JP5128156B2 - アルミニウム樹脂複合板 - Google Patents

アルミニウム樹脂複合板 Download PDF

Info

Publication number
JP5128156B2
JP5128156B2 JP2007081806A JP2007081806A JP5128156B2 JP 5128156 B2 JP5128156 B2 JP 5128156B2 JP 2007081806 A JP2007081806 A JP 2007081806A JP 2007081806 A JP2007081806 A JP 2007081806A JP 5128156 B2 JP5128156 B2 JP 5128156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
aluminum
foam sheet
composite plate
resin composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007081806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008238557A (ja
Inventor
康次郎 稲森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2007081806A priority Critical patent/JP5128156B2/ja
Publication of JP2008238557A publication Critical patent/JP2008238557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5128156B2 publication Critical patent/JP5128156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、樹脂発泡体シートの両面に金属板を貼り合わせたアルミニウム樹脂複合板に関し、さらに詳述すると、軽量性と難燃性を兼ね備え、建築、車両等の内外装材として好適に使用されるアルミニウム樹脂複合板に関する。
従来、建築等の内外装材として樹脂発泡体シートの少なくとも片面に金属板を貼り合せた金属樹脂複合板が知られている。このような金属樹脂複合板は樹脂未発泡シートを用いた複合板に比べ軽量で施工性が良いので、天井材、ドア材、ベランダの目隠し板等として広く用いられている。しかしながら、金属樹脂複合板を建材や車両の一部として使用する場合、防火上の観点から難燃性を求められることが多い。
ここで、建材の難燃性試験の1つとして、建築基準法の第2条第9号(不燃材料)に規定される不燃性能試験がある。不燃性能試験には不燃性試験と発熱性試験等があり、そのなかでも発熱性試験は、約100mm角に切断した試験体を試験体ホルダにセットし、試験体の片面に輻射電気ヒーターで50kW/mの輻射熱を与えて、空気中で着火、燃焼させ、燃焼排気ガス中の酸素濃度と排気ガス流量を測定し、酸素消費法(燃焼によって生ずる発熱量は酸素1kgあたり13.1MJであることを利用して熱量を計算)により発熱速度を求める方法である。試験の結果、各試験体が次の基準を満足すれば建築基準法の第2条第9号の不燃性能に合格であるとされている。
(i)加熱開始後20分間の総発熱量が、8MJ/m以下であること。
(ii)加熱開始後20分間、防火上有害な裏面まで貫通する亀裂及び穴がないこと。
(iii)加熱開始後20分間、最高発熱速度が、10秒以上継続して200kW/mを超えないこと。
また、上記加熱開始後の時間を10分間にすれば建築基準法令第1条第5号(準不燃材料)に規定される準不燃性能試験として用いることができるし、5分間にすれば建築基準法令第1条第6号(難燃材料)に規定される難燃性能試験として用いることができる。
ところで、易燃性であるポリオレフィン系樹脂を用いた金属樹脂複合板において、前記不燃性能、準不燃性能試験、難燃性能試験に合格するためにはポリオレフィン樹脂に多量の難燃剤を添加する必要があった。しかしながら、ポリオレフィン系樹脂は、難燃剤の添加量の増加に伴い、発泡性(発泡倍率)が低下し、得られる発泡体の比重が高くなることから、発泡体としての利点である軽量性がなくなってしまう問題があった。また、難燃剤の添加によるコストの上昇は避けられなかった。
そこで、特開2003−191376号(特許文献1)では、難燃剤として膨張性黒鉛と赤燐を用いることによって、ポリオレフィン系樹脂への難燃剤の添加量を抑え、且つ得られる発泡体の発泡倍率の低下を抑え、さらに前記で得られた発泡体を用いれば建築基準法令第1条第5号(準不燃材料)に規定される準不燃性能に合格する金属樹脂複合板が得られることが開示されている。
特開2003−191376号公報
しかしながら、特許文献1の技術においても、ポリオレフィン樹脂に対してある程度の難燃剤の添加は必要であり、その難燃剤の添加によって生じる前記問題、すなわち発泡性(発泡倍率)の低下に伴う軽量性の消失、及び難燃剤の添加によるコストの上昇等の問題を完全には解決できず、また、不燃性能試験には合格しない問題を有する。
