一対の背側ウエストフラップ部20と一対の腹側ウエストフラップ部21とから構成されている。一対の背側ウエストフラップ部20は、一対のサイドフラップ部10の背側領域S1に一端側が固定されている。各背側ウエストフラップ部20の先端側には、係止部22が設けられている。各係止部22は、機械的な係止力で係止する面ファスナーや粘着力によって係止する粘着テープである。係止部22を面ファスナーとする場合には、腹側ウエストフラップ部21の素材は少なくとも表面が不織布であるシート素材とされる。
次に、股下側延伸領域13の作製方法を簡単に説明する。サイドフラップ部10は、そのバックシート4が非通気性フィルム23.5g/mであり、外装シート11がSMS13g/mであり、これら双方のシート4,11をスパイラルHMA径15mm・5g/mで張り合わせたものである。
延伸装置30は、図5に示すように、互いに対向し、且つ、噛み合い可能な一対の延伸刃列部31を有する。この各延伸刃列部31は、刃の深さが2.5mm、一対の刃のピッチ間が1.25mm、刃数が17本であり、延伸刃列部31の設定温度を100℃として延伸加工を施した。このようにして延伸することによって、延伸倍率が1.8倍に延伸できる。
このような延伸装置30で延伸することによって、股下側延伸領域13には延伸量が小さい密部と延伸量が大きい粗部とがサイドフラップ部10の幅方向に交互に設けられる。
延伸量は、上記した緒条件を適宜変更することによって可変できる。サイドフラップ部10の股下領域S2の中央を外側に引っ張る前(図6(a)の幅寸法をW1とすると、一方のサイドフラップ部10の股下領域S2の中央の端部を外側に引っ張った状態(図6(b)に示す)の幅寸法をW2とすると、W2がW1に対して延伸割合(1.5〜3.0倍)だけ伸張可能となる。つまり、各サイドフラップ部10の股下領域S2は、背側領域S1や腹側領域S3の幅寸法に比べて延伸割合(1.5〜3.0倍)分だけ最大で伸張可能となる。
又、外部から内部が透過する透過率は、サイドフラップ部10のシート素材の種類によって異なるため、シート素材の種類によって延伸量を調整し、外部から内部が透過する透過率を得る。
上記構成のオムツ1Aを着用者が着用すると、図4に示すように、各サイドフラップ部10の外周が各弾性部材12aa,12bの収縮によって着用者の足回りに密着すると共に、各サイドフラップ部10の股下領域S2の伸張可能な幅寸法が一対の股下側延伸領域13によって背側領域S1や腹側領域S3のサイドフラップ部10の幅寸法より大きいことから、着用者の股下側に空間、いわゆるポケットPができる。各股下側延伸領域13は、各サイドフラップ部10の股下領域S2を幅方向に延伸させて設けたため、股下領域S2にいわゆるポケットPを形成しないものと同じ幅の資材で形成できる。
また、従来例のように、各サイドフラップ部10に折り返しを設けることなく、又、他の従来例のように、各サイドフラップ部10に弾性部材12を曲線状に設けることなく、着用者の股下側にポケットPを形成できる。以上より、使用資材の低減化、製造時の加工の容易化、ひいては製造コストの低下を図ることができる。
また、着用者の股下近くの足回りを覆う各サイドフラップ部10の箇所が薄く柔らかい股下側延伸領域13であるため、装着違和感が低い、着用者の足の運動に対する追従性が良い、吸収性本体2に対して立ち上がり易い、各サイドフラップ部10の外周を締め付け過ぎないでも足回りに密着させることができる等の利点がある。
この実施形態では、各股下側延伸領域13は、吸収性本体2側縁と最も外側に位置する弾性部材12aの間の幅方向に二等分する中心線より吸収性本体2側の領域にも設けられているため、次のような利点もある。オムツ1Aを着用した場合には、剛性差のある位置、つまり、吸収性本体2とサイドフラップ部の10境界位置より曲がり始めるが、この実施形態ではこの箇所が柔軟性のある股下側延伸領域13とされているため立ち上がり特性が良く、いわゆるポケットPが形成され易い。
この実施形態では、一対のサイドフラップ部10の背側領域S1と腹側領域S3の両側より張り出すように設けられた背側及び腹側ウエストフラップ部20,21を有する。そして、各股下側延伸領域13は股下領域S2の範囲内にのみ設けられている。従って、オムツ1Aを背側及び腹側ウエストフラップ部20,21を利用して着用する際に、背側及び腹側ウエストフラップ部20,21の締め付け力が股下側延伸領域13に直接に作用しないため、オムツ1Aの股下領域S2のポケット形成に支障がなく、又、オムツ1Aの強度低下も招来しない。
この実施形態では、各股下側延伸領域13は、装着時に外部から内部の排泄物が視認できる透明度を有するので、股下側延伸領域13を通してオムツ1Aの内部の排泄物の有無を外側から確認できるため、交換時期等を容易に判断できる。
この実施形態では、各股下側延伸領域13は、サイドフラップ部10の幅方向に沿って延伸量が小さい密部と延伸量が大きい粗部とが交互に設けられている。従って、オムツ1Aの製造過程では、股下側延伸領域13が密部と粗部によって交互に折り畳まれるため、各サイドフラップ部10の外縁が突出せずに直線状となるため、製造過程、製品パッケージング過程等での取り扱い性が良い。
この実施形態では、各股下側延伸領域13は、1.5〜3.0倍の範囲で延伸されている。ここで、延伸量が1.5倍未満であると、サイドフラップ部10の立ち上がり寸法が小さくて弾性部材12が肌に密着しない恐れがあり、又、延伸量が3.0倍を越すと、サイドフラップ部10の素材に対して延伸によるダメージが大きくて破れや穴あき等の資材破損が発生する恐れがある。そのため、延伸量を1.5〜3.0倍の範囲にすれば、オムツ1Aの股下領域S2に空間、いわゆるポケットを資材破損の恐れもなく確実に形成できる。