また、金属樹脂複合板においてポリオレフィン系樹脂発泡体シートの発泡倍率を上げて、燃料となる樹脂の量を減らせば、難燃剤を含まずに不燃性能試験に合格することが可能である。しかしながら、発泡倍率の高い樹脂発泡体シートに薄い金属板を貼合しても、曲げ強度が低く、建材として使用するには強度が不十分であった。一方、金属樹脂複合板の曲げ強度を向上させるため、貼合する金属板の厚みを厚くすると、複合板が重くなり、施工性が落ちるという問題を有する。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、建築等の内外装材として好適に用いられるポリオレフィン樹脂発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼り合せた複合板であって、前記樹脂中への難燃剤添加による問題を解決し、軽量、高い曲げ強度、かつ建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性を有するアルミニウム樹脂複合板を提供することを目的とする。
本発明者らは、アルミニウム樹脂複合板において発泡体シートに難燃剤を含まずに不燃性能試験に合格するために、樹脂量を減らす方法を検討し、さらに、発泡体シートに含まれる樹脂量を減らしても、強度を損なわない方法として、複数の棒状発泡体を束ねた構造を有する発泡体シートを用いればよいことを見出し、本発明に至ったものである。
なお、本発明者らが検討した、アルミニウム樹脂複合板において発泡体シートに難燃剤を含まずに不燃性能試験に合格する手段としての樹脂量を減らす方法は以下の思想に基づく
ものである。前述したように、建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、アルミニウム樹脂複合板が不燃材料の認定を受けるためには前記(i)〜(iii)の条件を満たさなければならない。これらのうち、満たすことが最も困難なのは(i)の総発熱量の条件である。発熱性試験で試験体から発する熱のほとんどは樹脂の燃焼熱に起因するので、樹脂量が十分少なければ、難燃剤を含まなくても総発熱量の基準を満足できると考えられる。
樹脂量を減らす手段としては、樹脂の発泡倍率を上げる、シートの厚さを薄くすることなどが挙げられるが、いずれにしても総発熱量が8MJ/m 以下であればよい。そのためには、試験体1mあたりの潜在発熱量、すなわち単位重量あたりの樹脂の燃焼熱に試験体の重量を乗じた値が8MJ/m下回ればよい。しかしながら、実際にはすべての樹脂が燃焼するわけではなく、発明者らの実験では潜在発熱量の8割が8MJ/m下回ればよく、またそれを満たせば前記不燃性能試験に合格することを見出した。これらのことを式で表すと以下のようになる。
(単位重量あたりの樹脂の燃焼熱)×(試験体重量)×0.8<8×10(J/m
・・・(A)
ここで、
単位重量あたりの樹脂の燃焼熱=ΔHb(J/g)・・・(B)
試験体重量=ρx(t/10x100x100)/φ=1000ρt/φ(g/m
・・・(C)
〔ここで、tは発泡体シートの厚さ(mm)、ρは樹脂の密度(g/cm)、φは発泡体シートの発泡倍率、ΔHbは樹脂の燃焼熱(J/g)を表している。〕
(A)式に(B)式および(C)式を代入して、整理すると、実質的に燃焼する樹脂の潜在発熱量として、潜在発熱量の約8割が8MJ/m を下回わることを示す下記の(1)式が得られる。
tx(ρ/φ)xΔHb <10000(kJ/m) ・・・(1)
すなわち、発泡体シートの厚さ、発泡倍率、樹脂の密度、燃焼熱が(1)式を満たす発泡体であれば、難燃剤を含むことなく不燃性能試験に合格すると考えられる。
例えば、ポリプロピレン系樹脂発泡体シートを用いたアルミニウム樹脂複合板を考え、ポリプロピレンの密度を0.9g/cm、ポリプロピレンの燃焼熱を42000J/g、シートの厚さを3mmとしたとき、(1)式を用いて必要な発泡倍率を用いると、φは11.3倍以上あればよいことがわかる。
すなわち、請求項1に係る発明のアルミニウム樹脂複合板は、難燃材を含まない複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリオレフィン系樹脂発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板であって、前記ポリオレフィン系樹脂発泡体シートの厚さが2〜5mmで、且つ前記発泡体シートの密度が0.05〜0.10g/cmであり、かつ実質的に燃焼する樹脂の潜在発熱量として、潜在発熱量の8割が8MJ/m を下回ることを示す下記(1)式を満たすように、発泡体のシート厚さに応じて発泡倍率を決定したもので、
tx(ρ/φ)xΔHb
<10000(kJ/m) …(1)
〔ここで、tは発泡体シートの厚さ(mm)、ρは樹脂の密度(g/cm)、φは発泡体シートの発泡倍率、ΔHbは樹脂の燃焼熱(J/g)を表している。〕
さらに前記複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であり、加熱開始後20分間の最高発熱速度が、10秒以上継続して200kW/mを超えないことを特徴とするアルミニウム樹脂複合板である。
請求項2に係る発明のアルミニウム樹脂複合板は、前記アルミニウム板の厚さが0.2〜0.5mmで、さらに前記ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であり、発泡倍率を10.5〜13.6とすることで、前記複合板の曲げ弾性率が200MPa以上であることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム樹脂複合板である。
請求項3に係る発明のアルミニウム樹脂複合板は、前記ポリプロピレン系樹脂がプロピレンホモポリマーであって、その曲げ弾性率が1500MPa以上であることを特徴とする請求項2に記載のアルミニウム樹脂複合板である。
請求項4に係る発明のアルミニウム樹脂複合板は、前記ポリオレフィン系樹脂発泡体シートが押出発泡法で製造され、前記押出発泡法の発泡剤が炭酸ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアルミニウム樹脂複合板である。
本発明によると、建築等の内外装材として好適に用いられるポリオレフィン樹脂発泡体シートの両面に金属板を貼り合せたアルミニウム樹脂複合板であって、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性を有するとともに、軽量で、高い曲げ強度を有するアルミニウム樹脂複合板を供給することができるといった優れた効果を有する。また、押出発泡法で製造される生産性が高く、低コストで、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性を有するとともに、軽量で、高い曲げ強度を有するアルミニウム樹脂複合板を供給することができる。
以下、本発明に係るアルミニウム樹脂複合板について説明する。図1は、本発明に係るアルミニウム樹脂複合板の一実施形態を示す斜視図である。図2は本発明に係る複合板の製造方法の一実施形態を示すフロー図である。図3は本発明に係るアルミニウム樹脂複合板の製造方法で使用するダイ、及び本発明に係る棒状発泡体の一実施形態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明に係るアルミニウム樹脂複合板1は、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の両面に、アルミニウム板12を貼合することで構成されている。
さらに、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11は複数の棒状発泡体32を束ねた構造を有する。そのような複数の棒状発泡体32を束ねた構造は、例えば図3に示す多孔ダイ31を用いて、該多孔ダイ31から複数の棒状発泡体32を押し出し、シート状に加工することにより得られる。このような複数の棒状発泡体32を束ねた構造は、各々の棒状発泡体の表面に薄く存在する非発泡層(スキン層)が剛性を発現する骨組みのように働き、発泡体シートの曲げ強度を向上させることができる。
ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の厚さは1.5mm以上であることが好ましい。
ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の厚さが1.5mm未満だとアルミニウム樹脂複合板1の剛性が不足するからである。アルミニウム樹脂複合板1の剛性、重量、価格のバランスを考慮すると、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の厚さは2〜5mm以下であるとさらに好ましい。なお、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の厚さは通常10mm以下とする。
ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の密度は0.03〜0.18g/cmの範囲にあることが好ましい。ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の密度が0.03g/cm未満ではアルミニウム樹脂複合板1の剛性が不足し、0.18g/cmを超えるとアルミニウム樹脂複合板1の軽量性が損なわれるからである。アルミニウム樹脂複合板1の剛性と重量のバランスを考慮すると、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の密度は0.05〜0.10g/cmであるとさらに好ましい。
さらに、本発明に係るアルミニウム樹脂複合板1は、建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であり、かつ実質的に燃焼する樹脂の潜在発熱量として、潜在発熱量の8割8MJ/m を下回ることを示す下記(1)式を満たし、かつ前記アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率が200MPa以上であることを特徴とする。
tx(ρ/φ)xΔHb <10000(kJ/m) ・・・(1)
〔ここで、tは発泡体シートの厚さ(mm)、ρは樹脂の密度(g/cm)、φは発泡体シートの発泡倍率、ΔHbは樹脂の燃焼熱(J/g)を表している。〕
前記総発熱量が8MJ/mを越えたり、前記(1)式を満たさないと、アルミニウム樹脂複合板1は、建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格するような高い難燃性を発揮できなくなるからである。また、曲げ弾性率は建材に使用することを想定すると200MPa以上あることが望ましいが、400MPa以上であればさらに好ましい。