(第1の実施形態の各変形例)
前記第1の実施形態では、サイドフラップ部10は、外装シート11とバックシート4の2層から構成されているが、各サイドフラップ部10をバックシート4の1層でのみ構成しても良く、外装シート11とバックシート4とトップシート3の3層で構成しても良い。外装シート11の1層で構成すれば、外装シート11の使用量を削減できる。外装シート11とバックシート4とトップシート3の3層で構成すれば、各サイドフラップ部10の股下側延伸領域13の強度を強くできる。
又、バックシート4として、股下側延伸領域13に相当する箇所4aとそれ以外の箇所4bでは異なるシート素材から成るものを使用しても良い。股下側延伸領域S2の箇所では、延伸加工に適したシート素材を使用し、その以外の箇所では、吸収性本体2のバックシートとして適したシート素材を使用すれば、延伸加工性と液不透過性の両方に優れたバックシート4となる。
(第2の実施形態)
図7は本発明の第2の実施形態に係るオムツの断面図である。
図7に示すように、この第2の実施形態に係るオムツ1Bは、前記第1の実施形態に比べて、吸収性本体2の構成と各サイドフラップ部10の股下側延伸領域13aの構成が異なる。つまり、吸収性本体2のトップシート3とバックシート4は、幅方向の中央箇所のみが接合部6によって接合され、幅方向の両端部では接合されていない。そして、各股下側延伸領域13aは、吸収性本体2と重なる領域(接合されていない箇所)まで延在して設けられている。
他の構成は、前記第1の実施形態と同一であるため、重複説明を省略すると共に図面の同一構成箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この実施形態では、各股下側延伸領域13aは、吸収性本体2と重なる領域まで延在して設けられているので、股下側延伸領域13aの幅寸法を大きく取ることができるため、オムツ1Dの股下側に形成される空間、いわゆるポケットの高さを高くできる。
(第3の実施形態)
図8は本発明の第3の実施形態に係るオムツの断面図である。
図8に示すように、この第3の実施形態に係るオムツ1Cは、前記第1の実施形態に比べて、各サイドフラップ部10の構成のみが異なる。各サイドフラップ部10は、サイドフラップ部10の幅方向の外側で内側フラップ部10aと外側フラップ部10bの2つに分岐されている。内側フラップ部10aには、肌触りの良いシート素材が使用されている。内側フラップ部10aと外側フラップ部10bの双方の先端部には、伸張状態で弾性部材12a,12b,12c,12eがそれぞれ設けられている。つまり、着用時には、足回りに2重にサイドフラップ部10が密着するため、横漏れをより確実に防止できる。内側フラップ部10aが肌触りの良いシート素材であるため。肌触り性も良い。
他の構成は、前記第1の実施形態と同一であるため、重複説明を省略すると共に図面の同一構成箇所には同一符号を付して明確化を図る。
(第3の実施形態の変形例)
第3の実施形態では、内側フラップ部10aと外側フラップ部10bの双方の先端部に弾性部材12a,12b,12c,12eが設けられているが、内側フラップ部10aの先端部にのみ伸張状態で弾性部材を設けても良い。いわゆる内倒しの立体ギャザー構成である。
(第4の実施形態)
図9は本発明の第4の実施形態に係るオムツの展開状態の平面図である。
図9に示すように、この第4の実施形態に係るオムツ1Dは、前記第1の実施形態と比較するに、各股下側延伸領域13bの構成のみが異なる。つまり、各股下側延伸領域13bは、股下領域S2での長手方向の中心位置の延伸領域部が各サイドフラップ部10の長手方向両端の延伸領域部より引き延ばした際の幅寸法が大きくなるよう設けられている。具体的には、股下側延伸領域13bは、長手方向にわたって延伸加工が施された幅寸法が異なり、長手方向の中心位置の延伸領域部の幅寸法が大きく、長手方向両端の延伸領域部の幅寸法が小さく設定されている。これによって、長手方向の中心位置の延伸領域部が長手方向両端の延伸領域部より引き延ばした際(着用時)の幅寸法が大きく設けられている。
股下側延伸領域13bの端部は、股下側延伸領域13bでない箇所に拘束されているため端部での立ち上がり寸法が小さく、中心部で最も立ち上がり寸法が大きいポケット形状となるため、ポケットを形成するに際して無駄のない股下側延伸領域13bとすることができる。
また、股下側延伸領域13bは、長手方向にたわって延伸加工が施された幅寸法を同じとし、単位長さ当たりの延伸量を異ならせることによって、長手方向の中心位置の延伸領域部が長手方向両端の延伸領域部より引き延ばした際(着用時)の幅寸法を大きくなるよう設けても良い。
(第5の実施形態)
図10は本発明の第5の実施形態に係るオムツの断面図である。
図10に示すように、この第5の実施形態に係るオムツ1Eは、前記第1の実施形態に比べて、一対の股下側延伸領域13Aの構成のみが異なる。各股下側延伸領域13Aは、各サイドフラップ部10の股下領域S2のみならず背側領域S1と腹側領域S3に共に延在して設けられている。但し、股下側延伸領域13Aの背側の端部及び腹側の端部は、サイドフラップ部10の背側の端縁及び腹側の端縁にまで達していない。
この実施形態によれば、オムツ1Kの内部に形成される空間、いわゆるポケットが股下領域S2の他に背側領域S1及び腹側領域S3にも形成されるため、排泄物を一時的に多量に保持でき、排泄物の横漏れをより確実に防止できる。特に、便と尿の双方の横漏れ防止に有効である。
(第5の実施形態の各変形例)