本発明に用いるポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエン三元共重合体、スチレンブタジエンゴム、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアルコール樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチレンアクリル酸樹脂等が挙げられるが、これらに限られるものではない。さらに、上記各樹脂のシラン変性体、カルボン酸変性体等の変性体なども用いることができ、また、これらの樹脂は単独または2種以上の混合物として使用することができる。
上述した樹脂のうち、アルミニウム樹脂複合板1の剛性と価格のバランスを考慮するとポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂の使用が好ましく、曲げ弾性率が1500MPa以上のプロピレンホモポリマーの使用が特に好ましい。なお、曲げ弾性率とは非発泡状態でJISK6767にしたがって測定された曲げ弾性率のことをいう。
ポリオレフィン系樹脂としてポリプロピレンを使用する場合、押出加工性と発泡性を考慮すると、樹脂のメルトフローレート(MFR)(230℃;2.16kgf)は0.05〜10.0g/10min、特に0.5〜3.0g/10minであることが好ましい。
ポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて気泡核剤、熱安定剤、加工助剤、滑剤、衝撃改質剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料等の任意成分を適宜添加することができる。
本発明において、ポリオレフィン系樹脂を発泡させる方法としては、押出発泡法(押出機に樹脂とともに発泡剤を供給し、ダイから樹脂を押し出すと同時に発泡させる方法)が挙げられる。上記押出発泡法でポリオレフィン系樹脂発泡体シート11を製造すれば、生産効率が高いという利点が得られる。
上記発泡剤としては、ガス発泡剤、蒸発型発泡剤、化学発泡剤を用いることができる。ガス発泡剤としては窒素ガスや炭酸ガス等を用いることができ、蒸発型発泡剤としてはブタン、ペンタン、メタノール、水等を用いることができ、化学発泡剤としてはアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、N,N−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p−トルエンスルホニルヒドラジド、p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)等を用いることができるが、これらに限られるものではない。上記発泡剤の中では、環境への影響や難燃剤との相互作用の影響を考慮すると、窒素や炭酸ガスを用いたガス発泡が好ましく、発泡倍率を上げやすいことを考慮すると炭酸ガスを用いたガス発泡が好ましい。
本発明に係る複合板1は、ポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の両面にアルミニウム板12を貼合したものである。本発明に用いるアルミニウム板12は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる薄板であり、腐食性の問題からアルミニウム板12のポリオレフィン系樹脂発泡体シート11との接着面にはクロメートまたはアルマイト等の防食処理が施されているのが好ましい。アルミニウム板12の前記接着面と反対側の面には、例えば塗装・防食処理等が施されていてよい。
アルミニウム板12の表面に施される塗料としては、ポリエステル樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料等を単体で用いてもよいし、それらを積層したものを用いてもよいが、これらに限られるものではない。
アルミニウム板12の厚さは0.2〜0.5mmであることが好ましい。アルミニウム板12の厚さが0.2mm未満では、不燃性能試験において総発熱量の基準を満たすことが難しい上に複合板1の剛性も低くなり、アルミニウム板12の厚さが0.5mmを超えると、複合板1全体が重くなるので軽量性という利点が損なわれるからである。軽量で難燃性の高い複合板1にするには、アルミニウム板12の厚さは0.2〜0.4mmがより好ましく、0.25〜0.30mmがさらに好ましい。
なお、アルミニウム板12をポリオレフィン系樹脂発泡体シート11の両面に貼合する場合は、アルミニウム板12の厚さは両面とも同じである必要はなく、異なっていてもよい。
また、アルミニウム板12とポリオレフィン系樹脂発泡体シート11とは接着剤によって接着してもよいし、接着剤を用いずに熱融着してもよい。上記接着剤としては、エポキシ化合物系またはウレタン化合物(イソシアネート)系の接着剤等を使用することができるが、これらに限られるものではない。