第5の実施形態の変形例としては、各股下側延伸領域13Aを、各サイドフラップ部10の股下領域S2より背側領域S1にのみ延在して設けたものが考えられる。この変形例によれば、オムツの内部に形成される空間、いわゆるポケットが股下領域S2の他に背側領域S1にも形成されるため、特に、便の横漏れ防止に有効である。
第5の実施形態の他の変形例としては、各股下側延伸領域13Aを、各サイドフラップ部10の股下領域S2より腹側領域S3にのみ延在して設けたものが考えられる。この他の変形例によれば、オムツの内部に形成される空間、いわゆるポケットが股下領域S2の他に腹側領域S3にも形成されるため、特に、尿の横漏れ防止に有効である。
(その他)
各実施形態では、各サイドフラップ部10に4条の弾性部材12a〜12dが設けられているが、サイドフラップ部10の側端部に1列又は2列だけ設けても良く、弾性部材の本数及び配置位置は適宜変更可能である。
なお、各実施形態では、本発明をオープンタイプのオムツに適用した場合を示したが、パンツタイプのオムツにも同様に適用できる。又、本発明は、オムツ以外の吸収性物品にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示し、オムツの展開状態の平面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、着用時の図1のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、延伸装置の要部断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、(a)はサイドフラップ部の股下領域の中央を外側に引っ張る前の平面図、(b)は一方のサイドフラップ部の股下領域の中央の端部を外側に引っ張った状態の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るオムツの断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るオムツの断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るオムツの展開状態の平面図である。 本発明の第5の実施形態に係るオムツの展開状態の平面図である。 (a)は従来例のオムツの斜視図、(b)は他の従来例のオムツの展開時の平面図である。
符号の説明
1A〜1E オムツ(吸収性物品)
2 吸収性本体
3 トップシート
4 バックシート
5 吸収体
10 サイドフラップ部
12a,12b,12c,12d,12e 弾性部材
13,13a,13b,13A 股下側延伸領域
20 背側ウエストフラップ部(ウエストフラップ部)
21 腹側ウエストフラップ部(ウエストフラップ部)

Claims (8)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に配置され、液体を吸収し保持する吸収体とから少なくとも構成され、着用時には背側から腹側までの長手方向に背側領域、股下領域、腹側領域を有する吸収性本体と、
    前記吸収体本体の幅方向の両側に設けられた左右一対のサイドフラップ部と、
    前記各サイドフラップ部の少なくとも股下領域に、長手方向に伸長状態で設けられた一対の弾性部材とを備えた吸収性物品において、
    股下領域における前記サイドフラップ部の前記吸収性本体と最も外側に位置する前記弾性部材との間には、幅方向に延伸された股下側延伸領域が設けられおり、
    前記各股下側延伸領域は、股下領域での長手方向の中心位置の延伸領域部が前記各サイドフラップ部の長手方向両端の延伸領域部より引き延ばした際の幅寸法が大きくなるよう設けられたことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、前記吸収性本体側縁と最も外側に位置する前記弾性部材の間の幅方向に二等分する中心線より前記吸収性本体側の領域に設けられたことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は請求項2記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、各サイドフラップ部の背側領域と腹側領域の少なくともいずれか一方に股下領域から延在して設けられたことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記一対のサイドフラップ部の背側領域と腹側領域の少なくとも一方から外側に張り出すように設けられたウエストフラップ部を有することを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、前記吸収性本体と重なる領域まで延在して設けられたことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、装着時に外部から内部の排泄物が視認できる透明度を有することを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、前記サイドフラップ部の幅方向に沿って延伸量が小さい密部と延伸量が大きい粗部とが交互に設けられたことを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記各股下側延伸領域は、1.5〜3.0倍の範囲で延伸されたことを特徴とする吸収性物品。
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