次に、アルミニウム樹脂複合板1の製造方法について説明する。図2に示すようにポリオレフィン系樹脂、および必要に応じて発泡剤と他の添加剤を押出機21のホッパー22に供給し、ダイ23から樹脂発泡体シート24を押出成形する。ダイ23としては、図3に示す複数の吐出口を設けた多孔ダイ31好適に用いることができる。図3には円状の孔が横一列に並んだ多孔ダイ31を示したが、それに限定されるものではない。孔の形状として、例えば円、楕円、多角形のどのような形状も選定でき、また孔の並びも、横一列、その横一列が複数縦に並べられマトリクス形状になったもの、縦一列、その縦一列が複数縦に並べられマトリクス形状になったもの、孔が多数ランダムに配置されたもの等自由に選定できる。複数の棒状発泡体をシート状に押出成形できれば、どのような構造のものでも良い。
ガス発泡剤を使用する場合は、押出機21の側面に設けられたガス供給弁25からガスを注入してもよい。なお、押出機21としては単軸押出機、二軸押出機のいずれを用いることもできるし、両者を組み合わせてタンデム押出システムとしてもよい。発泡性を考慮すれば、タンデム押出システムを用いることが好ましい。続いて、押し出された樹脂発泡体シート24の表面をサイジングダイ26で平滑に成形する。サイジングダイ26の代わりにサイジングロールを用いてもよい。次に、接着剤塗布装置27にて樹脂発泡体シート24の表面に接着剤を塗布し、アルミニウム板貼合装置28にてアルミニウム板を貼合し、得られたアルミニウム樹脂複合板を切断機29にて適当な長さに切断し、最終的なアルミニウム樹脂複合板1を得る。
上記に示した方法は連続的にアルミニウム樹脂複合板1を得る方法であるが、アルミニウム板貼合装置28と切断機29との間で十分な距離が取れない場合は、切断時に接着剤が十分に乾いておらず、アルミニウム板と樹脂発泡体シート24が剥離する恐れがある。その場合は、図2においてサイジングダイ26を出た後の樹脂発泡体シート24を適当な長さに切断し、得られた樹脂発泡体シート24の両面に接着剤を塗布し、アルミニウム板を貼合した後、接着剤が乾くまで放置してから、必要な大きさに切断すればよい。
また、ポリオレフィン系樹脂シートに架橋を施す場合は、押出機21を出た直後に図に示されない電子線架橋装置にて架橋処理を行えばよい。化学架橋を施す場合は、ホッパー22にポリオレフィン系樹脂、難燃剤、発泡剤、他の添加剤等とともに架橋開始剤を供給し、ダイ23を出た直後に図に示されない加熱炉を通して化学架橋させればよい。
なお、本発明に係るアルミニウム樹脂複合板の製造方法は上記記載に限定されるものではなく、本発明を実現できる方法であればどのような方法でも良い。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
(実施例1)
押出機としてタンデム押出システムを用いた。タンデム押出システムの1段目押出機としてφ65mm単軸押出機、2段目押出機としてφ90mm単軸押出機を用いた。ダイには、直径1.5mmの円形断面をもつ孔を5mm間隔で80個、一列に配置した幅400mmの多孔ダイを用いた。
ポリプロピレン(サンアロマー株式会社製:PF814、MFR=3g/10min(230℃;2.16kgf)、密度0.9g/cm、曲げ弾性率1700MPa)100重量部およびタルク(日本タルク株式会社製:タルクMG)1重量部からなる発泡体シート成形材料を調製した。また、上記タンデム押出システムの1段目押出機のシリンダー温度を170℃〜220℃に、2段目押出機の設定温度を175℃〜220℃に、ダイ温度を168℃に設定した。
上記発泡体シート成形材料を1段目押出機に供給し、多孔ダイより複数の棒状発泡体を束ねた構造を有する発泡体シートを押し出した。このとき、発泡剤は1段目押出機の側面に設けられたガス供給弁から炭酸ガスを押出量に対して3重量%の割合で供給した。得られた発泡体シートを、サイジングロールにてシートの表面を平滑に成形し、切断機にて1000mmの長さで切断した。これにより、発泡倍率13.6倍、密度0.07g/cm、厚さ3.5mm、幅400mm、長さ1000mmで、複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン樹脂発泡体シートを得た。
得られたポリプロピレン樹脂発泡体シートの両面に接着剤としてイソシアネート系ウレタン化合物を塗布し、表面に黒色ポリエステル系塗料を厚さ15μmで塗布したアルミニウム板(厚さ0.27mm)を貼合した。こうして複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板を得た。
さらに、得られたアルミニウム樹脂複合板を10mmx80mmの短冊状に切断し、JISK6767に規定される方法で曲げ弾性率の測定したところ、256MPaであった。また、得られたアルミニウム樹脂複合板を電気鋸で10cm角に切断し、建築基準法第2条第9号に従い発熱性試験を20分間行い、総発熱量、最大発熱速度を測定するとともに、アルミニウム樹脂複合板1に防火上有害な穴等が開くかどうかを調査した。結果を表1に示した。
(実施例2)
実施例1と同様な樹脂、方法により、発泡倍率が10.5倍、密度が0.09g/cm、厚さが2.7mmである複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン樹脂発泡体シートを得て、さらに実施例1と同様な方法により複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン樹脂発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板1を得て、実施例1と同様の方法で曲げ弾性率の測定と発熱性試験を行った。アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率は302MPaであり、発熱性試験の結果は表1に示した。
(実施例3)
ポリプロピレンを低密度ポリエチレン(日本ポリオレフィン株式会社製:ジェイレクスLD
F122、MFR=2.0g/10min(190℃;2.16kgf)、密度0.92g/cm、曲げ弾性率275MPa)に変更したこと以外は実施例1と同様な方法により、発泡倍率が13.2倍、密度が0.07g/cm、厚さ3mmの複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリエチレン発泡体シートを得て、さらに0.5mm厚のアルミニウム板に変更する以外は実施例1と同様な方法で複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリエチレン発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板1を得て、実施例1と同様の方法で曲げ弾性率の測定と発熱性試験を行った。アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率は338MPaであり、発熱性試験の結果は表1に示した。
(比較例1)
実施例1と同様な樹脂、方法により、発泡倍率が5.4倍、密度が0.17g/cm、厚さが3.5mmである複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン樹脂発泡体シートを得て、さらに実施例1と同様な方法により複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリプロピレン発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板1を得て、実施例1と同様の方法で曲げ弾性率の測定と発熱性試験を行った。アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率は460MPaであり、発熱性試験の結果は表1に示した。
(比較例2)
ダイに幅400mmのTダイを用いる以外は実施例1と同様な樹脂、方法により、発泡倍率が4.3倍、密度が0.21g/cm、厚さ3.5mmの単なるポリプロピレン樹脂発泡体シートを得て、さらに0.32mm厚のアルミニウム板に変更する以外は実施例1と同様な方法で単なるポリプロピレン発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板1を得て、実施例1と同様の方法で曲げ弾性率の測定と発熱性試験を行った。アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率は342MPaであり、発熱性試験の結果は表1に示した。
(比較例3)
ポリプロピレンを低密度ポリエチレン(日本ポリオレフィン株式会社製:ジェイレクスLD
F122、MFR=2.0g/10min(190℃;2.16kgf)、密度0.92g/cm、曲げ弾性率275MPa)に変更し、発泡剤にアゾジカルボンアミドを用いて化学架橋発泡させた以外は実施例1と同様な方法により、発泡倍率が27倍、密度が0.03g/cm、厚さ4mmの複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリエチレン発泡体シートを得て、さらに0.3mm厚のアルミニウム板に変更する以外は実施例1と同様な方法で複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリエチレン発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板1を得て、実施例1と同様の方法で曲げ弾性率の測定と発熱性試験を行った。アルミニウム樹脂複合板1の曲げ弾性率は38MPaであり、発熱性試験の結果は表1に示した。
Figure 0005128156
実施例1〜3の複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であり、かつ(1)式を満たすものであり、さらに前記発熱性試験において、加熱開始後20分間の最大発熱速度が200kW/m以下であり、かつ穴や亀裂はなかった。つまり建築基準法の第2条第9号の不燃性能試験に合格するレベルであった。また、前記のように発泡体シートの密度が0.07g/cmと非常に軽いものであり、曲げ弾性率が200MPa以上と高いものであった。したがって、実施例1〜3の複合板は、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性を有するとともに、軽量で、高い曲げ強度を有するものであった。
比較例1の複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m を超えており、かつ(1)式を満たさなかった。なお、前記発熱性試験において、加熱開始後20分間の最大発熱速度が200kW/m以下であり、かつ穴や亀裂はなかった。つまり建築基準法の第2条第9号の不燃性能試験に不合格レベルであった。なお、前記のように発泡体シートの密度が0.17g/cmと非常に軽いものであり、曲げ弾性率が200MPa以上と高いものであった。したがって、比較例1の複合板は、軽量で、高い曲げ強度を有するものの、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性は有さなかった。
比較例2の複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m を超えており、かつ(1)式を満たさなかった。なお、前記発熱性試験において、加熱開始後20分間の最大発熱速度が200kW/m以上であったが、穴や亀裂はなかった。つまり建築基準法の第2条第9号の不燃性能試験に不合格レベルであった。なお、前記のように発泡体シートの密度が0.21g/cmと重いものであり、曲げ弾性率が200MPa以上と高いものであった。したがって、比較例2の複合板は、高い曲げ強度を有するものの、重く、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性も有さなかった。
比較例3の複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であり、かつ(1)式を満たすものであり、さらに前記発熱性試験において、加熱開始後20分間の最大発熱速度が200kW/m以下であり、かつ穴や亀裂はなかった。つまり建築基準法の第2条第9号の不燃性能試験に合格するレベルであった。しかしながら、前記のように発泡体シートの密度は0.03g/cmと非常に軽いものであったが、曲げ弾性率が36MPaと非常に低いものであった。したがって、比較例3の複合板は、軽量で、建築基準法の第2条第9号に規定される不燃性能試験に合格する高い難燃性を有するものの、曲げ強度は弱いものであった。
本発明に係るアルミニウム樹脂複合板1の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るアルミニウム樹脂複合板1の製造方法の一実施形態を示すフロー図である。 本発明に係るアルミニウム樹脂複合板1の製造方法で使用するダイ、及び本発明に係る棒状発泡体の一実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
アルミニウム樹脂複合板1
11 ポリオレフィン系樹脂発泡体シート
12 アルミニウム板
21 押出機
22 ホッパー
23 ダイ
24 樹脂発泡体シート
25 ガス供給弁
26 サイジングダイ(サイジングロール)
27 接着剤塗布装置
28 アルミニウム板貼合装置
29 切断機
31 多孔ダイ
32 棒状発泡体

Claims (4)

  1. 難燃材を含まない複数の棒状発泡体を束ねた構造を有するポリオレフィン系樹脂発泡体シートの両面にアルミニウム板を貼合したアルミニウム樹脂複合板であって、前記ポリオレフィン系樹脂発泡体シートの厚さが2〜5mmで、且つ前記発泡体シートの密度が0.05〜0.10g/cmであり、かつ実質的に燃焼する樹脂の潜在発熱量として、潜在発熱量の8割が8MJ/ を下回ることを示す下記(1)式を満たすように、発泡体のシート厚さに応じて発泡倍率を決定したもので、
    tx(ρ/φ)xΔHb
    < 10000(kJ/m) …(1)
    〔ここで、tは発泡体シートの厚さ(mm)、ρは樹脂の密度(g/cm)、φは発泡体シートの発泡倍率、ΔHbは樹脂の燃焼熱(J/g)を表している。〕
    さらに前記複合板は建築基準法第2条第9号に規定される不燃性能試験の発熱性試験において、加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であり、加熱開始後20分間の最高発熱速度が、10秒以上継続して200kW/mを超えないことを特徴とするアルミニウム樹脂複合板。
  2. 前記アルミニウム板の厚さが0.2〜0.5mmで、さらに前記ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であり、発泡倍率を10.5〜13.6とすることで、前記複合板の曲げ弾性率が200MPa以上であることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム樹脂複合板。
  3. 前記ポリプロピレン系樹脂がプロピレンホモポリマーであって、その曲げ弾性率が1500MPa以上であることを特徴とする請求項2に記載のアルミニウム樹脂複合板。
  4. 前記ポリオレフィン系樹脂発泡体シートが押出発泡法で製造され、前記押出発泡法の発泡剤が炭酸ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアルミニウム樹脂複合板。
JP2007081806A 2007-03-27 2007-03-27 アルミニウム樹脂複合板 Active JP5128156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007081806A JP5128156B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 アルミニウム樹脂複合板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007081806A JP5128156B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 アルミニウム樹脂複合板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008238557A JP2008238557A (ja) 2008-10-09
JP5128156B2 true JP5128156B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=39910481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007081806A Active JP5128156B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 アルミニウム樹脂複合板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5128156B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5940428B2 (ja) * 2012-10-19 2016-06-29 積水化成品工業株式会社 ポリオレフィン系樹脂発泡体
JP7248288B2 (ja) * 2019-03-20 2023-03-29 イイダ産業株式会社 耐火性成形体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549962U (ja) * 1978-09-29 1980-04-01
JPH0957811A (ja) * 1995-08-29 1997-03-04 Gunze Kobunshi Kogyo Kk マトリックス状構造部材およびマトリックス状の内部構造部材を備えた構造体並びにマトリックス状構造部材の製法
JP4158880B2 (ja) * 2001-12-25 2008-10-01 古河電気工業株式会社 複合耐火板
JP2004090528A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Ykk Ap Inc 不燃性セルロース系粉体含有複合樹脂積層体
JP2004293257A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Misawa Homes Co Ltd 断熱材、断熱材充填建築用パネルおよび断熱材充填建築用パネルの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008238557A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8343614B2 (en) Metallized polymeric film reflective insulation material
JP2004263033A (ja) ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体
JP2006249364A (ja) 発泡型防火性組成物
JP2009145694A (ja) 車両用吸音基材及びその製造方法
JP2007136966A (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法
JP4609854B2 (ja) 難燃性複合板
JP5128156B2 (ja) アルミニウム樹脂複合板
EP3156446A1 (en) Polyethylene-based resin foam sheet
JP4158880B2 (ja) 複合耐火板
JP2007069347A (ja) 難燃性複合板
JP5339835B2 (ja) 積層発泡シート
JP2016035036A (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡フィルムおよび積層フィルム
JPH0716971A (ja) 積層シートの製造方法
JP7190683B2 (ja) 熱膨張性耐火シート
JP2008074057A (ja) 多層積層体、及び、多層採光断熱材
WO1999014266A1 (fr) Materiau de resine pour le moulage de mousse, feuille de mousse obtenue et son procede de fabrication
JP2007332177A (ja) ポリオレフィン系樹脂連続気泡発泡シート
JP4921716B2 (ja) ピンナップ防炎パネル
JP2019001030A (ja) 難燃性積層体
JP4059576B2 (ja) 発泡成形用樹脂材料及び発泡シート
JP6755767B2 (ja) 難燃性積層体
JP2005307024A (ja) ポリプロピレン系樹脂発泡シートおよび成形体
JP2018059338A (ja) 発泡壁紙
JP2018059243A (ja) 発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP4312649B2 (ja) ポリプロピレン系樹脂積層発泡シート及びその成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5128156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350